ゲドンコ星人

登録日:2017/07/02 Sun 22:52:16
更新日:2025/06/07 Sat 23:05:51
所要時間:約 12 分で読めます





その星に 住む者たちは今
星空に浮かぶ 数多くの星を
見つめている…

彼らの 次なる国となる
すみごこちのいい星を
見つけるために…



ゲドンコ星人は『マリオ&ルイージRPG2』に登場する宇宙人。
基本的に体色は紫色で、毒々しいキノコのような不気味な外見をしており、胴体はなく、柄にあたる部分の顔から直接手足が生えている。
基本的に愛嬌のある従来のマリオシリーズのキャラクターとは誰とも似ていない。
まさしく地球外生命体といえる。
名前の元ネタは「外道」+干し椎茸を表す「どんこ」からだろう。


【概要】

マリオ達がまだベビィだった時代のキノコ王国を圧倒的な物量のUFOで襲撃し、一瞬にして乗っ取った侵略種族。侵略宇宙人の例に漏れず、全体的に性格は冷酷かつ暴力的。

キノコ王国が侵略されること自体はクッパを筆頭によくあることだが、ゲドンコ星人達の侵略活動は彼らと比較してもシリーズの中でも屈指のエグさを誇る。


……など、出るゲームを間違えてるんじゃないかと言いたくなる暴挙の数々を作中で行った。

会話は、記号のような独自の言語で行っており、マリオ達にもプレイヤーにも理解不能。
ボスであるゲドンコ姫の一部の台詞のみ翻訳できるようになっているが、それを見るに星人の多くはマリオ達に対し「消す」と言っていた模様。
一部ダンジョンではガイド文も翻訳されており、ある程度は日本語との対応表も作れる……はず。

とは言え、過去のキノコ王国を乗っ取ってベビィマリオ達も撤退させたものの、彼らが乗っ取ったキノコ城……改めゲドンコ城がいつまで経っても現代に顕現しないことを考えると、現代のマリオ達と敵対しない言わば正史では、何らかの形で退治された筈の存在でもある。
本来なら彼らの侵略はそこで止まる筈だったが、オヤ・マー博士が発明したタイムマシンにて過去へ渡ったピーチ姫を襲い、彼女のタイムマシンを強奪。そしてあろうことか現代に進出。
当然のように現代のキノコ王国も侵略すべく活動し、マリオ達と敵対することになる。
タイムマシンの動力源であるコバルトスターの欠片に反応したことから、オヤ・マー博士からはコバルトスターを集めれば倒せるのではないかと推測されているが……?

ちなみに、『スーパーマリオくん』では「最終決戦においてマリオ達が劣勢になるもしくはマリオがくだらないギャグを飛ばすと現代のキノコ城がボロボロになり、逆に優勢になると綺麗になる」という演出が取られていた。
こちらはゲドンコ星人にマリオ達が勝つか負けるかでキノコ王国の未来(と現在)が決まる、という流れがわかりやすくなっている。


【構成員・戦力】

ゲドンコ星人の支配下となったキノコ王国には多彩な敵キャラが存在するが、
ここでは作中描写や名称など、明確に関連のありそうなもののみ記載する。

戦闘員

◆ゲドンコミニ
メリー・クリスタケ村に出現する小型のゲドンコ星人。腕がなく、顔は傘部分にある。
こちらはルイージを加えたチュートリアル戦で戦うこととなる。
戦闘力は極めて低い。見た目の類似点から察するに、ゲドンコ版クリボーといったところか。

◆ゲドンコ
パッケージにもいる、標準的なゲドンコ星人。光線銃を使用して攻撃を行う。
最初の戦闘はなんと強制負けイベント。
通信機を持つゲドンコが呼び出したUFOの巨大エネルギー弾に壊滅させられる。
ベビィクッパのカメジェットから発射された鉄球によりUFOと通信機を持つ個体が撃破されたことで、ブラザーアイテムのチュートリアル戦となる。

意外にも『2』でノーマルな姿であるゲドンコ星人と戦う場面はここのみ。

ハンマーブロス
おなじみクッパ軍団のハンマー部隊。
しかし、ゲドンコ星人達に操りアンテナを取り付けられエネルギープラントのガードマンに仕立て上げられてしまう。
戦闘ではハンマー投げ攻撃の他、まさかのブラザーアタックも披露する。
ベビィたちに倒された後はアンテナが壊れたことで正気に戻り、ベビィ達にハンマーを使ったアクションを教えてくれる。

