ゴールドソーサー(FF7)

登録日:2024/03/03 Sun 00:10:00
更新日:2024/11/19 Tue 17:02:22
所要時間:約 13 分で読めます





※この項目はネタバレを含みます!!!




ゴールドソーサーとは、ゲーム『FINAL FANTASY Ⅶ』に登場する地名。

【概要】


ゲームFINAL FANTASY Ⅶ』に登場する地名の一つで、神羅カンパニー傘下にある巨大遊園地。バレットの故郷である北コレルからロープウェイに乗っていくことになる。

管理者はリーブで、作中に登場したミニゲームの大半をこの施設でプレイすることが可能。
ストーリーではDisc1中盤に訪れることになり、ケット・シーとの初邂逅やDisc1終盤で該当する4人の中から好感度が1番高いキャラクターとデートイベント(詳しくは後述)が発生する場所でもある。ちなみにケット・シーは展開次第では仲間にしなくてもゲームクリアすることも可能なユフィヴィンセントと違い、物語の進行上必ず仲間になるキャラクターである。

この施設ではギルではなく『GP』というポイントを使うことにより景品と交換したりアトラクションで遊ぶことが可能。稀に入口でギルとGPを交換してくれる人物(裏GP屋)が出現するが基本的にDisc1のうちはGPは『ワンダースクェア』のミニゲームでしか入手できない。Disc2中盤以降になると飛空艇を入手できるので自分のチョコボを所持することができる。所持したチョコボを『チョコボスクェア』のチョコボレースに出場させることも可能で、非常に手間はかかるが『海チョコボ』を作ることが出来ればGP荒稼ぎも不可能ではない。

入場の際には一回入場料(3000ギル)を払うか永久入退出自由なゴールドチケット(30000ギル)を購入する*1必要がある。ギルに余裕があるなら30000ギルをさっさと払ってゴールドチケットを購入する方がベターであろう。

作中でここでしか流れない賑やかなBGМ『ゴールドソーサー』は作品をプレイした人なら印象に残っている人も多いかもしれない。

モデルは砂漠のど真ん中にある人工娯楽施設ということでアメリカ・ネバダ州に実在する有名なカジノ都市ラスベガスであろう。

【施設一覧】


ゴールドゲート

ゴールドソーサーの入場口。ここから入場して他のアトラクションに行くことになる場所。前述の通り稀に奥の家型オブジェの影に裏GP屋が出現することがあり、10GP(=1000ギル)、最大100GP(=10000ギル)まで売ってくれる。ミニゲームで思うように稼げないがギルは大量に余っていてGPが欲しいという人ならここで買うのも選択肢の一つ。

イベントスクェア

後述のデートイベントで劇が開催される際に使われるステージがある場所。女性3人のいずれかが相手だと100組目記念ということで『勇者アルフリード伝説 さらわれたルーザ姫』という劇に出演することになる。
ストーリーは勇者アルフリードが悪竜王にさらわれたルーザ姫を助けるという王道な話で、選択肢によって話の内容が変わっていき、場合によってはカオスな展開になることも…
ちなみにデート相手がおっさんだと『100組目のカップル…じゃないみたいですね』と残念ながら劇デートは発生しない。ちょっとおっさんの劇もある意味見てみたかった

リバースでは劇は『loveless』の一節ということになっており、冒頭では在りし日のジェシーの姿が立体映像で見れる。本編はお客様参加型立体映像劇という特別講演となっており、原作とはあべこべに捕虜となったアルフリードをルーザ姫が助けると言う内容になっている。

配役
勇者アルフリード…クラウド
ルーザ姫…エアリス(デート相手がティファかユフィの場合そちらに変更)
悪竜王ヴァルバドス…バレット
地獄の番犬ガルム…ナナキ
道化師…ケット・シー

ラストを飾るエアリスの歌唱は必見。

ゴーストホテル

ゴールドソーサーにある宿泊施設。某浦安遊園地にあるアトラクションに似ている。亀道楽通信No3を読みに行く際は立ち寄る必要がある。
リバースでは『ホーンテッドホテル』という名前になっている。

スピードスクェア

ミニゲーム『シューティングコースター』(詳しくは後述)が遊べるアトラクションがある場所。挑戦料は1回10GP。

チョコボスクェア

チョコボレース場兼着順を予想する賭博(競チョコボ)施設。ストーリーの進行上Disc1中盤で必ず訪れる場所で、特に選手控室でここでしか拾えない召喚マテリア『ラムウ』をしっかり拾うことが極めて重要である。万が一取り逃すと二度と回収不可になってしまうので忘れずに回収しておきたい。ちなみにチョコボレースの的中法は馬連(チョコ連)式。
リバースではクラウド自身がレースに参加する。

バトルスクェア

ゴールドソーサーにある闘技場兼ディオ園長の収集物展示場。挑戦料は1回10GPでここのバトルスクェアの闘技場でしか手に入らないレアアイテムも存在するので挑戦したプレイヤーも多いであろう。中でもクラウドの究極リミット技を習得するのに必要なアイテム『超究武神覇斬』はここでしか入手できないレアアイテムの代表格。始めはノーハンデで戦えるが勝利していくうちにハンデが課されるようになっていく。ちなみにてきのわざのマテリアを装着してもここでラーニングすることは不可能。ドロップアイテムを入手することは不可能だが盗んだアイテムは手元に残すことが可能。

