FINAL FANTASY VII REBIRTH

登録日:2024/03/10 Sun 13:30:00
更新日:2025/01/07 Tue 11:27:32
所要時間:約 7 分で読めます




明日も 会いたいな(Till the day that we meet again)

『FINAL FANTASY VII REBIRTH』は2024年2月29日にスクウェア・エニックスから発売されたプレイステーション5専用ソフト。

概要

2020年4月10日に発売された『FINAL FANTASY VII REMAKE』の続編。
前作はミッドガル脱出までのストーリーだったが、今作はミッドガルを飛び出し大陸中を駆け巡る、忘らるる都までのストーリーになる。

新要素

前作からの新要素としてワールドマップのシステムが導入されている。
「グラスランド」、「ジュノン」、「コレル」、「ゴンガガ」、「コスモ」、「ニブル」の6つのエリアが登場し、一つ一つのマップが一般的なオープンワールドゲームの中規模クラスの広さで、オンラインを除けば間違いなくシリーズ最大の広大さを誇る。
最初からすべてのマップを探索できるわけではなく、ストーリー展開によって順次行けるエリアが拡張され、エリア間の移動は専用の手段を用いる必要があるなど厳密にはオープンワールドとは異なるが、隣接するエリアはシームレスで移動でき、オープンワールドと同じ感覚でプレイできる。
各エリアにはランドマークにあたる通信塔、ファストトラベルポイントであるチョコボストップ、モンスターの討伐クエスト、召喚獣戦の難易度を下げる祠などが存在する。

バトルシステム

HEATゲージが存在する戦闘システムは概ね前作と同じだが、今作ではパーティメンバーが増え、メンバーごとに様々な戦い方を選べるため戦術の幅が広がっている。


キャラクター

パーティメンバー

バトルに加わらないが道中を共にするメンバーも併せて紹介。


主人公。元ソルジャー。
今作ではミッドガルを脱出後、セフィロスとの因縁を断ち切るべく黒マントの男たちの行方を追う旅に立つ。
相変わらずオメガ級な人付き合いの不器用さだが、「REMAKE」に比べると仲間とコミュニケーションをはかる場面が増えている。
カードゲーム「クイーンズブラッド」の大会では最終的にノリノリでカードバウトを宣言するなど、コミカルなリアクションもちょっと増えた。
特に顕著なのは今作で大幅にパワーアップされたゴールドソーサーの観覧車イベントだろう。

+ ネタバレ
前作に比べて人間味のある振る舞いが増えた半面、物語の端々で直面するソルジャーの劣化や記憶の混濁、セフィロスの幻影といった受難を受けて、精神的には原作以上に不安定になっていく。
要は、黒マントたちが受けている「リユニオン」の描写がクラウド視点でより強調されているのである。
ゴンガガ魔晄炉との接触で魔晄中毒に似た症状に陥る描写もあったことから、仲間達からも割と本気で心配されており、ゴールドソーサーでは宿で身体を休めるように進言までされている。

古代種の神殿にたどり着いた頃には憑りつかれたようにセフィロスに執着するようになり、「REMAKE」序盤の冷血漢に逆戻り。しまいには錯乱して、止めようとするティファを突き飛ばし、エアリスにまで危害を加えようとするほどにおかしくなってしまった。

一方で、ゴールドソーサーに着いた際にはセフィロスの幻影に「今を楽しめ」と言われてゴールドソーサーを楽しみ始めるなど、傀儡を通り越して「セフィロスの許可がなければ何もできない」などと言われる始末……

CV:坂本真綾
花売りの女性。セトラの末裔で、原作と同じく神羅に狙われる身。
相変わらずはつらつとして押しが強めであり、ミッドガルを飛び出してなお、クラウドや仲間たちをぐいぐいと引っ張って冒険を進めていく。
PVではステージでの歌唱も披露。ゴールドソーサーのステージに立つことになる。(ちなみにゴールドソーサーの劇鑑賞イベントは原作通り誰をデート相手に選ぶかで姫役が変わるが、ステージで歌うのはエアリスで固定。)

