登録日:2023/04/25 Tue 06:28:56
更新日:2025/04/13 Sun 00:26:44
所要時間:約 33 分で読めます
いい?ホントのブラザーっていうのは、
ココロとココロでつながってるの
トランサー上でブラザーをきったって、
ホンモノのキズナはきれやしないんだから!
出典:流星のロックマン 第52話「マイナスエネルギー」/CAPCOM・小学館/2007年10月6日放映
●目次
【概要】
小学生ながら幅広い世代から絶大な人気を集めている天才美少女シンガー。
FM星人のハープと電波変換(融合)することで「ハープ・ノート」に変身する。
誕生日は8月2日。
『オフィシャルコンプリートワークス』には初期案もいくつか記載されており、悪戯っ子っぽいイメージの案も記載されていた。
当初は、塞ぎ込みがちなスバルに対して明るく引っ張ってくれるキャラというイメージだったとのこと。
【プロフィール】
『流星のロックマン2』公式サイト記載。
誕生日:8月2日(ハープの日)
趣味:歌うこと、料理(味は微妙かも…)
好きなもの:とろけるクレープ
苦手なもの:足のいっぱいある虫
今一番欲しいもの:可愛いウクレレ
身長:143cm
出身:ベイサイドシティ
フリーペーパー『ロクマガvol.10』によれば年齢はスバル達と同じ。
【人物】
歌を愛する少女。
最愛の母を亡くしたことや拝金主義のマネージャーもあって歌手活動にもなにもかも嫌気がさしたことがあったが、
星河スバルとの出会いを経て立ち直る。
『2』では歌手活動に復帰。引退中に自分のやりたいことを考え、「自分やスバルのように親を亡くした悲しみを持つ子供の悲しみを和らげる曲をつくりたい」という夢を持つようになった。
自分を元気づけてくれて初めてのブラザーでもあるスバルをとても大事に思っており、スバルのためなら自分を犠牲にすることもいとわない。
小学校が違って普段あまり会えないこともあってミソラの方から積極的にデートに誘うことも多い。所謂友達以上恋人未満な感じ。
『3』の浦方マモロウはミソラがよくスバルの話をしてくれると言っている。
同期のアイドルであるスズカとも大変仲が良いが、スズカ曰くミソラがいつもスバルの話題をするのでスバルの名前も覚えてしまったらしい。
ロックマンのファンになったスズカが彼のサインを欲しがった際には、「スバル君に頼めば何とかなるかな」とミソラもスズカに言っていた。
(スバルがらみのこともあって)白金ルナには
ライバル心を持たれることもあるが、同年代の女子ということもあって意気投合することも。
『2』ではフジヤマクリームパフェを完食するなど、甘いものには目がない。
【ハープ】
電波
宇宙人FM星人。その名の通り、竪琴のような姿をしている。
第1作では、地球侵攻を任されたFM星人の戦士の一人。
言葉巧みにミソラの孤独につけ入り、ミソラの音楽の力を使って地球制圧をもくろんでいた。
ロックマンとの戦いに負けた後はとどめをささないウォーロックを見て素直に敗北を認め、「このままオメオメ帰っても厳しい罰が待っているだけ」という名目で地球にとどまり、ミソラと地球を気に入っていたこともあって改めて彼女のパートナーとなる。
ミソラも「音楽を愛する者に根っからの悪人はいない」と評した。
よくからかわれることもあってウォーロックには苦手にされている。
【ハープ・ノート】
出典:流星のロックマン第25話「愛しのロックマン様」/CAPCOM・小学館/2007年3月31日放映
FM星人のハープと電波変換した姿。音符による攻撃を得意とする。
ハープはギターの姿になる。
アニメやキービジュアルなどでは白いマフラーがあるが、実際の
ゲームのバトルでは、はためく布のマフラーを
ニンテンドーDSの3Dモデルで表現することが難しかったこともあり省略されている。
『3』公式サイトによれば、トランスコードは「004」。身長143cm。体重0kg(攻撃に重さが関係ないことや、ハープの気遣いではとのこと)。
ゲーム第1作では、出現させた巨大音符に乗って飛行する能力も見せた。
ゲーム第2作では、電波が酷く乱れ電子機器が使えないバミューダラビリンスでも、バミューダラビリンスのウェーブロードに住むデンパくん達の声を聴いて唯一突破できる能力を持つため、敵に狙われることとなった。
アニメ11話では、子守歌のようなものを歌ってそれを聞いた人々を眠らせた。
アニメ版では54話よりトランサーからスターキャリアーに移行したことで、スターキャリアーにあらかじめ内蔵されたバトルカードを使用できるようになった。
54話では「スイゲツザン」「プラズマガン」「ガトリング」「ライメイザン」を使用。
『トライブ』12話では、「プラズマガン」「ロングソード」を使用。
◆技
出典:流星のロックマン トライブ第10話「ブラキオの願い」/CAPCOM・小学館/2008年1月12日放映
二つのアンプを出現させそこから音符状の弾丸を発射する。『1』ではマヒ効果付き。
ゲームではアンプを破壊することで攻撃を阻止可能。
アニメ41話ではキャンサー・バブルに対して「ショックノート・フォルテッシモ」を披露。キャンサーを吹っ飛ばした。
ギターから弦を飛ばして敵を貫きそのまま音符の追撃を行う。マヒ効果とガードを貫くブレイク性能付き。
アニメ版では敵を弦で拘束したり、53話ではクモの巣状にして盾代わりにし敵の攻撃をはじく応用技も披露したりした。
ハート形の音波をギターから飛ばす。
『1』では混乱効果のピンク色のみだったが、『2』では敵が見えなくなる盲目効果を持った青色、移動不可になる紫色など、色によって様々なステータス異常をもたらす。
【シリーズでの活躍】
◆過去
いっしょに歌を作って歌ったり…
歌はね、ママとワタシをつなぐキズナなの…
病弱で寝込みがちだった母親と二人暮らし。
1年中部屋を出られない母を楽しませたいという思いから、自分が見てきたきれいなものや楽しいことを歌にして母に聞かせるようになる。
そんなある日、テレビで歌手オーディションの話を見た母は、ミソラには音楽の才能があると感じたためそのオーディションを受けるよう勧める。本物の歌手になれば母も喜んでくれるだろうと思ったミソラもその勧めを受け、母はミソラに今も愛用するギターを買った。
