「3秒後に自動防御システムを起動する。」
原作でのハイパーメカタウ
オンラインゲーム「
アラド戦記」のボスキャラクター。Lv47から入場できる「ビルマルク帝国実験場」のボス。
このダンジョンに入場するためには、クエストを処理するともらえる入場アイテムが必要で、それらはまとめて「古代ダンジョン」と呼ばれる。
この系統のダンジョンはどれも
わからん殺しの塊であり、ここも例外ではない。
ゲーム中に序盤から登場する牛のモンスター、タウの姿をした巨大メカ。
名前と武器(斧)と
牛のような顔などから、牛面の怪物ミノタウロスがモデルと思われる。
タウ族のモンスターの例に漏れず、手に持った斧を振り回して強力な攻撃を仕掛けてくるのに加え、
タウ族のモンスターは持っていない凶悪な兵器による攻撃も同時に繰り出してくる。
また、韓国語版を翻訳してい日本語版を作っているため非常に誤字(誤記)や脱字、変換ミスが多い
アラド戦記のお約束で、クエスト名に名前が出た際に「ハオパーメカタウ」と書かれていた。
そのため未だに一部のプレイヤーには「ハオパーメカタウ」と呼ばれている。
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ダンジョン詳細 |
ダンジョン全体を通していやらしい攻撃をしてくる敵が多く、難易度はかなり高い。
状態異常の出血状態になると凄まじい勢いでHPが減るため、あっという間に死ぬ。
ブラッドガル数匹。噛み付き攻撃を食らうと出血による大量ダメージ+相手 ハイパーアーマー化。
近づくだけでダメージを受け、さらには自爆までするゴブリンを一定数生み出す機械が3つある。何もせず突っ込むと自爆の餌食。
こいつらを処理しても奥には常時アーマー+HPが減ると自爆するゴブリン。
タウキャプテン部屋。部屋に二つある装置からミニタウが生成され、その数に応じてタウキャプテンのHP回復速度が大幅上昇。
タウキャプテン自身も、振り上げと振り下ろしで別の当たり判定を持つ斧や、飛び道具カウンターの突進があり強力。
またタウキャプテンが生きているとき、装置が自動修復される。
このため、Lv48時点の火力では倒しきれない場合がほとんど。要するにわかりにくい 無理ゲー。
だったのだが、Second Impactアップデートによる火力インフレによって普通のプレイヤーでも特定手段を使用せずにミニタウプラントを破壊できるようになった。
攻撃の属性がランダムで変わる気まぐれシエルと、HPが減るとアーマーを張るハートネックの部屋。
正直1部屋目並に楽な部屋。
ブラッドガルの大群。出血を治すアイテムがない場合、一度噛み付かれると死が見える。
ボス部屋。
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そしてこのメカタウの性能はというと、
- まず攻撃判定がおかしい上、振り上げの時点から判定がある斧。
- 火炎放射に当たると気絶する可能性あり。
- ダウンさせると起き上がりに吹き飛ばし&3WAY落雷。
- プレイヤーを画面外遠くまで打ち上げる攻撃。メカタウ自身はプレイヤーが戻ってくるまでにモリモリ回復。
- HPが一定割合になると、警戒ロボを召喚する。全3回。ページトップの台詞は、メカタウではなくこのロボットのもの。
- 警戒ロボ1体1体は弱いが、時間内に全て倒せなかった場合は1体につきビルマルクに出現する全ての敵が1体ずつ現れる。その光景から、プレイヤー間では「動物園」と呼ばれる。
- 上記のロボ召喚と、火炎放射や打ち上げを併用してくる。
といった具合。HPや防御力も他のボスより高く、強力なボスである。
慣れたプレイヤーですら、ロボ&火炎or打ち上げコンボによって動物園が開園することも珍しくない。もっとも、動物園の敵を全て処理するプレイヤーもいるのだが……
MUGENにおけるハイパーメカタウ
アラドの
原作再現に定評のあるsedec氏が製作。Lifeは1200と少し多め。
ゲーム中のドットを使っているが、性能は少々変わっている。
攻撃に2つボタンを使い、ガードもボタンで行う。ジャンプはできないが、立ちとしゃがみ攻撃に加えて中段技と基本は揃っている。飛び道具に対するアーマーも搭載。0.5ゲージ消費で起き上がりの衝撃波も再現している。
一方で火炎放射の気絶や落雷の感電はなくなっているものの、壁まで運ぶ突進技(タウキャプテンのもの)やレーザーなど、原作にはないアレンジが加わっている。また、警戒ロボが呼び出すものが、モンスターではなく
ブラスターの陽子爆弾になっている。
カンフーマン相手にガー不5割と非常に火力が高い。
ちなみにこの警戒ロボ、原作と違ってライフが非常に高く(カンフーマン並)、数発攻撃を当てた程度では止められない。
ごり押し
AI(作者談)がデフォで入っている。
2010/12/28現在は公開が停止されている模様
また、2012年4月4日にせっかく氏による新たなハイパーメカタウが公開された。同封されてるDEFファイルを変える事でWIN・新MUGEN両方対応可能。
エフェクト、演出揃って非常に再現度が高い。例の動物園も勿論搭載しており正に数の暴力という表現が相応しいキャラである。
1p~6pまでは通常モードで、格闘ゲームとして強すぎる部分を丸くして
カンフーマンでも頑張れば倒せるように仕上がっているとのこと。
7p~10pは原作再現モード、11pは強化再現モードで、それぞれ狂下位、狂中位~上位の強さを持つ。
特に11pは動物園を2回使う前に(1ラウンド取られた後は4回使う前に)致命傷を負うと最終防衛システムが起動し、体力全快と共に4連続で動物園を発動する。その後体力は自動減少するが総合的に以前のモードより遥かに強く、あの
ゼットンすら倒せる。
12pは氏曰く「ヤリタカッタダケー」。常時最終防衛システムモードでイントロから4連続動物園を行い、動物園使用時の無敵バリアの解除条件が一定時間経過ではなく召喚したモンスターの全滅になる。
レアアクマといった狂最上位の面々には劣るものの、狂キャラの中でもトップクラスと思われる。ただしヘルパーを大量に使うのでその点に注意。
氏が作ったAIも標準搭載しており、打ち上げ後に動物園開園などと原作みたいなえげつない連携を見せてくれる。
出場大会
出演ストーリー