+ ネタバレ 原作ではあの末路であったが、今作では……?
原作通り、忘らるる都で祈りを捧げるエアリスに迫るセフィロスの凶刃。クラウドはセフィロスに立ち向かい

クラウドはセフィロスの刃を弾き、エアリスを死の運命から救った。
セフィロスの刃はエアリスを貫き、エアリスは助からなかった。

編集ミスなどではない。「REBIRTH」においてエアリスの身に起きたことは、本当にこのように説明するしかないのである。


CV:船木まひと
アバランチ分派のリーダー。今作から中の人が変わっている。*1
REMAKEでは原作に比べ「横暴で分からず屋」な部分が強めに描写されていたが、今回はクラウドとも信頼し合っていることから「ぶっきらぼうだが情に厚い、頼もしい仲間で滅茶苦茶お茶目なところもある」な描写が多い。

+ ネタバレ
今作ではコレルでの過去、コレル住民との確執やダインとの衝突がより深く描かれている。
住民たちからは侮辱を受け、半ば気が狂ったダインの怒りを真正面から受ける漢バレットの描写は必見。
(あと亡き奥さんが物凄い美人だったということが判明した)

今作の終盤には惑星規模の超常現象のようなバレットの常識を超える事態を目の当たりにする場面が多すぎて「クソ どうなってやがる!」を言う回数が多い。

ちなみに、原作のゴールドソーサーデートではネタ枠だったが、今作ではちゃんとバレットの好感度を稼ぐ必要があり、しかも本格的な野郎デートになっている。

CV:伊藤歩
クラウドの幼馴染。
ザンガン流格闘術を極めた武闘派。今作ではエアリスと仲良くする場面が多い。
REMAKEから引き続いて、目のやり場に困る身体の持ち主。PVで水着姿を披露し、発売を待ちかねる紳士諸兄を大喜びさせたことはあまりに有名な話である。

+ ネタバレ
冒頭からニブルヘイムの過去編が強く差し込まれる件で分かる通り、今作ではティファの記憶とクラウドの記憶のズレに序盤から強い焦点が当たっている。

なにしろ、今作ではクラウドの方もティファの存在に懐疑的であり、クラウドがティファを疑うという原作と真逆の行き違いが発生しているのである。
これはクラウドがセフィロスの幻影の影響を受けていることによるものなのだが、この件はティファもさすがにショックだった模様。
それなのに、ティファは自らセフィロスから受けた胸の(・・)傷をクラウドに見せて違和感を解消させようとするなど、なおもティファ側からのフォローを入れてクラウドの精神を安定させている。天使か。(一応クラウドもめちゃくちゃ不器用なフォローで仲直りにこぎ着けた)

……と、序盤あたりまでは安定していたのだが……
ゴンガガ魔晄炉にて、魔晄に接触しすぎたクラウドがセフィロスの幻覚に翻弄され、錯乱して、ティファを訝しみ斬りつけて魔晄炉に突き落とすという暴挙に出てしまう(その後激しい後悔の為に動けなくなってしまうが、バレットの平手打ちを受けて気を入れ直す)。
幸い、ティファはウエポンによって一命を取り留め、そしてなおもクラウドを責めることはしなかった。天使か。

総じて、原作に比べてクラウドに振り回される場面が大幅に増えているが、それを巻き取るほどに、クラウドに対して献身的な面が強い。

そしてゴールドソーサーのゴンドラデートではクラウドとのキスシーンが初めて明確に描写され、多くのファンを歓喜させた。

CV:山口勝平
宝条の実験体で、人間の言葉を話せる獣。
今作からは正式にパーティメンバーに加わり、操作可能になり、装備を用意したりもできる。

+ ネタバレ
原作通り、コスモキャニオンまではクールなキャラクターを貫いているが、コスモキャニオンより本来のナナキの性格で振舞うようになる。声優の本気。各サブイベントのボイスもちゃんと2種類用意されている徹底ぶりである。
それ以外にレッドⅩⅢの物語は概ね原作通りだが、コスタ・デル・ソル行きの客船で「二本足で立つのは難しいものだな」を公開した際にはマイケル・ジャクソンばりのキレッキレのダンスを披露したりしている。
また、とあるシーンで宝条から虐待に等しい実験を受けた過去の描写が追加され、全世界のレッドⅩⅢファンをバーサクさせた。

