セイバーガンダム

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セイバーガンダム - (2013/04/29 (月) 03:01:05) の編集履歴(バックアップ)



「アスラン・ザラ!セイバー、発進する!」

機動戦士ガンダムSEED DESTINYにおいて前作SEEDからの続投キャラクターであるアスラン・ザラが搭乗するモビルスーツ。
名前の意味は『救世主(saviour)』であり、この人のような『剣士』(saber)ではない
(もっとも、インパルスガンダムの武器に「エクスカリバー」なんてあるので、ネタにされることもあるが)。
「(メガ)エクスカリバー」を持った「救世主」であるガンダム』もいるが、関係はない。
アスランは前作終了後、オーブに亡命しアレックス・ディノと名乗り、代表カガリ・ユラ・アスハのボディーガード(兼恋人)として活動していたが、
地球連合軍特殊部隊ファントムペインによるザフト軍新型MS強奪事件に巻き込まれたのを発端に戦艦ミネルバに乗艦、
その後デュランダル議長の説得によりFAITHとしてザフト軍に復帰した際に彼に渡されたMSである。
ユニウス条約締結後にザフトが開発した試作MS群「セカンドステージシリーズ(セカンドシリーズ)」の1機であり、
前作のイージスやジャスティスを彷彿とさせる赤色の機体でMA形態への変形が大きな特徴である。

初登場時はMS形態だったが、すぐさまウェーブライダー形態に変形して、プラント(スペースコロニー)から地上のオーブ首長国へ、
そしてオーブ防衛軍と一戦交えた(ただしセイバー側は回避のみ)後に、オーブを追い出された戦艦ミネルヴァへ着艦をした。
他の機体と同じく電池駆動のはずなのだが、上記の行動を無補給で可能な莫大な航続距離(稼働時間)を誇る。
(新システム・デュートリオンシステムは「ミネルヴァの近くに居れば着艦せずに補給出来る」と言うものでしかない。
 後継のハイパーデュートリオンは核エンジン併用なので実弾等以外の補給は要らないが)

+ 劇中での活躍
主にカオスガンダムや連合軍の量産型MS、大型MAゲルズゲー、連合軍と同盟を結んだオーブ軍のMSムラサメなどと交戦。
前作主人公の一人でエースパイロットの新たな乗機という実力を遺憾なく見せつけた。

・・・・・・が


クレタ島沖の戦闘で多数の連合軍MSを撃破するも、戦闘に介入して来たキラと遭遇。
キラとは戦いたくないアスランは、キラの説得を試みるも、逆にキラの発言に動揺。
フリーダムガンダムによって瞬時に五体バラバラに分解されて大破、以上出番終了。
あまりに一方的かつあっけないセイバーガンダムの最後に視聴者は驚愕した。
尚、アスランは高高度からコクピットごと海面に落下したが、
(前述の通り乗機セイバーはバラバラの大破状態なので落下の衝撃をを和らげることも出来ない
セーフティシャッターによって一命を取り留めた。の事ながらセーフティシャッターすげぇ。

……上ではああ述べたが、正直劇中では「割と活躍してない」と言っちゃっても過言ではなく、
(勿論、ゲルズゲーを撃破するなどきちんと働いてるのだが、前大戦の英雄が乗っているにしては微妙な戦果だと言わざるを得ない)
「水上でカオスやムラサメと遊んでるだけ」「2年前の旧型機に瞬殺(笑)」*1などとネタ半分に言われがちだが、
そもそもイージスでの戦い方やジャスティスを見ればよくわかるが、アスランの十八番の戦闘スタイルが高機動の接近戦であることを考えると、
どちらかと言えば砲戦仕様であるこの機体はそもそもアスランにとって相性が悪いとぶっちゃけてしまえるかもしれない。
じゃあなんで議長はこの機体をアスランに渡したのか……

