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ミロカロス

          
 分類:いつくしみポケモン
 タイプ:みず
 高さ:6.2m
 重さ:162.0kg
 特性:ふしぎなうろこ(状態異常の時、ぼうぎょが1.5倍になる)
    かちき(相手から能力を下げられた時、とくこうが二段階上昇する)
 隠れ特性:メロメロボディ
                  (逆の性別の相手から直接攻撃を受けた時、相手を30%の確率でメロメロにする(バトル時)
                      手持ちの先頭にすると、逆の性別のポケモンに会いやすくなる(フィールド時))

「おおきな みずうみの そこに すんでいる。
   からだが あざやかな ピンクいろに かがやくとき
     すさんだ こころを いやす はどうを はなつ」

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一匹。
初出は第3世代(『ルビー・サファイア』)で、ヒンバスから進化する。
進化する前は全く戦力にならないが、進化した途端超一流の能力を得るというコイキングの後継者とも言えるポケモン。
深海魚「リュウグウノツカイ」がモチーフとなっている、非常に美しいポケモンである。
全ポケモン中で最も美しいとされており、彫刻や絵画の題材とされることも多い。
その美しさは、見たものの心を癒し、憎しみや争いを忘れさせるほどであるという。

公式の専門店「ポケモンセンター」では金沢店におけるシンボルポケモンとして起用されており、
金沢の歴史で積み上げられた伝統美をミロカロスで表現したという。
店内に設置されたモニュメントの床には水面をイメージしたライティングが施されている。


原作中の性能

HP:95
攻撃:60
防御:79
特攻:100
特防:125
素早さ:81

+ 各世代におけるミロカロス
  • 第3世代
種族値としては、HP・特攻・特防が高く、攻撃が低い。合計値はかなり高め。
特性「ふしぎなうろこ」は状態異常のときに防御が上がるというものであり、
「ねむる」と「ねごと」を活用した持久タイプの技編成と相性がよい(これを利用したミロカロスはゾンビ型と呼ばれる)。
タイプは耐性に優れたみず単タイプであり、他のみずタイプと同じく「こおり」系統の技も覚えてくれるため、
相性的には悪いはずの草やドラゴンに対しても苦戦はしない。さらに、「じこさいせい」や「アクアリング」、
さらには「どくどく」「さいみんじゅつ」「あやしいひかり」も使えるので、長期戦に持ち込むと滅法強い。
上記のようにとくぼうが高いので効果抜群のでんきやくさ技にも結構耐える上、「ミラーコート」を使えば返り撃ちにすることも可能。

これらの要素から、みずタイプ特殊最強ポケモンの称号を公式で与えられている。
(ちなみに、物理最強はギャラドスである。どちらも龍に縁があり進化前はとても強そうに見えない他、
 「威圧感」と「美しさ」で対になっているとも言える。
 また、総合種族値540で共通、それの振り分け値も全て共通するなど、制作側も意識していると思われる)。

  • 第4世代
この世代からは上記の称号に反してしばらく上位の実力を持つとは言いにくいのが実情だったりした。
その要因をざっくり挙げると…
  1. みず、こおり技以外には、「めざめるパワー」、「どくどく」にダメージを依存していること
  2. 補助技のウェイトが大きいこと
  3. 決定力を増す能力補助系のわざがないこと
  4. 防御が並みクラス
  5. 特殊を受けるにしてもでんきに弱いこと
が挙げられる。

まず1は殆どの特殊寄りの水タイプ全般の問題点で、
みず、こおり技に耐性のある「みずタイプ」自身相手には攻めあぐねることが多い。
一応「めざめるパワー」でフォローが可能だが、ミロカロスの場合はその三つ以外には使い辛いノーマル、ドラゴン技しかない。
「めざめるパワー」を導入できない場合は、「どくどく」に頼ることになるが、これも防がれては非常に辛い。

2は「ダイヤモンド・パール・プラチナ」で補助技を使用不能にする「ちょうはつ」の効果ターンが長くなったこと、
最後に使ったわざ以外が使えなくなり、渡してもこちらが有利になりやすい「こだわりスカーフ」の登場、
それを移す手段の氾濫によって、ミロカロスに限らず補助技がメインだったポケモン全般が辛くなっていた。

3は所謂特殊型のお約束「ハピで止まります」にも当てはまる。
ハピナスを初めとした、こちらの特殊技が通らず「どくどく」を解除できる相手、どくやはがねなどに決定打が乏しくなる。

4は、HPの高さでカバー可能とはいえ防御が平均程度なので、強力な物理技を喰らうと素早さの遅さも引っ張って回復が追いつかなくなる。
特に第4世代では物理技のレパートリーが増え、仕様変更により今まで特殊技だったでんきやくさタイプの技が一部物理技となったので、
技のタイプで物理特殊が決まっていた前世代より倒されやすくなった。
加えて、みず単タイプはシャワーズやスイクンといった他の単水ポケモンと枠競争が苛烈だったのも痛手となった。

