「俺こそがこの偉大なる
遺産の継承者だ!」
『
アカツキ電光戦記』の登場キャラクター。キャッチコピーは
「アーネンエルベの死神」。
プレイヤーからは専ら「
隊長」と呼ばれる。
声を当てているのは同人版は天崎響介氏で、
エレクトロゾルダートと一人二役。AC版以降は長瀬零司氏。
アドラー(Adler)というのはドイツ語で
鷲の意味。
戦時中のドイツが鷲をシンボルにしていたのも命名由来にあるのだろうが、或いは
某総統からか。チョビヒゲ付けて黒髪にするとモロだし。
『エヌアイン完全世界』のネットラジオ(パーソナリティは
塞・
不律役の響紫音氏とアドラー役の長瀬零司氏)によると、
アドラーは貴族軍人(ユンカー)で、フルネームは
「エルンスト・フォン・アドラー」らしい。
名前の「エルンスト」は一般的なドイツ人男性名で、「正直で信頼出来る人」を指す。
どこがだ
設定
秘密結社ゲゼルシャフトの武装親衛隊長。過去の戦時の人間だが、冬眠制御によって
現在まで生き延びた。
かつて
ナチスドイツの組織アーネンエルベ
*1の士官として、チベットの古代遺跡の発掘に従事していたが古代都市アガルタを発見。
その文明の遺産にあたる超科学技術「電光機関」を独占し、己の野望に利用すべく行動を開始する……と言うのが彼のストーリー。
+
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『アカツキ電光戦記』ED(ネタバレ注意) |
「貴様のクローンは全て処分しておいた
転生の器はもう無い 安らかに眠れ」
こうしてゲセルシャフトを手中に収めた、かと思いきや…
「どうかな…アドラー…お前も…」
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直後… |
直後、力を使い過ぎたアドラーは強烈な脱力感に襲われ、そのまま崩れ落ちてしまう。
「バカな…これほどまで…消耗する…とは……」
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そして数ヵ月後、同じ場所には死んだ筈のムラクモが何事も無かったかのように屹立していた… |
なんと、彼もムラクモ同様に転生の秘法を習得したようである。
こうして彼はオリジナルとクローンの違いを見せ付けたのであった。
「俺は…転生し…偉大なる遺産を…継承す…る…」
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元々ゾルダートと
名前と色が違うだけで、SLGの名前付き雑魚みたいなコピペキャラだった(カットインまでゾルの色違い)。
設定上こっちがオリジナルなのにシステム上は自分が木偶とはこれいかに。
が、バージョンアップでデザインと一部モーションを除き全くの別キャラに。
髪型が明らかにイラストと違うし15色制限でドット打ってるから眼の色も赤色じゃないけどね
同人版では
隠しキャラクター扱いであり、公式サイトでパッチを充てた状態で条件を満たせば使用可能になる。
…のだが、
2012年に公式サイトが更新されるまで、隠し要素のページに存在や設定・コマンド等が載せられていなかった。
サポート終了が2009年なので、実に
3年間放置されるという不遇な扱いであった。
アーケードでは戦車やムラクモと合わせデフォルトの使用可能キャラに。こちらではちゃんと公式サイトにコマンドが載せられている。
そして
ゾルと同じだった声優も変更され、かなり声が低くなった。
しかし同時に、
「おい!」「やめろ!」
「シャイセ!」
などの味わい深いダメージボイス、
「エイッ!」「フォイヤッ!」「ファレン!」などの個性豊かな気合(ちなみに「フォイヤ」は英語だと「ファイア(発射)」に相当する。
ファイエルではない)、
地上
通常投げ時の
「ハケッ、ハクンダッ!」という
何を吐けと言うのか謎の台詞、
勝利時の
「フハハハハハ…フーッハッハッハッハッ…!」という
本当に嬉しそうな高笑い、などの数々の
特徴的なセリフが追加された。
その
色んな意味で濃い顔グラフィックと性格が良く出てるモーションの数々も合わさって、
今では
アカツキを代表する色物キャラとして扱われている。
挙句の果てには、
サンタの格好(元ネタはAC版のColor6)でトナカイのコスプレ(?)をした電光戦車に跨った公式ポスターが描かれたり、
CD特典のミニポスターでは
上司を差し置いて
アカツキと対比した形で描かれている。
イロモノ的な意味で出世出来て良かったね隊長!
