すりみ連合

登録日:2022/09/16 Fri 00:33:33
更新日:2024/04/29 Mon 21:14:23
所要時間:エイ!(約 25 分で 読めるよ!)





さあさあ お立ち合い!

バンカラ代表の イカした3人組
すりみ連合がお送りする…

バンカラジオの時間じゃー!!!

エイ!(はじまるよ!)

今日も スミからスミまで
ずずずい〜っと 塗ってみせやしょう!

エイエイ!
(いよっ、ホホジロ屋ー!)


すりみ連合とは、『Splatoon3』に登場するアイドルユニット。


概要


バンカラ街の「ふるさと応援団」として活動する3人組のアイドルユニット。
ご当地番組「バンカラジオ」のパーソナリティを務め、フェスの際には街の中央舞台で公演しながら、3つに分かれた陣営の代表としてフェスを盛り上げる。
ラジオ終了時の決めポーズは両手指の内側3本ずつを下ろして

ほな、カイサン(解散)(海産)!!!

シリーズ恒例、ゲーム起動時にナビゲーションを行うラジオパーソナリティアイドルたち。
SplatoonSplatoon2ではこのポジションのMCは2人だったが、今作ではシリーズ初の3人。
これにあわせて、フェスの陣営も従来の2陣営から3陣営に増えて開催されることになる。

メンバー


オクトリングインクリング、そしてマンタ族という、異なる三種族によって結成されたユニットチーム。
地元では負け知らずのヤンチャな悪童3人組であったとか。
それぞれがバンカラ地方名家の後継者であるが、みな若手であり、歴代パーソナリティ枠の例に漏れずエネルギッシュな個性派たち。

フウカ

CV:里アンナ

つり目に紺青ゲソのオクトリング。フルネームは頬白 楓火(ホホジロ フウカ)
バンカラ地方で代々続く鮫使い、頬白一族(ほほじろいちぞく)の次期後継者。
流暢な京都弁を喋り、上方落語のような井出達でバンカラジオを取り仕切っている。
一方で、服装は透けたベールにサラシと、イカした若者らしくフリーダムな格好。
ゲソは片目隠れに頭にはハチマキと此方も和風。
目が見える方向から頭のシルエットを見るとタコウインナーに見えなくもない。

鮫使いの次期後継者という立場からか、なにかと奮って挑む際に「フカす」という言い回しを好む。
一族の中においても特に巨大な鮫を操る稀有な能力を持っており、幼少期から過酷な訓練を積んできたという。
操縦スタイルはバイク風。
ちなみに、ラジオの雑談によると普通のバイクも所持している模様。ただ、かなり乱暴な運転をするらしく、周囲にとって危険なため親からは乗車を反対されているとか。

趣味はおカネを数えること。
よくいえば堅実、悪く言えばがめつい守銭奴したたかで、知人からの作曲依頼もお友達価格なしでキッチリとフルプライスで取る

勤勉なタコ族故か、すりみ連合の中ではしっかりとした性格で、メンバーの二人のことを良く見て気配りする言動が垣間見られる。顔芸も見せる。
一方でリアル京都人らしく皮肉屋な面があり、いじらしく見せようとさめざめ(・・・・)しく嘘泣きしてみせたりすることも。(ウツホにはスルーされている)

ラジオで度々ストリンガーとステージの相性について言及していることからストリンガー使いであると思われる。

得意な歌唱ジャンルは和風テイスト、特に沖縄民謡のようなニロ抜き音階が持ち味。楽曲によっては通常の音階使いも歌っている。
公式PVの字幕では、フウカパートはひらがなで表記されることが多い。
ちなみに、マンタローに曲をオーダーしたり、リテイクを出しているのは主にフウカであるらしい。

身長はウツホよりも低いので、ステージに上がる時などでは上げ底の靴を履いて身長を合わせている模様。


ウツホ

CV:横沢ローラ

タレ目に左に分けた黄色ゲソ、褐色肌のインクリング。フルネームは翁長 空帆(オナガ ウツホ)
バンカラ地方で代々続くウツボ使い、翁長一門(おながいちもん)の次期後継者。笛を用いてウツボを使役する。
他のインクリングよりも広い目元の黒地とマツゲがチャームポイント。エンペラも妙に横に広い。
フウカが和風の服装を着こなしているのに対し、ウツホはアラビアンでオリエンタルな服装で、フウカよりもっと透けたベールを着用。

幼い頃から両親は世界中を旅して回っており、親代わりとなってくれた祖父に育てられた。
その影響からか、広島弁のような老人言葉のような強い訛り口調で喋る。
真面目にバンカラジオの進行役を担当するフウカに対し、ウツホは隣で胡坐をかいてコメンテーター……というより自由にしながら、ムードメーカーとしてラジオを盛り上げている。

ラジオでの会話を参照する限り、イカらしく単細胞のきらいがあり、バトルでもサーモンランでも向う見ずに突っ走る猪突猛進タイプであるらしい。
好きな言葉は最強。試合中はおたけびを上げながら相手に戦いを挑むのだそうだが、不注意でよくやられることも。サーモンランでも毎回ピンチに陥ってはフウカが真っ青になって駆けつけるというのがお決まりなのだとか。

ラジオでの雑談でたびたびワイパーの話を持ち出すことから、ワイパー使いである模様。
フウカのストリンガー使いと併せて、それぞれ3の新武器が得意ブキのようだ。
ただ、それとは別にトリプルトルネードを使うという話もしているのでラピッドブラスターバケットスロッシャーなども使うのかもしれない。
パラシェルターかもしれないが猪突猛進のウツホにヒット&アウェイができるのかが問題

普段の雑談・フェスで何かと食べ物の話を展開する食いしん坊。食べ物を片手にバトルすることすらあるらしい。妙なところは器用なようだ。

得意な歌唱ジャンルはアジアンテイスト。特に南亜や西亜風の民族歌謡のような歌い方を持ち味としている他、現代ポップスで多用される細かく複雑な音使いも難なく歌い上げる。
公式PVの字幕では、ウツホパートはカタカナで表記されることが多い。

歳が2つ下の弟と、幼い双子の妹がいる。弟と妹を溺愛しているが、弟の方は最近反抗期らしい。
もともとは設定資料上だけの存在だったが、アップデートで追加されたステージ解説やフェスラジオなどでその存在が明言されるようになった。

どこがとは言わないが割とデカイ


マンタロー

歴代進行役では初となる、イカでもタコでもないマンタ族。*1ちなみに進行役で男性(雄)も彼が初。
フルネームは曼蛇 太郎喜左衛門宗清(マンダ タロウキザエモンムネキヨ)
バンカラ地方最古と言われる由緒正しき舞踊流派、曼蛇流(まんだりゅう)当主
イカ語を喋れないのか「エイ!」としか言えないが、ちゃんと後ろにカッコ書きで台詞が補足される。どうやらこれで普通に会話が成立できているらしい。

ラジオでは液晶モニターの後ろを支えるように立って、ウツホと共にコメンテーターを担当。
三人の中では温厚な性格らしく、ウツホの自由なコメントに追ってツッコミや補足を入れたり、ちょいちょい2人に弄られてたりしている。
反面、おっとりしているようで頭の回転は速いらしく、フェス前のプレゼンでは知識やセールストークで巧みな勧誘を行うこともある。(ただし、愛陣営になったときはなりふり構わず1番乗りで熱いプレゼンを繰り広げた)

すりみ連合の楽曲の作曲担当。本人の得意ジャンルはEDM(エレクトロニックダンスミュージック)とのことだが、和風なフウカとオリエンタルなウツホの個性も巧みに織り交ぜ、三人の長所を邪魔しあわない楽曲を仕上げることができる天才。曲については、楽曲の欄にて紹介。

手(ヒレ)の形状とは裏腹に、手先が器用。
楽器はもちろん、ブキも使いこなせるようで、ラジオではブラスター、スロッシャーやフデなど様々なテクニカルブキの話をしている。しかし、マンタローはどうやってフデを持つのだろうか?

ラジオ内の雑談で、度々サブカルに造詣が深い様子を見せており、第1回フェス「無人島に持っていくなら?」ではサバイバル術に関する本を読んだ経験があることを明かしたり、
第2回フェス「パートナーに選ぶならどのタイプ?」では他の2人がフィーリングで選んでいるのに対しマンタローだけが戦闘における堅実さという理由で「みずタイプ」を勧めたりと好きなものの話になると途端に口数が増える。俺らじゃないか
しかし、ブキチのブキ愛にはまだまだ及ばないようで、カンブリアームズから戻ってくると決まって干からびて帰ってくるらしい。



3人の関係

すりみ連合の生い立ちについては、「ニンテンドーマガジン 2022 winter」に掲載されたインタビューにて語られている。

上述に紹介した通り、3人はそれぞれがバンカラ地方の名家出身。
しかし小さい頃はあまり面識がなく、会合の際に挨拶をするくらいの関係であったという。

3人がツルむようになったのは中学時代から。
当時クラスメイトだったフウカウツホは互いに歌が好きであること、いろいろ危なっかしい学生だったこともあり意気投合。良く一緒に塩辛節を歌っていたらしい*2
その後アカペラでは物足りないと感じ、隣のクラスだったマンタローを引き込んでユニットを結成することになった。
(その際にマンタローはカツアゲされると思ったらしい)

楽曲


混沌の街、バンカラ街に相応しく、グローバルな異文化がごちゃまぜになった楽曲を披露している。
フウカが和で通しているのに対し、ウツホはオリエンタル風。マンタローが担当しているトラックはEDM系とまさしく混沌(カオス)

蛮殻毒楽

フェス中のうち1日目に広場で流れているBGM。下記の「蛮殻ミックスモダン」とメロディは同じだが
ウツホが担当する「大蛇舞・今様」

フウカが担当する「鳥天楽・今様」

マンタローが担当する「猪神舞・今様」

の3種類があり、広場を一周しているやぐらの上で歌っており、誰の近くにいるかで聞こえるものが違う。

蛮殻ミックスモダン

フェス中のバンカラ街で流れるBGM。
その様相は、フウカの和風テイスト、ウツホのオリエンタルテイスト、サンバ風のパートに分かれ、サビではそれらをミックスしたパートに繋がっている。
その都合から、使用楽器数はおそらくSplatoonの楽曲中最多。ついでにマンタローの歌唱パートがある。

余談だが、マンタロー曰く作曲には1月半もかかったという。(フウカのリテイク7回込み)
完成しきった際にマンタローは干物のように疲れ果てていたそうな。*3
よくそんな短期間で作れたな

すりみ連合を象徴するメインテーマのような曲であり、アレンジバージョンが多い。

Nintendo Liveのライブ演奏版ではフェス版に収録されていない蛮殻毒楽のソロパートが組み込まれている。

時折シーズンごとに開催される特殊フェスでは、すりみ連合達が仮装を披露すると共に、蛮殻ミックスモダンも季節アレンジバージョンの曲になる。
毎回その季節のイベントに合わせた大胆な曲調アレンジが施されており、それを都度曲調に合わせて歌うことが出来るフウカウツホの歌唱力もさることながら、あらゆるジャンルに精通し編曲も自在なマンタローの傑物ぶりが毎度披露されている。

蛮殻ミックスモダン Ver.Splatoween

2023年10月に開催されたハロウィンイベントSplatoweenでは、ステージにてハロウィンバージョンの蛮殻ミックスモダンが公開された。
ほとんど原曲と同じだが、ハロウィンらしいエフェクトが曲に紛れていたり、細部が転調しており、明るくも不気味な曲に変化している。
ちなみに、後述の通りSplatoween中はすりみ連合メンバーたちも仮装して舞台に登場。勝利時ファンファーレやロビーのBGMなど他にもいろいろなところがハロウィンの特別仕様になっていた。

蛮殻ミックスモダン Ver.FrostyFest

2024年1月に開催されたFrosty Festで公開されたウィンターバージョンの蛮殻ミックスモダン。
ベースの演奏楽器がポップな音源メインとなり、クリスマス風のジングルが交えられている。(元が全く曲調の違う賑やかな祭りの曲なのに、ここまでアレンジできるマンタローはやはり鬼才)
こちらも後述の通り、FrostyFest中はすりみ連合メンバーたちが仮装衣装で登場し、ファンファーレやロビーBGMがウィンター仕様になっていたり、バトルステージに雪が降ったり、インクがラメインクになる。

蛮殻ミックスモダン Ver.FrostyFest

2024年4月に開催されたSpring Festで公開されたスプリングバージョンの蛮殻ミックスモダン。
曲が二拍子のアイリッシュなケルト調になり、沖縄民謡のようなはやしが入った不思議だがふんわり和やかな曲に仕上がっている。
今回も仮装衣装で登場。例の如くファンファーレやロビーBGMがスプリング仕様となり、バトルステージにシャボン玉が飛び交い、インクもカラースプレーがかかったような特殊仕様になっている。

蛮殻ミックスモダン feat.テンタクルズ

2024年2月10日に放送された『バンカライブ 轟』で公開された蛮殻ミックスモダンのスペシャルバージョン。
すりみ連合のバンカライブに乱入したテンタクルスとのコラボで、マンタローパートとサビパートで二人のボーカルやイイダのキーボードの演奏が入る。
また、前回ライブのオリジナルパートに加え、今回はさらにテンタクルズとのコラボレーションパートも盛り込まれている。


衝天プチョフィンザ

きらびやかなイントロに導かれる、伸びのあるフウカと跳ね回るようなウツホのボーカルに、
いやがおうにも気分は舞い上がる。
さあ両手を、いやヒレを天に衝き上げろ!

