ラムパルド

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ラムパルド - (2010/03/05 (金) 09:40:53) の編集履歴(バックアップ)



「むぉろはのずちゅきがすぁくれつッ!!!」(CV:堀内賢雄)

データ

分類:ずつきポケモン
タイプ:いわ
高さ:1.6m
重さ:102.5kg
特性:かたやぶり(相手の防御系の特性を無視してわざを出す)

任天堂の育成RPG「ポケットモンスター」に登場するポケモン。
初出は『ダイヤモンド・パール』で、ズガイドスの進化型にあたる。
パキケファロサウルスをモチーフにしており、進化前のズガイドスに比べて刺状の角の本数が多く、膝の刺や後頭部の角も大きく変化している。

性格は非常に凶暴で、30センチの厚みを持つ鉄のように固い頭蓋骨を持った頭でジャングルの木々をなぎ倒して獲物を捕らえる肉食のポケモンである。
(但しモデルとなったパキケファロサウルスは、草食の恐竜である)


原作ゲーム及び漫画やアニメにおけるラムパルド


種族値

HP: 97
攻撃: 165
防御: 60
特攻: 65
特防: 50
素早: 58

何よりも特筆すべきは、その攻撃力にある。数値がよくわからない・・・という人向けに言うと、大体リザードンの2倍ある
種族値165は、アタックフォルムのデオキシス(禁止級)を除けば最大であり
他にこの数値に迫る火力を持つポケモンはもちもの固定、デメリットとくせい持ちなどのハンデが
ラムパルド、マリルリ、チャーレム以外にはあり、そのマリルリよりも(多少だが)素早く
チャーレム以上の使い勝手のいい高威力のタイプ一致技があるという点では、まさに革命児と言える。
よって、物理アタッカー型としての育成が定石となる。

特性のかたやぶりは、ふゆうを持つマタドガスやドータクン、ゲンガーなどにじしんを当てて弱点を突ける優秀な特性。
攻撃技はタイプ一致の「もろはのずつき」がほぼ確定。すさまじい威力ゆえに多くのポケモンは耐えられずに落とされることとなる。
ただし、反動がかなりデカイので使う際は気をつけること。
他には前述の「じしん」に加え、「かわらわり」「アームハンマー」「しねんのずつき」などが主だろう。
素早さや防御力に欠けるので、こだわりスカーフやバトンタッチなどの能力上昇関連のサポート無しではどうにも安定しないのが難点。

入手は『ダイヤモンド』もしくは『プラチナ』でIDが奇数の場合のみ地下通路で掘り出せる「ずがいのカセキ」を復元してもらって入手したズガイドスをレベル30まで上げて進化させるのみ。
それ以外のバージョンは入手方法が無いので、通信で持ってくるなりしなくてはならずかなり面倒。

なお、このポケモンの対になる存在として、防御と特防が非常に高いタテトプス・トリデプスがいる。
覚える技も「ちょうはつ(補助技封じ)」「いばる(混乱)」「きんぞくおん(特殊防御ダウン)」「メタルバースト(ダメージ反射)」
など補助・守備的な技が多いため玄人向け、遺伝技に「じわれ(一撃必殺)」があるのもポイント。
しかし、攻撃力があまりにも低いこと、相手に「ちょうはつ」されると殆ど何も出来ないこと
何より自身のタイプが4倍弱点が二つという(しかも超メジャーなじめんかくとう)致命的な部分のある『いわはがね』である事や
(一応弱点の総数は2倍のみずを含め3と少なめではある)
同じタイプのボスゴドラのほうが攻撃力も物理耐久も上回っているためその陰に隠れがちである。
ただし抵抗タイプが多いことや特殊防御ではトリデプスのほうが上なので、使い方や努力値次第では壁役として十分活躍できる。
ラムパルドにしてもトリデプスにしても、使い手を選ぶ(見た目通りの)渋いポケモンである。


実戦でラムパルドを活躍させる廃人玄人の例。会場の歓声(8:17~)に注目。

『ポケモンバトルレボリューション』では、もろはのずつきで相手を倒すと冒頭のやたら気合の入った実況が聞ける(3:40~)。


アニメでは『ダイヤモンド&パール』において、最初のジムであるクロガネシティのジムリーダーのヒョウタの手持ちとして登場。
各種頭突き技と火炎放射を用いる。
当初はズガイドスとして登場。サトシのライバルであるシンジとの戦いでは、
持ち前のタフさとスピードでシンジを苦しめるも、執拗なまでの足を狙った攻撃により、スピードを殺され敗れる。
作戦と言えば綺麗に聞こえるが、どうみても卑怯である。
サトシとの初戦では、切り札でありながら先鋒として戦い、
シンジ戦では見せなかった大技「もろはのずつき」等で大暴れし、
最終的にはナエトルに敗れるも、事実上一匹でサトシのパーティをほぼ壊滅状態にした。
再戦時にはラムパルドに進化して登場。スピードとタフさにさらに磨きをかけ、
回転避けなる新技を習得したサトシのエイパムとピカチュウをも難なく倒すが、
サトシの奇策とナエトルの「はっぱカッター」の前に倒れる。
まあ相性が悪いからしょうがないね!

以上のようにクロガネジム編は、同じキャラでバトルメイン回が3話も与えられるという、
ポケモンアニメとしては異例の扱いを受けており、シンオウのジムリーダーマジパネェと思わせるのに十分な活躍を見せた。
というよりサトシは兎も角、技の威力や能力がかなり高く一応特攻が低いとはいえ弱点対策の飛び道具持ちと言う、
いかにも初心者トレーナーが倒すのは無理ゲーである。

+ 原作再現?
ラムパルドの設定や技はモチーフである、パキケファロサウルスの頭突き説から来ているが、
モチーフの方も頭突きをすると(諸説あるが)頚椎を脱臼もしくは骨折する可能性が大 であるらしい、
おまけに頭骨内に衝撃を吸収出来る構造が無かったらしいとの説もある。
ある意味原作再現と言ってもよいのだろうか。
もっともパキケファロサウルス自体全身骨格は稀で本格的な研究はまだこれからであり、
(頭突き説も完全な形で発掘される事が多い頭部のみ化石から来ている)
頭骨内に無くとも首周りの筋肉や皮骨板などがあれば、決して不可能なレベルではない等の反証もあるが
実は頭突きしてなかった可能性も無い訳ではない。
さらに言うとこのパキケファロサウルス、実は頭に負けず劣らず尻尾が強靭だったらしく、武器として使っていたのはこちらではないかと囁かれていたりもする。


(以上、Wikipedia及びポケモンWikiから一部転載、改変)

MUGENにおけるラムパルド

イワークや数多くの東方キャラなどを手がけたminoo氏のものが登場。
原作通りATKが高く、DEFが低く設定してあり、普通のコンボで3割、超必も併せれば5割は余裕で減らせる火力を誇る。
一部の技にアーマーがついていたりと攻撃面は優秀だが攻撃動作が遅く、
超必には反動で自分もダメージを受ける「もろはのずつき」や隙が大きい「ギガインパクト」といったクセの強いものもあるので扱いには注意。
それでも攻めの姿勢を崩さず戦う姿勢が要求されるだろう。

また、エマノン氏によってAIが作られた。(現在は公開停止中)

五右衛門氏もAIを公開している。両者とも流石の仕事の速さである。


出場大会

出演ストーリー