シャイセ!
まあでも、そんなこんなでその最悪な性格とは裏腹に、ユーザーから非常に愛されているキャラになっている。
なおよくネタにされている「シャイセ!(Scheisse!)」であるが、本来はドイツ語のスラングで日本語の「クソッ!(糞)」にあたる。
また、どこでも下ネタの発想は同レベルなのか、排泄物としての意味だけではなく使われ方もやはり同じような言葉である。
英語の「shit(糞)」もこういう類の下品な言葉なので、外国に行った際にうっかり言って怒られない様に憶えておこう。
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『エヌアイン完全世界』のアドラーについて |
「この体は調子がいい… まったく転生とは大したものだ」
続編である『エヌアイン完全世界』では、新聖堂騎士団の配下となったゾルダートに転生しているようだ。
イラストのやたら濃かった影が減って明るくなり、デフォカラーが赤色に変化している。
|
性能
モーションなどはゾルダートの
流用が多いが、性能は全くの別物。
ゾルが割と潰しが効く
王道タメキャラなら、アドラーは固め兼ガン攻め一択の
波動昇龍キャラとでも言えば良いか。
必殺技は
飛び道具、対空技、突進技と
格ゲー主人公三種の神器を揃えているが、どれも癖が強い。
飛び道具「ブリッツクーゲル」は、弱~強で飛距離が短くなり
発生も遅くなるが、判定が大きく持続が長くなる
設置的な技。
弱を飛び道具として用い、それ以外は主に固めや連続技のお供に。
「ブリッツボンベ」は
自分の周囲に放電する技で、姿勢が低い割に上方向の
判定が弱く、代わりに地面付近が横に強い。
コンボの締めに使うとダメージが伸び、中や強は浮きが高いためさらに追撃可能。
一応対空として使えなくは無いが頼りなく、基本的に連続技・切り返し用である。
突進技「フラクトリット」は一度対空技のように上昇してから突進する∧型軌道の変わった技。
弱は初段の打点が高く、座高の高い一部キャラを除きスカるが二段目ヒットでバウンドし、コンボ始動技でさらに追撃出来るため強力。
また、真上に飛ぶ性質上アドラーにおける必殺技の中で、最も地対空に有用である。
中と強は、ガードされると1コン献上の可能性があるため、基本先端当てで奇襲に。
しかし、移動距離が長いため中央でのコンボや画面端への運び、連続技用にも使える。
また、各種強攻撃がボタン長押しで崩しに派生するなど、トリッキーな技が多い。
相手の喰らい状態、浮き具合などを判断して的確な
コンボルートを選ぶ必要があるなど、テクニカルな一面も併せ持つ。
一番の強みが壁際での爆発力。特攻ブリッツクーゲルやブリッツガイストを絡めた壁際限定の高火力
ループコンボを所持しており、固めも強い。
少々コンボルートを使い分ける必要があるものの、何かが刺されば安定して大ダメージを与える事が可能。
強フラクトリットの移動距離が長く、運び能力もそこそこ高く、画面端に追い込むのが楽なのも長所。
判定・
発生共に優秀な最強クラスの飛び込み技JCに、対空に使える遠B、
発生そこそこで、ガードされても4F不利と隙の小さな
特殊技・ヒュープシュラウバと、
通常技・
特殊技もそこそこ使えていける。
しかし、通常技のリーチが短く、飛び道具も飛ばないので自分から攻める能力に欠ける、
