堂本剛三/メタル・ドーパント

登録日:2022/08/06 Sat 06:34:50
更新日:2025/07/05 Sat 15:30:20
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……ハハハハハハハッ!

ようやく出会えたぜぇ!俺のメモリィィィィッ!!


堂本剛三(どうもとごうぞう)とは、『仮面ライダーW』の劇場映画作品『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』の登場人物。
本項目では、彼が変身するメタル・ドーパントについても記載する。

演:中村浩二



【概要】

世界各国で破壊活動を行う凶悪テロリスト集団「NEVER」に所属する筋肉質な男性。
鍛え上げたその肉体は伊達ではなく、ドーパントに変身せずとも仮面ライダーWとも渡り合える実力者。
戦闘においては、その自慢の剛腕を活かした棒術を得意とする。


【人物】

とにかくハイテンションで豪快な性格。戦闘中は己を鼓舞するためか、よく叫ぶ事が多い。
そしてドーパントに変身する際は(生体コネクタ位置の都合もあって)ジャケットを脱いで上半身裸になり、ご自慢の筋肉を見せつける。「ぶっちゃけそのままの方が強そう」とか言ってはいけない
だが、この手のパワーキャラ筋肉キャラの例に漏れず頭の方は若干鈍く、ガイアメモリと適合者が運命的に引き合う性質を知らなかったり、無策で敵に突っ込んで返り討ちにあったりしている。
それでもNEVERという事で耐久力は非常に高く、大抵の攻撃は耐えられる。


【メタル・ドーパント】



次はテメェか。

ハァーーー……ッ!ぶっ潰してやる……!

アァン?ホァアーーー……!行くぜ、マッチョマン。


\メタル!/

ヌァアアアアアーーー……ッ!


行くぜ!!


データ

※一部出典:『仮面ライダー図鑑』より
身長 200cm
体重 276kg
種族 ドーパント
ガイアメモリ T2メタルメモリ(闘士の記憶)
生体コネクタ位置 背中
特色/力 比類なき鋼鉄の防御力と腕力
メタルシャフトによる棒術攻撃
クリーチャーデザイン 寺田克也
初登場回 映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』
スーツアクター 横田遼

堂本が「闘士の記憶」を内包するT2ガイアメモリ「T2メタルメモリ」で変身したドーパント。
体色は鈍く輝く黒鉄色と光り輝く銀色が交互に配置されており、左半身がメタルのWとは対照的に真紅に輝く目は右側のみに設置されている。

この状態では体形が一転して細身に変化しているが、NEVERのドーパントでは最も体重が重く、変身前同様に接近戦を得意とする。
武器は先端が槌状の棍棒「メタルシャフト」を振るうが、時には片手持ちの鉤爪で相手を引き裂く攻撃も行う。


【劇中での活躍】

『運命のガイアメモリ』

財団XからT2エターナルメモリを強奪し、仮面ライダーエターナルとなった大道克己とNEVERのメンバーと共に合流し、風都に到着する。
その後、羽原レイカが変身したヒート・ドーパントとWの戦闘に乱入し、棒術で翻弄するが、元々のパワーの差は覆せず、資材置き場に投げ飛ばされてしまう。
パワーが低いサイクロントリガーとはいえうっかり生身の人間相手に本気を出してしまったWは一瞬焦るも、ひん曲がった首と左肩を自力で元に戻し、普通の人間ではない事を見せつけた。
そこに偶然にも近くにT2メタルメモリが落ちていたため、本項目冒頭の台詞と共にメタル・ドーパントへの変身を果たす。


今度はメタルかよ!?

運命は実に面白い事…。皮肉なものよね?ウフッ♡

まさか…こいつはルナ?

Wと同じメモリばかりが、私達の下に集まるなんて!

テメェらはもう引っ込んでろって事だろうぜ!

フン、言ってろ。

上記のように豪語すると、ヒート・ドーパントと泉京水が変身したルナ・ドーパントの3人がかりでWを追い詰めるが、あと一歩というところでサイクロン・ドーパントの妨害が入り、失敗に終わった。

その後、占拠した風都タワーでは単身乗り込んできた仮面ライダージョーカー左翔太郎)を迎え撃つ。
比類なきパワーと堅牢さでもって周囲の建物ごと破壊しながらジョーカーを圧倒するが、一瞬の隙を突かれてメタルシャフトを叩き落とされたところをジョーカーの「ライダーパンチ」でクロスカウンターを決められ、敗北。

ハァ…ハハッ……。そこでおねんねしてな。

再起不能になったまま肉体が限界を迎えて崩壊し、誰にも看取られる事なく消滅したディレクターズカット版で翔太郎に看取られたレイカとの扱いの差よ……
とはいえ、DC版ではジョーカーが疲労困憊した様子が追加されており、まさに紙一重の闘いであったと言えよう。


Vシネマ『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル


ああーっ!もううるさーい!!京水!お前、黙ってろよもう頼むから……!!

おい賢!お前ちったぁなんか喋れやぁ!何でそんな落ち着いてんだよ!?

同作で明かされた過去によると生前は林業従事者で、プラカードなどで森林開発に反対していた。
それを目障りに思った推進派に襲撃されたが、事切れる直前に犯人達を始末する克己を目撃。
直後に死体を回収され、NEVERとなった。
また、非常事態なのにやかましい京水と、無口を貫く芦原賢に上記のツッコミを入れる場面も。

助けに来たぜぃ!レイカァ!

ビレッジでの決戦ではクオークスのロイドと交戦。ロイドのパイロキネシスにも全く怯まず、棒術で叩きのめして圧勝。
更にアイズ・ドーパントとの戦いでは何発ものパンチに耐えた上、飛びかかったアイズ・ドーパントを棍棒の一振りで叩き落とすという活躍を見せた。

……やっぱり変身前の方が強そうじゃないか!


【余談】


  • 『仮面ライダーエターナル』における堂本の傭兵活動シーンの戦闘アクションは、演じる中村氏自身が考案し、実践したものである事がメイキングにて語られている。
    芦原役の出合正幸氏によれば、蹴りで吹っ飛ばすシーンなどを見るにけっこうガチでやっていた模様。

  • また、中村氏は後に『運命のガイアメモリ』『仮面ライダーエターナル』と同じく坂本浩一監督が手掛けた映画『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』、及び前日譚『Birth of Chimera』でアヅマの部下・ハキム役でゲスト出演している。
    しかし、残念ながら(?)これらの作品ではご自慢の肉体美は披露されず、『バトルファミリア』に至ってはギフテリアン(TRUE)に変えられてしまった。
    • だが、『バトルファミリア』の公開から約1か月後に放送された『ウルトラマンデッカー』の第9話にてグレゴール人グレースの人間態として顔出しでゲスト出演。
      このエピソードにおける氏は一転して美味しい活躍が用意されており、ある意味『バトルファミリア』のリベンジ戦のような立ち位置になっている。そしてやはりというべきか、どう見ても変身前の方が強そうだった



ハァーーー……ッ!追記・修正してやる……!

アァン?ホァアーーー……!行くぜ、マッチョマン。


この項目が面白かったなら……\メタル!/

最終更新:2025年07月05日 15:30