必死にギターを独学で練習したミソラはオーディションに合格してデビュー。
母に喜んでもらいたくてミソラは一生懸命歌ってきた。
しかし、母親は他界。
母の死と金儲けしか頭にないマネージャーのこともあり、ミソラは歌手として歌を歌う気をなくしていってしまう。
そんな母の死から3か月後、
星河スバルはなじみの展望台でミソラと偶然会うこととなる。
◆流星のロックマン (2006年)
ミソラとの出会い
220X年。展望台にて一人演奏をしていた所、ウォーロックを探していた
星河スバルと偶然会う。ウォーロックは、FM星人が好む孤独の波長をミソラが発していたことに気づいた。
その翌日、ミソラは母の死を引きずっていたことやお金のことしか頭にないマネージャー
金田 金太郎のもとでのミュージシャン活動に嫌気がさして失踪。
ミソラの発するヘルプシグナルを通じて再会したスバルは、「誰とも会いたくない」というミソラの心境に共感したこともあり、ミソラを匿ってくれるであろう知り合いの天地研究所の
天地 守のもとに連れて行く。
スバルっていうんだ…
こんなに助けてもらって名前も聞いてないなんてゴメンね…
天地はいい機会なのでスバルとミソラで
絆の証『ブラザーバンド』を結ぶことを提案するが、大好きだった父を謎の宇宙での事故で失った経験から他者と絆を結ぶことを恐れるスバルは思い悩んだ末断ることに。
そんなスバルにミソラは自分の母のことを話すが、居場所を嗅ぎつけた金田
金太郎がライブがドタキャンになったことでカンカンになりながら天地研究所に押しかけ、ミソラは無理やり金田に連れ戻されてしまう。
スバルは何もできなかった自分の無力感を覚えてしまうのだったが…。
ボクに人を力づけることなんてできない…
最初彼女がお母さんの話をしたとき、
ボクが言葉をのみこんだのは
彼女にかけてやる言葉はすべてボクにも
いえるコトだってわかったから…
自分にできないことを他人にやれなんてボクには言えない…
ボクは…無力だ…
金田に連れ戻される最中、ミソラの孤独の周波数を感じ取ったFM星人ハープがミソラと接触し、「ワタシを受け入れて、その力で自分の音楽を守りなさい」とミソラはハープに言われる。
ハープを受け入れたミソラはハープ・ノートに変身し、金儲けのためにライブを強要する金田を撃退。そのまま自暴自棄になり無差別に人々を気絶させていく。
ミソラがハープ・ノートになってしまったことを知ったスバルは、ロックマンに変身してハープ・ノートを追跡。
ハープ・ノートと戦ったうえで彼女を落ち着かせ、スバルはミソラに自分の過去と本心を話す。
ボクは人となかよくなるのが怖いんだ…
もし、だいじな人ができたら…また父さんみたいに…
急にいなくなっちゃうかもしれない
と思っただけで…怖くなって
だから学校にも行きたくないし、他人と関わりたくなかった
大切な人を失った虚無感と大切になった人を失う恐怖から、学校に行けず死にたくなったこともあったスバル。
そんな彼に母あかねは「学校なんて、行かなくていいんだよ」「いつか、自分から行きたいと思えるようになったときに行けばいい」と言ってくれたおかげでスバルは救われた。
今は歌えなくても、いつか歌いたくなった時がきたら、
キミの歌を待っている誰かのために歌えばいいと思うよ…
自分と同じように大切な人を失った過去を持つスバルが自分に向き合いかけてくれた言葉に、暴走していたミソラは落ち着きを取り戻す。
ミソラは一度歌手を引退し、一から音楽を勉強しなおして、そしていつか改めて天国の母と自分の歌を必要としてくれる人たちのために歌うことを決意した。
引退ライブを終えたミソラはスバルに対し「これからは1人でがんばっていくから」と語るが、なぜか涙が溢れてきてしまう。
ちゃかすウォーロックをスルーしつつ父の「だれかが自分を強くしてくれるし、自分もだれかのチカラになれる」という言葉を思い出したスバルは、ミソラに「ボ、ボクのブラザーになってください!!」と言い、ミソラも「……ウン」と応じる。
そしてスバルとブラザーになったミソラの元気っぷりに、スバルは驚かされるのだった。
これからさきも、きっと大丈夫
だって、ワタシたちつながってるから
広い世界の中でワタシは1人じゃないって確信がもてるから…
クヨクヨしたワタシとは今日でお別れ!
ちなみにブラザーとしてのリンクアビリティはファーストバリアとアンダーシャツ。
ヤシブタウンへ
FM星人ジェミニの配下であるジャミンガーに襲われたロックマン。
人質に白金ルナをとられたことでピンチに陥るが、ヘルプシグナルを聞いてかけつけたハープ・ノートが救援に現れたことでジャミンガー撃破に成功する。
ルナを自宅に送った後、ミソラはスバルを「次の
日曜日ヤシブタウンの103デパートでのお買い物に付き合ってほしい」とデートに誘う。
次の日曜、忠犬バチ公像前で待ち合わせして103デパートへ。なりゆきでスバルを尾行してきたルナも後ろにいながら…。
いろんな洋服やアクセサリーを見て回るミソラに振り回されながらも屋上に特設された亜熱帯ジャングル展も見ていく。
帰り際カフェに寄ろうと考えていたミソラだったが、ルナが両親と転校をめぐって喧嘩する場面に遭遇。
いい学校に転校させたい両親に対して、転校して友人達と離れたくないルナはFM星人のオヒュカスの甘言に乗りオヒュカス・クイーンへと電波変換。
ジャングル展内のオヒュカス・クイーンのもとへ向かうスバルたち。しかしオヒュカスが操る毒蛇にミソラが嚙まれてしまう。毒蛇の軍団相手にミソラをかばいながらでは勝ち目がないためウォーロックの言葉もあって一度撤退したスバルは、エアコンの温度調整ナビカードを借りて温度を下げることで変温動物である蛇達を無力化。オヒュカス・クイーンの撃破にも成功する。
ルナと両親も仲直りして転校の件は取りやめとなりルナもロックマンの正体を知って事態は一件落着。
…するが、毒蛇にかまれたミソラはヘビ博士に解毒剤を打ってもらって助かっており、スバルに忘れられていた気がするミソラは少しスバルをからかうのだった。
フフフ!
