登録日:2010/01/07(木) 00:28:48
更新日:2025/05/06 Tue 20:14:03
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12人全員が役割に適した固有武装と強力な
特殊能力を持ち、頑強な肉体と生身では成し得ない高機能な五感を有する。
その特性から「AMF(魔法使用封じ)の影響を受けない」など、管理局の主戦力である魔導師・騎士とは根本的な違いがある。
基本的には固有武装とISを主体とした戦闘スタイルをとるが、長距離砲撃(セッテ)、バインド(ドゥーエ)、衝撃波(ドゥーエ)、飛行(トーレ、クアットロ、セッテ、オットー、ディード)のように補助としてミッドチルダ式魔法と思わるものも併用している。
旧型は当然スペックは低いが、姉妹のフィードバックを加えることで、新型と同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮する。
各々の名称はイタリア語の数字から名付けられているが、これは
製作者が名前にあまり興味を持ってないのが理由っぽい。
正体は試験管生まれの人造魔導師を素体に、肉体の一部を機械化し後天的に高い戦闘能力を付与した戦闘機人………、簡単に言えばサイボーグ。
培養方法は、適正遺伝子をかけ合わせた人工授精児を素体とする「純粋培養」と、元となるオリジナルが持つ特殊スキルを狙って作られる「クローン培養」の二つ。
前者は狙った能力が出し辛いだけに安定して量産に向き、後者は一芸特化な分コストが高く適合率に難がある。
先発・後発とはあまり関係していない。ただクローン組でも「遺伝子的なオリジナル」が明かされているのは現状ではノーヴェ(クイント・ナカジマ)のみ。
この「安定した戦力」というメリットから、旧暦の頃や管理局で研究されて完成寸前で頓挫した技術をドクターが完成させた。
当然ながら倫理的にも問題だらけな違法技術。
ティアナ曰く、病んでた
プレシアのように「
よっぽどどうかしている連中でなければ手を出さない」人造魔導師すら土台でしかないのだからどれだけヤバイかよくわかる。流石は変態ドクター、やることが違います。
ドクターは彼女たちに武器を与え、犯罪行為に加担させた挙げ句に、全員女でピチピチボディスーツなのは趣味と思いきや、最後の最後で変態的かつ実用的な反人道的な細工を姉妹全員に施したりと、その絆はこれまでシリーズにあった家族のそれとはまた違う。
しかし完全な道具扱いしていたわけでもなく、作中で邪険に扱ったことは一度もない。彼の姉妹たちへの態度は非常に親しげで、兵器として余分な感情が多いNO.7と11を「(彼女らも)素晴らしい成功作品」と好意的に評したり、停止してしまった娘を弔うために一肌脱ぐなど、少なくとも彼なりの愛情や愛着を持っていたようだ。
プルシリーズではない。
あと決して宝くじではない。
ナンバーズ
基本的に通し番号が若い程稼動歴が長く、姉妹の序列でも上。
創造主たるスカリエッティへの忠誠心も旧型の方が高い傾向にあり、彼女達の会話や後日談での身の振り方を見れば、後期の姉妹とはかなり温度差があることがうかがえる。
CV:木川絵理子
IS:フローレス・セクレタリー
固有武装:無し
大人な雰囲気のナンバーズ長女。スカリエッティの秘書。ってか嫁?
頭脳を強化されており、通信や後方指揮から技術面まで出番は多いが、ステルス能力を使い戦闘には一切参加しない。
最終決戦ではヴェロッサの奇襲を受け捕縛、あえなく退場。
CV:又吉愛
IS:ライアーズ・マスク
固有武装:ピアッシングネイル
変装のスキルを活かし管理局に潜入していたなんかエロイ金髪のねーちゃん。また聖王教会から聖王の遺伝子の付いた布を盗んだのも彼女。
ナンバーズの中で最もスカリエッティの影響を受けており、さまざまな面で彼に似通う(見た目はウーノのほうが似ている)。
高い能力と仲間に優しく敵には冷酷に接する性格を持つらしく、かつて教育を担当していたクアットロからは「究極の戦闘機人」として尊敬されている。が、仲間にやさしくは受け継がれなかった様だ。
長らく登場しなかったが、最終決戦で最高評議会の脳ミソ達とレジアス中将を暗殺……が、その直後にゼストの一撃を受け死亡。ナンバーズ唯一の死亡者。……不憫である。
CV:木川絵理子
IS:ライドインパルス
固有(ry:インパルスブレード
やたら尻に目がいく現場監督。武人気質で、失敗した妹には「バカ共が、お前等の目は節穴か!」とか言っちゃうおっかない姐御。
AMF下とはいえ高速戦で
フェイトと互角に渡り合うほど得、格闘術と機動力は屈指の実力。………がパワー差で叩き落とされた。
CV:
斎藤千和
IS:シルバーカーテン
固(ry:シルバーケープ
