登録日:2022/08/25 (木曜日) 05:42:10
更新日:2024/07/14 Sun 18:54:17
所要時間:約 6 分で読めます
プロフィール
格闘スタイル:アマンダとのコンビネーション
誕生日:11月22日
出身地:チリ
血液型:A
好きな食べ物:チレニートス
CV:
Lynn
概要
話題沸騰中のグラフィティアーティスト。
主人公の
シュンエイと同じく
幻影を持っており、彼同様親に捨てられて児童養護施設に引き取られたが、そこの閉鎖的で劣悪な環境から外へと飛び出し、ストリートで活動する日々を送っている。
異質な
幻影を意に介さない友人に恵まれ、作品がSNSを通じて世界中から評価される中、前回のKOFのシュンエイの活躍を見て嫉妬心を抱いたこと、ハイデルンとドロレスから自身と
幻影の正体を教えてもらうことを条件にKOFへの出場を決意した。
人物像
勝ち気で快活、竹を割ったような性格の少女。一人称は「アタシ」。
武器にもなるスプレー缶、キャップと首から下げたガスマスク、黄色の上着がトレードマーク。台詞の「ん」が「ン」と表記されているのは育ちの悪さゆえか。
施設で味わった洗脳に近い教育や矯正という名の体罰から大人に不信感を抱いているが、グリフォンマスクや
テリーをいい大人と認めるなど全面的に毛嫌いしているわけではない。またその反動から同年代や子ども達には優しい一面も持つ。
しかしシュンエイのことは
「根暗でいけ好かねーカンジのヘッドフォン野郎」と露骨に敵意を剥き出しにしている。
イスラの
幻影もシュンエイ同様、手の形をしているが、シュンエイと比べると小さく破壊力に優れない分、素早く小回りがきく。
何より、幼い頃から自分と寄り添い、守ってくれたことから
アマンダと名付けて相棒と呼んでおり、
アマンダの方も明確な意思を持ってイスラを助け、抜群のコンビネーションを発揮するなど、シュンエイとは真逆の関係。
スタンドっぽいところは似ている
アンプスペクター
シュンエイとイスラが持つ幻影を操る能力の正体。
あらゆる宇宙に繋がっており、
多元宇宙からあらゆる可能性を収束し、枝分かれした宇宙を巡り均衡を保つ「魂の坩堝」に干渉してその力の一端を現世に幻影として出現させる。
前回の
ラスボス『バース』がシュンエイに対して放った「我が欠片を見つけた」という言葉の真意は、彼らの操る「手」がそれぞれバースと同じ魂の坩堝の一部にして異なる別側面のためであり、シュンエイやイスラはその力の一部を幻影として現世に降臨させる呼び水のような役割を果たしているのである。
人間関係
相棒の
幻影。ネイルアートをしている。
敵意のある相手にシャドーボクシングしたり、ピースサインや
サムズアップしたりと可愛い。
「アマンダ ちょっとネイル剥げちゃった? 後で塗り直してあげっから」
KOF古参
オリジナルキャラクター。チームメイトその1。
前回からの異変を解決するため、ドロレスに協力してイスラを迎えに来る。しかし大人嫌いの彼女の交渉に四苦八苦し、同年代の
レオナを連れてくるべきだったと思案していた。
厳格なハイデルンには施設の大人を思い出すようで、掛け合いでは反発している。
XV初参戦のチームメイトその2。今回の事由に最も詳しく、最も解決を望んでいる女性。
正体はアフリカの奥地に住んでいた大隠者で、バースによって復活した者の一人。伝承の災厄を食い止めようとしている。
こちらも多くは語らない性格なのでやはり反発している。
もう1人のアンプスペクター。敵視しているが、シュンエイは軽く流している。
「前の大会でもそう 今回もそう オトナに守られて情けないヤツ……」
「見てるだけでイライラすンだよ アンタ!」
「あんたにどう思われようが別に構いやしねぇけど……」
「そんな理由で俺に突っかかってんのなら コドモだな お前」