ラウンドスクェア

デートイベント(詳しくは後述)で使われる観覧車がある施設で利用料は1回3GPがかかるがデートイベント時は無料。3人の若い女性の中の誰か1人と観覧車や劇デートすることになるか右手が義手になっているゴツイおっさんとデートすることになるかはプレイヤー次第である。若い女性の時とおっさんの時ではBGMが異なる。

ワンダースクェア

ゴールドソーサーにある施設の一つで2階建ての施設。2階部分は『ゲーセン』のような施設で後述の主なミニゲームを遊べる場所である。基本的にGPが必要な他の施設と違いここだけはギルで遊ぶことが可能なため特にDisc1ではここのミニゲームで遊んでGP稼ぎをすることになる。ちなみに1階部分はケット・シーと初めて会う場所でもある。


【ミニゲーム一覧】

※シューティングコースター以外はワンダースクェアで遊べる。

アームレスリングメガずもう

プレイ料金は1プレイ100ギル。その名の通り腕相撲ゲームで対戦相手が弱めの『すもう』か『すもう』より強い『レスラー』のどちらかを選択することになる。『すもう』は勝てば1GP、『レスラー』は勝てば2GP入手できる。

バスケットゲーム

プレイ料金は1プレイ200ギル。その名の通りバスケゲーでボタン1つでボールをゴールに決めていくだけのシンプルなゲーム。内容は単純だが技術次第で最大で300GP稼ぐことも可能。Disc1でのGP稼ぎの軸となるゲーム。

ワンダーキャッチャー

プレイ料金は1プレイ100ギル。UFOキャッチャーみたいなもので作中では残念ながら運ゲーだが運が良ければラストエリクサーや100GPのような豪華賞品を得ることも可能。

モグ・はうす

モーグリの成長を見届ける育成ゲーム。クポの実を与えてモーグリをリア充に導けるかという内容。ちなみに初回クリア時限定だがクリアした際に隣にいるおっさんに話しかけると『感動した』と言い30GPを貰える。

3Dバトラー

1プレイ200ギル。これは運ゲーでじゃんけんゲームのような物。4人抜きまですることが可能で4人抜きした際に最大で300GP入手できるが4人抜きは至難の業。
一応報酬が設定されているものの、4人抜き自体が想定されておらず、5人目はグラフィックのない透明なキャラクターとの対戦になる。
上段でヒット、中段で引き分け、下段でダメージと相手の出す手が完全に固定され、上段を出し続ければ延々と相手をたこ殴りに出来るが、勝利条件である10回ヒットを満たしても相手は倒れず(100回まで確認)下段を10回出して自殺するしかなくなる詰み状態に陥る。
リバースではゲーム性が全く変わっており、完全実力ゲーかつ事実上の覚えゲー。敵の出すパンチを避けて隙を突いてパンチを打ちリミット技でトドメを刺すと言う流れになっており、闇雲にパンチを打ってもまず当たらない。ステージが進むにつれ色々なキャラと戦える。

うらない

1プレイ50ギル。特にGPなどは獲得できないがストーリーの進行状況により表示されるメッセージに変化がある。それだけ。

Gバイク

本編でDisc1神羅ビル脱出時にプレイすることになるバイクゲームとほぼ同じ内容。慣れれば確実に10GP入手出来るが時間効率は良くない。

スノーゲーム

ストーリー進行時にもDisc2でプレイすることになるミニゲームで、それとほぼ同じ内容の物をDisc2中盤以降1プレイ200ギルで遊べる。結構ハマるプレイヤーも少なくない模様。(Disc1ではプレイ不可)

潜水艦ゲーム

こちらもスノーゲームと同じくストーリー進行時にDisc2でプレイすることになるミニゲームで、それとほぼ同じ内容の物をDisc2中盤以降1プレイ200ギルで遊べる。(Disc1ではプレイ不可)

シューティングコースター

ワンダースクェア』で遊べる他のミニゲームと違い『スピードスクェア』で遊べるミニゲーム。プレイ料金は1回10GP。5000点以上でエアリス最強武器である『アンブレラ』を入手することが可能だがここでしか入手できない上にDisc1でしか入手できずDisc2以降では入手不可。

【デートイベント】


Disc1終盤でとある段階までストーリーを進めるとデートイベントが発生し、パーティーメンバーのエアリスティファユフィバレットの4人の中から好感度が最も高いメンバーとデートするイベントが発生する。誰とデートするかはプレイヤーの進め方次第だが結論から言うとデート難易度の相手として選ばれるのが難しい順を挙げると、バレット>ユフィ>ティファ>エアリスとなる。

エアリスは普通にプレイしてれば特に意識しなくてもデート相手はまず彼女になり間違いなく一番簡単。ティファもエアリスの好感度を上げないようにしてティファ贔屓の選択肢をしていけば比較的難しくない*2。問題はユフィとバレットである。この2人のデートイベントを発生させたいなら狙って発生させないとまず不可能で、いかにしてエアリスとティファに嫌われ好感度を下げる(=上げない)かが重要になってくる。

