- 捕食者}……捕食、解析、胃袋、擬態、隔離
リムルが転生時に獲得したユニークスキルその1。
童貞のまま死んだため、「来世では(女性を性的に)喰いまくる」と考えていたところ「世界の言葉」が
文字通り解釈して獲得した。
他者を捕食してその力を取り込む、リムルの強さの根幹をなすスキルの一つ。
捕食:対象を体内に取り込む。ただし、対象に意識が存在する場合、成功の確率は大幅に減少。効果の対象は、有機物・無機物に限らず、スキル・魔法にも有効。
解析:取り込んだ対象を解析・研究する。作成可能アイテムを創造。物質がそろっている場合、コピーを作成する事も可能。術式の解析に成功すると、対象のスキル・魔法の習得が可能。
胃袋:捕食対象を収納する。また、解析により作成された物質の保管も可能。胃袋に収納されると時間効果が及ばない。
擬態:取り込んだ対象を再現し、同等の能力を行使可能。ただし、情報の解析に成功した対象に限る。
隔離:解析の及ばない有害な物質を収納する。無害化を行い、魔力に還元。
- 大賢者……思考加速、解析鑑定、並列演算、詠唱破棄、森羅万象
リムルが転生時に獲得したユニークスキルその2。最初はエクストラスキル『賢者』だったが、すぐに大賢者に進化した。
あらゆる事象を解析する、リムルの強さの根幹をなすスキルの一つ。
思考加速:通常の千倍に知覚速度を上昇させる。
解析鑑定:対象の解析及び、鑑定を行う。
並列演算:解析したい事象を、思考と切り離して演算を行う。
詠唱破棄:魔法等を行使する際、詠唱を必要としない。
森羅万象:この世界の、隠蔽されていない事象のすべてを網羅する。
スライムの種族固有スキルである自動回復能力。捕食者で事足りていた他のスライムの固有スキル『溶解』『吸収』を統合して、再生速度の速まった『超速再生』へと進化させた。
さらに覚醒時に、より強力な『無限再生』ヘと進化する。
初期スキルとして、耐寒・耐熱・耐電を保持。耐寒と耐熱は合わせて熱変動耐性へと変化した。
耐寒は失血により寒いと感じたことで、耐熱は刺された傷口を熱いと感じたことで、世界の声がそれらへの恐怖を耐性願望と判断して取得。
耐電は死に際に後輩に託したHDDを水につける=ショートさせて破壊する願望を反映。ただし、パソコンがない世界でまんま叶えるのは不可能なため、代替案として電気への耐性となった。
当初はあくまで「耐性」に過ぎなかったが、後に捕食によって「無効」へのラックアップや他の属性も対象となっていく。
ヴェルドラから教わったエクストラスキル。周囲の魔素を感知する能力で、これにより視覚の無いスライム形態でも周囲を認識できる。不意打ち等にも対応可能。
覚醒時に万能感知に進化。精度・範囲ともに跳ね上がっているが、上がりすぎたため「智慧之王」に頼んで「相手が敵意を持っていた場合のみ教える」ようにしてもらっているこのことにすねた智慧之王により、本当に相手が敵意を持っているときだけしか教えてもらえないようになったので、敵意を持たない相手がいることに気付かず驚くことがしばしば。
水を吸って勢いよく出す、というだけのスキル。ヴェルドラの魔素を浴びまくったモンスターをスパっと切断できる程度の威力がある。
当初は手足もなかったため、ほぼ唯一の攻撃手段だった。スキルが充実してから使用されていない。
シズさんから受け継いだユニークスキル。異なる対象同士を1つのものに変質させたり、逆に1つのものが持つ異なる性質を分離させたりできる。
勿論名前は突っ込まれた。
魔法の効果を武器に付与する、スキル同士を統合してより強力なスキルを作る、下位精霊を統合して疑似上位精霊を生み出すといったように、様々な使い方が可能。
- 暴食者……捕食、胃袋、擬態、隔離、腐食、受容、供給
豚頭魔王ゲルドを捕食した際にそのユニークスキル『飢餓者』を解析し、『捕食者』に統合したユニークスキル。
名前の法則からすると、生物の根源の感情に由来するユニークスキルの中でも上位のスキル『大罪系スキル』の一つだと思われる。
『胃袋』の容量が倍以上になっているほか、以下の権能を獲得した。
腐食:対象物を腐食させる。腐食効果の付与。生物ならば腐敗する。魔物の死体の一部を吸収した際、能力の一部を獲得可能。
受容:影響下にある魔物の得た能力を再現可能。
供給:影響下にあるか、もしくは魂のつながりのある魔物へ対し、能力の一部を授与する。
なお『解析』に関しては大賢者に統合された。
ファルムス王国戦で獲得したユニークスキル。
使い手に対して心が折れた者の魂を掌握し、その相手がいつどこにいても好きなときに絶命させることができる。
- 智慧之王……思考加速、解析鑑定、並列演算、詠唱破棄、森羅万象、統合分離、能力改変、未来攻撃予測
