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エアリス・ゲインズブール

登録日:2009/06/07 Sun 01:07:41
更新日:2026/07/19 Sun 23:29:14
所要時間:約 6 分で読めます


タグ一覧
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わたし、あなたを探してる。
あなたに会いたい。


エアリス・ゲインズブールは『FINAL FANTASY Ⅶ』の登場人物。



没年:22歳
職業:スラム街の花売り
身長:163cm
体重:不明
生年:2月7日
血液:O型
出身:アイシクルロッジ
声優坂本真綾(『キングダムハーツ』以降)


ありえないぐらい跳ねた前髪とツイストヘアが特徴の美人。
服装はピンクのロングスカートワンピースに赤いジャケット。
性格は天真爛漫で積極的。


ミッドガル五番街に義母と2人で暮らし、花を売って生計を立てている。
(ミッドガルは土地が枯れてるが教会とエアリス宅だけには花が咲き、その為高値で売れる)

物語序盤 任務中のクラウドとスラム街で偶然会い、その後教会で再会する。
その際タークスからの護衛をクラウドに「デート1回」で依頼し、そのまま行動を共にしていく。


幼い頃に実母と共に研究所から逃げ出すも、実母は亡くなり、たまたま通りかかった義母エルミナに引き取られた。
それからはスラムで平穏に暮らしてきたが、「古代種の生き残り」として小さい頃から神羅やタークスに付け狙われている。

エアリスには不思議な力はあるが、彼女自身は古代種が何なのかはよく分かっていない。



※以下、ネタバレ含む












七番街崩壊の際にタークスに拉致されるも無事救出され、旅の中で星の危機と古代種の知識に触れていく。

古代種の神殿でセフィロスに意識を乗っ取られたクラウドの暴走により黒マテリアセフィロスの手に渡った後、古代種の声から得た知識を元に単身、忘らるる都に向かう。

エアリスに追い付いたクラウドは再びセフィロスに意識を乗っ取られ、エアリスに刃を向けるも気力で打ち勝つ。
……が、直後 上空から舞い降りたセフィロス*1に貫かれエアリスは絶命。


物語終盤、忘らるる都でのエアリスの目的(ホーリーの発動)を知ったクラウド達は、それを邪魔しているセフィロスを倒す為 北の大空洞へと向かう。
エアリスの願いの結末は、EDで明らかに……



【エアリスの死について】

ネットが普及しておらず前情報無しでプレイする人が多かった当時、彼女の死はかなり衝撃的な場面だった。
いきなりムービー入ってエアリス死亡→悲壮なBGMのままボス戦→勝利後エアリスを水葬→無機質な「ディスク2に入れ替えて下さい」のメッセージのスーパーコンボ。

あまりに衝撃的な内容だったため、発売から間もなく特定条件や裏技でエアリスが復活するのではという噂が流れ、設定資料集に載っていた「すいちゅうこきゅう」のマテリアが関係しているらしい等と不確定情報が飛び交った…が、残念ながらエアリスが生き返るというのはデマ
しかしその後、同じスクウェアの『サガフロンティア』とのディスク入れ替えでマップを崩壊させ死亡イベントを無理矢理スルーするという強引なバグ技が発見される。ただしチョコボを捕獲しておかないとエンカウントしてフリーズする。シンボルエンカウントのミドガルズオルムには注意。
入れ替えに使えるディスクはサガフロの他、『チョコボの不思議なダンジョン2』のオマケでついてきた「不思議なデータディスク2」でもOK。
PC/スマホ版では当然不可……かと思ったら、ユフィワープと呼ばれる更に無法なバグ技が発見され、これを使用すると本来エアリスが離脱する際に閉まっている扉が何故か開きっぱなしになり、そのまま進めるようになる。
因みにDISC2以降に発生するイベントの一部にはエアリスのセリフがちゃんと用意されているものもあるのだが、これについては「該当イベント(ミニゲーム)はストーリーと関係なく作成していて、挿入場所も決まっていなかった」とされるスタッフ発言が存在するので、エアリス生存ルートが予定されていたというよりは単なる没要素と見るべきだろう。

