その他未参戦作品

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その他未参戦作品 - (2023/11/11 (土) 12:42:57) の編集履歴(バックアップ)



ガンダムVS.ガンダムシリーズに現時点で参戦していない作品群の軽い解説の場です。
基本的にガンダムなら何でもアリです(SDガンダム系は別項)
より詳細が知りたい場合はWikipediaへどうぞ

【映像】

G-SAVIOUR(実写ドラマ)

  • ガンダム20周年を記念して日本とアメリカで共同制作されたCGと実写を組み合わせた作品で製作現場はハリウッド。映画ではなく特別番組で放映された。主人公はマーク・カランで主役機はGセイバー。
    • なお、本作のその後を描いた物語がPS2にて発売されており(タイトルは変わらず)、主人公はリード・フォックスで主役機は序盤はGセイバー、途中から改良されてG3セイバーとなる。

GUNDAM EVOLVE(OVA)

  • 全15話による短編OVAで、各話の題材となる作品が異なる。作品の性質上プラモデルのPVアニメともいえる。最初のガンダム編以外はプラモデル用の3次元CADモデルを流用した3DCGやそれを使ったトゥーンシェードなどで描かれており、映像のクオリティは全体的に高い。ちなみに「X ASTRAY」の主人公であるプレアに声がついたのは本作が初。
  • 本シリーズで培われた3DCG映像のノウハウは「MS IGLOO」シリーズに応用されている。
  • 逆シャア編は富野監督がかかわっており、ハサウェイとクェスが原作と全く異なる結末を迎える。

機動戦士ガンダム MS IGLOO 2 重力戦線(OVA)

  • 連邦側の地上戦がメインで、概念存在の「死神」に魅入られて、戦いの中で死んでいくキャラクターの個人的な復讐劇である。
  • 特に注目すべきは第1話で、「生身の人間がMSを撃破する」というGガンダム以外でのガンダムシリーズでは滅多に見られない展開をしている。

模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG(OVA)

  • 2010年に発売したOVA作品。
  • 作ったガンプラをゲームの機体として戦う「ガンプラバトル」をメインとした作品。主人公はイレイ・ハル、主役ガンプラは本作オリジナルである「ビギニングガンダム」。お台場実物大ガンダム付近の販売所で売られていた物だが、劇中では本機以外に販売された形跡は無い。
  • 「ガンプラバトル」は本ゲームと同じくアーケードゲームとなっており、戦場の絆の筐体であるPODに似た筐体に人が入り、ハロの形をしたスキャニング装置の「ガンプラスキャナー」にガンプラを入れスキャンさせ、専用ヘルメットを被る事でプレイ出来る。ちなみにゲーム画面はほぼ戦場の絆と同じ。
  • ガンプラ販促作品らしく工作技術がゲーム内ステータスに反映される仕組みとなっており、工作の甘さが原因でゲーム内で機体が破損する等の演出が盛り込まれている。また、登場MSもガンプラらしく専用カスタマイズやカラーリングを変更した機体が多く、作品内でガンプラ製作の技術等も教えてくれる。
  • プラモ狂四郎と違い改造ガンプラは比較的少なめで、オリジナルの改造を施したのは製作代行を行える程工作技術が高いボリスが製作したフォーエバーガンダムと、模型店店長と友人を馬車馬の如くこき使って改造したベアッガイくらい。他はνガンダムカラーのHi-νガンダムやシャア搭乗機(百式サザビー)を持ち主のパーソナルカラーである白(ただし、赤や金等自己主張が強い色の白への塗装はそれ相応の技術が必要)への塗装等カラーリングの変更程度にとどまっている(カラー変更をしたプレイヤーも割りと少数)。
  • 本作はなぜか映像作品の中ではVガンダムに次ぐ不遇作で、『ガンダムビルドシリーズ』にカウントされていない、Gジェネでは3Dとオーバーワールドのみしか参戦しておらず、トライエイジやEXVSシリーズには未だに参戦していない。ただしガンダム作品としては認識されているらしく、『ビギニング』と『ベアッガイ』はビルドファイターズに登場している。

ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ(TV)

  • 2016年8月に放送したガンダムビルドファイターズトライの後日談となるエピソード。ニルスが開発した新型バトルシステムのテスターとして、セカイ達が訪れた南の島で起きたとある事件の物語。
  • MBONにも参戦したホットスクランブルガンダムの改修元であるスクランブルガンダムの他、アップグレードされた登場人物達の機体が登場。また、トライの時点で多数のSDガンダム達の活躍が上げられていたが、ついにSDガンダム界の神の一柱こと黄金神スペリオルカイザーが登場。パンチ一発でディーヴァのフォトンブラスターキャノン・コロニーレーザー(グリプス2)・ソレスタルビーイング号の超大型ビーム砲の斉射を消し飛ばし、そのまま暴走したプラフスキー粒子の結晶も消し飛ばす圧倒的な力を見せた。

ガンダムビルドファイターズ バトローグ(OVA)

  • GMの逆襲とともに発表されたビルドファイターズシリーズ最新作で、ショートフィルムで送る様々なシチュエーションバトル集となる。
  • 1話…リボンズとシャア(声はTHE ORIGINで本物のシャアを演じた関俊彦氏)のAIが激しいバトルを繰り広げる。
  • 2話…ユウマとミナトがイベントのデモンストレーションでCPU相手の特殊ミッションに挑む。
  • 3話…すーぱーふみな*1とはいぱーギャン子*2がファンタジーっぽい世界を他作品パロ満載で大冒険するという、製作者がいけないハーブやらミノフスキー粒子を吸ってそうな感じのするかなりのフリーダムな話。
  • 4話…レナート兄弟(本編未登場の3男も追加されている)による00の作品をモチーフとした極秘作戦。
  • 5話…セイとユウキが製作した両者の最高傑作のガンプラを使った決闘を描く。

ガンダムビルドダイバーズ バトローグ(Webアニメ)

  • ガンダムビルドダイバーズRe:RISEの後日談となるWebアニメ。ビルドダイバーズシリーズの面々が過去のガンダム作品のガンプラを使って戦うエピソード。

ガンダムビルドリアル(Webドラマ)

  • G-SAVIOURに次ぐ実写ドラマ作品として配信。静岡県が舞台となっている。
  • 主人公は「チームブライト」の鈴木ヒロ、主役機体はRG 1/144 ガンダムをベースのナナハチ。他にも作中に登場するガンプラはRGが中心となっている(一部HGも登場)が、他のビルドシリーズに比べて外見のアレンジは控え目となっている。
  • 本作でのガンプラバトルは、大会規模のものは現実の風景の中に複数のドローンによって投影された実物大の立体映像同士で繰り広げられ、観客はそれを間近で楽しめるようになっている。作中ではジュビロ磐田のホームスタジアムであるエコパスタジアム等がバトルのステージとして使用された。

ガンプラくん(Webドラマ、CM)

  • 1話1分*10話構成の短編実写ドラマ形式のガンプラCM。
  • 少年ソラのプラモデル(EG RX-78-2 ガンダム)製作をガンプラくんとザクプラくんがおしゃべりしながらコミカルにサポートする。
  • ガンプラくんとザクプラくんはSDガンダムに近い(体は細め)2等身のプラモデルで、自らランナーから外れて自分で自分を組み立てたり再度ランナーにくっついたりすることができる。
  • 2022年3月には新作ドラマ『ガンプラくん、ガンダムベース攻略戦』がテレビ東京系ほかで放送された。劇中には新キャラとしてνガンダムがモチーフの「νガンプラくん」が登場している。
  • 2022年10月より放送開始された『機動戦士ガンダム 水星の魔女』内での新作CMでは更なる新キャラとして同作の主人公機をモチーフの「エアプラくん」が登場している。

ガンダムブレイカー バトローグ(Webアニメ)

  • 2021年秋配信のガンダムブレイカーシリーズ初のショートアニメ作品。
  • ガンダムブレイカー3とガンダムブレイカー モバイルのキャラクターが共演する作品となっている。
  • 原作ゲームだとプレイヤーなのでビジュアルの不明だった「3」の主人公もキャラクターデザインが用意され登場した。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)

  • 2022年公開の劇場アニメ作品。本作の設定はORIGIN準拠となる。
  • vsシリーズではもはやお馴染みのMSの格闘技と投石を披露するドアンザクだが、本作品ではまさかのヒートホークが主武装となっており、ORIGIN準拠らしい新鮮な作風となっている。

ガンダムビルドメタバース(Webアニメ)

  • 2023年10月配信予定のガンダムビルドシリーズ生誕10年記念作品。
  • 主人公は祖父が日本人であるハワイ在住の日系アメリカ人ホウジョウ・リオ。主人公機はEGガンダムをベースにしたラーガンダム。
  • 過去のビルドシリーズからセイ3代目メイジンカワグチセカイフミナリクモモアヤメヒロトなど多数のキャラが出演した。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(映画)

  • 2024年1月公開予定の劇場アニメ作品。
  • C.E.75を舞台としており、主人公はキラ・ヤマトで、ストーリーの主体がメインヒロインのラクス・クラインに確定の模様。
  • この作品、2000年代後半に一度は企画されたが頓挫した経歴があり、2021年から制作が実行される。

機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム(Webアニメ)

  • 1話30分*6話構成で全世界で展開予定のWebアニメ作品。制作にUnreal Engine 5を使用している。
  • 一年戦争中のヨーロッパでの戦いを描く予定。


【漫画】

機動戦士ガンダム THE ORIGIN

  • 機動戦士ガンダム』を安彦良和氏が一部設定の変更などをして再構成した作品で、「ガンダムA」創刊時の大型タイトルとして刊行された。
    • 展開面での大きな変更点はガルマを討伐後ジャブローへ直接向かい、ジャブロー攻防戦の後にベルファストを経由してオデッサ作戦に参加している。
  • 漫画版の最終話にてアニメ化が発表されたが、アニメ化されるのはシャアとセイラの過去がメインであり、それ以降(いわゆる「初代」の本編)はアニメ化しない模様。
  • 2019年には「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」としてOVA版を再編集したTVシリーズがNHKで放送された。
  • GVSでは初代ガンダムの登場人物(主にジオン側)が本作準拠のキャスティングになっていた。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島

  • ガンダムAにて連載していた『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の外伝作品。ククルス・ドアンに関するエピソードを『THE ORIGIN』の世界観に合わせて再構成した作品。主人公はヴァシリー・ボッシュ。
  • 連邦軍が恐怖の象徴として描かれており、黒と白のガンダムのパイロットの描写は一切なく(しかもセリフの一言もない)、片っ端からジオンをなぎ倒していき地獄絵図を築いていく。

GUNDAM LEGACY

  • 夏元雅人氏による宇宙世紀を題材にしたオムニバス作品。
  • 一年戦争から第二次ネオ・ジオン抗争までの戦いの裏側でのパイロット達の心情と活躍が描かれる。
  • 終戦間際にロンメル隊と合流した闇夜のフェンリル隊、開戦前のガデムの過去、踊る黒い死神の異名を持つ連邦軍パイロット、アクシズ落とし阻止に参加するユウ・カジマ等が登場する他、これまでに夏元氏が手がけたコミカライズ作品の後日談ストーリーも展開される。

機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝

  • 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のスピンオフ作品。オムニバス集になっており本編に登場したキャラクターの過去やその後、本編に登場しなかった名も無き兵士たちの物語を描いた作品である。
  • 模型雑誌『ホビージャパン』との協力で作られており、プロモデラーがサンダーボルト仕様のMSを制作してそれを元に原作者の太田垣康男が作画するという特殊な方法で作品を作り上げている。
  • 独立した作品になっているので本編を見ていなくても楽しむ事が出来る。また本編を見た人にはキャラクターの過去を知る事が出来てより本編を楽しむ事が出来る。入門書としても既に本編を読んでいる人も楽しめる良作となっている。

機動戦士ガンダム 黒衣の狩人

  • 『週刊少年サンデーS』で連載されていた万乗大智による全5話の作品。ラブストーリーの要素も入っている。
  • 「黒衣の狩人」の異名で恐れられるジオン軍のパイロットであるウォルフガングを主人公に、一年戦争後期のある戦いと恋の行方を描く。
  • タイトルに反して主人公機はザク及びヅダでガンダムは一切登場しない。
  • イグルー以外でヅダがフィーチャーされた作品だが、作画にはプラモデルを参考にしたと思しき設定と異なる作画ミスが見られる他、連載時期が丁度EXVSシリーズ参戦で人気が再燃していた事もあり、意図的にエンジンを暴走させる事ができるなどゲームを意識した演出も多く、ゲーム人気に肖ったのではないかと言われる事も。
  • 掲載誌ではガンダムトライエイジ用の「ヅダ(ウォルフガング専用機)」が付属するといった連動キャンペーンも行われた。

機動戦士ガンダム アグレッサー

  • 『週刊少年サンデーS』で連載されている万乗大智による作品。
  • 主人公はジオンから連邦に亡命した人員で構成される『アグレッサー部隊』に所属するチェイス・スカルガード。亡命兵という立場のため連邦からもジオンからも疎まれるがレッドライダーに搭乗して連邦軍兵士として一年戦争を戦う作品である。
  • レッドライダーはペイルライダー計画の内の一機であり、HADESのプロトタイプシステムの1つAREUSが搭載されている。このシステムはパイロットの負荷が最悪の場合は死に至る程強く、またその様な事態を想定して電気ショックを搭載しているという鬼畜な仕様になっている。
  • アグレッサー部隊は軍隊用語で訓練や演習時に敵の航空機の役割をする部隊の事。チェイスも当初は鹵獲されたジオン機に乗っていた。
  • 前述の黒衣の狩人からウォルフガングが少しだけ登場する。