覚醒時に獲得した究極能力その1。
『大賢者』と『変質者』を統合して作ったスキル。
元々は世界の創造主である星王竜ヴェルダナーヴァが生み出した純粋な権能『天使系究極能力』の内、ヴェルダナーヴァ自身が用いていた上位の七つ『美徳系究極能力』の一つ。本来は『知識之王』という名前だが、リムルが獲得した際には名が変わっていた。
『思考加速』の倍率が100万倍にまで伸びており、魔法をゼロコンマ以下の誤差で同時発動することも可能。ヒナタ戦でヒナタの『予測演算』を解析したことでさらに上位の『未来攻撃予測』を習得しており、現在の敵の体勢から放てる剣筋を予測できるようになった。
シエル誕生後は思考加速の倍率は数億倍に達し、『能力改変』で他者に究極能力を与えることすらできるように。
- 暴食之王……捕食、胃袋、擬態、隔離、腐食、魂喰、食物連鎖
覚醒時に獲得した究極能力その2。
『暴食者』と『心無者』を統合して作ったスキル。
ヴェルダナーヴァが『天使系究極能力』を生み出した際に反動で生まれた『悪魔系究極能力』の一つで、その中でも上位の七つ『大罪系究極能力』の一つ。美徳系と大罪系は対になっており、暴食之王の場合知識之王/智慧之王と対になっている。
暴食者の権能が強化されており、心無者の権能も『魂喰』として組み込まれている。
『受容』と『供給』が統合した『食物連鎖』によって、完全にリムルを頂点とする能力の体系が築かれ、下位の魔物の力はリムルに集約し、リムルの力の一部が配下に備わる。
また、上位存在に名を与えられた魔物は魂が変質し普通に魂を集めるだけでは覚醒できなくなるのだが、『暴食之王』の権能で魂をエネルギーに還元し付与することで、魂につながりがあるか抵抗しなかった魔王種を真なる魔王に覚醒させられる。
- 暴風之王……暴風竜召喚、暴風竜復元、暴風系魔法
ヴェルドラの封印を解いたときにその残滓を解析し獲得した究極能力。
ヴェルドラとの魂の繋がりを確かなものにしている。
暴風竜召喚:リムルの記録にある姿でのヴェルドラを召喚する。これは一度に一体までで、再召喚するとそれまで活動していた方は消滅する。ヴェルドラの側から召喚経路を通ってリムルの居場所まで移動することも可能。
暴風竜復元:リムルにヴェルドラの記憶が複製され、ヴェルドラが何らかの要因で死亡しても復元可能。
暴風系魔法:魔法書にも記されていない超絶魔法“死を呼ぶ風”“黒き稲妻”“破滅の嵐”が使用可能になる。
- 誓約之王……無限牢獄、法則操作、万能結界、空間支配
覚醒時の祝福で部下達が獲得したスキルを『食物連鎖』によってコピーし、ヴェルドラの封印を解いた際に獲得した『無限牢獄』をベースにして、リムルが持っていたエクストラスキルも統合して生み出したスキル。
美徳系究極能力の一つであり、対となる大罪系究極能力は魔王ギィの『傲慢之王』。
無限牢獄:対象を虚数空間へ閉じ込める。
万能結界:多重構成された複合結界と、空間断絶による絶対防御。
法則操作:黒炎雷。魔力操作。熱量操作及び、慣性制御。自在に『胃袋』へと熱の出し入れを可能とする。
空間支配:移動能力。位置座標を認識した空間を自在に入れ替える。
- 豊穣之王……能力創造、能力複製、能力贈与、能力保存
『誓約之王』の本質を受け継いだ究極能力。無駄に容量を食っていた大量のスキルを懐胎して情報化し、それを司るように創造したスキル。
能力創造:『食物連鎖』や『解析』によって得た情報から、新たな能力を創り出す。
能力複製:得た能力の複製を作成する。
能力贈与:複製した能力を、適応する対象者に贈与する。解除も可能。
能力保存:獲得した能力を情報化し、瞬時に再現する。
これにより、配下達も次々と究極能力を獲得していった。
- 虚空之神……魂暴食、虚無崩壊、虚数空間、竜種解放[灼熱・暴風]、竜種核化[灼熱・暴風]、時空間支配、多次元結界
『智徳之王』『暴食之王』『暴風之王』に加え、ヴェルグリンドを食って獲得した『灼熱之王』の4つもの究極能力を統合して生み出した究極能力。
魂暴食:捕食・暴食の超強化版。対象の魂ごと喰らい尽くす。
虚無崩壊:混沌世界を満たす、究極的破壊エネルギー。神智核によって初めて、完全制御可能。
虚数空間:混沌世界。『胃袋』+『隔離』の超進化版であり、隔離すべき対象を閉じ込める牢獄。
時空間支配:時間と空間を把握し、意識するだけで瞬間移動が可能。時間にすらも影響を及ぼす。
多次元結界:常時発動型の、多重結界。次元断層防御領域による絶対防御。
竜種開放:取り込んだ竜種を開放する。これにより竜種の召還を疑似的に再現可能。
竜種核化:取り込んだ竜種を刀の核にする。相手の同意が必要。