◆ゲドンコドクター
黄色く眼鏡をかけたゲドンコ星人。
ゲドンコと同じ光線銃による攻撃の他、マリオ達同様キノコを食べ体の大きさを変化させ体当たりしてくる。
赤いキノコなら巨大化して強力な体当たり攻撃を仕掛けてくるが、白い毒キノコだと弱体化して小さくなってしまう。
ゲナちゃん戦でも護衛として無限湧きするが、こいつらの毒キノコをうまく利用してやれば……?

◆ゲドンコダイバー
シュノーケルを身に着け泳ぎ回るゲドンコ星人。何故か砂の中を泳いでいる。
泳ぎながらの体当たりと、サボテンやスナプクを投げつける攻撃を行う。

◆ゲドンコファイア
頭頂部が燃え上がったミスターファイヤーヘッドな赤いゲドンコ星人。
かなり熱いのか、本人は常にジタバタしている。
ファイヤーボールを投げて攻撃してくるが、アイスフラワーを使って鎮火するとゲドンコ同様に光線銃を使用する。

◆ゲドンコガード
マザーシップを守護する白いゲドンコ星人。
パターンは従来の光線銃を使用してくるゲドンコ星人達と同じだが、行動スピードがかなり速くなっており、中々の強敵。
2体現れると、同時攻撃を行ってくる。

◆ゲドンコマシーン
ゲドンコ星人型のロボット
鉄球を投げる攻撃の他、旗揚げゲームを仕掛けてくる。

◆ゲドンコリーダー
画面外からゲドンコサポーターに支持を出すリーダー。
下記のゲドンコボムをリーダー側に転がすと、一定ターンだけ画面内に現れる。

◆ゲドンコサポーター
3体でゲドンコボムを持ち上げるゲドンコ星人達。
2体倒すと支えきれなくなり、ゲドンコボムが転がっていく。

◆ゲドンコボム
紫色でゲドンコ星人のように眼が寄った巨大なボム兵。

◆ゲドボン
紫色となったドラボン。
踏み付けると縮むのもドラボン同様だが、こちらは二段階縮む。

◆ゲドンコマスター&ゲドンコアシスタント
マリオとベビィマリオのように、オンブしている二体一組のゲドンコ星人。
ただし、マリオ達のような絆はないようで、マスターが倒されると蹴っ飛ばしてる。
マスターは光線銃の他、杖や隕石で攻撃してくる。

モンスターシリーズ

ゲドンコモンスターG
タイムマシンに乗って現代に現れた大型の緑色のゲドンコ星人で、最初のボス。
マリオのみで戦い、チュートリアル役も兼ねている。
モンスターと名を冠してあるため知能は低いと思われるが、説明しようとするキノじいに止められると律儀に攻撃を中断するなど、意外に話の分かる方。
戦闘後はキノコ城の広間に倒れているが、マリオ達が過去から帰還した時には、オヤ・マー博士によって液体カプセルに入れられゲドンコ星人への対抗策としての研究サンプルにされていた。
一応命までは奪われていないらしく、コバルトスターのカケラに反応して暴れそうになるという一幕もある。……万が一を考えて念入りに無力化しておいてほしいものである。

ゲドンコモンスターB
ゲドンコ姫の命によりノコミティドーム内のホールにてマリオ達に襲い掛かった青い第2のゲドンコモンスター。
大柄な青い体格と分厚い唇が特徴的。
口から巨大ペロペロキャンディーを生成する能力を持ち、投擲武器として使用する。
また、観客のゲドンコ星人を鼓舞し、送られてきたアイテムでサポートを受ける。

ゲドンコモンスターR
スター神殿でマリオ達を待ち伏せしていた赤い第3のゲドンコモンスター。
見た目は赤くなったゲドンコモンスターGそのものだが、頭にトゲが生えているためジャンプ攻撃はご法度。
鉄球攻撃やキューブ閉じ込め、ファイアボール連打などトリッキーな技が多く回避が難しい。
メンタルが少々弱いらしく、攻撃を弾き返されるとショックで倒れてしまう。
ダメージを受けると更に巨大化し、あのカウントダウン付きのUFOを呼び出す。