それでもフリーダム戦まで一切被弾が無いのだからむしろアスランの操縦技能は本物なのである。
現在製作中のHDリマスター版にて見せ場が追加されることを期待せざるをえない。
ちなみに前作のイージス、ジャスティスに続いて3機目の赤いガンダムをお釈迦にしたため4機目のインフィニットジャスティスも
ファンからどうせ自爆かボコられて退場だろ?と心配された。(最終的に破壊されずに残ったが)
まぁイージスとジャスティスだって苦肉の策による自爆(特攻)であり、セイバーみたいにやられた訳ではないが。
前者はMA形態でストライクに組み付いたモノのバッテリー切れでスキュラを撃てなかったための代用(スキュラ直撃よりマシだがキラは瀕死になった)、
後者はジェネシスが発射準備をしており、中止命令も受け付けなくなったため止める手段が動力炉破壊しかなく、破壊手段がジャスティス自爆くらいしかなかったため。

+ パイロット、アスラン・ザラについて

「作戦が成功すれば周辺の住民は圧制から解放される。成功の鍵はお前のインパルスだ。
    詳しい説明は明日のブリーフィングでな。お前がエースだ。頼んだぞ」

キラ・ヤマトの親友にして、SEEDにおける主人公の一人。
C.V.石田彰。
冷静沈着で頭脳明晰、理論的な性格だが女性からの好意には鈍感。
コーディネーター(遺伝子操作によって生まれた人種)であり、ザフト国防委員長(後に最高評議会議長)パトリック・ザラの息子。
血のバレンタインと呼ばれる、地球連合軍によるコロニーへの核攻撃で母を失っている。
ラクス・クラインとは許嫁同士であり、お互いに悪くは思っていない様子。
赤服と呼ばれるザフト軍のエリート部隊所属で、ラウ・ル・クルーゼの部下であり、SEED序盤においてはキラと敵対。
イージスガンダムを駆り、キラたちアークエンジェル一行と戦った。
地球に降りてからはクルーゼ不在のため、隊長となる。
キラとは互いの友人を殺してしまったりそれが原因でキラと激戦を繰り広げ、殺し合ったりもした(この時イージスを自爆させてストライクを破壊)が、
カガリ・ユラ・アスハらの説得などもあり、最終的にキラと和解。
打倒連合どころかナチュラル殲滅を掲げる父及びそれを利用するラウ・ル・クルーゼから離反し、
キラやラクス、カガリらと共に三隻同盟の中心人物の一人として、SEED作中における最大最後の決戦「第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦」を戦い抜いた。
ちなみに機械工学が得意であり、友人のキラといつも一緒にいるトリィという鳥型メカやラクスのハロを作ったのは彼である。
おかげでSDガンダムフルカラー劇場のイージスがハロの生みの親である初代ガンダムにサインをねだったり、無意識にハロを大量生産したこともある。
+ その後(DESTINY)における動向

「…そうさ…だから知ってる!撃って撃たれるその力の怖さを、お前なんかよりはるかにな!!」
「銃で解決できることなど…本当は何ひとつないんだ。撃つ者ならせめてそのことは覚えておけ!」
前述の通り、紆余九節あってシン・アスカやルナマリア・ホークらミネルヴァクルーと行動を共にする事に。
因みに偽名はバカ姫のせいであっさりバレた。
前大戦の大英雄というだけあって、ルナマリア、メイリンのホーク姉妹や、
『偽ラクス』ミーア・キャンベルなど様々な女性から好意を寄せられている。
(ただし、カガリに指輪を贈っているので、一応はカガリ一筋だったらしい。結局カガリの政略結婚騒動とかで有耶無耶になったが)
Ζにおけるクワトロ・バジーナのように未熟なシンを導く立ち位置かと思われたが、
アークエンジェル撃墜任務を課せられた際に、キラやラクスを死なせたくないばかりに
敵である筈のキラたちを擁護する発言に終始し、挙句シンが(任務に失敗して)死んでも構わないと取れるような態度をとるなど、
軍人としては問題のある行動が多く、本人も「まだ迷いがある」という旨の発言をしているなど、実際は微妙な立ち位置だった。
最終的にはザフトを離反、メイリン・ホークを連れて三隻同盟に復帰。
最終決戦ではルナマリアが駆るインパルスガンダムやシン・アスカの駆るディスティニーガンダムと交戦し、彼らを撃墜。
デュランダル議長のディスティニープランを阻止した。
その後はオーブ軍准将として活動しているようである(ただし、監督によるとこれは作画ミスらしく、実際の階級は一佐のままなんだとか)。
また、最終的にはメイリンと結ばれた様子。
この結末についてはアスランとカガリとのナチュラル、コーディネイターの隔たりを越えた恋と前作から描かれた描写全てを否定するものであり、
脚本家直々に「勘違いの恋」と言われてしまい、一部のファンに不況を買ってしまった。

