ボックス(ポケモン)

登録日:2011/10/02(日) 11:30:13
更新日:2023/03/29 Wed 11:06:44
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ボックスとは『ポケモンシリーズ』に必ずある、捕まえた或は交換・貰ったポケモンを保管するシステムである。

ポケモンセンターにあるパソコンで操作する。
多分パソコンの役割はこれの為にあるといってもいい。

作製者は各シリーズで各々出てるが、代表的な作製者はマサキだろう。


初代はボックスは8までしか存在しなかったが、金銀以降のシリーズでは数を増やし、XYでは31まで増えた。
やはり理由はポケモンの増加であるだろう。

また初代・金銀は背景がなかったがルビー・サファイアから背景が付け足された。
タイプやイメージにあった背景にポケモンを預ける楽しさもあり、女の子なんかはよく統一していた。

しかし悲しいかな「このタイプはここ!」と決めても30匹いっぱいになると他に流れてしまうので、

入れ替えで穴が空く→ボックスそのまま→ゲット

の一連の流れにより統一していたはずがゴチャゴチャになることが多い。


廃人は背景関連よりも対戦用ボックスがゴチャゴチャの被害に遭いやすいのではないだろうか。
物理・特殊・補助等分けていたはずが気付いたら物理ボックスに特殊がいたり対戦用じゃない子がいたりと…また整理しなおしか…
また廃人ならば1ボックスを同じポケモンで埋め尽くすなんてのは当たり前。
個体値・性別・特性・色違い等々理由は様々だろう。
イーブイの♀を探し始めて気付いたら廃人に…なんて人は多いのではないだろうか?


そしてボックスの思い出といえば、
「ボックスがいっぱいです」だろう。
初代では使用するボックスを事前に選択する方式になっているが、選択しているボックスに30匹入っていると捕まえられず、他のボックスが空いていてもそちらに送られるなんてことはなかったのだ。

ありがちなのは「ふたごじま」のフリーザーではないだろうか。
友達に居場所を教えてもらい迷子になりながらもフリーザーを探し、道中で初めて出会うポケモンの多さにも驚きつつフリーザーに遭遇!
ギリギリまで削った!相手は寝てる!さぁハイパーボールを…

「ボックスがいっぱいでry」

あぁ、あそこでレベルが3違う程度のパウワウなんて捕まえなきゃよかった…なんていっても時すでに遅し。
泣く泣くリセットしてフリーザーの前でセーブしているであろう主人公をポケセンまで…悲しいものである。
行くまでが面倒な場所なだけにこの状態になると非常にやる気ダウンに繋がるだろう。


そして金銀時代まではボックスを変えるだけでいちいちレポートを書かされる面倒くさい仕様だった(金銀時代はこれを利用したバグもあったり)。
が、ルビサファにて衝撃が訪れる。

そう、ボックスを行き来し放題なのだ!!
さらにポケモンがちっちゃく表示されてボックスになにがいるのかが判別しやすく、ボックスの整理も容易になった。
アンノーンは個体によってきっちり別々の表示になっており、「ポケモンを集める」気力を大幅に上げてくれる。
※個人差があります。

整理しやすくなり、個体整理もしやすくなって使い勝手が大幅に上がったボックス。この制度に皆が満足した。
また、預けているポケモンのもちものを管理できる機能はこの世代のFRLGから導入。



相変わらず使い勝手はルビサファ時代と同じかと思われた。

「さて、ボックス整理できたし、一旦レポート書こうかな」
レポート←

レポートにたくさんかきこんでいます

「なんだこれ?レポートの時間長っ!」

そう、ボックス関係をいじるとポケモンが多くなったせいかレポートに多大な時間がかかり、前回の快適な頃を知っているとイライラ感じてしまうのだ。

DS世代に突入してからはタッチペンによる整理ができるようになったので、便利さは増している。
しかしタッチペンに持ち替えるのが面倒だったり、ダイパプラチナ以外のシリーズではまとめて移動は出来ない。

BWではL=A機能がなくなった為に様々な仕様変更が起こった。

また、ブラックホワイト辺りから「ボックス全てにポケモンを1匹預けると隠されていたボックスが追加される」システムが追加。
初期のボックス量では到底入りきらないだろう、と思っていると突然解放されていたりする。
そして6世代からは伝説強制捕獲イベントで廃人を厳選地獄に落として苦しめるために「もう1つ」用意されていたりする。
ポケモンの数が非常に多いが、ボックスに預けられるポケモンの総数はそれより多いので1種族1匹であればちゃんとコンプリート可能。

このように世代が変わるごとに変化しているボックス。
しかし一概に、どれが便利、使いやすいというの決めることができない。
というのも始めた世代によって操作が変わってるのだから比較対象が世代ごとに違うのだ。

数世代後、もしかしたら誰もが望むボックスの仕様が生まれるかもしれない。


「ボックスをせいりする」で手持ちまで管理できる関係で、第四世代以降「あずける」「つれていく」がいらない子と化しているのは余談である。

…とか言ってたらサン・ムーンではPCを起動するとメインメニューの選択をすっとばしていきなり今までで言う「ボックスをせいりする」でスタートするようになってしまった。
更に道具移動や複数選択にとどまらず、自分のポケモンをチームとして登録できる「バトルチーム」、果ては条件を満たせば個体値のジャッジまで行えるようになった。しかもグラフ表示なのでU、V、逆Vが一目でわかる素敵仕様
ここに来てボックスはある種の完成形を見たのかもしれない。

そしてピカブイからは預かり機能が道具化。ポケモンセンターに行かなくてもポケモンを入れ換えられるようになり手間がかなり減った。

しかしその代わり、ボックスに預けてもポケモンが回復しなくなった。まあ道中でいくらでも回復できたらポケモンセンターの意味が完全になくなる上に超のつくヌルゲーになってしまうのでこればっかりは仕方ないだろう。
剣盾以降もこの仕様は続投。最初は従来通りポケモンセンターでしかボックスを扱えないが、序盤のシナリオを超えたあたりでピカブイのようにどこでもボックスが開けるようになる。


ボックスを変えると追記・修正されます。
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最終更新:2023年03月29日 11:06