「問題ない……Fレベルだ」 「ミッション、開始する」
『
ロックマンX』シリーズおよび『ロックマンゼロ』シリーズに登場するレプリロイド。
*1
格ゲーでは『
SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』『タツノコ VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS』『
MARVEL VS. CAPCOM 3』にも参戦している。
「ロックマンゼロ」はゲームのタイトルおよび『SVC』に参戦した際の便宜上の名前で正式名称は「ゼロ(ZERO)」。
『SVC』公式サイトのキャラ紹介では当初「ゼロ」だったが、後に現在の表記に改められた。
*2
『タツノコ VS. CAPCOM』や『
MARVEL VS. CAPCOM』シリーズでは『X』シリーズ版で、表記は「ゼロ」。
クリエイターの稲船敬二氏はイベントにて、「ゼロ」という名前の由来は『
ストライダー飛竜』の敵キャラクター・
ソロであると語っている。
特A級、武器が光剣、世界の全てを敵に回して一人で戦う、赤いトレードマーク、オプションを呼ぶなど、なにげに飛竜とは共通点が多い。
担当声優は『X』シリーズが
置鮎龍太郎
氏、『ゼロ』シリーズ・『SVC』では
風間勇刀
氏。
*3
『MVC3』の英語版
ボイスは『
デビルメイクライ4』の主人公・
ネロの声及びモーションアクターを担当した
Johnny Yong Bosch
氏が演じている。
『ロックマンX』シリーズの海外版での英語ボイスは『X4』がWayne Doster氏、『X7』がJack Merluzzi氏、
『コマンドミッション』『X8』『イレギュラーハンターX』がLucas Gilbertson氏。
なお、『ゼロ』シリーズは海外版においても日本語ボイスのままである。
キャラクター設定
『ロックマンX』シリーズのゼロ
暴走したレプリロイドであるイレギュラーを取り締まる組織「イレギュラーハンター」に所属する特A級(作品によってはS級、SA級)ハンター。
『X1』までは主人公の
エックスと同じ第17精鋭部隊に所属しており、『X3』で第0特殊部隊(別名「忍び部隊」)の隊長に転属した。
こんなド派手な忍者がいるか…界隈には溢れるほどいるが
甘い性格故に他のハンターと上手くいかない事の多いエックスにとっては良き同僚にして、心を許せる唯一無二の親友で、共に行動する事が多い。
性格は基本的に冷静沈着でクールだが、根は熱く短気な面も。
甘い性格のエックスとは対照的に、悪を徹底的に許さず、イレギュラーには容赦しない。
実は女性レプリロイドにモテモテらしいのだが恋愛に疎く、そのフラグを全てへし折るフラグクラッシャーでもあるらしい。
…
彼女の事が忘れられないのかもしれないが。
時折夢に
謎の老人が現れ、相談したDr.ライトに「何かのエラーデータのはずなので忘れた方がいい」とアドバイスされているが、
何故そのような夢を見るのか、老人は一体誰なのかについて悩んでいる。
『X5』のラストでその正体が判明する…のだが、ゼロが一人で納得するだけでプレイヤーは置いてけぼり。
『X7』以降はこの話をしなくなったが、『X8』と同時期かその未来である『タツカプUAS』ではEDにて再び謎の老人の声を聞いている。
主な武装は腕の「ゼロバスター」(『X1』~『X3』)と「ゼットセイバー」(『X2』~)。
*4。
『X3』まではどちらかと言えばバスターがメインだったが、『X4』でバスターが無くなりセイバーがメインとなった。
『X5』では「ゼットバスター」として復活したが、空中で撃てない・低火力・隙が大きいため
死に技となっている。
『X6』でもゼットバスターが使用可能。相変わらず空中で撃つことは出来ないものの、隙の減少や威力の向上に加えて
ボスに対しては当てた際の無敵時間が非常に短く、近距離で連射すればそれだけで瞬殺できるなど、前作から大幅に強化された。
『X7』以降はまたバスターが無くなったが、「Vハンガー」、「D(ドゥルガー)グレイブ」、「
K(カイザー)ナックル」、「B(バショウ)ファン」、
「T(タイタン)ブレイカー」、「Σ(
シグマ)ブレード」など様々な武器が使用できる。
『X4』以降はボスを倒す事で特殊武器ならぬ「
必殺技」を習得する。
これはゼロの「ラーニングシステム」により、ボスの能力を学習しているという設定。
必殺技は基本的に、
- セイバーを変形させ攻撃性能を向上させるもの
- 自身の運動性能を向上させるもの(二段ジャンプやエアダッシュなど)
- エネルギーを消費してほぼ全画面に高威力の攻撃を行うもの
の三種類がある。
エックスの特殊武器とは異なり必殺技はコマンド入力で発動させるが、「↑+攻撃」や「ダッシュ中に攻撃」など非常に簡単。
基本的にセイバーを用いるものが多いが、『X5』以降はオプション装備のようなものが増え、
『X7』では複数の武器を装備でき装備している武器によって使える必殺技が異なる。
同じく複数の武器を装備できる『X8』では基本的に全ての武器で全ての必殺技が使える。
ただし武器によっては技が変わる事もあり、中には
竜巻旋風脚、
昇龍拳が出せるものも。
ちなみにエックスも作品によっては
波動拳と
昇龍拳が使えたりする。
+
|
『X』シリーズネタバレ注意 |
エックス同様にいつ誰の手によって造られたのか(作中では)明かされていない謎のレプリロイド。
『X』シリーズ時代のロボット工学第一人者Dr.ケインや優れた頭脳を持つ科学者型レプリロイド ゲイト、凄腕メカニックマンのダグラスはおろか、
かのDr.ライトでも「解析すらできない」と言うほどのブラックボックスである
(もっともDr.ライトの場合、『X5』の時点では虚言ともとれる。ただ、『X6』ではゼロに対して協力的なので、やはり本当なのだろう)。
