登録日:2022/08/04 Thu 05:14:00
更新日:2024/03/20 Wed 21:30:05
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【概要】
世界各国で破壊活動を行う凶悪テロリスト集団「
NEVER」に所属する青年。
拳銃やマシンガンなど様々な銃器の扱いに長けるスナイパーとして、リーダーの
大道克己をサポートする。
かといって狙撃一辺倒というわけではなく、後述の前歴故かムエタイのような蹴り技も得意としており、近接戦でも戦力になる。
【人物】
何かとキャラが濃いNEVERの中では一番大人しい性格。というか
寡黙を通り越して全然喋らない。いやマジで。
後述のように台詞がとても少なく、ほとんど表情も変化しない。狙撃を妨害したサイクロン・ドーパント(マリア・S・クランベリー/大道マリア)に疑問を投げかけるなど、一応感情そのものは失っていないようだが……。
NEVERは時間が経過するにつれて人間性が薄れていくが、この人の場合は特に深刻。
無表情のまま淡々と標的を狙撃する様は、まさに
「兵器」といっても過言ではない。
【トリガー・ドーパント】
ゲーム・スタート。
\トリガー!/
何ッ!?
……ハッ!
データ
身長 |
190cm |
体重 |
138kg |
種族 |
ドーパント |
ガイアメモリ |
T2トリガーメモリ(銃撃手の記憶) |
生体コネクタ位置 |
右掌 |
特色/力 |
大火力による砲撃及び、一点集中の精密射撃 |
クリーチャーデザイン |
寺田克也 |
初登場回 |
映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』 |
芦原が「銃撃手の記憶」を内包するT2ガイアメモリ「T2トリガーメモリ」で変身したドーパント。
メタリックブルーと銀・黒を基調としたメカメカしい外見を持ち、照準器のような顔と右腕と一体化したロングバレル銃が特徴。
仮面ライダーWのトリガー系フォームと同様に潜在的な攻撃性が高く、その見た目に反し攻撃力はNEVERのドーパントでは一番。
変身前同様、マシンガンのような乱射攻撃や正確無比な狙撃、更には大火力の砲撃を駆使して相手を追い詰める。
だが、防御力はそこまで高くないらしく、通常形態の
仮面ライダーアクセルの攻撃に怯む事もあった。
【劇中での活躍】
『運命のガイアメモリ』
財団XからT2エターナルメモリを強奪し、仮面ライダーエターナルとなった克己とNEVERのメンバーと共に合流し、風都に到着する。
T2トリガーメモリを回収した後、エターナルと戦うWに加勢しようとしたアクセルを生身で狙撃して妨害。
そのままトリガー・ドーパントに変身すると、閉所でありながら的確な銃撃でアクセルを追い詰める。
「エターナルレクイエム」発動によりT2以前のガイアメモリが作動不能になった事でアクセル=
照井竜の変身が解除されると克己、マリアと共に撤退した。
その後、占拠した風都タワーにT2ジョーカーメモリで変身してきた
左翔太郎=
仮面ライダージョーカーが現れるとこれを足止めしようとするが、生身でエンジンブレードを手にして戦う照井に阻止され、再度変身して交戦する。
その後、エターナルがT2ゾーンメモリのマキシマムドライブを発動した事でT2トリガーメモリが風都タワーのエクスビッカーに呼び寄せられ、一時強制的に変身解除されたが、
フィリップの抵抗によりT2エターナルメモリの力が
無効化された結果、T2ゾーンメモリのマキシマムドライブも解除された事で再びT2トリガーメモリを手にし、三度の変身。
アクセルに変身可能になった照井と激戦を繰り広げるが、仮面ライダーアクセルトライアルに自慢の銃撃を全て躱され、成す術なく「マシンガンスパイク」により9.1秒というタイムを叩き出されて敗北し、消滅。
\トライアル!マキシマムドライブ!/
タイムアウトだ。
……ぐぁあッ!!
