秘密組織『ネスツ』によって製造された
Kシリーズの内の1人。
元は特殊な能力を持たない失敗作であり、
組織崩壊を機にK-724とK-812という2人のKシリーズに連れられ、
ネスツの残党を相当する軍隊から身を隠していた。
逃げ込んだ先の施設跡地でK-724とK-812、それぞれの炎と氷の能力を移植される。
しかし、その直後に施設は
Kシリーズを抹消する者の襲撃を受けてしまう。
移植装置の中で眠りについたままのククルを地下シェルターへと避難させたK-724は、
聞こえぬ彼女に「生きろ」と告げてK-812と共に最後の戦いへと臨んだ。
その後、覚醒して外へ出たククルはほとんどの記憶を失っていたが、
頭の中には「抹消する者を抹消しろ」という使命感にも似た響きがあった。
思い出せぬままに大切な仲間が死んだことを理解した彼女は涙を流し、
しかし強い意志を瞳にたたえて、抹消する者の抹消を誓う。
そばに落ちていた仲間の形見とも言えるのグローブを身に付け、
ククルは戦いと復讐への道を歩み始める。