ミリム・ナーヴァ

登録日:2022/07/31 Sun 00:36:31 なのだ
更新日:2025/04/16 Wed 00:04:13
所要時間:約 30 分で読めるのだ





「わはははは!ワタシの『こべつこうもく』の作成、大いに期待するのだぞ!」
「おいおい、その『個別項目を作る』っての、マジで言ってんのか?」
「ミリム、貴女はリムルに影響を受け過ぎよ。別に個別項目なんて、無くったっていいじゃないの」
「イヤなのだ!『こべつこうもく』が欲しいのだ!リムルだけ個別項目が有るなんて、ズルいと思っていたのだぞ!!」
「ま、俺様はいいけどな」
「ワシも。ミリム様のなさりたいようになさって下されば、従うだけですぞ」
「私としては、いいと思います。ミリム様の素晴らしさを広められるようで、嬉しいですし」
「……何よ。それじゃあ、反対している私の方がワルモノみたいじゃない。もういいわよ、それで」



ミリム・ナーヴァとは、『転生したらスライムだった件』の登場人物である。


【プロフィール】

種族:竜魔人(ドラゴノイド)
二つ名・称号:破壊の暴君(デストロイ)、真なる魔王、最古の魔王、竜皇女、十大魔王→八星魔王(オクタグラム)
所属:忘れられた竜の都
CV日高里菜

【概要】

世界の創造主である「星王竜ヴェルダナーヴァ」の娘にして、魔物の頂点に立つ「魔王」の一柱(ひとり)
魔王の中では、最初に主人公リムルと邂逅した。リムルと、リムルの治める魔国連邦(テンペスト)を気に入り、リムルと(勝手に)親友(マブダチ)となった。

作中でも唯一無二の種族「竜魔人(ドラゴノイド)」。
竜種である父ヴェルダナーヴァと、人間ルシアの間に生まれたハーフである。
魔王としての領地は当初「忘れられた竜の都」のみだったが、その後「獣王国ユーラザニア」「天翼国フルブロジア」「傀儡国ジスターブ」の三カ国を領地に加えた。

【人物像】

母親譲りの桜金色(プラチナピンク)の髪をツインテールにした美少女。
見た目は完全に幼女であり、胸はつつましいが普段の服装はやたらと露出度が高い。
アニメでは(主にの)露出度が増えているうえ胸もそこそこあるように見える。

見かけによらず長い時を生きているため、日常に退屈しており、面白いことに飢えている。
作中で魔王誕生計画に加担したのも他の参加者と違って単なる暇つぶしであり、リムルたちが地下迷宮(ダンジョン)を作っていることを嗅ぎつけたときは嬉々として参加した。

カッとなるとすぐ手が出るものの、根は結構いい子。
いつも食事に生野菜ばかり出るのが本当は嫌なのだが、出している側が善意100%なのを理解しているため文句を言わずに黙って食べるなど、意外に空気が読める。

よく突拍子もない行動に出るため、周りからは「短絡的な脳筋」という印象を持たれているが、実は魔王の中でもトップクラスの天才的頭脳の持ち主。
その頭脳で最適解を導き出した後、途中の過程をすっ飛ばして結論から入るため周りからは短絡的だと思われている。
あと何気に演技力がかなり高い。
また魔国連邦での生活を経て、目的を果たすために我慢するということも身に着けた。

食いしん坊で、魔国連邦に来てからそこの食事に夢中になった。
味覚は見た目相応に、肉や甘いものを好み野菜や酒は苦手。
(野菜に関しては自国で生野菜ばかり食べさせられているのもあるだろうが。)

【戦闘能力】

強い。めっちゃ強い
史上最強の存在である星王竜ヴェルダナーヴァの力を色濃く受け継いでおり、無茶苦茶な戦闘力を誇る。
初登場時点では作中でぶっちぎり最強。書籍3巻という序盤に初登場したにもかかわらず、話とインフレが進んでもなお最上位に君臨し続ける実力者。
魔王の中でもギィと並んで別格と言われており、竜種とギィ以外では唯一、最上位の危険度「天災級(カタストロフ)」に認定されている。

本気で戦うときには額から紅色の角を生やし、漆黒の鎧を身にまとった戦闘形態になる。

狂化暴走(スタンピード)

ミリムの自己防衛回路。怒りが高まることで発動するようだが、任意で発動することもできる模様。
発動すると自分でも制御不能の状態になり、見境なく破壊を行う。

能力(スキル)

  • 竜眼(ミリムアイ)……解析鑑定、魔力測定など
解析系のユニークスキル。映像越しでも相手の魔素(エネルギー)量を測定できるうえ、相手が妖気(オーラ)を隠していても実力を測れる。

  • 竜耳(ミリムイヤー)
どんな悪口も聞き逃さない地獄耳。
また、自分にとって都合の悪い音声をシャットアウトするという機能もあり、作中ではフレイの説教を遮断し、転スラ日記ではリムルの「サンタクロースは良い子の所にしか現れないんだぞ」というセリフを遮断した。