フェスマッチ戦で流れるBGMその1。
プチョフィンザとは「Put your Hands up」ならぬ「Put your Fins up」の意と思われる。
デュエットパートではこぶしを効かせた長い音が多いフウカラップのように細かく刻みが強い音が多いウツホの歌唱を絶妙にマッチさせている。

サビ入り前の歌詞が空耳で「ノリで参加しちゃったり」と聞こえるとか


張拳(ハリケーン)ゴーアヘッド

「ウチらが地元最強や!って伝わる、景気いいやつ頼むわ~」というフウカからの無茶ぶりを受けて
一気に書き上げた、とマンタローは語る。
仲間とともに嵐を起こして前線を打ち破れ!

フェスマッチ戦で流れるBGMその2。
もとよりマンタローが得意としているというEDM系が強く押し出されていながら、フウカとウツホの歌唱パートではアジアン・和のテイストもふんだんに盛り込まれている。
こちらはAメロ、Bメロでウツホパートとフウカパートを分かりやすく分断し、サビで両者を繋ぐ構成になっている。

こちらもサビの歌詞が空耳で「牛丼!!」と聞こえると公式Twitterリプライなどで話題に……


春風とペトリコール

「2023春 Fresh Season」より追加された、フェスマッチ戦で流れるBGMその3。
正確にはシオカラーズと謎のシンガーRANOMATとのコラボレーション。よってすりみ連合名義の楽曲ではないため、この項目でも長らく紹介を控えていたのだが、RANOMATの正体が公然となってしまったため満を持して紹介。
すりみ連合特有の文化ミックスな曲とはガラリと変わって、シオカラーズが得意とするJ-POP風全開の明るく可愛らしいBGM。
確かにウツホフウカには歌えない曲だろう。ついでに、マン……RANOMATのソロパートもばっちり込まれており、彼のすりみ連合の枠を脱した自由さと多彩な才能が垣間見れる曲に仕上がっている。
そして、こんな曲をに黙ってこっそりやっていたマンタローの顛末は↓の通りである。


鉄槌(テッツイ)ピシゲルド


RANOMATの正体を知ったフウカウツホに鬼の形相で追いかけ回されたマンタローが、
その体験を元に書き上げた。
「ものすごく怖かったけど二人は最高にかっこよかったんだ」と青アザの残る顔で彼は語った。


「2023秋 Drizzle Season」より追加された、フェスマッチ戦で流れるBGMその4。発売後では初となるすりみ連合の完全新曲
シオカラーズと秘密裏にコラボしていたことがバレてしまったマンタローフウカウツホに制裁された体験を基にして作られた曲であるという。
PVも二人にボコボコにされるマンタローの1枚絵である。(CDジャケット?)

これまでの楽曲の中では和楽器・オリエンタル楽器が大人しめで、J-POP調が強いのが特徴。
曲前半はマンタローがウツホとフウカに折檻される掛け合いセリフパート。Aメロもウツホフウカの怒号で構成されており、イカ語が分からなくても、なんとなく二人がマンタローを責めているのが分かるのが面白い。
サビはトリオでボーカルを入れている。一体どういう顔でレコーディングしたのだろうか。

激怒する二人を「かっこいい」と評して楽曲に昇華するマンタローの強かさも凄いが、実はこの曲、シオカラ節のフレーズが紛れ込んでいる。曲調もシオカラーズが得意とするJ-POPであるし……反省しているのだろうか、マンタロー。
ダメだコイツ 死なねえ限りどんなヒドイ目にあわしても作曲のネタにしちまうぞ こりゃ!

なお、ぴしゃげるとは広島弁で平手打ちの意味。
また、英語での曲名は「BIG Betrayal(大裏切り)」。マンタローの英語名がBIG MANであることからマンタローの裏切りという意味でもあると思われる。

公式PVには収録されていないが、実はこの曲には2番があり、フェス中でも2番の(折檻と)Aメロの最初までは聴くことが出来る。
フルで聴くにはジュークボックスにおカネを払う必要あり。2番では、ウツホの主旋律とフウカの副旋律の担当パートが逆転している
(なお、フウカはハイテンポな曲でこぶしを効かせるという地味に難しいテクニックをこなしている)


再見(ツァイチェン)オネノネノン

「フェスを戦い抜いたバンカラもんたちを労いたくてのう
「祭りの夜が明けた後の余韻は何とも言えずええどすなぁ」
と、ウツホとフウカは語る。フェス終了後にロビーで聴いてみよう。

フェス終了後にバンカラ街の広場で流れるBGM。いわばフェスエンディングであり、バンカラ街の「オールド・ラング・サイン」。
1周年記念フェスの終了時に予告なしで突然バンカラ街の広場に流された完全新曲。フェス終了後に公式Twitterの発表、及びジュークボックスに収録され、曲名が判明した。ということは、マンタローは1周年用に2曲も書いていたのか……

鉄槌ピシゲルドからは打って変わって中華系アジアンテイストの強い曲となっており、伴奏は三線*4とシタールをメインに、和・オリエンタルを絶妙に併せた哀愁の漂う穏やかな曲調になっている。
音を刻んだウツホパート伸びのあるフウカパートEDMとジャズの楽器を加えたマンタローパートに続いて、穏やかな曲調を保ったままサビのトリオパートに繋がる。
なんと、アウトロの最後に蛮殻ミックスモダンのサビのフレーズも入っている(ループ直前。公式PVでは入っていないが、フェス終了後の広場で聴くか、ジュークボックスで最後まで聴くと分かる)

「ニンテンドーマガジン 2022 winter」でフウカが「一戦終えたみんなを「おつかれさん」てねぎらうような、はんなりした曲がいる」とインタビューで述べていたのが伏線だったらしい。

オネノネノンとは「on and on and on(ずっと続くの意味)」のカタカナ表記と思われる。「再見(ツァイチェン)」は中国語で「また会おう」という意味がある。

なお、同時刻、追加DLCのハイカラシティでは「マリタイム・メモリー」が流れる。


MC BATTLE ~The King of Tentacular~

誰に断ってワシらのシマでライブしとんのじゃ!
文句あんのか? ならステージで勝負だ!

「2024春 Fresh Season」より追加された、フェスマッチ戦で流れるBGMその5。
Splatoon2のパーソナリティユニットでサイド・オーダーにも登場したテンタクルズとのコラボレーション曲。
……というより、バンカラ公演にやってきたテンタクルズに対し、シマを荒らされたと激怒したウツホフウカが楽屋にカチコミに行った様子である。(マンタローはテンタクルズの来訪に大喜びだったようだが置いていかれた)

曲調はテンタクルズが得意とする変則的なヒップホップだが、すりみ連合の十八番であるオリエンタルの楽器が割り込んでいるのが特色。
なんと音源はMC&ボーカルバトルのライブ録音であるらしい。つまりガチ喧嘩中。録音したの誰だよ。

ヒメは得意のラップでウツホをめっちゃ罵る。毒舌のキレの良さはSplatoon2から相変わらずである。「マンタなしではできることない」と地味にレッドラインに近いことを言っている。
ウツホシンプルに威嚇と悪口。しかしヒメに対抗してラップパートも頑張っている。もとより刻む音が得意なのでプロのラッパー相手に健闘中だが、イカんせんターンを譲ってもらえない。
フウカも割とトサカにきているのか京都弁のイヤミのキレが普段より増している。(あとバンカラ漬けというぶぶ漬け(お茶漬け)的なものがあるらしい*5
しかし、PVジャケットでも相変わらずセンパイとの距離感バグを起こしているイイダには天然過ぎて皮肉が通じなかったうえ、あまつさえフウカが得意な伸びの強い歌い方をリスペクトされ上手く真似されてしまっている。
カチコミをかけた割に、どうもすりみ連合、劣勢気味? おまけにプロモーションではサビ部分もかなりテンタクルズに食われているようだが……。ワールドツアー経験済みの超大物に相手の得意分野で勝負を仕掛けるのは分が悪かったか。

なお、ラップバトルを含むヒップホップは元々アメリカのギャング達が金と命を消耗せずに戦う方法として生み出された文化であるためこの勝負はある種の原点回帰である。

ちなみにこの曲はサイド・オーダーが遊べるエキスパンション・パスを購入していなくても聴くことが出来る。

また、この楽曲のPVで、ウツホとフウカは普段から打って変わったハイカラ風味なユニフォームを披露している。そのせいでいつも以上にガラが悪い。
むしろ、あまりにラフな格好である上にこれまでのステージでも見たことがない衣装……というか服であり、そもそも彼女らの曲調と似合わぬ装いであることから、まだ着替えもメイクも済んでいない状態で殴り込みをかけにいったのではないかという説が出ている。フウカに至っては下半身のジャージの着用位置からはいてない疑惑まで上がっている。


バンカライブ


任天堂公式のライブイベント「Nintendo Live」に、すりみ連合たちも演者として出演。
モニターに3人が姿を現し、歌と踊りを披露する大仕事を果たした。

Nintendo Live 2022

2022年10月8日から9日までの2日間にかけて開催された「Nintendo Live 2022」内のライブイベント「バンカライブ」でトウキョウ初上陸を果たした。
あれ?なんで哺乳類が帰還してるの?ってツッコミはなしで。
蛮殻ミックスモダンをはじめ、前述した「衝天プチョフィンザ」「疾風怒濤カチコンドル」を続けて披露、フィナーレではアネゴ…ではなくシオカラーズの2人と「ある曲」を披露し、会場を大いに沸かせた。*6
実際の映像はアーカイブとして任天堂の公式Youtubeチャンネルで配信されているので、もう見た方もまだの方も、是非ご覧頂きたい。
このライブで(絶対にセンターを譲らなかった)マンタローファンが増えたとかなんとか…

Nintendo Live 2024 TOKYO

2024年1月20から21日に開催予定だった「Nintendo Live 2024 TOKYO」は諸事情により中止されてしまったが、後の2月10日に「バンカライブ 轟(ゴウ)」が任天堂公式Youtubeチャンネルから配信された。無人ライブ映像なのが実に残念である……

フェスバトル用「張拳ゴーアヘッド」「衝天プチョフィンザ」からはじまり、3人インク色をチェンジして「疾風怒濤カチコンドル」「天命反転ローリンストン」を披露。
と、フウカとウツホが休憩に入ったところでテンタクルズがサプライズ登場。
マンタローが密かにコラボレーションをしたいとイイダに掛け合っていたらしい。マンタローもライブの当日にいきなり2任が来るとは思わなかったようだが……
そうしてテンタクルズの「ゼンゲン・テッカイ」「サイタン・ケーロ」にライブをジャックされかけたことで、マンタローは2度目の「鉄槌ピシャゲルド」を食らう羽目になった。
舞台上でウツホのキックが何の罪もないマンタローに炸裂し、フウカからはテンタクルズからコラボ料をふんだくれと喝を入れられることに……。

その後、お客さんに免じ(無観客だからいないが)許されたマンタローとウツホ・フウカで「再見オネノネノン」。
最後の「蛮殻ミックスモダン」は戻ってきたテンタクルズとコラボレーションバージョンのスペシャルバージョンで送られた。

イイダはすりみ連合のことも尊敬しているらしく、すりみ連合の楽曲はぜんぶ歌えるらしい。余談だが、乱入時にはビジー・バケーションのコスチュームだったテンタクルズは、最後のコラボレーション時には2のノーマルバージョンの衣装で再登場した。
そして今回のライブでもマンタローはテンタクルズパートであろうとセンターを死守することをやめなかった

フェス


前述の通り、すりみ連合のメンバーは3陣営に分かれたフェス陣営の代表を務める。
この欄では、フェスの内容も纏めて紹介。

+ 前夜祭 いちばん強いのはどれ?グー VS パー VS チョキ

前夜祭「いちばん強いのはどれ?グー VS パー VS チョキ

開催期間 2022/8/28/9:00~2022/8/28/21:00

…じゃが、じゃんけんで いちばん強い手なんて あるんかのう?
エーイ?(なくない?)

