#image(touji.png,height=480) &font(25,b,i,gray){「気にすんな 俺も苦手だ 男の名前覚えんのは」} 漫画『呪術廻戦』の登場人物。読みは「ふしぐろ とうじ」。 アニメの担当声優は[[子安武人>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:子安武人|]]氏。 主要キャラである[[伏黒恵]]の実父。 呪術界御三家「禪院家」の出身(禪院直毘人の兄の息子)であり、[[禪院真希]]・真依とは従兄妹同士ではあるが、互いに面識は無い。 [[生まれつき全く呪力を持っていなかった>マッシュ・バーンデッド]]が故に、術式至上主義の禪院家での扱いは非常に悪く、 子供の頃から呪霊の群れの中に放り込まれるなど凄惨な扱いを受けていたため、グレて禪院家を出奔している(伏黒の名字も後述の妻のもの)。 恵の母親と出会った事で一時期丸くなっていたようだが、彼女の他界後に再び荒れ始め、 恵が小学1年生の時に後妻である津美紀の母親と付き合うも共に蒸発し、その後は暗殺等の荒事で報酬・賞金を得るアウトローへと身を落とす事になる。 賭け事を好むが才能はあまり無く、負けては女性の所を転々としているヒモで、 [[五条悟]]をして「僕が引くレベルのろくでなし」と言われる程のダメ人間。 挙句、自分の息子である恵の名前すらも平然と忘れている言動をみせる、 恵を金と引き換えに禪院家に渡す約束をしているなど、情の薄い人間として描かれていた。 しかし、これは「禪院家は自分にとってはゴミ溜めだが術式を持っていれば扱いも悪いものではないだろうし、自分のような人間に育てられるよりもマシだろう」 という判断があった事も判明しており、息子に対して全くの無情という訳でもなかったようである。 余談だが、本編中の恵も甚爾の名前を聞いた時に曲がりなりにも自分の父なのに「?」という反応をしており、 妙な所で似た者同士の親子だったりする。 懐玉編では孔時雨から星奨体・天内理子の暗殺の依頼を斡旋された事で、 彼女の護衛任務に当たっていた当時高専二年の五条悟及び[[夏油傑]]と戦闘。 巧みな策で五条を一度は戦闘不能に追いやり、理子を殺害した後は夏油も下したが、 復活した五条と再戦の末に虚式「茈」で左半身の大部分を消し飛ばされ敗北する。 本来ならば依頼は達成済みなため無益な戦いを避けて逃亡すればよかった所を、 捨てていたはずの「自身を否定した禪院家と呪術界の頂点を捩じ伏せて否定したかった」という屈折した自己肯定感情で戦ってしまい敗北した事を自覚。 自嘲しながらも五条に言い遺す事を問われ、2~3年後に自分の息子が禪院家に売られる事を告げて死亡した。 この一件が五条と恵が出会う切っ掛けとなり、同時に夏油が道を踏み外す大きな要因にもなった。 しかし……? #region(渋谷事変編ネタバレ) #image(パパ黒_渋谷.JPG,height=260,title= ……誰に命令してんだよ ババア!!) &font(25,b,i,gray){「術師は殺せか… テメェも術師だろ」} 偽夏油と手を組んでいた呪詛師オガミ婆により、オガミ婆の孫を依り代に降霊術で甚爾の肉体を顕現させる形で利用される。 …が、本来であればこの降霊術では「肉体」の情報のみ顕現させて降ろされた人間の人格・魂は一切反映されないようになっていたのだが、 天与呪縛の影響により甚爾はその呪縛を受けず、&b(){霊媒だった孫の魂を打ち負かして肉体の主導権を奪還。} 予想外の事態に狼狽えるオガミ婆を文字通り瞬殺してしまう。 本来術者であるオガミ婆の死と共に術式はそのまま消えるはずだったが、甚爾は天与呪縛で呪力を一切持たないが故に、 &b(){術式発動中も呪力を一切消費せず肉体を維持できる}というバグのような現象が発生。 結果、依代である孫の肉体が破壊されない限り術式は終了する事無く甚爾が顕現し続ける事態になってしまう。 その結果術式が暴走し、甚爾は自我を失い&b(){誰にも制御できず常に強者に戦いを挑む殺戮人形}へと変貌。 その状態で禪院真希、伏黒恵、[[七海建人]]、禪院直毘人VS特級呪霊「[[陀艮]]」の戦いに突如乱入し、 陀艮を一方的に殺害して次の標的を息子である恵に定め、意思無く猛攻を仕掛けるが、 その最中に恵が自分の息子である事を悟ると同時に意識を覚醒させる。 