『Gジェネレーション』シリーズに登場。
ゲーム中最強クラスの基本数値に加え、強力な武器となるファンネルを装備している。
HPも並のMSの倍以上あり、EN燃費も良いためたった1機で要塞のごとき存在感を誇る。
サーベルもあるため大型機体によくありがちな「格闘ができず近接戦が不利」という弱点はない。
一部の作品では撃破されると脱出装置として頭部ユニットのみの状態になる。
この状態では攻撃はできないが、母艦へ戻れば次のターンには本体が丸ごと復活する。
そのため強力なMAP兵器で一撃必殺という戦法も通用しにくく、相手にすると厄介極まりなかった(最近の作品ではオミットされているが)。
強いて弱点を挙げると、飛行できずサポートユニットに搭乗もできないため対空近接戦や地形効果が苦手。
あと、最近の作品では巨大MS故のサイズの大きさ自体がこの機体の欠点になっている。
(こいつ1機使うために、普通のサイズのMSが3機分の枠が犠牲になる、マップ上でもデカイので移動が大変等)
そのせいか、「WORLD」では後継機のクシャトリヤの方が、多少性能は劣るものの武装に違いが無い上にバルカンが追加されており、何よりサイズが1マスで済むため、使い勝手さでは遥かに勝っている。
『スーパーロボット大戦』でもΖΖ参戦の際には頻繁に登場。
こちらでもやはりというか、HPが万単位であることが結構ザラ。
敵としてはグレミー・トトが搭乗している場合も結構多い。というかプルツーが乗っていることは結構少ない気がする。
一部タイトルでは入手して運用することもでき、その内『IMPACT』ではしれっと二人乗りが可能だったりする。
ちなみに原作でも二人乗りしていたが、パイロットシートが2つあるとかではない。
スパロボ的に言うならメインパイロットがサブパイロットの膝の上に乗るという方式である。
『ガンダムvs.ガンダムNEXT』にはCPU専用ボス枠で参戦。
高難易度ルートのボスとして出現する。パイロットはプルツー。
設定通り通常のMSの倍以上のサイズがあり、攻撃力・耐久力ともにボスに相応しい高さである。
その強さは「NEXT」のボス格の中でも飛び抜けたもので、
メガ粒子砲の収束撃ち・拡散撃ちの他、ファンネルの一斉射撃やサーベルによる格闘も行ってくる。
ひとつひとつの技が優秀で、「ステップで回避しなかればほぼ確実にコチラを追尾してくるファンネル」
「上下への誘導は皆無だが、発生と弾速に優れ命中すれば大ダメージ必至の照射ビーム」「インチキのような判定のサーベル各種」
「超弾速と範囲を誇り、引っかかればほぼ確実にダウンまで持ち込まれる拡散ビーム砲」「射撃を無効化するシールド」
など、枚挙にいとまがない。
問題はこいつが
「通常のMSと同様にネクストダッシュを使用してくる」
ということで、
巨体の癖に機動力は並以上、こちらの攻撃には俊敏な動きで反応して回避をしてくる。
またボス大型機に共通した特徴であるが、多少の攻撃を当ててもよろけない半アーマー状態である。
原作や設定をかなり忠実に再現した強さであると言える。
特に、 格闘特化機体での一人プレイの場合は上級者でも手を焼くほど。
ただでさえヤバイ機体なのに、前座扱いの上に二機目まで現れるステージもあるから始末におえない。
ボスラッシュではよりによって二番手として登場。まさかの鬼畜仕様で多くのプレイヤーを絶望の底に叩き落した。
……のはずなのだが、 こいつの前には何も出来ずに倒される場合が多い。
無限ループのようにバスターライフルでダウンを奪われ続ける様は哀れですらある。
ちなみに、家庭用移植版の『NEXT PLUS』以降は後継機のクシャトリヤも参戦している。
性能は一言で表せば「非常に高い性能を持つが故の上級者向け機体」といったところ。
そして、『NEXT PLUS』の裏ボスラッシュではこの二機が同時に現れる。マジで勘弁してください……。
次作『EXTREME VS』では一時リストラされたが、PS3の家庭用移植にてボス機体として復活、次作『FULLBOOST』にもボスとして続投した。
凶悪なファンネルこそ弱体化されたが、依然としてスーパーアーマーに加えて遠近に隙のない数々の武装を有する。
特に拡散メガ粒子砲は画面を覆い尽くすほどの本数を発射してくるため、生半可な移動での回避は困難。
前作同様近づいたら近づいたで巨大な判定のサーベルでやられてしまうため、格闘機体でなくとも「こいつをどうしろと」と思うこと必至。
ちなみに前作の反省かダウン値の上限がかなり高く設定されており、
ダウン値を利用したハメ殺しもできなくなった。
ただNEXTより銃口、誘導が緩くなり格闘機も射撃が強化されてるので難易度は低下している。
フルブでは誘導切りテクが強化されたので分かればたいした敵ではなくなってしまった。
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では5弾「脅威!水中突破戦」より参戦。