接近しても慣れると「
見てから攻性余裕でした」な
中段技「ズィヒェル」、
有利
フレームが
全く無い通常技の数々など、
実は接近してもそこまで強くない。
また、壁際の攻めや切り返しなどに
ゲージを多く使わなければならないのでゲージ依存度が非常に高い。
微妙に低い防御力(+2.5%、MUGEN換算で976)、特別攻撃以外に無敵技が無い、
遅い移動速度、壁際とは逆に発展性が皆無な中央でのコンボなど、フォロー出来ない弱点が多い。
防御面が貧弱な代わりに電球の固めだけは割と強いため、一度攻め込んだら何が何でも一発刺すつもりで。
刺されば強い一発屋風味。刺さらなかった場合はボッシュート。
ちなみに
ダイヤグラム上で不利が付く相手は、
マリリンや
不律など。
一人コンボゲーのマリリン相手には、アドラーのやれる事や強い所に対して
マリリンがそれより上の事を出来てしまうのが要因。
一人
サムライスピリッツの異名を持つ不律相手だと牽制技が悉く撃ち負ける上に火力でも負け、
死ぬ思いで壁際に追い詰めても1ゲージの超コッチジャで
ほぼノーリスクで脱出余裕と散々なもの。
しかし、これらについても6:4程度の有利で完全な
無理ゲーという訳ではない。
上位陣が相手でも決してカバー出来ないほどの不利は付かないので、頑張れ隊長!
遠Bが特殊技(4B)に変更、通常技から遠近の区別が無くなり技構成はがらりと変化。
しかし、既存技の弱体化が少なく、しかもB>Bの完全煉鎖で大きく前進するので、
中央でも立ち喰らいなら、地対空としても機能する浮かせ技・Aフラクトリットがコンボに組み込めるようになり、火力が出しやすくなった。
さらにヒュープシュラウバの隙が減少して気軽に出せるようになり、空中ブリッツクーゲルも隙減少で画面制圧力は上昇。
特攻ブリッツクーゲルで相手が浮くようになってループコンは出来なくなったが、
発生が異常に速く
暗転前または暗転の瞬間に攻撃が刺さらないと絶対につぶされない。相討ちOKの割り込みや置きバリアとしても機能するようになった。
硬直も非常に短いので、
浮いた相手にダッシュ攻撃が入る。ダメージ効率はむしろ良くなり、相変わらず画面端では大活躍である。
このように既存技は弱体化どころかガンガン強化され尽くしているのであった。
システム面でもカウンターヒットで受身不能になる仕様が追加されたため安定してブリッツボンベで追い討ちが可能になり、
持続の長い飛び道具を多く持つため比較的安全に完全世界を発動出来るといった具合に、前作とは違って非常に恵まれる形になる。
さらにゲージ回収力が強化。前作と比べると全キャラゲージ回収力が強化されたのだが、隊長は格が違った。
というのも、本作のゲージ増加は技における本来のダメージ値(
補正のかかっていないダメージ値)によって決まるのだが、
アドラーでコンボの締めに多用するCブリッツボンベは1ヒット当たりの本来ダメージが高く、
判定の都合上ダウンした相手にもヒットし、4ヒット全段ほぼ確実に入ってしまうため、
結果、
Cボンベが入ればゲージ0.4本回収という
いくらなんでもそりゃないだろうという無茶苦茶なゲージ回収能力を取得。
しかも先述の煉鎖のおかげで中央コンボでもボンベは使いやすく、前述通りカウンターヒットにより追い打ちも安定。
レシピ次第では