機動戦士ガンダム バンディエラ

  • 「週刊ビックコミックスピリッツ」で連載されていた作品、作者は加納梨衣。
  • 元サッカー選手の主人公ユーリー・コーベルが左利きのザクに乗り、一年戦争を戦う作品。
  • バンディエラはサッカー用語で一つのチームに長くとどまり、チームの顔になった選手を指す言葉である。

機動戦士ガンダム ラストホライズン

  • 「グランドジャンプ」で連載されている一年戦争を舞台にした作品。漫画は寺田ケンイチ、シナリオは吉野弘幸(脚本家でSEEDシリーズや鉄血の脚本も書いている)が担当している。
  • ガルマが戦死した直後の地球を舞台にしている。元商社マンの主人公、ガルマの遺児、ガンダムがジオン側で組み上がれた「RUST」という機体…と異色の作品であり同時にミリタリー色の強いガンダムである。
  • 集英社(ジャンプブランド)では初のガンダム作品かと思いきや、過去に「フュージョン戦記ガンダムバトレイヴ」というカードゲームを題材にした作品がVジャンプに連載されていたので厳密には初ではない。

機動戦士ガンダム C.D.A 若き彗星の肖像

  • ガンダムAにて連載していた、Zの前日談にあたる作品。作者は北爪宏幸氏。まだシャアがアクシズにおり、ハマーン(14歳!)とシャアが交際していた頃の話を中心に物語が展開される。ネオジオンの礼装に身を包んだクワトロが見られる貴重な作品である。Zに登場するロベルトとアポリーもシャアの部下として登場する。他にもZZのラカン・ダカランなども登場する。
  • 現在では本作の設定を引き継いだ「機動戦士Zガンダム Define」がガンダムAで連載されている。
  • 余談だが、本作初期のハマーンはアニメからは想像もつかないほど可愛く描かれており、ファンからは「はにゃーん様」などと呼ばれている。アニメのハマーンのイメージしか持たない状態で見たら別人としか思えないだろう。

機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル

  • ガンダムAで連載されている外伝作品。宇宙世紀0085年からグリプス戦役を舞台に、モビルスーツパイロット養成学校「エコール」の生徒アスナ・エルマリートを取り巻く人間模様とニュータイプ研究をめぐる陰謀を描く。
  • 作者は「超時空要塞マクロス」や「トップをねらえ!」で有名でガンダムシリーズにも「ポケットの中の戦争」に参加した美樹本晴彦氏。当初は6話前後で完結する短期連載作品の予定だったが、現在では第3部が連載される長期連載となっており、安彦氏の「THE ORIGIN」、北爪氏の「C.D.A」シリーズと並ぶガンダムAの看板作品とも言われていた。
  • しかし、美樹本氏の力量不足から他の仕事との兼任ができず、現在は休載状態であり、連載再開の目処は立っておらず、休載時のラストも打ち切りとも読み取れる描写となっている。
  • 連載時は当時は非映像作品でも珍しい女性主人公作品だった事もあり、ガレージキットで主人公機の一つジム・カナールが、フィギュアとしてアスナ・エルマリートが立体化、発売されるなどの注目作だった。

機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還

  • 其は獣である。リキュアの地に住みし者は、テュポーンとエキドナの娘。獅子の頭に山羊の軀、尾は毒蛇。個は一にして一なるも個である。故に其をキマイラと謂う。其は獣である…。
  • MSV-Rとの連携作品であり、ガンダム作品では「光芒のア・バオア・クー」や「ギレン暗殺計画」、他作品では最近アニメ化もされた「蒼き鋼のアルペジオ」の作者(制作集団)であるArc・Performanceの最新作。
  • EXVS.を含め多数の作品に登場しながらも、本人の経歴が一切の謎とされているジョニー・ライデンとキマイラ隊の謎を追うとともに、新or再登場したMSの紹介をF.S.S.のレポート資料という形式で紹介していく。
  • 連載開始から実に13年の2023年に遂に完結となった。

ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム

  • 「ZZ」本編から1年後、「逆襲のシャア」本編の3年前を描いた作品。主人公は、ガンダム好きでモノトーン・マウス社の作業員ダリー・ニエル・ガンズ。主役機は、ダリー自らのハンドメイドの専用機Dガンダム。なお「ZZ」に登場したマシュマーの副官であるイリア・パゾムが、「逆襲のシャア」本編に登場するレウルーラの艦長として再登場している。バンダイ版とメディアワークス版の2つの単行本があるが、物語の一部内容や収録作品などが異なる。
  • 過去にGジェネで機体やパイロット(CV有り)が参戦したこともあるので参戦の可能性が全くないとは言い切れない作品ではある。

機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス

  • 1stの富野監督のもう一つの代表作「伝説巨神イデオン」の主役メカでその名の通り宇宙規模の強さを誇るイデオン(デザインは一部変更されている)をジュドー、アムロ、シャアの三人が迎え撃つ(しかも勝つ)というクロスオーバー作品。ここまで書いただけでも冗談としか思えない話だが、実際にはあまりにガンダムの本質に関わるが故に数多のガンダム派生作品が避けて通る「ニュータイプ」という概念を描く事に真っ向から挑んだ数少ない作品である。また、作中では富野氏自身の名前がある役割を持って登場するのも特徴。
  • 作者の長谷川裕一氏の絵柄は悪く言うと雑で敬遠する人も少なくは無いが、「漫画力」そのものは非常にある漫画家さんなので、彼のオリジナル作品「マップス」シリーズやクロスボーンガンダム及び後述の2作品と合わせて一読する事をお勧めする。
  • サイバーコミックス連載時のタイトルは「ガンダムVS伝説の巨神」であったが、単行本化に際して現在のタイトルに改められた。

機動戦士Vガンダム外伝

  • タイトルの通りVガンのサイドストーリーで、青いV2やら金色のジオングもどきが出るわ2連結コロニーレーザー(実際はプロキシマ・ケンタウリ星域移民用の宇宙船)が出る等荒唐無稽な展開は「~逆襲のギガンティス」の長谷川氏ならでは。但しこちらはVガン本編と矛盾が起きない時系列で語られている。氏の作風もあって富野節もどきが炸裂する激しい戦闘シーンの後に来る爽やかな読後感が心地よい良作。
  • ジュドー・アーシタの年老いた姿と噂されるグレイ・ストークの初登場作品でもある。
  • 上記の「〜逆襲のギガンティス」と同時掲載の新装版コミックスが販売された際に、「プロジェクト・エクソダス」の副題が追加された。

機動戦士Zガンダム1/2

  • 長谷川裕一氏の描くZガンダムのサイドストーリー。宇宙世紀の詩人シシリア・マディンの残した日記に書かれていた、彼女の夫のグリプス戦役を戦い抜いた記録。
  • 長谷川氏の描く漫画では、よく「ニュータイプ」に対して登場人物が独自の解釈を行う。本作でも主人公の同僚が、NTが高い戦闘能力を有する事について「死者の魂と交信することで戦闘能力を高めている」と解釈している。確かに「Z」や「ZZ」「V」などでは死亡した人物の魂が主人公を導いたり、MSの能力に影響を与えたりしている。

機動戦士クロスボーン・ガンダムDUST

  • 「ゴースト」及び同年台の「Vガンダム」より十数年後の激化した宇宙戦国時代を初めて描いた作品。
  • ザンスカール帝国との戦いにおいて連邦軍ではなく1レジスタンスであるリガ・ミリティアが大きな活躍をしたため現在の地球連邦の弱体化がはっきりと表れ、それに伴いコロニー独立運動などが活発化。地球圏は荒廃しMSの開発はおろかコロニーの維持すら難儀するようになってしまった。そんな世界でたくましく生きる者たちの物語。主人公はアッシュ・キング。主人公機はアンカー。
  • 上記の通りMSの開発が困難になっており、生産数の多い一年戦争時やグリプス戦役時代のMSが活躍することになるほどになっている。勿論完全な状態で残っているという事はまれなので腕など欠けたパーツを他の機体から持ってくる「ミキシングビルド(もとはガンプラ用語)」が主流となっている。
  • 2020年10月に最終回が近くなりクロスボーンシリーズ公式Twitterで「シリーズ完結」と言われたがファンからは「また描かされるんじゃないの」とネタにされた。

機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11

  • クロスボーン・ガンダムシリーズ5作目。
  • 『DUST』終盤のある出来事の裏で起こっていた、木星での物語。そして『カーティス・ロスコ最後の冒険』とも銘打たれている。
  • 主人公はカーティス・ロスコ、主人公機は木星生まれのクロスボーン・ガンダムX-11。
  • 作者ブログによると、単行本換算で2巻程度の短編となる予定とのこと。

機動戦士クロスボーン・ガンダムLOVE&PIECE

  • クロスボーン・ガンダムシリーズ6作目。
  • 今作では『スカルハート』と同様の短編集の形式を取っており、若かりし頃のカラスやグレイ・ストークが登場するなど、シリーズ登場人物にスポットを当てた作品となっている。 

機動戦士ガンダム MSジェネレーション

  • 一年戦争の頃に可変MSは存在していた」という作者の中原れい氏の独自解釈で作られた漫画。連邦空軍によって開発された「ガンダムGT-FOUR」をめぐる物語。

アウターガンダム

  • サイバーコミックスに連載された松浦まさふみ氏による外伝漫画。一年戦争の裏で試験運用が行われたとされる無人MS「ゼファーファントム」をめぐる物語。主役機体が完全な無人機という一風変わった作品である。ガンダム世界に対する松浦氏独自の解釈が全編に渡って貫かれており、読み応えは十分。
  • 1986年に雑誌「OUT」で連載された企画「O(アウター)ガンダム」とは全くの無関係。

機動戦士ガンダム ムーンクライシス

  • 宇宙世紀0099年末に月で起きたテロ事件を描く。主人公はタクナ・S・アンダースンで主役機体はΖプルトニウスおよびΖプロンプト。サンライズの公式設定と矛盾が生じている(0096年を舞台とした「ガンダムUC」から繋がらないので、非公式である)ものの、ネオ・ジオンの終焉を描いた迫真のストーリーは一部から今なお高い支持を受けている。ストーリーには絡まないが、旧作のキャラが少しだけ登場する(ブライトだけは地の文で紹介されている)
  • 同作者による「アウターガンダム」の人物や無人機ファントムシリーズも登場しており、間接的な続編ともいえる。
  • 本作のヒロインはUC同様偽名を名乗ったミネバ・ザビだが、オードリーと違ってZZのミネバの面影は欠片も無い。

機動戦士ガンダムReon

  • 「アウター」「ムンクラ」に続くアウターガンダムシリーズ第3弾(第4弾の構想もあったようだが、現時点ではこれが最終作)。主人公はルビー・ヒューゲットで、主役機体はレオン。ただし操縦系統はAIによるもので、ルビーは火器管制のみ担当。
  • 宇宙世紀0107年、民間運送会社が「とある物資」の輸送を引き受けたことから、連邦軍と武装組織「FAMAS」の抗争に巻き込まれる。

機動戦士ガンダムUC 星月の欠片

  • 「機動戦士ガンダムUC」の時代を描いた作品。作者は過去に「クライマックス・UC」のコミカライズを行った森田崇。全二巻。
  • 一話完結型で最初は連邦のプロパガンダとしての放送、その後アナウンサーが実際にあった出来事を語る…という流れ。
  • 外伝、とはあるが本編に出てきた人物はほとんど出てこない(バイアラン・カスタムなど乗機は本編でも登場しているのもあるが)ので、アニメ本編未視聴でもするっと読めるようになっている。
  • どれも後味のよいすっきりとした作品となっており、その中でも1年戦争からのベテラン、ドゥーエ・イスナーン(1巻収録)、エンデ先生のガンダム(2巻)の評価が高い。

機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う

  • 星月の欠片と同様の「ガンダムUC」の外伝作品。こちらはネオ・ジオン残党軍袖付き視点で描かれている。作者は過去に様々な作品のアンソロジーを手掛けた白石琴似氏。
  • ある機体のパイロットと、その機体の整備の責任を請け負う機付長の交流がメインとなる。
  • セルジ少尉を主役にしたギラ・ズール親衛隊仕様の開発秘話に、アンジェロより直々にローゼン・ズールの「剪定」を任されたゼクスト少尉の物語、EP3に登場したドライセンのパイロットやEP4のジオン残党の物語の他、トリントン基地戦で敗走したジオン残党のその後が描かれている。

A.O.Ζ RE-BOOT ガンダム・インレ -くろうさぎの見た夢-

  • 『A.O.Ζ』シリーズの第3作目で、『ΖΖ』のその後の火星圏でレジオンとジオン・マーズの抗争を描いた作品。当初の連載誌だった「電撃ホビーマガジン」の休刊後はwebマガジン「電撃ホビーウェブ」にて不定期連載が行われ、機体解説も掲載されている。
  • タイトルにある通り、本作では『ティターンズの旗のもとに』に登場した「ガンダムTR-6」の戦略級形態「インレ」が物語の鍵となっている。
  • 作中でベルナルド・モンシアと思しき人物がドナルドとして登場した事でも話題になった。
  • 過去のA.O.Zシリーズと同様にプレミアムバンダイでの立体化にも力を入れているようで、「ガンダムTR-6[ウーンドウォート]サイコブレードカスタム」、A.O.Ζ RE-BOOT版バーザム二機種、更にはこれらを水中戦に対応させる強化装備「アクア・ハンブラビII」が発売される。
  • ハンブラビII」のように同じ名前が使われている別物の機体が大幅に増えており、ただでさえ複雑だったMS開発経路がさらに肥大化し非常にややこしいことこの上なく、マニアでも把握が困難な事になっている。