生物兵器

◆ゲナちゃん
ハナチャンに似た姿の生命体。
エネルギープラントでキノピオ達から搾り取ったエネルギーをジュースとして飲み、補給されたエネルギーを尻尾の先からUFOに供給する。詰まる所、ゲドンコ達のガソリンスタンド。
常時怒り状態で防御力が跳ね上がっているが、ある細工をすることで弱体化させることができる。

ゲッシー
ヨースター島に突如現れた巨大タマゴから孵化したヨッシーに似た巨大な怪物。
島のあちこちにいるヨッシー達を襲撃し、次々に捕食していった。
しかも、ただでさえ大きいのにUFOからのビームで更に巨大化する。

正体はゲドンコ達が作った生体プラントで、捕食・捕獲されたヨッシー達を紫色のタマゴに閉じ込めていた。このタマゴからは時間の経過で怪物が孵化するらしい……。
作中ではゲッシー自身の体内をダンジョンとして入ることになる。
中になぜか多くいるカロンが不気味である。

◆ゲドンコパイロット
ゲッシー体内の生体プラントにいる水色のゲドンコ。
頭に生やしたアンテナから電波を送ることでUFOや爆弾ラジコンを操縦する。
2本角がUFO、1本角が爆弾ラジコンを操る。

◆ショッキング・エッグ
触手の生えた上下に割れたタマゴの形をした心臓の怪物。
紫色のタマゴを呼び出し、攻撃に利用する。攻撃方法はどう見てもヨッシーアイランド
弱点は口内の絆創膏だが、普段は硬い外殻に守られているのでダメージが殆ど与えられない。
呼び出されたタマゴを破壊しヨッシー達を開放していくと、ワンワン岩による援護で弱点に攻撃するチャンスをくれる。
ゲッシーの動力源でもあったらしく、倒されると同時にゲッシーも活動を停止した。

首領格

コーノークニ ワレラノ モーノー!!
オーマエーターチモ ケースー!
ケーーーースーーーー!!!!

ゲドンコ姫
ゲドンコ達を統率する首魁。
ゲドンコ達の中で彼女のみ人型でドレスを着ている。
序盤から登場しているが、戦闘は最終盤。過去のキノコ城にて、墜落したマザーシップから現れた彼女と戦闘になる。
三脚型のロボットに乗り、輪状のビームなどで攻撃してくる。また、一定回数攻撃しないと壊せないバリアを張ってくる。
ロボットに頼らない武闘派な攻撃手段も多く、侵略活動を生業とするゲドンコのリーダーに相応しい存在と言える。

晴れて彼女を倒せば、後はこれまでの冒険で集めてきたコバルトスターを完全に修復し、残党にトドメを刺すだけ……となるはずだったのだが、何故かピーチ姫はコバルトスターの修復を拒む。
その事情を説明しようとした矢先、いきなり空気を読めないベビィクッパが乱入。ピーチの必死の制止も無視し、コバルトスターの最後の欠片を嵌め込むと……。

コバルトスターからは、ゲドンコ星人と同じような紫色の瘴気が噴出。
修復した本人であるベビィクッパを毒キノコに変えてしまう。
そして……。






(アートハ……マーカーセーター……)












オ…オネーーサーーン!!!!




















オロカモノ タチヨ!
ワタシガ フッカツ スルトモ シラズニ
コバルトスターヲ アツメオッテ!
オカゲデ ジユウニ ナレタ!
モウ アノ イマワシイ
コバルトスターモ ナクナッター!
ワタシニ モウコワイモノハ
ナイィィィーーーー!!

ゲドンコ姫(姉)
なんとゲドンコ姫は双子の姉妹であり、真の首領は姉の方。
ピーチ姫は過去の世界に訪れた直後、コバルトスターに彼女を封印していたのだった。*1
ベビィクッパをビームでキノコに変えた後、とうとうその封印を破ってマリオ達に襲い掛かる。

妹とは似つかないがっしりとした巨体が特徴でとにかくデカく、威圧感は凄まじい。マリオ達と同身長ながら十分ラスボスの風格も感じさせた妹が可愛く見えるレベル。
また、片言ではあるがゲドンコ星人達の中で唯一マリオ達(およびプレイヤー)にも分かる言語を話してくる*2。そもそもコバルトスターの精を装い、上記の事情を隠し通し冒険中ずっとマリオ達を騙し続けて利用するなど、極めて狡猾な知性も兼ね備える。
妹の今際の言葉や「可愛い妹の仇をとってやる」という発言から、姉妹仲はかなり良かったようだ。

