シャイニングガンダム

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シャイニングガンダム - (2014/02/28 (金) 14:01:32) の編集履歴(バックアップ)



「俺のこの手が光ってうなる!
        お前を倒せと輝き叫ぶ!!」


『機動武闘伝Gガンダム』に登場するモビルファイター。ストーリー前半の主役ロボである。
第13回ガンダムファイト用に開発されたネオジャパン代表のモビルファイターで、主人公のドモン・カッシュ(当該記事参照)が搭乗。
形式番号GF13-017NJ。「GF13」は第13回ガンダムファイトを意味し、「017NJ」は第12回でのネオジャパンの順位を意味する
(第12回にはウルベ・イシカワがガンダムファイターとして参加したが、決勝戦で東方不敗マスター・アジアに敗れている)。

ドモンが繰り出す流派東方不敗の技の数々を如何なく再現する性能を備えており、
胸部のエネルギーマルチプライヤー発動に伴う、アーティフィシャル・オーラ・ジェネレーター(人工気力発生装置)の
駆動を制御する事により、気を練る機能も持っている。
搭乗者の感情の変化に応じて戦闘力や機体が変化する機構を備え、通常時のノーマルモード、戦闘時のバトルモード、
そして搭乗者の怒りが頂点に達した時に発動するスーパーモードの3形態に変形する。
必殺技は光り輝く液体金属で覆われたエネルギーで掴んだ物体を粉砕する「シャイニングフィンガー
スーパーモード時にしか使えない、全エネルギーを送り込んだビームソードで斬りつける「シャイニングフィンガー・ソード」など。

スーパーモード時は、頭部や肩等の一部装甲版が展開することで冷却効果を得ているが、
機体のみならずファイター自身にも大きな負担を強いるものであるため、長時間の使用は不可能である。
また、「怒り」の感情が引き金となるので冷静さを欠き、真の強敵の前では全くの無力であった。

最終的には物語中盤のギアナ高地でにおいて、シュバルツ・ブルーダーの助けもあり、
ドモンは「明鏡止水」の境地に辿り着き、怒りに依らない「真のスーパーモード」を習得する。
そしてマスターガンダムデビルガンダムを倒すが、
機体のエネルギーを使い果たしてしまい、東方不敗マスター・アジアの攻撃を受けて中破してしまう。
レイン・ミカムラの協力で後継機であるゴッドガンダムに機体のデータを転送した後、シャイニングガンダムは破棄された。
なお、ガンダムファイトの国際規約では、頭部を破壊されない限りは機体の交換は許可されているため、ドモンのケースは別に違反ではない
(シャイニングガンダムは破壊されはしたが、頭部は残されていた)。

2010年より現在も連載中の、漫画「超級!機動武闘伝Gガンダム」では開発の経緯が、
ドモンの父ライゾウ・カッシュ博士が開発したゴッドガンダムを模してミカムラ博士が造ったデッドコピーという設定になっている。
だが、シャイニングが限界を迎えドモンにゴッドが送り届けられた際には
ミカムラ博士はゴッドをコピーしきれなかったことが自分とシャイニングの限界だったと自嘲していたが、
当のシャイニングはゴッドを起動中のところを狙われたドモンを守るかのように
エネルギー切れでパイロットもいない状態にもかかわらず起動してシャイニングフィンガーを放ち、
ドモンに感謝されつつ別れを告げられるという、ただのデッドコピーではないことを示すかのような最後の活躍を見せている。