機動戦士ムーンガンダム

  • 『機動戦士ガンダムΖΖ』と『逆襲のシャア』の間を描いた作品。主人公はムーン・ムーンに住むユッタ・カーシム。主役機はサザビーの試作機であるバルギルにティターンズの残党が開発したサイコガンダムMk-IV G-ドアーズの頭部を移植したムーンガンダム。
  • 2021年11月よりサービス開始したソーシャルゲーム『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』にて初映像化となった。

機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ

  • 『機動戦士ガンダムUC』の外伝作品の一つ。脚本はUC本編にも携わる関西リョウジ氏、作画はAGEフリット編のコミカライズを担当し、後にヴァルプルギスを執筆する葛木ヒヨン氏。
  • パイロットを強化人間化する恐るべきサイコミュシステム「ナイトロシステム」を搭載したMSガンダムデルタカイとその裏で渦巻く陰謀を巡り、アグレッサー部隊「レイヴン」と偶然にも巻き込まれた連邦軍の双子パイロットのイング・リュードとブレイア・リュードの戦いを描く。

機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン

  • 上記のアクロス・ザ・スカイの続編。

機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ

  • 『機動戦士ガンダムF90』に登場するF90、関連機体、AからZの26種類のミッションパック+Iタイプ(木星決戦仕様)を全て立体化させる『F90 A to Z PROJECT』に関連した漫画作品。
  • 本作では主役機のF90 2号機(何度も修復不能といえるレベルまで大破したいわくつきの機体)、今までベールに包まれたNタイプに関連したエピソードとなっている。
  • 主人公は第1部はパッツィ・アンゲリカ&リヴ・アンゲリカ、第2部はギデオン・ブロンダン&ディル・ライダー。
  • ガンダム外伝作品でもほぼ未開拓だった「閃ハサ」から「F91」までの時系列に深く斬り込んだり、「クロスボーン」や「V」も含めた多くの人物の過去を掘り下げる等の濃いミッシングリンクも特徴。
    特に「F90」の敵役だったボッシュがカラバ時代からのアムロの部下だった事が明かされた際には「ボッシュショック」と称され、ファンの間で話題になった程。

機動武闘外伝ガンダムファイト7th

  • 「機動武闘伝Gガンダム」の外伝作品で、タイトル通り第7回ガンダムファイトが行われた未来世紀32年が舞台となる。
  • 主人公は後の東方不敗マスター・アジアことシュウジ・クロスで、他のシャッフル同盟の若かりし頃も描かれている。

新機動戦記ガンダムW DUALSTORY G-UNIT

  • 「新機動戦記ガンダムW」のサイドストーリー。OZが台頭してきた頃、その演説に共感した資源衛星MO-Ⅴは、開発した装備換装型MS「G-UNIT」をOZに売り込もうとしていた。しかし、そのOZの特殊部隊「OZ-プライズ」によってMO-Ⅴは他の宙域から隔絶され、攻撃を受けてしまう。OZになにか胡散臭さを感じていたオデル・バーネットは「G-UNIT」で出撃。続いて弟アディン・バーネットも「G-UNIT」に乗り込みOZ-プライズに戦いを挑むが…。
  • 主人公はアディン・バーネット。主役機体は前半がガンダムジェミナス01、後半はガンダムグリープ。ジェミナス01は一度装備換装をしてL.O.ブースターとなり、話の尺の割には2度も機体を乗り換えたことになる。登場するガンダムのデザインが1年戦争時のジオンのMS・MAをモチーフとしていた。
    • 「G-UNIT」は特別な設備も無しに(宇宙空間で)、中破した3機をバラして1機の正常なMSに組み立てる事が出来る。これほど整備性のいいMSはガンダム史上でも稀。
  • 「W」本編に登場する人物の中ではレディ・アン、カーンズなどの脇役がほんのちょっと顔を出す程度。ライバルのヴァルダー・ファーキルと乗機のハイドラガンダムのみ「SIMPLE2000新機動戦記ガンダムW」に登場する。ハイドラはすでにバトルマスター2に登場しており、同ゲームのラスボスであるトレーズ(エピオン搭乗!)と因縁があるため、丁度よかったからではないか思われる。

新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト

  • 『新機動戦記ガンダムW DUALSTORY G-UNIT』の終盤(アルモニア姉妹がヴァルターとペルゲに始末された直後からOZプライズとの最終決戦の間)に起こった幕間の出来事と、加筆修正された最終決戦を描く。
    • この作品で特に異彩を放っているのが、ライバル機のガンダムカスターとガンダムポリュクスであり、両機が合体する事でガンダムディオズ(カスターがコア、ポリュクスが四肢を構成)かガンダムスキュリ(ディオズとは逆にカスターが四肢、ポリュクスがコアを構成)になる。
    • ガリアレストでの出来事でガンダムグリープがお釈迦になり、新たなる機体となるガンダムグリープノーヴィが制作された。

新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST

  • 「新機動戦記ガンダムW」本編から「エンドレス・ワルツ」の間に起きた事件を描いた外伝作品。OZ残党、カルト教団、そしてガンダムパイロットたちがそれぞれの「平和論」の元に、内部に超大量のMDを抱えたOZのMD生産プラント「ウルカヌス」争奪戦を繰り広げる(故にタイトルが「平和主義者たちの戦場」となっている)。五飛の出番がとても多いのでファンの方は見て損はない。
    • 「ウルカヌス」を守護する番犬「スコーピオ」と呼ばれる大型MS(MDにもなる)が登場する。
  • コミックスの表紙では、なぜかゼロカスタムの装備しているツインバスターライフルがTV版のものに。
  • 漫画版「エンドレス・ワルツ」において、ガンダムを太陽に廃棄するのに使用した衛星が「ウルカヌス」であると言及されている。

新機動戦記ガンダムW EPISODE ZERO

  • 「新機動戦記ガンダムW」の主要キャラクター達の過去のエピソードを描いたオムニバス形式の作品。「Endless Waltz」ではオペレーション・メテオ発動直前の過去が語られたが、この作品では彼らが「ガンダムのパイロットになるまで」を描いている。トレーズやゼクス、ノインも登場する。
  • 「五飛が結婚していた」などの設定はこの作品で明らかになったもの。他にもカトルとマグアナック隊との出会いやデュオの名前の由来となったエピソードなども収録されている。彼らのルーツを知りたい方には一読をお勧めしたい。

機動新世紀ガンダムX~UNDER THE MOONLIGHT~

  • 「ガンダムX」の外伝(ただしアニメ本編には本作の設定は全くフィードバックされていない異端的な存在である)作品で本編の9年後の世界が舞台。Gジェネオリジナル機体のガンダムベルフェゴールがリアル等身で登場する作品。続編では無い異端外伝扱いである為ガロードやティファなど、「X」本編に登場する人物は一切登場しない。

機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE

  • 『機動戦士ガンダムSEED』生誕20周年記念「GUNDAM SEED PROJECT ignited」にて発表された外伝作。
  • 『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の間であるC.E.72年、オーブ国際救助隊(ODR)の活動を描く。主人公はタツミ・ホーリ、主役機体はエクリプスガンダム。

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY

  • 「SEED ASTRAY」シリーズの4作目。
  • ユニウスセブン落下後の地球を舞台に、とある事情から地球情勢を見極めに来た火星移住者(マーシャン)のリーダー、アグニスの挫折と定められた人生を打ち破る決意、マーシャン追撃部隊を撃退するまでを描く。「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」とリンクした内容も多い。例として、主人公機デルタアストレイには「ヴォワチュール・リュミエール」が搭載されており、主人公と「STARGAZER」のライバルキャラ、スウェンの対決もある。

機動戦士ガンダム00F

  • ソレスタルビーイングのサポート組織「フェレシュテ」を中心に描く外伝作品、この作品も2シーズン制になっている。
  • ファーストシーズンは本編のファーストシーズンと同じ西暦2307年が舞台で、セカンドシーズンはソレスタルビーイングが活動を再開するまでの空白の4年間が舞台となる。
  • 主人公は悪魔的な頭脳を持つ重犯罪者の経歴を持つ公式曰く「ガンダム史上最悪のパイロット」フォン・スパーク。
  • フォンは知っている人なら知っているが、その後の00外伝はおろかEXAでも登場しては主役を食う程の活躍を見せており賛否が分かれるキャラで有名。
  • 「Gジェネオーバーワールド」のゲスト参戦で、レオス・アロイを演じた縁からか岡本信彦氏がフォン役を演じたが、EXAでの活躍とは裏腹にEXVSシリーズには未だアストレアTYPE-F等の参戦の気配はない。

機動戦士ガンダム00I

  • 「機動戦士ガンダム00」本編ではあまり語られることがなかった、量子演算処理コンピューター「ヴェーダ」が人間を知るためにイノベイターの模して作られた存在イノベイドについてスポットを当てた外伝作品、本編のセカンドシーズンと同じ西暦2312年が舞台である。
  • 00Fの登場人物も引き続き登場するため、00Fの続編的な要素もある。
  • 主人公は人間社会に溶け込んでいるリボンズと同じ塩基配列のイノベイドのレイヴ・レチタティーヴォ。
  • 一応レイヴは主役機である1ガンダムに乗るのだが、レイヴが温厚な人物なのと同じ塩基配列のビサイド・ペインというイノベイドに冥王計画ゼオライマー的な展開で人格を乗っ取られるのでレイヴ自身の戦闘シーンはほとんどない。

機動戦士ガンダム00I 2314

  • 「劇場版機動戦士ガンダム00」の外伝作品。本編と同じ西暦2314年が舞台である。
  • 00F、00Iの登場人物も引き続き登場するため、各作品の続編的な要素もある。
  • 主人公は元人革連の超兵の経歴を持つレオ・ジーク(レナード・ファインズ)。レナードは幼少期の姿で00Pにも登場している。

機動戦士ガンダムAGE トレジャースター

  • 「機動戦士ガンダムAGE」の第1部・フリット編と同じ時代に起った外伝作品。
  • 主人公のダイキ・リュウザキが父親が探している「大いなる翼」を求めて、トレジャースターの一員となる物語。
  • 大いなる翼の正体がタイムマシンで、途中で第3部・キオ編の時代にタイムワープするなど本編の世界観や設定を逸脱した内容のため、非公式外伝と化している。

機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~

  • 「機動戦士ガンダムAGE」の第2部・アセム編から第3部・キオ編の間に起った公式外伝作品。
  • 主人公のウィービック・ランブロが所属している宇宙海賊ビシディアンが活躍する物語だったが、ウィービックは途中で死亡してしまい、その後はキャプテン・アッシュことアセム・アスノが主人公となる。
  • 「機動戦士ガンダムAGE」本編にビシディアンや本作の設定(特に物語の根底をなすEXA-DBの存在)が組み込まれており、キオ編でのアセムの愛機、ガンダムAGE-2ダークハウンドの誕生秘話もある。
  • 単行本ではアニメでは最後まで生存したラーガンが死亡したことで有名な、少年サンデーに掲載されたフリット編の読みきりも付属している。
  • 余談だが、本作だと被弾時に「があああ」とか「ぐううう」みたいな悲鳴が頻繁に出るため、ネタにされることも。

ガンダムビルドファイターズ プラモダイバー キット&ビルト

  • コロコロコミックで連載されていた「ガンダムビルドファイターズ」の外伝作品、作者は河本けもん。
  • 外伝作品だがビルドシリーズのキャラクターは登場しておらず完全に独立した作品になっている。
  • 遊びの天才・天神キットが交通事故で幽霊になってしまった館山ビルドをパートナーにしてガンプラバトルに挑んでいく作品。
  • 主役機体はビルドストライクガンダムがベースのビルトワイバーンガンダム。様々なライバルとの戦いを経て改造され強化されていく。
  • 因みにモブ以外の女性キャラクターが全くおらず、ある意味コロコロらしい作品になっている。

ガンダムビルドダイバーズブレイク

  • 「ガンダムビルドダイバーズ」の公式外伝作品。アニメ前半の事件の中心であったマスダイバーをメインとした物語。主人公はフォース「ZA-∀Z(ザッズ)」のアークとゼン、主人公機はシャイニングガンダムをベースとしたガンダムシャイニングブレイクとG-セルフをベースとしたG-エルス。
  • 「ZA-∀Z」の2人およびその他の主要キャラはアニメにも登場しており、主人公2人には担当声優も付いている。
  • ちなみに、本編では彼らが仲違いするのだが、連載中の時期にアニメで登場した際には仲直りしており、作者がびっくりしたとか。

ガンダムビルドダイバーリゼ

  • 上記の「ブレイク」と同じ作者による「ガンダムビルドダイバーズ」の公式外伝作品2作目で時系列は「Re:RISE」とリンクしている。
  • タイトルにあるELダイバーの少年リゼが主人公、主役機体は「Re:RISE」のヒロトのコアガンダムを模したコアガンダムリゼおよび動物の要素を取り入れた強化形態であるガンダムアニマリゼ。
  • 彼も「Re:RISE」最終話にて一言だけながら声付きで登場している。

