鶴屋さん


「どうだいこの衣装、めがっさ似合ってると思わないかな~?どうにょろ?」

谷川流のライトノベル『涼宮ハルヒの憂鬱』の登場人物。「つるや-」。
2巻『溜息』から登場し、準レギュラーの立ち位置を務めている。
8巻発売現在も下の名前は不明。そのため、「鶴屋さん」と呼ばれている。
まあ、主人公は名字どころか本名が不明なのだが。
キョンや涼宮ハルヒの一つ上の先輩であり、朝比奈みくるのクラスメイト。
SOS団の一員ではないものの、さまざまな援助を行ってきたため、後に名誉顧問に任命された。
アニメ版のCVは『あずまんが大王』の大阪人や『おジャ魔女どれみ』の大阪人でお馴染みの大阪人、 松岡由貴 女史。

性格は豪放磊落で、常にハイテンションで笑いっぱなし。
キョン曰く、「ハルヒが自分で突っ走るナチュラルハイなら、彼女のは周りも盛り上げるマイルドハイ」。
面倒見もかなりよく、引っ込み思案なみくるの相談相手になる事も多い。
また、「めがっさ」「~にょろ」に代表されるような変な喋り方も特徴である。*1
脳天気なように見えるが非常に頭の冴える人でもあり、まだまだ謎の多い人物でもある。
SOS団の裏事情は知らない(と思われる)が、何かある事には勘付いている節が見られる。
ただ、現状に満足している事もあり、あまり深くは追求してこない。
当事者になるより傍観者である事が、彼女流の接し方のようだ。

そんな彼女はキョン達が住んでいる町で有数の名家である鶴屋家の一人娘であり、次期当主(予定)。
今の所は彼女に特殊な属性等はなく、至って普通の人間だと思われるものの、
鶴屋家は古泉一樹が所属する「機関」のスポンサーの一つを務めている
(古泉も鶴屋さんへの接触は禁止されていたがハルヒの能力によって阻まれてしまった)。
ただし、彼女がその事実を知っているかは今の所定かではない。
本人のポテンシャル自体は非常に高く、欠点と思えるような欠点は皆無。
成績はとても優秀であり、体を動かす事も得意。
合気道のような護身術も身に付けており、常識的な範囲の戦闘力も持ち合わせている。
ある意味「変な能力も無く、常識的で欠点の無いハルヒ」のような上位互換の存在と言えるだろう。

ニコニコ動画では、ハルヒ関連の動画がかなり出回っているために目にする機会も多いが、
3等身になってデフォルメされた「ちゅるやさん」がよく知られている。
元々は個人の二次創作だったのだが、とうとう原作者公認のコミックやアニメにまで進出した。

+ 公式パロディ作品では
パロディ作品(こっちは元から公式)の『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』では登場人物の中でも(原作からすれば)かなりはっちゃけており、
大抵の施設は所持している…というかハルヒが「鶴屋さん〇〇ある?」と聞いた施設で無いと言ったためしが無い。
(例「鶴屋神社」「鶴屋養鶏所」「第三十二鶴屋自然公園関係者用花見会場」等)
さらに一般人でありながら「鶴屋流」なるものを使いこなし、機関の森さんには一歩劣る程度の戦闘能力を誇る超人となっている。
掌底で森さんが入っている着ぐるみを吹き飛ばし、フェンスを一枚貫通してさらに舞台装置にめり込ませるなど、本当に戦える人になっている。
余談だが、このときの一番の被害者は、同時刻に屋上でジグソーバズルを「あと一ピース」という所まで完成していたのに、
鶴屋さんの攻撃時に発生した烈風により、全てを台無しにされたキョン古泉である。
アニメ版でキョンが10万ピースと有り得ない数を言っていたのは気にしてはいけない
そのため彼女の休日の朝のトレーニングはジョギング感覚での2tトラック引きである、そして勿論このトレーニング場も鶴屋家所有である。
またハルヒの妄想で生まれた巨大なモンスターに対して「でっかいトカゲっさ~」「そうさね、これで…お肉ゲット!!」と反応したり
鶴屋山の生態系の頂点
(本人曰く私がいれば(4m級のでも)まず襲ってくる事は無いとの事、事実鶴屋さんの闘気がこもった置物の効果で熊が退いた)等等、
森さんに負ける描写はあっても人外に負ける描写は一度も無い。
ちなみに、森さんが人外に苦戦する場面はあるのだが、この時の森さんの台詞は「手加減しすぎました」
もちろんこの後、鶴屋さんと共にフルボッコにしました。
キョン曰く「あの人たち、生身で鬼倒したぞ…、まぁ元が谷口だから仕方ないけど…」哀れ谷口。