裏切りと離反が多いため、一部視聴者からは「コウモリ野郎」とか言われていたり、中の人からは物凄く嫌われていたりするが、気にするな!

女性人気が特に高く、劇中でも様々な女性キャラに好意を寄せられているモテ男である。
有名な女性作家が彼のファンであると発言している例も複数あったりする。
他にもDESTINYの物語をアスランの視点から見たものとして多少の改変も交えた(ので正史とは無関係であるのだが、)機動戦士ガンダム SEED DESTINY THE EDGEという漫画が存在し、
こちらでは実質的な主人公となっている。このような扱いを受けるほどには彼の人気が高いといえよう。

+ トゥ!ヘアー!
ニコニコでアスランといえば、 トゥ!ヘアー! が有名。
元は『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』(以下、エクバ)において「インフィニットジャスティスガンダム」(通称:隠者)を駆るアスランのセリフ。
アスランは冷静沈着な性格で、激昂して声を荒げることはあっても、気合いの雄叫びをあげるような人物ではないのだが、
『エクバ』では何故かトゥ!ヘアー!モウヤメルンダッ!!ヌォォォォォォォ!!と非常にうるさい
うるさいキャラといえば御大将ミスター・ブシドーなどがいるが、彼らは元からうるさかったのに対し、
アスランは元は超COOLクールな性格であったため、その強烈なギャップが際立つのである。

あまりの変貌ぶりに、「これはアスランじゃなくてトゥ!ヘアー!さん」などと呼ばれることも。
そこに初期の隠者の微妙な性能も合わさってネタとして親しまれるようになってしまった。
アップデートで性能が改善され、コスト2500屈指の使いやすい機体となった後もネタは健在だった。
なお、家庭用ではボイスが再収録され、少しおとなしくなったが続編稼働中の現在でもネタにされるには十分なレベルである。
また、作画の具合により額の面積が安定していなかった事から「アスラン・ヅラ」やら「デコ」やらの通称を戴いたりもした。
後の石田氏の出演でいかにも狙い済ましていそうな配役だったのも印象深いか。
デフォルメアニメ『たねきゃら劇場』では、公式で「デコピカ」キャラ扱いされたりしている。