その正体は ロックマン最大の敵、 Dr.ワイリーによって作られた最後のワイリーナンバーズ。
型式番号は「Dr.w LAST No」もしくは「DR.W.NO∞」。本家っぽく表記するならば「DWN∞」だろうか。
作中ではワイリーとの関係は匂わせる程度だったが、『X4』や『コマンドミッション』の攻略本にて明記され、
稲船氏も自身のブログでさり気無くではあるが明言している。
過去のゼロは破壊の限りを尽くすイレギュラーで、イレギュラーハンターの「ガルマの部隊」を単独で壊滅させている。
そこで当時としては最高の能力を有していた シグマが、これ以上の被害を防ぐべく自ら鎮圧に赴いた。
当初はゼロが劣勢であったが攻撃されてもダメージを受ける様子がなく、激しい攻防の末にシグマの左腕を引き千切り、シグマを大破寸前までいたぶる。
しかし、突如額のレンズ(ゼットブレイン)に「W」のマークが浮かび苦しみ出し、その隙を突いたシグマにゼットブレインを破壊され機能停止した。
戦いの後ゼロは修理を受けるがこれまでの記憶を失っており、高い能力を買ったシグマがイレギュラーハンターに抜擢、
監視の意味も込めて自分の部隊に配属させた。
イレギュラーハンターとなったゼロはその後暴走する亊はなく、特A級のハンターにまで昇格した。
しかしシグマはゼロとの戦いで「ロボット破壊プログラム」に感染しており、後にイレギュラー化する亊となる
(『X3』以降の「シグマの正体」であるシグマウィルスの構造はゼロのDNAデータ *5の構造と酷似しており、
ゼロのDNAを弄っていただけでシグマが不完全ながら復活するほど)。
ところで後述の通り、『X1』ではゼロのバスターはエックスとの互換性が確認されている。
何故ワイリーはそんな設計にしたんだろうか。
ゼットセイバーにはエックスバスターの技術が使われているらしいので、
ゼロバスターはエックスバスター(ロックバスターMk-17)の技術を盗用、あるいは模倣したとも推察できる。
まあ、元々ワイリーは ブルース経由でライトの技術を得ており、『7』ではロックバスター同様の装備・能力を持った フォルテを開発、
さらにロックマン用のパワーアップパーツで強化した事もあるため、それを発展させていったと考えれば辻褄は合う。
しかし、ワイリーにとって屈辱的かつ皮肉なのは、最後のワイリーナンバーズであるゼロが破壊対象であるはずのエックスの唯一無二の親友となり、
そして何よりも ゼロ自身がロックマンの名を冠するレプリロイドとなった事だろう。
当初のボディはエックスとよく似た外見だったが、『X1』にて大破し、『X2』で復活した際に鋭角的な現在のデザインになった。
肩に角ばったアーマーが付いただけと思いきや、頭部から脚部まで細かく変更されている。
以降も同じように見えて毎回細部が異なっている。
「『X1』のボディは未完成で『X2』以降のボディが完成品」とも言われるが、
『X4』の劇中ムービーや『X5』のOPムービー、『X5』シグマ第一形態の背景では『X1』のデザインが、
『ロックマン2 ザ・パワーファイターズ』のフォルテEDでは『X2』以降のデザインが設計図(らしきもの)として描かれており、
どちらが完成品(?)なのかは不明。
当初は『X2』以降のデザインで設計していたが、老衰が原因で完成に至らず一部未完成なまま(『X1』のデザイン)で封印し、
後の『X2』でレプリロイド化したワイリー説を囁かれてるサーゲスとなって現在のデザインに完成させたのではないかという考察もある。
自爆や死亡→復活の流れに定評のある彼だが、実は自爆したのは『X1』の1回だけで、死亡→復活も『X1』→『X2』と『X5』→『X6』の2回だけである。
…2回も死んでりゃ十分とも言えるが。
X1
OP ステージにて VAVAに敗北したエックスを救出しに颯爽と登場、バスター1発でライドアーマーの片腕を吹き飛ばし、
自身の力不足を嘆くエックスを「お前は今のオレよりもずっと強くなる」と激励。
その後はエックスに各地のイレギュラーの討伐を任せ、自身は反乱者シグマのアジトの捜索にあたる。
シグマのアジトではVAVAに囚われ身動きできなくなったゼロだったが、エックスが窮地に陥った際に最後の力を振り絞り拘束を破壊、
VAVAのライドアーマーに取り付き自爆し、エックスにシグマ打倒を頼み絶命する。
なお、この時点でアームパーツを所有していない場合はゼロが形見として自身のバスターをエックスに託す。
つまり当時のエックスとゼロはバスターに互換性があったはずで、実際に『X1』ではエックスのアームパーツとの違いはほとんど無いが、
『X1』のリメイク作品『イレギュラーハンターX』では性能・エフェクトが全く異なる。
ちなみに、『X1』のシグマ第二形態である「ウルフシグマ」には、ローリングシールドとアームパーツのフルチャージショットしか通用しないのだが、
『イレギュラーハンターX』でのアームパーツではやっと1ダメージ与えられる所を、ゼロのバスターだった場合は4ダメージも持っていく。
さらに元のアームパーツは色々と弱体化を受けているため、基本的にはゼロのバスター1択になる。
ただし、ゼロのバスターは入手できるタイミングがシグマステージ3と極端に遅いという欠点があるので、その点は注意が必要。
X2
イレギュラーハンターによって回収・保管されたゼロのパーツを巡るストーリー。
カウンターハンターと名乗る敵に奪われたゼロのパーツを奪還するという展開で、その成否で今後のイベントが変化する。
全て奪還した場合はケイン博士によって修復され、イレギュラーハンターとして甦る。
エックスのもとへ駆け付け、シグマが用意したデッドコピーゼロ(初代ブラックゼロ)を破壊、
シグマはエックスに任せ、カウンターハンターおよびシグマの基地のメインコンピュータの破壊に向かう展開となる。
『X5』のOPムービーを見る限りではこちらが正史のようだ。
「何故貴様は私にキバを向ける!