MUGENにおける鶴屋さん

minoo氏が制作した鶴屋さんが存在する。
イントロ時に本項冒頭の衣装と台詞を披露するが、スグに着替えてしまう

あまりコンボは得意ではないが、一撃の威力が大きいパワーキャラ。
掌底技をよく使うがminoo氏曰く、「爆笑」と「爆掌」をかけたシャレとの事。
そのためか、大声で笑いながら攻撃する事が多い。
超必殺技の「ちゅるや行進」は、上記のちゅるやさんを大量に呼び出して蹂躙する大技だが、ちゅるやさん達は飛び道具で相殺出来るので、
多段ヒットする下段技や画面全体攻撃で簡単に一掃出来る。
(よく見ると違うキャラが一人まじっているが)
なにげにブリス対応である。フォルダ内に説明があるので興味のある人は読んでみよう。

なお古泉一樹長門有希と異なり、作中での戦闘描写はほとんどない。
ハルヒのようなスーパーパワーもないため、戦闘が出来るのはあくまで「格ゲー補正」である。
ただし、スピンオフの「ハルヒちゃん」に登場する鶴屋さんは、先述のように本当に戦える人になっている。
AIは、柊・竹・梅氏(ブリスも担当)のものが公開されている。

最新版ではブリスの修正と共に柊・竹・梅氏のAIが本体側に搭載された。
このAIはゲージがあると「ちゅるや行進」で起き攻めを狙ってくる(また、このAIにはある封印が施されているらしく、それを解くと…)。
今後の出番に期待である。

出場大会

出演ストーリー

Determination
SOS団と3人の姫君(2009/12/17時点では番外編のみ)


「にょろーん」

+ そして…
 
 可   活  わ        -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、        や
 能   躍   た      / /" `ヽ ヽ  \       あ
 性   で  し    //, '/     ヽハ  、 ヽ       マ
 は   き  が    〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|   マ  ガ
 あ   る  M    レ!小l●    ● 从 |、i|    ガ  キ
 る      U      ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│   キ  さ
 か       G   /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !   さ  ん
 い      E  \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│   ん
 ?  .    N    /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
        で   `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |

include2氏によってキャラ製作教材用としてちゅるやさんが製作された。


氏の講座ページにそって作る事で、ちゅるやさんのコミックでおなじみのキョンとの掛け合いや、
ちゅるやさんの作者であるえれっと氏のデフォルメキャラ「かがぶー」をストライカーとして呼び出して攻撃する事が出来る。


             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ       ス
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|  あ チ モ
         レ!小l●    ● 从 |、i|   る |  |
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│  か ズ ク
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !  い は
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│  ?
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |



  /.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:ィi.:,、.:.ヽ       /
 /イ.:.:.:.:i|:/__,V'、|l_j:.:.:.l     l  .食 さ
  lr:l:.:.l -ー   -、 レヘ!     l  べ っ
  l l:.|    |  |:l       |  た き
  `ーi;|    '  ,N    ー='  で も
    | `ー  ̄ , '        |  し う
  ,,rへ、_ ` 〔´__           l   ょ
/l :ヽ、 ゙7'r'Yヽ、゙ー、      ヽ
: : |: : : ヽ/、;:;;;]イ: :ヽ: \       `ー
.: :.>': : ヽ/::::| .l: :<: : ヽ


             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{       リ| l.│ i|  に
         レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|  ょ
          ヽ|l ●   ●  | .|ノ│  ろ
            |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j  | , |.  l
          | /⌒l,、 __, イァト |/ |  ん
.          | /  /::|三/:://  ヽ |
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |



*1
「めがっさ」は完全な創作言語というわけではないようで、ハルヒ世界のモデルとなった兵庫県で使われる播州弁は「めっさ」「がっさ」といった強調表現や、
「めがっさ」といった言い回しがある(否定の意味で使う言葉のようだが)。

「~にょろ」については(゚⊿゚)シラネ
(ネタ話で良ければ、アリカ(『ストリートファイターEX』の会社)副社長の口癖(と広告漫画で設定された)がある。
 ちなみにこの人物は漫画『エンジェリックレイヤー』に登場する天才ロボット工学者のモデルで、そっちでもにょろにょろ言っている
 (作者と友人だったため。同作者の『カードキャプターさくら』でも(本筋に係わらない脇役だが)娘の名前が採用されている)。


最終更新:2020年11月21日 22:37
添付ファイル