スプラトゥーン3発売前に開催された前夜祭にして、すりみ連合の初仕事。前夜祭前のラジオは『スプラトゥーン3 Direct 2022.8.10』でも放送された。

フウカの選択はグー陣営。曰く「己の魂をコブシに宿し、天につき出すその姿…勝者のポーズゆうたらコレや!」
ウツホの選択はパー陣営。理由は「ガードもハタキもできる、いちばんデカいし最強」だから。
マンタローは「チョキの手の形はフクザツだから、一番頭使わないと出せない」チョキ陣営を推した。しかし、フウカ曰くマンタローのチョキは独特らしい。田舎チョキだろうか。
そもそもマンタローはどうやってジャンケンするんだ

なお、ウツホはパー陣営を担当し、「(パーは)最強なのじゃ!」と言いながら拳を突き出して見せたりするなど、発売前から早速ド天然を発揮していた。

戦績

グー パー チョキ
代表 フウカ ウツホ マンタロー
得票率(10P) 44.58% 21.31% 34.10%
オープン(15P) 35.98% 30.01% 33.99%
チャレンジ(10P) 33.08% 32.55% 34.35%
トリカラアタック 攻撃 攻撃 防衛
結果 25P 0P 10P
前半戦でマンタロー率いるチョキ陣営がトップに躍り出たため、トリカラアタックで中央の防衛側に回った。
その際、システム上の都合か、ウツホ、フウカの陣営は優勢時に声援を送ってくれるのに、マンタローは声援を送ってくれる条件がないので何も応援してくれないというなんとも言えない不遇が発生していた。

最終結果は25P獲得したグー陣営の勝利。前半戦で快進撃を見せたチョキ陣営は10Pに留まり、パー陣営は0Pという悔しい結果に。

「グー」派のみんな おおきにね!
力強いバトル、見してもらいました!!

「パー」派のみんなも イカしとったぞ!

エイ!(「チョキ」派のみんなも ありがとー!)

+ 第1回 無人島に持っていくなら? 道具 VS 食料 VS ヒマつぶし

第1回「無人島に持っていくなら?道具 VS 食料 VS ヒマつぶし

開催期間 2022/9/24/9:00~2022/9/26/9:00

…全部持ってったらダメじゃろか?
エイ…(それを言っちゃオシマイだよ…)

記念すべき第1回フェス。無人島に持っていくなら? という「もしも」の問いの定番中の定番である。
従来フェスの二者択一な問いに比べて、選択肢が広く考えやすいお題と言える。
なおかつ、誰でも頭に思い浮かべることが出来る、一度は考えたことがあるであろう内容であるあたり、3フェスのトップバッターにふさわしい。

すりみ連合の見解だが、フウカは灯りやテントなど生存確保の必要性や、食料調達にも道具は必要であることから道具陣営をプレゼン。堅実さが光る、なんともオクトリングらしい選択。

ウツホは「食べ物を見つける前に空腹で動けなくなったらどうする」「美味しいものを食べて気持ちを上げる」食料陣営をアピール。理にかなっているが、やはりインクリングらしく快楽主義寄りな提案。
二人のプレゼンを聞いて若干迷っている節があったが、悩んでいるうちに腹が減ってきてやはり食料と再認識したようである。

一方、マンタローはサバイバル術に関する本を読んだ経験から「道具や食料は自力で確保すればいい、自分で作りだせない遊び道具を持ち込むべき」と、割と能天気な理由でヒマつぶし陣営を推した。
しかしながら、
「エイッ!!(やだ! ゲームなしの生活なんて考えられない!!)」
不思議と強い説得力で多くのイカタコを自陣営に勧誘できたようである*7

戦績

道具 食料 ヒマつぶし
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(10P) 34.29% 31.01% 34.70%
得票率(10P) 58.28% 20.70% 21.02%
オープン(15P) 35.29% 31.38% 33.33%
チャレンジ(10P) 33.47% 30.16% 36.37%
トリカラアタック 攻撃 攻撃 防衛
結果 25P 0P 20P

中間発表時点ではまたしてもマンタロー率いるヒマつぶし陣営が戦績トップとなり、トリカラアタックで二度目の防衛戦。
やはりトリカラバトルで声援を送ってくれることはなかった

最終結果は25P獲得した道具陣営の勝利。
これでフウカ陣営は2連勝ということになり、ウツホ率いる陣営はまたも0Pという苦い結果になってしまった。

エイエイ?!(それぞれ別のモノを持って、3人で無人島へ行けばいいんじゃない?!)

そしたら 3つとも持っていけるやん!

フウカとマンタローも いっしょなら 無人島でも楽しくやってけそーじゃな!

エイ!(おあとが よろしいようで!)

+ 第2回 パートナーに選ぶならどのタイプ? くさ VS ほのお VS みず

第2回「パートナーに選ぶならどのタイプ? くさ VS ほのお VS みず

開催期間 2022/11/12/9:00~2022/11/14/9:00

いちばん強いタイプやのうて、パートナーにしたいタイプを選ぶんやで?
なんでワシを見るんじゃ?

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』発売記念、ポケットモンスターシリーズとのコラボ企画。
ポケモンシリーズ恒例、最初に選べる3匹のポケモンくさほのおみずの中からどのポケモンを選ぶか、というお題。

フウカはくさ陣営。曰く、和ませてくれそうだから誰かさんらに苦労させられているので癒しが欲しいらしい。
フウカの うそなき!
あいての ウツホには 効果が ないようだ…
ちなみに、みずっぽいのは間に合ってる(使役している先生(サメ)のことか?)らしい。
今回のフェスにて、フウカがはじめて青系以外の装いをしている。

ウツホはほのお陣営。燃えるように熱い絆を期待しているという。
熱さにおいて ほのおに勝るものなし! つまり最強はほのおタイプなのじゃ!!
だから強さを比べるんやないて… まーええか

そしてマンタローはみず陣営「水タイプは弱点が少なめだから明らかに一人だけガチっぽい理由を述べている*8

戦績

くさ ほのお みず
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(10P) 33.71% 32.52% 33.77%
得票率(10P) 25.80% 33.60% 40.60%
オープン(15P) 33.41% 32.75% 33.84%
チャレンジ(10P) 33.59% 30.55% 35.86%
トリカラアタック 攻撃 攻撃 防衛
結果 0P 0P 45P

中間発表ではまたまたマンタロー陣営が1位となり、三度目となるトリカラアタックの防衛戦へ。
アップデートが入ってもやっぱりトリカラバトルで声援を送ってくれることはなかった

最終結果は45Pを獲得したみず陣営の勝利。全得点総舐めの大勝利であった。
また、これまでプレイヤー間で賛否両論だったトリカラアタックにおいて、1位を防衛しきった初のフェスともなった。

フウカ陣営は今回が初めての敗北。フウカファンのイカタコたちは苦インクを飲んだ。
ウツホ陣営はまたもや0Pで完敗。これでトータル無得点のまま三連敗という辛い結果に…
一方、マンタロー陣営はチャレンジでの無敗記録を更新。ちなみに、まだ2回目とはいえヨビ祭でも無敗を保持ということになる。

エイ!(次のポケモンでは みーんな最初のパートナーに
みずタイプを選んじゃったりして!)

…マンタロー、を差すようで悪いねんけど
みんなが同じポケモン選んでもうたら
ポケモンずかんコンプリートできひんよ?

エイーーーッ!!(ああーーーッ!!)


+ 第3回 好みの味は? 辛い VS 甘い VS すっぱい

第3回「好みの味は? 辛い VS 甘い VS すっぱい

開催期間 2023/1/7/9:00~2023/1/9/9:00

ワシは好きキライせんぞ?
エイ~(食べるの好きだもんね~)
ウツホ、ムシャムシャスナックのワサビ味に辛すぎる~て文句言うてたやんか
むぅ…思った以上につーんとしたもんでな

好きな味にまつわるフェス。イカタコとマンタの食センスには謎が多い部分もあったが、味覚は人間同様に存在していることが判明した。

時に辣なフウカは辛い陣営。ピリ辛、シビ辛、ワサビのツーン感も含め、テンションが上がる辛い物が好きらしい。
フウカいわくお茶に謝罪の必要があるほどに大量の砂糖を入れるというウツホは甘い陣営。ウツホの底なしの元気の源は甘味なのかもしれない。
マンタローはすっぱい陣営。初手で梅干しを想像させる相変わらずの頭脳戦を展開するすっぱ党員。

今回は全員がほぼフィーリングで選択しており、参加者もほぼ自由にお好みの味を選んでフェスに挑むことになる。
しかし、甘味は糖分(エネルギー)を受容する味覚であるのに対し、酸味は元来は腐敗を検知するシグナルであり、辛さに至っては正確には味覚ではなく痛覚であるため、なんとなく不公平感がなくもない。
そのせいで、無得点続きのウツホの救済なのではないかというカミ様の陰謀説を唱えるオカルト派イカタコもちらほらいるとかいないとか…

今フェスからトリカラアタックの攻撃防衛が陣営によって縛られなくなった。
また、今回のフェスでついにマンタローがトリカラアタックで応援に駆けつけてくれるようになり、マンタローファンは歓喜のインク涙を流した。

戦績

辛い 甘い すっぱい
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(8P) 33.22% 34.40% 32.38%
得票率(10P) 27.75% 56.84% 15.41%
オープン(12P) 32.85% 35.57% 31.58%
チャレンジ(12P) 33.93% 31.96% 34.11%
トリカラマッチ(15P) 33.89% 33.72% 32.39%
結果 15P 30P 12P

中間発表の時点でウツホ率いる甘い陣営がトップ。
好調を保ったまま、オープンマッチ部門も制する30Pの大健闘を見せた。
一方、すっぱい陣営を率いるマンタローはチャレンジ部門での無敗記録をまたもや更新。
辛い陣営も今回より新設されたトリカラマッチ部門を勝ち取り15Pまで食い下がった。

ほんじゃ、今日は仕事が終わったら
甘いもん食い放題に付き合ってもらおうかの!

エイ?(前に言ってたお店?)

そこって、お茶も何もかも激甘っちゅうウワサの…

ウム、のような店じゃ!


+ 第4回 チョコレートはやっぱりコレ! ビター VS ミルク VS ホワイト

第4回「チョコレートはやっぱりコレ!ビター VS ミルク VS ホワイト

開催期間 2023/2/11/9:00~2023/2/13/9:00

って、どれかひとつなんぞ選べるワケなかろーが!
ワシは今回は降りるのじゃーー!!
まぁまぁ、ちょお落ち着き

バレンタインデーにちなんだフェス。
フウカの提案により、今年はこのフェスで勝った人が、負けた2人からチョコレートを貰えるという賭けも発生した。

チョコレートの苦みと香りに魅力を見出しているフウカはビター陣営を推薦。ついでにチョコレートについての雑学を披露し、歴史がビターチョコを推しているとプレゼンした。(ウツホは歴史の証明に乗せられそうになったが、マンタローに「エイッ!(大事なのは過去じゃなくて今だよ!)」と論破された)
甘党のあまりカミ様に抵抗するという、パーソナリティ史上前代未聞の挙動を見せたウツホだったが、全部好きだから、それらを全部いっぺんに味わえるミルクチョコが良い、とミルク陣営の代表になった。
マンタローはホワイト陣営。昔は苦手だったそうだが、今はクリーミーな優しい甘味を好んでいるという。ストロベリーや抹茶などフレーバーチョコのベースとなっていることもアピールした。

インクの色は、フウカ陣営がブラックの代わりかダークブルー、ウツホ陣営がオレンジに近いブラウン、そしてマンタロー陣営は3では初のホワイト

戦績

ビター ミルク ホワイト
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(8P) 33.18% 31.66% 35.16%
得票率(10P) 24.47% 33.31% 42.22%
オープン(12P) 32.14% 31.23% 36.67%
チャレンジ(12P) 33.32% 31.18% 35.50%
トリカラマッチ(15P) 33.15% 32.91% 33.94%
結果 0P 0P 57P

マンタロー陣営、2度目のパーフェクト勝利。見事な白星を飾った。それに伴い、チャレンジ部門での無敗記録をまたもやキープ。
ウツホ陣営は残念ながら通算4度目の無得点となった。今回のフェスはミルクチョコレートのように甘くはなかったようである。

ヨビ祭での賭けの通り、マンタローは2人からチョコレートを貰えることに。
(バレンタインデーの通例は女から男にチョコレートを贈る、のため、順当といえば順当である)
しかし、バレンタインデーには毎年3人でチョコレートを贈り合っているらしく、結局やることは例年と変わらないようだ。

ところで、ウツホが去年マンタローに贈ったチョコレートはお好み焼きチョコなる珍品であったらしい。
しかもウツホのオリジナルではなくれっきとした商品。おまけに、去年は見た目がお好み焼きというだけだったのに今年は味もお好み焼きに近い本格的なものが登場したのだという。ウツホのリアクションを見るに、今年もまたそのチョコレートを贈る気か……?おい味覚フェス一位

エ、エイッ?!(ボクも ふたりにチョコあげるから ふつうのチョコで許してくださいッ!!)



+ 第5回 実在するのは? ネッシー VS 宇宙人 VS 雪男

第5回「実在するのは?ネッシー VS 宇宙人 VS 雪男

開催期間 2023/4/1/9:00~2023/4/3/9:00

エーイ?!(どれかは本当にいるってコト?!)