パフェおごってくれたら許してあげよっかな~!!
FM星人との決戦
友達になりかけた
双葉ツカサの裏切りによって再び心に深い傷を負ったスバル。そんなスバルを見たウォーロックはスバルのもとを飛び出してしまう。
誰かが心に深く入ってくるほど、裏切られたりその人を失ったりした時の傷も深くなると思ったスバルは、ミソラたちとのブラザーバンドを切ってしまう。
…ブラザーを切ることは出来ても
人と人のキズナは簡単には切れないよ
よく考えてみて…
ワタシ、ロック君を探しに行ってくる
心を閉じたスバルに対し、ミソラは飛び出してしまったウォーロックを探しに行くこととする。
そんなスバルだったが、天地守やAM星人の三賢者との対話によって勇気を取り戻し、自分に届いているヘルプシグナルのもとへ向かった。
FM星人王ケフェウスの手で復活したFM星人達に倒されたウォーロックとハープ・ノート。ウォーロック達は最終兵器アンドロメダを起動させるアンドロメダの鍵を奪われて始末されかけてしまう。
そこへかけつけたスバルはウォーロックと電波変換してそれを阻止。アンドロメダがじきに目覚めるためFM星人もケフェウスの命令で撤退していった。
ミソラにスバルは謝り、謝罪を受け入れたミソラと改めてブラザーを結びなおす。
アンドロメダを止めるため宇宙ステーションに向かうスバルにミソラはともに行こうとするが、スバルは「地球に残ってみんなを守ってほしいんだ。ボクが行った後、FM星人と対等に戦えるのはキミだけだ」と頼み、ミソラはそれを受け入れた。
復活したFM星人やアンドロメダとの戦いを終えて地球に帰還し傷が癒えたスバルが再び学校に行けるようになった日、ミソラやルナ達は家の前で出迎えた。
コダマ小学校じゃないミソラがいることにルナはツッコミを入れた。
今日はスバルくんが帰ってきた
特別な日なんだから、いいじゃない!
それに学校にもこの後ちゃんと行くもんね!
(電波化すればスグだもん!)
◆流星のロックマン2 (2007年)
FM星人との戦いから2か月後。
ミソラも芸能活動に復帰。栄養ドリンク「ミソラミンD」のCMに出るなど以前以上の絶大な人気を誇る。
ロッポンドーヒルズへ
スバルくんの顔が急に見たくなったんだよね
ダメかな?
曲作りに忙しくてしばらく外出していなかったこともあり、気分転換に買い物や食事をしにロッポンドーヒルズへ遊びに行こうとスバルを誘いに。本人曰く「こういう風に誘えるオトコの子ってスバル君しかいなくて」。
ウォーロック(今のやり取りを委員長が聞いたらどうなるんだろうな)
家族連れなどを見て天国の母を思い出すときには、いつもスバルの言葉「キミの気持ちが分かるし、キミの助けになりたいと思うんだ…」を思いだして自然と前向きになるという。
謎の敵イエティ・ブリザードの撃退で世間で「謎の青いヒーロー」と噂されているロックマンに対し、スバルは目立つことが苦手であまり話題にされたくなかったが、ミソラにそのことを褒められた際には嬉しそうにしていた。
なのでウォーロックは「話題にされるのをあれほどイヤがってたクセによ」と思った。
ロッポンドーヒルズの美術館でシノビ・ダイナソー・ベルセルクら古代の種族たちが絆を失ってやがて滅亡したという「滅びの文明展」を見て回ったスバル達だったが、謎の大目玉が沼のようなものを展開して展示品を奪っていく様子を目撃。
奪われそうになっていた、凄まじい電波を放つ古代の種族の秘宝『オーパーツ』を咄嗟につかんで強奪を阻むロックマンに対し、ハープ・ノートは大目玉を攻撃して破壊。…なのだが、ウォーロックが誤ってオーパーツを飲み込んでしまった。
とりあえず事件解決後、端末をトランサーからスターキャリアーに変更したことでブラザーバンドがリセットされていたので結びなおしている。
ロッポンドーヒルズのウェーブロードでは、スバルとミソラの熱々なデートを眺めていた結果、「ヒエヒエボディ」が必要になるほど熱くなってしまったデンパくんがロックマンに助けを求めていた。
バミューダラビリンス
久々にルナ達と再会したミソラだったが、謎の少年ソロと彼が連れた大目玉によって穴のような沼に取り込まれ行方不明となってしまう。
沼に取り込まれ世界各地に散らばったキザマロやゴン太を見つけていくスバルだったが、まだミソラは見つからない。
しかしキザマロとゴン太の努力で、空に浮かぶハープ・ノートらしき姿を見たことを男が話すニュース映像を発見する。その場所が「バミューダラビリンス」だと分かったスバルは空の電波網スカイウェーブを通ってそこへ向かうが…。
再会したハープ・ノートはロックマンを拒絶し追い返そうとする。当然納得できないスバルだったが、ミソラはスバルとのブラザーバンドを切り、スバルを気絶させて去っていくのだった。
傷心のスバルはなんとなくミソラと以前来たロッポンドーヒルズを訪れるが、そこへオーパーツを狙う
オリヒメの配下である
エンプティーとロックマンへのリベンジに燃える
ソロ(ブライ)が現れる。
電波障壁を得てパワーアップした
ブライに歯が立たずトドメを刺されそうになったロックマンだったが、間一髪のところをハープ・ノートに助けられた。
ハープ・ノートは、自分がエンプティーの部下になったことを告げて再びロックマンの元から去っていく。
意気消沈のスバルを見て、何かがあったことを察したルナ達はスバルを捕まえ、ミソラとの間で起きた出来事を聞く。
同じスバルを想う者としてミソラの苦しい本心を察したルナはスバルを𠮟咤し、そのおかげで元気を取り戻したスバルは再びバミューダラビリンスに向かう。
傷つくコトを怖がって、一番大事なコトを忘れてた…
ボクがミソラちゃんを信じるっていうコト…
