嘉納亮子

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嘉納亮子 - (2009/06/14 (日) 01:53:59) の編集履歴(バックアップ)



RYOKO WINS


   「柔よく剛を制す!

                              力だけでは私に勝てないわ!」

本名:嘉納亮子(かのう・りょうこ)
格闘スタイル:柔道
誕生日:1977年1月21日
血液型:B型
身長:158cm
体重:57kg
出身地:日本
職業:高校生
好きなもの:柔道、トンカツ、祖父
嫌いなもの:不真面目な人

今は亡きデータイースト(通称デコ)の代表作、『ファイターズヒストリー』シリーズの登場キャラクター。
同作の数少ない女性キャラの一人で、シリーズを通して登場する看板キャラのひとり。
齢3歳の頃から柔道家の祖父、嘉納厳五郎によって柔道のすべてを叩き込まれた天才柔道少女で、
柔道の大会をことごとく制覇し、オリンピックにも出場する実力を持つ。

初代FHでは目標であった祖父、厳五郎の他界をきっかけに柔道世界一を目指して修行の旅に出る途中、
格闘大会「グレートグラップル」の開催を知り腕試しのために参戦。
続編のFHDでは試合で危険過ぎて使えない大技を試すべく再びグレートグラップルに参戦する。
柔道一筋の真面目な性格で、不真面目な人が大嫌い。不真面目の塊みたいな溝口誠の事は相当嫌っているようである。


「都立英華女子高等学校」に通っている現役の女子高生でもあり、
三作目の『溝口危機一髪!!』のEDや溝口戦用のストーリーでは普段の学生服姿を披露している。
『溝口危機一髪!!』ではタコ看板泥棒を探しに学校まできた溝口に対し開口一番に
「あなたみたいな不潔でフマジメな人と話すことはありません!」
と一蹴。溝口が勝利した後も何故看板の行方を知っているのかという溝口の問いに対して
「どうでもいいじゃない!いまどきの女子高生は物知りなの!」
と凄まじいセリフを言ってのけた。

名前の由来は「日本柔道の父」嘉納治五郎とオリンピック柔道金メダリストの谷亮子選手から。
特に谷選手は亮子の造形のモデルとなった人物であると思われるが、そっくりの祖父が登場することなどから、
むしろモデルは浦沢直樹氏の柔道漫画『YAWARA!』の主人公である猪熊柔でないかともいわれている。
ワーヒー出雲良子とは同一人物がモデルであり、登場時期も近く不思議な縁がある。

「超(ちょう)!山嵐(やまあらし)!!」

性能的には通常技と投げを組み合わせた「準投げキャラ」といったところか。
マーストリウスほど投げには特化していないが、小柄な体格と素早い機動力を活かして
一気に相手への間合いをつめて投げまくるスタイルを身上とする。

必殺技は「超山嵐」や「一本背負い」等の投げ技と、「前転受け身」や「肩車」ら投げへの移行技の二種類に分かれ、
このうち「前転受け身」は移動しながらダメージを与えられる削り技であり、相手の体力を削りながら隙をついて投げ技を入れる戦法が主体となる。
最も頼りになる投げ技は「一本背負い」で、一気に間合いをつめられるために上記の戦法でも重宝する。
対空の一本背負いもあるため、亮子の主武器といっていいだろう。
「超山嵐」は間合いが狭い代わりに威力が高く、一発入れただけでも戦局をガラリと変えることができる。

もうひとつの移行技の「肩車」は上半回転という独特のコマンドから出される技であり単体で出すことが難しく、
さらに技自体はノーダメージで、追撃でダメージを与えるという技である。
そのため使いづらい技として敬遠されがちだが、この技こそが亮子の真骨頂、使いこなせればかなりの選択肢が広がる重要な技でもある。
重要なのは投げの隙をカバーすることが出来る「投げキャン」と呼ばれる小パンチのキャンセルで、
これを利用して肩車をヒットさせることが可能。
浮かせた相手への攻撃は一撃が上限だが、ジャンプ攻撃から落ちてきた相手への追撃を与えることができるため、
そこから再び肩車へと移行する無限ループを行うこともできる。
追撃のバリエーションも多いため、相手に揺さぶりをかけることもでき、亮子使いにとっては非常に重要な必殺技となる。



MUGENにおいてはあだむすきー氏の製作した原作再現の亮子が存在している。
長年AIが無く、○作シリーズにオリジナルAIを搭載して登場したりしていたが、
最近になってコケココ氏製作のAIが公開されたので、今後の活躍にも期待できるだろう。

また、ネオギガスでお馴染みのHiram Yagami氏によるアレンジ仕様も存在する。
ワーヒーの方のリョウコ大門、何故かザンギエフなどの技が使えるようになっているほか、ハンゾウストライカーとして呼ぶことも出来る。
また、ところどころ五月氏の声が混ざっており、地獄極楽落とし使用時には犬夜叉に何するの!!」という謎?過ぎる台詞を発したりする。
まぁ、海外製作者にはよくあることである。



   「いつでもかかってきなさい!

                              私はにげたりしないわよ!!」

出場大会