また兄弟機として「ライジングガンダム」が存在するが、これはガンダムファイト用ではなく
ウルベ・イシカワ少佐専用の対デビルガンダム用兵器として開発されたものである。
ガンダムファイト公式戦用の機体としては承認されておらず、
型式番号は非GF参加のネオジャパン軍配備の機体として「JMF-1336R」が与えられている。
名目上はゴッドガンダムのサポート用とされていたようである。
本来はシャイニングガンダムの開発過程で生まれた武装強化案を下地に、同機の予備フレームと外装を流用し、単一の機体として再設計された。
そのためほとんどの部品がシャイニングガンダムと共用である。
パーツ状態でガンダムファイト第13回大会の決勝戦が行われていたネオホンコンに持ち込まれ、ミカムラ博士とアキノ曹長の手によって組み上げられた。
当初のパイロットであるウルベが搭乗する事は無く、シュバルツの口からデビルガンダム事件の真相を知らされたレインに強奪され出撃する。
その後、ランタオ島~ネオホンコン首相官邸前でDG細胞に侵されたアレンビーの乗るウォルターガンダムと対戦し、これを撃破している。

(以上、Wikipediaより抜粋、改稿)

劇中では二回だけ、ドモンの不在時にパートナーのレインが操縦したことがある。
レイン用のファイティングスーツは黒とピンクの二色で、ハイレグかつ胸元が大きく開いているように思わせるデザインになっている。
ドモンのものとはまるで異なるが、シャイニングガンダムにはレイン用のスーツが用意されていたということなのだろか?

なおレインの本業は医者であり、普段は医療や機体整備などを担当しているのだが、
スパイ活動をしたり、コア・ランダーから凍りついた湖面へ飛び降りたり、
人質になった際に相手のガンダムのコクピットに侵入したりと、かなりアクティブな女性である。
しかしファイターではないので、コクピットでファイティングスーツを纏う際にはその圧力で「き…きつい」という声を思わず漏らしている。
ちなみに子供がスーツが纏おうとすると、その行程だけで全身の骨が折れかねないほどの圧力がかかる(27話)のだとか。

更に終盤ではシャイニングガンダムの兄弟機であるライジングガンダムに搭乗し、
シャッフル同盟が2対1で相撃ちだったデビルガンダム四天王のうちの一体にタイマンで完勝するという快挙を成し遂げている。
おまけに『GUNDAM EVOLVE 3』では明鏡止水の境地を使っていないとはいえゴッドフィンガーを破ってドモンに勝った。痴話喧嘩だけど。
…Gガンダムキャラの多くがその奇行超人技によるインパクトが大きいため隠れがちだが、
充分に常人離れしたヒロイン…というかガンダムシリーズ史上最強クラスのヒロインといってもいい気がする。

+ 意外と知られてないのだが…
実はドモンとレインが二人でシャイニングフィンガーをしたことがある。
「もしかして石破ラブラブ天驚拳の件とごったになっているのでは?」と思うかもしれないが、これは本当の話である。 
しかし、これ覚えられていないのはマスターガンダム初登場の回で使ったため、
その少し後の回の師匠のインパクトに負けてしまった可能性が考えられる。

最終回のアレの元と思われる技 後、師匠自演乙っス


+ スパロボシリーズでは…
『第2次G』より参戦。射撃が弱く、回避も耐久も平均的だが、必殺技が強力であることが多い。
割と原作で空中に浮いていたのに、初期の作品では空の相手に格闘技が使えないこともあった。
原作どおり途中で破棄されることが多く、原作終了後設定では影も形も出てこないなど、出演にはあまり恵まれていないが
登場さえすれば原作イベントの「レイン搭乗」、「怒りのスーパーモード発動からのシャイニングフィンガーソード」、
「真のスーパーモード」、「別れ」と、専用イベントはかなり豊富に用意される傾向がある。

なお、『IMPACT』ではゴッド登場後も健在でドモンが乗り換え可能、後半に加入するレイン唯一の搭乗機となり
他の作品ではライジングガンダムが担当の「石破ラブラブ天驚拳」のレイン役となる。