貴様の本当の敵は私ではないはずだ」
「俺はお前が嫌いなのさ」
失敗(カウンターハンターを一人でも倒し損ねる)した場合は、
カウンターハンターに全てのパーツ(ケイン博士が保管していた頭脳チップを含む)が奪われてしまい、イレギュラーとして復活。
ボスとして戦う事になり、遠距離からは最大チャージショット二連射→ビームサーベルから衝撃波を飛ばすダブルチャージウェーブ、
近距離ではエックスのセミチャージショットに似た溜め撃ち、
壁に飛び付いていると真下に移動し地面を叩き付けて破片を上部まで飛ばしてくるアースクラッシュなどの攻撃でエックスに襲いかかる。
無事に勝利すると記憶を取り戻し、以降はゼロのパーツ奪還時と同様の展開となる。
ボンボン版ではドラマチックな展開にできるためかこちらに近い。
同作ではDr.ケインはゼロに一切の修復が施せなかったらしいが、
カウンターハンターの一人サーゲスは、ゼロを完全に修復したどころかパワーアップまでさせている。
その後ゼロは、エックスと戦わされた事が恨み骨髄だったのか、半壊状態で身動きの取れないサーゲスにトドメを刺した。
このサーゲス、ゲーム版でもエックスの事を、
「ロック…エ…クス…(ノイズが混じりハッキリとは聞き取れないが、恐らくロックマンエックス)」と呼んだり、
「ライトの忘れ形見のロボットにまた敗北するとは無念じゃ……」と言い残したりと、謎多き人物である。
また、ラストステージ2で搭乗するメカ「サーゲスタンク」もそこはかとなくワイリーマシンに似た雰囲気。
余談だが初代『ロックマン』のリメイク作品『ロックマンロックマン』でのワイリーマシン1号はこのサーゲスタンクに似せてデザインされたらしい。
なお、今作でシグマを撃破すると「奴は…最後の…ワイ…ナン…ズの」という台詞が聞ける。
サーゲスの件と併せて、今作からゼロとワイリーの関係が匂わされていた模様。
X3
イレギュラーハンター本部襲撃事件(OPステージ)では、エックスに本部内を任せて自身は外部の処理にあたる。
途中でエックスが行方不明になっていたマックに捕獲されると天井を破壊して登場。マックを倒しエックスを救出。
その後は本部修復の任に当たるが、エックスからの救援要請を受けた際には戦場に駆けつける。
本作からプレイアブルキャラクターに昇格しており、「ゼロチェンジ」を使う事でエックスからゼロに交代する事が可能になった。
最初からダブルチャージショットを使え、4段階チャージでは全ボスを2発で撃破可能なビームサーベルを振るうなど攻撃面は優秀だが、
特殊武器を使用できず、ライフが初期状態のエックスより高い代わりに防御力は低く、身体が大きいので攻撃を食らいやすい。
更にアイテム等によるエックスのパワーアップはゼロの性能に反映されず、ボス部屋などでは強制的にエックスに戻されるうえ、
ゼロチェンジ中に一回でもミスするとゼロの動力炉が破損して二度と呼び出せなくなってしまうなど、
あくまでお助けキャラという扱いであり、ゼロをメインに戦っていけるような性能ではなかった。
動力炉無傷ルートと破損ルートがあり、無傷ルートではラストでシグマ(本体)に追い詰められたエックスの前に駆け付け、
対シグマウィルス用ワクチンを載せたビームサーベルでシグマを斬り倒し、消滅に至らしめる(『X4』では何事も無かったかのように生き返るが)。
とある条件を満たしたうえで破損ルートに入った場合ではエックスにビームサーベルを託し、前線から身を引く。
『X4』以降のゼットセイバーの威力が本作のビームサーベルと比べて格段に低いのは、この時の動力炉破損が原因と考えられるが公式には言及されていない。
メタ的には本作のサーベルが強すぎたからだろうけど
なお、破損ルートのラストはDr.ドップラー(『X3』でシグマに操られていた科学者レプリロイド)が代役を務める。
X4
この作品から徐々にゼロが主人公っぽくなり、 逆にエックスは…。
苛烈な性格が災いして反逆者となった戦友の カーネルを不本意ながら倒す事になり、
更にはカーネルの妹 アイリスから好意を寄せられていたにも関わらず仇と狙われ、彼女をも自らの手で破壊してしまう。
「うああああああ!!
俺は…俺は…いったい何の為に闘っているんだぁあぁあぁぁぁっ!!」
彼らがそうなった原因は例によってシグマの暗躍であり、本来イレギュラーとは言えない彼女を抹殺してしまったこの時、
ゼロが信じていた価値観は根底から崩壊、以後イレギュラーという定義、自分が何のために戦うのか、そして己の存在自体に悩むようになる。
エックスルートのEDではエックスに「オレがイレギュラーになったら君が処理してくれ」と頼まれる。
ゼロは「馬鹿な事を言うな」と取り合わなかったものの、その約束は『ゼロ』シリーズで果たされる事に……コピー対コピーだが。
+
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ボンボン版 |
岩本佳浩氏のボンボン版ではヘルメットの下がオールバックで、やたらとヘルメットが外れる。ってか、酷い時は自分から投げ捨てる。
X4冒頭で垣間見た記憶のショックからバスターが不調となり、Xの活路を切り開くためそのままアースクラッシュを撃ったため、
バスターの回路が完全に破損してしまった(というかこの時前腕自体が焼け焦げている)。
こちらではアイリスとの恋愛関係が強調されており、自分の戦いのためにアイリスが傷付く事を知りつつも「信念」のためにカーネルを倒す。
結果、暴走を起こしたアイリスを救うために戦い、見事救出するのだが…。
「俺の闘いが君を追いつめる事は判っていた…
けど、俺は闘いの中でしか自分を見出せない男だから……
そんな…俺でも…君の心に…応えられ…る…なら…
応えたい…俺は…生まれて初めて…
他人の為に闘う!!アイリス!!お前一人の為だけに!!」
…結末はゲーム本編と同様。 現実は非情である。もちろん「いったい何の為に~」と叫ぶ。
最期までアイリスと分かり合えていただけマシとも言えるのだが、むしろそれ故にアイリスの為に全てを賭けたゼロに救いが全く無い。
ゲーム本編よりも悲劇的な展開のような…。
今にも泣きそうな顔をしているのに、 泣く機能がないので泣けないというのが痛々しい…。
この後エックスと合流した彼は、泣く事ができるエックスへの嫉妬が爆発し、思わずこう叫びながら鉄拳でエックスをぶん殴った。
「泣けなかったんだーーーーっ!!
あの時!あいつの為に泣けなかったんだよ!!
お前の様にな!!
わかるか!!人を愛した証として涙を流せるお前に!!