友達を何があっても信じぬくっていうコト…
みんなが、それを教えてくれた
ミソラと再び対峙したスバルだったが、ミソラは半ば自棄になりながらもスバルを止めようと挑んでくる。
勝利したロックマンは、ミソラを信じていることを伝え、ミソラに改めて理由を問いかける。ミソラを信じ続けるロックマンに負けを認めたハープ・ノートは自分の身に起きたことを話した。
ミソラは黒い沼によってどこかに飛ばされた後、
エンプティーと会っていた。エンプティーは“取引”を持ち掛けてきた。「
ロックマンがオーパーツを手放し、ハープ・ノートが協力するならば、ロックマンへの攻撃を中止する」と。
エンプティー達は
電波の迷宮バミューダラビリンスを攻略してその地下にあるものを手に入れるために、バミューダラビリンスを唯一突破できるハープ・ノートの能力を必要としていたのである。
脅迫してくるエンプティーが圧倒的な強さを持っていたことに気づいたハープ・ノートは、ロックマンにその矛先が向かないよう取引を受け入れたのだった。
ミソラはスバルに謝罪し、改めてスバルはミソラとブラザーバンドを結びなおす。絆が深まったことでキズナリョクも上昇していたのだった。
オリヒメ達との戦い
スバル達はオリヒメ一味より先に彼女らが目的とするものを入手しようと考え、バミューダラビリンスの奥地へ進んでいく。
しかしそれはエンプティーの計算通りであり、後をつけていたエンプティーもまたバミューダラビリンスの最終地点に到達。
オリヒメらの目的はバミューダラビリンスに眠るムー大陸の封印を
オーパーツを用いて解くことだった。
ミソラの優しさにつけこみ利用し、その心をもてあそんで傷つけたエンプティーへの怒りに燃えるロックマンはエンプティーを撃破し撤退に追い込んだ。
だが更にそこへロックマンを狙うブライまでも再び現れる。
電波障壁を得て異常な強さを持つブライを相手にしては二人がかりでも勝機はないと判断したハープ・ノートはロックマンを弾き飛ばして逃がし、一人ブライの相手をした。
ロックマンも当然すぐ戻るが、そこにあったのは絆を嫌うブライによってズタボロにされたハープ・ノートの姿だった。
ブライがそこまで絆を否定しようとすることにも疑問を抱いたスバルに対し、ブライは自分がムー人の末裔であること、その特殊能力ゆえに“多数”“群れた人々”から迫害を受けてきたことを明かす。
今のキミと同じでキズナを否定してた
でも…そんなボクにもキズナができた
それが、ミソラちゃんだった
ミソラちゃんのおかげで、
ボクはキズナの大切さに気づけたんだ!
だから…だから、このキズナだけは、絶対に失いたくない!
だが、かつて父を失いブライと同じように絆を忌避してきたスバルは、ミソラ達と出会い絆の大切さに気づいたからこそブライの考えを否定。
オーパーツの力を引き出したロックマンは電波障壁を持つブライを相手に辛勝するも、ほぼ同時に力尽きてしまう。
そこへ漁夫の利を狙う、オリヒメの部下ファントム・ブラックが現れてロックマンが所持するオーパーツを強奪し去っていく。
ハープ・ノートはかろうじて意識を取り戻してロックマンを連れてコダマタウンへ帰還するも、重傷を負ったミソラはそのまま入院となった。
オーパーツを手に入れたオリヒメはその力でバミューダラビリンスの海に眠っていた古代のムー大陸を復活させ世界支配に向けて動き出す。
オリヒメを止めるためにムーへ向かおうとするスバルの前に、怪我をおして駆け付けたミソラは、オリヒメは唯一エンプティーとのみ深く信頼しあっていること・謎の多いエンプティーに気をつけるよう伝えて、ルナ達と共に見送った。
スバル君…私イヤだからね…
これが最後になったりするの絶対イヤだから
私泣かないよ。だって…これは最後じゃないから!
また、絶対会えるから…
『2』クリア後
いつものように勝手にスターキャリアーの中身をスバルとウォーロックが覗きミソラが新曲の歌詞に悩んでいることを知ったスバル。
ミソラの歌作りに協力し新曲が完成。
ランランおどーるー毎朝!
腰をフリフリ楽しく!えーがーおー!
真っ赤なシャツきてー
メガネも ラララ! ルンルン走るわ!
スバルー!
……「スバルくんのうた」が完成した。
ストーリークリア後のナンスカのスカイウェーブでは、他のボスと同じようにハープ・ノートEXがシンボルエンカウントとして置かれており、話しかけることでバトルができる。
ストーリーでも度々ハープ・ノートに話しかける場面があるため、なにかのイベントかと勘違いして話しかけて急にバトルになってしまう人もそれなりにいたとか…。
パラレルワールドにてハープ・ノートIFと戦うが、ロックマンは特にリアクションしなかった。
姿が同じだけで純粋な別人の様子。
様々な衣装のミソラの壁紙が配布された。
◆流星のロックマン3 (2008年)
22XX年。電波技術もさらに発達し、端末も『スターキャリアー』から『ハンターVG』へ。多くの人々がネットナビの発展型である電波体“ウィザード”をパートナーとするようになった。
同時に電波技術の発達に伴い大量のノイズやその結晶クリムゾンも発生し、一部のウィザードは暴走するなど社会問題となりつつあった。
そんな中、ミソラも歌手・アイドル・女優業どれでも大活躍であり、国民的人気に。
デビュー当時から『ミソラちゃんカード』も発売されていることが判明した。
ミソラはスタッフ達にも気配りを決して忘れず、彼女と共に仕事をするスタッフ達からも非常に評判が良い。
しかしその人気故に同業者から嫉妬されることもあり…。
ミソラ・サポーターズ
ふっふっふ…動くなスバル君
動けば命はないぞー
さあ、ワタシが誰だか当ててみたまえ!