+ Gジェネシリーズでは…
ぶっちゃけたところ、ゴッドガンダムよりも使いやすい前半機という扱い。
機体性能や最大瞬間火力はゴッドガンダムに及ばないものの、汎用性に関しては射程4のシャイニングショットのお陰で
射撃武器があまりに貧弱(マシンキャノン。射程3)なゴッドガンダムより一枚上手。
おまけにゴッドにはないシールドまで備えた作品がある。
『ワールド』では、ゴッドガンダムにテコ入れが入って射程4まで届く武器が追加されたが
それでも扱い易さの点ではシャイニングに分があると言える。
ただし、『オーバーワールド』ではシャイニングショットが射程3までとなり、
射程4に届くのが必殺技で消費の激しいシャイニングフィンガーソードと汎用性が悪くなり、
ゴッドガンダムの射程3までの武器が強化されたのでようやく下位互換になった感がある。
結局一番汎用性高いのは師匠だけどな!
尤も、飛行能力が無い為、山地や市街地等の障害物が多いステージでは中々敵に近づけず、折角のシャイニングショットも活かせないという場面も多い。
ゴッドにしろシャイングにしろ、接近戦でこそ真価を発揮する機体なので、ゴッドもまるっきり劣っているとは言いがたいだろう。
…まぁ、それに中距離戦でも高火力を誇るマスターガンダムを入れると完全下位互換になってしまうんだけどな
ゴッド同様、シャイニングフィンガーで色んなキャラが叫ぶ。

+ 『ガンダムVS』シリーズでは…
『NEXT』から登場。パイロットはドモン。
ゴッドガンダム同様格闘機である。
モーションはゴッドガンダムからの流用が多い(設定的に当然)が、火力は少々抑えられている。
ゴッドと似た動きでもダウン値等が異なったりする為、コンボのレシピも変えなければならない。
ゴッドと比べ扱いやすい射撃武器を持つため立ち回り易く初心者にもやさしい。
少々際立った性能の多いGガン勢の中では素直な性能でありMF入門機として適している。

時間経過で使用可能になるスーパーモード(時間制限あり)を発動すると凄まじいリーチと簡単なコンボで超威力を叩き出すシャイニングフィンガーソード(*以下SFソード)を抜くことができる。
また体力が一定値以下の時にスーパーモードを発動すると明鏡止水が発動し攻撃力があがる。
SFソードは一見するとお手軽かつ極悪に見えるが、発生がやや遅い上に射撃を撃つとソードを構えなおさないといけない為分かってると対処されやすい。
特に射撃を撃ちづらくなり攻めが読まれやすくなるのが痛い。

SFソードの火力が高い分、通常時の主力コンボの火力が高くない(格闘機最低レベル)。
他のMFより素直なだけで当然射撃戦も苦手な為通常時は対して強くは無い。

動かしやすい分やれることが多い機体ではない為、ある程度レベルの高い対戦で勝つには相応の立ち回りの理解と技量が必要になってくる。

ちなみにゴッドガンダム同様ドモンが叫ぶ。叫びまくる。かぁくごおおおぉぉぉおおお!

『EXTREME VS.』ではリストラされたため、今のところNEXT(とPSP版のNEXT PULS)でしか使用できない。
余談だが、EXTREME VS.ではNEXTでシャイニングのアシストだったドラゴンガンダムがプレイヤー機に昇格している。

+ 『ガンダムトライエイジ』では…
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では「ジオンの興亡 1弾」より参戦。
『OO』、『AGE』、『SEED』に続いて4作品目となる「U.C.外作品からの参戦」となっている。ちなみに、マスターガンダムも同時参戦。
当然のごとくパーフェクトレアの一枚として君臨し、本弾から追加されたドラマティックU.C.ミッションの隠しボスとしても登場している。
性能はHPとスピードは平均的だがアタックが桁違いに高い超攻撃型の機体になっている。