  • 憤怒之王(サタナエル)
究極能力(アルティメットスキル)
ヴェルダナーヴァが純粋な権能である「天使系究極能力」を創造したときに、その反動で生まれた「悪魔系究極能力」の一つ。その中でも上位の性能を誇る「大罪系究極能力」に数えられる。
大罪系究極能力は、ヴェルダナーヴァ自らが用いた天使系上位の「美徳系究極能力」と対になっており、『憤怒之王』の場合ヴェルダナーヴァが自らに残し後にルドラに与えた『正義之王(ミカエル)』と対になっている。
詳細な効果は不明だが、ギィによればミリムのバカげた力はこのスキルによるものらしい。
対となる『正義之王』が天使系最強と呼ばれているので、このスキルも悪魔系最強と思われる。

名前の元ネタは悪魔サタナエル

魔法

他の誰も使うことのないオリジナルの魔法を使用する。
魔法に長けた悪魔族の頂点たる原初の悪魔をして「未知の理論で成り立っている」「法則を書き換えるなんて不可能」と言わしめるほど。

  • 竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)
魔国連邦での生活で手加減を覚えたことにより、高い精度を発揮できるようになった魔法。
威力は竜星爆炎覇に劣るが、それでも魔国連邦の全軍と武装国家ドワルゴンの精鋭部隊による総攻撃を10時間以上続けてようやく3割ほど削れた暴風大妖渦(カリュブディス)の体力の残り7割を一撃で削りきる。

  • 竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)
ミリムの最強技。
ミリムを起点とした前方指向性の光線で、音と衝撃波だけで広範囲を破壊し尽くし、光の直撃を受けたモノはいかなる抵抗も許されず崩壊する。

  • 魔法換装(ドレスチェンジ)
衣服や装備を一瞬で換える魔法。
これ自体は普通の魔法だが、替えの装備を収容しておく〈空間魔法〉を先に覚える必要があり、意外に難易度は高い。

この他、ミリムを信仰する神官団のメンバーが神聖魔法を使えることから、ミリムも神聖魔法を使えると思われる*1が、作中で使用している様子はない。

◆武器

  • ドラゴンナックル
魔王誕生計画の全貌を話すことと引き換えにリムルからもらった武器(オモチャ)。ドラゴンの前足を模したナックル。
クロベエ、カイジン、ベスターによる合作。
着用者のパンチ力を1割に抑える効果があり、武器というよりは制御装置。
ミリムはこれをかなり気に入っており、食事中にも嵌めているほどで、魔王達の宴(ワルプルギス)にもわざわざフレイに頼んで持ってきてもらっていた。

  • 魔剣“天魔(アスラ)
長大で婉曲した片刃の魔剣。
伯父ルドラの持つ「地神(デーヴァ)」と対をなす、神話級(ゴッズ)最上位の
元々はギィがヴェルダナーヴァにもらった剣だが、経緯は不明ながら現在はミリムが所有している。
ミリムはこの剣で数多の魔人や魔王を屠ってきたらしく、おとぎ話として語り継がれ恐れられている。

【活躍】

◆本編以前

数千年前、ヴェルダナーヴァとルシアの娘として東の帝国で生まれる。
物心つく前は両親と帝国で暮らしていたが、敵国のテロにより両親が死亡した後は帝国を離れ、父が生前に生み出していたペット「ガイア」とともに暮らしていた。
しかしある時、エルフの超魔導大国を支配していた魔導大帝ジャヒルがさらなる力を求め、ミリムを支配しようとする。ミリムを守ろうとしたガイアは超魔導大国に殺され、その怒りでミリムは狂化暴走を発動。一夜にして超魔導大国を滅ぼした。
そのまま怒りに身を任せ暴走していたが、止めに入ったギィと7日間にも及ぶ激戦の末、ラミリスに怒りを中和され正気に戻った。

超魔導大国の住民十数万を殺したことで真なる魔王に覚醒しており、その際の祝福(ギフト)でガイアが混沌竜(カオスドラゴン)へと進化して復活。
しかし、自我を失い暴れまわるガイアを見て友がもういないのだと悟り、自らの手でガイアを封印した。

その後はギィ、ラミリスと意気投合し、3人で魔王の制度を作り上げていった。
小競り合いをする国があれば両国に制裁を下したり、大魔獣に襲撃されている国があれば行って人々を助けて回ったりと、「人類が滅びないようにするための管理」という魔王本来の仕事は意外と真面目にやっていた模様。

本編の少し前からは、クレイマンの誘いを受け、ジュラの森に新たな魔王を誕生させるという計画に加わっていた(前述の通りミリムの目的は単なる暇つぶしだが)。

◆魔王来襲編(書籍3巻)