Cボンベを1コンボ中に2回入れる事が出来るため、ノーゲージコンボ1回で1~1.5ゲージ程度を回収出来る。
これによりただでさえ強いゲージ技をバンバン使えるようになり立ち回り性能すら向上。
そして前作では
いらない子扱いだったブリッツガイストが
超強化。
仕様が変更され、発動中は特攻ゲージが残り時間を表すゲージに変化。これが0になるか、10ヒット分ヒットまたはガードで消滅となる。
1ヒットごとの感覚は前作では非常に長かった(一度当たるともう一周してこない限り当たらないぐらい)が、
本作では
特攻クーゲル以上に高速で多段ヒットする。
ヒット数は
5ヒットがやっとだった前作に対し、エヌアイン完全世界では最大10ヒット、ダメージも
1ヒット600から1000に大幅アップした。
相手を拘束する能力が高く、中央コンボに組み込めば体力の4割を消し飛ばしつつステージの半分くらいを運送してしまえる。
…と、まあここまで見てもかなりの強化が施されているのだが、さらに
出始め完全無敵で、隙はほぼ無くガードどころか攻性されてもアドラー有利。
それどころか、
下手な技で返そうとするとガイストが刺さってしまい大ダメージとなってしまう。
一部キャラの持つ技で
暗転返しされない限り、まず攻撃を受ける事は無い。
コンボに・
リバサに・固めに・暗転返しに・適当に出して完全世界発動に、と脅威の汎用性と強さを持つ
本作最狂の呼び声高いぶっ壊れ技に大変身。
ガイスト中はゲージが溜まらない(専用ゲージにすり替わり、いくら技を当てても蓄積されなくなる)仕様なのだが、
前述通り素のゲージ回収が高過ぎるため、画面端だと5割を消し飛ばしつつガイスト消滅後に1ゲージ回収出来る。
半ば魅せに近いが
最大3ゲージなのに何故か4ゲージ使用コンボも出来る。お前は
どこの公務員だ。
そして恐ろしい事に、アドラーの狂ったゲージ効率だと1Rに1回、下手すれば
2回この技を使う事が出来る。
完全神殺「ベルクブレッヒャー」も高性能な部類。出が非常に速く2B先端からでも余裕で繋がる上、
ヒット後に浮いた相手に追い討ち可能で総合ダメージがかなり稼げる。2段技なので
ガークラ連携も可能。
フォロースルーの隙も小さめでガイストとの相性も抜群。ガイスト装着後に無理矢理神殺を当てにいくのは必勝パターンの一つである。
本作最強の呼び声高いゲージ溜め能力に、壊れ性能のガイストの存在。
アカツキを凌ぐ同作最大の爆発力を有するようになり、
現在では
エヌアイン、
塞、
鼎と並ぶ
最強ランク。華麗な転身である。
何から何まで恵まれた形となり、彼の強化は明らかに意図されたものだと見ていいだろう。
しかしゲージ依存度の高さや防御力の低さ、自分から強引に攻めるのが苦手などの弱点は完全に克服されたとは言い難く、
爆発力に定評がある
鼎、
アカツキ、
カティなどにこの辺りを突かれるとすぐ死ぬのは相変わらずで、
ブリッツガイストを絡めたコンボの難しさやJCや4Cからのヒット確認追い討ちなど、やはり使い手の技量が求められるキャラとなっている。
所謂
4強勢の中では、理論値寄りながら実戦値も併せ持つ万能型との評価をされる事が多い。
ダイヤ上でも大幅不利なキャラはおらず(エヌアイン相手に微不利だが)、安定して5分~微有利以上の値を付けている。
流石ズーパーアドラー!