アビリティ「武闘」を初実装した機体であり、成功すると攻撃を完全防御した上で防御効果無視の反撃を与えられるのが魅力。
また、地上適性が最高ランクの★なので、地上戦なら色々恩恵を得られるのも嬉しいところ。それでいて宇宙○なので、地上専用機と比べ扱いやすいのもグー。
必殺技は「必殺!シャイニングフィンガー!!」。
変身演出込みなので、パイロットが誰であっても明鏡止水の境地に達し真のスーパーモードになったりする。
下位カードの必殺技は「シャイニングフィンガー」。下位技は通常攻撃の使い回しが多いのだが、専用モーション持ちである。
素の状態でシャイニングフィンガーを放つのは何気に珍しい。
何気に通常技も凝っており、アタッカー・ディフェンダーだと構えてからの突撃しパンチ2連発→前期OP再現でビームサーベルを抜きジャンプ斬り、と
下手したらそこら辺の量産機の演出必殺技より派手に動く。
一方、射撃攻撃をしなければならないガンナータイプでは、シャイニングショットではなくなんとバアァァルカン!!を撃つのみ。
絆カウンターを発動した場合、アタッカー・ディフェンダーでも射撃をするので否応なく地味さを味わうことになる。せめてショットと併用していれば…。

パイロットのドモンはマスターレアで登場。
Mレア版はアタック高めのアタックバースト。必殺技で攻撃すると、必ずクリティカルが発生するスキルを持つ。
シャイニングガンダムとの相性も抜群。その他、必殺技を連続で放てるアビリティ・高いスピード・低コストの必殺技を持つ機体とも相性がいい。


「ジオンの興亡 4弾」で新アビリティ「変身」を引っさげて再びパーフェクトレアに君臨した。
今回はスピードが遅い代わりにHPとアタックが高めになっている。
「変身」は必殺技使用時に発動し、成功すればスーパーモードに変身しシャイニング・フィンガー・ソードで攻撃できる。
難易度は高い(特にパネルが汚れていると失敗しやすい)が、相手の防御行動をほぼ許さないため凄まじい火力を誇る。
弾が進んだ現在でも変身持ちは3機のみ(しかも内1枚のカードはシークレット限定)のため、変身で敵BOSS機を潰す際に使われることは多い。
ちなみに、同弾でレイン・ミカムラもパイロットとして参戦したが、シャイニングに乗せても専用機ボーナスは付かないので注意。

+ 本編退場後のシャイニングガンダム(?)
コミックボンボンで連載されたフォトストーリー『機動武闘伝外伝』にはギアナ高地でデビルガンダム回収を試みたウルベ機動忍軍と交戦した
「ゾンビシャイニング」なる機体が登場している。腹にマスターの腕が刺さっていたりどう見てもデビルガンダムから伸びた触手に操られるシャイニングだが、
第二部では「DG細胞がシャイニングガンダムをコピーした機体」と設定が変更され、デビルガンダムと切り離されて放置された結果自己進化し、
1/100シャイニングの胴体から1/144デビルの上半身が生えた 「デビルシャイニング」となって本作のラスボスを務めた。

「機動武闘伝外伝」では開発の経緯が、ゴッドガンダム開発が予選開幕に間に合わなかったために次期量産機ニンジャ―の試作機をガンダムファイト仕様に改造したものとされている。
また、シャイニングガンダムが見せた性能から他の試作機も改造されライジングガンダムや本作の主人公機となったとされている。

MUGENにおけるシャイニングガンダム

SFCで発売された対戦格闘ゲーム『機動武闘伝Gガンダム』のドットを使用したもの。
製作者はにゃん☆鬼龍氏で、イントロや超必殺技で原作アニメのシーンがカットインとしてそのまんま使用されている為やや重いが、
演出のオンオフが選べるようになっているので「デモがうざい」という人にも安心の設計である。
原作格ゲーの出来がアレだったのに対し、餓狼伝説スペシャルのように連続技を組むキャラクターになっている。
演出は派手だが攻撃力は抑え目。高威力のゲージ技が命。
ゲジマユではAIが無かったため、視聴者から「降りて戦え」や「修行しなおせ」などと言われてしまったが、
現在はJackPack氏がAIパッチを公開している。

出場大会

出演ストーリー

Gガンダム cross in mugen ~ぼくらの非想天則~(ただし大幅な改変が施されている)