「……ッ! ホントに気に食わねーヤツだな アンタはッ!」
「そのオソマツな腕よりも アタシとアマンダの方が上だって分からせてやる!」
炎の色や性格がイカしてるようで評価は高め。
「エメラルドグリーンの炎だっけ? イカしたモン持ってンじゃん アンタ」
「アンタの炎とアタシらのペイントでクレイジーな傑作 作ってこうぜ!」
「戦いを作品に例えるなんて面白い感性持ってるネ キミ」
「制作の途中でうっかりスプレーに引火しないように 注意しなよ……♪」
シリーズでの活躍
初参戦。今回のキーパーソンとしてハイデルン、ドロレスの要請から
ライバルチームを結成するが、詳細を伏せた勧誘に反発して自分がチームのリーダーならと条件をつけている。出場する目的は上記の他、アーティストとして自分とアマンダの名前を売ること、優勝賞金で仲間や施設の子ども達への援助を得ること。
掛け合いは、シュンエイ、ハイデルン、ドロレス、アッシュに対応。
中間デモではアマンダとあっち向いてホイに興じて(しかも負けて)いたが、ドロレスから格闘家の想いが集う決勝戦会場にてバースの正体であるリ・ヴァースが再来すること、アンプスペクターの二人がいれば封印できることを聞かされるも、シュンエイへのライバル心から協力を拒んでいる。
しかし決勝戦後、イスラに異変が生じ…
「なに……これ……チカラが流れ込んで……」
「止まらない……制御 できな……!」
「チ チカラ が……あ……あ……ぐ」
「ヴァァァアアアアアス!」
「……スベテヲ……」
「ハカイ……ヴァアアアアアアアアアアアアス!」
リ・ヴァース
バースの真の姿。エディットチームエンディングによると、世界の終末に現れ、主神のために霊魂をくべる役割を持つという。
人の想いを集めて増幅する能力に長けたイスラを媒質としたため大男の容貌だった前回とは異なり、ガスマスクを付けたイスラにバースと獣の要素、そして幻影を漂わせた姿をしている。
またイスラの精神がもつれ合った状態のため、彼女は気を失ってしまった。
「ゥォオオオオ……」
「ワレ オトム……ハカイスル……スベテヲ」
「オトマ……ラガ……ガ ガガガガガ」
「ヴァアアアアアアアス!」
誕生直後にシュンエイ、イスラ、優勝チームを異世界のフィールドへ転移させ、彼らへと襲いかかる。
このチカラが目覚めた時はホントに嬉しかった
いつだって 相棒がそばにいてくれた……
オトナは自分の事ばっか
だからアタシは相棒に誓ったんだ 一緒にコドモ達を守るんだって
だけどオトナに守られて 友達もいるアイツを見てたら
バカにされたような気分になって……
……でもホントはシュンエイにムカついてたンじゃない……
アタシはアイツが羨ましかったンだ!
あんな八つ当たりみたいなことして終わりだなんて……
絶対に許せねー!
だから こんなところで立ち止まってるワケにはいかないンだよ!
ライバルチームの場合は心の中で己の想いと向き合ったイスラが覚醒…した直後、気絶した彼女を心配して肩を揺すっていたシュンエイに悲鳴を上げた。
「キャーーーーーーッ!?」
「てててテメェ ヘッドフォン野郎! どこ触ってンだ!」
「はぁ!? どこもヘンな場所は触ってねぇだろ!」
自力で目を覚ましたことにドロレスからは驚かれるもリ・ヴァースには勝てないと忠告されるが、イスラはチームと共に迎え撃つ。
「ゲ……ガ…ガ……ガガ ア」
「オトム……マ……」
「ラ……ガ……」
「グアアアアアアアーーーーーーッ!」
倒され、全身から光を放ちながら消滅するリ・ヴァース。
だが取り込まれた空間は消えず…
オトマ・ラガ
リ・ヴァース撃破後突如として現れた、ドロレスの探求する真理の果てに存在した破壊と創造を司る母神。
倒すことはできず、封印する方法はアンプスペクターとの対消滅しかないという。
無論イスラはそんなことを信じず、相棒、そして仲間と共に立ち向かうのだった。