魔王誕生計画の進捗を確認しにジスターブを訪れ、その途中でフレイも強引に計画に誘う。
魔王候補だった豚頭帝(オークロード)がすでに倒されたと知って機嫌を悪くするが、クレイマンが見せた水晶玉に映っていたリムルたちを見て興味を抱き、リムルに会うことを決める。
他の3人にジュラの森への不可侵条約がヴェルドラへの対策であり、ヴェルドラが消失した以上必要ないことを告げ条約撤廃に賛同させると、単身森に乗り込みリムルに挨拶する。
そこに「魔王が攻めてきた」と勘違いしたリムルの部下たちの攻撃を受けるが、シオン、ランガ、ソウエイ、ベニマルの連続攻撃をものともせずアッサリと全員を叩きのめす。
そこにリムルから「自分の攻撃が通用したら自分たちを許してくれ」と提案され、それが通じなければ部下になるという条件で了承。そしてリムルの攻撃を受ける……が、リムルの狙いはミリムに蜂蜜を食わせること。
その美味しさに魅了されたミリムは「俺の勝ちだと認めればもっとくれてやる」と言われ、悩んだ末に「今回は引き分けということにして、リムルの部下たちが攻撃を仕掛けてきたことを不問にする」「今後リムルたちに手出ししないし、困ったことがあれば相談に乗ってやってもいい」という条件で蜂蜜を手に入れた。
その後リムルに「魔王を名乗ったり、魔王になろうとしないのか?」と聞くが、「やることが多過ぎて大変だし魔王なんてやってる暇ない」と返され、「魔王になったら魔人や人間に威張れるのだぞ」と述べるが「退屈なんじゃないか」と言われてしまい、図星だったためショックを受ける。
そして「魔王になるより面白い事してるんだろ?ワタシも仲間に入れるのだ‼」と駄々をこね、「リムルの許可なく町で暴れない」という条件で魔国連邦を案内される。
来て早々自分をチビっ娘呼ばわりしたガビルをぶっ飛ばし町のみんなに紹介してもらうと、勝手に自分もこの町に住むと宣言。強引にリムルにも認めさせ、そのまま魔国連邦に居つくようになった。

その後は森の調査のためカリオンが送り込んだフォビオが魔国連邦の住民に横柄な態度をとったことにキレてぶっ飛ばしたり、自分をガキ呼ばわりしたヨウムをぶん殴ったりしつつ魔国連邦で楽しい日々を送っていたが、そんな中魔国連邦に暴風大妖渦(カリュブディス)が来襲。
ミリムは自分が戦おうとし、リムルもそうして欲しかったのだがシュナとシオンに「自分たちの問題だから」と断られてしまったため、しばらく観戦していた。
だが暴風大妖渦の核になっていたのがミリムへの怒りにとりつかれたフォビオだと判明。
フォビオの目的がミリムへの復讐だと知ったリムルから許可を得て、暴風大妖渦を瞬殺した。
事件解決後、フォビオを唆し、魔王誕生計画の裏でも動いていた中庸道化連の存在を知り、そんな面白そうなヤツ等なら自分も会ってみたかったと言う。また、中庸道化連の裏にいる人物として、「そういう企みが大好きだから」という理由でクレイマンじゃないかと推測する。(そして実際にその通りだった。)
その後は他の魔王たちに魔国連邦に手出ししないよう釘を刺すべく、魔国連邦を去っていった。

◆魔王覚醒編(書籍5巻)

突如、カリオンの治める獣王国ユーラザニアに現れ、魔王間の協定の破棄と1週間後にまた来るという宣戦布告を一方的に宣言する。
ミリムがそんな道理の通らない真似をするだろうかと疑問に思いつつも住民を避難させ自分を迎え撃つカリオンを、戦闘形態と“天魔”、“竜星爆炎覇”まで惜しげもなく披露し圧倒。
さらに自身の妖気(オーラ)でフレイの妖気を隠し、フレイが背後からカリオンを奇襲するのを補助した。

このミリムらしからぬ行動は、実はクレイマンに操られてのこと。
魔国連邦を去った後フレイと面会したミリムだったが、フレイに騙されて“支配の宝珠(オーブ・オブ・ドミネイト)“をつけてしまう。
これにはクレイマンのスキル『操演者(アヤツルモノ)』の禁呪法:操魔王支配(デモンマリオネット)がかけられており、クレイマンの全魔力が込められていた。
邪魔な暴風大妖渦がミリムに倒されるように仕組んでもらった見返りとして、フレイはクレイマンに協力していた。そしてミリムはまんまと支配されてしまったのである。

とはいえ、さすがに完全には操られていないのか、本来「カリオンを配下に加え、さらに獣王国の住民の魂で覚醒する」というのがクレイマンの計画だったにもかかわらず、勝手に宣戦布告して住民が逃げる時間まで与えてしまったうえ、カリオンも普通に倒してしまった。

それでもクレイマンに殴られても何の反応もせず、クレイマンの支配下にあるのは確かなので、クレイマンは今後もミリムを使って邪魔者を排除したり覚醒に必要な魂を集めたりしようと目論む……。

◆八星輝翔編(書籍6巻)