涙を流せない俺の気持ちがーーーーっ!!」
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X5
シグマが謎の人物と手を組み、ゼロを本来の姿に戻そうとする。
ゼロがストーリーの中核で、ルート次第では「覚醒ゼロ」という真の姿となる。
覚醒したゼロはかつての記憶こそ持ち合わせているものの、エックスを倒す事を目的としている。
覚醒ゼロは技やライフが大幅に強化されており、一定時間経過で無敵状態での全画面即死技「幻夢零」を連射してくる。
一応この技は各種アーマーのギガアタックなどの無敵を利用して一時回避が可能だが、
幻夢零発動中の覚醒ゼロは一切ダメージを与えられなくなるので、発動されたら事実上の死亡確定である。
しかし「真・滅閃光」を誘発させる事でノーダメージかつ迅速に撃破する事が可能。
そのため『X5』のボス版ゼロは「ゼロ系ボスの中で最弱」との声も…。
また、『X5』には3つのEDが用意されており、
- ゼロでシグマを倒す
- エックスでシグマを倒す、かつゼロが覚醒していない
- エックスでシグマを倒す、かつゼロが覚醒している
という条件で分岐する。
1はゼロが走馬灯の中から自身の出生の理由や組み込まれているプログラムの存在、そして謎の老人の正体などを知り、
「自分が消えなければ世界に平和は訪れない」と悟り息を引き取る。この時アイリスにだけ謝罪している。
2はエックスがゼロの形見としてゼットセイバーを握り帰還する。
雰囲気的にはこれが『X6』に繋がる正史、かつグッドEDのように見える
(厳密には『X6』でのあらすじとは細部に差異が見受けられるため、このEDとは別の結末であった可能性が高い)。
3では「嫌なメモリー」であるゼロの記憶を全消去、今後ゼロの情報を受け付けなくするプロテクトをかけられたエックスが、
ゼロのいない世界で世界の平和のために戦い続ける。その胸に芽生え始めた、とある「理想」を掲げて…。
エックス「よし…『ヘブン』だ… そう、いつか、必ず…」
X6
前作で死んだはずが「ダメージが完全に回復するまで身を隠していた」と 何事も無かったかの様に復活。
一応隠しキャラクター扱いのため取扱説明書では「復活のハンター」表記になっている。
ただDr.ライトに対しては「誰かに拾われたのか、それとも回復機能で回復したのか、記憶が曖昧でわからないが気が付いたら動けるようになっていた」
と話しており、「ダメージが~」はエックスに心配を掛けさせまいとした発言と思われる。
条件次第ではEDにしか登場しない事もあるためその点は注意。
この作品では「ゼロの亡霊」ことゼロナイトメアが登場する。
8ステージの内どのステージで出会うかによって会話内容が変化し、「アオイ……ライト……コロス……コロセ!」などとかなり物騒な台詞を言う事もあれば、
「ナイトメア現象で色が変わってしまったんだ」とあからさまな嘘をつく事も。
基本的に前作の「覚醒ゼロ」と同じ技を使うが、アルゴリズムの強化とワープやバスター乱射の追加により、
(設定はともかくゲーム中では)覚醒ゼロを上回る強さ。
しかし幻夢零・改→バスターなど回避不能コンボを行うのは如何なものか。一応「ガードシェル」で跳ね返せるが。
また『X5』のボス版ゼロが怖いほど無口なのに比べ、「逃げるなよ」「死ね、そこまでだ」「終わりだ」「ウゥゥゥワァ!!(断末魔)」などよく喋る。
弱点がゼットセイバー(『X6』ではエックスも使用可能)である点は興味深い。
ゼロは自身のDNAデータが危険である事を自覚しており、ゼロのDNAデータを使い研究を行っていたゲイトに警告している。
現にゼロのDNAから生み出された存在「ハイマックス」はゲーム後半になると自我を失い始め、オリジナル的存在であるゼロを敵視し始める。
ゼロでシグマを倒した時のEDでは自身に組み込まれている一部のプログラムを取り除くため、「約102年後の8月15日前後」まで長い封印に入る。
ついでに言うと8月15日は終戦記念日、そう言う意味でも後称のいい潮時となるかも…。或いはスタッフが狙っていたのかも
普通に以後の作品にも登場するあたり、『ロックマンゼロ』へ分岐するのであろう事を思わせるEDとなっている。
なお、この作品では「アイゾック」という老人型レプリロイドが登場するが、
自身を斬り倒そうとしてきたゼロに対し「一定時間身動きが取れなくなるがゼロを完全防御するプロテクト」(エイリアにも作れないような代物らしい)
を掛けその場を脱したり、「行け、行くんじゃゼロ。お前こそが最強のロボット(「レプリロイド」ではなく)じゃ」と言い残し息を引き取ったりと、
露骨にDr.ワイリーとの関係を匂わせる人物である。
またゼロがハイマックスを破った際には、味方であるハイマックスがやられたにも関わらずゼロの強さを喜んでいた。
X7
エックスが戦いに悩み、一線を退いている中、いつかエックスが復帰することを信じ第一線で活躍している。
そのため、ツーマンセルが導入されたものの、序盤で選択できるのはゼロと冒頭でイレギュラーハンターに加入する アクセルのみである。
なお、ゼロのエンディングは暴走したと思しきエックスと対峙する夢を見るという、『ロックマンゼロ』を彷彿とさせるシーンが描かれたものである。
X8
新世代型レプリロイドの集団イレギュラー化に対し、エックス、アクセルと共に出撃。
時系列上、自身の過去を知る者が余りいないせいか自分の過去(以前の作品での話)を他のキャラクターに語るシーンがある。
この作品でも ラスボスを撃破した際にエンディングの内容が一部変化する簡素なマルチED方式を採用しているが、
共通パートでも物語を締めくくる担当となっているため、それ以前の作品ほどではないが結構目立つ。
なお、自身のEDでは「『ロックマンゼロ』に続くよ」と言わんばかりの爆弾発言も……。 *6
「…………いい潮時かも知れんな」
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『ロックマンゼロ』シリーズのゼロ
「あいつは、オマエみたいに単純なヤツじゃない
いつも悩んでばかりの意気地なしだったさ…
…だからこそ、ヤツは英雄になれたんだ」
+
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『ロックマンゼロ』シリーズについて |
ロックマン生誕15周年記念にゲームボーイアドバンスで発売された2Dアクションゲーム。開発元はインティ・クリエイツ。
『ロックマンX』シリーズのスピンオフ作品であり、『X』シリーズにて人気の高いゼロを主人公に置いている。舞台は『X』シリーズの100年後という設定。
完成度が高く歯応えのある難易度を誇るアクションと、全体通してシリアスな世界観が特徴で、シリーズが終了した後も根強い人気がある。
基本的なシステムは『X』シリーズと共通だが、サイバーエルフなど『ゼロ』シリーズ独自のシステムも存在する。
ネタとしては、『X』シリーズより低年齢層を狙ったはず(当時は『 エグゼ』シリーズがコロコロコミック購読層で人気であった)なのに、
やたら高い難易度が話題に上がる。
