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祝福

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祝福(ベルカ)

祝福(ベルカ)とは、ヴェリト人の民族宗教である始原母(ティアマト)への信仰を通して発現する、術式刻印型の異能である。

概要

発現条件

祝福(ベルカ)の発現には特定の儀式が必要であり、その詳細は非公開ながらヴェリト人が独占している。ただし、協力関係を築いた天空人イミテリア一派や、聖石寮のオスカーとその部下など、ヴェリト人以外の者が祝福(ベルカ)を得た事例も存在する。

祝福(ベルカ)を授かった者の右手の甲には、個別の紋章が表出する。魔力を注ぐことで、この紋章が術式として機能し、固有の魔術が発動する。

運用と成長

祝福(ベルカ)位階と呼ばれる段階制で成長し、通常は第一位階から始まる。位階は紋章に対する魔力供給や、祝福(ベルカ)の使用実績によって上昇し、それに伴い効果の強度が増加する。意識して魔力を流すことで、現時点の位階を数値として確認することができる。

なお、祝福(ベルカ)の種類を会得時に選択することはできず、変更もできない。

特徴

祝福(ベルカ)は、術式を後天的に身体に刻むという相違点はあるものの、基本的には魔装の仕組みに類似した広義の魔術に分類される可能性がある。

魔装のような生得的な才能や、既存の魔術のような魔力操作の技術を必要とせず、儀式を受けることで容易に会得できる。また、迷宮神器(アルミラ・ルシス)の同化のように身体的負荷をかけることなく、自身に扱える魔力量に応じて術式を成長させられるといった利点がある。

懸念点

祝福(ベルカ)には、王の魔物である恒王ダンジョンコアの関与が強く疑われている。彼の当面の目的は冥王シュウ・アークライトに対抗しうる力の回復にあり、暗黒暦1600年以上にわたる期間で、魔力を広範に回収するための複数の仕組みを試行してきた形跡が確認されている。

祝福(ベルカ)は民族単位で日常的に魔力を消費させる構造を持っており、その上澄みとなる莫大な魔力が、恒王ダンジョンコアに回収されている可能性がある。これは信仰を通じて広域に魔力を吸い上げる仕組みと考えられ、ヴェリト人にとっての恩恵の裏で、恒王側に何らかの戦略的利益が発生していることを示唆する。

加えて、祝福には「重大な弱点」が存在するとの情報も確認されているが、その詳細は現時点で不明である。

祝福一覧

以下は、現在確認されている祝福(ベルカ)の一覧とその効果、ならびに便宜的な系統である。
魔力系
魔術の自動発動
治癒 他者を負傷を癒やす
強化系?
斬撃強化
打撃強化
身体強化
反応 反射神経や思考速度を高める
予見 ほんの少し先の未来の可能性が見える
耐性系
耐魔 魔導による毒や
疑似覚醒による魔力汚染への耐性
耐貫通
付与系
炎付与 武器に炎を付与する
炎で武器を補うこともできる
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