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暴力戦隊アドラーズ
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ブリッツガイスト4週コンボ
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「現代科学でやっと解明されたその原理を
何故か貴様は最初から知っていた
今日こそ聞かせてもらう…完全者とは何だ!」
MUGENにおけるアドラー
アカツキキャラでお馴染みの方達による
原作再現仕様が4体、別の製作者によるアレンジ仕様が4体存在する。
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HM氏製作 アカツキ仕様 |
エレクトロゾルダートなど、アカツキキャラに定評のある氏によるもの。Lycoris氏のサイトで代理公開されている。
現在動画で最も多く見られるのはこちら。
大方原作通りに仕上がっている。ただ、
- コンボ補正が甘く、一部特別攻撃にはコンボ補正が適用されないので非常に強い。画面端3ゲージ消費で7=8割と原作以上のダメージが出る
- その上一部技の拘束力が高くゲージ回収率も高いので、最大3ゲージなのに3ゲージ始動の5ゲージコンボで10~12割なんて芸当も
- 投げの間合いが広い
- 通常技の判定強化
- ヒュープシュラウバの発生が早く全体動作が短い
- 各必殺技・(最終)特別攻撃の性能強化
- 眼が赤い
など数々のアッパー調整(?)も見られる。氏の持ちキャラらしい(氏は 原作の最高難易度アドラー攻略動画もうpしている)ので愛が詰まった結果だろう。
また、ボイスもしっかりと例のアーケード版(CV:長瀬零司氏) になっている。
但し音声は動画から抜き取った物を使用しているため、ボイスに BGMや 効果音が混ざっていたりする。コンシューマー版が出ていないのでしょうがない。
また、 何故かフラクトリットのボイスが「フォイヤ!」になっている(本来は「ファレン!(落ちろ!)」)。
勝利ポーズもラジオの「フッ…バカめ」というセリフになっており、ラウンド敗北時は「貴様…」で途切れる。
ラウンド勝利は飛ばされる事が多いので抜き出せなかったのだろう。
最新版では同人版ボイス(CV:天崎響介) への変更が可能になった。こちらも特徴的なボイスである。 フン! エイッ! ウーァ!
ニコろだにて雑音を抑える処理が施されたパッチが公開されていたが、同所の閉鎖により入手不可。
さらに 某総統に変更するパッチがシェルアーク氏によって作られている。
また、原作には無いオリジナル要素としてブラック・ゴールドカラーが用意されている。
ブラックカラーは特攻 ゲージが 常時MAXになる。
ゴールドカラーは攻撃力が上がり、ゲージが自動増加されていく他、フラクトリット 上昇中完全無敵、
中段技の威力 3倍、ブリッツボンベ威力 5倍、 ブリッツクーゲルの持続、
HIT数が大幅に増える上に画面上に3個まで出せるようになるという理不尽極まりない強化がなされている。
外部 AIは蓬莱氏によるものが存在していたが、現在は入手不可。
tryshur氏によって12Pカラーに対応するAIも公開されており、こちらは上記AIが自重しているブリッツクーゲルをいくつも使うためかなり凶悪。
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+
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みきた氏作製作 アカツキ仕様 |
こちらも 塞など『アカツキ』キャラに定評のある氏によるもの。
2016年4月のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可となっていたが、
現在は、斑鳩氏のサイトで代理公開されている。
おおむね同人版準拠で、ボイスもデフォルトでは同人版のもの。AC版のボイスはHM氏のものを流用し、一部をラジオドラマのものに差し替えている。
クーゲルのエフェクトなども原作準拠。
コンフィグで一部設定を変更可能。
AIは未搭載だが、Usual氏の外部AIが2021年1月26日に公開された。
これは 本体最新版(2013年02月22日)から実に約8年にしてようやくである。
sekt氏のみきた氏製アカツキAIをベースとしており、想定ランクは強~凶との事。