+ スパロボでのアスラン
さまざまなロボットが共演するスパロボではSEED、DESTINY通して重要人物であるため能力は高い。
特にJではSEEDとコーディネーターの仕様上、気力最大時におけるステータスの総合値は全キャラ最高となる
小隊の指揮官だった事もあるのに、指揮官として目立った活躍をしなかったからか、指揮官技能を持っていないか、低レベルのままである。
ただし、スパロボZでの小隊長能力(隊長効果)は『小隊移動力+1』が含まれており、小隊の進軍を牽引する事が出来る。部隊の最高指揮官ではなく、あくまで前線の指揮官だった事を上手く再現していると言えるだろう。
が、最新作のUXでは無印、運命での隊長経験があったためSEED勢唯一(と言っても四人しかいないが)の戦術指揮可能キャラとなった。
効果は「防御効果発動率25%上昇」、「格闘ダメージ+10%」、「バリア貫通」となかなか強力。
…一方で、インターミッションの会話ではわりといじられやすい(特に運命で参戦した時)
第3次αでは声優ネタで「歌はいいなぁ、キラ」とぶちかました程度だったが、
Kではキングゲイナーのアナ姫の蔵書から借りたものが理想の上司になるためのハウツー本だったり、
上述の女性関係から、キラが他作品キャラに「兄(声が同じ)に似ている」と照れられた際に「キラは女性の扱いがなってない」と茶化したら、
ルナマリアに「アスランは自分やメイリンにもやたらと親切にしてた」とカガリの目の前で暴露されて、修羅場になったり、
Lにて他の人が誰も覚えてない大地魔竜のブリッジ要員(女性)の顔と名前を覚えててルナマリアに微妙そうにされたり(ただし、ハイネは「指揮官なら覚えて当たり前」と言っている)、
第2次Z破界編ではランカの護衛を決める際にランカの兄であるオズマから100万Gの男や女たらし軍団とセットで有害認定されて、キラに「言われちゃったね」とトドメを刺されていた。
言ったキラもフレイと寝たり、ラクスと両想いだったり、カガリを結婚式中に誘拐したりと大概だが
やはりDESTINY作中で実質5角関係(アスラン、カガリ、メイリン、ルナマリア、ミーア)を形成したのが原因だろうか。
続編の再世篇でも引きずっており、キラにツッコまれている。また、ルナマリアやメイリンから「空気読めない人」扱いされてたりする。
一応言っておくが、各作品でクワトロ・バジーナなど他作品キャラの叱咤激励もあって完全に迷いを捨てることもある。また、Lではシン達とは一貫して良好な関係となる最序盤からSEED発動して、「最初から本気のアスラン」とプレイヤーに呼ばれる
UXでは議会に乱入してあるキャラの悪行を暴露し、 スパロボ史上最高にカッコいいアスラン と評される等、扱いは悪くない。原作より救われていると考えることもできるほどである。
ちなみに携帯機スパロボシリーズでは 必ずアレックス・ディノの偽名を使う 。原作終了後のUXでもさも当然の様にアレックスとして登場した。

愛機であるジャスティス系列は単騎ではフリーダム系、デスティニー、アカツキ(シラヌイ装備)に比べると物足りない性能となっている。
この三機の性能がおかしいだけで十二分に強いのだが。
特にKとLでは特性が噛み合い過ぎているデスティニーの女房役に最適だったりする(Kの運命はシングル向きだが、一発の火力を求めるなら一考の余地はある)。
もっとも、LにおけるSEED系トップ5機(上記4機+レジェンド)の最大の役目は相方の宇宙適応を上げる事なので、デスティニーと組むのは勿体ないにも程があるが
UXに於いてはファトゥム00のマップ兵器版が追加されたが、代わりに遠距離武器が取り上げられたために汎用性が下がることになった。
余談だがオーブとザフト両方に所属していたため信頼補正の対象が最も多かったりする(Kでは12人)。


ゲームボーイアドバンスで発売された同作の格闘ゲームでは隠し機体として参戦。
使用方法はSHOPで買えるMSをすべて購入すると購入可能になる。
ビームサーベルとビーム砲を持っているので遠近どちらでも戦えるが、
「滑空斬り」と「飛行形態高速移動」で急接近し、近距離戦に持ち込むのが基本か。
「飛行形態高速移動」はダッシュの3倍近い速度で移動できるが、
スラスターゲージの消耗も激しいので多様は禁物。
超必殺技「アストリア」は、飛行形態でタックルしながらビームライフルを放ち、とどめにビーム砲を撃つ乱舞技。

外伝であるAstrayシリーズではプロトセイバーと発展型であるヴァン(風)セイバーが登場する。

+ 他ゲームにおけるセイバーガンダム
+ VSシリーズのセイバーガンダム
『連合VS. Z.A.F.T』(家庭版のみ)及び『II』に参戦。

初参戦となった『連合VS. Z.A.F.T』家庭版では、何故か他のセカンドステージを差し置いて最高コストである560として登場。
ただしこの頃は変形機体共通の「ブーストダッシュすると自動的に変形してしまう仕様」のせいで評価は低く、
家庭用限定での登場ということもあって、研究もあまりなされなかった。

次回作『II』では、コストが他のセカンドステージと同じ450になり本格的に参戦。
変形機体共通の仕様変更のおかげで、ようやく他の機体と同じ土俵に立てるようになった。
劇中同様変形を生かした高機動がコンセプトであり、BRのほかは太いビームを放つサブ射撃のアムフォルタス、
チャージショットのアムフォルタス照射と癖のないものが揃っている。
格闘も全体的に発生は遅いものの、凄まじい伸びを誇るN格闘、一瞬で強制ダウンを奪える前格闘、
そして出の早い主力技の横格闘とひと通りは揃っている。

