アールフォロ - 【非公式】冥王様が通るのですよ！Wiki

アールフォロ

---

アールフォロ
種族	魔族
クラス	七仙業魔
生年	暗黒暦1350年頃
所属	魔神
異名	邪妖魔仙

邪妖魔仙アールフォロ（暗黒暦1350年頃 - ）は、恨みを抱く元妊婦たちと多種の魔物が融合して誕生した業魔族。魔神の眷属である七仙業魔の一体。
植物に覆われた下半身と、額に縦向きの第三の目を持つ、羽の生えた赤子のような異形の姿をしている。

来歴

魔族化

アールフォロの素材となったのは、西グリニアを支配するローウェル家と親交の深い有力者に虐げられた元妊婦たちであった。
暗黒暦1350年頃、アリエットがアバ・ローウェルおよび周辺の街を襲撃し、魔族の素材として人間たちを拉致。この際、人生を諦めていた元妊婦たちは、最後の願いとして自らを絶望へと追い込んだ有力者への復讐を懇願した。
強い感情が強力な魔族の誕生を促すと考えたアリエットはこれに同意し、山羊頭の魔族に復讐を代行させる。復讐を遂げた後、召喚石を用いてランダムに呼び出した魔物と彼女らを融合。その結果、元妊婦たちの子供への未練が強く反映され、赤子の姿をした魔族が誕生することとなった。
この魔族は、アリエットによりロカ族の言葉で「望まれた子」を意味するアールフォロと名付けられた。

西グリニア攻略

西グリニア攻略では、機動力に難があったものの、金切り声による広域の精神攻撃を駆使し、敵戦力を恐怖と混乱に陥れる戦果を上げた。

スレイ戦

シュリット神聖王国の聖守スレイ襲撃の際には、邪眼と金切り声による精神的な拘束攻撃を担当。しかし、自衛手段を持たなかったため、スレイの反撃を受けて敗北。

プラハ王国

暗黒暦1408年頃、アールフォロはプラハ王国北部ウルヘイス付近で活動を開始。寄生群体を展開し、土地の養分を吸収して力を蓄える。
同年、事態を察知した冥王シュウと魔女アイリスが調査に訪れる。アールフォロは居場所を悟られることなく潜伏するも、シュウとアイリスの子セフィラとの魔導を介した土地の支配権争いが発生。次第に劣勢に追い込まれた。
暗黒暦1416年、妖精郷の勢力による大規模な掃討作戦が開始され、居場所を特定される。最終的に寄生群体はシュウによって完全消滅し、アールフォロ自身もアイリスの襲撃を受け敗北。その魂は魔神スレイの元へと帰還した。

鬼王グランザム戦

暗黒暦1595年、魔神スレイは戦力増強のため、 神奥域の轟雷號嵐領域を拠点とする王の魔物・鬼王グランザムを襲撃。
アールフォロはバステレトと共に、邪眼と金切り声による精神攻撃でグランザムの精神防壁を崩し、強制契約を補助する役割を担った。

能力

アールフォロは小悪魔(インプ)、邪視眼(イビルアイ)、幻妖花(アルラウネ)、凶兆鬼精(フィアフル・バンシー)など、多様な魔物の能力を継承している。

• 飛行能力
  足のない赤子の姿をしているため、身体を使っての移動は困難だが、ゆっくりと浮遊することで移動する。
• 邪眼
  額の第三の目で相手を睨みつけ、精神的な束縛を与え、金縛り状態にする。
• 嘆きの叫び
  魔力を伴う高周波の金切り声を発し、抵抗に失敗した相手を恐慌状態に陥れる。
• 植物操作
  木の根のような寄生群体を広範囲に展開し、養分を吸収する。また、森林などを展開して潜伏を行う。