出典:ゲーム『流星のロックマン3 BLACK ACE/RED JOKER』/開発・販売元:CAPCOM CO., LTD./2008年11月13日発売
スバルの後ろから迫り目隠しして至近距離で冗談を言いながら登場。
何も恥ずかしがったり冗談も言ったりもせず真面目に返答するスバルに対し注意しつつ、約1か月ぶりの再会をお互い喜んだが、ミソラの姿が見られただけで町中大騒ぎになるほどの人気にもなっていたため、電波変換して移動した。その際、サテラポリスには電波変換可能な人間として「トランスコード004」として登録。
なおハープの忠告に従わず変装しなかったのはミソラ曰く「スバル君達にも気づいてもらえない可能性があったから」という理由。
コダマ小学校の屋上でルナルナ団と再会したミソラは、スバル達をオクダマスタジオでの明日にあるドラマ撮影のエキストラ及び、その後に行われる自分のライブに誘った。
入館証をミソラが渡し忘れていたためスバルが一度電波変換してスタジオ内に入り楽屋のミソラから入館証を受け取る出来事も経由しつつエキストラに参加。
なおミソラの楽屋から生身で出ようとするとウォーロックに「そこから出ると芸能ニュースになるぜ」と言われる。
撮影中、とある思惑によりノイズドカードを用いられたゴン太がオックス・ファイアに変身してしまう事件があったが、ロックマンが鎮圧。これを気に入った監督が、急遽ロックマンをドラマのワンシーンに出演させた。
しかしそれによりスズカの出番が削られ、スズカのマネージャーを務めるウィザードのアイスは怒りを燃やすことに…。
なにかと事件が起きる不穏なオクダマスタジオで、スバルはリアルウェーブに詳しいスタッフ責任者の浦方マモロウと仲良くなる。
マモロウは、「ミソラのライブを成功させる」というレゾン(目標)でチーム「ミソラ・サポーターズ」を組んでおり、スバルとルナ達もそれに参加し、サポートに回る。
スズカを大事に思いすぎるあまりミソラとロックマンに対して強い怒りをもつことに目をつけられたアイスは、ノイズの悪用を狙う組織
ディーラーのノイズドカード『ダイヤの称号』によって
ダイヤ・アイスバーンに変貌。
ダイヤ・アイスバーンはスズカを芸能界の頂点にするために、邪魔となる者すべてを排除しようと考える。
ドラマ撮影後、リアルウェーブによって展開された空中ステージでミソラのライブが行われるが、ダイヤ・アイスバーンによって徐々に温度が下げられ、逃げられない状況で凍死の危険が出てくる。
スバルはこの事態を解決するためにマモロウから許可とアクセス権をもらってステージの電脳に突入。
ミソラは観客が異変に気づいて不安やパニックにならないよう懸命に歌い続け、スバルを信じて待つ。
ロックマンは妄執にくるっていたダイヤ・アイスバーンを撃破し元のアイスに戻すことに成功。スズカらに「芸能界トップのミソラは誰かを蹴落とそうとしたことは一度もない。みんなを元気にしようと頑張っていた」「ミソラは大切なライバルであり目標」と言われて我を取り戻したアイスは反省。
ミソラらの弁護と、ミソラとスバルの正体を知っているサテラポリスの暁シドウのとりなしでアイスの罪は不問となった。
無事事件が終わったステージでライブを続けていたミソラは最後の曲を歌い、なんとかそれに間に合ったスバルはそれを聴く。
「応援してくれるファンの皆、そしていつも私を支えてくれる大事な大事なお友達のために作った歌」を。
『シューティング・スター』
その笑顔にチカラ もらうんだ
こわいものなんか なにもない
ふりかえらない ずっと 前を見て
光 つかむ
キミの笑顔 それが わたしのハートなんだよ
シューティング・スター 暗闇 照らし かけてく
スバル達ミソラ・サポーターズは無事レゾンを達成した。
シーサーアイランドにて
スバル達はコダマ小学校の
修学旅行でシーサーアイランドに。ミソラも偶々写真集の仕事で居合わせた。
スバル達はシーサーアイランドの環境システムを管理するウィザード
守護神ストロングと仲良くなる。
しかし、悪事をしているはぐれウィザード達により、ミソラ、ルナ、ゴン太、キザマロの持ち物が盗まれてしまい、ロックマンはそれを取り戻しに向かうことに。
キザマロのパンツは無事取り返せたが、あきらめの悪いはぐれウィザードは海に向かって盗んだものを放り投げて風に飛ばされてしまい、ロックマンはミソラ・ルナ・ゴン太の持ち物のうち●●●の持ち物だけしかキャッチできなかった。
その夜、砂浜でキャンプファイヤーとバーベキューが行われる中、桟橋にてスバルは●●●と語らいあう。
スバルとルナは桟橋にて二人きりで話し合う。
ミソラはご機嫌斜めとなり、バーベキューで肉をやけ食いするのだった。
今日は、おなかがパンパンになるまで
食べるんだからっ!
キザマロ「全く、どうするんですか…
国民的アイドルをこんなに怒らせちゃって…」
スバルとミソラは桟橋にて二人きりで話し合う。
キザマロ「なんでスバル君も、
ミソラちゃんのポーチを選んじゃったんですかね
機嫌を損ねると手がつけられないのは委員長の方なのに…」
ルナ「肉、足りないわよ!」
ルナは怒り心頭のままバーベキューでやけ食いしており、キザマロとゴン太は戦々恐々とするのだった。
ここから落っこちたら一巻の終わりだよね…
前もよく見えないし…
委員長、怖い…委員長、すっごく怒ってた…
夜の海より、委員長、怖い…
…しょうがないなぁ~
とりあえず、落っこちなくて済むように
手、握っといてあげるよ
夜の海やルナを怖がるスバルに対し、手を握るミソラ。
改めてミソラは、ひとりぼっちになっていた自分に出会ったスバルがブラザーになってから今までのことについてお礼を言い、スバルもミソラが一緒に戦ってくれたこと・一人じゃないんだと励まされたと言った。
そして暁シドウに言われた言葉から、次の戦いが近いことを予感する二人だった。
スバル君が戦うなら、私も戦う
一緒だよ、ブラザーだからね
スバルとゴン太は桟橋にて二人きりで話し合う。
女子の宝物より男の友情を選んだスバル。ゴン太もスバルの力になりたいと、先日の事件以降ゴン太のウィザードになったオックスの力を借りて電波変換の練習をしていることを明かした。
そしてルナとミソラの二人はバーベキューをやけ食いするのだった。
ルナ「オトメ心がふか~くキズついたわ!!