クレイマンの計画に従い、魔王を名乗ったリムルを糾弾するための魔王達の宴(ワルプルギス)の開催に賛同。
宴本番ではクレイマンとともに入場し、クレイマンに殴られても文句ひとつ言わず完全に支配下に入っている様子を見せた。
宴では当初静観していたが、クレイマンとリムルの弁論の末にギィの鶴の一声で力による決着に移行すると、クレイマンの命でリムルと戦う。
なぜかリムルの『智慧之王(ラファエル)』による解析でも呪法の痕跡を発見できず、『暴食之王(ベルゼビュート)』によるエネルギー吸収攻撃も効きこそすれど決定打にはならず、リムルを圧倒する。
だがそこに、漫画のカバーと中身が入れ替えられていたことに怒り『暴風竜召喚』の召喚経路を逆走してきたヴェルドラが乱入。リムルがミリムの相手をヴェルドラに任せたため、そのままヴェルドラとの戦闘に入る。
天災級(カタストロフ)同士の壮絶な戦いを繰り広げるが、部下たちを全滅させられ自身もシオンに追い詰められたクレイマンがミリムに狂化暴走を命令。それに対しミリムは……





以下ネタバレ




















なんでそんな事をする必要があるのだ?リムル達は友達なのだぞ?



実はミリムは操られてなどいなかった。
そもそもの話、究極能力(アルティメットスキル)を持つ者にはユニーク以下のスキルによる精神攻撃など効かない……というより、ユニーク以下の精神攻撃が通じるような惰弱な精神では究極能力の獲得などできないのである。
しかも用心深いクレイマンに気づかれないように、全ての結界を解除した上で勝手に抵抗(レジスト)しないように意思の力で抑えつけ、クレイマンの目の前で呪法が成功したように見せていた。
これによりクレイマンはミリムが自分の支配下に置かれたと思い込んでしまったのである。

クレイマンがリムルを人類の敵に仕立て上げ、魔国連邦と人類の間に戦争を起こそうとしていることを知ったミリムは、それを止めさらにクレイマンの裏にいる“あの方”の正体を探るためにあえて操られた振りをしていた。
当然フレイとも事前に示し合わせており、カリオンも倒した後密かにフレイが匿って、覆面で妖気を隠してフレイの従者として同行していた。
ミリムが操られていなかったと知り動揺したクレイマンが決定的な自白を口走ったところで2人もこれをカミングアウト。クレイマンの計画に完全にとどめを刺した。
その後はリムルがクレイマンを倒すのを見ていた。

その後、リムルの魔王就任の可否をギィが問うた時、当然賛成。
他の魔王達も賛同する中ただ一人、吸血鬼の魔王ロイだけが反対するのだが、そのときヴェルドラがロイのメイドの正体が先代の吸血鬼の魔王ルミナス・バレンタインであることに気づき、絡んでいく。
ルミナスの正体は新参の魔王達には秘密にされていたためヴェルドラにバラさないように言う……が、声がでかすぎたため、思いっきり他の魔王たちに聞かれてしまい、ルミナスに睨まれてしまった。

せっかくの機会だからとギィがほかの魔王達に何か言いたいことがないかと聞いた時に、フレイとカリオンが魔王の座を返上して自分の部下になると言い出した時は驚いたものの、フレイには「何時でも一緒にいられるようになるし、もっと一緒に楽しいことが出来るかもよ?」洗脳説得され、カリオンには「俺の国を吹き飛ばしたんだから俺達を養う義務がある」と脅され、しぶしぶ了承した。
これに伴い、カリオンの領地であった獣王国ユーラザニア、フレイの領地であった天翼国フルブロジア、おまけにクレイマンの領地であった傀儡国ジスターブまでミリムの領地として認められた。

◆聖魔対立編(書籍7巻)

序盤、宴の続きのシーンに出た後は直接の登場はないが、ガビルにリムルへの手紙を持たせていた。
内容は、今度遊びに行くときにミッドレイたちを連れて行くので、料理とはどういうものなのかを教えてやってほしい、というもの。
ミッドレイに料理の素晴らしさを知ってもらい、自領の食事事情を改善しようとしていた。
この手紙が、魔国連邦開国祭の切っ掛けとなる。

◆領土掌握編(書籍8巻)

フレイの命令で政治の勉強をさせられていたが、隙を突き逃亡。そのまま魔国連邦にやってきた。
リムル、ヴェルドラ、ラミリスが地下迷宮(ダンジョン)の計画を練っているところに現れ、地形効果のある部屋を作るという案に対し属性竜を捕獲(テイム)して配置することを提案。
そのまま魔国連邦に居座って迷宮作りに精を出す。

◆魔都開国編(書籍9巻)

結局開国祭の前日まで魔国連邦に居座っていたらしく、帰った翌日にすぐ開国祭の客として来訪。
フレイに対しては領土を守っていたと力説し納得してもらったと言っていたが、勘の鋭いフレイはお見通しだったと思われる。

開国祭が始まってからも迷宮作りに加わっていたが、武闘大会に素性を隠したカリオンを出場させていた。
大会の決勝戦はリムルとともに観戦しており、ゴブタがランガと合体した姿に感激していた。
……が攻撃を仕掛けたゴブタがそのパワーを制御しきれずに場外に飛び出てしまったのを見て憤慨。リムルにゴブタを鍛えさせてくれと頼み、ジスターブで見つかった遺跡“アムリタ”の探索許可と引き換えに了承してもらった。

◆魔人暗躍編(書籍10巻)

