登録日:2009/05/27 Wed 18:15:49
更新日:2024/10/25 Fri 01:14:09
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わーい、こういう平和的に弾幕を発散できるイベントを待っていたわー。春以外は思う存分動けないからストレスがたまるんだよねー。このチャンスに、思いっきり暴れてこの会場に春を告げてみせる!
なお、名前の「リリーホワイト」はアルファベット表記にはスペースが挿入されているが、カタカナ表記は「・」を入れないのが正式である。
原作者の
ZUN氏曰く、妖々夢制作当初は
大妖精や
小悪魔同様に
名無しの中ボスキャラの予定であったらしい。
しかし、
東方紅魔郷発表直後にファンから大妖精と小悪魔の名前を聞かれることがあまりに多かったため、急遽名前を付けることにしたのだとか。
【概要】
種族 |
妖精(春告精) |
二つ名 |
春を告げる妖精 |
能力 |
春が来たことを伝える程度の能力 |
テーマ(道中)曲 |
天空の花の都 |
|
ルーズレイン |
|
桜色の海を泳いで |
春告精。
春が来ると湧いて出て、春の訪れを伝えて回る。
…弾幕で。
リリーが通り過ぎた後は瞬間で春になる程だが、これについて
霊夢は「自然が本来持っている力にきっかけを与えるだけ」ではないかと推測している。
妖精なのであまり強い力は無く、
求聞史紀では子供が捕まえてきたという記述があるほど。
ただ、春を伝えている時のリリーは普通の妖精では到底敵わない程に力が強くなっているらしく、実際に妖精の
サニーミルクは春先のリリーホワイトに手を出して痛い目を見たらしい。
【ゲームでの活躍】
いくら待てども幻想郷に春が来ないので雲の上まで様子を見に行くと、そこはもう春になっていた。
そこで霊夢達と出くわしたのである。
リリーはただ春になった事を霊夢達に伝えようとしただけだが、それはただの攻撃にしか見えず、あえなく撃墜される。
対戦途中にちょくちょく現われては大量の弾幕をばらまいていくお邪魔キャラである。
何度撃墜しても、めげずに春を伝えようとしてくる姿に胸打たれた人はいない。
幽香でC1などを全部当てると即死する。
映姫ステージでは映姫のコスプレをしたリリーホワイト、通称リリーブラックが登場する。
リリーホワイトとリリーブラックは同一人物だが、二次創作では別人になっていることが殆ど。
戦争勃発が春だった為、
チルノと光の三妖精の戦いに
大妖精共々
中ボスとして乱入した。
「魔法の森」ステージではリリーホワイト、「春の小径」ステージではリリーブラックの姿で現れる。
暦の上では夏なのに四季異変のせいで桜舞い散る春真っ盛りになった
博麗神社に出没。
衣装や羽の色が一部リニューアルされた他、難易度Hard以上だと、なんとリリー初となるスペルカード、春符「サプライズスプリング」を使用してくる。
今作では、今までに登場した各キャラの力が込められた「アビリティカード」なる不思議な効果を持つカードが登場。
その中にリリーのカードも存在し、その名も「アイテムの季節」。
戦闘中に使用すると、なんとリリー本人をその場に召喚することができる。
召喚されたリリーを 攻 撃 し て 撃 墜 してやると、スペル(ボム)のかけらをドロップする。
カードは使用回数無制限で、ステージ中に何度でも召喚しアイテムを得ることが可能。
3回呼び出すとリリーブラックの姿で現れ、こちらは撃墜するとライフのかけらをドロップする。
何度も何度も呼び出されては叩き落される様は不憫に思えるかもしれないが、リリーも無抵抗ではなく弾幕で自機を攻撃してくる上、召喚される度に強くなっていく。
実質敵が増える形になり、使用するタイミングを誤ると回避不可能弾幕の渦中に晒される可能性が飛躍的に高まってしまうので、その辺の見極めは慎重に。
今作もアビリティカードで続投。
カードのイラストがリニューアルされた他、ドロップアイテムがお金と弾貨に変わった以外は効果等に変更はない。
【書籍での活躍】
東方Projectにおける春の象徴なので、話の冒頭に登場して今の季節を読者に伝える役割を与えられていることが多い。
冒頭に登場する都合上、カラー絵率も高い。
妖精専門誌と名高い
東方三月精(第二部)の7・8話「春の幻(前・後編)」がリリー唯一のメイン回と言えるが、あくまで話の中心になっているだけであり、
リリー自身は一コマしか登場しない。
ゴルゴ13か
東方三月精(第四部)の最終章では、幻想郷の妖精が次々と石化し、幻想郷の自然から生命力が失われる大異変が発生。
事態に対処するため、地獄の妖精
クラウンピースの呼びかけにより妖精連合が結成された。
クラウンピースと
チルノを筆頭に、光の
三妖精や
エタニティラルバから名無しの大妖精に至るまで今まで登場した妖精達が軒並み連合に加わる中で、リリーは………いなかった。
すでに石にされていたのだろうか…。
案の定、石にされていた。
異変の黒幕が生命力を解放すると、ちょうど
魔理沙が持っていた石がリリーへと変化。
解放された他の妖精共々、幻想郷の空へと舞い上がっていった。
このように描かれる事自体は多いにもかかわらず、その扱いが妙にしょっぱいのは、彼女に
ゲーム含め公式上での会話シーンが長らく存在しなかったことに起因すると思われる。
もはや喋らないことがリリーホワイトというキャラクターのアイデンティティと半ば化していたが、2019年発売のThe Grimoire of Usamiにてようやく初めての台詞(項目冒頭)が与えられた。
【二次設定】
頭の中まで春一杯である。
彼女が来なければコミケは来ない。
ヒーリング効果がある。
リリーホワイトはおとなしめのキャラ、リリーブラックはリリーホワイトと別キャラ扱いされていて、
ツンデレもしくは
ヤンデレとされることが多い。
ブラックの方が感情豊か。
タグの「香霖堂には春をあげない」は、
東方香霖堂の単行本が2008年春発売予定と告知されたまま、
延べ2年近く音沙汰がなく、一時期発売が絶望視されていた頃のネタ。
(いつまでたっても発売されない ➡ 2008年春が来ない ➡ リリーホワイトが来てくれない)
というわけである。
なお、東方香霖堂の単行本は2010年秋に無事発売された。
我が世の春ですよぉおおおお!!
- ひまわりの種で餌付けされたりと妖精の中では人間に好かれている娘 -- 名無しさん (2014-02-20 23:36:18)
- リリーホワイトとリアルファイトって似てない?似てないか… -- 名無しさん (2016-07-17 20:56:36)
- 一人斑鳩ごっこできる唯一の東方キャラ、白い服に黒い服、もろに斑鳩だろwww -- 名無しさん (2016-11-16 17:16:08)
- 天空璋3面でついにスペカが実装される。立ち絵は無いけど -- 名無しさん (2017-05-25 21:10:29)
- リリー「申し訳ないが顔出しはNG」 -- 名無しさん (2018-05-28 08:45:03)
- ついに公式書籍でセリフ獲得。セリフ貰うのに15年超とか役者か何かですか -- 名無しさん (2019-04-29 01:07:08)
- リリーブラックが映姫のコスプレと言われているけど言うほど似てないんだが…(映姫の服は青系統)もしかしてもう一人の閻魔の服装を参考にしてるとか? -- 名無しさん (2024-10-25 01:14:09)
最終更新:2024年10月25日 01:14