「ようこそ、我が世界へ。我が名はルー=サイファー」
ファーイースト・アミューズメント・リサーチ(F.E.A.R.)制作のTRPGシリーズ『ナイトウィザード』の公式NPC。
第八世界「ファー・ジ・アース」(=地球)の一つを成す裏界に君臨する魔王の一柱。その中でも皇帝シャイマールに次ぐ地位にあるとされる。
爵位は大公で、二つ名は「金色の魔王」。元ネタは
魔王ルシファー。
某ストライダーの武器とか
極限流の技とは関係ない。
ドラマCDでのCVは宮崎羽衣。
クラスは
転生者。属性は「火」と「天」。
写し身は
真紅のドレスを纏った縦ロールの18歳の金髪銀眼の美少女の姿を取る。
かつて驕りから
至高神へ反逆した古代神の一柱で、凡百の魔王が束になっても敵わないほどの力を誇る。
力だけでなく知略にも長け、配下を従えるカリスマと統率力も誇り、シャイマール失踪後の「裏界帝国」を一つに纏め上げてきた。
裏界を自らの愛すべき安住の地と思っており、他の魔王のように牢獄だとは思っていない。
だが
嫉妬深く、他の魔王が手柄を得る事を恐れ、人間に手を貸す事もあるという。
第三天使の喇叭事件(表向きは
黒海沿岸部の発電所事故)において、ルーが顕現したことで世界結界に綻びが生じ、幾多のエミュレイターが活動を始めるきっかけとなった。
後に「マジカルウォーフェア」(『魔法大戦』とも)と呼ばれる、1st editionでの戦いの末期(リプレイ「合わせ鏡の神子」)、世界結界の強化によるウィザードの消滅を目論むが、失敗。
魔法の消え行く世界で強引に力を発揮しようと送り込んだ強力な写し身を倒され、大幅に力を失い実質的に失脚した。
2nd editionでは落とし子ルイズ(
某ゼロではない)を自らの代理として立て、密かに暗躍を続けている。
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しかし最近…(ネタバレ注意) |
「完全なる復活のため、力を集めねばな」
リプレイ「聖なる夜に小さな願いを」で、ウィザードの少女(というか幼女)テスラ=陽炎=フラメル(クラス:大いなる者/属性:火・天。ちなみに「大いなる者」とはぶっちゃけ神 いわゆるゴッド。)に転生することで、力の大半を失ったままながらも復活。
666に砕けた、自らの失われた力の欠片「獣の欠片」を集めようと暗躍している。
(獣の欠片には凄まじい力が秘められており、5つも揃えれば死者さえ復活させる事が出来るという。
そんなものが666個も世界にばら撒かれたため、騒動の原因(=シナリオブック)となっている。
ちなみに、欠片一つにつきレベル1つ分に相当する力があるらしい。)
なお転生体になったテスラの影響から、よく チョココロネを貪っている。また、配下のウィザード「デューク・オブ・ヨーク」(ちなみに日本人。
なぜイギリス王の次男の称号を名n(ry)の三味線演奏を好む。 凄い趣味だ。
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更にネタバレ注意 |
転生者は「遺産」と呼ばれる装備を持つのだが、ルー=サイファーの持つ遺産が何なのか長い間明らかにされなかった。
しかし、「聖なる夜に小さな願いを」が収録されたファンブック『オペレーション・ケイオス』の付録ドラマCD「蘇りし友、来たり」で、
その遺産は「アイン・ソフ・オウル」と呼ばれる箒であることが判明した。
ちなみにこれは、アニメとそのノベライズ「柊蓮司と宝玉の少女」のヒロインにしてシャイマールの転生体、志宝エリス(CV:宮崎羽衣)が所持していたものである。
……つまり、ルーもシャイマールの転生体だったということなのだ。むしろ ルーこそが正統な転生の受け皿というべきか。
ただし七徳の宝玉を所持していたエリスとは違い、ルーは七罪の宝玉という対存在を使用している。
前述の「第三天使の喇叭事件」にしても「 ルーの力(の封印)を利用しようとしたら、本体が出てきた」とタネを明かすと起こるべくして起きた事件であった。
また転生体ということで、シャイマールが封印され裏界が成立した後に誕生しており、それ以前から存在する ベール=ゼファーら旧古代神からは、
新参者が大きな顔をするのをあまり良い様には見られていなかったらしい。
チョココロネに関しては、アニメ版のシャイマールがチョココロネのような姿だとファンの間で囁かれていたことに対するネタ回収だと思われる。
いやそんなネタ回収するなよとは言わないのがお約束。
ただ、コロネと言うのは縦ロールの髪型に対する比喩としても使われるので、実はシャイマールのコロネっぽい姿こそが
その正体を指し示す伏線だった可能性もある。何を無茶なと思うがきくたけならやりかねない。
主に行動を共にするのは、腹心である預言者“魔王女”イコ=スーと、有事下かつルー自身が行動不能時の代理権者で身の回りの世話を行うメイドでもある“誘惑者”エイミー。
その他、主な魔王だけでも、彼女を崇拝する“女公爵”モーリー=グレイ、盟友にして側近である”狭間の渡り手”パトリシア=マルティン、
強い者に敬意を払う“ わんこ狼の王”マルコなど、裏界のトップだけあって多くの魔王を従えている。
以前は“秘密侯爵” リオン=グンタとも彼女の配下だったが、ベル側に鞍替えしている。