ゴブタ達の特訓を終えて戻ってきたところで、リムルにより疑似魂(ギジコン)を見せられる。
疑似魂により作った自身の仮魔体(アバター)である赤いスライムをかなり気に入ったようで、しばらくそのままでいた。
クロベエから装備ももらい、リムル達とともに迷宮で仮魔体での実戦に出る。そして迷宮を破竹の勢いで攻略していたチーム“緑乱”を圧倒的な強さで叩きのめした。
その後も迷宮で遊んでいたが、フレイに見つかり自国へと連行されていった。

後半ではリムルとカガリが率いるアムリタの調査チームに同行。罠や警備用の魔人形(ゴーレム)もものともせず、いくつもの武器を手に入れていた。
ところがそこに、ユウキにより封印を解かれたガイアが襲来。食い止めるべく向かうが、でか過ぎてもはや封印することもできず、さりとて友達を自らの手で殺すこともできず困っていた。
そこにユウキを倒したリムルが合流したため、リムルの指示に従い魔法でガイアを心核(ココロ)を残して吹き飛ばした。
そしてリムルが心核を疑似魂に植え付けたことにより疑似魂がガイアの卵となる。それを見て安堵し、リムルに感謝した。

◆勇者覚醒編(書籍11巻)

卵に何かあったときにリムルがいたほうが安心だからと、国に帰らずずっと卵を抱えて魔国連邦に滞在していた。
そしてついに卵が孵り、ガイアと感動の再会を果たす。
……が、案の定孵化後も帰らずにガイアと冒険すると言い出す。リムルからの忠告も聞き流し、「竜は最上位の捕食者なのでみずから仕留めた獲物しか口にしないのだ。それは赤子でも例外ではないから、ガイアに狩りを教えてやらねばならぬのだ」という理屈で、ヴェルドラとラミリスも誘い迷宮へ。
ガイアとの連携も駆使してBランクの鮮血の猪(ブラッドボア)も難なく倒し、五十階層のボスであるゴズールにも勝利。こうして楽しい一日を過ごし迷宮から帰ると、そこにはニッコリ笑顔で額に青筋、背筋も凍るような雰囲気を纏ったフレイの姿が。

「ガイアが生まれたら帰ってくると、約束していたわよね?」
「ち、違うのだ。ガイアにはワタシが必要なのだ!」
「ええ、そうなのね。でもそれは、約束を破ってもいいという理由にはならないわね?」
「だって、教育が……」
「ガイアに教育が必要なように、貴女にも教育が必要かしら?」
「―――ッ⁉」

……というように論破され、国に強制連行された。

◆戦争前夜編(書籍12巻)

直接の登場は無し。しかしクロエの口から、クロエが前回のタイムリープでたどった世界線でのミリムの動向が語られた。
その世界線ではリムルがヒナタに邪魔されることなく魔国連邦へと戻りファルムス軍を打ち破ったためリムルが魔王にならず、それから月日が経って東の帝国が魔国連邦への進軍を開始。リムルは帝国を迎え撃つべく出陣するが、そこで何者かに殺害されてしまう。
当然ミリムは怒り狂い、帝国への敵意をむき出しにする。これを止めようとギィが動いた結果、ギィVSミリムの戦いが再び引き起こされ、それを機に世界中で大戦が勃発。世界が破滅へと向かうことになる。

◆野望終焉編(書籍18巻)

魔国連邦と東の帝国の熱戦が繰り広げられていた頃、自国防衛のため居城に残っていたが、そこに現れたオベーラから帝国を裏から操るミカエルと妖魔王フェルドウェイの存在を告げられる。
オベーラの態度から嘘はないと確信し、彼女を配下として迎え入れる。

その後はギィの招集により魔王達の宴に参加。オベーラから聞いた情報をほかの魔王たちに話した。
天使軍がどこから攻めてきても対処できるように魔国連邦から各魔王領に人材を派遣するという話になった時、当初はゲルド、ガビルウルティマが派遣されることになっていたが、その後魔王達の間で話題に上がったカレラに興味を持ち、ウルティマとカレラを替えてもらった。

◆王都騒乱編(書籍19巻)

裏切りがばれてミカエルから逃げてきたオベーラを保護し、正式に自分の軍に配属させた。
数日後、300万の蟲魔族(インセクター)が自領に侵攻してきたため、それを迎え撃つ準備を進める。
しかし戦場にいないながらも絶大な気配を放つ蟲魔王ゼラヌスには自分でしか対処できないと感じ、力を温存するためゼラヌスが現れるまでは戦いを部下や魔国連邦からの援軍に任せることに。

スピンオフでの活躍】

◆魔物の国の歩き方

第1話からイメージで登場していたが、3巻から実際に登場。
魔国連邦でスイーツコロシアムが開かれた際、リムルに頼み込んで審査員にしてもらった。
途中、参加者のサルバドの不正を見抜きブチギレそうになるが、フラメアの説得でサルバドが不正をやめたことで矛を収めた。
本作でも戦闘力は健在で、すでに災禍級(ディザスター)相当の強さになっていたベニマルを何の変哲もないただの大豆を投げつけただけでぶっ飛ばしたりしている。