機動戦史ガンダム武頼

  • 江戸時代初期に似た世界観に鉄機(本作におけるMSの呼称)による武術大会の戦いを描く作品で、リアルサイズ版「SDガンダム ムシャジェネレーション」といった内容。執筆するのはコミカライズ版「鉄血のオルフェンズ」を手掛けた礒部一真氏。
  • 主人公は如月虎鉄、主役機体は頑駄無武頼。
  • 数あるガンダム作品の中でも特に異彩を放つ本作だが、「ガンダム」が特別な存在である点(頑駄無尊(ガンダムノミコト)という神様の言い伝えがある)や、ガンダム及び主人公側との因縁を窺わせる仮面キャラの登場などいくつかのシリーズお約束要素は本作にもある。

機動絶記ガンダムSEQUEL

  • 『鳥人戦隊ジェットマン』や『仮面ライダー555』などの特撮作品の脚本を担当した井上敏樹が脚本を手掛けるガンダム作品。「ヒーローズ」で配信中、漫画は千明太郎が担当。
  • 井上氏はアニメ脚本家としてもオリジナルから原作付きまで数多くのアニメに関わってきていたがガンダム作品には一度も関わったことが無く、初めてのガンダム作品がまさかの漫画原作ということで驚きの声が多く上がった。因みに連載開始時は現行だった戦隊シリーズの『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のメインライター(というより全話脚本)も担当している。
  • ニュータイプというワードが登場しているので宇宙世紀の遥か先の未来を描いたと思われる本作品。(2022年10月)現在単行本1巻が出てるだけだが、ガンダムどころかモビルスーツすら殆ど出てこない異色作になっている。

機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記

  • 「ヒーローズ」で配信が開始された一年戦争を舞台にしたガンダム漫画。脚本は「Zガンダム」や「SEEDシリーズ」を担当した事もある大野木寛、漫画はジジ&ピンチが担当。
  • 本作の主役は表題にも出ているが原作でグラブロに搭乗していたマッドアングラー隊のフラナガン・ブーンであり、かなりニッチなチョイスの作品である。

機動戦士ガンダム水星の魔女 ヴァナディースハート

  • ヴァナディース事変(PROLOGUEの事件)の5年後の地球を舞台に、機関の生き残りの医師ヴィルダ・ミレンと、その助手の少年キユウ・ラボットの旅を描く外伝作品。作画を『幼女戦記』のコミカライズを担当した東條チカが手掛けている。
  • 主人公機は大型複合武装「虎の手」を持つガンダム・ルブリス・ジウ。


【ゲーム】


機動戦士Zガンダム ホットスクランブル

  • 1986年にファミリーコンピュータで発売された、ガンダムゲームの記念すべき第一号。当時、ナムコに所属していたあるスタッフがZガンダムを視聴して感銘を受け、上層部にZガンダムのゲームを作る直談判をしたが受け入れられなかったのでバンダイに移籍してまで製作したという。
  • 3D&2Dシューティングの二層構成という趣。難易度が異常に高く、敵は戦艦系以外はサイコガンダムも含めて一発当たれば倒せるのだが、弾幕が激しいのと自機であるZガンダムが鈍臭すぎて、敵に当てれない&敵の攻撃は当たりまくる状態だった。当たらなければどうということはないということなのか。
  • 子供たちにテストプレイしてもらった試作版に不満が集まったため製品版に大きな仕様変更が入っている。試作版についてはあるプレゼント企画で配布されたことがあるが、現在は終了しているためオークションでプレミア価格となっている。
  • 機体は敵勢力に関してはほぼ網羅されているが味方はZガンダム1種のみ。また、サイコガンダムmk-IIのMA形態はこのゲームで初披露となった(当時放映していたZZはダブリンに入っていない)。現在でも滅多に使われていないZ本編のOP2曲とEDが収録されている貴重なゲームだったりする。

機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079

  • 1995年にスーパーファミコンで発売されたガンダムゲーム。ジャンルは戦略シミュレーションで原作の『機動戦士ガンダム』をダイジェストにしたストーリーとオリジナルストーリーの二部制で構成されている。
  • オリジナルストーリーのタイトルは『死にゆく者たちへの祈り』。ピクシーを輸送するアルバトロス輸送中隊とそれを狙うウルフ・ガー隊の戦いを描いた物語になっている。
  • ガンダム・ピクシーイフリートの後に外伝作品やゲーム作品で多く登場している2機が初めて出た作品である。またゲームで本格的な一年戦争のオリジナルストーリーを作ろうとしたのも本作が初である(機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINYはこの翌年)。容量の関係で当初想定していたストーリーを全ては描けなったようだが機会があれば是非何らかの形で完全版を見てみたい作品である。

GUNDAM0079 The War For Earth

  • 1996年にPC用ゲームとして発売され、1997年に日本語吹き替えが行われプレイステーション移植版が発売されたガンダムゲーム。下記の通りクソゲーとして非常に有名
  • モビルスーツは当時としては高クオリティのCGで表現され、声優は本編と同じ人間を起用しているが何故かキャラクターは実写しかも殆どがミスキャストとしか思えない外国人を起用。その中でもシャアはガノタの間ではケツアゴシャアと語り草になるほど*3『主人公=プレイヤー自身』という形式をとった為か、カイやリュウやブライトはいるくせにアムロだけ不在。まあハヤトもセイラもいないのだが。
  • 被弾時の音が妙に軽い金属音、下半身がガンタンクになったガンダム(しかもこの形態で地雷原に進入しなければならない)、ガンダムがザクのマシンガンはおろか機銃数発で大爆発したり、ザクに抱きつかれたまま放置すると故障したり、逃げ遅れてMSの爆発に巻き込まれると爆散する程脆い、不意打ちならまだしもブライトからバッジを受け取る場面ですぐに受け取らないとゲームオーバーになる(受け付け時間は何と1秒未満)、ホワイトベースの艦橋の上に居座るシャアの挑発に乗って発射したバズーカが艦橋に直撃しゲームオーバーなど理不尽なゲームオーバー条件が多い、その上「ソア・キャノン」(地上から大気圏外に砲撃出来るジオン軍の大砲。余談だが、空耳で「諏訪キャノン」と聞こえるのがネタにされている)といった中途半端に入ったオリジナル要素など、ガンダムゲームの中でも伝説級の珍ゲームとなっている。
  • 勿論、見ている分は笑えるがプレイする分にはかなりの苦痛を伴うのは言うまでもない(前編QTE(ムービー中にコマンド入力をするタイプ)で選択を間違えるとガンダムが即爆発するから)。プレイヤーは何度もガンダムの首が転がっているゲームオーバー画面を見る羽目になった(バッジを受け取らなかったりガンダムが爆発しなかった場合でもこの画面になる)。

新機動戦記ガンダムW Endless Duel

  • SFCの2D格闘ゲームで、BGMから原作後半をメインにしていると思われるが、前期機体が中心で、後期機体で出るのはウイングガンダムゼロガンダムエピオンヴァイエイトメリクリウスくらい。ネットでエピオンの射撃武器の話題が出た場合の「体から緑色のエネルギー弾を飛ばして~」とは、このゲームの同機のメガスペシャルアタック(いわゆる超必殺技)「スパークウインド」が元ネタである。
  • 格闘ゲームとしての出来は非常によく、ファンからは隠れた名作として知られている。

ガンダムトゥルーオデッセイ〜失われしGの伝説〜

  • PS2で発売されたガンダムゲーム、キャラクターデザインは∀ガンダムのキャラクターデザインも担当した安田朗である。
  • アクションやシミュレーションが多いガンダムゲームでは珍しいRPGタイプのゲームである。
  • 荒廃した世界を舞台にしたオリジナルの作品だが出てくる機体は宇宙世紀中心である(GやWも参戦しているが)。またモビルスーツはSDガンダムのようにデフォルメされており、プラモデルの様に腕部や脚部といったパーツを付け変えることが出来る。

「機動戦士ガンダム 戦場の絆」シリーズ

  • アーケードで稼動しているガンダムゲームの1つで、PODに入りトリガーレバーやペダルでMSを動かす。最終バージョンはRev.4。最低4体4から最高8対8まで対戦可能。1対複数戦が非常に厳しくなっており、例えばガンダム対ザク3機の場合、相当な腕の差が無い限り実質上ガンダム側に勝ち目は無い。その為味方機との声掛けや作戦などの連携が不可欠。その臨場感などからファンも多いが、何分1プレイ(実質2プレイ)500円と非常に高く、3D酔いに弱い人には冗談抜きでプレイ禁止級の肉体的危険が付きまとう。オリジナルという訳では無いが「ハーモニー・オブ・ガンダム」の機体が登場する。
  • 稼働初期は大ヒットを記録しており、1時間以上の待ち時間を記録したり常に店員がついて客の順番を整理したりとさながら遊園地のアトラクションの様になっていた。
  • 稼働初期は一年戦争から0083までの機体が参戦していたが2014年には期間限定ではあるがビルドファイターズシリーズの機体がゲスト参戦したほか、なんとユニコーンシナンジュ等の「ガンダムUC」の機体がZとか逆シャアとかすっ飛ばして正式参戦した。その後Z以降の作品も順次参戦していき最終的にはF91の時代の機体まで参戦していった。参戦作品もテレビシリーズ、映画の映像化作品は勿論の事MSV、ゲーム、漫画作品、『ガンダムセンチネル』や『ブレイジングシャドウ』といった活字作品までEXVSシリーズに引けを取らないほど多くの作品から参戦していた。
  • 大型専用筐体4台+ターミナルという大規模ゲームセンターでなければ設置できない圧倒的な占有率、1プレイ500円という高額なプレイ料金(稼働中期にはクレジットサービスする店も多くなっていたが)や長期稼働による筐体の老朽化などから徐々に稼働店舗を減らしていき、2021年11月末で稼働終了が決定した(同年にはPARTⅡの稼働もありそちらも影響したと思われる)。
  • 2021年7月には2作目の『戦場の絆Ⅱ』が稼働。1作目は2006年に最初の稼働をしており上述しているように筐体の劣化やグラフィックが現役の作品と比べて時代遅れになってしまっていたための新規稼働と思われる。
  • 新型コロナもありゲームセンターの救世主として満を持して稼働したものの、多すぎるバグや課金要素等が叩かれ過疎化してしまい、その結果マッチング出来ずに更に過疎化と悪循環に陥っている。運営も危機感を持ったのかプロデューサーを代えて再スタートしており、これからの巻き返しに期待したい。
  • 絆2からの新企画として連邦の『赤い三巨星』という新機体を導入しているのでひょっとしたらEXVSシリーズにも参戦があるかもしれない。

「機動戦士ガンダム ギレンの野望」シリーズ

  • ガンダムのシミュレーションゲームの一つ。通称ギレン、または野望。Gジェネシリーズが用意されたマップをクリアしていく戦術級シミュレーションなのに対し、本シリーズは内政要素も含んだ戦略級シミュレーションとなっている。プレイヤーは、各組織の総大将となり部隊配備や生産技術、諜報部への投資などを行い地球圏の統一を目指す。本格的な軍事モノのため初心者への敷居は高めだが、コアなファンを数多く獲得している。オリジナルとして初の強化人間という設定の「プロト・ゼロ」や「プロトタイプガンダムMk-II」、IFでガルマが戦死しなければやネオ・ジオンの旗揚げをシャアではなく「キャスバル」として行ったら?という展開等がある。
  • シリーズ1作目のセガサターン版はジョニー・ライデンとシン・マツナガに顔と声が付いた(勿論サンライズ公認)ことも目玉の一つだった。

「ガンダム・ザ・バトルマスター」シリーズ

  • ガンダムの2D格闘ゲームシリーズ。「巨大なロボットを動かしている」をコンセプトとした重量感溢れる挙動が特徴。またロボットである事を活かして1体を複数のパーツに分けて動かしているので動きが非常に滑らかである。
  • 複数のガンダム作品から主役機やライバル機等が登場するのだが、デザインが若干変えられていたり、パイロットに至っては全員オリジナルだったりする上、設定上は「全て同じ時代に作られた機体」という事になっていたりする(そもそも世界設定からして既存のガンダム作品と全く絡んでいない)。また機体サイズはある程度再現されているが、クィン・マンサνガンダムと殆ど同じサイズであったり、殆どの機体の全高がビグ・ザムの膝まである等、あくまで「ある程度」となっている。
  • 本作2にはアッガイが登場するのだが、本作のキャラからの評価はかなり悪い(まずプレイヤーMS選択時にアッガイを選んだ時の主人公の台詞からして「うっ!!アッガイかぁ……」である。他の機体なら例えザクIIでも「悪くないねぇ…」など至って普通。ただしこれはいくつかの台詞からランダムで表示されるためで、それに対しアッガイは専用の台詞が用意されている)。ちなみに性能としてはコンボ能力が桁違いに高いのだが、その他の性能が劣悪なので玄人向けと言わざるを得ないと言った所である。
  • オリジナル機体としてサイコガンダムMk-IIIが登場し、その強さはチートも程々にしろと言いたくなる程。
  • 「SIMPLE2000」シリーズの「Gガンダム」及び「ガンダムW」もこれの系譜に当たるが、パイロットはオリジナルでは無く本来のパイロットが乗っている等違いがある。