エイプリルフールにちなんだフェス。
世界的に有名なUMAの中でどれが実在すると思うか、陣営に分かれて競い合う。

すりみ連合たちはなんといずれかのUMAを見たことがあるらしい。
(フウカは(ここは それっぽいコト 言うたもん勝ちやな)と最初から出鱈目のつもりだったようだが……)

フウカはネッシーっぽいのを見たことがあると証言。
曰く、仕事がオフの日、霧が立ち込めるくらい午後に「クマサン商会のバイト中か?」水面から長~い首っぽいもんが ニョロニョロニョロと出てきたらしい。
上述の通りフウカの出任せであったようだが、あまりの恐怖体験にマンタローは絶叫。
そして何故かウツホも同じものを見たことがあるという。ただし、ネッシーはではなくにいるものだとフウカの説を否定した。
――なお、ニョロニョロニョロ~っと出てくる巨大な奴は確かに海にいる

ウツホはクレーターのあたりでUFOを目撃している。よって宇宙人の存在を推した。
でっかい手足が付いたそれはそれは良いコブシのUFOであったという。(これも、フウカもどこかで見たことがあるような、と証言)
ウツホは宇宙人とガチンコ勝負したいという理由も兼ねて、宇宙人陣営についた。
――良いコブシの謎のUFO、実際にクレーターにいったらプレイヤーたちも見ることが出来るかもしれない。

マンタローはこういったオカルト話は苦手らしく、「エエイッ!!(ふたりともウソは良くないよ!!)」と一喝。
しかし、マンタローは以前に雪山でスキーをしていた際に(雪山でスキーをするマンタも十分UMAではないだろうか)信じられないくらい大きな足跡を見ている。
さらに、その日は毛むくじゃらの巨大な影が目撃されているという。マンタローは、それが雪男ではないかと推測し、戦慄した。
――インクリングたちの世界では哺乳類は絶滅しており、残っているのは体の小さいジャッジくんコジャッジくんだけのはずだが……?

どいつもこいつも絶妙に設定を抉ってきている

戦績

ネッシー 宇宙人 雪男
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(7P) 33.62% 33.74% 32.64%
得票率(8P) 45.22% 46.09% 08.69%
オープン(12P) 35.33% 32.67% 32.00%
チャレンジ(12P) 33.25% 30.71% 36.04%
トリカラマッチ(18P) 34.91% 32.86% 32.23%
結果 30P 15P 12P
ヨビ祭、得票率、共に宇宙人陣営がリード。
しかし、バトルの部門においてネッシー陣営が巻き返し、総ポイントで逆転。
3のフェスにおいて初めて得票率=勝利の法則を覆す大健闘を見せた*9

なんと雪男陣営の得票率は8%という前代未聞の低得票率。
それにもかかわらず、チャレンジ部門を制した。逆風に晒されてもなお、マンタロー陣営はチャレンジ部門無敗を死守したのである。
これにより、無得点も回避。マンタローが祝辞した「雪男派の熱意もすごかった」というのはまったくもって確かな話と言えよう。
おかげでマンタロー率いる謎の精鋭部隊こそが真のUMAなのではないかと言われているとか、いないとか。

ともあれ、本フェスの結果によりネッシーは いてることが証明された。

ウチがネッシーを見たんはウソやってんけど そのうち ほんまに会えそうな気ぃしてきたわ
エイッ?!(やっぱりウソだったの?!)
しかし、ワシがそれっぽいのを見たのは ホントじゃぞ?
どうせ大きなシャケでも見たんとちゃう? ※それ多分ネッシーのほうです

3人が揉めている最中、バンカラ地方の湖で新種の大型生物が発見されたとニュース速報が……?


+ 第6回 汝、何を求める? 力 VS 知恵 VS 勇気

第6回「汝、何を求める? VS 知恵 VS 勇気

開催期間 2023/5/6/9:00~2023/5/8/9:00

エ~イ~!(3つとも 手に入れることができたら 願いがかなっちゃうかも!)
なら全部いただくのじゃ!

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』発売記念のコラボ企画、トライフォース対決。
発売1週間前の応援企画である。

フウカは「願いは自分で叶えるもの、さえあればすべて思うがまま」「で好きなだけ願いを叶えればいい」と、妙に楽し気に力陣営を率いる。そのスケールも凄まじく、世界を手にする力が欲しいことを公共の電波で宣言した。「エイ~!(世界進出したいんだね、フウカちゃん!)」
自称力も勇気も十分備えているウツホは知恵陣営「人生は選ぶことの連続じゃ 道をまちがえんためには やはり知恵がいる」と、いつもの脳筋らしからぬ説得力のある演説を述べた。ただしウツホの場合、ゴンスイ地区へ行くたびに道に迷う程度には、知恵の習得が急務である模様……
マンタローは勇気陣営「勇気を出しての行動がなければ何も始まらない」との弁。強大な相手に立ち向かったり、ヒビの入った壁を爆弾で壊すにも勇気がいるとのこと。この例えはウツホやフウカには全く伝わらなかったようだが…
勇無きインクに力は宿らぬの精神で、イカタコ達に目覚めを促し勇気を推し進める。台詞の端々を見るに、マンタローがゼル伝シリーズ既プレイであることは確かのようである。

戦績

知恵 勇気
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(7P) 34.48% 34.04% 31.48%
得票率(8P) 36.90% 32.08% 31.02%
オープン(12P) 34.22% 33.72% 32.06%
チャレンジ(12P) 35.13% 33.07% 31.80%
トリカラマッチ(18P) 34.47% 32.89% 32.64%
結果 57P 0P 0P

力陣営のパーフェクト勝利。やはり力こそパワーであった。なお、フウカ陣営の初パーフェクト勝利である。
今回のフェスで、遂にマンタロー陣営のチャレンジ部門無敗記録が絶たれた。(UMAは発見されたらその価値を失うというのは言い得て妙な話)
しかも今回、マンタロー率いる勇気陣営は全部門最下位という痛恨の敗北である。勇気だけでは何も解決しなかったようだ。
(そしてウツホ陣営は通算5回目の無得点。板についてきた感が悲しい……)

勝利を収めた力陣営のフウカは大喜びだが、力を手にしたらどうすればよいのか頭を捻る。もちろん、望むものを三人一緒で追い求めていくようだ。
ウツホは「欲しいものは全部いただく」すりみ連合の信条のもと、力も知恵も勇気も全部手に入れるつもりのようである。

エ゙イッ!(それ、みんなに ナイショのやつだよ!)

余談だが、ゼルダの伝説においてガノンドロフの象徴、平たく言えばガノンドロフ陣営が完全勝利を収めてしまったようなものである。
そのせいで、結果発表時にはTwitterでは 勇者敗北ルート なるワードがトレンド入りしてしまった。
トライフォースそのものには善悪がないとはいえ、いよいよこれからティアーズオブザキングダムが発売されるという矢先に力陣営の完勝というのはなんとも幸先が悪いような……
(ただ、考察班の中では『封印戦争になぞらえるなら力陣営の勝利で正しい』という意見もあるんだとか)
更に発売後もボスの一体あからさまにフウカを意識した攻撃方法で仕掛けてくるのは何の因果か……


+ 第7回 アイスといえば? バニラ VS ストロベリー VS チョコミント

第7回「アイスといえば? バニラ VS ストロベリー VS チョコミント

開催期間 2023/7/15/9:00~2023/7/17/9:00

まぁ、ウチは? こだわりませんけど?
絶対にゆずらんという目をしておる…

夏の風物詩、アイスクリームのフレーバーにちなんだフェス。
31アイスクリームにて、スプラトゥーン3とのコラボ商品も期間限定発売された。

アイスクリームといえばバニラ、ということでフウカはバニラ陣営を率いる。
コーヒーフロートやクリームソーダにも乗っている「アイスの代表」であることをプレゼンした。

第4回に次ぐスイーツ3択で、ウツホはまたも暴れ出すかと思いきや、意外にも素直にストロベリー陣営を選択。
どの味も好きだが、甘酸っぱいイチゴと優しい甘さのミルクのマヨネーズで「エイ?(「マリアージュ」だよね?)」いつでもいくらでも食えるらしい。
インクの色はスウィートピンク。第3回の味覚フェス甘さ陣営の時のビビットなマゼンタよりも優しいパステルカラーになっている。この色に惚れてストロベリー陣営を選択したイカタコも多かった事だろう。

マンタローはチョコミント陣営チョコミン党に決起を呼び掛けた。
マンタローのプレゼンに対し、フウカは歯みがき粉の味が好きなん?」言ってはならないことを言ってしまったが、マンタローはチョコミントらしくクールに往なした。

エ゙イ!!(でも、チョコミントは歯みがき粉じゃないから!

ひんやり! さわやかな! 完成されたスイーツだから!!)

クールさはどこいったんじゃ

余談だが、今回コラボした31アイスクリームが開催している「フレーバー総選挙」では、第1回ではミントフレーバーの「ポッピングシャワー」が1位で殿堂入り、第2回でも「チョコミント」が1位を取っていたりする。第3回もチョコミントは2位であった。
さらに余談の余談で、フランスでは「マンタロー(menthe à l’eau)」というミントシロップフレーバーのドリンクが夏の定番だったりする。

戦績

バニラ ストロベリー チョコミント
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(7P) 34.29% 32.46% 33.25%
得票率(8P) 55.04% 19.03% 25.93%
オープン(12P) 33.90% 32.76% 33.34%
チャレンジ(12P) 30.22% 34.65% 35.13%
トリカラマッチ(18P) 34.13% 32.00% 33.87%
結果 45P 0P 12P

得票率で圧倒したフウカ陣営の3連勝。やはりフウカが述べた通り、アイスといえばバニラという定番は崩れなかったようである。
しかし、チョコミン党を率いるマンタロー陣営チャレンジ部門トップの座に返り咲き、フウカのパーフェクト勝利を阻止した。
ウツホ陣営はまたまた0P。明らかに票の集まるバニラにコアなファンが本気を出すチョコミントに挟まれ辛い戦いとなった。フウカとマンタローが毎度火花を散らす中で蚊帳の外感が出ているのが辛い。


一週間アイスの話ばかりしていたため、すりみ連合たちもアイスを食べたくなってきたようだが、残念ながら番組での用意はナシ。
ちょうどフウカがたまたま自分用に3個アイスを買っておいたそうで、撮影後に、3人でフウカの家に食べに行ったようだ。

エェ~イ?(えぇ~っ、フウカちゃんってば ちょうど3個 買っておいてくれたんだ~?)


+ 第8回 人生で大事なのは? 富 VS 名声 VS 愛

第8回「人生で大事なのは? VS 名声 VS

開催期間 2023/8/12/9:00~2023/8/14/9:00

エイ…(、だよね…)
前のめりやん

活動1年目の夏休みフェスは人生にまつわる究極の三択。
お金のために使ってこそ、を手に入れるのは人気者名声巨万の富で得られる
3すくみともなっている。

守銭奴のフウカはやはり富陣営「世の中おカネ! こそすべてや!!」と言い切った。ウツホに対しても「人気者になれても 貧しいままやったら おいしいもん 好きなだけ食べられへんよ?」とゆすりをかけるなど、手加減なし。(効果抜群)
ウツホは名声陣営を率いる。一発当ててビッグにならなければつまらない、とのこと。いまのところフェスでは名声を取り逃し続けているので、今回はぜひ踏ん張ってほしいところである。
いつになく食い気味なマンタローは愛陣営。普段のプレゼンでは後手に回り頭脳戦を繰り広げるマンタローが、今回は珍しく一番乗りで熱弁を振るった。家族愛恋愛友情、あったかい繋がりはである、とのこと。

エェ~イ…(ボクらは ひとりじゃ生きていけない さみしい魚介類… のない人生なんて悲しいよ)
「ひとり暮らしサイコー!」とか言っとらんかったか?

マンタローは第6回で勇気陣営だったことから愛と勇気だけが友達なんて言われているとか、いないとか。

このお題はSplatoonで開催された「第7回 世界を救うのはどっち?対決! VS おカネ*10」に名声が加わったリバイバル対決。しかも全世界合同開催である。
ハイカラシティでは、得票率はおカネ陣営が勝ったが、勝率で愛陣営が逆転している。果たして同題に対するバンカラもんたちの答えは……?

戦績

名声
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(7P) 35.45% 31.89% 32.66%
得票率(8P) 47.28% 9.10% 43.62%
オープン(12P) 33.71% 32.44% 33.85%
チャレンジ(12P) 29.40% 36.96% 33.64%
トリカラマッチ(18P) 34.19% 32.99% 32.82%
結果 33P 12P 12P

富陣営の勝利。やはり世の中おカネであった。

ヨビ祭と得票率で富陣営がリードする中、本祭の中間発表戦績では愛陣営が戦績1位に乗り上げた。
よもやデジャヴ再来かと思われたが、富陣営は奇しくも3で新設営されたトリカラマッチ部門を勝ち取って逃げ切りに成功。1の敗北を覆しリベンジを果たした。*11

フウカ陣営はこれで4連勝。新記録を伸ばし続ける。
ウツホ率いる名声部門の得票率はなんとたったの9%だったが、他陣営を大きく突き放してチャレンジ部門No.1を獲得
9%という数字は過去最低記録ではなく、少数精鋭でチャレンジ部門を制することも今回が初ではないというのがなんともしょっぱいが……ともかく、無得点の回避には成功。3連続0Pの悪夢再来は免れた。
また名声陣営の奮闘により、マンタロー率いる愛陣営はチャレンジ部門を取り逃した。しかし、代わりにオープン部門をぎりぎりで勝ち取って無得点を回避。やはり徒党を組んで挑める部門は愛陣営に分があったようだ。


というわけで、これからすりみ連合は億万長者を目指していくらしい。
ウツホはヘリからカネをバラ撒いてみたいそうだ。目的もなくそれをやりたがるのは珍しい。(あとヘリコプターマネーは例え表現であって本当にヘリから金をばら撒くことではないのだが)

さっそく億万長者を目指す資金稼ぎとして、クレーターでオタカr

エーーイ!(た、宝物みたいな イイ曲を作らないとな~!!)