戦闘前にマリオ達のいる足場を上空に浮かせ、マリオ達の逃げ場を無くしたところで戦闘開始。
巨体を活かしたタックルや隕石を持ち上げて叩きつけてくるなど、妹にも増してパワフルな攻撃手段が多い。
基本的に部下の乗るUFOを上空に呼び寄せてそれらを使った攻撃をしてくるのだが、その殆どで同族の乗るUFOをゴミ同然に使い捨てる辺りに彼女の気性が窺える。
こちらの攻撃後必ず行う上フェイントまで混ぜてくるカウンタータックル、かなり避けにくい「プリンセスギャンギャン」など技数も豊富だがまだまだ小手調べ。
ピーチ姫の支援も受けつつ、彼女を撃破すると……

……大量の瘴気を漂わせ、胴体以下を無数の触手へと変化させ巨大化した異形の第二形態へと変貌。これがRPGとしては実質的な最後の戦いとなる。

触手の突き刺しや、足元で触手を回転させる攻撃、毒の胞子を吹きかける攻撃の他、同族のUFOに攻撃してマリオ達に墜落させてくる攻撃も仕掛けてくる。
このうち厄介なのは触手を回転させる攻撃。序盤はともかく戦闘が進んで触手の数が3本になった状態で発動されるとマジで回避不可能になる。理論上は避けられるものの今作以降も含めた歴代ラスボスの攻撃の中でもトップクラスの回避難度と言ってよく、ゲドンコ姫(姉)がシリーズ最強のラスボスとして語り継がれる理由の一つとなっている。
なお、負けたら妹からやり直し。

第二形態は本体に加え、触手が5つ、さらに王冠と計7つの部位に分かれている。触手を全て破壊しないと王冠に攻撃が届かず、王冠が光っている間は本体へのダメージを全て1にしてしまう。ミックスフラワーを使って触手と王冠を一網打尽にするのが一番効果的。
数ターン経過すると触手と王冠が復活するので、再び破壊しなければならない。

この第二形態で流れるBGMのタイトルは『もう一人のレクイエム』
マリオのBGMとしてはかなり異質な、とても重々しく緊張感のあふれる曲調が印象的な名曲。
このレクイエムははたしてゲドンコ姫(姉)に向けられたものなのか、マリオ達に向けたものなのか、プレイヤーの実力が問われることになる。

第二形態を撃破すると、強大な力を持つ彼女も捨て台詞を残しつつ、ただの紫色のキノコへと成り果てる。
さらにゲドンコ星人達の弱点もベビィルイージの行動で偶然判明。
恐ろしいゲドンコ星人達の侵略を退け、キノコ王国にようやく平和が取り戻されたのだった。

そしてなぜか紫色のキノコを持ち帰って現代に戻ったマリオ達だが……。












ゲドクッパ(実質的にイベント戦)
ラストは、やっぱりクッパじゃないとね。

ただのキノコに成り果てたと思われたゲドンコ姫(姉)だが、突如浮かび上がり、気絶していたクッパに近づいてなんと自ら捕食される。
目を覚ましたクッパはいきなり「パワーアップした」と興奮、そのままマリオ達に襲いかかる。なおもキノコ王国の平和を脅かすゲドンコ姫、ひいてはゲドンコ星人達との、最後の戦いが始まる。

戦闘が始まると、クッパの体から放出された瘴気が上空に集合してゲドンコ姫(姉)の姿を形作る。なお、クッパはそのことに気付いていない。
戦闘は終始クッパのターン。
体力がゲドンコ星人のアイコン10個分、計20ポイント分で表示されるという特殊なものになっており、カウンターのみで相手の体力全てを削らなければならない。
クッパの吐く火球を避けると急旋回して上空のゲドンコ姫に直撃し1ポイントのダメージ、
ハンマーで弾き返すとクッパがゲドンコ姫の方向にさらに弾き返して2ポイントのダメージを与えてくれる。

