登録日:2021/10/15 (金曜日) 9:44:08
更新日:2025/05/12 Mon 02:47:00
所要時間:約 6 分で読めます
プロフィール
格闘スタイル:八極幻影拳
誕生日:10月10日
出身地:中国
身長:181cm
体重:72kg
血液型:O
趣味:音楽鑑賞
好きな食べ物:甘いもの
得意スポーツ:球技全般
大切なもの:親の形見
嫌いなもの:苦いもの
CV:大原崇
概要
テリーや
ギースの師である拳聖タン・フー・ルーの最後の弟子の一人。
幻影を持って生まれた忌み子であり、その力を恐れた親に捨てられてタンに拾われた過去を持つ。以後はタンに育てられ八極聖拳を習い、暴走の危険を秘めた力を制御する術を学んでいた。
『A NEW BEGINNING』(以下、「漫画版」)では暴走した幻影によって周囲から畏怖、拒絶された事が
トラウマとなっている。
不安定ながらも力を制御できるようになってきた折に、タンから荒療治としてKOF出場の旨を聞かされ、圧倒的な破壊力を持つ幻影でも倒せない格闘家や似た境遇の者達との戦いで何か掴めるかもしれないと諭されたシュンエイは、KOFへ参戦する事になった。
…実はタンはシュンエイと表裏一体のような気を近頃感じており、その事もあって勧めたのだがシュンエイは知る由もない。
人物像
クール系だが根は真面目で素直、優しい言動も見られる正統派
イケメン。
常にヘッドホンを身につけ、背中に「魅」マークの上着を肩に掛けているが、それらは激しい戦闘でも外れることはない。
タンと明天君との3人で人気のない山頂で暮らしていたからか、やや浮世離れや人見知りの気がある。
シュンエイを象徴する
幻影は、巨大な
燃える厳しい左手と
凍える美しい右手の一対。出自もあって力の源は一切不明。現在は纏って攻撃できる程度にコントロール出来ているが、昔は暴走して幾度もタン達に止められた危険な代物。
スタンドや
デビルブリンガーっぽい。特に前者。
ヘッドホンは趣味の延長かと思われていたが、漫画版では包帯共々「体を押さえ込むイメージで力を押さえ込むためのもの」と説明されている。
甘いものが好きで、明天君との対戦ではスイーツを奢らせようとしていた。
前主人公や
サイボーグとは甘党仲間になる。
大切なものの「親の形見」とは、具体的に何なのかは不明。
シリーズでの活躍
初参戦。経緯は上記の通り。タン、明天君と中国チームを結成。
Mr.KOFの
京や兄弟子達、自分に似た境遇の者達との戦いを望む。
掛け合いは、明天君、京、ククリに対応。
ラスボス「バース」登場時には力が共鳴し、中に宿る何かがその力を奪わんとしている事が判明。
バースは戦闘時に無数の手を使うモンスターであり、勝利メッセージで、
と発するので、何かしらシュンエイと関係がある模様。
チームエンディングではバースを退けてタンの道場へ帰還し、表裏一体の存在の力を取り込んでコントロールしてやると息巻いていた。
特殊チームイラストはテリー、ギースとの「タンの弟子チーム」。
後にDLCで拳法着コスチュームが配信された。
ゲームでは見られなかった年相応な場面が増えている一方、バースの力が積極的に顕現・利用されているので幻影の不安定さが顕著に。
オリジナルの本気状態や暴走状態も描かれている。
2回戦で
龍虎チームと対戦し、先方の
リョウとバトル。
当初は幻影を発現させて戦おうとするが先述のトラウマが蘇って収めてしまうも、全力で戦いたいリョウの寸止めによる挑発から解放。しかし無敵の龍にはまるで通じず、上着とヘッドホンを外して常に幻影を身に纏った本気状態となって互角の戦いを繰り広げるが、全開で戦える喜びとトラウマから幻影が暴走し
幻影具現化状態へ変異。凄まじいラッシュでリョウの受けを崩して大地を揺るがすダブルハンマーで倒した
…かに思えたが、耐えきったリョウの
真・天地覇煌拳による一撃必殺を食らい敗北、暴走も収まった。
試合後は、ナイスファイトに興奮する観客達の反応と暴走するシュンエイを真正面から打倒したリョウとそれに匹敵するKOF参加者の存在を知り
「力を恐れない」「俺は思ってるほどバケモノじゃない」ことを認識し、リョウへは素直になれずに曖昧な礼を送る。
タンと明天君が勝利したため、チームは2回戦進出を決めた。
ロバートから宣伝のため直営焼肉店への誘いを受けるが、