個性的なステージやどいつもこいつも一筋縄ではいかないボス達もさる事ながら、
低リザルトなら 「ムノウ」「テツクズ」「ゼンマイジカケ」といった、
ある人にはご褒美容赦ない評価を下される事(『2』からはマイルドになったが)や、
救済措置であるはずのサイバーエルフを用いるとリザルトが低下する(最大体力増加といった継続エルフを使うと 永久に減点対象になったり)ため、
余計上のような辛辣な評価を受けやすいといった要素もそれに拍車をかけている。
あとは漫画版の清々しいまでの突き抜けっぷりやシエルの腹黒ネタとkアカルイミライヲー
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『X』シリーズのゼロとは外見と声優が違うものの同一人物である。
姿が変わったのは世界観が変わったからで、基本的には本来の外見は変わっていない設定らしい。
また記憶を失ったためか徹底してクールな性格に。でも頼まれると嫌とは言えない。
作中では自分の信じる者のために力を貸す事を戦う理由としており、
『X』シリーズ後半のような苦悩する姿は、クラフトを倒した事をネージュに話す時ぐらいしか見せない。
過去の記憶を失いながらもレジスタンスとして、友との約束を果たすため、
守るべき存在のためにかつての英雄は人々の理想郷「ネオ・アルカディア」と戦う事になる。
なお、ネオ・アルカディアは建前上は人間の暮らしが優先される理想郷(レプリロイドにとってどうかはともかく)であり、
ゼロがプログラム通りにネオ・アルカディアとそこに住む人間を守るレプリロイドを破壊する行動は、
『X』時代の基準に照らせば
イレギュラー行為そのものという皮肉な構成になっている。
もっとも『3」にて
ドクター・バイルが表に出てからのネオ・アルカディアは
「人間もレプリロイドも逆らう者は皆殺し」という独裁国家となるので、イレギュラーである事が誤りとも言えないのだが。
武器としてはゼットセイバーの他にレジスタンスの使う手持ち銃「バスターショット」が基本装備。
バスターショット自体は一般的な武器だが、ゼットセイバーの柄をカートリッジとする事で強化(ゲーム的にはチャージが可能になる)されている。
また、作品ごとに「トリプルロッド」「チェーンロッド」「リコイルロッド」「シールドブーメラン」「ゼロナックル」という武器が使用可能で、
これらの内ゼロナックル以外はゼットセイバーの柄および刀身が変形した物となっている。
ゼロナックルは素手の攻撃であり、雑魚敵などの武器を奪う能力を持つ。
+
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『ゼロ』シリーズネタバレ注意 |
ゼロがネオ・アルカディアと戦い自分の過去を知るのと同時に、黒幕もまた表舞台に復活していく。
コピーエックスの撃破・復活やレジスタンスの内部分裂などの経緯を経て、
かつて妖精戦争を引き起こしたオメガ及びバイルがネオ・アルカディアの実権を握る。
その中で『ゼロ』シリーズでの彼のボディはコピーであり、オリジナルボディの持ち主が『3』ラスボスのオメガであると判明。
もっともゼロ本来の心はコピーに宿っているため、ゼロ=オメガではない。
最終的には人間であるバイルの「守るべき人間であるこのワシを倒そうというのか!」という言葉にも迷いを見せず、
地上の人間を守るためページ最後の名台詞と共にバイルを破壊・殺害して大気圏との摩擦で燃え尽きた(と思われる)。
しかし生存説もあり、『ZX』においてシエルの事をお姉ちゃんと呼び、今ではその立場を引き継いでいるあるレプリロイドの回想シーンで、
「司令官服を着たシエルとゼロらしき二人がレプリロイドと戦ってる」というセリフがあり、
『ロックマンゼロ』内ではシエルはその格好をした事は無いので、これは『4』の後の話なのでは?というのがその根拠。
なお、上記のように本シリーズのゼロはレジスタンスの銃を使っているが、コピーボディだったからバスターが未実装だったのかも。
…まぁ『X』シリーズでもバスターを使わなくなってたし、オメガすらバスターじゃなくて銃を使ってるが。
ライト博士は常々エックスがロボット三原則を破る事を危惧していたが、ゼロは迷う事なく人間を殺すというちょうど対になる最期である。
ま、そもそもワイリーがロボット三原則なんて組み込んでるはずがないか。
自分は毎回ジャンピング土下座で許してもらってるのにな
余談だが、『ゼロ』シリーズではロボット破壊プログラムの設定が消えており、
ゼロの非イレギュラー化およびシグマのイレギュラー化は「未知のコンピュータウイルスによるもの」となっている。
また、エックスが当初から戦闘用だったのは未知のコンピュータウイルスに対抗するためである。
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『X』シリーズと『ゼロ』シリーズの間 |
『X』シリーズでの戦い、即ち「イレギュラー戦争」はゼロの封印後も止まる事はなく、
末期にはサイバーエルフが投入され、「妖精戦争」へと変貌してゆく
(CAPCOMの「ロックマンゼロコレクション公式サイト」のエックスの解説によれば、
ナイトメア事件(『X6』)から眠りについていたらしい)。
封印されていたゼロのボディはDr.バイルの手により「 オメガ」として復活し、
ダークエルフと共に妖精戦争に参加、多大な被害をもたらすもこれを終結に導く。
だがそのあまりにも強行的な争いの鎮め方はイレギュラーをも超えた残虐極まりない行為として、
オメガはエックスとゼロの両雄により撃破された。
オメガを撃破する際、エックスは「さよなら、僕の宿命!」、ゼロは「消え去れ、俺の悪夢よ!」と叫んでいるが、
エックスの「宿命」というのはDr.ライト対Dr.ワイリーの事、
ゼロの「悪夢」というのは自分の本来の姿(=オメガ)の事だと思われる。
また、この時ゼロは今までの自分の迷いを振り切っている。
『ゼロ』シリーズでゼロが悩まないのはそのためかもしれない。
トドメの一撃は『コマンドミッション』で使われた「ファイナルストライク」である。2人だけど。
なお、ゼロが妖精戦争時に目覚めたのは対オメガ戦時のみで、コピーボディ、あるいはスペアボディを使用。
ゼロの本来の姿としての人格はオメガが、イレギュラーハンター時代の記憶はゼロが所有。
オメガの破壊を以てイレギュラー戦争ならびに妖精戦争は終戦とし、戦後ゼロは再び眠りについた。
更なる遠い未来にあたる( 『ZX』の世界)ではライブメタル・モデルZが登場するが、
これはあくまでゼロのデータを元に作られているだけでゼロ本人ではない(記憶は持っているようだが)。
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『エグゼ』シリーズのゼロ |
ナンバリングタイトルではなく、外伝作品である『トランスミッション』で登場。
担当声優は『トランスミッション』では宇垣秀成氏。アニメ『BEAST+』は渋谷茂氏。
アニメ版限定でコピー体の 「ゼロワン」も登場する(声も別の声優が担当。 仮面ライダーではない)。
一見するとネットナビのようだが、その正体は ウイルス。初めはただのマザーウイルスだったが、電脳世界から情報を得る内に自我を持った存在。
