#image(akainu.jpg,width=300,title=わしが逃がさん言うたら、もう生きることを諦めんかいバカタレがぁ!) &font(b,i,30,red,black){「お前はただの“火”&space(2)} &font(b,i,30,red,black){ わしは“火”を焼き尽くす“マグマ”じゃ!!」} #clear #image(Great Pirate Colosseum akainu.gif,title=わしがMUGEN入りしなきゃ正義の面目丸潰れじゃろうが!!!!) 『週刊少年ジャンプ』連載の尾田栄一郎作の漫画『[[ONE PIECE>モンキー・D・ルフィ]]』の登場人物。&s(){決して[[食用の犬>ぞぬ]]ではない} アニメ版における担当声優は[[首領・クリーク>クリーク]]も担当していた[[立木文彦>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:立木文彦|]]氏。中将時代は[[中尾みち雄>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:中尾みち雄|]]氏が担当した。 モデルは『仁義なき戦い』シリーズで知られる俳優・菅原文太氏であることが明かされている。 #region(立木氏[[ボイス]]集) |>|CENTER:『バウンティラッシュ』| |海軍本部/大将&br()&youtube(https://youtu.be/_68smFu7AMA){320,240}|海軍本部/元帥&br()&youtube(https://youtu.be/JD50Od-LNKQ){320,240}| |『Jスターズ』&br()&youtube(https://youtu.be/cTPRA9XyoBA){320,240}|| #endregion 本名は&b(){サカズキ}。 [[海軍]]に所属する軍人で、本編初登場時の階級は「大将」。 2年後の世界ではトップの肩書である「元帥」に昇格している。 肉体を溶岩に変えて拳を巨大化させたり、マグマを広げて辺りを火の海と化させる&ruby(ロギア){自然系}悪魔の実&b(){「マグマグの実」}を食べたマグマ人間。 「赤犬」の通称で知られ、「[[青雉]]」ことクザン、「[[黄猿]]」ことボルサリーノと共に、当時の軍内最高戦力である&b(){「三大将」}と並び称されていた。 &b(){「徹底的な正義」}という厳格な信念を掲げる硬骨漢であり、僅かな「悪」をも許さず、懸念があれば徹底して排除するという苛烈な思想の下に行動する。 「ダラけきった正義」を掲げる青雉、「どっちつかずの正義」を掲げる黄猿とは、同じ平和を重んじる海兵という立場ながら真逆の思想の持ち主とも言える。 本編で本格的に登場した時は53歳にして3mを超える長身にガッシリとした体躯の持ち主で、[[出身地>MUGENキャラクター出身地別一覧]]は北の海。 一人称は「わし」。モデルが俳優の菅原文太氏である経緯から広島弁で話す。[[誕生日>MUGENキャラクター誕生日別一覧]]も菅原文太氏と同じく8月16日。 眉間を中心に顔中に無数のシワを寄せた厳めしい風貌と角刈り頭が特徴。体の各所には刺青が彫られており、 扉絵イラストにて公開された全貌では、左半身(胸から前腕にかけて)には桜吹雪とファイヤーパターンを織り交ぜたようなデザインのものが、 右肩には剣のシルエットがそれぞれ施されている。 普段の衣装は海軍の制帽をかぶり、高級感ある赤色のスーツと派手柄のYシャツ、レザーグローブを着用し、背中には海軍のコートを羽織り、 左胸元にはピンク色の花(バラ?)を添えている。 左首筋からは前述の入墨の一部を覗かせており、その出で立ちは[[任侠>桐生一馬]]映画に登場するヤクザを彷彿とさせ、 尾田氏のヤクザ・任侠もの好きが色濃く反映されているキャラである。 2年後編では、元帥に就任したこともありスーツが白色に変化。口の周りにヒゲを蓄え、葉巻を愛飲するなど、より貫禄と威圧感が増した。 また、右上半身から頬にかけて、後述する青雉との決闘の際に負った生々しい傷跡、加えて右耳の一部が欠けておりその闘いの熾烈さを物語っている。 