「わたしを殺した責任、ちゃんととってもらうんだから」
- 性別:女性
- 身長:167cm
- 体重:52kg
- スリーサイズ:88・55・85
- 種族:吸血鬼(真祖)
- クラス:吸血鬼(死徒)の処刑人
- 主武装:真祖としての身体能力
TYPE-MOON製作のPCゲーム『月姫』のメインヒロインかつ、同作を題材とした格闘ゲーム『
MELTY BLOOD』シリーズの登場キャラクター。
「真祖」と呼ばれる吸血鬼でその中でも王族に数えられる。
日光に当たっても平気だがニンニクは嫌い。血を吸わない(
見るのもイヤ)という変わった吸血鬼。
愛称は「アルク」「姐さん」「柚姉」など。
声優は、『MELTY BLOOD』では『うたわれるもの』の
エルルゥ、『AIR』の
遠野美凪、『武装錬金』の
津村斗貴子でお馴染みの
柚木涼香
女史。
テレビアニメ『真月譚 月姫』では
生天目仁美
女史。そのためアニメ版のアルクェイドを「柚姉」と呼ぶのは間違い。
2021年に発売されたリメイク版『月姫 -A piece of blue glass moon-』では
長谷川育美
女史となっている。
また、服装がロングスカートからミニスカートへ変更となった。
名前の由来は
ドラキュラの
逆綴りだと思われがちだが、
スタッフ曰く「名前が中々決まらなかったので、奈須きのこの別作品に登場するキャラクターの名前を使うことになっただけで偶然」とのこと。
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能力・強さについて |
真祖の持つ高い身体能力と、自然と繋がることで思う通りに自然を変貌させる「空想具現化(マーブル・ファンタズム)」、
そして世界(星)から無限のバックアップ(活力)を得て戦う。
シンプルイズベストであるためオールラウンダーであり、総じて勝率が高い。
戦闘能力としては当初は出力30%時で平均的なサーヴァントの4倍、 ネコアルクはその半分と言われていたが、
後に通常時(7割を吸血衝動抑制に割いた状態)の個体面としての能力は、サーヴァント約2体分の個体能力で4倍の強さと、の発言が公式より出ている。
彼女は星から無限のバックアップを引き上げられるが、同時に 星からの絶対命令により相手よりもやや上の出力しか許されない。
この「相手」というのは相手の「個体能力」のことである。
そのため、本人の個体能力もそれなりの強さかつ、
用途が多岐にわたるとんでもない数の武装も所有し、本人よりオプションの方が強い 金ぴか英雄王などは正に天敵と言える。
空想具現化は、限定解除した上でなら山中に街一つ創り出せるという強い自然干渉を可能とする
(限定解除しない状態でも、無印『MB』のストーリーモードでは彼女の世界の中でなら「千年後の朱い月」を出現させることが出来た。ただし戦闘は出来ない)。
しかし人間や人工物などの自然から独立した存在には一切通じない(動物にもやや効き辛い)という欠点がある。
つまり人間や人工物に対して直接「消滅させる」「猫に変える」などということはできないが、
空想具現化で変貌させたものによる攻撃(空気の断層を作り出して切り裂く、地面をマグマに変えて焼き尽くす)など、間接的に干渉することは可能。
TYPE-MOON世界において最強の一人とされる。
なおTYPE-MOON世界には彼女すら上回る存在が数体存在し、そいつらを倒したいなら ウルトラマンでも連れてこなけりゃ無理だとかなんとか。
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「真祖」について。原作ネタバレあり |
彼女の種族である真祖は星を一つの生命体に見立てる「ガイア論」における 星の集合無意識が発生させる存在で、星の触覚・代弁者、あるいは分身・眷属。
自然の一部である精霊とほぼ同じ性質を持つ、地球そのものをエネルギー源とする受肉した自然霊。
元々「朱い月」 *1と呼ばれる月の王が遺した固有結界と自然によって、必要に応じて生み出される現象。
その存在理由は星の存命の驚異と成り得る人間を律する「霊長の敵対者」であり、
カタチを持ってしまってはいるが「抑止力」と呼ばれる星の防衛機構の一つである。
同世界観の霊長(人類)側の「抑止力」、「霊長の守護者」である 彼とは対極に位置するが、
真祖は人間の敵でありながらあくまで人間が生きるために必要な自然とのバランスを取り持つ調停者であり、
また自然の一部であるため、お互い抹殺対象と認識することはない。
真祖の原型である朱い月を含めたアルテミット・ワンは星の代弁者であり自己意思が存在しない。
よって、星が朱い月を参考に生み出した真祖も基本的に私利私欲を持たないので無駄なことが出来ず、ただ与えられた役割のために動く。
そのため真祖には特に長やリーダーなどの命令を放つ人物はいない。
彼ら全員のオリジナルに当たる「朱い月のブリュンスタッド」が王と呼ばれるが、それも称号的な物であり主従関係にあるわけではない。
朱い月の消滅後は彼が遺した「千年城」を具現化できる個体が「王族」に数えられ「ブリュンスタッド」の名が称号として付けられる。
また真祖は人間から成った吸血鬼である死徒と異なり、生存に吸血を必要としない完全な不老不死(ただし外的要因での死は在り得る)である。
しかしオリジナルである朱い月に間違いがあったからか、
生まれながらに欠陥として「吸血衝動」を持ち、吸血衝動に飲まれてしまえば正気を失い
「魔王」「堕ちた真祖」と呼ばれる快楽のままに殺戮を繰り返す存在になってしまう。
そのため吸血衝動を抑圧して生き、抑圧が臨界点を越える前に自ら永劫の眠りに付くのが普通の真祖の一生。
この欠陥が元で真祖達は本来人間では太刀打ち出来ないはずの能力を大きく制限され、
さらに死徒や魔王と言った自分達の使命の邪魔となる存在を自らが生み出してしまうようになり、
適格でないシステムとして次第に世界からその数を減らしていった。
アルクェイドも同様に吸血衝動を抑えており、実に7割に及ぶ力を吸血衝動の抑制に当てている。
暴走アルクェイドは抑制している吸血衝動に飲まれかけた状態。
ただし『MB』シリーズに「そのもの」が登場したことは無く(せいぜい怒りで顔が暴走状態に近くなる程度)、あくまで本人の「紛い物」しか登場していない。
そのため『MB』シリーズの暴走アルクェイドは吸血衝動に「飲まれかけた」ではなく、「完全に飲まれた」状態の姿に近い。
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性格や『月姫』での経緯など。原作ネタバレあり |
基本的には陽気で無邪気、わがままな性格と楽観主義だが、根は悲観主義。猫属性高し。たまに王族らしい不遜な言い回しもする。
他のヒロインと違って志貴が他の女性と仲良くしてもあまり気にしない。というか、他のヒロインとも仲良くしたい。
が、流石に限度はあり、『MBAA』で 女性を五人セットで引き連れていた時にはキレた。そりゃそうだ。
志貴「うえ、なぜそこで強制解放!?ボス?なんでそこでボス化する!?」
