キャベンディッシュ(ONE PIECE)

登録日:2015/01/24 Sat 21:18:41
更新日:2025/08/04 Mon 19:37:32
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26歳 ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 イケメン キャベツ キャベンディッシュ デュランダル ナルシスト ハクバ バラ ファルル ラーメン嫌い ロンメルのカマイタチ ローと同い年 ワンピース 二重人格 全世界人気投票73位 公式イケメン 公式美形 初登場がドレスローザ編 剣士 剣豪 四皇傘下 夢遊病 愛すべきバカ 懸賞金3億越え 武装色の覇気 残忍なイケメン 残念なイケメン 海賊 海賊貴公子 犯罪者 王子 男ハンコック 白馬のキャベンデッシュ 目立ちたがり屋 石田彰 結構いい人 美しき海賊団 美形 船長 薔薇 薔薇は食べるもの 覇気使い 見聞色の覇気 貴公子 賞金首 逆恨み 金髪 非能力者 麦わら大船団




逃がさないぞ!!“麦わら”…!!

キミの命は試合前にぼくが貰う



キャベンディッシュとは、漫画ONE PIECE』の登場人物である。

●目次

【プロフィール】

本名:キャベンディッシュ
別人格:ハクバ
異名:白馬のキャベンディッシュ・海賊貴公子・ロンメルのカマイタチ(ハクバとして)
所属:美しき海賊団船長:麦わら大船団1番船船長
所属船:眠れる森の白馬号
年齢:26歳
誕生日:8月31日(野菜)
星座:乙女座
身長:208cm
血液型:XF型(現実だとAB型)
出身地:偉大なる航路・ブルジョア王国
悪魔の実:なし
懸賞金:2億8000万ベリー→3億3000万ベリー
覇気武装色見聞色
初登場:単行本71巻・第704話・『ルーシーとキュロスの像』
好きな食べ物:バラ、ローズティー
嫌いな食べ物:ラーメン
CV:石田彰


【概要】

海賊「美しき海賊団」の船長。
異名は「白馬のキャベンディッシュ」または「海賊貴公子」
容貌は異名の通り貴公子風で、超イケメン。女性ファンが多いらしく、彼の手配書は貼られるたびに盗まれてしまうとか。
ルフィからの呼ばれ方は「キャベツ」。
すっかりこれが略称になりつつあり、地の文にまでそう書かれている。

【人物】

自身もイケメンと自負する程のナルシストで極度の目立ちがり屋。
そして自分より目立つ存在を許せないという嫉妬深い一面をもつ。
特にルフィ達「最悪の世代」には、頂上決戦とその後の新世界での活躍から一気に世間の注目を浴び、
自分の影が薄くなり記者から見向きもされなくなったこともあり、逆恨みに近い激しい憎悪を抱いており、いつか全員抹殺してやろうと企んでいる。

とここまで小物臭い感じだが、戦いに対しては彼なりの美学を持っているようで、「戦士の殺し合いは見世物ではない」と闘技大会に嫌悪感をしめしたり、レベッカに罵声を浴びせる観客に激怒したりしている。
後述のルフィ達への恩義を受けてからはルフィらに全力で支援し、ディアマンテ戦で背中を負傷しているロビンには、共にいたレベッカとキュロスの心配させないと自分のコートを渡したりと騎士道を見せていた。


【戦闘能力】

無能力者で、世界屈指の名刀である「デュランダル」を振るう凄腕の剣士。「ファルル」という白馬を連れている。
「何の努力もしないまま才能のみで今の地位に上り詰めた」と豪語しており、お互い本気ではなかったとはいえ、
伝説の海賊であるドン・チンジャオ頭突きを強烈な突きで止めたりと、実力は間違いなく本物。

実は夢遊病の二重人格で、眠っている間は「ハクバ」という別の人格が現れる。
この状態になると性格はおろか、表情すら凶悪なものになる。
また、嗜好も変化するのか、好きな食べ物もレバーとなる。
かつてロンメル王国にて「ロンメルのカマイタチ」という事件を引き起こした「ハクバ」は、周囲の人間を見境なく切り刻むなど、残忍な性格をしている。

増援に来た海軍も容赦なく切り刻んでおり、彼が海賊となったのも大体この「ハクバ」のせいである*1

単なる無差別切り裂き魔ならばまだマシなのだが、「ハクバ」に人格が入れ替わると戦闘力が増大する。
具体的には天才剣士と言われるキャベンディッシュの倍の強さとのこと。

特に速さが尋常ではなく、バルトロメオは見切ることが出来ず、
見聞色の覇気に優れるレベッカすらギリギリのところで回避するのがやっとであった。

欠点としては、キャベンディッシュの意思に関わらずたとえ仲間であっても斬りかかることと、ひと通り暴れまわるとその場で爆睡すること。
圧倒的強さを誇った彼がDブロック敗退に終わったのもこれが原因。

