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魔弾

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魔弾

魔弾とは、既存の銃器を用いて禁呪級以上の魔術を発動可能とした弾頭兵器であり、神聖暦後期を代表する魔晶兵器の一つである。弾頭に封入される魔術の階梯に応じて、禁呪弾または神呪弾と呼ばれる。
→人物については「コーネリア・アストレイ」を参照。

概要

魔弾は、神聖暦300年にハデス社が実用化した黒魔晶を基盤とする弾頭兵器であり、内部に高階梯のアポプリス式魔術を封入することで機能する。
術式は通常の魔術発動に必要な座標情報を定数化することで軽量化され、着弾地点で発動するよう設計されている。

弾頭に封入される魔術の階梯に応じて呼称が区別される。
  • 禁呪弾 - 第11~14階梯の魔術を封入した弾丸。大都市を壊滅させ得る規模を持つ。
  • 神呪弾 - 第15階梯の魔術を封入した弾丸。地形や気候すら改変可能な威力を持つ。

発射には既存の銃器や銃型魔装が用いられ、特別な訓練は必要としない。術式の制御や魔力供給を要しないため、誰でも禁呪級魔術を行使可能とする点で画期的であった。
また、着弾地点における広範囲の破壊については、超長距離狙撃や照準を補助するデバイスの実装によって実用化が図られた。

制約

技術的制約

魔弾の弾頭には黒魔晶が不可欠であり、その製造には高度な技術と大量の魔力を要したため、一発ごとのコストは極めて高価であった。
また、第11階梯未満の魔術は軍用ソーサラーリングで代替可能であったため、魔弾として製造されることはなく、禁呪級以上の魔術に限定された。
このため、魔弾は通常兵器ではなく戦略兵器として位置づけられた。

政治的制約

第11階梯以上の禁呪級魔術は、大都市を壊滅させ得る破壊規模を持ち、また魔物討伐の名目で都市ごと消滅させることを正当化できるため、スラダ大陸においては「使用可能とするだけで禁忌」とされていた。
ただし、神聖グリニアが主導したディブロ大陸遠征では「魔物討伐」という大義名分のもと、禁呪弾神呪弾の使用が例外的に認められ、以後は同大陸で頻繁に投入された。
さらに、神聖暦320年に神聖グリニアが天空都市への報復攻撃として神呪弾を使用したことをきっかけに、スラダ大陸における政治的制約は事実上解消されることとなった。
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