頂上戦争後、海軍の中ではルフィをガープの孫と呼ぶ者が多い中にあって、 赤犬はルフィを「ドラゴンの息子」と呼称するなど、海軍の中でも革命軍のトップであるモンキー・D・ドラゴンを特に敵視する言動を見せているが……? #region(作中での活躍) [[ニコ・ロビン]]の22年前の回想シーンで初登場。オハラのバスターコールに立ち会った5人の中将の1人。 この時はフードを被っており素顔を見せず、口調も広島弁ではなかった。 この時、島民を乗せていた避難船を粛清対象であった学者が乗船していることも有り得るという憶測と可能性だけで、 その船を砲撃、撃沈させて粛清とは無関係の人間も大量に殺害した。 また、この時、避難船を操縦などをしていた海兵もいた可能性がある為、[[味方殺し>味方殺し技]]している可能性もある。 この行為にクザンは戦慄し、海軍を非難するハグワール・D・サウロの言葉に対して「あのバカほどいきすぎてない」と激怒した。 マリン・フォード編で[[ポートガス・D・エース]]の処刑に端を発する、[[白ひげ>エドワード・ニューゲート]]海賊団VS海軍本部による頂上戦争で本格的に登場。 白ひげ海賊団幹部の[[ジョズ]]が投げた巨人族を上回る巨大な氷塊を大噴火で粉砕し火山弾で白ひげ海賊団の船を一隻破壊する。 この後は白ひげ傘下の海賊スクアードの反逆誘導作戦の実行役、防護壁に閉じ込められた白ひげ海賊団へ流星火山による広範囲な攻撃をし、 幾度なく白ひげと直接対決をした。なお、スクアードの篭絡に関して計画を練ったのはセンゴクらしいが、 直接スクアードを動揺させて離反させたのはサカズキであり、こういった小技も出来なくはないらしい。 また、この戦争の最中に逃げだした海兵を「生き恥を晒すな……!!!」と言い放ち粛清している。 そしてモンキー・D・ルフィと執行人に変装していたMr.3の活躍で救出され、将校を倒し逃走をしていたエースらに対して、 &font(b,i,30,red,black){「”白ひげ”は敗北者として死ぬ!!!} &font(b,i,30,red,black){ ゴミ山の大将にゃあ誂え向きじゃろうが」} と罵倒し、そのことで激怒したエースと激突するが、「火を焼き尽くすマグマ」と豪語するだけあって同じ自然系で同じ火属性のエースに大火傷を負わせる。 そしてそのエースを横目にドラゴンの息子で数々の凶悪事件を起こした危険因子のルフィを仕留めようとするが、 エースは腹で赤犬の拳を受け止めるという捨て身の行動をして防いだ。再度仕留めようとしたが[[ジンベエ]]の捨て身の防御と、マルコ達に妨害される。 だが赤犬の攻撃で内臓を焼かれたエースは死亡。 エースの死にショックを受け失神したルフィを再度仕留めようとするが、エースを殺害したことに激怒した白ひげの不意打ちを食らう。 赤犬も反撃して白ひげの左顔半分を抉り取るという重傷を負わせるが、それでも白ひげを殺し切れず、 島に巨大な亀裂が出来るほどの威力を持つパンチを直接喰らい、その時できた地割れに叩き落された。 だが赤犬も白ひげのパンチを喰らってもまだ生きており、地下を熔かして回り込む。 危険因子のルフィを始末しようとルフィを抱えて逃げていたジンベエの前に現れ、 ルフィを守ろうとするエンポリオ・イワンコフらを退け、容赦ない追撃を行いジンベエに瀕死の重傷を負わせる。 この時ルフィも傷を負い、2年後の現在(新世界編)、胸に大きな傷として残っている。 だが[[サー・クロコダイル]]と偶然通りかかっていた道化のバギーの手でジンベエとルフィを取り逃がし、白ひげ海賊団の隊長らの猛攻に足止めを喰らってしまう。 そして自身の前に現れ、これ以上無益な戦いをしても意味が無いと説得する[[コビー]]を「正しくない海兵はいらん」と殺そうとするが、 突如現れた赤髪の[[シャンクス]]に止められてしまう。 白ひげとの直接戦闘でかなりのダメージを受けている中で、シャンクス率いる赤髪海賊団が駆け付ける事態も重なり、ルフィの追撃を断念した。 終戦後、新世界のとある島へ、世界政府を裏切った"黒ひげ"[[マーシャル・D・ティーチ]]と黒ひげ海賊団を仕留めに出動。 奇しくも逃げられたが、黒ひげに敗北して置き去りにされた[[ジュエリー・ボニー]]を捕えた。 この時「お前が政府から逃げたと聞いた時ァひやりとしたがのう」と意味深な台詞を言っているが、真意は未だ不明。 マリンフォード頂上戦争の後、センゴクの退任に伴い彼の後任として政府から新元帥の候補として推薦される。 