「よーーーーし! アタシの足 引っ張ンじゃねーぞ!」
「ハイデルン ドロレス!」
激闘の末、なんとかオトマ・ラガを『完全なる無』へ放逐するイスラ。
だがアンプスペクターに共鳴したのか、はたまた対消滅という理ゆえか、裂け目から溢れた無数の腕がイスラに掴みかかり、『完全なる無』へと引き込んでしまう。
「チクショー 離せってンだ! アタシは皆と……」
「うわああああああああっ!!!」
「イスラーーーーーーーッ!!!」
シュンエイは自らの危険も顧みずに『完全なる無』へ飛び込んで手を掴み、互いの幻影の助けもあって無事生還。そのままKOF会場への帰還に成功する。
そしてイスラはシュンエイと和解するのだった。
「あー スッキリした!」
「なンか ウジウジ悩ンでたのがバカみてー……」
「ヘンに因縁つけて悪かったな シュンエイ」
「な……ほんと唐突だな」
「……てか、何であんなに突っかかってきたんだ?」
「乙女のヒミツ!」
エンディングではハイデルンに部隊に誘われるが、仲間の待つチリへ帰ることに。ハイデルンとドロレスへ「なんてーかその……世話ンなった!」と礼を言うなど成長をうかがわせるものになっている。
「ありがとな ドロレス ハイデルン!」
「またいつか!」
そして帰国前に中国へ寄り…
……案外あーいうのも悪くねーもんだな……
な アマンダ
b
特殊チームエンディングは、
K'、
クローネンとの素行不良チーム。
クローネンに肩車されながらアートを描いてた。
「おいゴーグル野郎 もうチョイ右だ! 右!」
「なんで俺がガキの落書きの手伝いなんぞ……!」
「ダリぃ…… さっさと終わらせろよ。」
もう一つは
アテナ、
ユリとの新生女子高生チーム?。
二人に連れられてショッピング中の一幕。
めちゃくちゃ可愛い
「次はあのお店に寄ってみませんか?」
「大賛成〜! イスラちゃん こっちこっち!」
「へへ」
「こうしてダチとショッピングすンのも悪くねーな……」
「あんた、テリーの弟弟子なんだろ?」
「ああ、お互いに目標を超えられるよう頑張ろうぜ。」
「アンタら、アタシらに分かんねーハナシしてンじゃねーよ!」
キャラ性能
通常技や
必殺技がかなり独特なトリッキータイプ。
ニュートラルはハンドポケット状態でキック攻撃はイスラ、パンチ攻撃は
アマンダが担当する。
アマンダはリーチが長い分判定もあるので注意。また空Dは完全にめくり専用。
派生技、空中技が多く、モーションをよく見るとアマンダが補助している技も多い。
⚫︎投げ技
「アホ! ドジ! マヌケ!」
アマンダが拘束した相手にイスラが連続で蹴りを入れる。
「やっちまえアマンダ!」
イスラが足で相手の首に組みついて拘束し、アマンダが連続で殴りつける。
⚫︎特殊技
「オオラ!」
対空時間の長い飛び蹴り。隙は非常に大きいが、単発でも強攻撃からでも空中必殺技に繋げられる。
スライディングキック。リーチは長いがダウンは奪えない。通常技からキャンセルするとダウンを奪えるようになる。
⚫︎必殺技
「パス!」
「染まれ!」
「ペイント!」
イスラが頭上にスプレー缶を投げ、アマンダが地面に弾いてインクを噴出させる技。弱はイスラの目の前、強は中距離程まで飛んでいく。
どちらも発生が早く、インクの軌跡にも攻撃判定あり。投げた時点で攻撃判定が発生しているので対空になる場合も。
EX版は弱の距離で、インクの噴出距離が長くなる。追撃可能。
「ガリっと行くぜ!」
「刻むぜ!」
「スクラッチ!」
逆サマーソルト。
弱強EX全て発生が早く、無敵時間がある。隙は大きい。
「捕まえてみな!」
「トロすぎ!」
前方へスライドダッシュし、相手の間合いに入るとキックを繰り出す。
弱は弱攻撃から連続技になり、ダウンを奪う。強は強攻撃から連続技になり、ダウンは奪えないが後述の派生技に繋げられる。