『月姫』の事件の後の顛末は選択肢やルートによって異なるが、
『MELTY BLOOD』では三咲町に留まり続け、志貴と仲良く遊んだり、 シエルや 遠野秋葉と仲悪く遊んだりしている状態で登場する。
普段はマンションの自室で寝てるか食ってるか遊んでるかと、かの 騎士王もかくやという引き籠りっぷりなのだが、
超が付くお金持ちなのでニートとは言われない。なんか不公平。
『MBAA』後日談にあたる某ドラマCDでは車を運転しているが、多分 暇な時に自動車学校に行ったのだろう
(その辺りがニート呼ばわりされない理由だろうか?)。
更に言うなら年齢は800歳前後なのだが、実稼動年数が1年足らずなので ババア呼ばわりもされない。とっても不公平。
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『月姫』での役回り |
『月姫』の表ルートでは、800年の因縁のある とある吸血鬼を追って舞台である三咲町を訪れるが、
通りすがりの 男子高校生にストーキングされた挙句17個の肉片に分割され、登場した途端に惨死してしまう
(余談だが、『MBAC』では時系列が月姫直前のパラレル的な扱いになっており、
EDでは 背後に志貴が現れて17分割しようとする所で終わってしまう)。
その後、発狂しそうな痛みの中一晩かけて蘇生し、全てを台無しにした殺人鬼にリベンジをしようとするが…
何の因果か彼女が思いもしなかった方向へと物語は進むことになる。
『月姫』大部分でのアルクェイドは、単純に殺されただけでなく「死の線」を断たれたことで通常の治癒が出来なかったので、
再生に力を大きく使い、一時的だが大きく弱体化してしまっている。
しかし、惨殺された際に組み直されたシステムに新たな機能(または欠陥)が生じたことが原因で、
アルクェイドは感情豊かな人間性を手に入れることになる。
志貴に殺される前のアルクェイドは感情もほとんど無く、言葉も必要な時以外は喋らない道具じみた存在であった。
殺されたことを根に持っているのかは定かではないが、
月姫のファンディスクである『歌月十夜』では(夢の中ではあるが)志貴を18個に分解して殺しており、
『MELTY BLOOD』でも対志貴限定でラストアークが18ヒット技に変化する。
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作品タイトル(月姫)がアルクェイドを指すなど、名実共にメインヒロイン的立場の彼女だが、
実は月姫の半分以上を占めるルート(通称遠野家ルート)では後姿しか出てこない。
そのため、メインヒロインなのに全攻略キャラのうち一番出番が少ない
(その上、出番のある方のルートでもシエルルートだとその役割はヒロインと言うより…)。
メイン…ヒロイン…?
また、月姫のファンディスクであり続編的存在でもある『歌月十夜』でも影が薄く(と言うか他の奴らがはっちゃけ過ぎ)、
おまけに『MB』無印の
ストーリーモードでも、最後の最後に美味しい役はあるものの出番が極端に少なく、
しかも
カレーや
妹と違って操作キャラにもならない。
さすがにそれはメインヒロインとしてどうよという声でもあったのか、
『Re-ACT』のストーリーモード(アーケードモードに非ず)では
隠しラスボス戦で操作可能になる(ノベルパートでのセリフと矛盾しているが)。
にも関わらず、公式サイトの月姫メインの人気投票では四回連続でぶっちぎりのトップをマークした。
ヒロイン(笑)などとは決して呼ばれない彼女の存在感の賜物であるといえよう。
出番ばかりが多いどこぞの
伊達メガネとは違うのだよ!
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紳士的余談 |
戦闘力は原作内でも余裕でトップ。
コイツとウマが合わないのは、何も コイツ絡みだけではなs…あれ?足元が赤k
(『歌月十夜』や『MBAACC』秋葉EDに登場する非戦闘員まで含めれば、更に高い戦闘力(90・59・87)を持つ三澤羽居が登場している。
ちなみに秋葉の親友)
余談だが、漫画版月姫の単行本巻末の4コマ(元は雑誌付録に掲載)で、「アルクェイドは他の真祖達の協議によって生み出された」と聞いた志貴は、
その時の真祖達の姿を 巨乳について熱く語りまくる他作品の忍者達の姿で想像してしまっている。
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その他の作品でのアルクェイド |
魔法少女「白き月姫ファンタズムーン」を名乗り、『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』へ出張。
「単なるコスプレなので基本的に変身前と性能の違いはない」と明言されている。
ただし必殺技は魔法(魔術)っぽい技になっており、全ての人物のHPを1にする「偽・空想具現化(マープル・ファンタズムーン)」 と、
全員のタイガーポイントを等分する「秩序再構成(みんな仲良くネ)」という何故かバクチ技な構成である。
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そして……(某型月作品の大きなネタバレ有り) |
PSPのゲーム『Fate/EXTRA』において、なんと バーサーカーのサーヴァントとして参戦を果たしてしまった。
ちなみに彼女の登場は、ゲーム発売前に「謎のサーヴァント参戦」として各種メディアでシルエットとして取り上げられていたのだが、
ぶっちゃけバレバレだった。
狂化の影響で、どちらかと言えばその性質や言動は こっちに近い。
本来英霊のカテゴリにはカスリもしないはずなのだが、アルクェイド本人の魂がムーンセルの作り出す霊子虚構世界に紛れ込んでしまったことで、
サーヴァントとして月の聖杯戦争に参戦してしまったらしい。
しかしやはりと言うべきか、多くの制限がかけられている。
簡単に言えば
- バーサーカーのクラスで参戦したため、狂化により理性が失われる
- マスターである臥藤門司が精霊であるアルクェイドを「神」と勘違いしているため、その影響で様々なスキルに不具合が生じている
(アルクェイドは神以上の存在であるため、強制デチューン)
- 舞台が月面であるため、地球意志の末端たる彼女的にはホームグラウンド的な意味で場違い
といったもの。
それでもゲーム中では聖杯戦争後半に現れるためかなりの強敵。
素のスペックが筋力A+敏捷Aで、HPはプレイヤー側の約10倍以上(後半の敵サーヴァントは大体そんなものだが)。
その上必殺技や宝具で手痛い一撃を放ってくる。パターンを読み切らねば苦戦は必死。
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臥藤門司とは? |
「おお原始の女よ…汝は、大雑把に美しい!」
一言で言うとネタキャラ。
……真面目に解説すると、世界のあらゆる宗教を学んだものの全ての宗教に存在する矛盾に気付き絶望した男。
だがアルクェイドと遭遇したことで彼女こそ真の神だと勘違いし、