5についても、メジャーな特殊アタッカー(ゲンガー・スターミー・ラティオスなど)は
サブウェポンに「10まんボルト」を持っていることが多いので、弱点を付かれやすいのでは特殊受けという役割を持たせようがない。
単に特殊受けの役割を求めるならミロカロスもまず止める例の「ピンク玉」がよほど安定する。

まだ「ダイヤモンド・パール」初期環境では「さいみんじゅつ」の圧倒的な性能により
そもそも不利な相手だろうとハピナスや同タイプでもなければ強引に倒せたので最強クラスのポケモンとして君臨していたが、
マイナーチェンジ版「プラチナ」以降ではサポートの要であった「さいみんじゅつ」が大幅に弱体化し、
教え技により多くのポケモンが物理電気技の「かみなりパンチ」や物理草技の「タネばくだん」、
耐久型ポケモンを無力化できる「トリック」などを習得したためかなり立場が悪くなった。

以上のことから恵まれたスペックを持ちながら、それを活かせない外的要因が多すぎて低迷を余儀なくされた。

  • 第5世代
「さいみんじゅつ」が弱体化したりクラウンスイクンという悪すぎる競争相手が猛威を振るったことにより、
前世代から引き続きパッとしない評価に落ち着いていた。
前世代でやり過ぎた「ちょうはつ」は調整を受けて弱体化したが、それで助かったのは他の耐久型ポケモンにも言える事で、
新たに獲得した隠れ特性の「メロメロボディ」も、世界で一番美しいとされているその見た目で魅了する設定にはマッチしていたが、
別の性別にしか効かず性別なしには無力で運要素が強いため、評価に繋がることはなかった。
ただし、この世代ではねむりのターンが交代でリセットされる仕様となり、
それを悪用した催眠ドラゴンテール型のミロカロスは対戦で使われることもあった。
また、長らくメインウェポンとなる、攻撃しつつ3割の確率でやけど状態にする「ねっとう」を取得したのはこの世代。

  • 第6世代
案の定というか前世代の眠りの仕様は廃されたが、新たに二つ目の特性「かちき」(何らかの能力低下を受けると特攻が上がる)を取得。
「いかく」などの相手の特性で下げられても発動するため、コレにより特殊アタッカーとしての道が見えてきた。
実際に「いかく」や「こごえるかぜ」が飛び交うダブルバトルではスイクンを上回り名実ともに最強の特殊水タイプになっている。
「かちき」ミロカロスを入手するなら旧ソフトから連れて来て、特性を別の物に変化させる消耗品「とくせいカプセル」を使うのが手っ取り早い。
また、効果抜群の攻撃(ミロカロスの場合草・電気)を受けると攻撃や特攻が二段階上がる消耗品の「じゃくてんほけん」や、
じこさいせいしてるだけでも接触技しかない相手を倒せる「ゴツゴツメット」、
変化技を出せなくなる代わりに特防を上げられる「とつげきチョッキ」など、これまでにないタイプの道具が出現している。
しかし「めざめるパワー」の威力が60で固定されてしまったためにサブウェポンの選択は厳しくなった。

  • 第7世代
この世代では特性「いかく」のランドロスや隠れ特性のガオガエンが猛威を振るっていた環境だったのだが、
それに伴い「かちき」持ちのミロカロスはこいつらが相手にいるだけで攻撃力が跳ね上がっていくので、再びランカー上位層となった。
Zワザで運用性が劇的に改善された「ソーラービーム」の懸念材料などもあり、耐久型はひっそりと姿を消したが、
代わりに要塞アタッカー型が大きく台頭した。
仮想敵のガオガエンだが、物理技の火力を「いかく」で削いでミロカロスをフォローしたり、
逆にミロカロスがガオガエンの苦手とするいわやじめんを撃墜して補完できることから、実はタッグの相方としても相性が良かったりした。

  • 第8世代
まさかの「めざめるパワー」リストラ、「どくどく」没収が痛かったものの、相変わらずの「いかく」持ちへのメタ性能に加えて、
ダイマックスわざによる変化を無効化できる「くろいきり」の使い手としてそこそこ活躍した。
しかしながら、後期は種族値の高いカプ・レヒレやスイクンの台頭に加えて、相性不利なモロバレルが猛威を振るった事もあり、
使用率が大きく低迷してしまった。

  • 第9世代
初期はリストラ組だったがDLCで復帰。
エンペルトの特性が「かちき」に変更された事で、要塞アタッカーとしては火力で優るあちらに見劣りする事態になった。
また、耐久型として見てもヘイラッシャという厄介な競争相手が登場したのも痛手となった。
一方で技のレパートリーはミロカロスの方がヘイラッシャを上回っていたため差別化されていた他、
吸収技の「ドレインキッス」取得など強化も受けた。
同世代の固有要素であるテラスタルの適性は抜群に高く、火力を上げたり耐性を変えて耐久したりと様々な活用法が考案された。