しかし、同僚の青雉は赤犬の極端な正義に疑問を感じていたため、赤犬を元帥とする事に反発し、両者は新元帥の座を巡って決闘することに。 パンクハザード島で10日間に及ぶ死闘の末に勝利し、海軍新元帥へと就任した。 対立したとはいえ同僚で犯罪者でもない青雉に対しては流石に情けをかけたが、赤犬の正義に同調できない青雉は海軍を去った。 新世界編では元帥となった彼の下で海軍は台頭する新世代の海賊達に対応すべく新世界に本部を移し、 また、昇格した自身と海軍を去った青雉に代わる新たな大将二名の補充を世界徴兵制度&link_anchor(*1){*1}により実現するなど、現状では組織をきっちり運営している模様。 自身もドンキホーテ・ドフラミンゴの離脱、ルフィと[[トラファルガー・ロー]]の海賊同盟への対応を検討する席で姿を見せ、 白猟のスモーカーの要請で大将「[[藤虎]]」を派遣した。 政府を盲信するばかりでもないようで、ドフラミンゴが政府を通じて(?)情報操作を行った際は、 聖地マリージョアに出向き五老星に事の経緯を質しに向かった。 しかし、その真っ最中にドフラミンゴ一派の敗北と藤虎が無断で世界政府の名を語り、ドフラミンゴの専横を止められなかった事に土下座をした事を知ると、 怒髪天を抜いて藤虎を叱責し、「麦わら、ロー、二人の首取ってくるまで全海軍基地の敷居はまたがせんぞ!!!」と命令した。 その後世界会議で七武海撤廃、革命軍襲撃、クロス・ギルド誕生、カイドウとビッグ・マムの海賊同盟結成、 その二大勢力の壊滅に四皇が二席入れ替わるという動乱が立て続けに発生し、 情勢の変革に振り回され、されど海軍の戦力も割けられる余裕が無いため介入も迂闊にできず、 気軽に前線に出る事もできない自身の立場にもどかしさを見せながらも徹底抗戦の姿勢を見せていた。 なお海賊と言う悪は毛嫌いしているものの、使えるものは使う程度の柔軟性はあり、上記のスクアードを利用した作戦の他、 情勢を顧みて七武海撤廃には反対の立場を取っていた。 エッグヘッド編ではベガパンク抹殺指令が出た中で、更に麦わらの一味がエッグヘッドに在島している事を知ると、 ベガパンクが麦わらの一味を味方に付けようものなら海軍及び世界政府は甚大な戦力を欠く事になるため、 CP-0には海軍到着まで一味との衝突を避けさせるように指示を出した。 だが予想外の事態は続き、[[バーソロミュー・くま]]がマリージョアに現れたことを聞きつけ、 迎撃のため出動し、これ以上はくまを政府の制御下に置くことが困難と判断して殺害を試みるが、重傷を負わせるも逃げられてしまう。 エッグヘッドの戦い終結後、状況確認のため電伝虫を掛けたがエメトが放った覇王色の覇気で海軍は黄猿を除き全員昏睡状態で、 その黄猿もルフィとの闘いで受けたダメージだけでなく親友のベガパンクを己の手で殺したことで心身疲弊し切って報告できる余力が無く、 エッグヘッドで四皇麦わらのルフィ・五老星・ペカバンク・CP-0を巻き込んだ、文字通り世界の危機レベルの非常事態以上が起きたにもかかわらず、 現場の状況がほぼ把握できていない状況で黄猿に報告を拒否された赤犬は苛立ち「甘い仕事しちょりゃあせんかのう?」と問い詰め、 私情を殺して任務を優先していた黄猿を本気で怒らせてしまう。 普段の彼の態度からは想像もつかない程に涙ながらに怒りを訴える黄猿の剣幕には、流石に赤犬も謝罪を述べたのであった。 ……と、2年前の時点では人気キャラだったエースの死因でもあったため、賛否が分かれる人物だったのだが、 元帥になった後は情勢が大幅に変化し、下は藤虎・緑牛の独断専行、上は五老星に色々と詰められると、 見事に中間管理職の悲哀に悩まされるようになり&s(){そしてそれを面白半分に煽るおかきジジイこと元元帥のセンゴク}、 更にはクザンの離反、そして唯一対等に接していた黄猿との関係すら悪化気味になった事で、 読者からは&b(){[[「やや自業自得気味の現状ながらも苦労人」「好きじゃないけどいささか哀れ過ぎる有様になってきた」>エンデヴァー]]}として評価が大きく変化している。 #endregion #region(外部出演) 物語の舞台を「新世界編」へ移す前の最後の長編である「マリンフォード編」の海軍サイドの大ボスということもあり、 ジャンプ作品のお祭りゲーでは『ONE PIECE』の悪役代表として、[[フリーザ]]や[[ラオウ]]といったジャンプの歴代悪役と共に登場する事が多い (一応正義側の人間だが、&s(){主人公が海賊だから、}[[悪の帝国>ダース・ベイダー]]である世界政府(天竜人)の配下である事から、[[物語的には悪役である>ストームトルーパー]]。 [[下っ端ならまだしも元帥である彼が天竜人の悪辣さを知らない訳が無いし>ガンダム試作2号機]]、[[藤虎]]との軋轢も「海軍による不祥事隠し」が原因である。 まぁだからこそ天竜人は新元帥に赤犬を推したのだろうが)。 『Jスターズ ビクトリー VS』における掛け合いの一つに『銀魂』の[[坂田銀時]]や神楽からの台詞で同じく立木氏が演じる長谷川泰三を意識したものがあるが、 前者は[[悪と見なした者は海兵であろうと粛清する>味方殺し技]]赤犬の性格から的を得た発言とも取れる台詞、後者は&b(){ハッキリと「マダオ」と呼んでしまっている。} &s(){後者の場合、「&b(){マ}グマで&b(){ダ}ンディーな&b(){オ}ッサン」なのか、「&b(){マ}グマを&b(){だ}す&b(){オ}ッサン」のどちらなのか気になる} また、[[青雉と同じ声のハジケリスト>ボボボーボ・ボーボボ]]からも敵視されている。 #endregion &font(b,i,30,red,black){「堂々としちょるのう…ドラゴンの息子…」} ---- **MUGENにおける赤犬 [[ボア・ハンコック]]を製作した基準点氏による、『ONE PIECE 大海賊闘技場』の[[スプライト>ドット絵]]を使用した赤犬が存在する。 動作こそ鈍いが、海軍大将なだけあって高火力且つ攻撃範囲が広く、しかも攻撃動作中は[[スーパーアーマー]]が付く。 故にキャラランクはデフォルトで狂クラスに匹敵しており、1Pでも&b(){同氏のボア・ハンコック12Pを圧倒してしまうほど。} 12Pはそれに加えて、 -攻撃時以外は無敵 -防御力が大きく上昇 -ライフ&ゲージ常時回復 と言った強化が施されており、この状態なら&b(){[[ワールドデストロイヤー>バルバトス・ゲーティア]]をも耐えてしまう。}&s(){[[ありえん>ありえん(笑)]]} &nicovideo(sm31911060) 上記の他にも、Gladiacloud氏による『ONE PIECE ギガントバトル! 2 新世界』のドット絵を使用したものや、 NBA01氏による『[[JUS>ジャンプスーパースターズ]]』風ドットを用いた[[ちびキャラ]]が確認されている。 &font(b,i,30,red,black){「海賊と言う“悪”を許すな!!!」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[赤犬],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[赤犬],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[赤犬],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[黒き魔女と黄金鉄の夢と]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 世界政府加盟国から優れた兵士を引き抜いて、海軍への入隊を命じて戦力を増強する制度。 緑牛のように自国では煙たがりながらも強くて手に負えない存在を厄介払い同然で海軍に渡す国もあったようだが、 これにより海軍は大きな強化を果たした一方で主要戦力を提供した加盟国の防衛力を弱体化させてしまった弊害もあり、 全て世界徴兵が原因という訳ではないが、ワノ国編前後で革命軍により起こされた「8か国革命」の成功にも少なからず影響を及ぼしたという。 &font(b,i,25,red,black){「えらい時代に元帥になったわい…!!なんぼ向かって来ようとも…} &font(b,i,30,red,black){ 全員返り討ちにしちゃるがのう…!!!」} ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //厳密にはマグマですが、便宜上炎使いという事で //|CV:立木文彦|,|CV:中尾みち雄|,アークシステムワークス,悪役,炎使い,軍人,正義,スカーフェイス,喫煙者,ヒゲ,黒髪,赤色