AIレベルは5段階に調整できる。
2021年2月4日更新版より後述の斑鳩氏ボイスパッチが組み込まれ、
2021年6月5日の更新でpprn氏の TAG TEAM MODEにも対応している。
AIはガン攻めで、中遠距離ではブリッツクーゲルを弾幕のごとく発射し、近距離でも対空が強く、
近付いては固めて中段技や下段技、投げで容赦なく崩してくる。
そしてコンボ火力や画面端への運び能力も侮れないため総合的な強さはかなりのもの。
2021年9月14日の更新からはAIレベル3以上でクーゲルループも狙うようになり、より強力になった。
さらに強化モードも搭載されており、以下の通りに性能が強化される。
- ブリッツガイストの玉が2個になり持続が伸びる
- フラクトリットがA版以外でも相手をバウンドさせるように
- ゲージ技完全無敵
- 開幕3ゲージ&ゲジマシ
これらの効果によりゲージ依存の高さが解消され、3ゲージ溜まればブリッツガイストを即使ってくるため、
ガイスト展開中は相手が触れる事を許さず、かつ相手のコンボも途中で遮る事が出来る。
この状態のアドラーに勝てるのは、同氏の魏AIの強化モードのように飛び道具に対して長い無敵を持つキャラくらいだろう。
ただし人操作なら空中での機動力が高いキャラを用いてガイストが展開されてない間を狙ってフルコンを叩き込み、展開中はガン逃げする戦法で勝てなくもない。
プレイヤー操作 |
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Usual氏AIの挙動
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AIレベル2でも怒涛の攻め
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遊撃の人による強化モードへの撃破挑戦動画(8:44~)
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この他にも、斑鳩氏による改変パッチが代理公開開始と同時に公開されている。
これを適用するとAC版のボイスの雑音が無くなり、ラジオドラマのもの等で代用されていたボイスも原作通りになる。
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おすすめコンボ |
レシピ |
備考 |
2弱×2>2中>強フラク |
基本コンボ。中央でもでき、画面端へ運べる。 |
ジャンプ強>近強>弱フラク>近強>強フラク |
画面中央でできる飛び込みからの最大ダメージコンボ。 相手がしゃがんでいると弱フラクがスカる恐れあり。 〆の強フラクを特攻フラクにすればダメージが伸びる。 |
ジャンプ強> [近強>弱クーゲル>特攻クーゲル] ×1~2>近強 >弱フラク>近強>ヒュープシュラウバ>近強>特攻フラク |
特攻クーゲルを使った画面端限定コンボ。大体5~6ほど割減る。 特攻クーゲルの後の近強はクーゲルヒット中に少し歩いてから出すといい。 コンボの後に特攻ボンベでダウン追撃すればさらにダメージが伸びる。 |
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HM氏製作 エヌアイン仕様 |
スレで新しく公開されたHM氏のエヌアイン仕様キャラ。完全連鎖や完全世界など、エヌアイン完全世界の仕様を搭載。
細かい部分を除きほとんどの仕様が搭載されているが、様々な部分にアレンジが加えられているのが大きな特徴。
上の画像の通り ドット絵が書き直され、髪型が立ち絵準拠になっている他、色の数が増えているので髪の毛の色も顔とは別にしっかり変わる。
アカツキと同様全体的に光量が多く派手なエフェクトが使われており、勝利ポーズの電撃も復活している。
また、完全神殺のベルグブレッヒャーは原作とはモーションが全く違い、ゾルのC煉鎖モーションで叩き付けた後、
バウンドした相手をアカツキの人間迫砲のようなモーション(ジャンプはしない)で雷とともに打ち上げる。
実に派手だがカメラが移動するため自分の位置を見失う事や、原作より高く飛ばすので落下速度も速くなる事から追撃がしにくくなっている。
ボイスもフラクトリットの「ファレン!」が追加され、敗北台詞や勝利台詞も変更が加えられている。
勝利画面も搭載されており、エヌアインやアカツキの勝利セリフを喋る他、
