「でも私、あの声を忘れないわ……
だって、あの声の主に恋しちゃったんだもの…」
『週刊少年ジャンプ』誌で連載された高橋和樹氏の漫画『遊☆戯☆王』、並びに同作を原作としたアニメの登場人物。
英名は
「Téa Gardner」。
名前は「まざき・あんず」と読む。「
きょうこ」ではない。
昨今は検索するとそっちばっかりヒットするが…
なお、果物のアンズもこう書くので
DQN読みには
あてはまらない。
アニメ版での声優は、東映版は
かかずゆみ
女史、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』以降は齊藤真紀女史が担当している。
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ボイス集 |
かかず女史(『モンスターカプセル ブリード&バトル』)
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齊藤女史(『デュエルリンクス』) |
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DSOD(4:30~)
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主人公・
武藤遊戯の幼馴染みである面倒見が良い少女で、童実野高校の2年生。
高校卒業後はニューヨークに渡ってダンサーになるのを夢とし、
実際に作中で
ダンスバトルゲームで対決した際には、相手に妨害されてもパーフェクトという実力を誇っている。
原作初期では、渡米のために校則で禁止されているアルバイトに勤しむ姿も描かれ、最初は
バーガーショップで働き、
そこを(校則以外の事情で)クビになった後は
海馬ランドのDEATH-Tで再度アルバイトを始めたが、結局そこも辞めている。
序盤では闇遊戯には幾度となくピンチに巻き込まれた際に救われており、彼に恋心を抱いている。
尤も、目隠しされていた・意識が朦朧としていた等の理由で彼を遊戯(もう一つの人格)と認識出来たのはかなり後であった。
声だけは最初に聞けていたが、自信に満ちた話し方やこんな助ける勇気は遊戯にないだろうと認めていなかった。ひでえ
そして己の想い人を知ったのちも勿論その気持ちは変わらず、でも露骨な好意表現はせず彼を支えていった。
「表の遊戯」は彼女に惚れているため、「もう一人の自分」に杏子が好意を抱いている事には複雑な所もあり、一種の三角関係を形成していた。
だが、後に彼女と(事実上)デートする事になった際は敢えて人格をもう一人に譲るなど、杏子の気持ちを察してあげる様子もある。
しかし杏子も闇遊戯への憧れと同時に、表遊戯の成長や自分への真摯な想いを受け止め始めている。
……肝心の闇遊戯は杏子とのデートよりもカードを買う事の方が楽しそう、という有様だったが。
作品がカードゲーム路線になって以後、原作漫画でデュエルをしている姿が見られたのは、
王国編の序盤に学校で
城之内に圧勝した一戦のみだったが、『DM』ではそれ以外にも何度か戦っている。
王国編でのvs孔雀舞、乃亜編でのvs
変態ペンギンBIG2(大瀧修三)と、いずれの勝負も劇中では勝利したが、
前者は舞が勝利を譲った形であり、後者も
ブラック・マジシャン・ガールをデッキに入れておきながら、
ブラック・マジシャンのカードを入れていなかったりと、デュエリストとしては未熟な面も散見された。
BIG2曰くブラック・マジシャンとマジシャンガールがセットでないデッキは「福神漬けの入ってないカレー同然!」らしい
尤も、杏子は他の面子と違い、正規のデュエリストではない一般人なので仕方ない側面もあるが。
実際、漫画『遊☆戯☆王R』でもデュエリストではない(正確にはデュエリストとしての闘争心が無い)と言われていた。
実戦で使用したデッキは「聖なる魔術師」「ファイヤーソーサラー」など、魔法使い系のカードを使用する事が多い。
一応立場的にはヒロインなのだが、最終的に彼女の好意は形になる事も無く『遊☆戯☆王』は終わってしまった。
そのため、真のヒロインは他のキャラだとする声は絶えない。
ちなみに第一候補は遊戯のじーちゃん。魂抜かれて攫われ人質ポジションだったしな
作者のインタビュー曰く、原作最終回で闇遊戯が眠りに着いて以後は、ダンスの勉強のために渡米したとの事。
戦闘力はかなりのもので、序盤の武藤双六曰く
「ついに80の大台といったところかのー」(真顔で)。
後の天上院明日香(
GX)や
十六夜アキ(
5Ds)、ブルーエンジェル(VRAINS)も見る限り、ヒロインの高身長かつナイスバディさは密かな伝統であったようだ。
でもZEXALでぺたんなロリになりました。まぁ年齢の割には大きいとも言えるけど
ちなみに『遊☆戯☆王』のヒロインには
名前の始めが「あ」で始まるという隠れた通説がある。
真崎「あ」んず、天上院「あ」日香、十六夜「ア」キときていたが、『ZEXAL』でその法則が破られた。
GX後半の明日香はユベルと元ロリに持っていかれてたじゃないかって?気にするな!