その威光を知らしめるために聖杯戦争を勝ち抜こうとする。
そういった経歴上彼の服装や台詞は色んな宗教を闇鍋したものとなっている( 数珠や ロザリオ、 行脚傘など身に付けまくり)上に、
アルクェイドを俺の嫁と抜かしたり、欲情したりとアルクェイドとは別の意味でやりたい放題。 志貴はこいつをぶん殴ってもよい
そのため主人公からは「暑苦しい」と鬱陶しがられ、
味方サーヴァントからは「 宮廷道化師(ピエロ)」「 アレ一歩手前」「 下品な男」と散々な評価を受けている。
アルクェイドも興味を覚えていたためしばし付き合ったようだが、最終的に「うん、ないわアレ」と呆れていた。
「臥藤門司、お呼びと聞いて即・托・鉢!」
ただの一発ネタキャラと思われていたが続編の『CCC』でまさかの再登場。
序盤で主人公にスカウトされ、月の裏側からの脱出を目論む生徒会に加入。
空気を読まずに暴走し、他のメンバーに呆れられたりお笑い芸人扱いされたりしていた。
因みにサーヴァントは彼曰く「ショウジキナイワー」と言う神託を残して去っていたらしい。
しかし中盤で真の記憶を取り戻し、彼はとあるキャラを救済するために奮闘することになる。
その中で彼が数多の宗教を学んだ中で何を見たのか、何故アルクェイドを神と崇め、強く崇拝していたのかも明かされた。
彼の見出した答えとその活躍の様は、あの ギルガメッシュですら感心する程であり、プレイヤーからの評価も大きく変化。
それだけに互いにまともな状態でアルクェイドとコミュニケーションを取れなかったことを惜しむ声も出ている。
むしろそれほどの男が強く勘違いしたからこそ、彼女をあそこまで弱体化させてしまったとも言えるのかも知れないが。
ちなみに無印時代から奈須氏に「(肩の力を抜けば)聖人になれる素質の男」とは言われていた。
「最も聖人から遠く、最も聖人に近い男」という作中での評価が彼を最もよく表している。
まぁ、芸人気質も素で持っているので中の人の怪演もあり、救済のための説教中にも笑いを取りにくるのだが。
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『EXTRA』の聖杯戦争では「敗北=マスターとサーヴァントの消滅」であり、
臥藤も例にもれず消滅してしまったのだが、彼女は消滅せず、
何かが抜けていくと共に理性を取り戻し、主人公達に手を振って霊子虚構世界の空間に穴をあけて出ていってしまう。
おまけに原作を思わせるセリフを口にしたり、意外と自分を倒した主人公に対して楽しそうだったりやりたい放題。
・・・・すごい女だ。
まぁ他のサーヴァントがあくまでムーンセル内のデータベースから第三魔法で実体化し、消滅しても再び霊子に戻るだけなのに対し、
アルクェイドはムーンセル外からイレギュラーでサーヴァント化したので消滅されても困ると言えば困るのだが。
それはともかくあなたを倒した責任はいつ取ればいいですか?というか取らせて下さい。
サーヴァント化したアルクェイドは、サーヴァント化により特徴が強調されたのか、
現実では至っていないはずの「アルテミット・ワン」としての能力の片鱗と思わしきをスキルを持つ…が、
やっぱり前述のサーヴァント化したことによる弊害でプラスマイナスゼロどころかマイナス気味。難儀である。
宝具(正確には特性だが)は「プルート・ディ・シェヴェスタァ」。
MBの暴走アルクェイドのアークドライブと同名だが、
こちらは空想具現化による直接的な攻撃ではなく、周辺環境の地球環境化(テラフォーミング)を行うというもの。
ムーンセルの聖杯戦争の舞台である電脳空間では環境及びサーヴァントも月の常識に合わせて再現されているため、
地球の約6分の1の重力である月の重力を強制的に地球の重力に変えることで、対象に通常の6倍の重力を与える。
アルテミット・ワンであるORTの能力「水晶渓谷」を思わせる力であるが、変化させる環境が地球であるため効果的には地味。
ゲーム上の演出では朱い月が見えたり、この能力を使ってる間にアルクェイドが高速で攻撃するなどそれなりに派手な物になっているが。
もっとも、この宝具の真価は 1ターン目からぶっぱなしてくることと 何度でも何度でもな・ん・ど・で・も使ってくる点。
よって前情報無しの初見で手が見えていない場合は……
スキルは「バーサーカー化(狂化と同じ)」「魔眼」「原初の一(アルテミット・ワン)」の三つ。
クラススキルであるバーサーカー化は、理性は奪われているが上手くいっておらず、ランクもAからCにまで落ちている。
無論、マスターの勘違いのせいで。
魅了の魔眼も上手く機能しておらず、その影響かオッドアイになっている。そしてランクはやっぱりAからCにまで低下。無論、マスターの勘違い(ry。
原初の一(アルテミット・ワン)は星の触覚である真祖の持つ特性が強化されたようなスキルで、
星のバックアップで敵対する相手より一段階上のスペックになるというチート能力。
…が、ランクはEXから×になり全く機能していない。無論、マスターの勘(ry。
ちなみに本来のクラスは特殊クラスのファニーヴァンプになるらしい。
また本来のマスターは(力を十二分に発揮出来るという意味でも) 学生服の少年という記述も。眼鏡爆発しろ。
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ステータス |
筋力 A+ |
魔力 C |
耐久 B |
幸運 D |
敏捷 A |
バーサーカーらしい高水準なパラメーターだが、『EXTRA』発売当時はなんと これでもバーサーカークラス中最低クラスだった。
後にスマートフォンゲーム 『Grand Order』のサービス開始に伴い多くのバーサーカーが追加されたことで、
バーサーカーだけで見ると、決して低いステータスではなくなった。
現在、低い方を見てみると 清姫が敏捷・宝具以外オールE、茶々が幸運を除いてC~Dでまとまっている。
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いよいよカルデアの地へ |
2022年7月31日の7周年イベントにて「アーキタイプ:アース」名義でついに参戦。クラスは ムーンキャンサー。
上記のファニーヴァンプはクラスとしてでなく、彼女の固有スキルとして実装された。
元々奈須氏は「いつかアルクェイドを☆5サーヴァントとして実装させたい」という旨のコメントを残しており、それがようやく実現したと言える。
ゲーム的なスペックも極めて高性能。
カードはBuster寄りで宝具「空想具現化」は 敵全体に混沌属性特攻のダメージを与え、
フィールドを3ターン「千年城」に変化させる無二の特性を持ち、「今を生きる人類」特性持ちの仲間のNPをアップさせる。
スキル「星の息吹(C)」は宝具威力アップに加えてスキルマでNPを100%獲得可能なため宝具も撃ちやすく、
さらにスキル「ファニー・ヴァンプ(EX)」は味方全体に3ターン持続で回数1回の無敵状態を付与する他、
善特性の味方全体の強化解除耐性を1ターンアップさせ、上記の宝具でフィールドが千年城状態の時、