「ガンダムバトル」シリーズ

  • ガンダムのアクションゲームシリーズ。通称「ガンバト」。ハードはPSPで操作系統などの類似からか「VS.シリーズ」と比較されることが多い。こちらは対戦よりも「キャンペーン」と呼ばれる作品を追体験できるモードが主。やや大雑把な作りだが、登場機体が非常に多く、最新作「アサルトサヴァイブ」の時点で300を超える。また、アクションに登場していなかった「センチネル」を初め、他アクションゲームには出てこないMSV出典の超マイナー機体も使用可能なのでファンも多い。一応オリジナル機体としてジャイアントアッガイ、ゾック、カプールがいる(サイコガンダムの倍以上のサイズ…)。また、ゲームの仕様上本当なら格闘能力の無い機体でも格闘を行う事が出来たり、SFSに乗れないような機体も乗れるようにしており、中には完全に開き直って無茶苦茶な格闘モーションを持った機体もいる。サイコガンダムのドロップキックやジオングメガライダー搭乗形態などは一見の価値アリ。ガンダムに乗り換えたプレイヤーにトラウマを植え付けたザクレロの圧倒的な強さ、サイコガンダムMk-IIのSPA、ビグロなど特にMAに関するネタでは今でもプレイヤーの間で語り草となっている。
  • 他にもトニーたけざき氏の漫画に登場した超量産型MS「サク」と「SM(サム)」が登場するなど、ネタ方面でも何かと話題がある。
  • 本シリーズのC.E.版といえる「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」も販売。水陸両用機がおらず機体数は少ないが、こちらもNダガーNやワイルドダガーといったマニアックな機体や、おそらく本作でゲーム作品初登場となったパーフェクトストライクガンダムの参戦の他、鈴村健一氏による幻の「デスティニーシルエットを!」の台詞、あからさまに戦隊ヒーローを意識したザクレンジャー、受け継がれてしまったデストロイガンダムのロケットパンチやドロップキックなどこちらもネタに事欠かない。

「ガンダム無双」シリーズ

  • ガンダムのアクションゲームのひとつ。タクティカルアクションで、所謂無双シリーズ(『真・三國無双』『戦国無双』)のガンダム版。1では原作の流れに沿った「オフィシャルモード」と参戦作品が総登場するオリジナルシナリオの「オリジナルモード」、2では「オフィシャルモード」と参戦作品が入り混じったさまざまなシナリオをプレイできる「ミッションモード」が遊べる。3では「オフィシャルモード」はなく、「オリジナルモード」となっている。この作品オリジナル(一応)のMSとして「武者ガンダム」「武者ガンダムMk-II」がいる。また、3では「SDガンダム外伝」から「騎士ガンダム」がリアルバージョンとして登場している。真では1st、Z、逆シャア、UC(宇宙に再び上がるあたりまで)、SEED、DESTENY原作ストーリーをなぞるストーリーモードと2のようなミッションモードが追加された。
  • シリーズを経るごとにムービーのクオリティが上がり、初期の方はMSが人間のような動きをしていたのが新だとMSの質感やダメージ表現がきれいになっていった。

ガンダムウォー-GUNDAMWAR-

  • サンライズ公式としては唯一、ガンダムをモチーフとしたTCG(トレーディングカードゲーム)。
  • 対戦は基本2人で行う。また、特定のテーマで構築されたドラマチックデッキなども発売されていた。和製TCGの中でもプレイ人口はかなり多く、公式大会のほかにもショップ開催による公認大会も数多く行われていた。登場作品もアニメはもちろん、漫画や小説、果てはSDガンダムに至るまでほとんどが網羅されている。
  • 勝敗はお互い国力(山札)を0にした方が勝ちという、所謂ライブラリー・アウトが勝敗の決着という珍しい対戦形式。
  • 初期のカードイラストは設定画が多かったが、現在ではイラストレーターによる書き下ろしがほとんどでありコレクターアイテムとしても人気が高い。
  • コンボのキーとなるような強力なカードのレアリティが高く、ガチで勝つには相当な投資をしなければならないのが欠点。また、本編の先の展開のネタバレが酷い事が一部で非常に有名。最近では機動戦士ガンダムAGEにて本編開始早々UEの正式名称をバラした。
  • 2011年にガンダムウォーネグザに移行し、これまでのカードが実質スタン落ち(使えなくなること)し、価値が暴落したうえ、販売店やユーザーに対するフォローもおざなりだったため、強い反感を持たれた。そしてその結果2012年に幕を閉じた。
  • 単独カードゲームとしては消えたが、現在では「バトルスピリッツ」でガンダムシリーズが参戦している。

機動戦士ガンダム スピリッツ・オブ・ジオン-修羅の双星-

  • 機動戦士ガンダムのアーケード用のガンシューティングゲーム。ザクマシンガン型のコントローラーを使い、連邦軍をなぎ倒すゲーム。マシンガンだけではなく、クラッカーやバズーカも使う事が可能。ヒートホークでの近接戦闘で戦うシーンも。
  • 後にマイナーチェンジ版である『機動戦士ガンダム スピリッツ・オブ・ジオン-戦士の記憶-』が稼働。
  • 主人公はカート・ラズウェル中尉(1Pキャラ)とロビン・ブラッドジョー中尉(2Pキャラ)のジオン軍の二人組のパイロット。北米降下作戦の活躍を評価され「修羅の双星」という二つ名で呼ばれる。最初はザクIIだが、途中から専用カラーの高機動型ザクII(カート機は赤、ロビン機は青)に乗り換える。
  • 「ファースト」からはシャア(声なし)、ドズル、アムロ(ラスボス)の他に、「0083」の不死身の第四小隊、「宇宙、閃光の果てに…」のフォルドとルース(最終ステージの中ボス)がゲスト出演している。プレイ次第ではNT-1アレックスやガンダム試作1号機と戦う事も。(勿論、こちらの機体はザク)
  • 修羅の双星はガンダム(陸戦型ガンダムは例外)をなんと4機(本作のオリジナルキャラが搭乗するクソマシーンプロトタイプガンダム(ステージ1のボス)とフルアーマーガンダム(ステージ3のボス)、ガンダム4号機と5号機)も撃墜している。だが、さすがにアムロには勝てなかった…(ただし『戦士の記憶』では条件次第で…)
  • ボス戦では条件を満たすと、二機が繰り出す必殺技が発動。演出はド派手だが、なぜか『北斗の拳』チック。

ガンダムブレイカー

  • お台場にあるダイバーシティ東京。1/1ガンダム立像が見下ろす先では、今まさにガンダムイベントとしては最大級の規模となる「ガンダムグレートフロント」が開催されようとしていた。
  • ありそうで無かった「ガンプラ」を題材としたゲーム作品。プレイヤーはミッション中に手に入れたり、ショップで購入したパーツを組み立ててオリジナルのガンプラを作り、自分のオリジナルのガンプラで仲間と共にVRの世界を戦い抜く。
  • プレイヤーが使えるガンプラは1/144のHG(ハイグレード)と1/100のMG(マスターグレード)の2種。基本的にコスト内であれば組み合わせは自由であり、HGのボディにMGの腕をくっつけるといった魔改造も可能。
  • 本作は収録機体が少なく、頭部だけのガンタンク、何故か足だけのヴァーチェとかパーツだけの機体も多いのだが、敵機はパーツを組み合わされて参戦していない機体を再現した機体がいたりする。
  • そしてPVにやたらと気合が入っていることにも有名であり、カミーユ&ハマーン様、キラ&シン、ジュドー&ルー&ビーチャ&エルがしゃべるPVが作られている。高圧的に「皆様」というハマーン様、二人仲良くゲームに興じるキラとシンなど、他では見られないものが見られる。
  • 本作はソロプレイのさいの僚機はオンラインでプレイヤーと協力しているという設定で、ビジュアルはない。声はあり、「回復してください」「死んだ!(やられた時の台詞)」など妙にリアルさを感じさせる。

ガンダムブレイカー2

  • 上記のガンダムブレイカーの続編が満を持して登場。
  • 前作の不満点だった武装間バランスや、登場機体の少なさと一部パーツしか登場しない機体の水増し、高レア度パーツ集めのための周回プレイ、ペイント箇所の少なさ等の改善が幅広く行われており、全パーツが揃っている機体だけでも100機体超えとボリュームも増している。
    また、ストーリーの難易度も、ソロプレイでもクリアできるレベルとなっており、ソロでストーリーをクリアして、チームでパーツ収集や、今作から育成システムとなったパーツの強化を行う事も可能。
  • ストーリーモードも追加されており、ムービー内には自分の機体も反映されるため、シリアスな場面でおかしな機体を作ってムービーを愉快なことにするのも一興。
  • 今回のガンダムキャラが出るPVは一つだが、ロランとギンガナムのものとなっており、原作ネタから前作の自虐ネタまで使用された非常に濃い内容になっている。
  • ちなみに、このPVの収録の時は丁度∀のブルーレイ特典のオーディオコメンタリーを録ったばかりだったので、ロランもギンガナムがすごい気合の入った声を聞かせてくれ、ギンガナムだけでなく、ロランも全力で叫ぶという珍しいものも見られる。
  • あと今回の店員はことぶきつかさ氏がキャラデザを務めたセクシーなお姉さん。
  • 逆に本作は前作のようにザクにランチャーストライクのパーツを使って参戦していないガナーザクの再現をしたり、様々な期待を組み合わせて作った機体が存在せず、すべて何もカスタマイズされていない機体なのでさみしいかもしれない、と思いきや、DLCのガンダムDXの配信ステージでGビットを再現した機体が登場した。
  • さらに、本作では武器は発展させるもの(GNソード→GNソード3→GNソード5のような感じ)で同じパーツの複数所持は出来ないのでいちいち武器を用意するのが面倒だったりする。
  • また、本作の登場するウイングガンダム系の機体を使う兄貴分「カレヴィ」がおり、途中でウイングガンダムプロトタイプゼロに乗り換えるのだが、その時期から「仕方ねぇんだ!」という台詞をやたらと連呼するため、プレイヤーの印象に強く残りやすく一部ではカルト的な人気を誇った。

ガンダムブレイカー3

  • ついにブレイカーも3が登場。今回のストーリーはビルドファイターズのような(同一世界ではない)世界で、寂れた商店街に人を集めるため、ゲーセンで遊んでいた主人公(あなた)はヒロインの僧侶ガンタン…ではなくミサに誘われ、どう見ても騎士ガンダムなロボ太との3人で共に世界大会を目指す…という王道ホビーアニメ的なストーリーに。
  • 対戦要素の要望が多かったのかは不明だが全国のプレイヤーがアップロードした機体と戦うことが出来るように。
  • 機体も入手が大幅に楽になり、さらにパーツを複数所持できるようになったので、一つのパーツでも「格闘戦用と砲撃用」のように別々に用意できるようになった。
  • また、月光蝶やクアンタムバーストのようなパーツ固有の必殺技も何度も使えば制限がアンロックされるので、「ゴッドフィンガーを使うビルドバーニング」「月光蝶ですべてを破壊するクアンタ」といったこともでき、性能の格差が減り「俺ガンプラ」の差別化に成功している。
  • 本作では参戦機体の大幅な増加はない代わりに新要素「ビルダーズパーツ」が登場。ビットや大剣、GNドライヴを増設したり、V字アンテナや指揮官アンテナなどのアクセントパーツなどが登場し、性能だけではなく見た目も大きく変化出来るように。
  • 前作と異なり、最初からすべての機体でカスタムできるが、その分数値的強さに差はなく、しっかりとパーツを強化しないと火力が出ず、敵が固い印象を受ける事も。
  • 他にも、風雲再起やボール(有料DLC)などの人型ではない機体も追加され、ボールに至っては頭、胴体、足それぞれに配置できるため、やろうと思えばボールを団子のように三つ重ねることだってできる。ボール三兄弟。また、有料DLCを全部買うと5500と新作ソフト並みの価格であり賛否を呼んだ。
  • とはいえ、追加機体は23機(それに加えて僚機SD用の一機の24機)に新規ビルダーズパーツと強化アイテムに新作ストーリーとステージとボリュームはあるので、個人が判断するところだろう。
  • 今回のPV担当はアムロとシャアで、二人が初代から逆シャア、UCのネタを拾って全力で笑わせに(彼らは真剣に)来ている。
  • 廉価版とDL販売限定のDLC全部入りセット発売決定記念ではバナージとマリーダさんが二人でUCの感動をぶち壊しに来た。

Newガンダムブレイカー

  • ブレイカーシリーズの新作。開発元も変わり世界観も一新された。
    • …なのだが、発売前に「アップデートにて動作を改善する」と発表されるほどゲームの処理落ち、ラグが多い、バトル中に自分のパーツが吹っ飛ばされて敵のパーツを装着する…という「俺の作ったガンプラで戦う」というシリーズコンセプトと真っ向から反する新システム、ガンプラバトルの学校なのに独自ルールでの対戦が蔓延っている、お粗末なストーリー、「その台詞、ヤタノカガミでお返しする」を初めとした寒い言葉選び、νのフィン・ファンネルが逆向きに展開する、そもそも初期収録機体が前作より少ない…とほぼ全てが3より劣化しており、前作3より中古、新品価格が安い、買取りを拒否している店舗が存在している、などという事態が起きてしまった。
    • DLCは途中で打ち切られ、同時期の新作「ビルドダイバーズ」の主役機はとうとう登場しなかった。
  • 豪華版にはビルドシリーズや過去作の主題歌のサウンドエディション、クリアカラーのAGE-2マグナムが付属していたが、ガンダムベースにて色味は違うもののクリアカラーのマグナムが発売された。
  • PVにはカミーユ、ファ、エマさん、レコアの4人が登場。
  • こんな出来だがヒロインの一人を演じられた声優さんが声優アワードで受賞した際には出演作の一つとしてチラッと本作の映像が映ったとか。