完全者に「少しは成長したか?」と聞いたりヴァルキュリアもとい ワルキューレ相手にズーパーアドラーと言ったり色々とフリーダム。
その他、カティやアカツキと無関係のキャラに勝利メッセージが用意されていたりする。これもMUGENならではである。
鳶影氏によるAIが公開された。11段階のAIレベル設定及び攻性レベルの設定が可能。
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way-oh氏製作 エヌアイン風仕様 |
氏恒例のエヌアイン風アレンジ。前作の アカツキ改変から 僅か4日で公開された。例によってHM氏アドラーの改変である。
ボンベの異常なゲージ回収などもしっかり再現。ガイストはコンボ補正がかかるようになったものの多段技になったのでガンガン使える。
ボイスもフラクトリットの「ファレン!」やラウンド敗北時の台詞フルなど抜けていたものが追加されている。
エフェクトは元のHM氏のものに氏が付け加えたものがほとんどでHM氏のエヌアイン仕様と比べると光の量が少なく 地味目に優しい。
また、HM氏のものと同様勝利画面が搭載されているが、こちらはエヌアインの汎用勝利台詞しか喋らない。
デフォルトAIは未搭載だがペパーミント氏の外部AIが公開中。
AIレベルと攻勢防禦の頻度をそれぞれ10段階で調整できる。
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阿=李苑氏製作 アレンジ仕様 |
現在は公開停止。シンプルな格ゲー風味のアレンジ。
空中の敵を叩き落とすブリューゲル、フラクトリットの突進部分のみを放つアイゼンカノーネ等の新技や、2ゲージ技の上位特別攻撃等を追加。
ダカダカする前ダッシュ( 本家は歩きだが)、地上専用の電光迷彩、
3ゲージの乱舞技、浮かせ技のラケーテ等、他の電光機関所持者っぽい技も習得。
既存の技もボタンによる性能差が顕著になり C版が完全に設置技と化したブリッツクーゲル、溜めるとガークラ出来るズィヒェル、
電光迷彩からキャンセル出来るブリッツボンベ、2ゲージ技になり旋回数が少なくなったブリッツガイスト等、仕様が変わっている。
あと、 無口。戦闘は殆ど喋らない。
7P以降はEXモードとなり、飛び道具が無いが格闘に特化した性能になる。
6Pと12Pは強化カラーとなっている。
両モードに対応したAIもデフォルトで搭載済み。
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阿=李苑氏製作 名も無き兵士 |
2015年2月21日に公開された、上記アレンジ版のセルフアレンジ。
デフォルトカラーは服が真っ白で、ボイスは ジェダ・ドーマのものを採用。
電光迷彩やブリッツガイスト等がオミットされた分、必殺技の独自色が強くなっている。
一方で空中前ダッシュが新たなダカダカ要素として追加された。
完全連鎖に似た通常技3ボタンのキャンセルルートを持つ。
大きく異なるのは連鎖の最後を0.5ゲージ消費で出せるフィニッシュブローでキャンセル出来る点。
専用ゲージを消費する行動キャンセルや、敵を追撃可能で浮かせる多くの技を持つコンボキャラ。
その分単発火力は改変元よりも低く、コンボをガンガン繋げる腕が要求される。
AIは未搭載。
地味に 謎ジャム対応キャラだったりする。
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Emperor氏製作 BlitzDeath |
中国の製作者によるアッパー改変。
ありそうでなかった、ゾルダートを 次々と呼び出してこき使うアドラー。
部下との同時攻撃に頼らずとも本体性能も高く、プレイヤー操作なら通常技一つで永久余裕な位。
必殺技は縦回転蹴りや電気攻撃といったアドラーの面影を残しつつも独自に再構成されている。
超必殺技を多く使用すると使用可能になる 一撃必殺技では、
ゾルダートに敵を捕獲させている間にチャージした特大のブリッツクーゲルで悠々と敵を仕留める。
ボイスは同人版とAC版のものを併用している。
デフォルトAIの起動が遅いため、AI戦の際は常時起動にしておきたい。
永久こそ使用しないものの、そんなものは不要とばかりに猛攻を仕掛ける。
強さは特殊カラー含めて凶上位~狂中位程度。
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Usual氏製作 KOF2002UM仕様 |