自身を除く味方全体のNPを最大で30%増やす効果を持つ。
これにより、初手でアーキタイプ:アースが宝具をブッパしつつ味方にNPを配って味方が次ターンの掃討を担当するシステム周回で役に立つ。
また、大抵のムーンキャンサーはバーサーカー以外で有利なのはフリクエではあまり出ないアヴェンジャーなので火力が出にくい難点があるのだが、
アーキタイプ:アースはフィールドが千年城状態の時、自身のQuick&Arts&Busterカード性能を高倍率でアップさせるクラススキル「原初の一」を持ち、
事前に宝具を撃っておく必要があるもののムーンキャンサー屈指の火力を実現できる。
おまけに上記の通り回数限定だが無敵スキルもあるため防御面にも隙が無く、アタッカーとしてもサポーターとしても欠点らしい欠点が無い、
超ハイスペックなサーヴァントとなっている。
強いて言うなら、ムーンキャンサーはスターの収集率が悪いので、
単体ではクリティカルの威力を上げるクラススキル「単独行動(A)」を活かしにくいのが難点だろうか。
ユニット実装はされたわけだが、シナリオ上でいつカルデアと縁を結ぶことになるのかは実装時点では不明であった。
2部七章「黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン」ではアーキタイプ:アースの登場が示唆されていたが、
実際に登場したのは異聞帯におけるアーキタイプ:アースに相当するディノス(恐竜人類)のイシュキックであった
(アーキタイプ:アースはその世界の霊長と同じ姿となる)。
ただし、このイシュキックもアルクェイドと同じく「ある異能の持ち主」と浅からぬ関係にあるなど、
辿った歴史・世界こそ異なれども、なお揺るがない因果の巡りを感じさせるキャラとなっている。
そして2024年の奏章III「新霊長後継戦アーキタイプ・インセプション」でついに本編に登場。
ストーリー内でも敵として登場するが、編成制限があるのに加えてムーンキャンサーのため宝具スパンが短く、
おまけにブレイクゲージ4つにギミックてんこ盛りで、厄介さでは設定に違わない同章のボスの中でも最難関な敵の一角となっている。
更に2024年ラストを飾るクリスマスイベントおかわり&年末イベント『スペース・ファンタズムーン アナザー・クリスマス 真夜中のこんふぁんた』にて、
プリテンダーのクラスの期間限定イベントサーヴァントとしてファンタズムーンがまさかの実装を果たした。
同年のクリスマスイベで実装されたロウヒが魅力的なキャラかつ性能もよろしかったので石消費した人が多かった上、
新年限定ガチャまで控えていた予期せぬタイミングで投下されたこのイベントに、
古参型月ファンは「そう言えばクリスマスはアルクの誕生日だった」と思い返しつつ、どこまでガチャを回すか悩ませることになった。
……ただ、その関係で本来のクリスマスイベント開催期間が約二週間という驚異の短さにされた他、
煽りを受けて存在が霞んでしまった その年のサンタサーヴァント等、色々と物議を醸すことにもなってしまったのだが。
性能は何といっても味方全体のNP獲得、宝具威力アップ、1回宝具チャージ段階上昇状態付与「アイコンアース・ハートリズム」、
スター獲得と味方単体にスター毎ターン獲得付与、味方単体のスター集中度をアップ、
味方全体に攻撃力&クリティカルバフを付与する「ブルー・グラスムーン」など、全体サポートに秀でているスキルが目立つ。
また宝具「空想具現化・万物の簒奪」敵単体に超強力な悪特攻攻撃、1ターン宝具封印を付与、自身のNPチャージ&EXカード性能アップに加えて、
自身を除く「今を生きる人類」特性持ちの味方全体にNPを配る効果があり、こちらも便利。
こちらのユニットもアタッカーとしてもサポーターとしてもハイスペックだが、支援に関しては軍配が上がる。
加えて特徴的なのが第2スキル「レッド・スターヴァンプ」で、自身に3ターンArts&Busterカード性能アップとNP獲得を付与し、
Extra攻撃が全体攻撃化する状態を付与&Extra Atackのカード性能アップという珍しい性質を備えている。
ただし、これを使用した攻撃は全体化する代わりに単体へのダメージやNP回収などが半減する点には注意。
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『MELTY BLOOD』での性能
攻撃力・
判定共に優れており、防御力も秋葉、
ネロに次いで総合3位。
飛び道具はアークドライブのみ。
それも外すと
フルコン確定なためやや使いどころが難しいが、全体的な性能に関しては『メルブラ』の中では優秀な部類である。
近距離戦特化のキャラクターなのだが、ガードを崩す能力が弱いのが難点。
ダッシュは『メルブラ』では少ない方のラン型で、相手と接触するとそのまま相手の背面に回り込む事が出来るなどの特殊な機動も可能。
どーでもいいが「せーのっ!→追加C」が
ロックのハードエッジそのものである。
真祖アルクェイド
「余興だ、狩りをしてやろう」
- 性別:女性
- 種族:真祖
- クラス:アーキタイプ・アース
- 主武装:真祖としての身体能力
『Actress Again』PS2版では、「借り物の体である」という設定での
隠しキャラクターとして、
「アルクェイド(姫)」(ディスプレイネームは「ARCHETYPE:EARTH」)が登場した。
各スタイルの変更はできず、月食をかたどったマークの「イクリプススタイル」(ボス専用スタイル)のみである。
ボス専用だけあって、サーキット
ゲージの自動回復・攻撃力の上昇など色々とすごいことになっている。
また技名は全て「???」と表記されている。
言葉遣いが異なる他、技は通常のアルクェイド・暴走アルクェイドの使うものを統合した形であるなどの変更点がある。
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姫アルクの強さ簡易まとめ |
- 4000dmのコンボを当てても3000程しか食らわない極めて高い防御係数
- 通常キャラの2倍以上の耐久力があるガードゲージ
- 他キャラが2Aでいくら暴れても相殺するとんでもない相殺判定を持ち、だからと言ってガードすればガードゲージ4分の1乙の5B
- 立ち状態のキャラ二人分のリーチがある2Bと5C
- A版はガードゲージ4割削りに加え削りダメージもとんでもない上に、C版はガードでガードクラッシュ確定し、
威力が異常に高く、クリーンヒットなら防御係数1位のキャラですら体力半分乙の236系必殺技
- A版はガードされても有利で固め続行可。C版はガードで姫アルク大幅有利で、ゲージがある限り固め続けることが可能なイカリングこと214系必殺技
- ワルクのヴァイス・カッツェと同じモーションだが、B版は相手との距離によっては裏周り可能+空中ならどんな距離からでも相手の側に移動。
C版は相手の頭上に瞬間移動+どんな距離からでも相手の頭上へ移動可能。A.B.C全てが空中発動可能。 地上空中どちらも通常技キャンセル可能で、中下段+裏表+投げの5択をお手軽に迫ることができるどこぞの病人のような性能の移動技の421系必殺技