なんと今作では、ゴールドソーサーデートが追加されている。しかもネタ枠ではなくちゃんとしたデート。
既にナナキ解禁後なので非常に無邪気。この時ばかりはクラウドも面倒見のいい兄貴分である。

CV:かかずゆみ
ウータイ出身の忍者。
原作では隠しキャラだったが今作では正式に仲間に加わっているので、ストーリーにもしっかり組み込まれている。
そして乗り物系のイベントが多いせいでよく乗り物酔いする。
乗り物酔いしすぎるあまり「FF7リバースとはそういう意味」なんてネタで言われる始末。

パーティに加わる前から道中で何度か接触する場面があるが、ユフィの掘り下げはどちらかというとREMAKEのダウンロードコンテンツのほうが詳しい。

ゴールドソーサーでのデートイベントでは原作同様クラウドの頬に思わずキスをする他、初恋の相手がソルジャーだった事を明かす。

他に特筆すべき点としては、性格上バレットと相性が良いらしく、絡みが多い。
リメイク前はバレットの過去を知った際に「神羅を信用するのが悪い」と冷たく突き放しており、実はリメイク前とは真逆な点でもある。

CV:石川英郎
ゴールドソーサーの占いロボット。猫型。本人曰く平社員とのこと。
今作ではコレルプリズンの案内人になった経緯から流れで仲間に加わる。

+ ネタバレ
今作でもやはり裏切るが、マリンたちを人質にとるという流れはさすがにオミットされた。代わりに途中でパーティ離脱。
ある条件を満たすと野郎2人を加えたゴールドソーサーデートが発生する。まさかのこっちがネタ枠。

CV:山路和弘
今作では仲間に加わらないが、旅の足となる野良飛行機の運転手。
顔なじみとなり、終盤ではほぼ仲間扱いで旅についてくるようになるが、パーティには加わらない。

CV:鈴木省吾
原作では隠しキャラであるため、ほとんどストーリーには関わってこないくせにセフィロスの出生にかかわる重要な存在なのだが、今作では……?

+ 今作での活躍
原作通り、神羅屋敷で贖罪の眠りについている警備員(自称)。
今作では互いに虫の居所が悪かったという理由で「ガリアンビースト」に変身しクラウドたちの前に立ちはだかることに。
パーティには加わらないが、ニブルヘイムから勝手に旅についてくるようになる。
隠しキャラでなく旅に加わったため、出番が増えた。相変わらず無言なのであまり台詞はないが、タークスの無線を周波数から傍受したり古代種の神殿の脱出ルートを確保したり、静かな活躍が多い有能。
機械に弱いのは相変わらずらしい……。

その他メインキャラクター

CV:鈴村健一
現時点では故人のはずだが、前作REMAKEの最後で墓場となるはずだった神羅兵の包囲網を一人で脱しており、ミッドガルでザックスが生存している。
その後も、ザックスの描写が物語の合間合間で挟まっている。その最中には目覚めない様子のクラウドやエアリスの姿もあるが……?

