ドラキー

登録日:2009/08/12(水) 15:32:56
更新日:2025/01/04 Sat 14:57:12
所要時間:約 4 分で読めます





ドラキーとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターの一種。
コウモリ型のモンスターである。


■概要

夜行性であり、普段は群れを作り行動することもあるらしい。

名前は「ドラキュラ」に由来。
ドラクエではヴァンパイア系はおとなしめである。
Ⅲにバンパイア*1と言うモンスターがいたが影が薄いし。


初登場は
にも登場する。
シリーズでもスライムに次いで有名なモンスターとして挙げられやすいが、意外と登場していないことも多い。

最初期のモンスターの代表格の一種で、どのシリーズでも『スライムよりほんのちょっとだけ強い』と言うポジションであり、言わばドラクエのブービー賞。
だが、いつも空を飛んでいるためか回避率が高め。

グッズとしてもよく登場する、みんなに愛されるモンスター。
作曲家のすぎやまこういち氏のお気に入りであり、Ⅷではスカウトモンスターの名前にまでなっている。

Ⅴでは仲間になり、仲間にした場合の名前は「ドラきち」。
だが、「ラリホー」と「ドラゴラム」が使えるという程度でぶっちゃけ弱い。
同じく序盤に仲間になりレベル99まで育つスライムブラウニーと比べ加入率が低い*2にもかかわらず特に良いところがない。

Ⅷではスカウトモンスターとして「ドラきち」「ラッキー」「すぎやん」の3体が登場するが、いずれも通常攻撃しかできず、弱い。しかし3体でチームを組むと…。

Ⅹでは敵としても登場するが、プレイヤーへのお知らせ要員として画面右上にも登場する。
仲間にもでき、ドルマの心得ラインを2つ取得できるため、ドルマ系の使い手として優秀。

Ⅺのモンスターリストによると、常に笑顔なのは臆病な自分を励ますためらしい。ドラキー…
またグレイグによるとデルカダールには一人でドラキーを倒すという成人の儀式があるとか。


不思議のダンジョンシリーズでは、半ランダムに部屋中をフラフラしながら接近してくると言う特徴をもつ。
なおこの特性は「封印」系で封じることができる。

トルネコ3のポポロ編でも序盤からお供として活躍し、ラスボスまで連れて行くことも可能。

少年ヤンガスではレベル上限が12と低くなり普通に育てても何も特技を覚えないので使い勝手は良くない。


コウモリ型であるにもかかわらず、種別としては「鳥系」にあたる。
実際のコウモリはホ乳類である。
ちなみにDQMJシリーズでは分類が大きく変更され、悪魔系になっている。


■ドラキー系統のモンスター

  • メイジドラキー
世にも珍しい赤いドラキー。
なぜかナンバリングタイトルではⅠにしか登場していなかったが、Ⅹで復活。

メイジとつく通り、「ギラ」を唱えてくるなかなかの強敵。


  • タホドラキー
ドラキーの上位種で、緑色の体をしている。
ⅡとⅧとⅨに登場。
『タホ』とは「タフ」の津軽弁で発音したものである。
体が緑なのは、森の中に隠れるための進化によるもの。

ルカナンを使い守備力を下げてくる。
ほかのモンスターと一緒に現れたときは要注意。

Ⅱでは長い期間に渡り出現するため、印象に残り易い。

スライムよりスライムベスの方が好きな「スライムベス愛好家」が存在するように、
「タホドラキー愛好家」がごく少数ながら存在する。


トルネコ3ではレベル上限が3と低すぎてドラキーやドラキーマのように活躍できない。残念。
少年ヤンガスではレベル上限が24とドラキーの倍になりレベルアップでマヌーサを覚えるのでマシになった。


  • ドラキーマ
ドラキー族の最上位種。黄色のボディ。

戦闘法が作品により微妙に違う。
ある時はギラを、ある時はラリホーを、
そしてまたある時はホイミまで披露した。

名前の由来は『ドラキーのママ』からドラキーマ(Ⅷの図鑑より)。
お母さんという裏設定があったのか……
(ラリホーは子守唄が進化したものらしい)

Ⅹではドラキーと同様、プレイヤーへのお知らせ要員として画面右上にも登場する。

トルネコ3ではラスボス撃破まで主戦力として使っていける。
少年ヤンガスでもレベル上限が50と高い上にマヌーサ、ベホイミ、ザオラル等を使えるので活躍する。
ただすぐ疲れるのときまぐれ持ちな点には注意。


  • グレートドラキー
Ⅷにて登場。
こちらは敵ではなく、スカウトモンスターのドラキー3体をチームにすると合体する(戦闘中の名前はグレドラ)。
ここでただの弱小モンスターかと思われたドラキーに意外な活用法があったことをプレイヤーは知ることになる。
合体モンスターの中で最速を誇り、2回攻撃+ビックバンを使う強力なモンスター。
見た目はドラキーをそのままビックサイズにしたもの。


  • おおドラキー
DQMJシリーズに登場。
マ素の影響で大きくなったドラキー。
通常のドラキーはFランクだが、こちらはCランク。
みかわしアップの特性があり、イオ無効ドルマ吸収と、なかなかの能力。
2ではバギブレイク(相手のバギ耐性ダウン)の特性が追加され、
スカウトの他にドラキーの4体配合で産み出せるようになった。



追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ドラクエ
  • モンスター
  • メイジドラキー
  • タホドラキー
  • ドラキーマ
  • グレートドラキー
  • おおドラキー
  • とり系
  • あくま系
  • DQモンスター
  • ドラゴンクエスト
  • DQ
  • 意外と出てない
  • コウモリ
  • 蝙蝠
  • ドラきち
  • ラッキー
  • すぎやん
  • すぎやまこういち
  • ドラキー属
  • 魔物
  • マスコット
最終更新:2025年01月04日 14:57

*1 こうもりおとこ系統の上位種

*2 リメイク版では加入率が上がっている