マスターレアで登場。
HPが高めだが、それ以外の数値も決して低くは無い。腐ってもMSということか。
このときのアビリティは敵の攻撃を回避して攻撃を加える「反撃」。
適正はビグ・ザム同様宇宙◎、地上△、他全部×とほぼ宇宙専用になっている。
必殺技は「エンプレス・ドミネーション」。
ファンネルによるオールレンジ攻撃と胸部メガ粒子砲の2段攻撃をお見舞いする。
6弾「運命が紡ぐ未来」では「ファンネルは、伊達じゃない!キャンペーン」の一枚としてアビリティ「ファンネル」持ちのカードが登場。
通常攻撃時かつ単機ロックオン時という制限はあるものの発動すれば先手扱いになり、追加入力成功で防御不可ダメージを与えることができる。
「ビルドMS 2弾」では久しぶりにレアカードとして排出された。こちらもアビリティは「ファンネル」。
専用機パイロットはプルツー。こちらも5弾より参戦。
レアカードながらパラメータ上昇値が全体的に高く、アタックバーストを持つため火力は高い。
宇宙戦ならアタック、スピードを+500できるパイロットスキルを持つ強力なカードになっている。
6弾以降はラウンド1のみアタック、スピードを増加するスキルを持つので、要所要所で使い分けていきたい。
「ビルドMS 1弾」以降はグレミー・トトも専用機パイロットとして扱われるようになった。
そのグレミーは現時点では大会参加者限定プロモカードとして参戦。
ディフェンスパースト持ちながらアタック上昇値が高く、一度だけ必殺技のダメージを半減するパイロットスキルを持つため、チームの守りの要として使っていける。
「ビルドMS 4弾」においてビルドMSオリジナル機体としてクィン・マンサ・セプテットが参戦。
特定の条件を満たすことでクィン・マンサから開発できるビルドモビルスーツになっている。
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機体設定 |
ネオ・ジオンのグレミー・トトが結成した特殊部隊専用モビルスーツ。
セプテット・モード時は6基のバインダーすべてに同じ名前を持つ少女たちが個別搭乗し、
それぞれが独立したモビルアーマーとして機動。
本体と合わせて変幻自在の7重奏攻撃を見せる……はずだったが、
グレミーがエゥーゴの女性パイロットにベタ惚れしたお陰で開発が疎かになり、
本機が完成することはなかった。
(『ガンダムトライエイジ』公式HPより引用)
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デザインはΖΖ本編でクィン・マンサをデザインし、俗に言う「MS少女」の第一人者としても知られる明貴美加氏が担当している。
見た目はピンク(もしくは紫)のクィン・マンサで、肩のバインダーが6枚に増えている。
この6基のバインダーすべてにパイロットが登場し、それぞれが独立したモビルアーマーとして機動。本体と合わせて攻撃するのがセプテット(七重奏)の名前の由来。
クィン・マンサと違い地上にも適正◎がある(他の適正は同じ)。アビリティは「ファンネル」。
必殺技は「セプテット・パーフェクトブルーム」。
バインダー6基が変形したMAのオールレンジ攻撃のあと本体がビームサーベルを携えて接近、相手を突き刺す。
余談だが、ピンクなのに何故か「赤い機体」である。
「ビルドMS 5弾」以降はプルツーとグレミーとエルピー・プルが専用機パイロットに設定され、
チューンアップを重ねることで先攻時に防御効果を無視したダメージを与える「速烈」、
HPが減っているほど相手へのダメージがアップする「逆襲」も選択可能になった。
ちなみに、プルはプルツーらと同じ5弾で参戦している。
残念ながら(?)プルトゥエルブことマリーダ・クルスは専用機パイロット対象外。
「ビルドMS 7弾」ではカード化され、パーフェクトレアで登場。
HP・アタック重視のステータスを持つが、スピードもそれなりにある。腐ってもMSということか。(大事な事なので二度言いました)
アビリティは「ファンネル」。
必殺技はコスト5、威力4700という脅威のコスト比率の軽さが光る。
また、裏面インタビューはマリーダが担当している。
なお、小説版ガンダムUC9巻においてクシャトリヤが全弾撃ちつくした上での最終手段としてビームサーベルでバインダーの接続部を切り落とし、
自由に動かせるようになったバインダーを槍投げのごとく敵に向けて投げ飛ばすという荒業を披露していた。
「投げたら戻ってこないんじゃ…」と思った人もいるだろうが、ユニコーンガンダムのおかげでバインダーの回収も可能だったりする。
これがクィン・マンサ・セプテットのアイデアの元になったかどうかは定かではない。
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