たいおんを コントロールすることで
しゅういの くうきを こおらせて
ダイヤモンドダストを ふらせる。
―――ポケモン図鑑No.471より
「ポケットモンスター」に登場するポケモンで
イーブイの
進化形(通称:「イーブイズ」「ブイズ」)の一つ。
データ
分類:しんせつポケモン
タイプ:こおり
高さ:0.8m
重さ:25.9kg
特性:ゆきがくれ(天気が「あられ」のとき、回避率が1.25倍)
種族値
HP:65
攻撃:60
防御:110
特攻:130
特防:95
素早さ:65
第4世代で新登場したイーブイの進化系。ダイヤモンド・パール・プラチナでは217番道路、
ブラック・ホワイトではネジ山の氷がある部屋でレベルアップすると進化する。
他の世代でも特定の場所レベルアップさせる事が進化条件だったが、第8世代からはこおりのいしの使用になった。
その容姿の美しさからイーブイズの中でも特に
多くの旦那を持つポケモンである。
さぁ皆で叫ぼう
「グレイシアは俺の嫁!」♂だとしても気にするな。
「特攻」が高く、
「ふぶき」や
れいとうビームなどの強力な氷技を覚える。
「ふぶき」は場の状態が
「霰」状態になると
必中となり、
更にグレイシア自身の特性「ゆきがくれ」も霰状態の時回避率上昇効果があるため、霰状態を基本とする、所謂「霰パ」には必須のポケモンとなっている。
ただし、アタッカーならば高くあってほしい「素早さ」が低めなので注意しなければいけない。
「防御」も「特防」も高いが体力が低い上に氷タイプは弱点属性が多い為、耐久型としてはいまいち。
霰パ以外のパーティでの採用は、氷技は水ポケの覚える『れいとうビーム』で補完が出来る事や、
氷単タイプと現環境では弱い立場にあるタイプ構成が足を引っ張り、採用を見送られる事が多い。
他のブイズ同様、サブウェポンが不足気味であり、氷と相性補完が取れるサブが無い(みずのはどうは補完されてるといえなくも無い…が、威力が死んでいる)。
そのためめざめるパワーの重要度が高く、『地面』、『炎』、『格闘』等がよく使われる。
ただ、基本的に霰下で吹雪を連打するのが役割なので、無理な相手は無理と割り切ってしまえばめざパは必要無い。
その辺はほとんどめざめるパワーが必須化している
サンダースとは異なる。
アニメ版では
ハルカのイーブイが進化、しかし「ひみつのちから」や「アイアンテール」等、原作で使うには心許ない技が揃っていた。
CVは『みなみけ』の二宮君こと大原桃子。
余談だが、ロボットアニメ『バスカッシュ!』には
はるか・グレイシアなるキャラクターが登場する。
MUGENにおけるグレイシア
汚レ猫氏(現:にゃんちゃ氏)が製作したものが存在する。
nameは
英語版の名前である「glaceon」。
「ノーマルフォルム」「アタックフォルム」「ディフェンスフォルム」「スピードフォルム」の4つのフォルムがありそれぞれ性能が違う
(違いは大体名前の通り)。
特殊なシステムとしては主に「PPゲージ」「ファイナルアーム」があり、
「PPゲージ」は特定の技を出すとこのゲージが減っていき足りないと技が出せなくなるというもの。
原作のPPとは違い自然に回復するので東方の霊力ゲージに近い仕様。
「ファイナルアーム」は特定の技を当てることにより画面の「FINAL ARM」の文字が埋まっていき、
完成すると
一撃必殺技が出せるというもので、これは
幕末Bスタイルに近い。
技は原作のものを格ゲーっぽくアレンジしているものの特定の技を出す時に能力が上がったり下がったりする部分は再現している。
上下合わせて12段階ある部分も再現されているがMUGENの仕様上実質「攻撃」「防御」のみではある。
また「手助け」で他のイーブイズを
ストライカーとして呼び出せる。
AIは無い。
勝利台詞は氏の他のキャラと同じく全100種類用意されている。
ちなみに人語を発するようになるボイスファイルも♂、♀両方とも別途公開されており、
このパッチを当てると、♂は
リオン・マグナスの、♀は
白レンの声になる。
出場大会