ガンダムブレイカーモバイル

  • 「new」が筆舌に尽くしがたい作品だったのでシリーズ存亡の危機にあったがスマホアプリとして登場。
  • スマホのため前作までと操作が簡略化され、オートバトルの導入がなされた。
  • 新しくAIなるものも登場し、付けると機体性能の向上、歴代作品のキャラがしゃべるようになっている。
  • カラーリングも入手したパーツのプリセットが用意されており、色の統一感が出せるになっている。これまでのような自由な塗装は今後実装とのこと。
  • 本作用に新機体もいくつか用意されており、「ガンダムアルテミス(デスティニーガンダムガンダムXのミキシングビルドの機体)」もその一つで格好いいオープニングアニメも作られている。
  • スマホゲーらしくガチャもあり、武器やパーツがランダムに出るようになっている。一応これまで通り倒した敵からパーツを入手したり、引換券などでパーツを入手できるがガチャ産の方が性能が高い。
  • また、ファントムやヤークトアルケーなど当時実際には発売されていない機体も登場している。
  • 前述のAIにはアムロやフリット、ベルリといった定番枠はもちろんデカルト・シャーマン(映画00)のような現状上記の実装はまず無理そうなキャラクターも存在している。おそらくGジェネなどからの流用と思われる。
  • PVではWの5人とリリーナ、ドクターJが出ている。PVでは五飛が「スマホでガンブレなんて求めていないかもしれん」「初期機体数が少ない」「自由に色を塗らせろ」などぶっちゃけたり、カトルがアムロの台詞を言う、ヒイロがリリーナのスマホを破壊しガチャで爆死(目当てのものが出ない)する、歴代作品を「機体数が少ない(1)」「機体は増えたがステージが少ない(2)」「お供が来たが敵が固い(3)」「強制的にカスタムさせられる(new)」とぶっちゃける、ドクターが課金し過ぎないように繰り返し注意するなどやりたい放題になっている。
  • アップデートにて自由なカラーリングを初め、だいぶ遊びやすくなった。とはいえ現状ビルダーズパーツがないのでビルド面では「2」の進化といった感じか。
  • 「ビルドダイバーズRe:RISE」との連動で本作で制作した機体を応募された機体が最終回に登場し、短いながらも大活躍をした。今後も新作でまたキャンペーンが行われる可能性もあるので手を出してみるのもありかも。
  • また高レア機体の特殊武装の演出もどんどん派手になっており、ウイングゼロTV版の暴走カトルがコロニーを消し飛ばすシーンの再現(消滅するコロニーまで再現)、アリオスがトランザムしプトレマイオス2に乗り込み砲撃、相手と剣戟を始める福岡νガンダムなど本作ならではの演出も用意された。
  • 現在ではサービス終了済み。

ガンダムトライエイジ

  • フラットパネルリーダーにカードを読み込ませカードを直接動かして遊ぶタイプのカードゲームで、ガンダムAGEの放送と同時期に稼働開始した。1プレイ100円。
  • 3枚のモビルスーツカードとパイロットカードを読み込ませ、相手にモビルスーツカードを重ね、攻撃を行うゲーム。AGEやビルドファイターズ、鉄血など新作アニメ作品と連動が図られており、多くのモビルスーツやキャラクターが排出されるようになっており、また最新話をイメージしたミッションが配信されることも。専用のICカードを使ってデータを保存し、戦績を記録しハイスコアを競ったり、同じ店で他のプレイヤーと対戦することもできる。
  • カードにはそれぞれスキルが用意されており、様々な機体とパイロット、チームの組み合わせを行う楽しさがある。
  • また、モビルスーツにはそれぞれ必殺技が用意されおり、戦況を変えるのはもちろん、弾が進むごとにどんどん演出がド派手なになっていき、見る楽しさも与えてくれる。必殺技にはそれぞれ独自の名前が用意されており、ダンボールな戦記の必殺ファンクションめいたものから原作を踏まえており評価が高いものと分かれている。
  • さらにカードの裏面にはMSのスペックだったりパイロットのプロフィールのほか、そのMS、パイロットに関する証言が書かれているのでノーマルカードでも裏面の解説を見る楽しみがある。初期はモブ視点だったがデュナメスのコメントをするライル、デビルガンダムについてコメントする他作品キャラなどメインキャラがするコメントなど。
  • さらにトライエイジオリジナル機体が用意されており、最初は色違い程度だったが本家のメカデザインを行った大河原先生や明貴美加氏を呼んだりと、本格的にオリジナル機体が登場した。かのトライオンIIIのベースとなったトライオンやチャンプの愛機、ガンダムTRYAGEもここで生まれた。
  • 問題点はこの手のカードゲームにはよくあることだが、高レアカードと低レアカードの能力の差が激しく、ガチでやりこむにはかなりの出費を覚悟しなくてはならず、メインターゲットの子供にやさしくない所。また、本作はシリーズオールスター作品なのだが機体の参戦の偏りが多い。名前を冠しておりアニメと同時に稼働したAGEはともかく、ジオン系の機体はやたらと出ているのに連邦系はなかなか参戦が遅く少なかったり、0弾から刹那とダブルオーガンダムは参戦しているのにダブルオーライザーと他のマイスター(2期)は出るのに4年くらいかかるなど。
  • 3DSにて移植版が出たがビルドファイターズ最終段の一個前で中途半端なこと、カード裏の解説が見れないのが難点。
  • アニメ「ビルドダイバーズ Re:Rise」でチャンピオンであるクジョウ・キョウヤの愛機として本作周年記念機体である「トライエイジガンダム」がキョウヤカラーとなる「トライエイジガンダムマグナム」として登場。設定面で「トライエイジシステム」というシステムが搭載されている。
  • 今なお稼働し続けているガンダムゲームではEXVSシリーズと並んでかなりの年数経っているが、長年触れられることはなかったが、ダイバーズのキョウヤには本作で遊んでいるという設定があり、さらに最終回にゲーム画面が登場することに。
  • EXVSシリーズよりセシアが愛機と共に参戦した。レオスはいない。
  • しかし、基盤の老朽化が原因か、2021年5月31日をもってサービスを終了することが発表された。稼働期間はおよそ9年と異例の長さであり、大往生を遂げたと言える。
  • 稼働終了数年後公式ホームページが削除されてしまった。

UCカードビルダー

  • かつて人気を博したがサービス終了した「ガンダムカードビルダー」の後継として誕生した。開発は前作のセガではなくバンダイナムコVSTGプロジェクト×フロムソフトウェア。
  • ……なのだが、お粗末なゲームバランス、他のゲームに比べて割高な値段設定、タッチパネルが反応しない・誤作動しまくり、排出されるカードが滅茶苦茶詰まりやすくしょっちゅう店員さんを呼ばなくてはならない、第3弾ではもう第1弾のカードの絵違いを収録(しかも新規カードは再録の1/3)などろくでもない要素の塊で、おまけに筐体代もかなり高くこれを購入したばっかりに閉店に追い込まれたゲームセンターも存在するほど。
  • そのため2年くらいでサービス終了となった。
  • ちなみにキャラとMSのセットのスターターセットが販売されていたが、内容はファとメタス、カツとネモという物凄くコメントに困るラインナップだった。

ガンダムアーセナルベース

  • 物理カードを読み込ませてバトルを行う戦略アーケードゲーム。MSとパイロットの2種が存在する。
  • トライエイジと異なりフラットパネル式からタッチパネル式になっており、3on3から5on5になっており、キャラクターボイスも実装されている。
  • 以前速攻で消えた「UCカードビルダー」と違いオールスターもので、これを買えば最初から編成が組めるスターターデッキも販売されており、SEEDからは初期GAT5機とそれぞれのパイロット、フリーダム、ジャスティス、プロヴィデンス、デュエル、バスターと各パイロット、鉄血からはバルバトス(第4)、グシオンリベイク、グレイズ改二、シュヴァルベグレイズマクギリス機、ガエリオ機とちゃんとしたラインナップになっている。
  • EXVS2OBではコラボキャンペーンも開催され、(何故か)EXVS2OB原作となっているエクプロおよびアマギ・サイが出場した。

ガンダムトライヴ

  • モバゲーで配信しているシミュレーションゲーム。
  • 全シリーズからMS、キャラクターが登場するゲームでこの手のゲームにしては珍しくリアル等身である。また最大の特徴はステータスのインフレ。
  • 初期の最高レアの最大HPが361472なのに編集当時の最新機体の最大HPが1417802601238という小学生でも考えないような数値になっており、スキルにはHP最大値・攻撃力[2000垓%]アップとかいう笑うか困惑するかどっちかの数値に到達している。
  • 2023年7月末に桁が「那由他(10の60乗)」に到達した。今後もどこまで桁がインフレするかとサーバーがどこまで保つかが一部から注目されている。

ガンダムエヴォリューション

  • 2022年9月からサービス開始した6on6のTFPS。通称「ガンエボ」。3つのゲームルールで遊ぶことが出来る。
  • いろんな歴代作品からMSが登場しているのだが、SEED系から最初に参戦が発表されたのがストライクでもフリーダムでもインパルスでもなくまさかのドムトルーパー?であり話題になった。
  • ただ、特に海外で発展が著しいTFPSゲームにおいて、モデリング他社作品の流用で安っぽい・着水しただけで自滅扱い・格闘武器しか持っていないバルバトス*4…など、「別にガンダムでなくてもいい」という意見が多いなど運営の舵取りはかなり不安定。
    • 開始から1年程度の2023年11月30日でサービス終了が決定した。

機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE

  • 2021年11月にサービスがスタートしたスマートフォン向けアプリゲーム。宇宙世紀を題材にしており初代からVまでのキャラや機体が参戦している。
  • リアル頭身のモビルスーツ・キャラクターを配置して簡単操作・オートバトルで進めていく6対6のシミュレーションバトル形式の作品。合間にはアニメやアドベンチャーパートも入っており過去作品のダイジェストやこのアプリのためだけに新規に書かれたアニメやシナリオを楽しむ事が出来る。
  • 特に特筆すべきは初の映像化された「ムーンガンダム」と完全新作のペッシェ・モンターニュのストーリー、そして1stや逆シャアの当時の作画を再現した新作アニメ。
  • 一年戦争から始まるペッシェ・モンターニュのストーリーは完全新作ながら既存のキャラクターたちも多く登場しており過去作のファンも楽しめる作りになっている。このストーリーでは新規MS「エンゲージゼロ」が登場しており「アーセナルベース」には既に参戦しているのでVSシリーズでの参戦も十分考えられるだろう。
  • 宇宙世紀限定だが新規を呼び込むきっかけとしてか「水星の魔女」からスレッタとエアリアルがゲスト参戦した。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント

  • 2019年に発表され、2022年11より配信開始したスマートフォンアプリ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG』のメインコンテンツとなっている外伝作品。キャラ・メカデザインや作中のアニメパート等を本編のスタッフが手掛けている。2022年4月より放送された特別編にて序盤のアニメパートが先行して放映された。
  • 2023年11月7日に、翌年1月11日をもってのアプリ版のサービス終了と、本作が純粋なアニメ作品として再始動する事が発表された。
  • 主人公は金星のスペースコロニー、ラドニッツァの管理会社の若き経営者ウィスタリオ・アファム、主人公機はコロニー内に保管されていたガンダム・端白星。


【その他・複数メディア】

ガイア・ギア(小説)

  • 富野監督が執筆した小説とした「閃光のハサウェイ」より後、宇宙世紀200年代が舞台。主役はシャアのメモリークローン、アフランシで搭乗機体はガイアギアα。マンハンター部隊「マハ」と対抗組織「メタトロン」の戦いを描く。本作の登場兵器は一部を除いてMSでは無くMM(マンマシーン)と呼ばれ、戦闘描写も「閃光の~」に続いてビームバリアやファンネルミサイルが多用された。「閃光のハサウェイ」とは異なり、同作は宇宙世紀の歴史年表には含まれない作品で、現在は絶版となっている。また、富野氏の「この作品はなかった事にしてほしい」という意向により、再販も行われていない。故にゲームシリーズには全く登場していない。
  • 1992年には文化放送開局40周年記念企画としてラジオドラマ化されたが、これを収録したCDも現在絶版となっている。
  • 小説以外での書籍での登場は、カトキハジメが描いたイラスト集「GUNDAM FIX」に登場しているが登場したのは初版のみであり、第2版以降の再販版では削除されている。
  • ∀ガンダムで黒歴史と言う言葉を生んだ富野氏だが、本作はまさしく氏の黒歴史である。

機動戦士ガンダムF90(漫画、プラモデル企画)

  • 「F91」本編の3年前を描いた作品で、フォーミュラ計画の最初のストーリー。主人公はデフ・スタリオンで、主役機はフォーミュラー計画の最初のMSガンダムF90。1号機と2号機があったが、2号機は火星に逃げ延びたジオン残党が結成した組織オールズモビル(火星独立ジオン軍)に奪われる。今までガンダムシリーズでは地球以外の他惑星は木星ぐらいしか出なかったが、本作は火星が基本戦場になる。アクションには「機動戦士ガンダム クライマックスU.C.」と「ガンダム メモリーズ ~戦いの記憶~」に参戦している(「クライマックスU.C.」は「機動戦士ガンダムF91」扱い)。また、「スーパーロボット大戦α」にF90の1号機が隠し機体として登場している。なお、F90は換装で有名な後輩を遥かに超える、素体状態を入れて27形態がある(設定すらほとんど謎の形態も多いが)。初代のジョブ・ジョンがフォーミュラ計画の責任者として登場し、読んだ人を驚かせた。

機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91(漫画、プラモデル企画)