+ ネタバレ……というかこのザックスは何なの?
ザックスが登場する場面は、全て本編とは異なる世界線で発生しているパラレルワールド。すなわち「ザックスが死ななかった場合の世界」であり、現行クラウド達が冒険している世界線とは別の世界線の物語である。

こちらの世界では、アバランチメンバーはビッグスを残して 全員リタイア しており(ティファやバレットも然り。致命傷を負って運ばれていく場面が描かれているだけだが、その場で死んでいなかったとしても、テロリストとして捕まっているか、宝条の実験体にでもされているか……)
意識を取り戻さないエアリスとクラウドは本編の二人とは別の次元の存在ということになる。
最終盤、 世界のリユニオン によって様々な世界線が交わり、クラウドとザックスが共闘してセフィロスに立ち向かうことになる

CV:森川智之
お馴染みの宿敵。
クラウドは黒マントの男を通じて幾度もセフィロスの幻覚に苦しめられることになる。

+ ネタバレ
今作のセフィロスはFF7世界における選択で分岐した数多の世界線にまで精通している超存在と化している。ほんとに何者なんだ……
ラスボス戦ではリバース・セフィロスに形態変化。まさかのタイトル回収である。

また、何と今作ではニブルヘイム回想編(体験版でも遊べる)でプレイアブル化。
その頃には今のような狂気的な状態ではなく、当時ソルジャー1stであった彼にとっても面倒見の良い先輩であった。

CV:大川透
現神羅カンパニー社長。
今作では原作以上の切れ者として描かれており、クラウド(というより古代種であるエアリス)をあえて泳がせるよう停戦の取引を行おうとするなど、暴力と恐怖一辺倒ではない様子も見せる。
そのせいで原作より部下からの信頼が厚いのか、ハイデッカーからも「若」と呼ばれて信頼されているらしい。
ウータイとの睨み合いにも巻き込まれ、原作より一層苦労が増えているが、挑発に怯まず戦いの姿勢を見せるなど度量も高い。

  • ツォン
CV:諏訪部順一
タークスの主任。
今作では最終盤、ついに自ら戦いの場に赴く。

+ ネタバレ
セフィロスに刺されるところも一緒だが、タークスの仲間たちに助けられて生存している模様。
危うく宝条に治療されるところだったが、ルーファウスに制止されて助かった。

  • レノ
タークスのメンバー。前作で負傷し休養中。
残念ながら、これまでレノの声優を務めた藤原啓治氏はREBIRTHの発売を待たずに亡くなられてしまった。
その分なのか、物語中でもルードやイリーナがレノをリスペクトした言い回しが多い。

+ 物語終盤……
相棒 いつもの頼む

タークスなめんなよ


最終盤、古代種の神殿の攻略作戦に復帰。ボイスはライブラリ出演となり、藤原啓治氏の声が充てられた。
ルードとの名コンビ復活で、戦闘面でも圧倒的な連携力でクラウドたちを苦しめる難敵。

  • ルード
CV:楠大典
タークスのメンバー。
レノがいない分出番が多い。(ハゲ……スキンヘッドとしての出番も今作ちゃんとある)
新人のイリーナと組み任務に赴くが、ミーハーなイリーナの面倒を見る場面もしばしば。
砂漠の任務で干からびそうだからアイスを買ってきてほしいと駄々をこねるイリーナの注文をちゃんと聞いてあげたり、相変わらず真面目なご様子である。

  • イリーナ
CV:豊口めぐみ
タークスの新人。
戦闘力や身体能力は高いが、まだ精神的には迂闊なところもある模様。ジュノンでは任務の失敗に自己嫌悪しションボリしている様子も……。
また、実力的にもどうしても他メンバーと一回り劣っているらしく、コレルプリズンではクラウド一行の制圧に失敗しバギーに轢かれそうになったり、古代種の神殿では半狂乱のクラウドに危うく殺されかける場面も。
なんの因果か、どちらもティファに命を救われている。

  • 黒マントの男
謎の理由で世界を彷徨う謎の男たち。セフィロスと繋がっていることから、クラウド一行はこの男たちを追跡する旅に赴く。
その正体は、劣化しきったソルジャーの成れの果てとも言われている。あれ、でも原作では……?

