登録日:2022/01/01 Sat 15:01:54
更新日:2024/07/13 Sat 11:37:17
所要時間:約 4 分で読めます
概要
ツル・ツルリーナ3世が率いる
マルハーゲ帝国において、毛狩り隊Zブロック隊長をつとめていた人物。
頭には3つの
ゴーグル、腹部に巨大なメガネを巻き付け、身の丈もある巨大なストローを背負い、口に通常サイズのストローを咥え、服は背中に「泡」の一文字がかかれている……という特徴的な外見の男性。
名前からわかる通り、徹底して「泡」「シャボン玉」を意識して造られたキャラクターである。
性格
とても饒舌で、ステージのルールや状況の説明をしっかり行い、他の3狩リアメンバーとして参加した隊長の情報以外はペラペラと話している。
ボーボボたちのボケにしっかりツッコミを入れたり、ゴエモンと
天の助の戦いの意味不明ぶりに戦慄したり、
ランバダの参戦に満面の笑みを浮かべて喜んだりで、感性は割りとまとも。
日光浴が大好きで、夏は毎年
海に通っていたらしい。
Zブロックという最下位の隊長でありながら最高幹部とはかなり親しい間柄にあるようで、
と、仲の良さそうな描写をあちこちで見せた。
更に『ボボボーボ・ボーボ本』では本編で敵対した
ライスに対して
「変態でなけりゃ友達になれたと思う」とコメントしており、どうやらコミュ力はとても高い模様。
友達のいない
田楽マンとは正に対照的だし、新旧Aブロック隊長がどちらも「食べてもらえなかった加工食品」という共通点持ちであったこととも対照的と言える。
戦闘能力
上記の通り旧毛狩り隊最下位のZブロック隊長なのだが、戦闘能力は高くステージギミックも利用したとは言えボーボボたち相手に単騎で勝負を挑み、2話も持ちこたえた。
ちなみにこの時ルブバが戦っていたのはボーボボ&
首領パッチのゴールデンコンビと元キングオブハジケリストのライス。おまけに
ビュティが他の敵と2人っきりという危機的状況なので、ボーボボも比較的真面目に戦っていたにもかかわらず手こずった、という実力者である。
これに加えて状況の把握・処理能力が非常に高く、ステージギミックや自身の能力を駆使しボーボボたちを分断、更にランバダや
カンチョー君の参加でビュティの救助が遅れたり天の助が一度ゴエモンに敗北したりで戦いにはかなり貢献しており、
どう見ても旧毛狩り隊最弱の隊長ではない。
- チスイスイ(旧Kブロック隊長)&スターセイバー(旧Pブロック隊長)
3狩リア一番手ながらベストバウトに選ばれるぐらい宇治金TOKIOと連携が取れており、ギャグもしっかりこなした。
しかしステージギミックであるガジェット君は完全には扱いきれず。
- 水着ガール(旧Jブロック隊長)&水着ギャル(旧Wブロック隊長)
ブルースのモチベーション維持。以上。
あまりにも無害だったためか、ボーボボは「もう悪さしちゃダメだぞ」の一言と軽い拳骨だけですませた。
- 覇凱王(旧Qブロック隊長)&ラパラパ(旧Nブロック隊長)
この二人自体はかなりの仲良しで、ステージギミックである
ロボットも乗りこなせていたのだが、
ジェダとは連携できず賑やかし要員に。
一度は天の助を倒すが、次は首領パッチとタイマン。使用する幻獣真拳が完全に運任せな能力ということもあり、いいとこ無し。相手が悪すぎた。尚後述の天の助の意味不明な断末魔はそのままの意味だったのだろう
- チクワン(旧Hブロック隊長)&GUY坊(旧Iブロック隊長)
最高幹部を除けば最高位の隊長。おまけに
ハンペンの弟子ということで息ピッタリ。しっかり戦闘で活躍した方。
読書・視聴者の中には上記の最高幹部との距離の近さを含め、爆発的な火力を誇るカンチョー君共々「