(ちなみに、復活の手伝いをした褒賞と言う形で、ルーの許可は得ている)。
また、同じくベルと行動を共にしている“荒廃の魔王”アゼル=イヴリスは、もともとルーによって造られた存在である。
ただアゼルの場合はその能力の性質や出自上、もともと普段はルー自身から遠ざけていたようだ。
なお一度敗北したためか、ゲームが魔王との共闘路線にシフトしたためか、シャイマールの転生体である事が明らかになったためか、
ともかく1stの時の嫉妬深さは鳴りを潜め、裏界のみならず表界を含めた第八世界全てを愛していると口にするほどに、
幼い姿ながら裏界を支配する大魔王としての威厳と余裕に満ちている。
子供の姿の方がカリスマ有るってどっかで聞いたような。あっちも金色だし。
この状態では表舞台に登場した段階で色々な問題が一気に解決してしまうというチートっぷりを何度も披露している。
共通の敵である冥魔と闘う際はウィザードに力を貸す事もあるが、宿敵である ベルのツンデレと比べ、どちらかと言うとクーデレっぽい。
一応その他の魔王と同じく「そのほうが自分に都合がいいから」人間に協力しているだけだということも追記しておく。
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元ネタ補足 |
ラテン語で「光を帯びたもの」の意味を持つ。
元々は天使達の中で最も 強くそして美しいとされ 唯一神にもっとも近い天使であったが、その 慢心から神に反逆し、天の三分の一を率いて神に戦いを挑んだ。
しかし双子の弟のミカエルに倒され、悪魔として反逆した天使共々地獄の奥深くに封印される。
なお名は元々 ルシフェルであり、輝くものの意味を持つ「el」を失いルシファーになった、
……というのが日本での俗説であるが、実は読み方が違うだけであり、どちらも綴りはLuciferである。つまり誤り。
ちなみに 某悪魔召喚ゲームも登場しており、こちらも MUGEN入りしている。→[[Lucifer?
なお、このLuciferが人間に化けているときは「ルイ・サイファー」と名乗っている。
これはホラーサスペンス小説「堕ちた天使」及びそれを原作とする映画「エンゼルハート」で登場した謎の紳士の名前が元ネタ。
ナイトウィザードのルー=サイファーという名称もこれの影響を強く受けていると思われる。
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MUGENにおいては
hakase氏作のものが存在。……ただし
ルーをモチーフにしたAAキャラ「るーさま」としてだが。
現在β版で、にころだで公開中。簡易AIも搭載された。
_,--、_
, -―'――-- 、`r‐-、
/ ヽ.‐-、ヽ
/ , \ i `}
j / ,ハ 、 ト、ヽ. Y´ ̄,ハ
i { j ⌒ヽ!\i`ヽヘ. /`ヽ./=}
ヾ小{ ● ● ル'ミ、 y'ミ、} いよいよ我もMUGEN入りだるー!
{ミl⊃ 、_,、_, ⊂⊃-、 >'=_} j
/⌒ヽ.トミ、}、 ゝ._) ,i`ヽ./⌒i=、}
\ j``ヽ_,.>、 __, イ、{=、j /ミ/
Y ト} ヌ/_j_:j_|ヨ ゞ'、_,.ヘZ'
´ ̄ヽk} K|≧≦/ヲ 、_彡'
2ちゃんねるのアニキャラ個別板にある
ベール=ゼファースレ……の名を借りた
魔王総合スレを拠点に日夜活動している。語尾は「るー」。
全ての裏界魔王を愛しており、その幸せを願っているのだが、余計なお世話である事が多い。
大抵の場合、怒られて
ショボーンとするか、ベルが迷惑を被ってぶち切れるかのどちらか。
ちなみにAAの元ネタは
ちゅるやさん。
MUGENキャラのるーさまは、「獣の欠片」の一片という設定。地面から上半身が生えた姿で喰らい判定が非常に大きいが、しゃがむと地面に潜ったりと、愉快な動きをする。
通常攻撃とゲージ消費技を持ち、ゲージを消費しない
必殺技を持たない。というか、通常攻撃の中に必殺技が存在するような性能。
ロマン技と実用技の混在する個性的な性能であり、技性能を把握しておかないと手痛い隙をさらす事になる。
しかし、遊ばずに実用技だけ使っていればなかなか強い。また、攻撃範囲が広い上に、弾幕と違って当たっても消えず、
当たり判定が大きくてパートナーを守れる、とあってタッグ適正がなかなか高い。
通常&特殊技
立ち弱攻撃。ウインクする。かわいい。リーチは短いが、出はそこそこ早いため、近距離の弱いるーさまにとっては生命線。
また、通常攻撃でもゲージ回収できるため、連打がゲージ溜めに等しい。
立ち中攻撃。縦ロールが伸びてドリルのように回転する。リーチが長く出も早くて隙も短い、るーさまの主力技。
立ち強攻撃。目からビームで地面を薙ぎ払う。何気に爆発部分は下段判定で、ヒットするとダウンさせつつ相手を大きく吹き飛ばす。
魔王ドリルと並んで主力技。
しゃがみ弱。ぽんこつをぽこんってする。かわいい。初期はかわいいだけであまり使い道がなかったが、更新で空中ガード不能になり、
対空技に使えるようになった、かもしれない。
しゃがみ中。伸びた縦ロールが上下から相手を襲う。近くにいる相手には当たらないが、リーチは非常に長く、中~遠距離にいる相手には
牽制として大きな威力を発揮する。でも弾幕は勘弁な!
