金烏の第三の目をその目の持ち主の強い感情と共に加工することで作られる呪具。金烏特有の金眼と黒く染まった白目が特徴。黒天眼を眼窩へと入れることで、使用者は金烏の特殊な第六感を後天的に得ることができる。かつて列島を支配するに至ったその能力を利用するため、古の秋津列島では度々用いられてきた。しかし副作用として、使用者はその黒天眼の加工に利用した感情を使用している間常に受け取ることになる。多くの場合恨みや苦しみであるその感情を受け続けるため、使用者の大半はそうかからずに狂ってしまう。そのため、短期間だけつけて外すことで副作用の影響を遅らせる運用が一般的であったそうだ。金烏が滅んだ後は新しく作ることができなくなったため徐々に数を減らし、現在では片手の指に収まる程度しか残っていないとされる。なお、極稀な例ではあるが、負の感情ではなく正の感情が流れ込む黒天眼も存在する。もっとも、自分の知らない強烈な感情を流し込まれるのは同じであるため、どちらにせよほとんどの使用者は狂ってしまうようだが。
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