- ヒット後に通常技キャンセル可能な上に、ゲージがある限り何発でも連続発動可能な22C
- 投げられれば空中受身一切不可。叩き付けるか横に投げるかのランダムで、
横投げの場合は画面端から画面端に投げてもダッシュで追撃が間に合い、追撃コンボで7割、妥協しても6割減る、補正一切なしの壊れた性能を持つ投げ
- J214Cなどでダウンさせた相手にも当たる上、通常アルクとは違ってガードされても隙ほぼ無しのAD
- ADの性能+ガード不可能、さらに生当て6割ダメージ。そしてシールドすら不可能なAAD
- 地上空中どちらでも発動可能。遠野志貴と七夜志貴以外には成立=即死のLA(遠野志貴と七夜志貴相手だと通常のアルクェイド同様に十八分割になる)
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2010年7月29日に稼動開始した『MELTY BLOOD Actress Again Current Code』では、特定の条件を満たすとCPU戦で突然乱入してくる
(負けてもゲームオーバーにはならない
ボーナスステージ扱い)。
そして11年10月14日稼働のVer1.07にて、
「真祖アルクェイド」の表記でプレイアブルキャラとして遂に参戦。
カットイン、
ドット絵、
エフェクトも新規に改定されており、ファン待望のロングヘアー、ロングスカートで戦う姿を見せた。
彼女と完全武装シエルのドットは、フランスパン製作ではなく『Fate/EXTRA』を手掛けたイメージエポックに外注して作られたものである
(『MBAA』の時点で元からある登場、
勝利などの一部ドットはフランスパン)。
避けモーションが可愛い、むき出しの肩と腋がエロいと評判だが、
フランスパンのドットと違い他のキャラと並べた時の違和感や微妙に固い表情や動き、中割が従来のキャラより少ないなど、不評な点もある。
キャラクター性能も完全リニューアル。
広いリーチと発生保証の強い技が多く、立ち回り重視型になった。
最大の特徴がゲージ消費による空中浮遊。一人だけ出るゲームが違うと言われるくらい『メルブラ』らしからぬ動きで翻弄できる。
そして台詞やストーリーはファンサービスが満載。詳しくは伏せるが、特にストーリーは最後まで見届けてほしい。
ver1.07以前の姫アルクはキャラ選択時に表示されるドット絵及び
バストアップ絵、
戦闘開始時のドット絵、技のカットインもドレス姿なのだが、戦闘中のドット絵は通常のアルクェイドと同じである。
ドレス姿で戦ってくれない姫君にワラキアよろしく血の涙を流したファンが少なからずいたとかいなかったとか。よかったな皆!
MUGENにおけるアルクェイド・ブリュンスタッド
MUGENではアレンジ版も含めて複数存在しているが、一時期ほとんどのキャラが公開停止したため見る機会が少なくなった時期もあった。
それでも現在、41氏の「アーキタイプ・アース」やシオン好きの名無し氏、亜-人氏、シロト氏の「朱い月」等のアレンジ仕様や、「ダークアルクェイドMk-II」、
「死徒アルク」、システムが一癖変わった「幽子(仮)」といったキャラが公開中であるため、動画で見る機会が増えている。
2018年にはりゅん氏の「魄」と「Archetype_Earth_R」も代理公開され、再び入手が可能となっている。
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ちょっとこ丸氏製作 |
『無印』仕様と『ReACT』仕様の二体が存在。
両者ともCNSに一切手を加えない状態でも、すみ氏のシエルが出した立ち弱攻撃を連続シールドすると、3段目でクロスカウンターが発動するのが特徴。
前者は無印アルクェイドを再現しており、さらにアレンジモードを搭載。
無印仕様のため、現行版の「EXなにやってるの……!」にあたるメテオスマッシュを途中で止めることで空中コンボに移れるなど、一味違う動きができる。
しかしながら現在は公開されておらず、入手困難である。
後者はほぼ『ReACT』のアルクェイドを再現している。
AIもデフォルトで搭載されている。なお、AI制御中は白く光る。
裏氏のサイトにて代理公開されていたが、現在は公開終了しており、こちらも入手は難しい。
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Kuro氏製作 |
旧verと新verの2種類が存在するが、現在はどちらも入手不可。
ちょっとこ丸氏のものとToma氏の「暴走アルクェイド」がベース。
基本的には 原作再現だが、いくらかアレンジが加えられている。
旧verと新verでは仕様が大きく異なり、
旧verは試合中に暴走状態に変化するのが最大の特徴。
ゲージの上に「レッドゲージ」と呼ばれる専用の特殊ゲージがあり、
ダメージを受けたり敗北することで増加し、一定量以上で特定の条件を満たすと演出と共に暴走状態になり、次の試合では勝敗を問わず解除される。
デフォルトで搭載されているAIもかなり手強く、12Pカラーの金キャラ状態では ゲージが常時MAXで性能も格段に上がり、 狂キャラクラスの実力を持つ。
その後、⑨氏のサイトで代理公開されていた新verには、
- レッドゲージ、及び暴走モードの廃止
- 金カラーに替わり、白カラー(ゲージ体力微増)、黒カラー(ゲージ無限)の導入
- その他多数の変更・調整
といった変更が旧verから加えられていた。
特に姫アルク(短髪、アルクとしての自我あり)となった後のアナザーアークドライブで敵を倒した時の勝利演出はファン必見。
フツノ氏によるAIが公開されていたが、現在は公開停止。
また、柊・竹・梅氏が ミッドナイトブリス対応化パッチも存在していたが、現在はこちらも入手不可能。
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41氏製作 アーキタイプ・アース |
現在は公開停止のため入手不可。
『MBAACC』に登場する姫アルクを再現したもの。更新により新MUGEN専用になった。
ほぼ全ての技とイクリプスを含めた全スタイルが搭載されている他、勝利時には氏の製作した 式と同じく原作風のスコア表示が出る。
更新でラストアークの はじけてまざれ「おわり」が搭載された(絵と音声が一部足りなかったらしく若干アレンジされている)。
AIは搭載されていないが、StoneNRoll氏によるAIが公開されている。
このAIにはWin版用と1.0用の2種類があり、Win版用AIを適用すると新MUGEN以外でも起動出来るようになる。
更新によりシールド頻度やEXシールド確率が変更出来るようになった他、
動きをAD・LA狙いのモード、堅実に戦うモード、2つの中間の3種から切り替えられるようになった。
更に2015年4月1日には同氏の 式、 数々のジョジョキャラの良AIを作ったmisobon-ism氏によって、待望のイクリプススタイル専用のAIが公開された。