ミソラちゃん、今夜は食べるわよ!」
ミソラ「おぉー!!」
キザマロ「でもまあ、スバル君はある意味正しかったのかも…
委員長かミソラちゃんのどっちかを選んでいたら…
想像するだけで恐ろしいです…」
修学旅行中、シーサーアイランドで暗躍する
ディーラーの戦いに巻き込まれ、ルナがデータの塵になってしまう。
しかし、ルナとのブラザーバンドも彼女が決めたレゾン『修学旅行で最高の思い出を作る』も消えておらず、希望を持ったスバル達は天地守からルナを復活させうる技術者としてサテラポリス科学部門統括ヨイリー博士の名を聞いてWAXA日本支部(サテラポリス本部)に向かう。
サテラポリス遊撃隊
ヨイリー博士と暁シドウから敵が、ミスター・キング率いるディーラーだと聞いたスバル達。
スバルが散らばったルナのデータ回収に向かう中、サテラポリス本部をディーラーのウォーロックコピー軍団が襲撃しハープ・ノートとシドウ達は応戦。
多勢に無勢で苦戦するなか、ルナのデータを集めて帰ってきたロックマンも参戦しディーラーや復讐を考えるファントム・ブラックの攻撃を退け、集めたデータからルナも無事復活した。
そしてシドウに集められたスバル・ミソラ・ゴン太ら電波変換できる者たちによって、ディーラーに対抗するための「サテラポリス遊撃隊」が結成。
ノイズの高まりによって出現した謎のノイズ空間ノイズウェーブ、そしてそこから現れるウィルスやディーラーの部下達と戦っていくが、その中でゴン太はルナを守りたいという思いを強めたこともあり、シドウから「ルナを守れ」という特別任務を与えられて離脱。
そしてついに、ノイズウェーブの移動を介してロックマンはディーラーのアジトを発見。
ディーラーがノイズの結晶クリムゾンを集めて宇宙に浮かぶ超巨大ノイズ『メテオG』を操ろうとしていることから、サテラポリス遊撃隊はそれを阻止すべくここに突入。
ロックマンはアジトにあったクリムゾン精製工場のシステム全てに侵入して破壊をもくろむが、罠で拘束されかけたところをハープ・ノートが救助し先を急がせた。
ハープ「…ひどいノイズ!
あのコ達、よく平気ね…!」
な、なんとか足手まといにならずに済んだね…
こんな姿を見せたら、スバル君に余計な心配かけちゃうもの
ハープ(立っているのがやっとなのに…
こんないいコ泣かせるようなマネしたら…
許さないわよ、ロックマン!)
ロックマンと違いノイズに適応するプログラムを持たないハープ・ノートにとってノイズだらけの空間は猛毒に等しい。
それでもロックマンたちのためにハープ・ノートは頑張り、先へ行かせたロックマンに代わってそのシステムの一部を破壊する。
その後、アジトにてシドウとディーラー最高幹部ジョーカーは相打ちとなって生死不明となってしまい、首領ミスター・キングの逃亡を許してしまった。
ミスター・キングは、ノイズの塊であるメテオGが地球にぶつかれば地球の電波テクノロジーは崩壊すること、そのメテオGを制御下に置いたことを世界に伝え、世界の人々を脅迫する。
唯一ノイズの中でも活動できるスバルはメテオGを止めるために宇宙に向かう。
私達はブラザー…いつも繋がってるよ!
そのこと、忘れないで!
スバルはメテオGの脅威を止めながらも満身創痍で宇宙に放り出されるが、世界中の人々のレゾンが一つとなったことで地球に帰還するのだった。
◆ロックマン エグゼ オペレートシューティングスター(2009年)
『3』の後日談。
クロックマンが暴走して、
ボクの大切な人をさらった上に、200年前のこの世界に
タイムスリップしてきちゃったんだ!!
新たに開発された時間を操るナビ“クロックマン”は暴走した結果、ハープ・ノートの時間を停止させて物言わぬ像に変え、彼女を連れて過去の世界へ逃亡。
元の時代へ戻れるか保証もない中、ロックマンはハープ・ノートを取り戻すために、ワープホールを通って200年前のインターネット世界へ向かう。
200年前の世界で伝説の英雄
光熱斗と
ロックマンに出会ったスバル達。
クロックマンは過去の世界でも
桜井メイルのナビである
ロールを誘拐していた。
熱斗と協力関係になったスバルは、ロールとハープ・ノートを捕らえたクロックマンのもとに向かう。
過去から未来までの美しいナビをすべて集め時間を止めて動かぬ像として自分のコレクションにするという歪んだ
変態じみた野望を持つクロックマンを撃破。
クロックマンがデリートされたことでハープ・ノートとロールも元に戻る。
ロックマン「スバル君も大切な人が助けられて良かったね!」ハープ・ノート「大切な人?スバル君、それって…」 スバル「え?いや その
あ、あんまり気にしなくていいから!」
クロックマンが遺したワープホールが元の時代につながっていたため、それで帰還するスバルたち二人だった。
EDにて無事元の時代に帰ってきたロックマンとハープ・ノートだったが、二人がいい雰囲気だったからかルナは若干不機嫌であった。
復刊ドットコム刊あさだみほ版『新装版
バトルストーリーロックマンエグゼ』2巻巻末描き下ろし漫画「OSS外伝②」では、スバル・ミソラ・ルナらがもう一度だけこの時代を来訪。
桜井メイルに「
アイドルが彼女なんてスバルくんやるわね───!!」と言われてスバルは照れつつ(ルナは怒って)否定する一方、ミソラはスバルの腕を握りながらそう言われたことに対して至極嬉しそうにしていた。
【アニメ版】
2006年~2008年朝8時『おはコロシアム』内での10分アニメ。
児童向けや時間の制約もあってか母に関する設定がオミットされつつほぼ
オリジナルエピソードになっており、こちらでのミソラは明るくおてんばな元気少女。
◇流星のロックマン(1期)
OP「ハートウェーブ」の歌唱も担当。
アニメ10・11・18・25・46話など劇中ではミソラ/ハープ・ノートがタイトル不明の歌を4曲ほど歌っている(一部分のみで全容は不明。1曲はギターを弾きながらの鼻歌)。
10話より登場しており、10話では「ハープ・シンガー」と名乗っていた。
