「我が名はX(イクス)、ドップラー最強の戦士だ!!」
かつて
カードダスでのみ展開された『ロックマンXメガミッション』に登場するキャラクター。
エックスと同じく「X」と書くが、ラテン語読み(独・伊・仏・蘭の可能性もあるが)で「イクス」と読ませる。
「名は体を表す」の言葉通り、
姿はエックスそのものである。
メガミッション1時点のイクス
数多の戦闘をこなし、エックスのデータを吸収したリミテッドが意思を持ち、
当時戦っていたシュミットのボディを素体として吸収することでレプリロイドとしての形を成した、ドップラー最強の戦士。
姿は正にエックスそのものといっても過言ではない。
武器はエックスを極限まで解析して完成した「イクスバスター」。当然、全ての再生レプリロイドの特殊武器も使える。
ただし、使用したことになっているのは
ストームトルネードのみである。
ちなみにこんな凶悪面でも一人称は「私」。有賀ヒトシ氏の漫画版では「俺」となっており、やや粗暴な性格である。
この漫画版では、エックスに取り憑いてクリアバスターやクリアアーマーとなるリミテッドもイクスと同じ姿で会話をしている。
(精神世界のようにも見える描写だが、ゼロにも見えていたり、直接アーマーに変化したりしているので、
エディのような形で物理的に存在していると考えられる)。
性能
カードダス内のみで展開されていたので詳しい性能は不明だが、エックスと同じと考えてもらえば分かるはず。
エックスの無限の可能性と無限の危険性の内、後者が形を持ってしまったようなものである。
リターン・イクス
Xを倒すという意志で『メガミッション3』にて復活を果たしたイクス。
核さえ無事なら蘇るらしい。
エックスと同じデザインだったボデイパーツがリミテッドの顔となり、バスターの強化の他、手刀も武器となった。
ストーリー上の敵、ハイパーリミテッドとは別にXに襲いかかるが、その際ハイパーリミテッドを邪魔者として倒したために、
事件の首謀者エミナスを敵に回してしまい、一時エックス&
ゼロと共闘…というか自らを彼らのアーマーとする。
最後は
シグマ・リミテッドとなったエミナスを倒すため、左腕もバスターに変形させ、自らをエネルギーに変えて放出し消滅したと思われたが、
Σチップを取り込んで再生しつつある様子が描かれた。
カードダスの他にはカプセルトイとしてフィギュア化もされている。
メガアーマー番はエックスのアーマーとしての販売のため、顔がエックスと同じ。
長らく続編が出なかったが、その後は
Gイクスとして復活、Gイクス軍団を結成。
今までとは逆に膝が太く足首が細いアーマーとなり、異様な印象を与える。
MUGENにおけるイクス
シグムンド・E・ワイリー氏によるものが存在。
ゲームには登場しないので、
X4~
X6のエックスの
ドットを改変して製作されている。
被ダメージ後の無敵時間、壁蹴りなどが再現されており、懐かしのヴァリアブルエアダッシュも搭載されている。
ちなみに、今時点で搭載済の特殊武器は
ストームトルネード、
ショットガンアイス、スピニングブレードの3つである。
その他、リミテッドの能力なのか、飛び道具を跳ね返すカウンターなども搭載されている。
また、恒例のEXカラーによる強化も搭載されており、イクスの潜在能力の片鱗を見ることができる。
+
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EXカラーの性能 |
- ダッシュがダッシュ中無敵になるインビジブルダッシュに変化
- 被ダメージ時仰け反らない
- チャージショットが3方向に飛ぶワイドチャージショットになる。
- 特殊武器が一部強化される
- ギガクラッシュ、ライトニングボルトなどが追加。
- 一定以下のダメージを無効にする
+
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12Pカラーの性能 |
- バスターが常時チャージショットになり、5方向に飛ぶようになる
- 特殊武器がさらに強化される。(チャージ版はコマンドでのみ使用可能)
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EXカラー以降で追加されるギガクラッシュが中々曲者で、仰け反っている敵には当たらないが、
アーマー持ちなどの怯まない相手には面白いくらい連続ヒットする。
更に、1試合に1回だけ無敵状態で体力を回復する
レイジングエクスチャージも所持しているが、
1試合に1回だけなので使い所を見極めて使おう。通称「サブタンク」。
「俺もイレギュラーハンターになれるかねぇ~?」
出場大会