AIパッチと脈打ってはいるが必須なファイルは揃っているためdefファイルを書き換えれば単体でも使うことが可能。
こちらのAIを導入すると、上述したStoneNRoll氏のものと同じくWin版でも使用可能となる。
氏の他キャラと同じく12Pカラーでは立ち回りが強化され、コンボルートが多彩となる。ヒューマンライクモードは今の所未搭載の模様。
ランクとしては凶中位と言った所か。
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Rajaaboy氏製作 Rajaaアルクェイド |
2017年に公開サイトが消滅したことにより、現在は入手不可。
新MUGEN専用の、肌の色が浅黒いアレンジ版アルクェイド。
AIがデフォルトで搭載されているが、対人向けなのでそこまで強くはない。
ラストアークは3ゲージ当て身になっている。
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QWERTY氏製作 アルク&ワルク |
アルクェイドと 暴走アルクェイドが一緒に戦うタッグキャラ。
オープンデバック版とされており、一部未完成なままサイトが閉鎖してしまった。
フツノ氏製のAIも公開されていたが、現在公開停止&本体も入手不可能のため、動画で見る機会は無いだろう。
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586氏製作 ダークアルクェイド |
暴走アルクェイドとはまた別の形で誕生したアルクェイドの タタリ。
故にこのキャラはアルクェイド本人ではない。
多種多様なアレンジが加えられており、技や特殊システムも豊富。
中でも 恐怖の片鱗(ベーゼ・ジルエッタ)はほぼ 元ネタの物と同じ性質な上、ノーモーションで使えるので隙がないという狂った性能。
各種システムのON/OFFやモード設定なども可能。
過去に㍻㌢氏がAIを製作して586氏に渡したそうだが、公開前、諸事情により紛失してしまったらしく現在に至る。
改変公開は自由。ボイスを追加したものが「ステラ」という名前で公開されていた。
この名前は586氏のサイトにてかつて掲載されていた、ダークアルクェイドが主役を務めるSS「或ル幻ノ肖像」に由来する。
ちなみに「ステラ」は改変禁止。
現在は「ダークアルクェイド」、「ステラ」共に公開を終了している。
また、 翡翠の夫氏がAIと声をつけた物を「ダークアルクェイドMk2」として公開している。
カラー別で能力up、AIレベル別で狂~準神化もあるとか。詳しくは付属テキスト読もう。
改変などは氏のサイトで質問するように。
コンボ(ダークアルクェイド専用) |
備考 |
2A*n>5B>2B>2C>5C>6B>JB>JC>dc>JB>JC>jc>JB>JC>J2C |
安定コン。殺しきれそうなら〆はJ2C>22B~派生SC22Cなどで火力増を狙う 確定ダウンが取れるので設置なども有効 |
2A*n>5B>2B>2C>5C>Y+Z>5B~ |
2.5ゲージ以上ある時用。ロマキャン一回で2.5割火力増 |
(空ガ確認)5A*n>22A>派生>SC22C |
いれっぱなどにリスクを与える選択肢。距離が離れすぎていると22Aがスカるので高さ見て5B出して距離を詰めたり |
サイクバースト>ダウン追い討ち2B>5B>6B~エリアル |
端を背負わせている時に暴れを受けたら脊髄サイクから4割強持っていって心を折ってあげよう |
2A*n>2B>2C>412A>目押し2A~ |
永久。2Aがギリギリ届かない場合は2A*nの数を増やして相手を放すとよさげ 5Cや5Bはノックバック以上に前進してしまうのでNG |
5A>5B>5C>昇り最速J2C>5A~ |
永久その2。距離調節はいらないが立ち食らいじゃないとシビアなので低ダ絡みの下段拓が刺さった時に狙っていく、補正が劣悪なので3C〆からの強制開放などがベターか |
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シロト氏製作 アルクVer朱い月 |
公開先のyahoo!ボックスが2020年9月にサービスを終了したため、現在はシオン好きの名無し氏によって代理公開されている。
『Re ACT』のアルクェイドをベースにアレンジを加えたもの。元ネタは『歌月十夜』。
初公開が2005年とかなり古いキャラなので、当然『MBAA』以降の朱い月とは別物(更新でボイスや疑似イクリプスなど一部要素は取り入れられたが)。
東方式の難易度調節が可能なAIもデフォルトで搭載されており、Lunatic以降は行動だけでなく性能自体も変わる。
上位難易度だと狂クラスになり、場合によっては レアアクマなどを倒せることも。
後の更新でdefファイルを切り替えることでボイスを『MBAA』版アルクェイドに変更可能となった。
公開場所が分かり辛い場所に置いてあったが、現在は正式にDL可能である。
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大会ネタバレ |
凶下位~凶最上位付近ランセレタッグ&チームバトル【門番杯】において 仮面ライダーブレイドと組み、
「真祖の月姫と永遠の切り札」というタッグチームで出場。 タッグチームが肩書きまんまなのは気にしない
チーム戦では設定によるものもあったがしばしば苦戦し終始ブレイド頼みであったが、
タッグ戦においては、広範囲攻撃に乏しいブレイドが相手二人まとめて攻撃している最中、後ろからADやAADで援護射撃をしたり、
ブレイドが倒されても自力で相手を2人抜きするなどの活躍を見せ、彼を支え続けた。
度々脱落危機に陥るも、その都度ボーナスを得てしぶとく最終パートまで生き延びたが、惜しくも脱落した。
最終戦績は個人戦では8戦中2人撃破であったが、タッグ・チームでの総合戦績は10勝6敗の5位という好戦績であった。
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シオン好きの名無し氏製作 React仕様 |
製作理由は現在公開されているアルクが少なく、かつ原作に近いものが少なかったため。
基本的に原作再現だがAD版の空想具現化は改変元のシロト氏のもののままとなっている。
AIは搭載されていないがshao氏による外部AIが公開されている。
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シオン好きの名無し氏製作 マッスルボマー風アレンジ |
- シオン好きの名無し氏製作 マッスルボマー風アレンジ
真面目な仕様から誰も作らないであろう仕様のキャラを作ることに定評のあるシオン好きの名無し氏による、 まさかのマッスルボマーアレンジである。
どういう発想でこんなのを作れるんだ…
氏曰く、ほぼ4日で出来たらしい。同じ仕様のシオンと同じく、プロレス技なんて微塵もないので動作はシオン以上に無茶をしている。
AIもデフォルトで搭載されている。