  • 「F91」本編の2週間前を描いた作品。主人公はトキオ・ランドールで主役機はシルエットガンダムとネオ・ガンダム2号機。地球連邦軍とクロスボーン・バンガードの陰謀に巻き込まれる形になる。また、ネオ・ジオンの残党(「袖付き」とは異なる別勢力)も登場する。
  • ガンダム世界において2号機は敵に奪取されるのが通例だが、主人公が奪取するのは本作ぐらいである。
  • 本作はトキオが主人公の作品である「シルエットガンダム編」の他に未単行本化の「クラスターガンダム編」があり、シルエットガンダム編も漫画版と小説版では内容が大きく異なる。Gジェネでもいくつかの作品で収録されているが、全て漫画版のシナリオが使用されており、現在の公式設定は漫画版のようである。

新機動戦記ガンダムW BLIND TARGET(ラジオドラマ、漫画、ドラマCD)

  • 「BATTLEFIELD OF PACIFIST」と同じく本編と「Endless Waltz」の間に起こったガンダムパイロットとホワイトファング残党、その背後にちらつく武器商人との戦いを描く。「林原めぐみのTokyo Boogie Night」内で放送された外伝作品である。全2巻でドラマCD化され、あさぎ桜氏によって漫画化もされている。
  • ラジオドラマというメディアとしての特性上人物同士のドラマと駆け引きに主体を置いており、モビルスーツは基本的に登場しないというガンダムシリーズとしては異色の作品。

新機動戦記ガンダムW外伝 ~右手に鎌を左手に君を~(小説)

  • デュオを主人公にしたガンダムWの外伝作品。著者は皆川ゆか氏。女装してリリーナを名乗るヒイロ(任務のために修道女に変装して潜入していた)、ゼロを何とか乗りこなすデュオなどなかなかレアな描写がある作品。
  • ただし時系列的に本編と整合性がとれていないため、パラレルワールド的な扱いとなっている。

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop(小説)

  • 「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」より数十年後を描いた作品。著者は『W』シリーズの構成、脚本を担当した隅沢克之氏。
  • 舞台はテラフォーミングが完了した火星。ヒイロとリリーナがコールドスリープしてたり、デュオがヒルデと結婚してたりと色々と衝撃的な作品でもある。
  • かつて「もう誰も殺さない」と誓ったヒイロに与えられた任務は、地球圏にとって最大の敵となったリリーナ・ピースクラフトの抹殺だった。

機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles(ゲーム、小説、漫画)

  • プレイヤーは連邦・ジオン共に世界中を飛び回るMS小隊の隊長となり味方機にフォーメーションの指示を出しながらミッションをクリアしていく内容で、主に一年戦争中期からデラーズフリートのトリントン基地襲撃事件までの間に戦場を転々とし、作戦を遂行して行く。
  • ガンダムゲームとしては初めてオペレーターとの恋愛要素(後にも先にもこれだけだが)やMSの爆発にダメージ判定が導入されたりした。
  • ちなみに一部のオペレーター達は後のゲームにも顔アリや声だけで出演している。
  • 「G GENERATION」シリーズに参戦した際のシナリオは夏元雅人氏による「撃つなラリー!!」で有名な漫画版がベースになっている。それに対し小説版は漫画版ともゲームとも異なる。

機動戦士ガンダム戦記(ゲーム、漫画)

  • PS3で発売されたガンダム戦記シリーズの一つ
  • タイトルはLost War Chroniclesと同じガンダム戦記だが、話は全く繋がっていない、共通点はMS小隊の隊長(連邦のプレイヤーはジオン軍残党狩り部隊ファントム・スイープ、ジオン残党軍はインビジブル・ナイツ)となりフォーメーションの指示を出しながらミッションを攻略していく部分ぐらい。
  • 時間軸は一年戦争中ではなく一年戦争終結後の0081、ニューヤークが再開発されているなど一年戦争の被害から徐々に復興している様子が見れる。
  • 連邦はガンダム7号機とRX-81ジーライン(カトキハジメ氏によるリファインデザイン)、ジオン側はイフリート・ナハトなどの新新機体が実装された。
  • 戦記シリーズとしては初めてオンラインによる対戦と協力プレイが実装されたが、一部機体(なんとRX-78-2を含む)はオンラインに繋がないと入手不可となっているなど、オフラインプレイヤーには若干厳しい内容。
  • そして有料DLCでは0081時点ではオーバーテクノロジーな機体が入手可能、デラーズ紛争時の試作1号機や2号機(MLRS)はまだしも、8年後のグリプス戦役時の機体も入手可能。

機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…(ゲーム、小説、漫画)

  • 元々はPS2用の3Dアクション「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」のサイドストーリーだったが、後にノベライズやコミカライズによって一作品として独立したもの。設定のみ存在していたガンダム4号機およびガンダム5号機が初めてデザインされ、ホワイトベースの同型艦でペガサス級強襲揚陸艦「サラブレッド」の艦載機としてゲームに出演した。
  • 上記の「Lost War Chronicles」と同じく夏元氏による漫画版がある。設定が一部リンクしているほか、本作も「G GENERATION」シリーズに参戦した際のシナリオは漫画版がベースになっている。

機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy(ゲーム、漫画)

  • 「機動戦士ガンダム バトルオペレーション2」をベースに1人プレイのオフライン専用として配信発売された作品。1つのチャプターごとに『OP→ゲーム部分→ED→次回予告』(「サクラ大戦」と言えば分る人には分かるはず)の流れになっている。
  • 漫画は「ガンダムエース」で2022年2月から連載されており、作者は高木秀栄。
  • 舞台はジオンの女性だけで構成されている「ノイジー・フェアリー隊」。そこに配属されたアルマ・シュティルナーを主役に彼女達の地球での戦いを描いたシナリオになっている。
  • 登場するモビルスーツは既存のMS(ケンプファー、イフリート、ピクシー等)をカッコ良く専用機にしたものが多く、またペイルライダーシリーズの残り2機のブラックライダー、ホワイトライダーも登場しており(ゲームではパイロットは声だけだが、漫画版では姿が描かれており、名前も設定されている)、今後EXVSシリーズのようなオールスターものにはどんどん登場して欲しい作品である。
  • スタンダード、またはデラックスエディションの購入特典、一定条件を満たした本作のセーブデータをバトルオペレーション2へ連動しないと、バトルオペレーション2側で絶対に使えない機体(ガチャの排出対象外)が存在しており、本作の批判点となる部分である。

機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS(漫画、小説、ジオラマ)

  • 「SEED ASTRAY」シリーズの5作目。
  • 東南アジアを舞台にした連合、ザフト、ゲリラの3つ巴の争いから第4軍の結成・殲滅、前述3勢力が和平に至るまでを、ゲリラの少年トロヤの成長を通して描かれている。主人公機として第4のアストレイ、グリーンフレームが初登場する。

機動戦士ガンダム00P(小説、ジオラマ)

  • 「機動戦士ガンダム00」本編の過去が舞台の外伝作品で、本編と同じように2シーズン制になっている
  • ファーストシーズンは本編から15年前の西暦2292年、本編でも少し触れた太陽光紛争が勃発している時代が舞台、本編に登場するガンダムのプロトタイプに当たる第二世代ガンダムの開発史に加えてソレスタルビーイングの理念と現実の狭間で苦悩する当時の若きガンダムマイスターたちを描く物語。
  • セカンドシーズンは太陽光紛争終戦後の西暦2302年が舞台、新たなメンバーのスカウトや本編に登場する第三世代ガンダムの開発など武力介入の準備を本格的に進めているソレスタルビーイングと組織の内部に潜む新たな敵との抗争を描く物語。

機動戦士ガンダム00N(模型企画)

  • 「機動戦士ガンダム00」の世界で起きた出来事や事件などを本編と外伝の登場人物が書いた書籍やレポートなどから引用する形をとり、00の世界観を深く掘り下げることによって本編を新しい面で知ることができる、模型、CG、セル画、イラストから成るフォトストーリー。ミリタリー要素が他の00外伝作品と比べて強いのが特徴

機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Build(舞台演劇)

  • 2019年2月に開演した『機動戦士ガンダム00』のファーストシーズンを基にした舞台演劇。
  • アニメとの違いはラスボスはアレハンドロではなく(初めから存在しないかのような進み方となっている)サーシェスであり、ロックオン(ニール)、クリスが生き残る代わりにサーシェスが死ぬ展開となる
    • サーシェスの搭乗機もスローネツヴァイを強奪するのではなく、演劇オリジナルのスローネフィーアに搭乗する。

機動戦士ガンダム00 -破壊による覚醒-Re:(in)nobvation(舞台演劇)

  • 2022年2月に開演した『機動戦士ガンダム00』のセカンドシーズンを基にした舞台演劇。
  • アニメとの違いは演劇オリジナルのイノベイドであるイース・イースター、エクシアデュナメスキュリオスヴァーチェのコピー機「Iガンダム(00Pに登場した1ガンダムではない)」シリーズが登場する事。ニールが生き残ったため、ライルの存在が語られる事なく進んでいる事である。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼(小説、漫画、ジオラマ)

  • 「鉄血のオルフェンズ」の月およびその周辺を舞台とした外伝作品。
  • 主人公は義手と義眼を持つ傭兵の少年アルジ・ミラージ、主人公機は相棒である没落貴族のヴォルコ・ウォーレンの家宝であるガンダム・アスタロト。

機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ(小説)

  • お笑い芸人インパルスの板倉俊之が執筆した宇宙世紀ガンダムの小説。キャラクターデザインは美樹本晴彦、メカニックデザインは瀧川虚至が担当し「ガンダムエース」で連載されていた。一般的にタレントと呼ばれる有名人が書いた初のガンダム作品である。
  • ストーリーは本格的な外伝作品でサイド7でジオンの襲撃により両親を亡くし復讐に燃える主人公カイン・ラグナードが地球連邦軍特殊部隊「シャドウズ」に入隊してジオンの残党と戦う物語である。
  • 板倉氏はガンダム好きで知られており、「戦場の絆」の番組MCに抜擢されるほどのヘビーユーザーである。その縁もあってか(はたまた参戦企画が先に在りきか)今作の機体が「絆Ⅰ」にも参戦している。ただ「Gジェネ」や「VSシリーズ」等の他のオールスター作品にはまったく参戦しておらず今後の参戦が待ち望まれる。

ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに(小説、漫画、模型企画)

  • 宇宙世紀0084年からグリプス戦役終結までをティターンズのMS実験小隊(ティターンズ・テストチーム、通称T3部隊)の視点で描いた物語。主人公はエリアルド・ハンター中尉、主人公機はガンダムTR-1ヘイズル。
  • エリアルドのティターンズ入隊からグリプス戦役終結までの足取りを描く「T3部隊編」と、戦後にエリアルドが戦犯として逮捕され、軍事裁判で彼を無罪にするべく、地球連邦軍所属の法務官コンラッド・モリス少佐が奔走する姿を中心に描く「法廷編」が、交互に語られる形式で物語が進んでいく。
  • テスト部隊という事でZガンダム本編でティターンズに配備される機体の試作兵器が多数配備され、運用データの収集だけでなく、登場するTRシリーズを始めとした新兵器を活用した戦術考案など戦技研究所のような役割も持っている。
  • 小説版と漫画版があり、小説版の作者は警察小説で有名な人気作家の今野敏である。漫画版ではオリジナルのキャラクターやシナリオなどが追加されているが物語の大筋は小説版に準拠しており、T3部隊編のみが描かれる。
  • Zガンダム本編では横暴で過激な集団のように描かれ、イメージの悪かったティターンズだが、そんな上層部に振り回され苦悩しつつも、誇りを持って戦い続けたティターンズ一般兵士の物語である本作によって、ジオン軍サイドほどではないものの再評価されつつある。
  • ただし、Gジェネ等のゲーム作品では機体のみの登場となっていたりしており、センチネルのように権利関係が複雑なのではないかと思われる。

ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者(小説、模型企画)

  • 「機動戦士Ζガンダム」の世界観をベースにした外伝作品。主人公はヴァン・アシリアイノ。主人公機はジム改 [ワグテイル]→ガンダム[ケストレル]。
  • 30バンチ事件の証拠映像を偶然手に入れた事からティターンズに排除されかけたため、エゥーゴに入りティターンズの打倒を描く物語。
  • Ζガンダム本編と同等、またはそれ以上にティターンズの横暴さが描写され、人殺しを楽しむだけに戦うユーイン・バーダーや、ティターンズが壊滅に追い込まれた事で「ジャミトフ閣下の遺命だ!」と言って地球全土への核攻撃を行おうとするニシザワの存在などが描かれている。

機動戦士ガンダム Twilight AXIS(Web小説、Webアニメ、漫画)

  • 『機動戦士ガンダムUC』後の世界観をベースにした作品。主人公はアルレット・アルマージュ。
  • サイコフレームの謎を解明すべく、サイコフレームの未知の現象が起こった全ての発端の地であるアクシズに調査に向かった部隊が、謎のMSガンダムAN-01“トリスタン”に強襲を受けた事から始まる。
  • 物語の中で、マイッツァー・ロナの名が出てくるなど『F91』との繋がりも出てきている。
  • 2017年6月からアニメ化が決定され、一部Webサイトにて独占配信されている。ただこのアニメは大部分が端折られており、あまり評判は良くない。
  • 漫画版は「月間ヤングマガジン」で連載されていた。単行本全3巻で作者は蒔島梓。

模型戦士ガンプラビルダーズJ(小説、模型企画)

  • 「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」のその後を描いた外伝作品。月刊ホビージャパンで連載。

模型戦士ガンプラビルダーズD(小説、模型企画)