……しかし、神月「ア」ンナという通説に沿った
巨乳女性キャラクターが登場し、
主人公とも関係を少し匂わせた事で視聴者の間に衝撃が走った。
が、従来のヒロイン以上に出番が少ない
さらに、『ARC-V』ではメインヒロインとその各次元のそっくりなヒロインも登場したのだが、
「あ」から始まるヒロインは女子小学生の鮎川「ア」ユだけだった。
後に『VRAINS』の財前葵/ブルーエンジェル(財前「あ」おい)の登場により、この法則は復活している。
ニコニコ動画では、『DM』のドーマ編における台詞、
「もう止めて! とっくにHA☆GA羽蛾のライフはゼロよ! もう勝負はついたのよ!」でお馴染みの人も多いだろう。
また、『DM』では次回予告も担当していた。
しかし、この次回予告の内容にはその回の核心を予告してしまうネタバレも多々あり、特に第127話における次回予告での、
「お願い、死なないで城之内!(中略)ライフはまだ残ってる、ここを耐えればマリクに勝てるんだから!」→「次回『城之内死す』デュエルスタンバイ!」
フォローのために言っておくと、リアルタイムで放送されていた当時は原作もまだジャンプで掲載中だったため、
「城之内が負ける」という展開自体は本誌履修済みの視聴者にとっては大きなネタバレにはなっておらず、
また「バトルシティ編」のラストデュエル・遊戯VS闇マリク戦では元気に復活していたことから予告内容に反してそこまで強く心配されることは無かった。
むしろ、ニコニコ黎明期と重なっている再放送版の方がネタにされることから、
実態としては「当時原作を読んでいなかった層がこの予告を見てショックを受けた」と言う方が正しい。
アニメ遊戯王シリーズの次回予告としては印象の強すぎるナレーションであるためか、
後に海馬・闇マリクをそれぞれ演じた津田氏・岩永氏による読み上げも行われており、
海馬版は城之内役の高橋広樹氏に「その予告ホントに死んじゃう奴!」と突っ込まれ、
闇マリク版は岩永氏の怪演と相まって「完全に死んだわ・・・」とまでコメントされている。
三者の違いとしては、
- 杏子版:悲痛に訴えつつも最後の最後でいつものテンションになる
- 海馬版:心底どうでもよさそうな印象で流しつつ、サブタイトルをトドメを刺す気で読み上げる
- 闇マリク版:対面でデュエルしている城之内を顔芸をしながら痛烈に煽る
といった印象であり、この中では杏子がまだマトモなイメージを持たれている。
(以上、Wikipediaより抜粋・改変)
原作の後日談である劇場版『THE DARKSIDE OF DIMENSIONS』ではダンサーの本場、アメリカへ留学する事が語られている。
ソーシャルゲーム『遊戯王デュエルリンクス』では、『デュエルモンスターズ』仕様と『DSOD』仕様の2種類のキャラが存在し、
BMGの他にも、派生モンスターである「チョコ・マジシャン・ガール」や「アップル・マジシャン・ガール」召喚時の特殊セリフもある。
「デュエル、スタンバイ!」
MUGENにおける真崎杏子
三吉氏が製作した、akkin氏の
かすみを改変した杏子が公開されている。
フレンドシップ、ファイアーソーサラー、マハー・ヴァイロなど、
原作アニメで使用したモンスターカードを召喚する必殺技が搭載されている他、
映画『光のピラミッド』での発狂蹴り等、原作のネタも幾つか再現されている。
AIは簡易的なものがデフォルトで搭載済み。
脱衣KOも用意されている。
2011年11月2日に更新され、マハーヴァイロのドット打ち直しや
喰らい判定の拡大等の他、
全ゲージ消費の強力当身技の罠カード「聖なるバリアーミラーフォース」が追加された。
原点のカードゲーム通りに形勢逆転のポテンシャルがあり、決まりさえすれば一気に6割以上を持っていく。
そして、決まる度に上記にもある伝説の
「次回、城之内死す」のナレーションが入る。
見てください!
凡骨の命は投げ捨てるもの
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大会ネタバレ |
クラス対抗!学級崩壊バトル2では2組に配属され、体育委員で 白井黒子とのタッグを結成する。
その実力は視聴者の予想を凌駕し、2組全体出見てもトップクラスの実力で「黒杏」ペアとして存在感を見せ付けた。
杏子の超必殺技で呼び出す 遊戯ら3人と黒子のストライカーで呼び出す 御坂美琴と合わせて 6人タッグと呼ばれる事も。
また、試合開始時のイントロにて杏子の「デュエルスタンバイ!」の掛け合いに対して黒子が「そういう台詞は、死亡フラグですわよ」と返し、
城之内死亡フラグが乱立され、城之内がしばしば チャド扱いされてしまう事に……。
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出場大会
削除済み
プレイヤー操作
最終更新:2025年02月01日 17:32