  • ローチェ
CV:三宅健太
REMAKEにも登場したソルジャー3rd、バイク狂の愉快お兄さん。
その野放図っぷりにファンや尊敬する兵士が多く存在しているということも判明した。
また、あるイベント後に彼から貰える「ローチェくんキーホルダー」はネタ装備に見せかけて性能が割と優秀であることもネタに拍車をかけている。

+ ネタバレ
クラウド(マイフレンド)との決闘に熱が入りすぎて、物語終盤で宝条の人体実験に志願。
その結果、劣化が急激に進行して黒マント化してしまう。

  • スカーレット
CV:勝生真沙子
神羅最高幹部で兵器開発部門統括。キャハハのほう。今作では「あーっはっは」の方が多いが。

+ ネタバレ
FF7R追加コンテンツでユフィにとっての宿敵であることが描写されたが、今作でリメイク前同様コレル壊滅とバレットの腕喪失に直接関わっていることが明らかになり、バレットにとっても因縁の相手であることが判明した。
ゴンガガ魔晄炉にて、クリムゾン・メア改に搭乗し直接対決することになる。
(そのまま本編より早く爆死すればよかったのに……と思うほど鬼畜な所業の数々も明らかに)
本人曰く、オバサンと言われても傷つかないが、ただひたすら限りなくとんでもなくムカつくらしい。

  • ハイデッカー
CV:長克巳
神羅最高幹部で治安維持部門総括。ガハハのほう。

+ ネタバレ
今作ではルーファウスの傍に側近として構えていることが多い。
原作ではどうもルーファウスとそりが合わない様子だったが、REBIRTHでは腰巾着のような場面が多い。

かと思いきや、ユフィがルーファウスの暗殺を試みた際には誰よりも早く危険を察知してルーファウスを庇い負傷、そのまま素早く兵士で守りを固めてルーファウスを保護するなど側近らしい大活躍を見せた。
前作で「返事と謝ることしか出来ない」なんて言われ草だったのが嘘のようである。

なお、式典である条件を満たすとまたもバイクで轢かれそうな目に遭う。

  • パルマー
CV:龍田直樹
神羅最高幹部で宇宙開発部門統括。うひょひょ。
相変わらず宇宙開発部門には予算を割いてもらえないらしく、ろくな仕事もないので雑用ばかりやらされているようだ。

+ ネタバレ
ロケット村がカットされている代わりに、ゴールドソーサーおよびコレルプリズンで出番が増えた。

手配書を配るという小間使いのような仕事を任され、タークスを率いてゴールドソーサーに登場。しかし、なぜか勝手にホテルの予約をキャンセルされたらしい。誰のせいやろなぁ?
開き直ってゴールドソーサーで遊んでいたら今度はチョコボレースの賭けで大負け(おおかた本命あたりに賭けていたのだろうが、あのチョコボ頭の大穴に優勝を掻っ攫われた)など、散々な目に遭う。
(なお、このとき危うく『処刑人』に惨殺されるところだったが、トイレに行っていたので難を逃れるという変な強運を見せる)

すっかり頭にきたパルマーはクラウドたちを追ってコレルプリズンに自ら赴き、兵器開発部門から借りたと思われる新兵器「トードエボルブ」に搭乗してクラウド達と対決することになる。
トードエボルブは高性能AIが搭載された最新鋭の搭乗兵器で、搭乗者がよほどのポンコツでもない限り(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)最高のパフォーマンスを発揮する恐るべき兵器である。
戦闘結果は自明の理。苦労して高性能AIを開発した兵器開発部門はお気の毒様である。

なお。REBIRTHではシドが登場したが、上述の通りロケット村のくだりがカットされたため彼との因縁は次回作までお預けの模様。

  • 宝条
CV:千葉繁
神羅最高幹部で科学部門統括。
全部こいつのせいでお馴染みのマッドサイエンティスト。

+ ネタバレ
REBIRTHでも猶の事ヘイトを稼ぐことしかしていないのはもはやネタバレ収納するまでもない語り草。
コスタ・デル・ソルにも原作通り赴いているが、原作からさらにタガが外れてリゾート地で実験体を解き放つ暴挙に出る。

CV:銀河万丈
神羅最高幹部で都市開発部門統括。統括たちの中で唯一まともそうな人。
今作は出番は少なめ。
こっそりアバランチの指名手配所の顔写真を書き換えるなど、何故かクラウドたちの旅路を助ける行動をとっているのが垣間見える。
彼の執務室には何故かゴールドソーサーのスタッフ用の人形が飾ってある……?