ガッポリ稼げる曲をマンタローが作曲することになった。この調子では、マンタローがまた干物になってしまわないか心配である。
勘定役でリーダーのフウカ宛に、オファーの宣伝も忘れない。

待て待て! いつから フウカがリーダーになったんじゃ?!


ちなみに、このフェスの直後に新曲「鉄槌ピシャゲルド」が電撃発表され、マンタローがRANOMAT名義で勝手にシオカラーズとコラボしていたこと、ウツホとフウカがそれに激怒したことが判明した。
その際に、ウツホは自分たちを差し置いて活躍していることを怒り、フウカは稼ぎ不足への不満について怒っている。*12
一方、マンタローの言い分はバンカラとハイカラが歌でもっと仲良く…%△#?%◎&@★!というものであり、やはり三人の行動原理には名声がそれぞれ存在しているようである。


+ 第9回 リーダーにふさわしいのは? フウカ VS ウツホ VS マンタロー

第9回「リーダーにふさわしいのは? フウカ VS ウツホ VS マンタロー

開催期間 2023/9/9/9:00~2023/9/11/9:00

カミ様も けったいなお題を出さはるわ

まったくじゃな! すりみ連合のリーダーなぞ ひとりしか考えられんではないか

ウチ以外にリーダーが務まるわけ…
ワシ以外にリーダーが務まるわけ…

………………
………エイ

Splatoon3発売1周年、そしてすりみ連合活動1周年記念フェス。お題はずばり、すりみ連合のリーダー決定戦
連合というだけあって明確にリーダーが決まっていない3人だったが、ここにきて天下分け目の戦いが生じることとなった。
実はフウカウツホは、口に出さずとも自分がリーダーにふさわしいという認識だったらしい。

フウカは自分がバンカラジオの段取りにおいて役割をはたしていることをアピール。はんなりしつつも毒舌(スパイシー)な仕切りによってリーダーの役目をこなしている、とのこと。
確かに、バンカラジオの司会進行やラジオ中のニュース報道など進行を取り仕切っているのはフウカであり、他の2人は割と自由にしている感がある。
また、フウカは金勘定というグループ活動において重要な役割を担っていることも忘れてはならない。(フウカにやらせないと怒るのかもしれないが……)

ウツホは自分が常に先頭に立って身体を張っている完全無敵で究極最強なリーダーであることをアピールした。
本人曰く、三度のメシよりバンカラを愛する地元愛を持っているらしい。食いしん坊な彼女が三度のメシより好きだというなら相当であろう。バンカラ街のふるさと応援団なのだから、地元愛は重要なファクターである。
また、ヒーローモードで3人組で登場する時に一番台詞が多いのはウツホである。登場時もウツホの大声から御出座しがはじまる、まさしく戦隊モノでいえばレッドにあたる口上を請け負っている。常に先頭に立って行動しているというのは間違いないようだ。(彼らはヒーローじゃなくてアウトローだが)

マンタローはそもそもリーダーが誰というのを考えたことがなかったようだが、まわりのヒトには自分がリーダーに見えているのではないか、と述べた。
曰く、すりみ連合の相談事や困りごとを主に引き受けているのはマンタローであるらしい。(ウツホもいつも助かっていることは認めているが、それとこれとは別らしい)ご意見番というのはリーダーとしての素質と言えよう。
何より忘れてはいけないのは、楽曲の製作は全てマンタローが担当し、ボーカルも卒なくこなしている何でも屋であること。すりみ連合は3人とも欠かせないメンバーだが、それ以前にマンタローなしではアイドル活動が成り立たない
あと戦闘力の高さも評価点かも……?
なお、マンタローのインクの色は。前夜祭のグーVSパーVSチョキと同じ配色になっている。

ちなみにこのフェスは、なんと勝利・敗北時ファンファーレが所属陣営によって異なる特別仕様になっていた。

戦績

フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(7P) 32.49% 34.65% 32.86%
得票率(8P) 55.18% 17.73% 27.09%
オープン(12P) 33.51% 33.13% 33.36%
チャレンジ(12P) 29.83% 34.82% 35.35%
トリカラマッチ(18P) 34.06% 32.48% 33.46%
結果 38P 7P 12P

フウカ陣営の勝利。なんと参加者の半数から得票を掻っ攫い、バトル戦績でも2部門を制する圧勝であった。
バンカラ街では新記録となる5連勝も樹立。シリーズ最高記録、イイダの6連勝に迫る。

得票率の最終発表がある前から、SNS等では概ねフウカの得票率が高いと見立てられていた。
しかし、ヨビ祭1位を勝ち取ったのはウツホ陣営。得票率勝者=ヨビ祭勝者の法則が覆されるのは実に第1回以来となる快挙(奇しくも約1年ぶり)である。ヨビ祭は参加者の取り組み次第であるため、ウツホはファンたちに熱烈に背中を押してもらえたようだ。
これにより開催前のポイントが上手くばらつき、予測のつかない波乱の本祭が幕を開けることとなった。

戦績面では、フウカ陣営がオープン部門とトリカラマッチ部門を制覇。
マンタロー陣営は滑り出しは(RANOMATの件も含めて)振るわなかったが、得意のチャレンジ部門を勝ち取り無得点を回避。一生の思い出になったと仲間の健闘を喜んだ。


というわけで、すりみ連合のリーダーはフウカに決定。単純にバンカラ街のイカタコたちの半数がフウカがリーダーだと認めているようなものなので、異論が出ることもなさそうである。
ウツホもフウカの努力はよく理解しており、決着に文句はないとのこと。3人とも、自陣営で戦ってくれた仲間達を称えた。
ちなみに、フェス勝利時には勝利陣営を率いていたメンバーがワンショットで抜かれるのがお約束だが、今回は勝敗関わらず3人全員がワンショットで抜かれるファンサービスあり。

こうして、ビッグランから始まりスキャンダル新曲発表やら何やらドタバタと続いた一週間であったが、すりみ連合1周年は大団円で幕を閉じたのであった。
なお、ウツホは何が1周年だったのか分かっていなかったらしい。

これからも ウチら3人で盛り上げていくさかい、
どうぞよろしゅう おたのもうします~!

リーダーっぽいこと言いよった!


+ 第10回 友達にするなら? ゾンビ VS ガイコツ VS ゴースト

第10回「友達にするなら? ゾンビ VS ガイコツ VS ゴースト

開催期間 2023/10/28/9:00~2023/10/30/9:00

エーイ?!(って、全部コワいんですけど?!)
友達になれば コワくなくなるかもしれんぞ?

第10回フェスはハロウィンにまつわるお題。
過去にハイカラスクエアでも開催された*13ハロウィンのスペシャルフェス、Splatoweenがバンカラ街でも開催されることになった。
ハイカラスクエアではトリックorトリート対決*14だったが、今回はハロウィンやホラー映画でお馴染みのクリーチャーたちのいずれと友達になりたいかで競い合う。
今回のフェス開催にちなみ、4種類の特別なギアが配布された*15
さらに当日にはバンカラ街にハロウィンの飾り付けが施され、なんとすりみ連合メンバーたちも各々陣営の仮装を披露する*16

フウカはゾンビ陣営。曰く「ウチらとゾンビなんて 大して変わらへん」「生きとるか、そうでないかが ちゃうだけや」。さすがリーダー、豪胆。
仲間を求めて彷徨うゾンビとは仲良くしてあげなければ不憫だと泣いて見せた。
フウカの装いはキョンシーのような東洋のゾンビ風。彼岸花のかんざしがオシャレ。
レギンスのグラデーションのせいで下半身がボディペイントだけのように見えなくもない。

ウツホはガイコツ陣営。これら3種のクリーチャーが戦ったらガイコツが勝つかららしい。拳が硬いから。
また、ガイコツたちはウツホにないもの(?)を持っているため、欠点を補ってくれる良い友人であるとプレゼンした。
エイ?(無いモノって ホネのこと?)
ウツホはホネ(・・)ガイの髪飾りを纏い、ラテン風の豪華な飾り衣装でフェスに臨む。
ちなみに、11月1日と2日はメキシコで死者の日と呼ばれ、当日には死者をもてなす華やかな宴を開催する伝統がある。それら意匠も取り入れたのかもしれない。

オカルトが苦手なマンタローはどれも怖いと言いつつ、ユーレイ、つまりゴーストと喋ってみたいという。
曰く、心残りがあって現世に留まるゴーストは何か放っておけないのだとか。できるだけの事はするので、速やかに成仏して欲しいのだそうだ。
短い友情になりそうやな
マンタローはボロ布を被ったジャンボ餃子の仮装古き良きゴーストの仮装を披露する。
このモチーフは、もともとはヨーロッパでの死装束。つまり中身が死者なのでゾンビに近いモノではあるのだが……最近では布の中身が空っぽのポルターガイストのイメージのほうが強いため、マンタローもそっちを意識しているのだろう。

戦績

ゾンビ ガイコツ ゴースト
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(7P) 32.55% 33.00% 34.45%
得票率(8P) 19.32% 17.66% 63.02%
オープン(12P) 33.11% 33.62% 33.27%
チャレンジ(12P) 33.19% 35.12% 30.97%
トリカラマッチ(18P) 32.73% 33.46% 33.81%
結果 0P 24P 33P

まさかゴーストの人気が これほどとはのう!
エイ~(みんなもゴーストと おしゃべりしてみたいのかな?)

ゴースト陣営の勝利。特に得票率はバンカラ街では最高記録の60%超えを達成した。メンバーたちも、ゴーストの圧倒的人気には驚いていた模様。

得票率に加えてヨビ祭の戦績も順調だったゴースト陣営だったが、中間発表の戦績はウツホ率いるガイコツ陣営が首位。勢いのままオープン部門を制し、さらにマンタローが得意なチャレンジ部門まで奪い取り、トリカラマッチ部門もあと一歩の大逆転まで迫るという骨のある戦いぶりを見せた。
一方、ゾンビ陣営を率いたフウカは6連勝を目前にしての無得点という痛恨の敗北。マンタロー無双以外で0ポイントも今回が初となる。シリーズ最高記録が遠のいた。
*17


というわけで、これにてマンタローはめでたく幽霊の仲間入り
今年の「トリック・オア・トリート・オブ・すりみ連合」はゴーストの仮装をすることになった。ジャンボ餃子3人前入りますー

フェスに勝利したマンタローはみんなで平和でハッピーに楽しめるハロウィンを提案したいようだが、ウツホやフウカは街を練り歩いてお菓子を食べては悪戯をするトリック・アンド・トリートなハロウィンを満喫したいと言ったり、食べてみるまで具が分からないミステリーまんじゅう(ハズレあり)を配ろうと言ったり、マンタローが望むイベントが開催できるかは不安な様子である。

+ 第11回 コレなんて呼ぶ? 回転焼き VS 大判焼き VS 今川焼き

第11回「コレなんて呼ぶ?回転焼き VS 大判焼き VS 今川焼き

開催期間 2023/11/18/9:00~2023/11/20/9:00

モノは同じなのに 土地や店によって名前が違うとは不思議なもんじゃな
エーイ?(ていうか、みんな好きに呼んだらよくない?)
何言うてんねん! 決められんコトに決着をつける、それが「フェス」っちゅうもんや!
よく言った! それでこそリーダーじゃ!!

じきに年末を迎える11月のフェスは、全国で名称が統一されていないあの和菓子の呼び方にまつわる天下分け目の戦い。またそうやって戦争の火種を……
あの和菓子の呼び方については全国津々浦々「おやき」「御座候(ござそうろう)」「二重焼き」「太鼓焼き(太閤焼き)」「あじまん」「ベイクドモチョチョ」など様々であると思われるが「他の名前で呼んではったら、ごめんやけど こん中から ビビッ! ときたやつを選んでや~」とのこと。

フウカ回転焼き陣営。バンカラ街でのメジャーは「回転焼き」のようで、フウカ回転焼きしか見たことがないらしい。すりみ連合たちが学生時代に買い食いしていたお店も回転焼きだったそうである。陣営カラーはあんこの小豆色

ウツホ大判焼き陣営を率いる。ウツホ御用達のヤガラ市場屋台では「大判焼き」の名前で販売しているのだそうだ。すりみ連合随一の甘味好きなウツホが推すなら手堅い所。陣営カラーはカスタードのクリームホワイト

マンタロー今川焼き陣営を担当。マンタローがよく食べているというザトウマーケットの冷凍のものは「今川焼き」らしい。ちなみにマンタローはコレを冷凍庫に常備しているという。そして何故かウツホがマンタローの冷凍庫事情に詳しいことが判明した。さすがウツホ、仲間の甘味のストックさえも掌握しているとは……陣営カラーは抹茶餡やうぐいす餡のオリーブグリーン。定番セットのお茶の色のモチーフも含まれるかと思われる。

どの陣営もあんやクリームがモチーフで、通常のインク色よりも和菓子感が強い色調。フェスの戦いの舞台も甘くておいしそうなインク色に染まる。

戦績

回転焼き 大判焼き 今川焼き
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(7P) 33.35% 33.41% 33.24%
得票率(8P) 19.16% 43.73% 37.11%
オープン(12P) 33.39% 33.12% 33.49%
チャレンジ(12P) 33.43% 32.38% 34.19%
トリカラマッチ(18P) 32.38% 34.07% 33.55%
結果 0P 33P 24P
※海外フェスのスコア詳細は割愛、結果は後述

コレは「大判焼き」じゃー!!!