25話では長尺の電波変換シーンをルナと共に披露。スターキャリアー入手後、54話や次作『トライブ』では短縮版の電波変換シーンを見せている。
バイタリティ溢れるおてんば少女。アイドルとして絶大な人気を誇り、歌以外での女優など様々な活動をしている。
アイドルとして与えられた歌を歌っていたが、自分の歌を歌いたいという思いが強くなっていった所でハープと出会う。
お金大好きなマネージャーの金田(声:鈴木琢磨)との仲もそこまで険悪ではなく(?)、歌以外の仕事はそこまで乗り気ではないミソラと、それに振り回される金田といった仲。
ハープ・ノートの姿で一瞬目を離すとどこへでも行けるようになってから金田は特に苦労している。
24・25話では、ミソラのデビュー衣装か本人的には黒歴史なオールアイドル寒中水泳大会で着た水着のどちらかを無理に着せようとする金田をその衣装で体と口でふんじばって簀巻きにし、好きな衣装でライブに出ていた。
その二面性から、キャンサー・バブルには「天使のミソラっち」「悪魔のハープ・ノート」と認識されている。
出典:流星のロックマン第53話「ふたつの絆」/CAPCOM・小学館/2007年10月13日放映
5話のウォーロックによれば、「FM星人は人間を操れるが、スバルとスバルの父である大吾は特別で操れない」とのことだが、ミソラも同様のタイプの人間。
そのためハープは「音楽の女神」を名乗ってミソラに接触し近づき、10・11話では寝ている彼女を操っていた。しかしロックマンとの戦闘のショックでミソラに目を覚まされてしまい、観念したハープは自供し、ミソラの味方になることにした。
以降は電波変換して世界中を飛び回って色々なインスピレーションを受けながら歌作りし、17話にてニホンに帰還。
17話では新曲『ハートウェーブ』が完成して海外から戻ってきた後、
ジェミニ・スパークに襲われて絶体絶命だったロックマンを救援。
18話ではミソラのコンサート会場を襲ったキャンサー・バブルを撃退したハープ・ノートの言葉からスバルはその正体に感づく。
29話にてキグナスらFM星人軍団の猛攻により電波ウィルスが大量発生し苦戦するなか、孤軍奮闘で力尽きた彼女をロックマンが救出しスバルは正体を知ることとなる。
世間ではハープ・ノートとロックマンが仲良く戦う姿が目撃されていたため、ゴン太などは2人が付き合っていると思っており、ロックマンの大ファンであるルナはハープ・ノートを一方的にライバル視していた。
ハープ・ノートとしてもロックマンのことを気にしていたようで、オヒュカス・クイーンの正体がルナだったことを気に掛けるロックマンを見て「知り合い?彼女?」と聞いている。
40・41話にて、破損した『アンドロメダの鍵』復活のためのマイナスエネルギー生成にはルナを怒らせることが一番とキャンサー・バブルが勘違いした際には、キャンサーの計略「委員長失恋大作戦」によってなんやかんやはめられてルナと口喧嘩。
ルナ&ハープ・ノート「ロックマン(様)!
この子とはどういう関係なの!?」
ウォーロック「どうやら修羅場みたいだな…」
クラウン・サンダー「次回、ロックマンの決断!」
ルナ&ハープ・ノート「次回にまわさんでいい!!」
最終的にルナとハープ・ノートでキャンサー・バブルを共に撃退して認め合ったことやロックマンが「キミ達がボクの翼だ!」「仲間だよ、仲良くね!ね!」といったことで丸く収まった。
53話にて、FM星人を殺戮してアンドロメダの鍵修復をもくろむジェミニ・スパークにハープ・ノートが襲撃された際、ロックマンに助けられる。
その際、スバルは傷の治療のためにミソラを自宅に連れてきており、ミソラにスバルも正体を明かした。
アニメではルナ達はハープ・ノートの正体を知らないまま終わった。
◇流星のロックマン トライブ
OP「絆ウェーブ」の歌唱も担当。
地球に残ったキャンサー・バブルがミソラの付き人をすることに。
2話ではこの前の怪我の手当てをしてもらったお礼に改めて星河家を訪れたり、11話では電波変換して電波の速度でスバルの部屋に来たりしている。
新曲のアイディアができずに悩んでいたところ、スバルがデンサン大学のDr.オリヒメから世界中でムーの封印を保つためのオーパーツ探しの依頼を受けたこともあり、ミソラも時間が合えばそれに参加。
出典:流星のロックマン トライブ第10話「ブラキオの願い」/CAPCOM・小学館/2008年1月12日放映
スバルとも親しくしており、2話では自室にきていたり、4話では隣に座ったり、5話ではヒマナラ山のラーナとスバルが仲良くしていたのを見て不機嫌になったりしている。
9・10話にて、ミソラに何も言わずドンブラー湖にロックマンだけ行っていたときはニュースで知ってミソラも行き、お詫びにおごってもらったり湖を一緒に歩いたりした。
なんだかんだスバルも意識はしているようで、11話にてミソラが出ているCMを見た星河あかねにからかわれた際には顔を赤くしていた。
異空間に封印されたムー大陸にゲートを通じてロックマンと共に行った際には、実際には究極の電波生命体ラ・ムーの復活をもくろんでいたオリヒメの配下になったイエティ・ブリザードとファントム・ブラックを相手に、キャンサー・バブルと共に戦う。
ロックマン・トライブキングがゲートを破壊しムー大陸の再封印に成功した後は、ライブにて新曲『絆ウェーブ』を披露した。
【ロックマンX DiVE】
アプリゲーム。
2021年9月8日にシューティングスター・ロックマンと共にハープ・ノートとして参戦。
ゲームの都合上、大型キャノンを構えたハープ・ノートという珍しい姿も見られる。
ハープ・ノートモチーフの武器として「ミソラシャワー」が登場している。
【余談】
2020年8月2日に
福圓美里氏は自身のXで
「大人気アイドルという設定ゆえ、オープニング曲を歌うということに震えましたが、とてもとても好きな役でした。オンエアからかなり時間が経ってますが、好きでした!と言っていただくことが多くて嬉しいです」、
「ミソラ役のオーディションはなく、わたしはキザマロ受けて落ちて、ミソラさんをいただきました」と述べている。