+ ネタバレ
原作をプレイ済みの人は、彼がどのようにクラウドに関わっているかはご存知だと思われる。だが「REBIRTH」時点では明かされない話なので、ここではまだ内緒としておこう。

どうやらゴンガガ魔晄炉の爆発事故の際に住民たちのケアをしていたのはリーブであると思われる。
(コレル魔晄炉爆発事故でも同じようなケアをしていればバレットやコレル村の悲劇は起こらなかったであろうに、管轄が違ったのが悲運だったようである)

  • ディオ
CV:山寺宏一
ゴールドソーサーの園長。グラフィックが大幅進化したのに服装がそのまま(パンツ一丁にマント)なので非常にやべぇ人。
原作ではクラウド達を有無も言わさずコレルプリズンに追放する分からず屋だったが、今作では割と物分かりの良い様子を見せている。
また、彼が園長になるまでの苦節云々についてもちょっとだけ語られる。

+ ネタバレ
人当たりは良いが、しかし良識があるとも言い切れず、ゴールドソーサーバトルスクウェアのエキシビジョンマッチにタークスやルーファウスとの試合を喜々として組むなど、また別方向で制御のきかない人に……

  • ダイン
CV:津田健次郎
左腕が改造銃の男。
バレットのかつての親友だが、過去の出来事からすっかり狂気的な状態になっており、バレットと対峙することに。

  • シスネ
CV:中田あすみ
CRISIS CORE FINAL FANTASY Ⅶ」に登場した元タークスがまさかのサプライズ登場。
ゴンガガの青年団を率いている。クラウド達には友好的に接し、いろいろと世話を焼いてくれる協力者。

  • ブーゲンハーゲン
CV:多田野曜平
コスモキャニオンに暮らす星命学の博士。
今作では年のせいか少し頭が固い様子も見せたが、それを自ら顧て反省する明哲な様子もみせる。

サブクエストに関わるキャラクター

ストーリーの本筋に直接は関わってこないキャラクターについてもこちらに記載。

  • チャドリー
CV:梅田修一朗
神羅カンパニーの元研究員だがクラウドとの出会いを通じて神羅から離反したAIショタ。
今作でも引き続きクラウドと協力関係を結んでいる。

  • ミッドガル第七歩兵連隊
ジュノンの式典にやってきたミッドガルの歩兵部隊。
クラウド達はミッドガルの兵士に変装してジュノン式典に潜り込もうとするが、ひょんなことからクラウドが隊長を任されることになってしまう。
隊員たちは個性豊かだが、みな隊長を心から信頼している真面目な兵たち。

  • ジョニー
CV:加瀬康之
今作ではついに七番街スラムから飛び出したトラブルメーカー。
コスタ・デル・ソルにホテル「シーサイド・ジョニー」を構えている……が、ホテルというより廃墟……
しかし、宝条の暴走を食い止めるのに一役買って男を見せ、女の子にモテモテになるも自分はティファ一筋だと言い張るナイスガイ。

  • ジョニー
CV:加瀬康之
コスタ・デル・ソルのひと悶着の際にユフィが生み出したジョニーの分身の一人。
宝条を退ける作戦に貢献したが、なぜかその後も消えずに残っており、ジョニーやジョニー達と共に「シーサイド・ジョニー」の立て直しに勤しんでいる。
このジョニーは街外へリフォームの材料を調達に出ている他のジョニーと違って、ベッドメイキングや買い出しなど街内の仕事を担当している。

  • ジョニー&ジョニー
CV:加瀬康之(ジョニー)、加瀬康之(ジョニー)
ジョニーに命じられて「シーサイド・ジョニー」建て直し資材の調達にジップラインエリアに赴いたジョニーの分身のうちの二人。
モンスターに襲われて集めた材料を落としてしまい、それらの回収を依頼してくる。