入手は困難を極め、まず進化前のヒンバスの入手自体が難しく、さらに「うつくしさ」を上げて進化させなくてはならない。
「うつくしさ」を上昇させるアイテムは『ルビー・サファイア』『ダイヤモンド・パール・プラチナ』だと木の実を材料にして作る必要があり、
一々ミニゲームが挟まれるため面倒(『プラチナ』のみ購入可能でぐっと楽になった)。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』に至っては特定の人物に毛づくろいしてもらうしかなく、現実で日を跨ぐ必要がある。
だが、『ブラック・ホワイト』ではコンディションが廃止されたことにより、進化条件がヒンバスに「きれいなウロコ」を持たせた状態での通信交換に変更。
しかも「すごいつりざお」で進化前と共に釣り上げることも出来るため、以前よりも入手は容易。
『オメガルビー・アルファサファイア』ではコンディションが復活したが、ポロックづくりのミニゲームが廃止されたので、
過去作よりは手早く進化させられる。
これ以降の世代ではコンテスト関連のコンディションは復刻していないが、野生で出たりレイドイベントで出たりと、
多少手間はかかるが通信交換を経ずともミロカロスを捕獲できる手段が用意されるようになっている。

ストーリー上では、ルネジムのミクリをはじめ、チューブクイーンのアザミ、
『ダイヤモンド・パール』ではチャンピオンのシロナ、タワータイクーンのクロツグと多くの強豪が使用している。
初出の『ルビー・サファイア』では、120番道路の女エリートトレーナーがLv31のミロカロスを使ってくるのだが、
雨が降っている状態で戦うことになるためみずのはどうの混乱やじこさいせいの回復等が厄介で、
手強く感じたプレイヤーも多いだろう。そのせいでミクリの切り札としてのインパクトが薄れることに

ちなみに、162.0kgと意外と体重が重い。
ボールから登場した際にズシンと音を立てる様を見て驚いたプレイヤーは少なくない筈。


外部作品におけるミロカロス

アニポケでは『アドバンスジェネレーション』においてアダンの手持ちとして登場。担当声優は 西村ちなみ 女史。

漫画『ポケットモンスター SPECIAL』では4章のメインキャラであるルビーの手持ちとして登場している。
偶然釣り上げたヒンバスが懐いてきたため、成り行きで手持ちに加わることになった。
当初ルビーはコンテスト制覇を目指していたため、ヒンバスの見た目の悪さからパーティに加えることに難色を示していたものの、
意外性を狙うために「美しさ」部門の担当となる。
一度は諸事情で精神的に余裕の無かったルビーに叱責されて彼のもとから離れるも、
最終決戦時に駆け付け、そこでミロカロスに進化した。
その際のルビーの叫ぶシーンは作品屈指の名シーンであり、読者の好きなシーン部門人気投票で2位に選ばれている。


「本当の美しさは心の美しさだ!!誰かを愛し、想いやる心そのものなんだ!!
 強大な力にすべてをのみこまれる前に、そんな気持ちを思い出してくれ!!」


MUGENにおけるミロカロス

めるふぃむ氏(現・浅瑠璃 るめ氏)によるものが存在していたが、現在は公開停止。
ボイスが付いており、何故か白レンである。一部同じ声優のモーラも混じっている模様。
7Pカラーではボイスとカットインが巴マミになる。

近距離での尻尾の攻撃もそれなりに強いが、遠距離線で力を発揮する技が多い。
飛び道具も種類が多く、「れいとうビーム」「ふぶき」、超必殺技の「はかいこうせん」がある。
近距離でも吹き飛ばし技の「ハイドロポンプ」がある上に上記のように尻尾で戦えるので、地上戦では隙が少ない。
だが、対空技が無い上にジャンプも低いため、空中戦が得意な相手とは相性が悪い。
ただ通常火力がそこそこ高めで、ゲージ技が非常に強力であるため、一発逆転も十分に可能である。
ゲージ回収率も中々なので、ゲージ技狙いの戦法が有効か。
更新で追加された新技・「なみのり」は2ゲージ威力450となかなかで、しかも技の性質上AI殺しとなっており、この技に対してガードを失敗するAIが多い。
しかしこの技も地上付近にしか当たり判定が無いため、空中戦をされるとやはり不利。
11~12Pカラーは自重しない性能で、特に12Pカラーは殺人貴・七夜と互角くらいらしい。

AIはデフォルトで搭載されており、技こそ少ないもののコンボを決めてくることも多い。
上記の強力なゲージ技も相まって1Pでも強は裕に超えていると思われる。
というか凶キャラに片足突っ込んでいる(もちろん敵との相性にもよるのだが)。

また、同氏によって対人戦向けとして弱体化が施された、上記のミロカロスの妹という設定の「シスターミロカロス」、
正反対に神キャラへ改変された「イツァムナー」も公開されていた。

出場大会

更新停止中
凍結
削除済み

出演ストーリー



最終更新:2026年08月01日 01:35