しかし、変形時の機動力は全機体中トップクラスだが 通常ブーストダッシュの機動力が全機体中ワーストクラス というかなり無視できない欠点がある上に、
耐久力が他の450と比べて550と一回り低いという大きな弱点がある。
同じ可変機であるガイアが600、イージスやレイダーに至っては630と標準クラスなのに対して
BR一発分レベルの大きな耐久力差を開けられており、
この大きな欠点のために使用率は伸び悩んだ感がある。

ただ変形時のゲーム中トップクラスの機動力、そして変形からのサブ射撃・前格闘による闇討ちなど他にない長所も有しており、
原作でのアスランの乗機ということもあってか、「乗りこなすと面白い機体」として一定の評価は受けていたようである。

『ガンダムVSガンダム』では、インパルスガンダムのアシスト(ストライカー)として参戦。
MA形態で敵に突撃しながらビームを撃ってシンを援護する……のだが、性能が良いとは言えず、
アシキャンと呼ばれるテクニックのために呼び出される(コンボに使うのではなく、単なる隙消しでセイバーそのものは必要ない)ことも。
『NEXT』ではインパルスのアシストはガナーザクウォーリア(ルナマリア機)に変更され、リストラされた。
+ スパロボのセイバーガンダム
基本的に不遇である。スパロボスタッフに嫌われているんじゃないかと冗談抜きで思いたくなるくらい不遇である。
Zではアスランの隠者入手まで長い期間お世話になる(特にセツコルート)が、セイバーは最強武器がALL攻撃なのに対し、
隠者は単体でALL攻撃を持たないためアスランの育成に悩むことになる。集束攻撃をつけるかつけないかの違いではあるが。
ストーリー面でも原作通りフリーダムに破壊された後、
廃棄された原作とは違って修理される事となったがその後デスティニーに改めて破壊されるというある意味本来よりひどい扱いを受けた。使える期間が原作より伸びただけマシというべきだろうか・・・。
ゲーム的にはセイバーが使えなくなる事の方が問題だから仕方ないが
が、セイバーの不遇はこれで終わりではなかった。…むしろ、これはまだマシな方だった。
携帯機においてはKでは出番がなくアスランはムラサメに乗って自軍に参加する。
Lではインターミッションで受領したと思ったら次にアスランが出た時にはアンノウン(フリーダムではない)に破壊されていた。
オマケに修理すらされず、仲間になったアスランはザクがデフォルト機という始末である。大抵はガイアに乗り換えるけど
UXは原作終了後なのでお察し。
・・・携帯機におけるインパルスとガイア以外のセカンドステージMS(とアウル)の出番の無さは涙を禁じえない。
(おそらくスパロボKで出番が少なかったため使い回しが効かず、携帯機用のドットを用意する手間がかかってしまうからだと思われるいや、用意しろよそれくらい。)
KやLでは種系のパイロットの数に対して強力な機体が少なく、インパルスとアカツキ(特にナチュラルも乗れる後者)の取り合いがあったため余計に出番の無さが惜しまれる。
+ Gジェネでのセイバー
一言で言うと、強い。
単純な機体性能で言えばジャスティスやインフィニットジャスティスの方が高いのだが、可変機の特徴であるMA形態での空中・宇宙適正の高さと移動力に加え、
火力面でも射程が長く威力の高いスーパーフォルテスビーム砲とアムフォルタスプラズマ砲を備えている
MA形態時の接近戦も機関砲で対応できるので射程に穴がないというのもうれしい。
防御面はヴァリアブルフェイズシフト装甲によって実弾系に強く、エネルギーが切れてもデュートリオンビーム受信機のお陰で戦艦にデュートリオンビーム発信能力があれば、戦艦に戻らずにENを回復できる。
オーバーワールドでは多くの可変機と同じように変形機能を失うものの、MS形態の空中適正がAに上昇し、空中戦能力に磨きがかかった。
変形を取り上げられた挙句空中補正が皆無のイージスにも分けてやりたいくらい
武装はビームに偏っているが、それを逆手に取り、ビームの威力を上げるオプションを載せ、相手の防御アビリティを無視するスキルを最初から持つ劇場版グラハム辺りが乗るとかなりの強さを発揮してくれる。
また、同作ではパイロット繋がりでなんとジャスティスに開発出来るため、セカンドステージとジャスティス・フリーダムへの橋渡し役としても活用できる。
まぁ、そのジャスティスとフリーダムは最序盤で捕獲できるストライクから開発3回で行けるけど
ガイア、アビス、カオスを経てインパルスへ開発できるので結果的にデスティニーも開発できる
まあ、インパルス自体も序盤で捕獲できるけどね