ゴールドソーサーでのデートイベントで1周目をエアリス以外にして、2周目以降に持ってくると結末を知っているだけにやるせなくなる。
よく訓練されたゲーマー的に考えるとケット・シーの占いも結構な死亡フラグだが。

エアリス死亡イベント時の反応はキャラ毎に違う為、そこに注目するのも忘れずに。

この死亡イベントは見ての通り重大なネタバレに類するもののため、スクエニのガイドラインにおいて配信等で流してはいけないネタバレ禁止区間となっており、
配信者がムービー直前に差しかかったときは、該当場面が終わるまでゲーム画面を伏せるのが決まりとなっている。



なお、メテオ後に五番街教会へ行くと、一度だけエアリスの幻を見られる。


FF7Rシリーズでは…

大凡原作通りのルートを辿っているREMAKEまでは変わらないが、終盤~REBIRTHの間から『異なる世界線』が混在しつつある描写が散見される。
『原作では死亡したキャラが生き残る』というIFルートのような要素が合間に挟まれており、それが原作ルートに干渉して運命が変わる…という展開に成りつつある。

そんな中でエアリスは原作通り、忘らるる都にて祈りを捧げるが…?

+ REBIRTH終盤ネタバレ注意
単独先行したエアリスと『運命の番人』の妨害を仲間達の奮闘で凌いで一人追い掛けたクラウド。

そこには原作通り祈りを捧げるエアリスと、その上空から刀で刺し貫かんとするセフィロスの構図。

見かねたクラウドは阻止せんと追い縋るが、バスターソードは謎の干渉を受け、動かない。
『運命』に抗う事を良しとしないかの如く強い力…しかしクラウドは渾身の力で振り切り、ついに正宗を弾き飛ばした。
直後、力なく崩れ落ちるエアリスと、それを抱き締めるクラウド。

そこに駆け付けたティファやバレット…その他の仲間達。

その仲間達が見た光景は…
血に染まった正宗とエアリス…力なく斃れた彼女を抱え慟哭するクラウドだった。

…しかし…クラウドの呼び掛けでエアリスは目を覚ました。

尚も余裕を崩さないセフィロスの撃退を果たした二人は仲間の元へと還る。

だが、そこにエアリスの姿は無かった。

皆がエアリスを喪った悲しみに暮れる最中、再びクラウドに謎の発作が起き、ふと辺りを見渡すと、隣にはエアリスの姿。

『おくるね』

何故かティファも一瞬姿を見た気がした、すぐに消えてしまった。幻だったのか…?

出立の時。未だ悲しみが言えぬまま、旅立ちの準備に取り掛かる仲間達だったが、実体か幻か、クラウドは再びエアリスと邂逅。
まるで“彼にしか視えていない“かのようだった。
エアリスは此処に残り、クラウドは必ずセフィロスを倒すと誓い、旅立つクラウド達と見送るエアリスの姿で締め括られる。

…と、このように原作とは真逆の展開や、最初の不確定要素だった生存した世界線のザックスの介入により、エアリスは明確な生死が曖昧なまま、次回作に持ち越される形となった。


【余談】


「初恋の人」と濁していたが序盤からザックスとクラウドが似ていると思っており、興味を持ったのはそのため。
一緒に旅を続ける内にクラウドに違和感を感じ始めていたようで、デートイベントの会話からクラウドの正体について察していた節がある。

クラウド達がエアリスの目的や、生い立ちを知るのは全て彼女の死後となる。

実母は最後の純血古代種のイファルナ、実父はジェノバ・プロジェクトの元責任者ガスト博士
神殿で先人と接するまで古代種としてのエアリスの力が弱かったのは、恐らくハーフだから。

エアリス水葬について「水葬は後々遺体が大変なことになる」というツッコミが多々あるが、
忘らるる都は星の中枢に近いため直接ライフストリームに還るという説(という名の願望)がある。
クラウド立ち位置~エアリス間の水深差については知らない。

