本項ではメタ的な事項を取り扱っています。創作世界とは関係ありませんのでご注意下さい。
ザラルーア(理:sala'rura)とは、"salarua"の誤植である。しかし、誤植された部分は正確には、「ザラールア」である(経緯を参照)。


概要

 2019年11月19日(オンライン版は23日)に発行された日本経済新聞社の専門紙『日経MJ』の記事『「ワタナベタウン語」「リパライン語」って?』に掲載された誤植である*1
 リパライン語で一般的な挨拶である "salarua" の通常のカタカナ転写は「ザラーウア」或いは「ザラーワ」である*2*3*4*5*6*7*8
 この誤植は悠里のみならず、大宇宙の間でも話題となり、"salarua"の誤った読み方として有名になった。

経緯

誤植部分(赤線)
 2019年10月17日、Fafs falira sashimiはDMにてフォロワーSから日経MJの記者Tから取材の願いが来たとする内容を確認した。FafsはDMを開放した上で、Sに取次を頼み、続報を待った。
 10月21日、記者TからのDMが来る。取材の交渉を進めながら、29日までにS.Y.が参加することが決まる。11月4日、同月6日での取材が決定し、京都駅前のレンタルスペース*9で16:30に邂逅することで予定が決まる。
 取材中、S.Y.とFafsはスキュリオーティエ叙事詩の制作や文字の制作を実演し、様々な言語の紹介を行うなどした。その際に記者から「このザラールアは……」という発言があったため、Fafsは「その発音はザラーウアですね」との解説を行い、記者は納得しつつメモを取っていた。
 しかしながら、後日送付された紙面には「ザラールア!」の文字があり、誤植が決定してしまった。
 以降、この件は悠里のみならず、『創作世界観大宇宙』でも話題となり、"salarua"の誤植・誤読として文化的に定着した。しかし、Fafsが誤植の正確な文字列を誤ってザラルーアと伝えてしまい、2023年現在ではザラールアではなくザラルーアが誤読の一般的なものとして定着している。

解釈

 現世においてはザラルーア、ザラールアは単純な誤読・誤植と言い切ることが出来るが、悠里世界上では複数の解釈が可能である。

  1. Xelkenなどによる発話。
    salaruaは、古典リパライン語では sfadfalfaであり、最後の音節の l ははじき音のrとして発音されていた。これらに影響されたXelkenコミュニティの発音では、sala(:)laとなることが考えられる。

  2. 非母語話者がr綴りに伝統的方法を用いた教科書を用いて学習し、混同した。
    rer綴りは現代ユエスレオネにおいても複数の立場があり、非母語話者がリパライン語を学習する際に外国人向けではない伝統的方法を用いた綴り字の教科書で学習し、混同してsalaruaのrを有音のrとして発音したと考えられる。しかし、この場合、長音化を必ずしも説明できない。

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言語 メタ 用語
最終更新:2023年03月01日 05:29
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