MUGENにおけるセイバーガンダム

十六夜風丸氏によって制作されたものが公開されている。
グラフィックはGBAの格闘ゲームの物が使われており、アスランのボイスが追加されている。
挑発でモウヤメルンダ!を聞く事も出来るぞ!
操作は原作と違い弱強パンチキック+ブースト+バルカンの6ボタンでRikard氏のフリーダムガンダムと同じ仕様である。
またPS装甲ゲージとスラスターゲージ、ガード崩し攻撃も搭載済み。が覚醒は体力一定以下で自動発動となっておりPSゲージ消耗は無く、
必殺技は覚醒中では無くても1ゲージ消費でいつでも発動できる。
原作通りPS装甲ゲージが空になるとPSダウンを起こし、回復までビーム兵器攻撃力と防御力がダウンする仕様になっている。

またスタートボタンを押して選択すると戦闘中に氏オリジナルのプログレスセイバーへのモード変更を行う事が出来るようになり、
プログレスセイバーモードでは本来セイバーには搭載されていないビームブーメランやドラグーンの使用が可能になる等の特典がある。
ドラグーンは展開にPSゲージを消耗するリスクはあるが非常に強力。
MUGENにおいて、スパロボなどでの冷遇の鬱憤を晴らすことが期待される。
あと、女性関係やトゥ!ヘァー!ネタでいじられることも

出場大会

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*1
と言うか「核エンジンによる莫大なエネルギー」と言うアドバンテージから当時でさえフリーダムは最強のMSである。
そもそもキラが(フリーダムを壊されたので)旧式機ストライクルージュに乗って宇宙にあがった際、
一般兵が乗る最新型量産機グフ・イグナイテッド 12機 にフルボッコにされ「キラ雑魚説が証明された」とアンチが喜んだものである。
(ただしストライクは、ゲイツ等前作中盤の量産機より弱いと言う設定である(ルージュは多少強化されているが)。
 尤もイザークは(乗るはずだったフリーダムを盗まれたからとは言え)前作では旧式のデュエルに乗り続けたが(追加武装で強化はされている)。
 本作では流石にイザークも新型であるグフ等に乗っている。)
直後にキラは最新核エンジン機ストライクフリーダムを受領して無双したおかげで、なおさら「機体が強いだけ」がアンチの意見。
(一応装甲が薄く、キラの回避技能に頼りきったピーキーな機体と言う設定はある)
とはいえ、それまでの機体がやられてそこから新主人公機に乗り換えて反撃するというのはロボット物のお約束であり、
さらにストライクは前作の前期機体(少なくとも二世代前の機体)であることを考えるとそうおかしなことでもない。
宇宙世紀で言えばZZの時期にZから、ではなくMk-IIからZZへ乗り換えた様なものであり、仕方ないとも言えるだろう。
ボコられた状況も初代ガンダム(MC)でバイアランやハンブラビ12体に囲まれたようなものなので普通に無理ゲーである。
そもそもその理屈では相手が名無しの一般兵ではなく名有りのパイロットのが相手とはいえ、
一世代しか違わない新型にぼこられて乗り換えたカミーユやジュドーはそれ以下の雑魚パイロットだというような理屈も成り立ってしまいうる。
SEEDに限らずマンガやアニメではその場の演出やお約束が重視されることも多いため、そのようなことを考えるのは不毛なのでやめた方がいい。