スタッフは「ゼロの雰囲気を残しながら、いかにウイルスっぽさを見せ、外見が似ているブルースと被らないようなビジュアルにするか」苦労したとの事。
自我が芽生えた故に自分の存在意義について思い悩む事になる。自身を「呪われた存在」「いるだけで害悪をまき散らす」と皮肉る面も。
事件を解決していく熱斗とロックマンに興味を持ち、自身の生まれた地で対峙。2人を戦士と評するも、まだ消えるつもりはないと言い対決する。
敗れた後は潔く敗北を認め、自身の消去(デリート)を促す。この時、「なぞのデータ」を持っているかどうかで彼の運命が決まる。
生存した場合はロックマン達に協力し、事件解決の手助けとなる。
最後は広大な電脳世界を見て回りたいといい、ロックマン達に友達と言われて奇妙に思いながらも友情を育み、再会を約束して去って行った。
主にゼットセイバーを用いた三段切りや空中回転切りなど、『X』シリーズのゼロと似た技を用いる。
体力が減少時は特定のチップが無いと回避不能な「ファントムゼロ(幻夢零)」も用いる。『X』シリーズではお馴染みの「まだいける!」ボイスもあり。
余談だが、後に本編ナンバリングでも登場する「ゼットセイバー」は本作が初出。
威力は高いがフルヒットさせるには目の前に立つ必要があるので一工夫がいる。
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外部出演 |
『プロジェクトクロスゾーン』では1・2共に エックスとコンビを組んで登場。
こちらに関してはエックスの記事も参照。
『 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではアシストフィギュアとして登場。
龍炎刃やゼットセイバー、幻夢零で攻撃する。この手のゲームのお約束で幻夢零は即死技ではない。 即死であってたまるか
アシストフィギュアは2体同時に出せるのでワイリーカプセルと同時に出す事も可能ではある。
ちなみに『for』ではフィギュアとMiiファイターの衣装で登場していた。
『SP』ではスピリッツとしても、バスター装備のゼロ、セイバー装備のゼロ、そして『ゼロ』シリーズのゼロの3種類が登場している。
ちなみに最後は「ロックマンゼロ」表記。 *2
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格闘ゲームにおけるゼロ
SVC
『SVC』では
隠しキャラとなっており、条件を満たすと中ボスとして登場する他、プレイヤーキャラとして選択する事も可能。
ただ、AC・ネオジオ版では選択方法が異常に複雑(キャラ選択画面でスタートボタンを押しながら↑→→←←↓↑↑↑→)な上に選択時間が10秒しかないのもあって、
予め練習するか、入力に慣れでもしないと到底選択できない。
キャラとしてはやや上級者向けで、
ダイヤグラムでは下~中の下とされる。
背が低いため全体的にリーチが短く、攻撃力防御力共に並程度。ジャンプが他キャラより高く、原作の壁蹴りの再現か、三角跳びもある。
中距離では
飛び道具や遠立強Pで牽制しつつ、接近して
めくりや
コンボを狙うスタイルとなる。
少し使いにくい技が多いが
超必殺技はどちらも優秀。
非常にタイミングがシビアだが、CD投げ→少し歩いてダウン追撃3B→起き上がらせて投げ→少し歩いて3Bと永久連続技ができる。
対人戦では投げ抜けができるためほぼ意味を成さないが、CPUはボス含めて一切投げ抜けをしないので…後は分かるな?
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必殺技解説 |
- バスターショット: ↓↘→ + A(空中可)
- バスターから小さな弾を発射する。原作の豆バスター。隙が少ないので牽制用に。
- チャージショット: ↓↘→ + C押し続け(空中可)
- 通常弾よりやや大きな弾を放つ。
- コマンド入力でチャージ開始、ボタンを押しっぱなしにして纏うオーラの色が変わったら発射可能。ダメージを受けるとチャージは解除される。
- 当然ながらチャージ中そのボタンによる攻撃は一切できない。ついでに三角跳びも不可。
- ゼットセイバー: ←↙↓↘→ + B(空中可)
- ゼットセイバーを大きく振り下ろす。ゼロの技の中ではリーチがある方。相手を強制ダウンさせる。
- ガードポイントがあり、空中版は空中にいる相手も地面に叩き落とすため飛び込みや起き攻めの起点などに役立つ。
- スーパーキャンセルやどこキャン用などにも使える。
- チャージ斬り: ←↙↓↘→ + D押し続け(空中可)
- 何故かこれだけチャージセイバーではなくチャージ斬り。チャージの特性は前述と同じ。
- セイバーを地面に叩き付け衝撃波を放つが実際は叩き付けた部分にしか攻撃判定が無く、見た目よりずっと範囲が狭い。
SEがショボい
- トリプルロッド: →↓↘ + B(空中可)
- 槍型武器を頭上で振り回す。数少ない対空に使える技。
- 空中版は目の前で振り回しその間空中で停滞する。削りダメージが高め。
- チャージロッド: →↓↘ + D押し続け(空中可)
- トリプルロッドの威力UP版。
- 三段斬り: ( ↓↙← + A or C )×3
- 原作でもお馴染みの技、通称「ヒッフッハ」。三段目を当てると強制ダウン。
- 使い勝手は割と良いが三段目をガードされると反確。
- シールドブーメラン: ↓↙← + B or D
- 攻撃判定のある盾を眼前に展開させる。飛び道具を打ち消す効果があり、超必の覇王至高拳ですら受け止める。
- 原作ではチャージする事で盾をブーメランのように投げるが、『SVC』では投げられないためどの辺がブーメランなのか分からない。
- イレギュラーハント: →←↙↓↘→ + A or C
- 斜め上にバスターを放ち、撃ち落としたイレギュラーが降ってくる設置型の飛び道具。
- 強と弱で降る位置が異なる。バスターに攻撃判定は無い。
- サイバーエルフ
- サイバーエルフと呼ばれる意思のあるプログラムを呼び出す技。
- 使用制限があり、各エルフ3回までとなっている。
- 余談だが、原作ではサイバーエルフは使い捨てで一度使用すると死亡・消滅する。
- -ナースA: ← タメ → + A
- 体力を少し回復させる。が、隙が尋常ではなく、むしろ自殺技に近い。暴発しないよう注意。
- -ナースB: ← タメ → + B
- 相手の飛び道具を一度だけ吸収してくれる。ゼロがダメージを受けると消える。
- -ハチ: ← タメ → + C
- しばらくゼロの上に待機して時々小さな飛び道具を撃つ。ゼロがダメージを受けると消える。
- 原作同様あんまり役に立たない。
- -メットール: ← タメ → + D
- 呼び出すと地面を歩いていき、ヒットするとしばらく相手がメットールに変化する。
- この間相手は無力なので、サイバーエルフの中でも最も役に立つ技。
- ダウン攻撃を当てると変身は解除される。
- 下段のため、飛び込みや起き攻めなど用途も幅広い。
- -フグ: ↓ タメ ↑ + A or B or C or D