◆技

  • 斬・星屑王子(ザン・テグジュペリ)
剣を振るうことによって、輝く剣閃を走らせて攻撃をする美剣。

  • 白鳥の湖(スワン・レイク)
華麗に舞うように空中で逆さまになって剣を振るい攻撃を繰り出す美剣。

  • 青い鳥(ブルーバード)
世界屈指の名剣から繰り出される突きを繰り出す美剣。

  • 金の斧銀の斧(プレシャスメタルアックス)
降ってくる大量の弾丸を剣を横に構えて弾き飛ばす美剣。

  • 円卓(ラウンドテーブル)
弧を描くように剣を振り下ろす美剣。

【来歴】

◆過去

元はブルジョア王国の王子だったのだが、幼少のみぎりから国民たちに愛されすぎ、あまりの美貌のため若い女性が誰一人結婚しなくなってしまったという。
それを憂いた父王により わずか 5億ベリーの金を渡され、74人の部下と共に海に叩きだされたとのこと。
そのため、未だにファンのブルジョア国民たちが勝手に海賊団を作りキャベンディッシュのオッカケをやっているらしい。

ルフィたち最悪の世代が活躍しだす1年前、つまり本編より3年前に新世界に進出。
2億を越える大物ルーキーとして世間を賑わせた。

◆本編での活躍

ドレスローザ編
初登場はドレスローザにおける闘技大会にて。「メラメラの実」を狙う実力者の一人として登場する。
また余裕の現れか、ルーシーの正体がルフィだと気づいていない時は闘技大会について詳しく説明してくれたりと、そんなに非道い悪人ではない。
気づいた後は執拗に抹殺しようと追いかけてきたが。

闘技大会で敗れた後は他の敗北者達と同じくオモチャに変えられていたが、ウソップの活躍で元に戻る。
その後はウソップの恩に報いるため、麦わらの一味は狙わないことを誓い*2
ドンキホーテ・ドフラミンゴ討伐に(自分が目立つためにも)協力する。

途中までルフィと行動するが、愛馬のファルルがやられた後は落とし前をつけるためルフィ達を先に行かせ、ドンキホーテファミリーの幹部グラディウスと対峙する。
グラディウス戦はバルトロメオと漫才しながら奮戦するが、途中「ハクバ」が覚醒。
相手の援軍に来たデリンジャーを瞬殺するも、バリアに守られているバルトロメオも攻撃し、
挙句にはレベッカの援軍に行こうとするロビンにも攻撃を加えようとする*3

ただキャベンディッシュも「ハクバ」の存在を認知しているようで、ロビンに拘束されながらもロビンを斬り殺そうとする「ハクバ」の意思を
キャベンディッシュの意思で無理やり抑えこみ、「ハクバ」の力を借りながら意識はキャベンディッシュの状態になり、
見事ロビンをグラディウスの攻撃から守った(この時の彼の顔はキャベンディッシュの顔と「ハクバ」の顔がハーフ&ハーフになっていた)。
その後はやはり眠りについた。

ドフラミンゴとの最終決戦の際に目を覚ます。
善戦するも敗北しルフィからロビンに託されたトラファルガー・ローを狙ってドフラミンゴが攻撃を仕掛けるが、これを防ぐ。

その後自分もドフラミンゴと戦うと言うが、ルフィから皆を頼むと言われ、ファンの頼みは断れないとロー達をその場から逃がそうとする*4

未だにゾロの活躍に感動して泡吹いて倒れてるバルトロメオを叩き起こそうとし、
その場から離脱しようとするが目を覚ましたローが「ここで見届けたい」「おれが巻き込んだのだから、麦わら屋が負けたらおれも殺されるべき。だから置いていけ」と強く言う。

説得は不可能だと判断したキャベンディッシュは「自殺願望はきけない…ぼくも残る…それで妥協しろ。キミが死ぬとしたらぼくの次だ!!」
その場でローとともに残ることにし
{「自殺願望はきけない…ぼくも残る…それで妥協しろ。キミが死ぬとしたらぼくの次だ!!」}とローの気持ちを汲んだ上での答え方をする。

「地下の交易港を見て察しがついたよ…」

「この戦い…ドフラミンゴを倒せたとしてもそこで終わりではない」

「世界に大きは波紋を呼ぶぞ!君たちは台風の目になる!!」

とルフィとローが戦うのはドフラミンゴ以上の強大な存在だと感づく。
ドンキホーテファミリーとの抗争の終結後はバルトロメオ等と意気投合し、勝手に子分杯を交わして麦わら大船団の配下となった。
酒に酔っていたが
ついでに行き場所が無くなった戦犯「首はね」スレイマンも食客として迎え入れてやった。

ホールケーキアイランド編
その後は取材に来た記者に自身はルフィ傘下にはいった事を伝えた。


【余談】


元ネタ

名前の由来はエリザベス1世統治下、ジョン・ホーキンスやフランシス・ドレークと同時期に活躍した海賊トマス・キャンベンディッシュと思われる。

貴重な一人称

一人称は「僕」だが、実は作中で僕を使う人達が少なく、名有りのキャラだと「コビー」、「ヤマト」ぐらい。


キャベツ!!おれの項目の追記・修正頼んだ!!

……………!!

(頼んだ…!?→信頼…!!→人望…!!→人気…!!→麦わらはぼくのファン…!!)

く……!!ファンの頼みか!断れない…!!

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最終更新:2025年08月04日 19:37

*1 もっともキャベンディッシュ自身その状況と人気を楽しんでいるので同情の余地はないとバスティーユ中将から断じられている

*2 一味ではないトラファルガー・ローの首は斬ろうとした

*3 まぁ相性的な問題で腕を生やされ拘束されたが

*4 頼んだ→信頼→人望→人気→麦わらはぼくのファン…!?という謎の脳内変換