  • 「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」のその後を描いた外伝作品。電撃ホビーマガジンで連載。

ガンダムビルドファイターズ炎(小説、模型企画)

  • 『ガンダムビルドファイターズ』の外伝作品。主人公はコウエン・ユウセイ、主人公機はZガンダム炎(後にハイパーZガンダム炎)→デスティニーガンダム炎→ウィングガンダムゼロ炎。
  • 主人公機ほかの武器としてカレトヴルッフが用いられ、それに合わせて本作が掲載されていたホビージャパン誌上で異例の復刻が行われ話題となった。また、ウイングゼロ炎は一般販売されている。

ガンダムビルドファイターズ炎トライ(小説、模型企画)

  • 『ガンダムビルドファイターズトライ』の外伝作品であり、上記の『ビルドファイターズ炎』の続編。主人公はソウマ・ツバサ、メインヒロインは前作主人公であるユウセイの従妹であるコウエン・ユウカ。また、ユウセイもツバサ達の部の顧問として引き続き登場している。主人公機はフリーダムガンダムフェーダー→ウイングガンダムゼロ炎弐。

ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL'S WORLD CHALLENGE(Web小説、模型企画)

  • 『ガンダムビルドダイバーズ』の外伝作品。
  • フォース「ブイカーズ」のジム(ティム・バレット)とボール(アズマ・カール・トンプソン)が謎のパーツ「ゴールデン・ポリキャップ」を巡り、その持ち主であるレジェンド・ガンプラのダイバー達を相手にゴキゲンなパーリィを繰り広げる。主人公機は「THE BLUE DESTINY」漫画版に登場したジム・ドミナンスをベースとしたガンダムストームブリンガーとボールをベースとしたポリポッドボール。上記の『ブレイク』同様、アニメにもチョイ役で登場している。
  • 主人公機を始め、登場ガンプラはMG(マスターグレード)やPG(パーフェクトグレード)を使用しているのが特徴。


【その他のパロディ・スピンオフ作品】

機動戦士ガンダムさん

  • 現在もガンダムAで好評連載中の大和田秀樹氏によるパロディギャグ漫画。ガンダムでは数多くあるこの手の作品の中では最も知名度がある。4コマ漫画とシリーズ連載の2つで構成されていて、扱うネタは基本的にファーストのみである。
  • 主人公はシャアとララァだが、ギャグ漫画だけありシャアの性格は本編とは真逆といえるレベルの怠惰な人物で、異様に赤とツノ(ジオン隊長機伝統のアレ)にこだわり、アッガイ好きが行き過ぎてリックアッガイの製作をデータをでっちあげてまでキシリアに懇願し、そのキシリアを紫ババア呼ばわりするレベルとなっている。シャアを演じた池田秀一氏は最初は拒否反応を示していた(昔のアニメSDの頃からシャアでギャグキャラをやるのがお嫌いだったとか)が、今は新たなシャアとして受け入れている模様(ただし、巻末のコメントでは「アニメになったとしても自分は声は当てない(笑)」とコメントしているが)。ララァは異常に戦闘能力(肉弾戦)が上がっており、ボケるシャアへのツッコミ担当となっているが、日々ツッコミの内容が(暴力的な意味で)過激になっている。
  • アムロもアムロでNT能力をどうでもいい部分に使用したりハロを邪な目的(主に盗撮)に使用する等、若さと思春期ゆえの過ちを通り越して犯罪者まっしぐらな行動を行なっている。また、小説版での描写が拡大解釈され完全なドMになっている。
  • ちなみに本作はガンダムA創刊号から連載されている古株作品である。その割に第1巻が発売されるまでに実に4年の年月がかかっていて同1巻の帯にて自虐ネタとして使用されている。これは連載初期のページ数が圧倒的に少なかったうえにガンダムAそのものが季刊誌(後に隔月刊を経て現在の月刊となった)で刊行ペースが遅かったことが原因。季刊誌なのに2Pやら4Pの時代もあった。2022年12月現在でも連載が続いており、単行本の帯にて安彦氏から「最も連載期間が長いガンダム漫画」と評されている。
  • なお、物語内の力関係はララァ>セイラ>アムロor彗星ヒヨコ(シャアの仮面を被った赤い色のヒヨコ)>超えられない壁>シャアとなっている。
  • 2014年6月、2014年7月にアニメ放送予定と突然の告知がされた。
  • 予算の問題かオリジナル声優陣の年齢を考慮してかアムロやシャア含めてキャストは総とっかえされている。その中でララァさんを演じたのが本家でララァを演じた藩恵子氏の娘藩めぐみ氏であったため、話題になった。ちなみに、古谷氏と藩氏はナレーションとして参加しているが、池田氏は参加していない。

トニーたけざきのガンダム漫画

  • ガンダムエースで不定期連載されていた、ガンダムさんと同様に『機動戦士ガンダム』を題材にしたパロディ漫画作品で、後継作に『サクサク大作戦』がある。
  • 安彦良和氏の作画を再現しており、安彦氏も「どっちがオレの原稿か分からなくなる」と評した程。
  • リアルタイムでガンダムを視聴していた世代にしかわからないコアなネタが多いのが特徴。
  • オリジナル機体として見た目がカプセルみたいなジオン軍の超量産型MS「サク」、同じくお菓子の箱みたいな姿の連邦軍の超量産型MS「サム」が登場。この2機、スタッフ内に酸素欠乏症にかかった熱烈なファンがいたのか、さらにオリジナルのシャア専用サクを交えてガンダムバトルシリーズに参戦を果たした。
  • ネット上でたまに見かけるネタとして、「ガンダムの『ダム』はふくらはぎのくびれ」の元ネタもこの漫画である。

機動戦士ガンダム 異世界宇宙世紀 二十四歳職業OL、転生先でキシリアやってます

  • 近年のライトノベルでよく見る「異世界転生&悪役令嬢」をガンダムでやったトンでも作品。
  • 主人公は現実世界に似た世界でOLをやっていたが事故で死亡し、キシリア・ザビに転生してしまう
    • 前世ではガノタにして、極度のファーストガンダム原理主義者。
  • 小説の挿絵を担当しているのは『アトリエシリーズ』を担当しているNOCO氏。そのせいかキシリアの紫ババアの要素が皆無。
  • キシリア役の小山茉美氏は「マニアックにもほどがある」と評している。

ラル飯-ランバ・ラルの背徳ごはん

  • ジオン公国内でランバ・ラルが高カロリーな食事に舌鼓を打つ、近年「ハンチョウ」「衛宮ごはん」などちょいちょい見るご飯系スピンオフ作。作者はかつてガンダムエースでギャグ作品「ハイブリッド4コマ大戦線」などを書いていた谷和也氏。
  • 作者の過去作品を読んだ人はわかるだろうが、1stの作画の再現度が非常に高い。
  • 「背徳ごはん」の名前通り飯テロそのものな作品なので深夜に読むには中々危険な作品となっている。

Gの影忍

  • 宇宙世紀の裏側で忍者が暗躍していた、というトンデモ設定で繰り広げられる怪作。主人公はリョウガで、主役機体はGの影忍(改修型G-3ガンダム)。
    粉末状のミノフスキー粒子をばらまく「ミノフスキー隠れの術」や、デュアルセンサー(両眼)を自ら潰して発動させる「心眼センサー」など、ギャグとしか思えない(というか、ガチでギャグな)演出の一方でシリアスな展開も織り交ぜられており、ある意味Gガンダムの先駆けともいえるかもしれない。
  • 本作では耐熱フィルムの代わりに敵機を盾にして大気圏突入する荒業があるのだが、かなり後になってそれを実際に敢行し、成功した機体が現れたことで本作が少し話題になった。

魔法の少尉ブラスターマリ

  • 「ガンダム」+「魔法少女モノ」という異色のパロディ作品、作者は池田恵。
  • 主人公はジオン第6小学校の5年生マリコ・スターマイン。母親は既に亡くなっておりジオン軍人の父と幼い双子の弟(バンとダイ)の世話を母親代わりにしているしっかり者。ある日「赤い彗星のひと」から魔法のふとん叩きを貰い「魔法の少尉ブラスターマリ」に変身。家族を守る為に旧ザクに乗って連邦軍と戦う事になる。
  • 旧ザクの武装は巨大化した魔法のふとん叩きをそのまま使っておりジムのお尻を叩いたり、バットの代わりにしてボールを文字通りホームランにしたりしている。
  • マリコは「旧ザク」の事を知らず、搭乗後に本で調べて「1日ザク」と勘違いしている。この「1日ザク」のネタは一部では有名で旧ザクのプラモに魔法少女モノのステッキを持たせて「1日ザク」と呼んでいる人がネット上にチラホラいる。

アラサーOLハマーン様

  • 現代社会を舞台にハマーン・カーンが日常生活を送る2次創作でありそうな現代パロディもので、作者がいわさきまさかず氏。
  • タイトル通りハマーンは30歳になっている。威厳を考えると妥当な気もする。
  • カミーユがライバル会社のサラリーマンだったり、プル、プルツーが新入社員だったりとZ~ZZのキャラクター達が登場する。他にも原作でフォウの調整を担当した研究所職員ナミカー・コーネルなどのマイナーキャラまで網羅している。
  • 他にも原作で聞き覚えのあるようなワードやそれらのパロディが随所に登場するなど、原作を知っているならニヤリとさせられる要素も多い。閃光のゾンビィ
  • モブキャラも基本的に宇宙世紀作品の人物*5だが、例外的に当時放送中だった水星の魔女の宣伝も兼ねてか、ハマーンが地団駄を踏んでいる後ろでニカ・ナナウラが登場したり、プルが読んでいた雑誌「水曜の美魔女」の表紙にペイル社CEOの一人ゴルネリらしき人物が写っている。
  • 動画サイト上ではコミックスのPVがアップロードされているが、何と榊原良子氏などのオリジナルキャストを起用するなど贅沢な内容となっている。

がんばれ!ドモンくんシリーズ

  • コミックボンボンでGガンダム本編と並行して連載されていたスピンオフ4コマ漫画。作者は本編と同じくときた洸一氏。
  • 4コマということでデフォルメキャラによるギャグ漫画となっており、キャラの性格もギャグ漫画向けに変更されている。また、作者が同じだからこそできる本編をネタにしたパロディも多い。
  • 基本的にキャラ同士の掛け合いがメインで機体はほとんど登場しないが、何故かネーデルガンダムが擬人化されて普通に登場している。
  • 続編となるガンダムWの連載以降はタイトルを変えつつキャラを追加していく形で存続し、一種のクロスオーバー作品となっていった。
  • コミカライズの終了に伴いこちらも終了したが、現在でも単行本のおまけや寄稿という形で本作形式の4コマを描くことが多い。

機動戦士ガンダムALIVE

  • コミックボンボン(ボンボン休刊後テレまんがヒーローズ)にて連載された作品で、ボンボン版でSEEDシリーズのコミカライズを務めた高山瑞穂氏が作画をした作品で、シナリオは皆川ゆか氏。全五巻。
  • 現代の東京に突如MSが現れ、主人公黒野時夫は謎の少女アイコと出会い、ガンダム(初代ガンダムと同一の見た目)に乗り込み、未来から次々と襲い来るMSと戦っていく。
  • 本作の特徴としては、現代の日本を舞台に遠い未来に開発されたMSが戦う事である。さらにMSもGジェネのように異なる世界や時代のMSが同時に配備されている。本作オリジナル機体は存在しないが、ガンダムに「ゲートジェネレーター」という装置が仕込まれていたり、Zガンダムに武者風の装備がされていたりデビルガンダムヘッドが歴代ガンダムの顔になっている。
  • 高山氏のTwitterによるとボンボン休刊の影響か、本来ならば10巻構成だったものが半分の5巻になってしまい、後半がかなり飛ばし気味になっており、「俺たちの戦いはこれからだ」的なEDになっている。一応背表紙絵で結末の内容はある程度いい感じに想像がつくようにはなっている。
  • Zの武者風のデザインは権利的な問題があるようでガンダムタンクなど細かいネタを拾うビルドシリーズなどの背景としても再登場していない。

プラモウォーズ

  • プラモ狂四郎と同じくプラモのバーチャルシミュレーションバトルに主人公の小学生「創 勇斗」が挑み、様々なライバルたちと改造プラモで激闘を繰り広げる。SDガンダムシリーズやGガンダム~ガンダムXの改造プラモが数多く登場する。ヒロインである嶺院ミカの小学生らしからぬセクシーシーンなどでも有名。

HGに恋するふたり

  • ガンダムエースで連載されている日常コメディで作者は工藤マコト氏。
  • かつてリアルタイムで『SEED』と『DESTINY』を視聴していたアラサーOL神崎さやかと、偶然出会ったガンプラ好きの女子高生の高宮宇宙がガンプラを通して交友を深めていく。登場人物が増えるにつれてSEED以外の作品もフィーチャーされていった。
  • 「私がSEEDを見ていた頃に生まれた子ってもう高校生なの!?」や「それ主役とられたやつじゃん」など当時の世代にも突き刺さる発言や「鉄血は見た事ないが「止まるんじゃねえぞ」は知っている」ネットミーム発言など、ネット上でよく語り草になっているガンダムシリーズにまつわる話題やジェネレーションギャップにも深く追求した作風も特徴の一つ。
  • web上では神崎さやか役にジ・オリジンのゼナ・ザビ役を務めた茅野愛衣氏と、高宮宇宙役にアイン・ダルトン役の内田雄馬氏の姉である内田真礼氏が起用されたボイスコミックがアップロードされた。
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