これまで
ゲームと称してテロ活動を行ってきたスナイパーは、標的から
「タイムアウト」を告げられて敗れ去るという皮肉な最期を遂げたのであった。
相変わらず無口だが、『運命のガイアメモリ』と比べればまともに会話していた他、初陣ながらも活躍した
羽原レイカを
「グッジョブ」と褒める一幕も見られた。
この時のレイカは仲間意識を持っていなかったので、褒められたとは思っていなかった模様
本作で明かされた過去によると生前はSWAT隊員だったらしく、犯人との銃撃戦で致命傷を負って死亡。一部始終を目撃していた克己に死体を回収され、NEVERとなる。
また妻子持ちでもあり、事切れるその瞬間まで家族の写真を握りしめていた。
この時点ではT2ガイアメモリを入手していない為、生身でのアクションが殆ど。
傭兵活動やビレッジでの戦いでは黙々とマシンガンをぶっ放していた他、アイズ・ドーパント戦では上記のようにムエタイをベースにした格闘戦と、懐から拳銃を取り出しての射撃も披露した。
【語録】
『運命のガイアメモリ』
冒頭とトリガー・ドーパントへの変身の際に、計4回口にしている。
また、『仮面ライダーエターナル』においてもビレッジでの戦いに赴く際に口にしている。
風都タワー占拠時に、警備員に拳銃を突き付けながら。
サイクロン・ドーパントとなったマリアに自身の銃撃を妨害された事に対して。
……以上、やられ声などを除けばDC版の追加シーン含めても、冗談抜きで本当にこれぐらいしか喋っていない。
『仮面ライダーエターナル』
某国の凶悪犯収容所から脱走したレイカの姿を見てこう一言。
上記の通り、初陣ながらも中々の奮闘ぶりを見せたレイカに向けて、
サムズアップとわずかながらの笑みと共にこう発言した。
泉京水の
「私達を見限った投資者達に見せつけてやるの」という発言に同調しながら。
堂本から「お前ちったぁなんか喋れやぁ!何でそんな落ち着いてんだよ!?」と言われた直後、過去を思い出しながら。
- 来た。トラブル発生からジャスト8時間…。流石、プロフェッサー・マリアは正確だ。
NEVERの輸送ヘリが駆け付けた事に対し、マリアの正確さを称賛しながらこう発した。
……うん、やっぱりメイキングの方が多くしゃべっていた
【余談】
- 劇中では終始クールな表情だったが、ヒロイン兼腹筋崩壊兵器の京水役の須藤元気氏のアドリブは、見るだけで笑ってしまうので大変だったとのこと。
同時に自分の10倍以上の台詞量があり、アドリブもやりたい放題の須藤氏が羨ましかったとかなんとか……。
- ロストドライバーがあれば仮面ライダートリガーだったろうか。 -- 名無しさん (2022-08-04 08:49:47)
- 個人的に高丘のよりもこっちで演者さんを知ったので、後にそのキャラ性の違いと演じ分けに驚いたと同時に -- 名無しさん (2022-08-04 15:46:58)
- ボウケンシルバー→トリガードーパント→キョウリュウグレーという流れで、戦隊やウルトラのヒーロー役者は仮面ライダーでは悪役になるジンクスを体現してる俳優さんでもある -- 名無しさん (2022-08-04 16:18:41)
- 次はウルトラマンかな...? -- 名無しさん (2022-08-04 17:42:27)
- 何でこんなに喋らない設定なんだ -- 名無しさん (2022-08-04 22:10:59)
- ↑他が熱血脳筋、初期設定オラオラ系オネエとかうるさめの面子だから、バランス取りじゃないかな。あとは本文中にもある通りネクロオーバー化の副作用による人間性の欠如がコミュニケーション方面に出たとか -- 名無しさん (2022-08-04 22:15:18)
- 個人的にはNEVERで一番好きだったりする。多くを語らず私情を挟まずただ淡々と敵を処理する仕事人感がたまらん -- 名無しさん (2024-03-20 21:30:05)
最終更新:2024年03月20日 21:30