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魔装士
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魔装士
魔装士とは、魂に宿る自動構築式魔術である魔装を持ち、それを主軸として戦闘や技術に活用する者のことである。
概要
発生と歴史
魔装士は、魔装が初めて人間に授けられた神代に誕生し、以来、時代とともにその役割を変えてきた。
人類が魔物に対抗するために魔装を得た当初、魔装士は戦士としての側面が強く、人類の生存を支える存在だった。しかし、文明の発展や崩壊とともに、魔装士の地位や価値観は大きく変化していった。
人類が魔物に対抗するために魔装を得た当初、魔装士は戦士としての側面が強く、人類の生存を支える存在だった。しかし、文明の発展や崩壊とともに、魔装士の地位や価値観は大きく変化していった。
- 神代・エデン時代 - 魔物と戦うための力を神から賜った戦士。
- スラダ大陸前期 - 魔神教が広まり、魔装は神の賜り物であるという信仰が定着。魔装士は神に選ばれし者として尊ばれ、主に聖騎士として登用された。
また、魔物への対抗手段のほかに、国家の形成に伴い、他国に対する人間兵器としての側面もあった。 - 文明崩壊後(暗黒暦) - 文明崩壊によって各地の社会が分断され、魔装士に対する価値観が地域ごとに異なるようになる。異能者として恐れられ排斥される地域もあれば、英雄として崇められる地域もあった。
聖教会の勢力圏では、魔装を洗礼の儀によって摘出することが半ば義務とされ、魔装士の立場はなかった。
また、魔装士の数自体が減少し、かつてのように戦士として活躍する機会は減っていった。
魔装士と魔術師の違い
魔装士は魔装による即応性の高い魔術を主体とし、そこにアポプリス式魔術などの能動構築式の魔術や剣技などの体術を組み合わせて戦うことが多い。
一方で、魔装を持っていても能動構築式魔術を主体とする者は、社会的な立場としては魔装士であっても、魔術師と称することもあった。
魔術師は、魔術発動の遅さにより、前衛の後方から高威力の魔術を放つスタイルを主とすることが多い。
一方で、魔装を持っていても能動構築式魔術を主体とする者は、社会的な立場としては魔装士であっても、魔術師と称することもあった。
魔術師は、魔術発動の遅さにより、前衛の後方から高威力の魔術を放つスタイルを主とすることが多い。
戦闘のスタイル
魔装は、その能力の特性に基づいて、武器型・防具型・置換型・拡張型・領域型・変身型・造物型・眷属型の8種類に分けられる(詳細は「魔装の分類」を参照)。
魔装士は自身の魔装を分析・習熟し、その他の魔術や体術などと組み合わせて、独自の戦闘スタイルを組み上げる。大別すると以下の通り。
魔装士は自身の魔装を分析・習熟し、その他の魔術や体術などと組み合わせて、独自の戦闘スタイルを組み上げる。大別すると以下の通り。
- 直接戦闘型 - 武器型・拡張型の魔装を用いた近接戦闘から、造物型・拡張型などの中・遠距離の攻撃を主体とする者まで含む。
- 代理戦闘型 - 眷属型による疑似魔力生物によって代理戦闘を行う。
- 展開型 - 戦場全体に影響を及ぼす魔装を展開し、有利な状況を作り出す。
- 支援型 - 味方を補助・強化し、間接的に戦闘を支える。非戦闘向けを含む。
覚醒魔装士
魔装士が十分な魔力量を蓄え、魔装の習熟を深めた上で強い感情を引き金としたとき、魂の覚醒が起こることがある。
覚醒魔装士はその副次効果として、以下の恩恵を受ける。
覚醒魔装士はその副次効果として、以下の恩恵を受ける。
- 能力の拡張 - 魔装が本質的に持つ力が解放され、異なる系統の能力を得ることもある。
- 出力無制限 - 魔力の常時回復により、魔力消費を考慮せずに魔装を行使できる。
- 不老化 - 覚醒した時点から老化しなくなるため、生きて鍛錬を続ける限り、人間の限界を超えて成長し続ける。
等級
魔装士は、保有魔力量と戦闘力を基準にF~Aランク、およびSランクに分類される。
各ランクの魔装士は、討伐可能な魔物の脅威度によって実戦的に評価される。
各ランクの魔装士は、討伐可能な魔物の脅威度によって実戦的に評価される。
ランク | 分類 | 討伐可能な魔物 |
---|---|---|
Fランク | 候補生 | |
Dランク | 下級魔装士 | |
Bランク | 中級魔装士 | |
Aランク | 複数の上級魔装士 | |
Sランク | 覚醒魔装士 | |
複数の覚醒魔装士 | ||
複数の国家による 覚醒魔装士の部隊 |
かつて、魔神教の支配下では、魔装士の等級は教会によって認定されていたが、文明の崩壊とともにその制度は失われた。