「ヤキニクってなんだ?」と驚愕の一言。
タンが連れて行こうかと話すと
「い…いいのか肉食っても!? 普段は雑草ばかりなのに」と目を輝かせた。
タン「雑草とは何事か 山の幸に失礼じゃ」
しかし店の場所を聞きそびれてまた今度と促され、明天君とともにタンにわがままを言い出した。
「行くって言うまでどかねぇぜ」
明天君「行かないと言いつけを破って夜8時過ぎても寝ないから」
タン「無理なことを言うな明天君」
タン「人が来とるぞ 道を空けなさい」
「おいおい そんな手を喰うとでも…」
「シュンエイね?」
「おぼっ」
気配を断って近付いていた
レオナに気付かず変な声を出す羽目に。
同じく暴走する危険を秘めた彼女から
「仲間を信用していない。力の暴走を止めてくれる者が近くにいる事を自覚すべき」というアドバイスを受け、実際に3回戦で
オロチの力を解放・制御したレオナを見て仲間を信じる力を目の当たりにすることになる。
6回戦の餓狼チームVS.ギースチームの前にはテリー達へ激励及び何かしらのギースの企みをタンから聞かされ、またロバートに会った際には焼肉を思い出して食い下がった。
ギースがバースを呼び出した際にはテリー達と向かうが、ギースは力を取り込んでラスボス化。
しかし、シュンエイの力に共鳴したことでギースは力に飲まれて暴走し、そしてシュンエイも幻影具現化状態となって対する事となる。
戦況は不利で敗北する寸前、タンや明天君、テリー達の仲間を想う力で幻影の制御に成功。
「じいさん」
「明天」
「オレも少しは成長したってとこ」
「魅せてやるぜ!」
ギースを下し、取り込んだ力を解放させた。
ラストはタンの道場へ戻り、再びバースが現れる事を危惧しマンガオタクの片鱗を魅せつつ、再び届いたKOFの招待状を受け取った。
「これも直感なんだけどさ」
「“バース”のことも 俺と明天の修行も 俺の幻影のことも」
「まだ何ひとつ終わっちゃいない」
「むしろ」
「ここからが“始まり”なんだ」
明天君、
二階堂紅丸と主人公チームを結成。公式からも主人公であると明言された。
チームストーリーでは、二人の修行のためにタンは不参加、当初は京と組むために日本へ向かったが、
三種の神器を優先した京から紅丸が押し付けられたという。
困惑するシュンエイだったが、財力&世話好きの紅丸によってあっという間に懐柔されてしまった。
公式サイトのインタビューによると、最近
アテナの曲を聴いているらしい。
また新キャラにして
メインヒロイン、同じく幻影使いの
イスラの参戦が決定した。
ED付き特殊チームはテリー、アンディとの「タンの弟子」、庵、レオナとの「暴走注意」、イスラ、ロックとの「ルーキーズ」。
アンプスペクター
シュンエイとイスラが持つ、巨大な手の幻影を操る能力。
あらゆる宇宙に繋がっており、多元宇宙からあらゆる可能性を収束し、枝分かれした宇宙を巡り均衡を保つ「魂の坩堝」に干渉してその力の一端を現世に幻影として出現させる。
バースがシュンエイに対して放った「我が欠片を見つけた」という言葉の真意は、
バース、『XV』の
ラスボス、シュンエイやイスラの操る「手」がそれぞれ魂の坩堝の一部にして異なる別側面のためであり、
シュンエイやイスラはその力の一部を幻影として現世に降臨させる呼び水のような役割を果たしているのである。
人間関係
育ての親にして師匠。シュンエイは「じいさん」と呼んでいる。
庵への勝利メッセージでは「じいさんに拾ってもらえなかったら、あんたみたいにひんまがっていたんだろうな」と感謝していた。
『XV』での優勝賞金の使い道はタンへの恩返しに使いたいらしい。ええ子や。
幼馴染にして兄弟弟子。彼からはシュンちゃんと呼ばれている。夢遊病時に潜在能力が解放されて周囲を破壊してしまいタンに引き取られた経緯を持つので似た者同士でもある。
漫画版ではシュンエイの理解者としてレオナに嫉妬したり、
舞の扇情的な格好をシュンエイに見せまいとする場面も。
Mr.KOF。タンが強者として最初に名を挙げたため興味を持つ。本人的には幻影を祓って欲しかったようだ。
漫画版では初対面時に宣戦布告した。
兄弟子。
バース登場ムービーでは同じ師の最後の弟子として激励している。
同じく新キャラにしてシリーズ屈指の
ネタキャラ。だがシュンエイに対して何か知っている素振りを見せている。