- 一定時間画面上に待機し、相手に触れると爆発する設置型飛び道具。ゼロがダメージを受けると消える。
- スパイラルショット: ↓↘→↓↘→ + A or C
- 超必殺技。チャージショットの強化版。相手の通常飛び道具を貫通し、弾速も速い。
- 溜める事も可能。
- アルティメットセイバー: ↓↙←↙↓↘→ + B or D
- 超必殺技。乱舞技で、強は下段スライディング始動となる。発生、移動距離などが優秀で使いやすい。
- 相手をメットールにしてから放つと強力。
- サイバーエルフフォース: A・A・↓・B・D
- EXCEED。ガード不可の騎士型エルフを放ち、ヒット後エルフ達を総動員させる。
- 技自体の威力は大した事は無いが、ゼロの体力がいくらか回復し、一定時間攻撃力とスピードが上がる。
- 起き攻めなどにどうぞ。
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タツカプUAS
素早い攻撃と移動技、それに飛び道具も組み合わせた総合形ファイター。
使いやすいが、ボタンタメや自己強化技など若干癖があり、軽く慣れる必要がある。
全キャラ中唯一前方ダッシュがステップではなくランなので接近するのも楽。コンボも入れやすい。
見た目の割に
紙なのと、火力が若干少なめかつコンボに使えるゲージ技が3ゲージ技しかないのが難点。
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必殺技解説 |
- ハイパーZEROブラスター: ボタンタメ(空中可)
- バスターから弾を発射する。押し続ける事で威力と弾の大きさが3段階に分けて増加する。
- 双幻夢使用中は弾が二倍のため大量に展開できる。
- 破断撃: ←タメ→
- 刀を降り、軌跡を飛び道具として打ち出す。
- 弾速は遅め。タメる為後退する必要があり、双幻夢使用中以外はあまり使わない。
- 初出は『X7』。
- 龍炎刃: →↓↘ (空中可)
- 炎を纏ったゼットセイバーを上空に振り上げる昇龍系の技。
- 空中でも使えるのでエリアルの締めにも。ボタンが強くなるに従いヒット数が増える。
- 初出は『X4』。
- 飛燕脚: ←↙↓(空中可)
- 残像を残しつつ移動する。相手を通り抜ける上、移動速度も中々速め。
- 地上と空中で内容が異なり、
- ●地上版 弱:3分の1ほどを前進。 中:画面半分ほどを前進。 強:斜め上に飛び上がる。
- ●空中版 弱:真下に落ちる。 中:前方に進む。 強:さらに斜めに移動。
- これで移動してガード方向を揺さぶる戦法が非常に便利だが、終わり際に隙があるため乱用は禁物。
- 初出は『X4』。
- 旋墜斬: ↓↘→ (空中のみ)
- 弱は構えだけのフェイント、中と強は斜め下(下に強めに)突進しつつセイバーを突き刺す。
- 地上で喰らうとよろけ誘発のため追撃可能。中段でガードされてもリスクが少ないためガード揺さぶりに便利。
- 初出は『X6』。
- 裂光覇: ↓↘→ + ボタン2つ
- ハイパーコンボ。振りかぶった後に地面を殴り付けると、虹色の光線が降り注ぐ。
- 発生が非常に遅くコンボには使えないが、発生直後から攻撃後まで無敵なので仕切り直しに使える。
- 初出は『X6』。
- 双幻夢: ↓↙← + ボタン2つ
- ハイパーコンボ。発動すると青いオーラを纏い、これが付いている間は飛燕脚以外の技に残像が付き強化される。
- 発動中は他のハイパーコンボは使用不可。
- 他にゲージの使い道があるので基本的に出番はないが、巨大キャラにはこれを付けてZEROブラスターと破断撃を撃ち続けるだけで圧倒できる。
- 初出は『X5』。
- ダークホールド: →↓↘ + ボタン2つ
- レベル3専用ハイパーコンボ。セイバーを突き立てて突進し、ヒットすると相手をロックする。
- その後セイバーの形状を『ゼロ』シリーズ仕様へと変えた上で巨大化し貫く。
- 発生が早く唯一コンボに組み込めるハイパーコンボ。基本的にゲージはこれとメガクラッシュに使う。
- 初出は『X5』。
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MVC3
主にバージョンアップ版である『UMVC3』について説明する。
元々早い部類に入るスピードに加え空中ダッシュと併用できる移動技「飛燕脚」の存在により機動力は抜群。
そこから攻撃判定の塊である空中強攻撃(原作の回転斬り)や、
何故か受け身不能属性持ちの移動攻撃技(厳密には突進技でなく、
バージルの「疾走居合」に近い性質を持つ)「雷光閃」を繰り出していくスピードキャラ。
そんな彼を象徴する技にして、本作を代表する壊れ技の一つであるのが有名な「ハイパーZEROブラスター」である。
ボタン長押しでチャージ、放すとバスターを撃つこの技。一見するとただの単発飛び道具なのだが、なんとこの技、最大まで溜める事によって、
殆ど(S、空中強攻撃のみキャンセル不可)の通常・必殺技の動作をキャンセルして放つ事ができるというとんでもない特性を持つ。
しかもこのMAXブラスター、発生までたったの
5フレーム。本作の一般的な小足の発生も5フレームである。後隙?皆無です。
また上記の雷光閃をこれでキャンセルすると、移動はせずに攻撃判定だけが飛んでいくという素敵な仕様も存在する。もちろんバスターのオマケ付きで。
そして何かが刺されば端まで持っていかれ、1ゲージ分身技「双幻夢」からLv3HC並の減りを見せる雷光閃とバスターを用いたループコンボで大抵のキャラは即死。
そして次鋒以降のキャラに降り掛かるアシストや飛燕脚、ブラスターを絡めた出現攻めはもはや意味不明。
『UMVC3』の世界トッププレイヤーですら勘に頼るしかないと匙を投げる有様である(これに関しては
もっとエグい奴も居る事はいるが)。
そして一度崩れれば雷光ループ以下略。
このような性能から先鋒としては最強クラスとの評価を得ている。
一方で無印より3万上昇したとはいえ、まだまだ体力は少なく
紙な事から一度触られれば死が見える、アシスト性能が芳しくないなどの弱点も存在し、
何よりも雷光閃ループ含むコンボの数々は総じて難度が高く、そこまで徹底的に立ち回れるようになるには相当な時間が必要となる。
確かに理論値こそぶっちぎりで最高ではあるが、とにかく操作が忙しく、性能を引き出すのがとても難しい。
自分にも相手にも厳しい、そんなキャラである。
なお、この作品のカプコンキャラは全てボイスを日本語と英語のどちらかに変更できる。
ゼロの英語音声は『DMC4』の主人公である
ネロの声優が担当しているのだが、この方の日本語発音が見事の一言。
特に「一刀両断!」(幻夢零の発動ボイス)は言われなければ日本人としか思えない流暢さ。一度聴いてみる事をオススメする。
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EDでは… |
「ふむ、とても未来的な風景だ。これが君の故郷・・・『ネオ・アルカディア』か」
「そう、ここが俺たちの世界ネオ・アルカ・・・
・・・・・・ちがう。」
それゼロ違いですから!