EX版は弱の速さで強の性質を持つ。
└ブレーキング
「なんてな!」
トゥ・フロントのダッシュを踏み止まる。
動作を他の技でキャンセル可能。
└スローウィー・A
「アマンダ!」
「行っけえ!」
「ぶちかませ!」
アマンダが拳を振り下ろし、相手を地面に叩きつけて強制ダウンを奪う。
EX版は連続で殴りつけ、相手をバウンドさせるので追撃可能。
└スローウィー・B
「アマンダ!」
「行っけえ!」
アマンダが拳で足元を薙ぎ払い、ダウンを奪う。
EX版は強制ダウンを奪える。
└スローウィー・C
「こっちだよ〜!」
アマンダに乗って小ジャンプする。
ここから更にピーシングへ派生できるが、連続技にはできない。
「もらいっ!」
「まだまだ!」
空中専用。斜め下へキック。
EX版は発生早く多段ヒットし、追撃可能。
「落ちろ!」
空中専用。真横へキック。
速度も早く、距離を離すのにも使える。
「ガラ空き!」
「まだまだ!」
空中専用。下への回転蹴り。出は遅いが強制ダウンを奪える。
EX版は発生早く、追撃可能。
- ドリップス・前方
- ドリップス・後方
- ドリップス・垂直
「サンキュー!」
空中専用。アマンダに乗って小ジャンプする移動技。
そのまま空中技を出せる。
⚫︎超必殺技
真横へドロップキックを放つ。空中可。
発生・突進速度共に早い。
「埋め尽くせ! アタシの色で!!」
「頼むぜ!」
アマンダが前方へ掴みかかり、ヒットするとイスラとのコンビネーション攻撃を繰り出す。威力は低いが技後は追撃可能。
「クレイジー! オラ!」
EX版はより激しい乱舞を繰り出す。
「最後の仕上げ!」
「ラァララララ! ターギングアップ!!」
⚫︎CLIMAX必殺技
「そろそろ仕上げるぜ!」
スプレーを前方へ振り撒く。ヒットすると蹴り上げた相手をアマンダが拘束し、ガスマスクを装着したイスラがスプレー缶をミックスした飛び蹴りで貫く技。
発生が早く、無敵時間も長いので割り込みや連続技に有用。
「アマンダ! イヤッホー!!」
「ぷはー」
主な台詞
「最高傑作見せてやンよ!」
「アタシらに任せとけ!」
「行こうぜアマンダ!」
キャラセレクトボイス。
「ナイスコンビネーション!」
勝利ポーズ。アマンダとハイタッチ。
Wピース。
「アタシら相手によくやったよ、アンタ!」
勝利ポーズ。外したキャップを手でクルクル回す。
Wサムズアップ。
「ほら見ろ」
「オトナに甘えてばっかのアンタなンかに アタシが負けるはずねーンだよ!」
対シュンエイ勝利メッセージ。
「レスラーって目立ちたがり屋の偽善者ばっか!」
「本物だったのはグリフォンマスクだけだよ……」
対キング・オブ・ダイナソー勝利メッセージ。
子どもたちよ すまねえー!!
「ほんとイイ性格してるよな……」
「そういうの 嫌いじゃないぜ 後で連絡先交換しようよ」
対アッシュ・クリムゾン勝利メッセージ。
「アタシとアマンダの追記・修正に勝てるわけねーだろ」
- ものすごい生意気だけど根は素直 でもそれはそれとしてわからせたくなってくる -- 名無しさん (2022-08-25 10:30:47)
- 次回以降はどうなるかなぁ 続投はすると思うんだが -- 名無しさん (2022-08-25 12:56:04)
- SFが古参キャラ中心にゴシックなデザインのキャラが多いのに対してKOFはPOPなスタイルのキャラ投入してくるあたり方向性がはっきり分かれてて個人的にはそれを代表するキャラだと思ってる。 -- 名無しさん (2022-08-26 09:28:26)
- たった一作品で因縁解消して主人公と友好な関係を築く。KOFで未だかつてこんな平和なライバル関係あっただろうか…? -- 名無しさん (2022-09-24 12:35:37)
最終更新:2024年07月14日 18:54