◆転スラ日記

お盆回のラストで登場したが、その回はそこで出番終了。
単行本のおまけとアニメの次回予告では「あ、君の出番次回からね」と言われ、「えー⁉せっかくハデに出てきたのに」と文句を言っていた。
次の回では本編と異なり魔国連邦を陥落させており、作品も乗っ取って『転生したらスライムだった件 ミリム日記』を開始した……という夢を見ていた。

◆転生しても社畜だった件

テンペスト商事の取引先であるミリム企画の社長として登場。
リムル同様元の世界の記憶はあるが、「元の世界でまた魔王に戻ったところでヒマなだけなのだ‼」とこの世界を気に入っていた。
商才はあったようで、会社はかなり成功していたが、最終回では飽きて売ってしまった。

【領地】

◆忘れられた竜の都

ミリムが最初から支配していた国。
国民は10万人にも満たない龍人族(ドラゴニュート)で、蜥蜴人族(リザードマン)から進化した魔国連邦の龍人族と異なり、人化したドラゴンが人と交わった末裔。
世代を重ね今では人間との身体的特徴の違いはほとんどないが、成人ならば一般人でもCランクに近い強さを持つ。
政治体制もしっかりしており、生産された富はすべて一度中央神殿へと集約され、全員に基礎となる富が配分された後で働き者に追加支給がなされる。
貢献度の判断はミッドレイが行っているが、ミッドレイを補佐する神官達にはミッドレイを罷免する権限もあるためミッドレイがこの権限を悪用することはない。

長らく鎖国政策をとっていたため文化が非常に停滞しており、なんと料理の概念が無かった
国民達も文化の停滞を疑問に思っていなかったが、他国との交流を持つようになったことでそれも改められた。

◆獣王国ユーラザニア

カリオンの支配していた国。その名の通り獣人が多い。人口は約3億人。
農業大国であり、特に果物の栽培が盛ん。
ミリムの支配領域となった後は、ミリムの居城となる白亜城が建設されることとなった。

◆天翼国フルブロジア

フレイの支配していた国。人口は100万人未満だが、そのすべてが統制の取れた兵士である。
天を衝く山脈の中腹部をくり貫き、積層型都市空間を形成している。
特産品は希少金属や宝石類。

◆傀儡国ジスターヴ

クレイマンの支配していた国。もともとは魔王カザリームが建国し治めていた国で、カザリームの死後クレイマンが引き継いでいた。
国民は黒妖耳長族(ダークエルフ)が多く、総人口は約1億人。
首都にある遺跡“アムリタ”は、かつてミリムが滅ぼした超魔導大国の知識や技術が失われないように、カザリームが超魔導大国の首都ソーマを模して作ったもの。
東の帝国と隣接しており、帝国との緩衝地帯にもなっていた。

【配下】

もともとミリムは配下を持っておらず、自分の世話をする神官団の面々も配下と認めてはいなかった。
しかし3人の魔王の領地を併呑したことでさすがにそれらの住民も部下として認めざるを得ず、神官団も正式に配下に加えた。
それにより八星魔王の中でもトップクラスの巨大勢力を形成しており、軍の総数は20万に及ぶ。

四天王

ミリム配下の中でも突出した強さを誇る4人。
もともとミリムはリムル配下の四天王をうらやましく思っており、オベーラの加入を機にこの役職を設立した。
全員が覚醒魔王相当の実力者であり、リムルの部下の覚醒魔王達「聖魔十二守護王」の下位のメンバーを凌駕する。

  • カリオン
CV:内匠靖明
獣王国ユーラザニアの国王。ライオン獣人族(ライカンスロープ)
十大魔王の一柱だったが、ミリムに敗れたことで力不足を感じ魔王を引退。押しかけ気味にミリムの部下になった。
ギィからも実力を評価されていた武闘派で、魔王種としては上位の実力を誇っていた。
魔国連邦への援軍として帝国戦に参加した際、魔獣軍団軍団長グラディムを倒したことでグラディムの持っていた大量の人間の魂を獲得。真なる魔王に覚醒し、種族も獣神・上位聖魔霊“光霊獣”へと進化した。
王都騒乱編で再編されたミリム軍では、全軍の指揮を執る大将軍を務める。

  • フレイ
CV:大原さやか
天翼国フルブロジアを治める有翼族(ハーピィ)の女王。
十大魔王の一人だったが、自身の力不足を感じ魔王を引退。ミリムの部下になった。
ミリムに対しては母親みたいに接しており、自分の課した仕事(しゅくだい)をサボって遊んでいた場合には容赦なくお仕置きする。
帝国戦で魔獣軍団幹部ナジムを倒したことで、ナジムの持っていた大量の人間の魂を獲得。真なる魔王に覚醒し、種族も鳥神・上位聖魔霊“空霊鳥”へと進化した。
王都騒乱編で再編されたミリム軍では、ミリム直属の護衛を担う親衛長官となる。