四世世代のZブロックと同じく特殊な立ち位置だったのでは?」と考察する向きもある。後ろの2つのブロックである
カンチョーくんと旧Zブロック隊長で真拳使いであり最高幹部とも仲のよかった泡玉のルブバは現代の毛狩り隊のZブロック同様下位の隊長の中でも特殊な分類だったのかもしれない。
シャボン真拳
その名の通りシャボン玉を操る能力。ルブバは初登場時、巨大なシャボン玉の上に腰かけていたため、弾力や表面張力はかなり強い。
ヘッポコ丸と同じ声の秘書と戦ったらどうなるのか気になる。
上記の通り本編ではボーボボたちと単騎で戦っていたが、サポート向きの技も備える。
非常に珍しい「使用者が倒されても効果が持続する」真拳で、ルブバを倒した後もその脅威はすぐには消えなかった。
ちなみに旧毛狩り隊の真拳使いはB〜Gの最高幹部を除くと
彼とゴエモンのみである。
口に咥えていたストローで使用。巨大な泡で相手を捕まえる。泡には壁抜け能力があり、捕まった
ビュティはレムのいるエリアに送られた。
背負っている方のストローで使用。泡で作り出した人形で攻撃する。
アニメではバブルキッドに改名。
田楽マンが応戦し、新旧Zブロック隊長対決が行われたが……結果は言うまでもないだろう。
ちなみに、本編に登場したシャボン真拳の奥義は
これだけだったりする。
背負っている方のストローで使用。
某トレジャーハンターの如く毒入りの泡で攻撃。
ルブバ曰く
「触れたら死ぬぜ!」とのことだがまったく効果が無く、おまけに鼻毛真拳奥義「ドミノ世界記録に挑戦――そして痛恨のミス」によりドミノ並べごと水の泡にされてしまった。
口に咥えていたストローで使用。赤い泡を飛ばして仲間を呼び寄せる。
「じゃあついでに僕の「夢」と「希望」も飛ばして下さい」
「僕も!」
「飛ばすかんなもん!」
これによりランバダ、宇治金TOKIO、カンチョー君を呼び寄せたが、宇治金TOKIOはステージの仕組みを理解していなかったため参戦すること無く自滅した。
「「札幌雪祭り」みたいになって出て来たでー!」
自分自身を巨大な泡に変貌させる技。使用する際は3つある
ゴーグルのうちの1つを目に掛ける。
ライスの反撃によりおにぎりにされてしまい、更にボーボボと
首領パッチによるボケで時間を稼がれ、危うく窒息するところだった。
余談
ルブバ初登場となる141話は連載当時新年最初の回であり、ボーボボたちが読者に対して新春の挨拶をするページが設けられているのだが、そこにわざわざ
「※このページは1月1日に描きました」という注釈が書かれている。
真偽は不明だが、この漫画の作者は本作の内容からは想像もつかないぐらい身も心も
イケメンなので
嘘の可能性は低いだろう。
また、続く142話は2020年に本作が無料公開された際、奇しくもバミューダトライアングルの日(12月5日)だった。
「何これ? 何これ?」
「そぼろが…そぼろがぁ…」
「飛んで跳ねて…バ…バ…」
「バミューダトライアングル~」
「(…ほ…本当に何が起こってるんだ…?)」
- 新説のバブウはてっきりこいつの子孫かと名前の字面から勘違いしてた -- 名無しさん (2022-01-01 18:42:14)
- Zブロックが特別枠なのは旧世代から同じだったのかもな -- 名無しさん (2022-01-01 20:30:00)
- ルブバ、カンチョーくんともに切込み役だったんじゃないかな。そしてカンチョーくんが犠牲になってルブバが情報を持ち帰る。 -- 名無しさん (2022-01-02 14:12:41)
最終更新:2024年07月13日 11:37