大判焼き陣営の勝利。あの和菓子の呼び名は大判焼きであった。第3回以来2度目、久々のウツホの勝利である。

得票率で大きくリードしていた大判焼き陣営は、その勢いのままヨビ祭の接戦をも制覇。
バトル部門ではマンタロー率いる今川焼き陣営が中間順位トップを奪取。オープン・チャレンジ共に制し着実に追い込む中、ウツホ陣営が0.5%差でトリカラマッチを勝ち取って逃げ切りに成功。前回のフェスと結果が真逆なウツホの大逆襲となった。
これにより、第4回での甘味お菓子フェスでの惨敗、そして第5回UMAフェスでの逆転負けの雪辱も晴らすことに成功。
一方、回転焼き陣営を率いたフウカまさかの2連続無得点。リーダーの称号を得た矢先に急ブレーキとなってしまった。

余談だが、ウツホの勝利があまりに久しぶり過ぎて、今回がウツホの初勝利であると勘違いした人と、ウツホの初勝利と勘違いするな!と咎める人が鬩ぎあい、X(Twitter)トレンドワードに『ウツホ初勝利』があがってしまった。当項目に記録してある通り、今回は2回目である。

すりみ連合の面々曰く、今回はかなり火花が散る激しい戦いであったとのこと。事実、バトル部門では35%超えの勝率を得た陣営は1つもないという大接戦が繰り広げられていた。
……さて、それで結局、あの和菓子こと大判焼きは名前以外本当に全部同じなのかというと、
ウツホによれば店によって甘さや触感が違うことはあるが、結局名前によって味が違うということはないらしい。
次のライブ会場は「今川焼き」の本場の近くであるらしく、ウツホはもう食べ比べの準備を始めているようだ。


第11回 海外のお題

あの和菓子の呼び方などという日本の内輪揉めなお題が海外で通用するはずもないため、同時刻の海外地域のフェスお題は「what's your go-to greeting?(あなたがよくやる挨拶は?) Handshake(握手) vs Fist Bump(グータッチ) vs Hug(抱擁)」となっている。
フウカ「知らん人といきなりグータッチやハグはせんやないの(意訳)」「ファンサービスの時も握手やろ(意訳)」という理由で握手陣営
ウツホは最初「全員一致でグータッチじゃろ?(意訳)」と言うほどにしょっぱなからグータッチを推しており、フウカの意見にも「いいや、ワシは誰とでもグータッチしたいのじゃ!(意訳)」と言い張りグータッチ陣営
マンタロー「エイ!(出来るなら全ての人とハグしたいよ(意訳))」といって抱擁陣営を担当することになった。なお、マンタローはファンサービスでもハグしてほしければしてくれるらしい。

フェスの際にはお題にちなんだフェスアートワークがX(Twitter)の公式アカウントより展示されるのがお約束だが、今回はちゃんと2種類のフェスアートワークが展示されている。海外版のフェスアートワークが見たい人は英語版公式アカウントをチェックされたし。
ただし、ラジオのほうは日本語版が用意されていないため、日本語設定にしたうえでフェス地域を海外にしているとお題に関する話題の部分だけすりみ連合達が英語で喋り出すというなんともシュールなラジオになってしまう。

結果は37P/27P/0PHandshake(握手)陣営の勝利。ヨビ祭・得票率でウツホ率いるFist Bump(グータッチ)陣営のリードだったのは同じであったようだが、Handshake(握手)陣営得票率18.45%という逆境を跳ね除けチャレンジ・トリカラマッチの二冠を制して逆転した模様。
そしてHug(抱擁)、まさかの0P……まだ哺乳類にハグは早すぎたようである。

+ 第12回 休みの日は? 仲間とわいわい VS 家族でほっこり VS ひとりでのんびり

第12回「休みの日は?仲間とわいわい VS 家族でほっこり VS ひとりでのんびり

開催期間 2023/1/13/9:00~2023/1/15/9:00
そういや近ごろは、なんやかんや いそがしゅうて 休みらしい休み取れてへんかったなぁ
エ゛イ!(ホント全っ然 ヒレをのばす時間なかったよね)

2024年1発目のフェスは年末年始休暇・冬休みにちなみ、休暇の過ごし方にまつわる三択のお題。
すりみ連合も最近忙しく、休日をとれていなかったらしい。お題にちなみ、それぞれ休日にどのように過ごしたいかを話し合いはじめた。

フウカ「気の合うメンバーといっしょなら楽しさ333倍!」と、仲間とわいわい陣営を率いる。どうやら三人での休暇のプランニングも整えていたらしく、様々なレジャーのクーポンを3枚ずつ手配したりしていた。本人はあくまでさっきたまたま貰ったと言い張っているが……。ラジオ中、クーポンの束が見つかってばつが悪そうにしているフウカの顔が見られるが、本当は「三人で一緒に過ごそうと思ったのに二人はその気ではなかったことに内心ションボリしているのでは」と考えるファンもいるとか……。
ウツホ家族でほっこり陣営。今年の年末に実家に帰れなかったウツホは、実家に帰って家族に顔を出し、なおかつ弟と妹をたっぷりかわいがりたいようだ。「エイ?(弟くんには手加減してあげなよ?)」
一人暮らしサイコーの言質がとれているマンタローひとりでのんびり陣営担当。パーソナリティと作曲と曼蛇流当主(と本業)の兼業といったグソクの草鞋のごときバタバタエイエイ大忙しで、積読が溜まっているらしい。変なハウツー本とか。
マンタローは今フェス用に蛮殻ミックスモダンのリメイクもしていたことだろうし……

今フェスはハロウィンに続き、すりみ連合の面々がゴージャスな特別衣装を披露。X(twitter)公式アカウントがグリーティングムービーを公開した。
三人はそれぞれ(ヒーローモードとは別の)仮面を身に纏って舞台に上がる。
フウカは白蒼のゲソに黒いパーティドレスを着こなし、ウツホはヴェールを黒基調に切り替え、マンタローはヒレを錦野旦じゃないほうのゴールドに染め上げている。
インクのカラーもラメインクの特別仕様。(色覚サポートを入れて色を変えた場合もちゃんとラメインクになる)
特に今回の白インクに関してはいろんな意味で賛否両論であり、バンカラ街は「白インクきれい」・「白インクきたない」・「今までと違ってステルス性がない」の3つに分かれ、混沌(バンカラ)を極めていた……。

戦績

仲間とわいわい 家族でほっこり ひとりでのんびり
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(7P) 31.19% 31.52% 37.29%
得票率(8P) 32.44% 25.27% 42.29%
オープン(12P) 34.18% 31.36% 34.46%
チャレンジ(12P) 34.11% 30.84% 35.05%
トリカラマッチ(18P) 31.83% 32.41% 35.76%
結果 0P 0P 57P

エイ!(「ひとりでのんびり」派のみんな、やったね!)
休みの日はのんびりしながら この勝利にひたろう!)」

ひとりでのんびり陣営の勝利。これでマンタロー陣営は3度目のパーフェクト勝利となる。ヨビ祭の成績も頭ひとつ抜けており、実力勝ちを示してみせた。
ウツホ陣営は久しぶりの無得点だったが、得票率の割にヨビ祭で振るって見せたのは相変わらず。マンタロー陣営の頭数には勝てなかったとはいえ、健闘したようである。
中間成績は1位だったフウカ陣営はまさかまさかの3連続無得点。オープンマッチ部門があと一歩だったのが実に惜しまれる。
これで連続無得点記録はバンカラ街ではワースト記録に並んでしまい、苦くも一年目開始時のウツホと同じく苦しい状況に追い詰められてしまった。
こうして、ひとりでのんびり派の大勝利となったわけだが……フェスで勝ち進んでいくと、陣営名に「ふつうの→まことの→スーパー→カリスマ→えいえん」と冠した称号を貰うことが出来るが、マンタロー陣営を選んで最後まで進めると「えいえんのひとりでのんびり派」となり、勝ったけどなんだか納得できないという人も……

フェスの結果を受け、すりみ連合の面々は、それぞれオススメの本を貸し合ってまったりと過ごすことにしたらしい。
ウツホが読むのは図鑑やレシピ本の写真だけらしいので、マンタローはさっそく家の蔵をひっくり返して写真集を探し始めるようだが……それだけで休みの日が終わってしまいそうである。

+ 第13回 どれが好き? あんこ VS カスタード VS ホイップ

第13回「どれが好き?あんこ VS カスタード VS ホイップ

開催期間 2024/2/17/9:00~2024/2/19/9:00
ふぐぐ… どうしても選ばねばならんのか
カミ様も世界も なんてザンコクなんじゃ

バレンタインデー第二弾、甘味フェス。
今回はスイーツの具材をテーマに三陣営に分かれて競い合う。
セブンイレブンにてスイーツフェスコラボ商品も限定発売。Splatoon仕様のコンビニスイーツ発売はもちろん、スイーツ購入特典でキーホルダーが貰えたり、コジャケぬいぐるみやフェスオリジナルTシャツの抽選プレゼントも行われた。

フウカは優しい味わいのあんこ陣営あんここそが寒い時期に恋しくなる甘味であるとのこと。インクの色も大判焼きフェスから続けてあんこの小豆色カラー
またも頭を抱えることになった甘党のウツホ。どれも捨てがたいと悩んだようだが、昨日カスタードシュークリームを食べ、今朝はカスタードたっぷりのクリームパン、おやつにカスタードプリンカスタードフルコースを食べたばかりということでカスタード陣営を率いることになった。でもインクの色はかぼちゃプリンっぽい
マンタローは割と即決、一番乗りでホイップ陣営についた。理由は、飲めるから。……え? 「飲む」て言うた?及び、ショートケーキロールケーキのような特別な日のスイーツによく用いられるからとプレゼンした。

今回はフェス限定のコスチュームはなかったが、フェスアートワークでは割烹着フウカメイド服ウツホシェフエプロンマンタローが描かれた。

戦績

あんこ カスタード ホイップ
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭(7P) 33.51% 32.33% 34.16%
得票率(8P) 18.20% 26.24% 55.56%
オープン(12P) 33.20% 32.37% 34.43%
チャレンジ(12P) 34.17% 33.60% 32.23%
トリカラマッチ(18P) 31.40% 31.53% 37.07%
結果 12P 0P 45P
※海外フェスのスコア詳細は割愛、結果は後述

エイ!(「ホイップ」派のみんな、おつかれさま!)
クリームたっぷりのケーキで お祝いしないとね!)」

ホイップ陣営の勝利。圧倒的な得票率と堅実な戦績でマンタロー陣営は二連勝を獲得した。
フウカ陣営は今回、4連続無得点のワースト記録がかかる背水の陣だったが、リーダーの意地でチャレンジ部門を勝ち取り4連続無得点を何とか回避した。これにより、マンタローは史上初の2連続パーフェクトを取り逃すことに。
一方、ウツホ陣営はまたも無念の無得点。2024年に入ってからまた調子が下がり始めてしまった……。

フウカウツホホイップクリームのゴホウビ感の魅力は否めないとのこと。
しかしながら、マンタローはホイップカスタードのダブルシュークリームを褒め、
フウカはあんこホイップのどら焼きについて述べ、
ウツホはあんこカスタードのパンが美味しいと言った。
それぞれ単品だけでなく、合わせた際の甘味も良いものだと三人の意見が一致。帰りにコンビニでスイーツを買い込み、マンタローの部屋でスイーツパーティをすることにしたようだ。

第13回 海外のお題

海外フェスのお題は「週末の曜日はどれが好き? 金曜日 vs 土曜日 vs 日曜日」で開催。

ウツホの「お主らの週末は3日しかないのか?(意訳)」という絶妙に謎なコメントは置いておいて……
週末の最初のフレッシュな気分が好きなフウカは金曜日陣営、週末の本番は土曜日と主張するウツホは土曜日陣営、金曜と土曜には予定を入れているのでリラックスしたいというマンタローは日曜日陣営担当になった。

結果は24P/15P/18Pでフウカ率いる金曜日陣営の勝利。フェスの開催は土日なのに

今回も海外フェス向けフェスアートワークが公開されたが、激しく火花を散らすフウカとウツホを、超巨大マンタローが見下ろしている、なんともシュールなイラストであった。


+ 第14回 ポテトチップスといえば? うすしお VS コンソメ VS のりしお

第14回「ポテトチップスといえば?うすしお VS コンソメ VS のりしお

開催期間 2024/3/23/9:00~2024/3/25/9:00
エーイ!(手が止まらなーい!)