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亜-人氏(真崎アスカ氏)製作 |
シオン好きの名無し氏が製作したものを改変したアルク。 あーあ、やっちまったか。
猫アルクに変身する挑発や、特殊ゲージである血液ゲージや新技など、氏の独自のシステムが搭載されている。
さらに新規の ブリス絵や 謎ジャム、果ては 裸エプロンなど数多くの 特殊やられも搭載されている。
AIがデフォルトで搭載されており、起動に時間がかかるものの中々手強い。
下記動画で公開中。
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りゅん氏製作 魄 |
アルクェイド・暴走アルクェイドのスプライトを使用した改変キャラ。最新版はver3.71(2011年6月22日更新)。
公開停止により入手不可となっていたが、現在はhamer氏によって代理公開されている。
元ネタは小説『ダブルブリッド』の主人公、片倉優樹さんとのこと。「吸血鬼」ではなく「 鬼」であるらしい。
近中距離に特化したインファイターを目指して作成されており、気合の入ったアレンジが施されていた。
特殊なシステムとして
- 専用ゲージを消費。攻撃力が半減するが、特殊行動とキャンセルが可能になる「ブレイク(神経融合)モード」
- 1ゲージ消費して攻撃力1.5倍になるが使用中は体力減少する「ブースト(筋力増幅)モード」
などが用意されている。
ver3.6からは、一撃必殺技である「鬼唄」が搭載された。発動条件などが非常に厳しいため、 ロマン技でもある。
レベル制の簡易AIも搭載済。
ジョンス・リー、 壬生灰児、 先代巫女はじめ20人近くのキャラへの特殊イントロが用意されている。
その大多数がちょっと変わったキャラなのは気のせいか……。
名前は動画で募集したものであり、その他の名前案(「 ももひきさん」とか)も多少アレンジされて技名として使われている。
元ネタの元ネタとストーリー動画などで絡むことも期待される。
コンボ(通常時) |
備考 |
X*n>Y>(Z)>2Y |
基本チェーン |
A鉄月>JX*2>A鉄月>JX*2>A鉄甲>C鉄甲>鉄槌 >A鉄甲>空投げ |
目押しA鉄月ループ(運びコンボ) |
A鉄月>JYJZ>X>Y>Z>C鉄甲>鉄槌>Z>A鉄甲>C鉄甲>鉄槌>A鉄甲>空投げ>B鉄月>2派生>桃弾山 |
壁端コンボ |
A鉄甲>YZ>C鉄甲>YZ>C鉄甲>鉄槌>A鉄甲>ブレイク準備>雪片万華>B鉄月>2派生>桃弾山 |
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QK2key氏製作 幽子(仮) |
アルクェイドのドットを使用したオリジナルキャラ。
氏のサイトは2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い消滅してしまったが、OneDrive自体は健在なので現在も入手可能。
その名の通り幽霊のように半透明で、動きや攻撃は非常に遅いがワープや当身が豊富なトリッキーキャラである。
通常のパワーゲージは使用せず、専用の「思力ゲージ」が搭載されており、超必殺技で使う他に溜まり具合で通常技などの性能が変化する。
「思力ゲージ」は「気分メーター」(ゲージ横の矢印)の度合いによって自動的に増加、あるいは減少していく。
「気分メーター」は名前の通り攻撃を当てるなどで機嫌を良くすると上がってゆき、逆に攻撃を食らうなどで機嫌が悪くなると下がっていく。
どちらも攻められていると減少をするので、優勢な時は強いものの一度劣勢に追い込まれると挽回が難しい。
カウンターを狙っていくのが主な戦い方。技性能がAI殺しである部分が多く、どちらかというとアクション寄りのキャラ。
特に特徴的なのが、各種ワープ系の技を使用した際にワープをした地点に白い羽を残しそこに本体がいるように認識させる「消失効果」。
羽は「相手の視界に入る」「羽よりも相手に近づく」「一定時間経過」で消えるもののAIでは対処困難。
というか人操作でも羽が出ている限りそっちを向いてしまうので結構混乱させられる。
AILVは4段階あり、最大レベルで凶に届くかどうかといった所。11Pと12Pでは性能が変化し、12Pだとマスギやエルクゥと渡り合えるレベル。
格ゲー的ではないものの動きを見ているだけでも独特で面白い。
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humi氏製作 死徒アルク |
「Current Code」Ver1.07にて使用できる姫アルクをベースにしたアレンジキャラ。
氏曰く強さは狂上位~神未満だが、7,12Pカラー以外はアーマーはなく、コンボも投げも受ける。
高カラーは殺傷力が曖昧なためか下位の神キャラも倒すことがある。
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極楽主義者氏製作 月姫 |
朱い月…っぽいのものをイメージして作られた凶悪キャラ。
基本大魔法を連発する。
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M3氏(ねむねむ氏)製作 ヴァンパイア風 |
アルクェイドを4ボタン式の『 ヴァンパイア』風にアレンジしたもの。
長らく公開停止となっていたが、現在は氏のブログにて再公開されている。
一部原作のようなコンボが可能であったり、2種類のダークフォース、オートバーストなどの新要素も多く追加され、
真の意味で「ヴァンパイア風」と呼べるかどうか怪しいとのこと。
原作とニュートラルポーズが異なっており、『MBAACC』の姫アルクのラストアークが搭載されていたりもする。
AIがデフォルトで搭載されている。
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みかえる氏製作 Arcueid MA |
現在は公開停止。
1から作ったとのことでエフェクトと技も製作者独自のアレンジが入っている。
カラーによって強さから姿まで異なり、
1P~4Pは通常のアルクェイド(強キャラ)、5P~8Pは 暴走アルクェイド(狂キャラ)、9P~12Pが姫アルク(攻撃論外・隔離枠)の姿になっている。
他に姫アルクをベースにした「Destrud_Nero -abyss-」「スペラ」が公開されていたが、現在これらも公開停止。
前者は神キャラ、後者は狂キャラ固定であった。
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Felicity氏製作 フェリクェイド |
『MVC3』のフェリシアを参考にアレンジされたアルク。
初出は同氏製作のアイアン都古のアシスト。
彼女の公開により、メルカプ系で四人チームが組めるようになった。
アシストは ウルヴァリンとDr.青子。
残念ながら、現在は他のメルカプキャラ共々公開停止。