バレットを狙う場合はエアリスとティファは基本的に無視して話しかけないのは勿論のこと、二人に嫌われる選択肢を選択しバレットに好かれる選択肢を選択する。戦闘時のスタメンはクラウドとバレットは固定で残り一人をレッドⅩⅢケット・シーヴィンセントシドの4人の中から選び、他の女性3人は極力戦闘に参加させない野郎旅をするなど工夫が必要になってくる。

ユフィを狙う場合は仲間になる直前に発生するイベントの選択肢が重要となり選択肢次第ではギルと引き換えに無限に好感度を稼ぐことも可能。勿論ユフィを狙う際には、バレットの時と同様にティファとエアリスの好感度を上げないことも重要になってくるので、この二人を無視して嫌われる選択肢を選び二人を戦闘に参加させないようにすることが重要で、後は出来るだけ早くユフィを仲間にすることも大事。

ちなみに観覧車デートの際に流れるBGМ『花火に消された言葉』は地味だが中々名曲。*3

尚、上記の方法はあくまでも正攻法で見る方法である。

リバース

チャプター8とチャプター12で発生するが、前者ではある事件が発生したせいでクラウド(と、デート相手がいる場合はデート相手も)はゴンドラに乗りそびれる。

本格的なデートイベントが発生するチャプター12では前述の『loveless』をデート相手と見に行ったあとゴンドラに乗るという流れになっている。
デート相手は原作から引き続きティファやエアリスをはじめとする四人に加え、ナナキとケット・シーが追加されている。但しケット・シーは他キャラのデートとやや事情が異なる(後述)。
一周目は好感度の最も高い相手からデートに誘われるが、全員の好感度が一定以上に達していないとケット・シーがシドとヴィンセントを引き連れてクラウドを誘う(ケット・シーは仲間キャラで唯一好感度が一切変化しない)。二周目以降はケット・シーも含めて任意でデート相手を選べる。ゴンドラデートの展開はデート相手との好感度に応じて二種類に分岐する(ケット・シーのみ一種類)。

デート時は原作に引き続き『花火に消された言葉』が流れるが、デート相手によって曲がアレンジされるという凝った演出がなされている。
ケット・シーを除いて何れのデートもクラウドとデート相手との関係性が深く掘り下げられたイベントであり、特にティファとのデートイベントは大きな話題を呼んだ




【他作品での登場】


  • いただきストリート』シリーズにもプレイマップとして登場。左側の離れ小島が曲者でここに軍資金が少ないゲーム序盤でハマってしまい早々と脱出出来ないと苦しくなる。銀行城周辺のエリアを押さえてくと有利である。

  • FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア』ではアルデナード小大陸を中心とした文明圏エオルゼア南方に広がる砂漠の国「ザナラーン」南方にそびえる会員制一大アミューズメント施設として、パッチ2.51で実装。
    オーナーは同国の首都「ウルダハ」を事実上支配するトップクラスの富裕層6人からなる「砂蠍衆」のメンバーであり、宝飾商にして凄腕の彫金師、そしてパンイチ変態紳士のゴッドベルト・マンダヴィル。施設の名前も彼の名前を取って「マンダヴィル・ゴールドソーサー」となっている。
    世界規模の大災害「第七霊災」で焼け出された難民や、帝国に制圧されている都市国家「アラミゴ」から流入した難民を実務能力を精査した上で多く雇用しており、難民の受け皿兼働き口という側面も持つ。
    ゴッドベルトが元々政治的には中立を表明している事、そして砂蠍衆が流入した難民問題よりも互いの利権をめぐっていがみ合いを続けている事、年若く経験の浅い当代女王が人情派である事が災いして難民を受け入れるだけ受け入れてほぼ放置しているような状況である事を憂いた事が成り立ちに関わっている模様。
    専用通貨である「MGP(マンダヴィル・ゴールドソーサー・ポイント)」を利用して景品を交換することが出来、ここでしか入手できない物品が多いため足繫く通うヒカセンも多い。
    また、それだけでなく交通の要所としても重要であり、ファストトラベルのテレポやデジョンの目印となる「エーテライト」が設置されているエーテライトプラザから走って数分のエントランスから飛空艇を使うと、最終的に格安でエオルゼア主要国に向かうことが出来、ウルダハに関しては国内であるという設定からか無料で往復が可能となる。

追記・修正はミニゲームにハマっても本編進行を忘れない方にお願いします。

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最終更新:2024年11月19日 17:02

*1 後述のワンダースクェアで300GPと交換することも可能

*2 具体的にはDisc1前半に神羅ビルの独房にぶち込まれティファと同部屋になる場面があるが、ここで選択肢『俺にまかせておけ』を選びまくると大幅に好感度を上げることが可能。逆に大幅に下げる場合は『ちょっとキビシイな』を選びまくるのが良い。

*3 他に直後の古代種の神殿のイベントやDisc2のとあるイベントの際にも流れるのでここでしか流れない訳ではない