なお、花売り=売春婦の隠語、キャラ紹介のテキスト「スラムの花売り」で良からぬ疑惑がよく上がるが、
これについては制作側がはっきり否定している他、後の『CCFF7』でザックスの提案という理由付けがされている。
というかエアリスの動向は神羅やタークスによって常に監視されているので、身を売るなんてまず不可能である。
また、売春婦肯定派が出す根拠の一つに「花一輪1ギルでは生計を立てられない」という指摘があるが、
これには「相手を見て値段を決めている」という設定が当時から存在しており、こちらもまた明確に誤りである。
実際、作中ではクラウド以外には300~500ギルという高額で販売しており、FF7Rのクラウドに至ってはイケメン価格でタダ。
当時から存在する設定として、「環境汚染が進んだミッドガルでは生花が極めて貴重で高価」*2というものがあり、
作中ではティファが珍しがる他、レノが花を踏んだ際は「レノさん、ふんだ!」「花、ぐしゃぐしゃ!」「怒られる~!」と非難轟々であった。

そもそも、エアリスは神羅に生活を保証してもらっており、売春して生計を立てる必要なんて全くない。
加えて母エルミナはウータイ戦役で夫を失っており、その戦没者弔慰金も支給されているため、働かなくても生活できるのである。
貧民が集う伍番街スラムで生活していながら、日当たりの良い立地で一戸建てを構えられているのもこのため。


神羅に捕えられた際、エアリスは「古代種を品種改良して増やす」ことを目的として
宝条の手によって「レッドⅩⅢとの交配実験」を試みられそうになっている。

余談だがその実験の直前、ある研究員がレッドⅩⅢのことを「今日の実験サンプル」と言っている。
神羅に捕えられていた期間が1日や2日では無いことを考えると、もしかすると既に何度も……
と深読みできなくもないが、別に交配実験のみしていたわけではないはずだし、
そもそも救助後のエアリスの様子も(そんなことをされていたと仮定したら)そこまで深刻ではなかったことも忘れてはならないだろう。


彼女の究極リミット技「大いなる福音」は、HP・MPを全回復し、一定時間無敵状態になる強力な技だが、
それまでのリミット技を全て覚えていなければ習得できず、またこれを覚えるためのアイテム入手もかなり面倒。
その上、彼女はかなり早い段階で退場してしまうので普通にプレイしていてはまず見ることはできない。
一種のやり込み要素なのだが、覚えさせたところで活用できる場面もないというかなり不遇な技である。

さらに、この技を覚えるためのアイテムは、なぜか複数入手可能。
ただでさえ使いどころのないアイテムなのに、こんなものを複数手に入れても……
因みにエアリスの最強武器は古代種の神殿というかなり早い段階で手に入るが知っての通りこのダンジョンクリア後にエアリスは永久離脱するのでこちらもほぼ無意味なものなっている。
上述のバグ技による生存ルートは古代種の神殿をスキップすることが前提となるためエアリスの装備はアンブレラ止まりとなる。
なおユフィワープの場合は古代種の神殿に入れるため、プリンセスガードを最後まで使用可能。



名前の由来は
「EARTH(地球)」の読みを変えて、別の綴りをあてて「エアリス(Aerith)」

名字は不明だが
Gain(得る、達する)+borough(都市)でゲインズブール(Gainsborough)
=忘らるる都or約束の地?


開発当初はセフィロスと異母兄妹というボツ設定があり、前髪が似てるのはその名残。


『AC』でマザコンに「母さん」と呼ばれるため、関連スレではたまに母さん・ママ・おかんと呼ばれる。
ついでにクラウドに呼ばれた際は「こんな大きい子、いりません(笑)」と返し、CCでは寝ぼけたザックスに「母ちゃん」と呼ばれた。



エアリスが大事にしている教会の花畑は結構な災難に遭っている。

本編→クラウド落下、レノに踏まれる
AC →ロッズに荒らされ、最後は泉に
BC →主人公落下、戦闘で荒れる
CC →ザックス落下



【FFⅦ本編外でのエアリス】

AC』では当然ながら故人。
彼女とザックスの死はクラウドに未だ大きな傷を残している。
時折 精神世界でクラウドに語りかけ、ラストシーンではザックスと共に見守っている。