第14回のお題はポテトチップスのメジャーフレーバーの三択。
今回はカルビー株式会社とのタイアップ企画で、カルビー発売のポテトチップスにSplatoonパッケージが施され、さらには期間限定でイカスミ色のコンソメパンチも発売される。
カルビーそっくりのパッケージのポテトチップスはバンカラ街のスーパーにも必ずあるようで、すりみ連合の三人もこれをしばしば食べているそうだ。……つまりカルビーは1万年後まで存在しているということか?

三人の意見だが、まずフウカうすしお陣営。ポテトチップスはおいもが主役であり、その本来の味を楽しめるとうすしおを推した。
一方、ウツホがスーパーで買うのはいつもコンソメ。甘味とスパイシーさがやみつきで、パンチの効いたコンソメこそポテトチップス最強であるという。

持ち寄ったおやつの中で 一番になくなるのは いっつもコンソメのやつじゃろがー!!
そらアンタが真っ先に食べつくすからや!!

そしてマンタローのりしおを選択。袋を開けた時の青のりの香りが好きらしい。前に開けるのに失敗して辺り一面にぶちまけた時にはいい匂いだったそうだ。
マンタローがバンカラ街で踊る舞台には紙吹雪のエアーショットが舞っているが、件のエピソードを踏まえてみるとなんだかのりしおをまき散らしているように見える……。

戦績

今試合からポイントのシステムが変更され、部門2位の陣営にもポイントが入るようになった。
よって、無得点にはなりづらくなり、勝負の行く末も読みづらくなったが、果たして結果は……?

うすしお コンソメ のりしお
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭 33.58%(45P) 32.35% 34.07%(90P)
得票率 40.14%(70P) 32.05%(35P) 27.81%
オープン 34.34%(120P) 32.80% 32.86%(60P)
チャレンジ 33.95%(120P) 32.39% 33.66%(60P)
トリカラマッチ 34.30%(180P) 32.54% 33.16%(90P)
結果 535P 35P 300P

「うすしお」派のみんな、ほんまにありがとうね!
おいもはんも きっと喜んではるわ!

うすしお派の勝利。ポイントの仕様変更など知ったことかと言わんばかりにバトル3部門を独占し、コンソメのりしお陣営を木っ端みじんに蹴散らしてみせた。

2年目に入ってから調子が悪かったフウカ陣営だったが、今フェスにより連敗をストップ。記録は5連敗で収まった。
逆に2年目はかなり好調だったマンタロー陣営は今回、惜しくも3連勝を逃す形に。
そして得点の仕様が変わったことで無得点ではなくなったウツホ陣営だが、1位を獲得できた陣営はなしとやはり厳しい結果になってしまった。

各部門の戦績については、得票率はうすしお派が大きくリードしていたものの、ヨビ祭はのりしお陣営が奪取する大健闘。
バトル3部門ものりしお陣営は健闘したが、惜しくもギリギリで至らず2位どまりという形となっている。今回もバトルで35%超えの部門なしという大接戦になった。

試合中、ウツホはずっとバトルを観戦しながらポテトチップスを食べまくっていたらしい。なにそれ最高かよ
このあとフェスの打ち上げがあるというのに彼女のお腹はパンパン。
それでもウツホにとっておやつとメシは別腹で、まだまだいけるらしい。

エィイ?(ウツホちゃんって お腹3つはあるでしょ?)

第14回 海外のお題

海外フェスのお題は「演奏するならどの楽器? ドラム vs ギター vs キーボード
すりみ連合の3人は全員ボーカルだが、三人でバンドの憧れの楽器について語り合った。特にマンタローはキーボードが弾けるという理由でキーボード陣営を選択している。イイダリスペクトだろうか?

結果は180P/190P/500Pでマンタロー率いるキーボード陣営が勝利。
ヨビ祭はドラム陣営、得票率はギター陣営が獲得したのだが、それら前哨戦を覆す形で3冠を勝ち取ったキーボード陣営の圧勝となった。

+ 第15回 春だ! ふわもこ! ひよこ VS こうさぎ VS こぐま

第15回「春だ! ふわもこ! ひよこ VS こうさぎ VS こぐま

開催期間 2024/4/20/9:00~2024/4/22/9:00

いや、なんやねん「ふわもこ!」て…
教えてやろう! ふわもこは すなわち、
「ふわふわで もこもこ」という意味じゃ!
ええ~?! 知らへんかった~~!!
って、わかっとるわ!
お題の意味が わからへんっちゅう話や!

すりみ連合2年度目初のフェスは、春ということでふわもこ動物の頂上決戦。
「スプラトゥーン3 ワールドチャンピオンシップ 2024」の熱も冷め止まぬ頃合いにホンワカふわふわとしたお題で三すくみ勝負をすることになった。
なお、Splatoonの世界では哺乳類は絶滅しているため、こうさぎこぐまは大昔の生き物として扱われている。


フウカにわとりさんの子供であるひよこ陣営を選択。理由は、成長したら金のタマゴを生んでくれそうだから

うさぎさんの子供であるこうさぎ陣営を率いるのはウツホ。この中で一番足が速そうであるという点にビビビッときたらしい。絶滅動物のイメージ画像だけで足の速さを見抜くとは、なかなか目敏い。
(余談だが、走る速度でいうとウサギ(約40km/h)よりクマ(約60km/h)のほうが速かったりする。ただし、西米に生息するジャックウサギに限れば瞬発的になら70km/hほど出るのだとか)

エエーイ(ふたりとも 全然ふわもこに注目してなくない?)」と述べたマンタローは、クマサンのくまさんの子供であるこぐま陣営を担当。
上述の通りクマは絶滅動物だが、そ※当記載はクマサン商会の申し立てにより削除されました。

各陣営のインクカラーは3陣営とも春色のパステルカラーになっており、インクにカラースプレーのようなアクセントが混じって賑やかになる。
……のだが、色覚サポートを入れていると何故か暗黒のような真っ黒に……

また、今回は「Spring Fest」でバンカラ街やすりみ連合たちも特別な装いでフェスに参加する。
衣装に大きなアレンジは施されていないが、フウカは桜をモチーフにした頭飾りをつけており、ウツホは頭飾りが団子になり(団子ヘアという意味ではなく串団子そのものが乗っている)、マンタローも頭飾りを花麩のような春の飾りに差し替えており、頬に紅をさしている。なんとなく見た目がひょうきんで可愛らしい。
また、全員のボディカラーも陣営色だけでなく、パステルカラーになっている。
三人とも可愛らしい春色のはずなのだが、素のガラの悪さからサイケデリックな色彩に見えなくもない。
春のお祝いとして、すりみ連合とギアブランドがコラボした春色の特別なギアも無料配布された。

特殊フェス恒例、2日目には蛮殻ミックスモダンSpring Festアレンジが発表された。

戦績

ひよこ こうさぎ こぐま
代表 フウカ ウツホ マンタロー
ヨビ祭 32.59% 33.52% 33.89%
得票率 24.48% 43.94% 31.58%
オープン 32.84% 33.45% 33.71%
チャレンジ 33.70% 32.75% 33.55%
トリカラマッチ 32.75% 32.74% 34.51%
結果 210P 175P 485P

エイエイ!(「こぐま」派のみんな、すごかったよ!)
春のねむけもふき飛ぶ 熱いバトルをありがとう!!

こぐま陣営の勝利。やはり肉を食らう獣こそ最強であった。
というか、ふわもこ3動物のふわもこ加減を競っていたのか、一番人気を競っていたのか、戦ったらどれが強いかを競っていたのか、何の勝負だったのかは最後まで謎であったが。
得票率はこうさぎ陣営がダントツ。中間発表も同じくこうさぎ陣営がリードを飾った。
しかし、ヨビ祭を抑え、かつオープン・トリカラマッチの2陣営を抑えたこぐま陣営が戦況をひっくり返す形になり、逆転勝利となった。
あるスジでは、サーモンラン勢が一日目で一枠ランダム日程を片付けて二日目から参戦したため、こぐま陣営が巻き返したのではないかという説が挙がっている。……こぐまとサーモンランになんの関係があるかって? あまり追求しない方がいいだろう。
ひよこ陣営はあまりいい活躍が出来なかったが、チャレンジ部門をなんとか勝ち取り無冠を回避。ついでにトリカラマッチも2位を抑えることで、総得点ではこうさぎ陣営を追い抜き2位に収まった。

ところで、マンタローはどうもこぐまに似たものをどこかで見たことがあるらしい。
フウカはどこかはぐらかそうとしているようだが……
おそらくコジャッジくんであるという結論になった。(耳の形は違うが)
謎がとけてスッキリしたマンタローとウツホは、なにか急にバイトがしたい気分になったらしい。さっそく3人でクマ(・・)サン商会に……

あ~~~ッ! ほな カイサンッ!!!


ヒーローモード


一人用モードであるヒーローモードでも登場。ストーリーにもしっかり絡んでくる。



DLC「サイド・オーダー」


DLCのサイド・オーダーの物語にすりみ連合の面々は直接は登場しないが、プロローグとエピローグのバンカラジオにて登場。
また、とある要素で間接的にサイド・オーダーの物語に関わってくる。



グッズ


Splatoon3のゲーム内とリアルで手に入るすりみ連合のグッズを紹介。すりみ連合ファンであれば、ぜひとも入手してファンアピールしたいところである。

カードバトル形式のナワバリバトル「ナワバトラー」のランクを上げると、他のNPCと同様に対戦相手として登場する。
ウツホは楽屋でナワバトラーをだいぶ鍛えているらしく、マンタローに至ってはナワバトラーも修行しているとのこと。
また、Lv.3の相手に30勝すれば他のNPC同様オリジナルデザインのスリーブをプレゼントしてくれるので、ウデに自信のあるプレイヤーは是非チャレンジしてみよう。
ただし、フェスの本祭中は対戦が出来なくなっている。

すりみ連合メンバーのカードも用意されている。
レア度はフレッシュ。ショップ店員たちよりもレア度が高い。
いずれのカードも、塗れるマス数は17と全カード中でも最多。ただし、スペシャル発動時に必要なスペシャルポイントも6と非常に重い。*25

2023春 Fresh Seasonにて、ヒーローモードバージョンのすりみ連合メンバーのカードも追加された。
こちらもレア度はフレッシュ。ただし、いずれもマス数は14、必要スペシャルポイントは5

  • プレート
Splatoon発売1周年記念、そしてすりみ連合の活動1周年記念として、ウツホフウカマンタローが描かれたプレートが無料配布された。*26
1周年フェスのお題はすりみ連合メンバーのリーダー決定戦なので、自分の投票先をプレートを設定し陣営アピールするのも良いし、もちろんフェス外であっても推しアピールに役立つグッズである。

  • バッジ
「2023秋 Drizzle Season」より、フェス中で10倍マッチを制した回数に応じ、すりみ連合メンバーのバッジが入手できるようになった。
10倍マッチに3回勝利するとノーマルカラー、10回勝利すると金のバッジが貰える。
勝利した総合累計数なので、フェスを跨いでも回数はリセットされない。また、誰の陣営を選んでも3人全員のバッジが貰えるので、バッジのために陣営を選ぶ必要はないのも安心。
銀のすりみ連合バッジは用意されていないため、3つ全部を同じメンバーのバッジにすることはできない。少し残念。

  • 二つ名
くじ引きかカタログで手に入る「二つ名」にも、すりみ連合関連のものが用意されている。殆どの二つ名はくじ引きからランダムなので、狙って入手するのは難しいが、もし欲しい二つ名が入手できたらラッキー。
 ・Splatoonに登場するアイドルユニットを冠した「~ファン」は全パターン用意されているが、もちろん「すりみ連合ファン」もある。
 ・「ウツホファン」「フウカファン」「マンタローファン」も個別にある。ちなみに歴代パーソナリティのものが全員分用意されている。
 ・「すりみ」「連合」*27もある。ただし、どちらも下の句のため、二つ合わせて「すりみ連合」にすることはできない。残念。

  • エモート
「2023秋 Drizzle Season」のカタログで、勝利時エモート「バンカラなタレント」が解禁。
蛮殻ミックスモダンのダンスと、バンカラジオの締めのポーズを組み合わせたエモートになっている。
なお、amiibo(種類は何でもいい)を用いた写真撮影時にもこのポーズが出来る。

  • ザッカ
ザッカ屋やくじ引きで手に入るオキモノ・ステッカーにもすりみ連合由来のものが多数。
特に「2023秋 Drizzle Season」のアップデートで追加されたグッズにはすりみ連合メンバー由来のものが増えている。
コアなところではウツホが座っているざぶとん等も。これは「2023秋 Drizzle Season」カタログで手に入る。

