「でも私、あの声を忘れないわ……
だって、あの声の主に恋しちゃったんだもの…」
「週刊少年ジャンプ」で連載された高橋和樹の漫画『遊☆戯☆王』、並びに同作を原作としたアニメの登場人物。
「まざきあんず」と読む。
「きょうこ」ではない。昨今検索したらそっちばっかり出るが…。
アニメ版での声優は、東映版は
かかずゆみ氏、DM以降は齊藤真紀氏が担当している。
主人公・
武藤遊戯の幼馴染である面倒見が良い少女で、童実野高校の2年生。
高校卒業後はニューヨークに渡り、ダンサーになるのを夢とし、
実際に作中で
ダンスバトルゲームで対決した際には、相手に妨害されてもパーフェクトという実力を誇っている。
原作初期では、渡米の為に校則で禁止されているアルバイトに勤しむ姿も描かれ、最初はバーガーショップで働き、
そこを(校則以外の事情で)クビになった後は
海馬ランドのDEATH-Tで再度アルバイトを始めたが、結局そこも辞めている。
序盤では闇遊戯には幾度となくピンチに巻き込まれた際に救われており、彼に恋心を抱いている。
尤も、目隠しされていた・意識が朦朧としていた等の理由で彼を遊戯(もう一つの人格)と認識出来たのはかなり後であった。
声だけは最初に聞けていたが、自信に満ちた話し方やこんな助ける勇気は遊戯にないだろうと認めていなかった。ひでえ。
そして己の想い人を知ったのちも勿論その気持ちは変わらず、でも露骨な好意表現はせず彼を支えていった。
「表の遊戯」は彼女に惚れている為、「もう一人の自分」に杏子が好意を抱いていることには複雑なところもあり一種の三角関係を成していた。
だがのちに彼女と(事実上)デートすることになった際はあえて人格をもう一人に譲るなど、杏子の気持ちを察してあげる様子もある。
しかし杏子も闇遊戯への憧れと同時に表遊戯の成長や自分への真髄な想いを受け止め始めている。
作品がカードゲーム路線になって以後は、デュエルをしている姿は原作漫画では王国編の序盤で
学校で城之内に圧勝した一戦のみだったが、アニメ版ではそれ以外にも何度か戦っている。
王国編でのvs孔雀舞、乃亜編でのvs
変態ペンギンBIG2(大瀧修三)と、いずれの勝負も劇中では勝利したが、
前者は舞が勝利を譲った形であり、後者も
ブラック・マジシャン・ガールをデッキに入れながらも
ブラック・マジシャンのカードを入れてなかったりと、デュエリストとしては未熟な面も散見された。
尤も、杏子は他の面子と違い、正規のデュエリストではない一般人なので仕方ない側面もあるが。
実際、漫画『遊☆戯☆王』Rでもデュエリストではない(正確にはデュエリストとしての闘争心がない)と言われていた。
実戦で使用したデッキは「聖なる魔術師」「ファイヤーソーサラー」など、魔法使い系のカードを使用する事が多い。
作者のインタビュー曰く、原作最終回で遊戯の闇人格が眠りに着いて以後はダンスの勉強のために渡米したとのこと。
戦闘力はかなりのもので、序盤の武藤双六曰く
「ついに90の大台といったところかのー」(真顔で)。
のちの天上院明日香(
GX)や十六夜アキ(5Ds)も見る限り、ヒロインの高身長かつナイスバディさは密かな伝統であったようだ。
でもZEXALでぺたんなロリになりました。まぁ年齢の割には大きいとも言えるけど。
ニコニコ動画では、アニメ版DMのドーマ編における台詞、
「もう止めて!とっくにHA☆GA羽蛾のライフはゼロよ!もう勝負はついたのよ!」でお馴染みの人も多いだろう。
まああっちの動画は説明不要として、ヒロインの普通の魅力をどうぞ。
ラストがおかしい?サービスです
「デュエル、スタンバイ!」
遊戯王デュエルモンスターズでは次回予告を担当。
しかし、この次回予告の内容にはネタバレが数多く含まれており、次回の核心を予告してしまうことも多々あった。
127話における次回予告の
「お願い、死なないで城之内!(中略)まだライフは残ってる、ここを耐えればマリクに勝てるんだから!」→「次回、城之内死す」
という流れは伝説となった。
(以上、Wikipediaより抜粋・改変)
MUGENにおける真崎杏子
三吉氏が製作した、akkin氏の
かすみを改変した杏子が公開されている。
フレンドシップ、ファイアーソーサラー、マハー・ヴァイロなどの原作アニメで使用したモンスターカードを
召喚する必殺技が搭載されている他、映画『光のピラミッド』での発狂蹴り等、原作のネタも幾つか再現されている。
AIも標準で搭載されているが、それほど強くはない。