氏が2022年6月12日に体同時公開した4体の内の1体。
上記みきた氏製のAIを製作したUsual氏が同アドラーを改変したもの。
システム・判定・SE・MAX2演出など、『2002UM』原作にアドラーがいても違和感が無い仕上がりとなっている。
基本的な性能は原作の要素を残しつつ『KOF』風にアレンジされており、
通常技はしゃがみCと遠Dには原作にもあった中段判定の派生攻撃が存在する。
全体的にリーチが長めであり、特に強攻撃はどれも牽制として強力で、一部はガードポイントもある。
特殊技はヒュープシュラウバとズィヒェルにキャンセル版が、そして新たにスライディングが追加されている。
攻勢防禦は空中発動可能の当身必殺技に変更されている他、強ブリッツボンベが無敵付きの浮かせ技になり、
フラクトリット弱版に打撃無敵など強化要素もあるため、一癖ありながらも使いやすい。
超必殺技は特別攻撃全てが1ゲージ消費で、特攻ブリッツボンベにはMAX版も存在し、ブリッツガイストはMAX2になっている。
また、MAX超必には『エヌアイン』での完全神殺ベルグブレッヒャーもあるが、原作とは異なりアカツキの神風のような乱舞技になっている。
AIは未搭載だが、ホルン氏による外部AIが公開されている。
恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、攻性防御の使用頻度を設定可能。
想定ランクは強~凶下位との事。
|
なお、HM氏(『アカツキ』『エヌアイン』双方)、みきた氏、阿=李苑氏のいずれのアドラーにも言える事だが,
ガイストの軌道が原作と違い、回転の中心軸がアドラーのある一点から移動しない。
原作ではアドラーの移動に軸が遅れて付いてくるように動くのだが、MUGENではいずれも常にアドラーの周囲を回り続ける。
way-oh氏のものは当初はHM氏の記述をほぼ完全に流用していたため
同じ軌道だった(一時期向きが変わると回転方向が変わるというアレンジが加えられていた)が、最新版ではガイストが追尾するようになっている。
+
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動画での活躍 |
主にHM氏のものが活躍している。
ブリッツクーゲルが設置技に近い形で上手く機能している事から、
AI対戦が主流のニコニコMUGENにおいては中々健闘しているようである。
+
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大会ネタバレ |
「師範代の人」ことpprn氏の 人類尖兵化計画トナメに出場。
尖兵のワープ能力を有効活用し華麗なコンボを決め、視聴者から「 スタイリッシュアドラー」と称賛された。
ポイントは最下位だったが。シャイセ!
この尖兵コンボが多大なインパクトを残したためか、 こちらの大会に出場した際も 相方と共に尖兵化ギミックが施されている。
だがまさかの ご本人登場。流石本物は格が違った。
アドラー自身が尖兵化したキャラも悪町龍千氏によって公開されたようだ。
師範代の人の大会には色々に改変されて登場している。
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ストーリー関係においては、ゲゼルシャフト関連で他のアカツキキャラとセットで登場する事が多い。
…が、 ラスボスとしての立場がある ムラクモと比べ、 全力でネタキャラ街道を突っ走っている。
アカツキ勢の中でもコメディ担当比率はぶっちぎりトップ。
シリアスな場面でも中ボスや子悪党あたりの配役に収まってしまう事が多い。
某動画では徹底的にネタに突っ走るその姿から親しみを込めて 「バカ隊長」とも呼ばれていたり。
愛すべきキャラクターとして認知されていると見るべきだろうか……。
|
「俺の分身よ…
貴様らの出番はもっと先だ」
出場大会
+
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
ナチス・ドイツの実在した研究機関。正式名称「Deutsches Ahnenerbe」。Ahnenはドイツ語で「先祖・祖先」、Erbeは「遺産」。
その研究は非常に広範で、中央アジアのどこかに紀元前から存在し、
非常に高度な技術を持っているとされる地底王国「アガルタ」の技術を第三帝国に取り入れようと調査なども行っていた。
アドラーにやたら遺産に拘るセリフが多いのもこのため。
最終更新:2024年03月25日 23:29