  • ミッドレイ

真の強さとは、目に見えぬものなり。技量こそが、唯一無二の確かなる指標よ

CV:伊丸岡 篤
神官団の団長を務めるスキンヘッドのオッサン。
龍人族(ドラゴニュート)のさらに上位種である真・龍人族(ドラゴニュート)であり、その存在地は覚醒後のガビル*2の倍というすさまじい力を誇る。
さらに上記の言葉からもわかる通り技量(レベル)に重きを置いており、特殊な能力などは使わないにもかかわらず武術だけで圧倒的な強さを誇る。

一見落ち着いて見えるがその実カリオン以上の武闘派で脳筋。細かいことを考えるのが苦手で、敵の策が何であれ力で突破してしまえばいいと考えているため、軍勢同士の戦争における指揮官には絶望的に向いていない。

ミリムへの信仰心は篤く熱心にミリムの世話を焼いているが、忘れられた竜の都の典型的な価値観で凝り固まっているため食材は何も手を加えずに食べるのが一番と考えており、ミリムの食事はいつも生野菜(当然ドレッシングなどもなし)だった。
ミリムがミッドレイの思いを汲んで文句を言わなかったのもありこの価値観を信じ切っていたが、魔国連邦の開国際にて料理の素晴らしさを知り、以後は考えを改めた。

ちなみに、漫画・アニメともに本編より先に転スラ日記で登場している。

  • オベーラ

私は、貴女様の道具になりたいのです。私から貴女様に望む事など何もなく、貴女様の御役に立てる事こそが無上の喜びで御座いますれば、どうかこの身にご命令を

ミリムの軍師を務める、夜空のような黒髪を波打たせた美女。種族は、天使から変質した種族妖魔族(ファントム)の中でも、熾天使(セラフィム)の力を持つ上位種“妖天”。

もともとはヴェルダナーヴァが自分の助手として生み出した七柱の熾天使「始原の七天使」の一柱。
ヴェルダナーヴァによって“滅界竜”イヴァラージェが異界に封印された際に、他の始原三名とともに封印の監視のため異界に残り、そこでイヴァラージェの妖気に中てられ妖天へと変質した。
妖魔王となった始原筆頭のフェルドウェイの下、“三妖帥”の一柱となってイヴァラージェの妖気から生まれる幻獣族(クリプテッド)の討伐を行っていた。
しかしヴェルダナーヴァが復活しないのはヴェルダナーヴァ本人の意思だと考えていたため、自分たちの手でヴェルダナーヴァを復活させようとするフェルドウェイ達と意見が対立。他の始原が地下迷宮に侵攻している隙にミリムと接触して情報を流し、配下に加えられた。
その後もしばらく異界にとどまりミカエルやフェルドウェイの情報をミリムに流し続けていたが、エルドラドへの侵攻時に部下に任務を引き継がせるという名目で拠点に戻り、そのまま天使軍を離反。
途中で気づいたミカエルに追撃されるが、部下たちが彼女を守るために特攻していきその隙にミリムの下まで逃げ延びた。
その後は正式にミリムの軍に加わり、部下たちの敵を討つためにも打倒ミカエルを誓う。

他の四天王に比べて固い印象を受けるが、四天王という役職に結構ノリノリだったり、三妖帥時代に対蟲魔族担当ではなくより危険な対幻獣族担当を志願した理由が虫が苦手だからだったり、といった一面もある。

◆獣王戦士団

ユーラザニアの戦士の中でも選りすぐりの精鋭達。メンバーはわずか数十名だが、末端でもAランクに相当する強さを誇る。
特に強い三人は三獣士と呼ばれ、獣王国の最高幹部を務める。
王都騒乱編で再編されたミリム軍では、飛獣騎士団の千人長となる。

  • アルビス
CV:加隈亜衣
三獣士の筆頭。“黄蛇角”の異名を取る蛇の獣人。

  • スフィア
CV:大地葉
三獣士の一人。“白虎爪”の異名を取る虎の獣人。
王都騒乱編で再編されたミリム軍では、飛獣騎士団の団長を務める。

  • フォビオ
CV:山下誠一郎
三獣士の黒一点。“黒豹牙”の異名を取る豹の獣人。
王都騒乱編で再編されたミリム軍では、飛獣騎士団の副団長を務める。

  • エンリオ
CV:
フォビオの部下のサルの獣人。

  • タロス
アルビスの部下の熊の獣人。

  • ゾル
アルビスの部下のの獣人。

  • フォス
狐の獣人の少女スピンオフ『魔国暮らしのトリニティ』の主人公の一人。

◆天翔衆

希少な戦士型の有翼族で構成されたフレイ直属の精鋭部隊。
王都騒乱編で再編されたミリム軍では、ミリム親衛軍のチームリーダーを務める。

  • ルチア
  • クレア
フレイの側近を務める双子の姉妹。ルチアは金髪で“金翼”と呼ばれ、クレアは銀髪で“銀翼”と呼ばれる。2人併せて“双翼”と呼ばれている。

  • ネム
『魔国暮らしのトリニティ』の主人公の一人。眠ることが大好きな少女。

◆神官団

ミリムをとあがめ、忘れられた竜の都を取り仕切っている集団。
メンバーは百名そこそこだが全員が毎日ミリムへのお祈りと称して戦闘訓練を行っており、非常に高い技量(レベル)を誇る。
またミリムへの信仰心から神聖魔法をも扱える。