名前を聞き「伏黒」と返答した恵を前に、息子が嫌っていた禪院姓ではない事に安堵しながら、 父の顔も正体も何も知らず、起きている事態も分からず終始困惑する恵を尻目に、自分の頭を自ら刺し貫く事で自決した。 &font(25,b,i,gray){「……禪院じゃねぇのか よかったな」} なお、禪院家では落ちこぼれとして手酷く扱われて出奔した甚爾であったが、 彼の生前を知る者に言わせれば「やろうと思えば1人で禪院家を滅ぼせた」と断言する程の戦力差があったという。 生前の彼がそれを実行に移さなかったのは単純に気まぐれか、まだマシな関係だった直毘人が居たためか、 ただ単に相手をするのも馬鹿らしいと考えていたのか……甚爾が再び死んだ後となっては知る術は無くなってしまった。 #endregion #region(戦闘能力) 生まれながらに肉体へ強制的な「縛り」が課される天与呪縛と呼ばれる特異体質で、 甚爾はその中でも特異な、呪力を全く持たない事と引き換えに常人離れした身体能力と五感を有する、 「フィジカルギフテッド」と呼ばれる体質の持ち主である。 なお、九十九由基と夏油傑の会話によると、[[禪院真希]]のように一般人程度の呪力しか持たないというケースは極稀ながら一応前例があるものの、 天与甚爾のように完全に呪力を持たない存在は確認される限りでは初めてらしい。 呪力が無い者は普通は呪霊を認識できないが、甚爾は五感が呪霊を認識できるまで鋭くなっており、 さらに極めて強い呪いへの耐性も獲得している (俗に「霊的不感症」と呼ばれる、霊感がマイナスすぎて霊障を受けない体質の理屈と同じ)。 #endregion ---- **MUGENにおける伏黒甚爾 『[[JUS>ジャンプスーパースターズ]]』風[[ドット>ドット絵]]で[[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用の[[ちびキャラ]]が海外製作者により製作されている。 #region(VegettoMods Z氏製作) -VegettoMods Z氏製作 #image(Toji.gif) 高い機動力と優秀な突進技により距離を詰めてからの近接戦が得意な性能をしている。 また、拳銃で攻撃する[[飛び道具]]の[[必殺技]]も持つ他、[[超必殺技]]では剣で連続攻撃を行う。 [[AI]]もデフォルトで搭載されている。 |DLは下記の動画から&br()&youtube(https://youtu.be/CIECgkV1L9E){320,240}| #endregion #region(SoulFire氏製作) -SoulFire氏製作 #image(Toji_Fushiguro_SoulFire.gif) こちらも多段ジャンプや空中ダッシュなどの高い機動性と優秀な突進技で、 遠距離から一気に距離を詰めてインファイトに持ち込むのを得意にしている。 一方で、拳銃の飛び道具だけでなく格納呪霊から虫型の呪霊を出す設置技や、 万里ノ鎖を振り回す発生の早い中距離攻撃の必殺技も持つ。 必殺技時に釈魂刀を放り出しつつ攻撃終了後にキャッチするケレン味に溢れた演出がある。 AIもデフォルトで搭載されている。 |DLは下記の動画から&br()&youtube(https://youtu.be/oMoA3Ulf0Pw){320,240}| #endregion &font(25,b,i,gray){「だがその恵まれたオマエらが} &font(25,b,i,gray){ 呪術も使えねぇ俺みたいな猿に負けたってことは} &font(25,b,i,gray){ 長生きしたきゃ忘れんな」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[伏黒甚爾],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[伏黒甚爾],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[伏黒甚爾],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:子安武人|,悪役,父親,スカーフェイス,黒髪