『ACC』の追加シーンでは、セフィロスに貫かれる場面が一瞬フラッシュバックする。
また『AC』の少し前、エアリスの義母が運び屋を始めたクラウドに忘らるる都まで花の配達を依頼した。


BC』&『CC』では教会で花を育てている。
『CC』では逃亡生活の為か性格が臆病気味で、本編で殆ど語られなかったザックスとの関係が描かれている。
因みにザックスとの出会いは、某チョコボ頭との再会とそっくり。
Ⅶ本編の前日譚という事でわかりきっていた事だが、最後は切ない。


【KHシリーズ】

KH』ではレオンユフィと行動を共にしており、離れ離れになったクラウドのことを案じている。
古代種の設定は無いので普通の女の子。本編に比べて性格も抑えられ、しとやかな不思議ちゃんに。
また、周囲の何らかの動きを感じ取る能力がある様子。

CoM』では忘却の城においてソラの記憶をもとに生み出された存在の一人。
作中では自分が幻であることを認知している数少ない人物である。

KHⅡ』では街の復興に尽力中。
時折しっかりした面も見せており、ボスの一人をある方法で文字通り黙らせている。
ホロウバスティオンにおける決戦ではケアルを使用している。


いただきストリートシリーズ】

PS2版&PSP版に参戦。PS2版は『A』ランクで、自分の店をコツコツ育てていき、相乗りや増資も手堅く行うタイプで中々の強敵。


DDFF

PSPストアにて先行配信のプロログスを購入することで参戦。
(ただしアシストに限る)

[BRV攻撃]
ケアル(ブレイブ回復)
邪気封印(ストップ)

[HP攻撃]
星の守護(一定時間無敵)
ホーリー(長詠唱攻撃魔法)

と、大体が補助技であるサポートキャラに位置付く。


そんなことよりエアリスを語る上での要は真綾ボイスにある!
「来たよ!」と天使の声と共に現れプレイヤーに奉仕する様はまさに天使!
あのツンツンなライトニングさんと同じ声優からは考えらんないようなあのギャップがたまらんっ
この天使の真綾ボイスを聴く為にアシストゲージ特化にした同士達よ!


尚、獄門はしないであげてください。


FFT

花売りをしている同名のそっくりさんが登場。
3万ギルの借金があり、借金取りに「こりゃ、花を売るより春を売ってたほうがいいかもなぁ。イヒヒヒヒヒヒ…。」と絡まれていた所を
FFⅦ世界から迷い込んできたクラウドに助けられる。
というわけで上記で話題に挙げた花売り=売春婦の隠語ネタは公式側もしっかり使っているのであった。
まぁ、イヴァリースはこの時内戦中でクッソ殺伐してたので不自然さはないし、そもそもこの借金取りの台詞から『FFT』のエアリスもそういう事はしてない事になるが。
3万ギルの借金を花を1ギルで売って返せるわけないので多分こっちのエアリスも花の価格は時価。ラムザは1ギルで売っていいタイプのようだ。
ちなみに今回クラウドには花を買ってもらえなかった*3
実はラムザとクラウドがエアリスを逃がして借金取りをぶちのめしたところで話が終わっているので、借金の件がどうなったかは不明だったりする

リマスター版ではボイスがついたが本家エアリスと同じ坂本真綾氏が担当している。
ちなみに花を買わないとサブイベントが進行しなくなる点は同じだが、もし買わない選択肢を選んだ場合その旨を警告文で知らせて本当に買わないかもう一度選択肢が出る仕様となった。




関連項目→エアリスのテーマ


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最終更新:2026年07月19日 23:29

*1 厳密にはセフィロスの姿をしたジェノバ

*2 FF7Rの冒頭でも枯れた花が印象的に映し出されている。

*3 エアリスの顔を見るなり動揺したため。あんな死別をした相手と同じ顔で初対面と同じシチュエーションしかけてきたら動揺するのも仕方ない。