  • amiibo
こちらは現実で発表された公式グッズ。
Splatoon発売1周年に、すりみ連合の面々のamiiboの発売が決定。パーソナリティのamiibo発売は定番なので、待ちかねていたファンも多かったことだろう。
デザインはヒーローモードで装着していた仮面を手にしているものになっている。足元で跳ねるインクも他のイカタコと同様に健在。
ちなみにマンタローのフィギュア部分は身体が物凄く薄くなっている。なんと、かの有名なMr.ゲーム&ウォッチのamiiboよりも薄い
他のSplatoon謹製amiibo同様、広場で使えばメンバーたちをサポーターとして呼び出すことが出来る。
サポーター呼び出しのボックスはマンタローの身体より小さいのでどうなるのかと思いきや、呼び出した途端やっぱり頭をぶつける。
amiiboを呼び出しての写真撮影が行える他、すりみ連合モチーフのギアも入手することが出来る。
入手できるギアとギアパワーは以下の通り。
フウカ
アタマ ホホジロノオモテ サブ性能アップ
フク ホホジロノハゴロモ イカニンジャ
クツ ホホジロノポックリ 相手インク影響軽減
ウツホ
アタマ オナガノオモテ ヒト移動速度アップ
フク オナガノハゴロモ アクション強化
クツ オナガノタビ スペシャル減少量ダウン
マンタロー
アタマ マンダノオモテ ラストスパート
フク マンダノカッパ イカダッシュ速度アップ
クツ マンダノナガグツ ステルスジャンプ
フウカとウツホのギアはそれぞれ二人の衣装を忠実に再現したもの。フウカの靴の厚底も忠実に再現されている。マンタローのギアはマンタロー柄をモチーフにした一式で、カッパ・ナガグツと称されているがアウトドアジャケットやブーツに近い現代(イマ)風なデザインが施されており、実にイカしている。

ギアパワー編成については、フウカの一式は武器種や戦闘スタイルによって取捨選択が分かれるギアパワーが多い、少し癖のある編成。ウツホの一式は前線での戦いを補助する性能アップやお守りギアの編成。マンタローの一式は汎用性と詰めに優れる堅実な編成になっている。
今作ではメインギアパワーもギアのカケラにより付け替えることが可能なので、好きな編成に組み替えて戦いに着ていくもよし、そのまま活用するもよし。

インクリングに続いて遂にスマブラに参戦!…できたらよかったのだが、残念ながらその報告はなし。
その代わり、2024/1/12よりすりみ連合のスピリッツが解禁された。
スピリットの種類はアタッカー。階級はACE(★★★)、パワーは3349、属性は投げ、スロット2、個性は「水攻撃強化」。
水攻撃強化の個性はインクで戦うインクリングたちの個性を表現したものだろうか。(水はむしろ弱点なのだが)
水属性攻撃はスマッシュブラザーズSPECIALでは少数派なこともあり、高い実用性が見込めなさそうなのが残念。

戦いの際には、インクリングの姿を借りて戦う。(借りるも何もウツホはインクリングそのものだが)
編成は黄と紫のインクリング。ではマンタローはどこにいるかというと、紫のほうが開始直後にモンスターボールからカイオーガを繰り出してくる。このカイオーガがマンタローを現しているのだとしたらずいぶんと仰々しい。(色的にフウカの方が出してくるので先生の可能性もあるが、それではマンタローがどこいったとなるので、おそらくマンタローがカイオーガなのだろう)
ステージはタチウオパーキング、BGMにはシオカラ節が流れ、試合中に絶え間なくシオカラーズのアシストフィギュアが召喚され続ける。特にシオカラーズのアシストフィギュアは強制的にバーストラインを狭めてくるので、意外にふっとばし力があるインクリングとは勝負を長引かせないのが望ましい。

  • ぬいぐるみ
任天堂公式のオンラインストア「マイニンテンドーストア」より、すりみ連合メンバーのぬいぐるみが発売されることになった。
オンラインだけでなく「Nintendo TOKYO オフィシャルストア」「Nintendo KYOTO オフィシャルストア」、他にも全国の家電量販店で購入できる。
発売元は三英貿易。これまでもSplatoon、Splatoon2のアイドルユニットやイカタコたちのぬいぐるみを発売している会社で、三英貿易発売のすりみ連合メンバーのぬいぐるみには期待していたファンも多かった模様。
ゲームと同じくマンタローは他の2人よりスケールが大きめのため、3人並べてもゲーム通りの見た目で違和感がないのが嬉しい。

  • チョコエッグ
フルタ製菓より2023/12/11から発売された 「チョコエッグ(スプラトゥーン 3)」のレパートリーに、すりみ連合の3人も含まれている。
17+シークレットが完全ランダムで入っているので3人揃えるのは大変だが、入手してディスプレイしたい人は頑張ろう。
チョコエッグのサイズの関係でフィギュアはパーツ分けされて封入されているが、身体が大きいマンタローは左右ヒレと体が三分割されており、体だけ見ると一反木綿みたいなシュールな見た目になっている。

余談


  • フウカの性別
フウカについては男性説、もしくはノンバイナリー説が囁かれていた。
Splatoon3発売前のトレーラーではすりみ連合メンバーの性別が明かされていなかった他、名前からも性別が断定できず、見た目が中性的かつタコガール固有の隈の模様がなかったなど割と根拠もあり、また歌舞伎の女形をモデルにしているという推測も一部で立っていた。
その後、女性であると任天堂公式の回答がありこの説は否定された。

  • フウカとウツホの足の数
フウカは脚が10本あり、ウツホは8本ある。不思議なことに、インクリング(イカ)とオクタリアン(タコ)の法則と逆。
現実にも、タコでありながら脚が10本のコウモリダコ*28と、イカでありながら脚が8本のマッコウタコイカが存在するので、これらがモチーフかも知れない。

  • ウツボ
現実でも海のギャングと言われているウツボだが、実は浅瀬に住む海洋魚の中では比較的おとなしく、臆病な性格。こちらから近づいたりちょっかいを出したりしない限り、ウツボのほうから攻撃してくるということは基本的にはないそうである。
ギャングと呼ばれる所以は、(臆病ゆえに)自分より大きな相手に対して頻繁に威嚇行動をとること、さらに近づいてくる相手には咬みつくなどの行動をとること、人間の指を怪我させられるほどに顎の力が強いこと、なにより強面であること、など。
ちなみに、現実のウツボは自分より小柄な頭足類を捕食することがあり、特にタコを好んで食べるらしい。

  • タコとサメの関係
海の上位捕食者たるサメがタコの天敵なのは有名な話だが、タコも全身の約90%が筋肉の塊なだけあって力が強く、大きさによっては逆にサメを捕食する事もある。
敬っているのか従えているのかよく分からない、フウカと先生の微妙な力関係はこの辺りが元ネタだろうか。

  • リアクション
広場にあるラジオブースを見続けていると、プレイヤーに向かってリアクションをとってくれるというシリーズ恒例の小ネタがあるが、ヒーローモードクリア後だとリアクションが変わる。

  • 撃破後の3人
こちらもシリーズ恒例、ボスステージをクリアした後にもう一度会いに行くとクリア前と台詞が変わる小ネタがある。
撃破されたあともすりみ連合の3人は懲りていないようで、
どうやらオタカラ目的ではなく3号に勝ちたいという理由から戦いたいらしい。
それでもマンタローは好戦的ではない。

  • サイン
ジュークボックスの楽曲一覧を見ると、すりみ連合のメンバーのサインが確認できる。
特にフウカのサインは毛筆で書いたかのような字体。

  • フウカの服装透過バグ
Splatoon3発売から約一週間後、ラジオブースにいるフウカの服を透明化し、サラシのみの状態で表示できてしまうというとんでもバグが発覚し、変態ユーザー間で話題を呼んだ。
やり方は、クラゲの身体を通した状態で見るか、すぐ近くにある色付きガラスを通じて見るだけ。
これは、透過処理で描画するオブジェクトを2つ以上重ねて表示した際に、一番手前以降のものが非表示になってしまうという透過処理の都合によるもの。
フウカの服は半透明のオブジェクトであるため、それがまるまる非表示になってしまっているようだ。
このバグだけは絶対に修正しないでくれと懇願する紳士諸君も多いが、このゲームは全年齢対象なので…。

  • ウツホのamiibo呼び出し
すりみ連合のamiiboを購入すれば、写真撮影にすりみ連合のメンバーを呼び出すことが出来る。これにより、今まで観ることが出来なかった様々な角度ですりみ連合たちの姿を眺めることができるようになった。
……と、そこまでは良いのだが、ウツホのハーレムパンツにあいた大きなカッティングももちろんそのままであるため、見る角度によってはハーレムパンツの中が普通に見える変態ユーザー間でまたしても話題になってしまった。

  • 中の人について
2023年3月15日に任天堂がYoutubeで公開したスプラトゥーン3BGMレコーディング映像にて、フウカ役とウツホ役の声優が発表された。
なお、マンタロー役については未発表。

  • イイダの中の人とウツホの中の人
イイダの中の人(Alice Peralta女史)とウツホの中の人(横沢ローラ女史)はリアルでも交友がある模様。
特にイイダの中の人はYoutubeチャンネルを開設しており、1周年フェスの際にはウツホの中の人を招いてコラゲーム実況を配信したりもしている。
RANOMATのことをどうこう言えないぞウツホ

  • マンタローの前身
公式設定資料集『イカすアートブック』ではすりみ連合の初期設定画を見ることができ、そこにはマンタローのポジションの没キャラ集がある。
没キャラにはスネアドラムを下げたタコトルーパー風のキャラやシャケなどがあり、興味がある方はぜひ見てみてはイカがだろうか。

  • 由来
すりみ連合の「すりみ」とは、練りモノのことと思われる。
「3」を意味するthree(スリー)()をかけているのかもしれない。実はすりみ連合のマークも、よく見ると3つの「み」を並べた意匠になっている。
ちなみに、前作のとあるお話にはよく似た種類の食べ物の名を冠する企業が登場していた。



今は こんなとこやな!
ヨッシャ、追記・修正じゃー!
エイ!(オー!)
それじゃあ これにて落着!

ほな、カイサン!!!


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最終更新:2024年04月29日 21:14

*1 なお、マンタは側面に目がある為マンタローはマンタではない。が、本人はマンタと名乗っている描写もあるので、実際のところは曖昧…なのかもしれない。

*2 ただしバンカラ地方で歌われている塩辛節で、ハイカラ地方のものとは歌詞が異なる模様。

*3 「ニンテンドーマガジン 2022 winter」にて

*4 沖縄の三味線

*5 京都弁で『ぶぶ漬けでも如何どす?』は「いい加減帰れ」の意味になる。

*6 なお、3人はシオカラーズに随分と辛辣な態度と対抗心だったのでおそらくまだヒーローモード以前。当時は発売から1ヶ月しか経っていないため、ネタバレ防止と思われる。

*7 Twitterにて、お題発表時にSplatoonよりも上位で’’マンタロー’’がトレンドに挙がった。マンタローに賛同し、ヒマつぶし陣営を選ぶというツイートも多く見られた模様

*8 ほのおは弱点が3つ、くさは弱点が5つであるのに対し、みずは弱点が2つ。ちなみに、当Wikiのみずタイプの頁でも、「安定感に定評がある」と評されている。

*9 今フェスから各部門のポイントに調整が入り、ヨビ祭・得票率のポイントは下がり、トリカラマッチのポイントが引き上げられた。しかし、調整前で換算してもネッシー陣営が27P、宇宙人陣営が18Pとなるので結果は同じになる

*10 2015/10/31~2015/11/1

*11 ちなみにおカネ陣営は2の海外限定フェスでも愛陣営に負けていた。

*12 さすがにRANOMAT名義の分配はあったと思われるが、今回は勘定役のフウカを介さなかったため良心価格で活動していたのかもしれない。

*13 2018年の10月にSplatoon2にて開催。

*14 最終結果はトリート派の勝利。

*15 Splatoon2でもハロウィンギアが配布されていたが、そちらの方は配布されず。デザインの可愛さから復刻配布を望んでいたファンは残念がったとか

*16 DLCで行けるハイカラシティも飾り付けがされ、シオカラーズも特別な衣装を着ている

*17 余談だが海外の忌み数の6が何かと関わってくるのは偶然だろうか?

*18 今まで主人公やタコ、シャケたちが操る単色、「2」のヒーローモードでのラメ入りインク、ネル社やケバインクのマーブルというものはあったが一定のマークが浮かぶものは初。

*19 色覚サポートを適用している場合にはマークがつかず、ウツホやマンタローも含めてインクは青一色になる

*20 東京コミックショウの「レッドスネーク、カモン!」のパロディと思われる

*21 よく見るとプロペラが増設されており、姿勢制御モジュールの要領で立ち上がりコマのように回転する

*22 すりみ連合柄がついているのでぱっと見分かりにくいが、地のインク色は完全にマリオサンシャインのマンタのインクと同じ色である

*23 スーパーマリオサンシャインは2002年、つまりSplatoon3から20年(イカ世界から見れば12013年)前の作品である。

*24 しかしながら間違いなくオーパーツな上ケバインクの除去なんてとんでもないことが可能なので歴史的にも技術的にも素材的にも価値がないわけではない。

*25 必要スペシャルポイントが6なのは、16マスの指令と、すりみ連合と同じく17マスのDJタコワサ将軍のみ

*26 Nintendo Switchメインメニューのゲームニュース「イカ研究所通信」から入手可能

*27 「連合」は「2023秋 Drizzle Season」カタログで確定で入手可能。

*28 イカとタコに分化する以前の原始的な頭足類という説もある