余談だが、撃破後に紫色のキノコとなったゲドンコ姫(姉)だが、同じくマリオ達が撃破した妹の方は撃破してもキノコにはならず、ただ消滅するだけであった。
また、現代に戻ってクッパに捕食される際もどう見ても自分の力で動いている。食べられてゲドクッパになった後の行動は上記の通り。
これらを踏まえると、撃破後ゲドンコ姫(姉)が紫色のキノコと化したのはただの死んだふりであった可能性が非常に高い。万が一彼女を見逃していた未来を想像すると、どこまでも恐ろしい存在である。*3

クッパの火球で体力を削りきると、ゲドンコ姫の形の瘴気は霧散し完全消滅。クッパも意識を失う。
今度こそ、ゲドンコ星人は野望ごと全滅したのだった。


【その後のゲドンコ星人】

マリオ&ルイージRPG3!!!


……が、マリオたちが大人になってからも数匹ほど残党がいることが判明する。

『3』ではゲラコビッツシアターの観客に1体紛れている。
それだけならまだしも、クッパ城の地下にある隠し部屋にゲドンコ星人3匹が氷漬けで保存されていることが明らかになる。
隠し部屋のロックを解除し、部屋の氷を融かすとゲドンコ星人が復活。案の定その場で戦闘となる。
なおこの冷凍室のロックのパスワードはクッパファンクラブのメンバーにしか教えられていない。
……つまりファンクラブならこいつらを見る事が出来るということだ。趣味ワルい……

攻撃は『2』と同じ光線銃に加え、ゲドンコガードが使用した同時射撃も行ってくるため、かなり手ごわい。
ジャンプ攻撃で敵の攻撃力を下げることがある「ゲドンコブーツ」を稀に落とす*4が、ここで取り逃すと二度と入手できないため、特にDS版で気になる場合は粘って入手しておこう。

戦闘に勝利するとブラザーアタック「あちこちウィンドウ」を取得することができる。
このブラザーアタックはコマンドの入力に失敗するまで無限に攻撃することができる技であり、しかも操作も比較的簡単であるため非常に強力。マリオ達がクッパ城に行けるようになってからはいつでも戦闘しに行けるため、適度にレベルを上げてから行くことをおすすめする。
なお、リメイク版である『3DX』では「あちこちウィンドウ」の仕様が変わり、一定の回数の攻撃を経て終了するようになった。無限に攻撃することはできなくなったが、コマンド入力に途中で失敗してもそれなりに高い攻撃力を敵に与えることができようになっている。

戦闘中の背景を見てみると、ゲドンコモンスターGやゲドンコ姫(姉)も一緒に氷漬けで保存されていることが分かる。
ここまで来ると流石にファンサービスの一種だろうが、さすが大魔王クッパ、趣味がワルい……。

『3DX』のみのモードクッパJr.RPGでは、上述の3匹以外にも数多くの生き残りがクッパ城で保存されていたようで、クッパJr.達とバトルすることになる他、「ドンドクドンダZ」という薬(というか麻薬)を摂取して狂暴化した個体とも戦う羽目になる。こんな恐ろしい奴らを保存するなよ……。
キャラクターがキャラクターだからか、仲間には出来ない。

マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー

直接登場はしないものの、マクラノ島で写真家に転職したノコディの家にゲドンコ星人が大きく写った新聞が貼られている。
新聞記者時代に彼女が執筆したものとみて間違いないだろう。

マリオ&ルイージRPG 1DX

リメイク前はヨッシーシアターではポスターという形でカービィワリオ、スタフィーがカメオ出演していたが、リメイク作品の『1DX』ではマリルイシリーズを意識したポスターに差し替えられており、ゲドンコ星人はカービィと差し替えという形でカメオ出演することとなった。

マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!

アッサム海域周辺に「ウチュウキノコ岩礁」というゲドンコ星人と同じ形をした岩礁が登場している。



追記・修正は、キノコ王国を侵略してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年06月07日 23:05

*1 ゲドンコモンスターGの反応、3つ目のカケラを手に入れた時のノコディの発言、キノックルの絵やスターの精へのベビィルイージの反応など、至る所に伏線は張られていた

*2 妹のほうは洋画よろしく下に翻訳が表示される方式

*3 もっとも、上記の通りゲドンコ星人の弱点が判明しそれを模したものでゲドンコが一掃された後であるため。少なくとも本編ほどの脅威にはならないだろう

*4 『3DX』は確定ドロップに変更されている。