  • ジョニー&ジョニー
CV:加瀬康之(ジョニー)、加瀬康之(ジョニー)
「シーサイド・ジョニー」を建て直すべく、ボイラー修理の資材集めに工場跡地に向かったジョニーの分身のうちの二人。
二人の会話によると、ジョニーはジョニーのことをそれほど気が利くジョニーだとは思っていないらしく、ジョニーもまた、ジョニーが気が利くジョニーだとは思っていないようだ。
クラウドにボイラーバルブの材料探しと、ついでにちゃっかりクラフトも依頼してくる。

  • ジョニー
CV:加瀬康之(ジョニー)
「シーサイド・ジョニー」に飾るトンベリキングの王冠を探すべく、砂漠の方まではるばるやってきたジョニー。
ジョニーに頼まれて砂漠まで探しに行く羽目になる上、結局ジョニー一人でトンベリキングの王冠など手に入れられるはずもなし。たぶん6人いても無理だろうが 結局トンベリキングとの戦いも含めてクラウドに丸投げしてくる。
ちなみに、クエスト開始直後ではトンベリキングに会えないのでクエストのクリアは当分先になってしまう。

最後の一人である彼を手伝うことで「シーサイド・ジョニー」建て直しの資材回収が完了。
ジョニーはジョニー、ジョニー、ジョニー、ジョニー、ジョニーとジョニーと協力することで、「シーサイド・ジョニー」のリフォームに成功する。
その後、ジョニーとジョニーとジョニーとジョニーとジョニーとジョニーは、「シーサイド・ジョニー」の完成を見届け、今後の発展をジョニーに任せて分身としての役目を終えて消えていった。
……全員ジョニーなので書いていても読んでいても分かりにくいことこの上ないが、作中に登場する人が全員区別なしでジョニーと呼んでいるのでどうしようもありません。

  • クラピヨ
コレルへの道中で出会った、クラウドと瓜二つのそっくりさん。
+ ネタバレ
   *   *
 *   + うそではないです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *
本当は、クラウドの髪とそっくりのトサカを持ったひな鳥。コレルへの道中で一時的についてくる。

サプライズ出演

+ サプライズ
  • グレン・ロズブローク
CV:濱野大輝
「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」に登場したP0ソルジャー。新兵時代のセフィロスの戦友で彼に「優しさ」を教え、英雄となるきっかけとなった男ではあるが…。
今作ではなぜかウータイの使者としてルーファウスの前に姿を現す。

  • ギルガメッシュ
これぞ ふぁいなる・ふぁんたじぃ!!
CV:中井和哉
なんとFF5からゲスト出演。クラウドたちがいる世界とはいろんな意味で別の次元にいる謎の剣豪。
……謎の剣豪だけどFFファンには周知のとおりの男である。詳細は不明だが、やはりエクスデスに次元の狭間に飛ばされてひょっこり現れたのだと思われる。

今回は、な、な、なんとREBIRTHの裏ボスとしてクラウドたちの前に立ちはだかる。
戦闘BGMもしっかりビッグブリッヂの死闘のリメイクという、徹底された豪華ゲスト出演。
さすが、FFシリーズで一番自由な男。物語の中編の(・・・)裏ボスというのも、なんだか彼らしく、変に収まりが良い。

用語

  • クイーンズブラッド
世界中で流行しているカードゲーム。クラウドもこのカードゲームを入手し、世界各地のプレイヤーと対戦することが出来る。

余談

日本向けパッケージ版の一次出荷分について、ディスクレーベル面の印刷が「Play Disc」と「Data Disc」で逆になっているというミスが発生してしまった。リバースってそういう……



ジェノバ細胞を埋め込まれた黒マントの皆さん、追記・修正をよろしくお願いします。

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最終更新:2025年01月07日 11:27

*1 前任の小林正寛氏が本人都合で業界から離れたためとの事。