作曲を担当した鳴瀬シュウヘイ氏は自身のXで、
「幻の音源「絆ウェーブ」のフルサイズデモを発掘。もし急に「リリースするから作って下さい!」なんて言われたら焦るんで「絆…」はフルサイズで作ってたんです」(2013年2月26日)、「ハートウェーブはフルはそもそも作ってないのでTVサイズ。絆ウェーブは曲としてフルはありますけど歌詞がTVサイズしかないですね」(2016年1月10日)と明かしている。
また、アニメ10・11・18・25・46話など劇中ではミソラ/ハープ・ノートがタイトル不明の歌を2曲ほど歌っているが、
「
うろ覚えですが劇中用のミソラ歌唱曲は確か4曲書いた気がします。ひとつは作曲シーンで使ったもの。もうひとつは子守唄のようなしっとりしたもの。あと2曲は明るめのアップテンポな曲なのですが、もしかするとそのうち1曲は使ってないかも?です。」(2022年1月24日)とのこと。
足立慎吾氏は絵コンテなどを掲載した自身の同人『流星のはなし』にて、11話にはミソラが母と自分が映った写真を見ながらギターを弾くというシーンが絵コンテにはあったが、監督チェック時にカットされた様で、ミソラの写真立てと写真の設定を作りはしたが使わなかったと明かした。
ミソラのヘアースタイル変化を提案してみたものの「キャラクターイメージを損なう恐れがある」という理由でなかなか許可が下りず、『トライブ』OPラストにてようやく許可が下りたとのこと。
描き下ろしの水着姿を披露。
- 限定商品『CAPCOM SPECIAL SELECTION 流星のロックマン』
中島暁子氏が開発終了当時に描いた、中学生になったスバルたちの落書きを仕上げたものを掲載。
スバルたちが制服姿になっているほか、ミソラもゴン太が持つタブレットに立体映像として登場している姿が描かれた。
星の光が輝く 私のココロに降り注ぐ
そしてあなたとめぐりあえたんだ
Our bond/band was discovered then
震えて泣いていた私を見つけてくれたね
シューティング・スター 暗闇 照らし かけてく
追記修正はブラザーバンドを結んでからお願いします。
- 建て乙。エグゼも流星の記事も増えて良さが伝わるのはいいことだ。 -- 名無しさん (2023-04-25 07:04:37)
- おおついにミソラちゃんの記事が!ありがとうございます -- 名無しさん (2023-04-25 08:39:02)
- アニメとキャラ違って驚いた -- 名無しさん (2023-04-25 15:33:01)
- アニメに於ける変身シーンが1回目以降から短縮Verになってたのが凄いやるせなかった(しかも1回目にはあったメットレス状態の一瞬が無い)。ま、まあpixivとかにはメットレス状態のファンアートがあるから…(震え声) -- 名無しさん (2023-04-25 19:00:51)
- ↑よく見たら誤字ってた。「2回目」以降だった。連投スマソ -- 名無しさん (2023-04-25 19:02:20)
- 何でFM星人なのに3でハープノイズがなかったんだ… -- 名無しさん (2023-04-25 20:05:21)
- ↑没ったらしい…… -- 名無しさん (2023-04-25 20:27:08)
- ↑委員長の電波体であるオヒュカスはあるのに…なぜだ… -- 名無しさん (2023-04-25 21:00:54)
- 項目無かったの驚いた -- 名無しさん (2023-04-26 00:19:24)
- ちょっと前に記事無いのに驚いたばかりだった。マジで乙です -- 名無しさん (2023-04-26 01:50:38)
- 今思えば最初に推したヒロインキャラだった。ゲーム版の可愛さと積極性はエグゼが恋愛色薄めだったのもあって驚いたし、生い立ちの暗さとスバルと出会った後の明るさのギャップにハマらずにはいられなかった -- 名無しさん (2023-04-27 12:25:25)
- アニメの電波彗星の回では出番が無かった。恐らく他のFM星人と同様に性格が激変したハープに振り回されていたと思われる。 -- 名無しさん (2023-04-28 20:39:22)
- めっちゃ良記事…! -- 名無しさん (2023-07-20 07:31:34)
- モチーフはヤッターマン2号やパーマン3号だっけ? -- 名無しさん (2023-10-20 13:47:06)
- ガードブレイク技持ちかつ技の多くが状態異常持ちだから一度技にハマると無印はともかく上位ランクはハメ殺し食らうから割と厄介だったりする -- 名無しさん (2023-10-20 14:00:53)
- pixivでのファンアートだと電波変換後の姿にたまにマフラーが無いとか首元までスーツがぴっちりしてないとかそういうのも割とあるんだよな(後者はハープ・ノートに限った話じゃないけど)。仮にメットレス状態のファンアートでマフラーが足りてないとかなってたら惜しい -- 名無しさん (2024-03-21 15:32:34)
- ゲームじゃ委員長はミソラのファンじゃなかったけどアニメじゃゴン太やキザマロに負けず劣らずのファン -- 名無しさん (2024-09-17 23:28:22)
- 響ミソラちゃんは、アニメーション流星のロックマンで電波変換をして戦えるヒーローそして戦えるヒロインて呼ばれているけど!クロスフュージョンをオマージュした作品だと思うんだけど!このクロスフュージョンも戦えるヒーローそして戦えるヒロインは、メイルちゃん -- 名無しさん (2024-12-10 18:34:32)
- ミソラちゃんは、アニメーション流星のロックマンでのアイドル -- 名無しさん (2024-12-10 18:37:04)
- スバル達と同い年って設定がほとんどの公式資料・媒体で明記されていないって最近の話題で知って地味に驚いた。完全にイメージだったわ -- 名無しさん (2025-01-11 22:55:37)
最終更新:2025年04月13日 00:26