しゃがみ強。発生7Fのガー不で突進した後、命中したかどうかを問わず、420Fかけてチョココロネを貪る。
コロネを食べ終われば体力が回復するのだが、まずそこまでいく前に反確の
ロマン技である。
更新前はコロネ硬直がさらに100フレーム長く、突進距離も短かった。
投げ。縦ロールで相手を締め上げてぶん投げる。普通の投げ。
特殊技。攻撃してきた相手を吹き飛ばす。スーパーアーマー時は使用出来ない。
超☆必殺技(1ゲージ消費)
おでこで突撃した後、伸ばした爪で斜め上を攻撃する。終わった後のどや顔がかわいい。
判定が非常に上にあるため、地上の相手にはほとんど当たらないが、空中の相手に対してはかなりの威力を発揮する。
るーさまは判定が上の方に出る技が少ないため、非常に重要な技。
髪の毛を無数の針にして飛ばす。ただし使い終わった後は髪の毛がぐちゃぐちゃ。
ゲージ消費に見合った非常に性能の高い飛び道具である。
一度地面に潜って頭の上にチョココロネを乗せ、すっごいビームで敵を吹き飛ばす。ただし終わった後は髪の毛が大炎上。
出が遅すぎる上に、判定も上過ぎて地上の相手に当たらず、当たっても反確。超☆
ロマン技。
更新で出始めに飛び道具無敵がつき、発生も少し早くなったが、相変わらず判定が高いので当たらない。
しかしうっかり当たる事もある。発射までゲージを消費しない特性もあるので、忘れた頃に打つと意外に役に立つ、かもしれない。
常時スーパーアーマーで攻撃力が2倍になる。ただしHPがどんどん減っていく(1は残る)。
体力が圧倒的優位な時にゴリ押しするか、圧倒的不利な時にアーマーは忘れて攻撃力2倍に頼るかのどちらかが主な用途。
超☆特殊技(2ゲージ消費)
喰らい中のみ発動でき、アイン・ソフ・オウルを展開。上空に打ち上げて周囲にダメージの無い攻撃を行う。
所謂食らいぬけ。スーパーアーマー状態のときは使えない。
超☆即死技(3ゲージ消費)
髪の毛がシャイマールになってブレスを吐く。相手は死ぬ。投げ間合いがとっても狭い即死投げ。
コマンドの関係上、「リミットブレイク」が非常に暴発しやすい(「しゃいまーるー!」がヨガコマンド、リミットブレイクが波動拳コマンド)。
更新で逆ヨガコマンドに変更された。これで暴発しないよ!やったねるーさま!
隠し必殺技(3ゲージ消費)
更新により追加された技。
挑発と同じポーズで扇を開き、ヒットすると相手を空中にロック。
その後、
ベール=ゼファー、
リオン=グンタ、そしてルーを崇拝する魔王“女公爵”モーリー=グレイのAAが、相手をひき逃げしていく。
威力は3ゲージにしてはそれほどでもないが、AA1体につき1ゲージ、つまり3ゲージを消し飛ばす事が出来る。
ゲージ回収率の低いキャラには大きな効果を発揮する、かもしれない。
特殊カラー
7~10Pカラーでボスモード、11~12Pカラーで第三天使の喇叭事件モード(最強モード)となっている。
「第三天使の喇叭事件モード」は
エルクゥを「金色の魔王ドリル」の連打だけで屠れる狂キャラ。
ただし防御力が上がる訳ではないので、ボスモードを含めてアーマー殺し技などで一瞬で持って行かれると死ぬ。
「スーパーアーマー」
「攻撃力2倍」
「体力ゲージ自動回復(七徳の宝玉)」
「技ゲージ自動回復(七罪の宝玉)」
「絶対無敵結界・使用不可」
「スーパーアーマー」
「投げ無敵」
「攻撃力6倍」
「投げ間合い3倍」
「超☆体力ゲージ自動回復(真・七徳の宝玉)」
「超☆技ゲージ自動回復(真・七罪の宝玉)」
「絶対無敵結界・使用不可」
「体力が100以下になると一度だけ全回復(クライマックスフェイズに突入だるー!)」(更新により追加)
出場大会