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セフィラ

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セフィラ

セフィラ
種族 聖樹霊(セフィロティ)
系統 霊系魔物
クラス
生年 暗黒暦1400年
所属 妖精郷
異名 女神、豊穣の女神、精霊王
異能 接続、樹海魔法
家族 父 シュウ
母 アイリス
セフィラ(暗黒暦1400年 - )は、妖精郷やプラハ帝国を拠点とする王の魔物。プラハ帝国の国教『豊穣の祈り(セフィラ・キエナ)』の信仰対象。
豊穣の女神、精霊王とも呼ばれる。

来歴

出生

暗黒暦1400年、妖精郷のクリファ計画のもと、冥王シュウ・アークライトと時の魔女アイリスの子として生まれる。
妖精郷の生命情報研究室が遺伝子情報の術式化に成功したことを受け、シュウの後継を作ること、魔力生命体の創造技術の確立、アイリスの望みという三つの目的から、人工的な新種の魔物として誕生した。
生まれた魔物はセフィラと名付けられ、シュウやアイリス、妖精郷の魔物たちに囲まれて数年を過ごす。

ウルヘイスの女神

暗黒暦1408年、邪妖魔仙アールフォロの影響がプラハ王国北部ウルヘイスに及ぶ。シュウやアイリスとともに降り立ったセフィラは、魔導『接続』を訓練しながらアールフォロの影響を取り除き、土壌を改善。これを見たシュウは、セフィラが人間の信仰を魔力として受け取り、それを土地へ還元する女神化計画を開始。セフィラが豊穣をもたらす存在として崇められることで成長を促した。これが後の『豊穣の祈り(セフィラ・キエナ)』の起源となる。
暗黒暦1413年、土地が枯れたと思われていたウルヘイスに数万人が豊かに暮らしていることを知ったプラハ国王ローランが訪問。セフィラは当初、新たな崇拝者だと考えたが、ローランの王としての矜持に興味を持ち、友誼を結ぶ。彼に対し、魔導『接続』を用いて不老長寿の力を授け、信仰の要となるセフィロトの苗を託した。その後、プラハ王国はセフィラの恩恵によって繁栄を遂げ、彼女の信仰が王国全土に広まる。

不浄大地事変

暗黒暦1520年、シュリット神聖王国と魔神の戦いを見学していたセフィラは、シュウとアイリスの静止を振り切り人間たちの救援に向かう。しかし、シュリットはあらゆる魔物を敵とみなす教義を持っており、救援に入ったセフィラに攻撃を加える。人間の善性しか知らなかった彼女は衝撃を受け、人間不信に陥り妖精郷へと引きこもる。以降、人間を避けながらもローランとはシュウを介した文通を続け、プラハ王国への豊穣の加護も継続した。
暗黒暦1541年、ローラン率いるプラハ王国軍がアルザード王国救援のため不浄大地に攻め入るも、強大な魔物を前に苦境に立たされる。シュウからゲヘナの鋲を届けるよう託され、セフィラは救援に向かい、ローランと共闘。戦闘の末、不浄大地の魔物を封印し、ローランとの蟠りも解けて和解となった。この戦いを経て、『豊穣の祈り(セフィラ・キエナ)』がプラハ王国の国教として確立される。

フレーゼ

暗黒暦1560年、ローランの息子フレーゼが誕生する。ローラン同様に、セフィラは魔導『接続』による加護を授けた。
同年、フレーゼがシュリット神聖王国の聖守に指名される。同盟圏外の次期国王候補が聖守に選出されたシュリットは、交渉の余地なく戦争を決定、同盟国とともに侵攻。この戦争にプラハ王国は勝利し、周辺国を併合する。暗黒暦1565年、プラハ帝国が成立し、この頃、セフィラの魔導が樹海魔法へと進化していたことが判明する。
暗黒暦1581年、フレーゼとともローランの最期を見守る。

能力

聖樹霊

セフィラは霊系魔物として、物質の透過する霊体化と、干渉できる実体化を自在に切り替えることができる。また、念話により言語が異なる相手とも意思疎通できる。
彼女の固有魔導である『接続』は、異なる存在を繋ぎ、力のやり取りを可能にする。
  • 魔力や生命力の融通による成長、不老長寿化、枯死
  • 不死属の魔物に獄炎魔法を繋ぎ加護を付与
  • 異なる位相の世界を繋ぎ、力を引き出す

精霊秘術

魔導『接続』によって実現できることをパッケージし、セフィラを信仰する者が魔力を捧げることで発動する魔術体系。
これは、アポプリス式魔術が術者のイメージに応じて術式を返すシステムと似るが、セフィラが魔力を徴収し、返す術式の効率を0~100%で自在に変えられる点が異なる。
  • セフィロト術式
    魔導『接続』の繋ぐ力を基本とした体系。
    治癒や伝達など補助的な魔術のほか、反魔力といった攻撃的な魔術も有する。
  • クリフォト術式
    現世と地獄とを繋ぐ魔術体系。
    不死属の召喚や獄炎魔法を取り出すことを基本とする。
なお、精霊秘術はセフィラ自身が使用するものではなく、彼女の魔導を人間が利用できるようにするための法則である。

樹海魔法

樹海魔法とは魔導『接続』の能力を高めたもの。
普通、魔法とは魔導の飛躍的な進化によるものだが、セフィラの場合は信仰の高まりと莫大な魔力の供給により変質、魔法化した。
その能力は現在も発展の途上とされる。
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