三つ編みお下げのメガネ。妹たちから付けられたあだ名はクア姉、またはメガ姉。頭脳派でウーノと同じ様な仕事が多い。
幻術(
光学迷彩)使いだが、あまり有効活用してない。まぁ指揮官だし。
基本的に姉妹思いなナンバーズにありながら、妹たちをひそかにバカにするなど非常に陰険、かつ
性悪で一番腹黒。
最終決戦でも味方ごと施設を破壊したり、
ヴィヴィオや
ルーテシアを操り戦わせるという外道っぷりだったが、怒れる
魔王閣下なのはお母様に床ごとブチ貫かれた。
○No.Ⅴ チンク
CV:
井上麻里奈
IS:ランブルデトネイター
固:スティンガー/シェルコート
銀髪・眼帯・ブカブカコートのチビ姉。名前を伏せ字にしてはいけません。
爆発する投げナイフで戦う。(厳密に言えば金属を爆発物にさせるISなのでナイフでなくても構わない。てか怖い)
既に重症だったとはいえS+ランクの
ゼストをサシで倒した程の実力者。右目はその際に失明した。
一方で復活したゼストの面倒を見ていたのも彼女。
頼りになる上に世話好きなちっちゃい姐御であるが、背が低いのを気にしているらしい。
地上本部戦で
スバルの振動破砕を喰らい全身ボロボロにされた為、最終決戦ではまさかのお留守番。不遇過ぎる……。
更生組の中ではかなり事件への関与度合いが高いため、自由を手にできないことも覚悟していたようであるが、
それでも償える罪を償おうと考え、また妹たちを気にかけ、更生の道を歩んだ。やはり姉である。
実際のところ更生組で一番罪が重かったのは彼女であった。
施設を出た後はナカジマ家の一員となり、StSの三年後の
Xでは19歳(扱い)の
合法ロリに。
ちなみに製造年代から逆算すると約7歳の時にゼストに勝ったことになる。姉強し。
お箸が使えず、常にフォーク使用。家事は一通りこなせるが、ナカジマ家の台所は背の低い彼女にとっては高所らしく、
ゲンヤが作った足踏み台を使用している。スバル曰く「宝物の一つ」だとか。
可愛い。
AAがナンバーズメンバーの中でも断トツであることからも人気のほどがうかがえる。
ぶっちゃけてしまえば他のメンバーが大きな特徴が目立たないので、必然的に属性の多い彼女が目立ってるだけな気も
ISを使う銀髪隻眼ロリ人工生命かつ中の人繋がりの方がいる。
○No.Ⅵ セイン
CV:
水橋かおり
IS:ディープダイバー
固:ペリスコープ・アイ
境遇から考えると場違いなくらい明るくいい子。(子どもっぽいともいう)
壁抜けのレアスキル持ちで結構活躍する。ぶっちゃけてしまえばパシリ。
が、単純な戦闘能力はあんまりなのか、戦闘シーンもほぼ無しで暴力シスター・
シャッハの
トンファー双剣でノされる。
ツルぺタ。ひんねーに悩む「お天気姉さん」
『
Vivid』では妹に姉としてみてもらえないほどのことをやらかしたりしている。
地味に料理が得意な事が判明。
PSPゲームのレヴィと合わせて「このシリーズの水色髪の子は原則アホ」なる説も当時あった
○No.Ⅶ セッテ
CV:
桑谷夏子
IS:スローターアームズ
固:ブーメランブレード
ここから下は後発組。
機械的で表情に乏しいハチガネ娘。
ブーメランを複数操作し、
オールレンジ攻撃を行う空戦タイプ。
感情が少ないのは余分成分を排除するプランに沿って製造されたためあり、戦闘機人としては最も完成度が高いとも言われている。
クアットロ曰く「傑作の部類」。
トーレお姉さま大好きで充分更生組として扱ってもらえるにもかかわらず、ブタ箱までも着いていく。
が、それがたたってXでは出番無し。
○No.Ⅷ オットー
CV:
伊藤静
IS:
レイストーム
固:ステルスジャケット
見た目は男っぽいが、れっきとした女の子。つまりはペッタンコの
ボクっ娘である。
手からビームの司令塔。六課を焼き払ったりフォワードを分断したりと活躍。
でも最後には
シャマルと
ザフィーラにとっ捕まった。
後に聖王教会の
執事になる。
コロナ・ティミルの師匠も兼任。
○
No.Ⅸ ノーヴェ
CV:
斎藤千和
IS:ブレイクライナー
固:ガンナックル/ジェットエッジ
攻撃的で
ツンデレな赤毛01。チビだが巨乳。
ナカジマ姉妹(正確にはクイント)とは遺伝子的にも繋がりがあり、スバルと同じ顔。
ついでに中の人も同じ。スバル戦のアフレコはきっとなかなかにシュールだっただろう。
エアライナーというウイングロードみたいな能力を使う足技主体の格闘タイプ。
スバルの2Pカラー。
チンクによく懐いており、彼女がボロボロになった原因であるスバルやティアナへの恨みはかなり強かった。
「ViVid」では
アインハルト・ストラトス(覇王モード)にボコられたが結局師匠役に収まっている。年齢はスバルの2つ下という形になった。
StrikerSまであった不機嫌さはどこへやら、クイントの血が働いたのか人当たりの良いお姉さんになっている。だが、未だに