XIVの
ラスボス。あらゆる時代の負の思念の集合体。
前述通り宿っていた何かがシュンエイを狙っていたらしい。
キャラ性能
通常技はタン直伝の八極聖拳、
必殺技以上では幻影を駆使するスピードタイプ。
飛び道具がない以外はバランスが良く、壁際や近距離のラッシュもかなり強い。
⚫︎投げ技
「いぃやっ!」
相手を掴んで飛び膝蹴り。
「ボケっとするから!」
フランケンシュタイナーで相手を逆側へ叩きつける。
⚫︎特殊技
「せいや!」
飛び蹴り。発生は早めで、単発でも空中
必殺技に繋げられる。
『XV』から実装。やや前進して殴りつける中段技。
強攻撃から
必殺技への中継に使える。
「トロすぎだろ!」
「ほらね!」
「ファントム!」
突進して幻影で殴りかかる。
弱は発生早く突進距離が短く、強は発生がやや遅いが突進距離が長い上強制ダウンを奪える。
EX版は発生が早く、相手を壁に叩きつけて追撃可能。
「貫け!」
「余裕!」
「アクアスピア!」
幻影で貫手を繰り出す。飛び道具判定。牽制に。
EX版は発生が早くなる。
「砕けろ!」
「余所見してっから!」
「イフリート!」
天に向かって幻影の掌底を繰り出す。弱はその場で、強はやや前進する。
強は無敵時間があるので対空や割り込みに。食らい判定を残すので追撃可能。
EX版は握り潰す追加攻撃を行う。こちらも追撃可能。
「貰った!」
「いただき!」
「ブラウウィング!」
空中専用。幻影で薙ぎ払う。追撃可能。
弱強EXで落下場所が異なる。
「とうっ!」
空中専用。それぞれの方向へ突進する移動技。
空中攻撃でキャンセルできる。
XVからは斜、下も追加された。
⚫︎超必殺技
「ガイアニックバースト…シュート!!」
幻影の手を組み、衝撃波を飛ばす技。
最初の手を組んだ時にも攻撃判定あり。
EX版は無敵時間が伸び、衝撃波を2回飛ばす。
「いっけええっ!!」
「ハアアアアッ!!」
幻影を纏い、凄まじい速さで突進する。
無敵時間がない以外は高性能な突進技。
EX版は無敵が付き、突進後肘打ちで追撃する。
「スペクターエクステンション…フルバースト!!」
「デモリッシュディメンション…」
幻影を纏って上空へ突進、ヒットした相手に
幻影連続パンチを放ち、トドメに貫く技。
発生が早く無敵時間も長めだが素では当てにくいので突進技からのコンボに。
「どぉらららららららら〜!!せえやああああああ!!」
「制御してみせる!」
XVの新CLIMAX必殺技。頭上に幻影を解放。ヒットすると幻影を両腕に纏い、打ち上げた相手を薙ぎ払って貫く技。
演出は異なるがデモリッシュ・ディメンションとほぼ同性能。
「これが奥の手だ!!」
主な台詞
「任せてくれ」
「俺が行く」
「負けるつもりはない」
キャラセレクトボイス。
余談
- XIV初回特典冊子によると、シルヴィ同様、若手スタッフがデザインしたキャラとのこと。ロックの臭いがするのは関係者が同じなので大目に見てほしいとか。
- CVを担当している大原崇は、同じ声優である大原さやかの弟。『XV』では大原さやかは神楽ちづる役であり、共演している。
- カジュアルコーデで今風な印象の新主人公 -- 名無しさん (2021-10-15 20:18:44)
- 今のところ、地味でイマイチ目立ててない印象 今後のストーリー展開に期待か -- 名無しさん (2021-10-15 21:00:05)
- 漫画版のリョウとの闘いは良かったな。そして明天君がやけにかわいい -- 名無しさん (2021-10-16 05:28:46)
- KOF主人公で一番アクのない大人しいイメージ。アテナの曲聴いてるってのはマッチアップしたら戦えるのかよと。KOF常連の戦うサイキックアイドルだぞ…。 -- 名無しさん (2021-11-26 17:02:57)
- KOFXVでは紅丸やイスラ、ロックと交友関係の広がりが多い。特にイスラと一作品で和解はKOFの主人公ライバル関係史上に刻まれる平和な関係だな…。 -- 名無しさん (2022-07-04 23:36:27)
- シリーズ再始動してからも過去キャラに負けないような個性的なキャラは結構出てるけど肝心の主人公が悪い子じゃないんだけど地味よね -- 名無しさん (2023-06-22 16:58:50)
最終更新:2025年05月12日 02:47