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りゅん氏製作 Archetype_Earth_R |
りゅん氏によるお馴染み『KOFXIII』アレンジ& 生足な姫アルク。 …なのだが、ロングスカートなので生足が見えづら(ry
公開停止により入手不可であったが、現在はhamer氏によって代理公開されている。
AIは未搭載だが、製作は自由とのこと。
2014年1月12日にNS氏のAIが氏のサイトで公開された。6段階にレベル調節が可能となっている。
また、2014年10月5日に>天<氏のAIも公開された。
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Ina氏製作 真祖アルクェイドアレンジ仕様 |
アレンジ 琥珀やKOF 七夜などを手掛けているIna氏製作の姫アルク。
2017年のエイプリルフールに公開され後に正式公開となった。
完成度は30%との事だが、問題なく動かせる。
ファントムブレイカーの要素をふんだんに取り入れており、ボスモードも搭載されている。
AIは未搭載だが、フツノ氏による外部AIが公開されている。
デフォルト設定でも漆黒氏の ラオウと互角に渡り合う性能をしており、非常に強力。
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黒巻氏製作 ヴェラシェリー |
比那名居戀子や 宇佐見菫子などを製作した黒巻氏による狂キャラ改変の姫アルク。
氏曰く 「おそらく我が家で(胸が)一番デカいです。」との事。大ポトレを見たらよく分かる。 大きいことは良い事
改変元の姫アルクとは裏腹に禍々しいエフェクトであるが、プロフィールによると種族は 淫魔である。そりゃ大きい訳だ
AIもデフォルトで搭載されており、チャーム感知やドレインスフィアと言った淫魔に相応しい設定の変更が可能。
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Planeptune氏製作 JUS風 |
MUGEN1.0以降専用。
『ジャンプアルティメットスターズ』(JUS)風のドットを使用している。
同氏製作のシエル同様、原作の動きを忠実に再現している。
相手の懐に飛び込んでコンボを繋ぐインファイター寄りの性能。
AIはデフォルトで搭載されている。
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出場大会
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一覧 |
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アルクェイド・ブリュンスタッド |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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朱い月 |
【朱い月】
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結
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ダークアルクェイドMK2 |
【ダークアルクェイドMK2】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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幽子(仮) |
【幽子(仮)】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
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出演ストーリー
「楽勝~!ぶいにゃのだ~」
*1
人間の誕生に不安を覚えた星(=地球)の呼び声を聞いてやってきた月のアルテミット・ワン(月の系統樹の唯一最強の生命体)。
転じてタイプ・ムーン(月そのもの)である。
男性で既に故人だが、何故か未だに死徒二十七祖の三位に数えられている。必殺技は月落とし。詳細は不明だが、
文字通りのことをする技らしい。
人間の誕生に不安を覚えた「地球」に地球を守るための協力を持ちかけるが、実は滅んでしまった自分の国の代わりに美しい地球を手に入れるのが目的。
ガイア(地球)にもアラヤ(霊長)にも属さない自分がいずれそれらの「抑止力」に滅ぼされると予見し、
それらに邪魔されない星(地球)のシステムに属する肉体を作ることが狙いだった。
そうとも知らない地球が、月の王たる「朱い月」を参考に、自らを守るための「地上の王」を作ろうとして作り出した星の分身が「真祖」と呼ばれる生命体である。
しかし朱い月が作り上げた法則により、全ての真祖は深層意識に「朱い月」を迎え入れる場所を内包し、
後継者足りうる状態になった時には「朱い月」が憑依して「地球のシステムに属する朱い月」として転生する…はずであった。
だが生まれてくるのは器になり得ない劣化コピーばかりで、挙句後継者が生まれる前に「朱い月」自身が、
遠坂凛の大師父に当たる
空条承太郎っぽい性格の爺「魔導元帥」:キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグに滅ぼされてしまった。
原作時点での後継者候補はアルクェイドとアルトルージュ
*2の2人だが、どちらも朱い月が憑依する域には達していない。
いつの時点でそうなったかは不明だが、自らのコピーである真祖達も「朱い月」の復活を恐れるなど、悪者として認識されている。
なお、前述した深層意識内の「朱い月」を迎え入れる場所は、真祖の人格の影、生まれたままの性格を維持する空白となっており、
「朱い月」と呼ばれながらも未だ朱い月は憑依せずアルクェイドの影に過ぎないその側面は、たまにアルクェイドの人格の表面に出てくる。
普段のお気楽口調と違って厳かな口調で通称「姫アルク」と呼ばれる。
なお、本文にあるように『MBAA』ではディスプレイネームが「ARCHETYPE:EARTH」と表示されるが、この名が何を意味するのかは今の所不明。
*2
アルクェイドの姉にあたる存在で、死徒二十七祖の第九位。死徒と真祖の混血らしい。
本編に登場はおろか、名前が出ることさえ稀(MB本編と『歌月十夜』の短編、『character material』にそれぞれ一回ずつ)。
「見た目が14歳くらいのロリ」「死徒の実質的な頂点」「
魔法少女っぽい二段階変身」「
ガイアの怪物を従えている」「月姫2の
ヒロイン(予定)」
といったオイシイ設定が揃っているためか、二次創作では頻繁に登場する。
なお、アルクの髪が短いのは過去にアルトルージュと戦った際に奪われたためで、取り戻すまでは伸びない。
……が、『MBAA』以降では朱い月が表層に出て姫アルク化した際は伸びている。
最終更新:2025年05月03日 16:27