ツンデレ。
勉強熱心であり、ストライクアーツのインストラクターの資格や、
二種看護師資格、救助隊民間協力者各種資格など様々な資格を取得している資格マニアに。
資料作成時にはメガーネをかける。
出番もかなり増えており……というかほぼ皆勤賞でStrikerSとは扱いが雲泥の差である。
なにげに機動六課(Force)には招集されてないだけでForceにも登場している。この時に至っては自分のジムを経営しており、Vividの時期ともどもシャバに非常に馴染んでいた。
○No.Ⅹ ディエチ
CV:升望
IS:ヘヴィバレル
固:イノーメスカノン
番号は10だがセインと同じ中期型。というかスバルよりも半年速い18歳扱い。
ボーっとしてる(様に見える)
ポニーテールの娘。唯一ドクターの目的に疑問を呈する良識派。
強力な砲撃手だが、
なのはさんにはあっさりブロックされたり、AMF+先制攻撃でも撃ち負けたり。
まぁパワー勝負するにはあまりに相手が悪かった。
Vividではノーヴェ程ではないが別人化する。
○No.Ⅺ ウェンディ
CV:
井上麻里奈
IS:エリアルレイヴ
固:ライディングボード
「〜ッス」の赤毛02。明るく誰とでも打ち解ける、そのノリは教育係だったセインに近い。でもセインと違ってかなりグラマーなスタイル。
乗り物や大砲にもなる便利な盾を使う。というか名前からして乗り物としての使用が主。
『
Force』では、特務六課捜査部のティアナの執務官捕になっており、「
りりかる歳時記」で出されたネタを実現させていた。
○No.Ⅻ ディード
CV:伊藤静
IS:ツインブレイズ
固:〃
オットーとは双子(みたいなもん)で、同じくクール。だがこちらは見た目も女で、若手ナンバーズ最大の乳。
赤毛二人と3人掛かりで
ティアナを潰しに掛かるが、まとめて返り討ちに。
辛うじて立ち上がるも、結局
ヴァイスに狙撃され見せ場の提供に終わった。
後の
リオ・ウェズリーの師匠。表情豊かになったもんだ。
○No.XⅢ
ギンガ
スカ一味に拉致られ洗脳されたギン姉。
左手は
バリアもブチ貫く
ドリルという
ロマン仕様。流石ドクター、わかってらっしゃる。
スバルにディバインバスターACSをぶち込まれ正気に戻る。
これはもともとギンガ、スバルの2人も出生自体は
クイントをオリジナルとする戦闘機人であるため。
JS事件後は1、3、4、7はスカと一緒に牢獄へ。
5、6、8~12は社会復帰を目指して更生プログラムを受けた。
仕出かしたことの規模の割りに処遇が甘いような気もするが、まぁ元からそういう作品だということで。
サウンドステージXでは5、9、10、11はナカジマ家の養子になり局員として活動。
よかったなスバル……妹ができて。そしてゲンヤさん羨ましいです。
しかしウェンディよ、「パパリン」はどうかと思うぞ……。
残りの三人はカリムに引き取られ、6と12は修道騎士見習い、8はカリムの執事になっている。
ヴィヴィオとも親しい様子。
■INNOCENT
5、9、10、11が中島家の家族として登場。
長女がギンガ、次女がチンク、三女がディエチ、四女がスバル。
ウェンディとノーヴェは二卵性の双子。
1、2、3、4、7は
ジェイル・スカリエッティの娘として登場している。
ただし、本名はそれぞれ一架(イチカ)、二乃(にの)、三月(みつき)、四菜(しいな)、七緒(ナナオ)という名前に変更されている。
(ブレイブデュエル内では原典の名がコードネームとして使われる。)。
本作ではクイントとスカリエッティが兄妹という設定のため、中島家の姉妹とスカリエッティの娘達は従姉妹同士の関係にあたる。
人選は原典における更生組と非更生組(しかし、教会関連の更生組は登場しない。いつかは登場するのだろうか?)。
年齢は数字の順番に沿っているが、年代設定は本作独自のものとなっている。
出典:魔法少女リリカルなのはINNOCENT、ユビキタスエンターテインメント、DeNA 、
2013年3月31日から稼働、© NANOHA INNOCENT PROJECT
追記・修正お願いッス。
してくれたらノーヴェの胸揉んでいいッスよ〜。
- 反対も無かったのでコメント欄をリセット -- 名無しさん (2018-11-29 16:13:34)
- 「ある科学者が作った人造生命体」という部分ではライトナンバーズやワイリーナンバーズに近いかも -- 名無しさん (2019-09-23 22:45:59)
- ドゥーエの衝撃波やバインド、セッテの砲撃見るに、作中であまり見せなかっただけで一般的な魔法もそれなりに使えると見て良いのかな -- 名無しさん (2022-03-13 12:24:36)
最終更新:2025年05月06日 20:14