「いくぜー」
――ギラムギャヌの戦い
Lenɯghɯn Rajiznɯmol Gevnagholdɯn
生年月日 |
? |
出生地 |
ヴズガ近郊の原野 |
民族 |
ズリナ人 |
宗教 |
リパラオネ教 |
最終学歴 |
なし |
氏族 |
ゲヴナゴルドゥン (センニンオオカミ) |
旗印 |
ラギズ (クラナイチョウ) |
二つ名 |
氏族長の始祖 ファヴニ高原の生ける伝説 顔がおかしい人 |
ギェヌグン・ラギズヌモル・ゲヴナゴルドゥン(ズリナ語:
Lenɯghɯn Rajiznɯmol Gevnagholdɯn)は
ザラカル立憲王国の氏族長。
概要
ギェヌグンはザラカルの各氏族の中でも最も実力を持つと言われているラギズヌモル族の長として近隣諸国を中心によく知られている人物である。
何も考えてなさそうな見た目をしているが、ファヴニ高原では「彼に敵う者はいない」とさえ言われており、実際にかなりの実力者である。
主な功績はファヴニ高原からメリ人を追い払ったことであり、ザラカル独立の歴史上のキーマンとして見なされており、また氏族代表制度を創立し、各氏族の勢力を間接的に強化した。
名前の由来は「角を持つ鳳」。
人物
趣味は冒険。余暇には昼夜を通して相棒のザラカルダチョウ(ギリヴィリ)のギムニム(Limnim)とともにファヴニ高原を駆ける。
軍人として
ギェヌグンは氏族長の中でもトップクラスに武芸に秀でており、特に弓術、すなわち騎射に関しては達人の域に達する。一通りの乗用動物を上手に乗りこなし、その扱いも熟達している。
現代のザラカル騎兵が多用するパルティアンショットは彼が考案したもので、ザラカル特有の一撃離脱を繰り返す戦法が成立する要因となった。
軍指揮官としては戦わずして勝つことを好む。また、敵将を精神的に追い詰める戦い方を好み、時にはその場の勝敗を無視してでも敵軍将兵の士気を削ぎ落とすことを選択する。
政治家として
武術と智謀の並外れた素質を持ち、政略結婚を駆使して版図を広げたことでザラカルで一番有力な氏族長へとのし上がった実力がある。
ファヴニ高原ではその影響力を活用して交易や外交を展開しているが、内政に関しては平凡であるため、他の有能な家臣を頼っている。
容姿
若い頃に青二才だと思いナメていたら青年のメリ人呪術師に本名を呪われてしまい、以降はアホみたいな表情のまま固定されてしまった。
そのせいか女性にモテず、独身である。
語録
- 「いくぜー」
- 知らない人から見たら弱そうに見えるが、ギェヌグンが戦闘に参加する合図を意味しており、アホほど士気が向上する。ただし、ただのお出かけのあいさつの場合もある。
関連項目
最終更新:2025年04月14日 23:05