  • ヘルメス
CV:小林大紀
ミッドレイの副官。ミッドレイとは対照的に深く考えてから行動するタイプ。
かつて国外を放浪していたことがあり、自国の文化が遅れていることを自覚している常識人だが、それゆえ国内で異端児扱いされるというかわいそうな人。
王都騒乱編で再編されたミリム軍では、後方支援軍の指揮を執る。
こちらもミッドレイ同様漫画・アニメでは転スラ日記で先行登場した。

  • ジャギィ
野望終焉編で、ミリム領を訪れたリムル達を出迎えた龍人族。人の姿をしているが、先祖返りでもしたのか角が生えている。
リムル達を出迎えたはいいがリムルとカレラは妖気を隠していたうえ見た目が人間にしか見えず、結果ガビルをリムルだと勘違い。それに怒ったエスプリの攻撃に難なく対処し、互角に渡り合う。
しかし止めようとしたリムルに暴言を吐いたことでカレラに蹴り飛ばされ、ガビルに槍で打ち落とされた。

  • ステラ
『魔国暮らしのトリニティ』の主人公の一人。ミッドレイの命を受け、魔国連邦に潜入していた。
まだ若いが神官団でも希少な『竜戦士化(ドラゴンボディ)』の使い手で、ポテンシャルはかなり高い。
当初はミッドレイと同じ考えを持っていたがネムに無理やりカレーを食べさせられたことで料理の素晴らしさに目覚め、ゴブイチに弟子入りして料理を学んだ。

◆飛獣騎士団

王都騒乱編で再編されたミリム軍の部隊の一つ。団長はスフィア、副団長はフォビオ。
元獣王戦士団が千人長となりクレイマン軍の残党や獣王国の戦士達等を率いている。
戦士団の数は百であり、総勢十万の軍勢となる。

◆ミリム親衛軍

王都騒乱編で再編されたミリム軍の部隊の一つ。フレイが直接率いる超エリート部隊。
フレイの虎の子だった飛翔魔獣(グリフォン)をカリオンがA-ランクまで鍛え上げ、獣王国の精鋭戦士やフレイの親衛隊が騎乗することで一騎一騎がAランクを超える。
天翔衆がチームリーダーとなって十~三十騎で構成される率い、総勢三千騎強とAランクオーバーのものだけで成り立つ軍団としては世界最大規模を誇る。

◆後方支援軍

王都騒乱編で再編されたミリム軍の部隊の一つ。代表はミッドレイだが、指揮はヘルメスが執る。
野良魔人や人族の傭兵、元クレイマンの配下達で構成され、戦闘の補助を行う。
個々の強さはD~Bランク程度であり、気性的にも戦いには向いていないが、数だけは多く十万規模に達する。

【関連人物】

  • ヴェルダナーヴァ
  • ルシア
両親。物心つく前に死亡したため顔は知らない。

  • ガイア
ヴェルダナーヴァが自身の死後ミリムが寂しくならないようにと残った力を全て注ぎ込んで作った精霊竜(エレメンタルドラゴン)
魔導大帝ジャヒルの暴挙により死亡するがミリムの覚醒によって復活、リムルにより元に戻った。
ミリムが育てるには幼すぎるため魔国連邦で育てられている。

親友(マブダチ)。ミリムはリムルにかなり懐いている。
リムルの方もミリムのことは大事に思っており、ミリムがクレイマンに操られた振りをしていたときはクレイマンへの怒りを見せていた。

  • ヴェルザード
父方の叔母その1。親族の中ではかなり容姿が似ている。
ギィとともに暮らしているためか面識はあるようで、もしヴェルザードが攻めてきたら自分にしか対処できないと実力を高く評価している。

  • ヴェルグリンド
父方の叔母にして、母方の伯父の恋人。
面識があるかは不明だが、リムルと対立する存在にヴェルグリンドが支配されていると聞いた途端リムルを助けに行こうとしていたので、実力はかなり評価している。

  • ルドラ
東の帝国の皇帝。
母方の伯父であり父の弟子だが、面識はないようで、そもそも血縁関係があると認識しているのかも不明。

父方の叔父。ただし八星輝翔編まで面識はなかった。
性格がかなり似ており、後にゲーム仲間になる。

  • ラミリス
特に仲の良い魔王。

  • ゴブタ
弟子。せっかくカッコいい姿を見せたのにその後自分を失望させたため、徹底的に鍛え上げた。

天魔大戦時に自領に援軍として派遣されたリムルの部下。
いつの間にか親友になり、呼び捨て・タメ口を許している。





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最終更新:2025年04月16日 00:04

*1 神聖魔法の使い手には自力で霊子を操作できる「神」と、神を信仰し力を借り受ける「信者」の2種類がいるが、信仰対象が霊子を扱えなければ信者も神聖魔法は使えない。

*2 遊戯終了編(書籍16巻)時点で126万3824