なおサーファー曰く ロックマンの世界は似たような物が多すぎてよそ者の彼からすると殆ど判別が付かないらしい。
『 EXE』→『 流星』はともかく、『 初代』に始まる『 X』や『 DASH』、『 ゼロ』→『 ゼクス』の世界は似通っていると言われても仕方ないのかもしれない。
パラレルワールドだらけなMARVEL世界住人に言われたくはないが
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MUGENにおけるゼロ
『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』
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N64Mario氏製作 |
defファイルの切り替えにより、 原作再現のSVCゼロ(svczero.def)と、技をアレンジし『CVS』風の配色にしたCVSゼロ(zero.def)が使用可能。
SVCゼロは少々アレンジされており、サイバーエルフのメットールの使用制限解除+ダウン攻撃を当てても変身が解けない。
このため実質的に ノーゲージで使えるカエルビームになっている。
もちろん原作通りのガード困難連携も可能なために非常に凶悪。
CVSゼロはサイバーエルフがいない代わりにチェーンロッド、チャージブーメラン追加や
6ボタン式により1ボタンでバスターや連続斬りが出せたりロクゼロ寄りのアレンジがなされている。
チャージブーメランは 戻り際にも攻撃判定があるため、空振って反撃されてもコンボをカットしてくれたりとかなり強力。
また、瞬間移動・ 通常投げ・ コマンド投げ・超必殺技の種類が豊富になっている。
misobon_ism氏による外部AI&改変パッチが存在し、動画ではこちらを適用しての出番が多い。
当初は見た目や音声が オメガに変化していたが、最新版ではゼロとして使用する事もできるようになった。
通常は『SVC』仕様だが、7Pカラーは『CVS』仕様、12PカラーはCPU限定でどちらの技も使ってくる。
この他に、2023年5月よりホルン氏によるAI&改変パッチが公開されている。
両バージョンに対応しているが、『SVC』と『CVS』双方の技を使用出来るよう設定する事も可能。
想定ランクは強~凶上位との事。
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Jesuszilla氏製作 |
N64Mario氏作のSVCゼロとCVSゼロを平均したような性能のアレンジ。
『CVS』仕様の グルーヴゲージを搭載していて、SEがかっこいい。
7P以降は瞳の赤いオメガカラーになる。
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aznperson569M氏製作 |
N64Mario氏のゼロをベースに『MVC』風のアレンジを加えたもの。
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ARU氏製作 |
上記aznperson569M氏ゼロを改変し、技の内容をタツカプ(MVC-ZERO3)、オメガ、覚醒版に調整したもの。
defファイルで各種性能から選択可能でデフォルトAIもそれぞれに搭載されているが、
ノーマルゼロ(MVC-ZERO2)のみAIが削除されているので注意。
また、カラー差も存在し、5P以降でdef毎に異なった強化が適用される。
2012年8月には新たに新MUGEN専用のMVC-ZERO4も搭載された。
タツカプ版をベースにして双幻夢が調整されたものとなっている。
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ARU氏製作 UMVC3風 |
2015年10月に公開された上記ゼロの更新版で、
ボタンを弱中強エリアルの4ボタン化し全ての技を統合、新たに雷光閃を搭載したもの。新MUGEN専用。
多少の根性値こそあるものの耐久力がかなり低い(Life450)が、その代わりとしてLv5ハイパーコンボの「覚醒」を持つ。
内容は簡単に言えば DP。KO時に発動し、 全回復しつつ技が一部変化、常時双幻夢状態になる。
AIもデフォルトで搭載されている。
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Z Sabre User氏製作 Saber Zero |
- Z Sabre User氏製作 Saber Zero
原作仕様のMulti-Zero、リコイルロッドが使えるBlade-Zero、
『X』シリーズのゼロがフラッシュバックするNightmare-Zeroの3バージョンセット。
いずれも『滅閃光」や「デッドリーレイブ」が使える。
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。
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Icho氏製作 |
ドットのベースは『SVC』(顔などが描き直されている)だが、技は『ゼロ4』仕様(一部は『3』仕様)。
AIも搭載されている。
また、同梱されている別のdefファイルを登録する事により、
原作を模したアクションゲーム風の ボーナスステージ「ROCKMAN ZERO STAGE」をプレイする事が可能。
好きなキャラクターで挑むのも良いが、原作ファンなら是非ストーリーモードに挑戦してみよう。
詳しい設定や操作方法等は付属のテキストを参照されたし。
DLはこちらから
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HARDモードに挑戦
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ストーリーモード紹介その1
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ストーリーモード紹介その2
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marktwo氏製作 |
2014年10月公開。
アレンジ要素としてSF-ISM、ゼロ-ISM、VS-ISM、そしてconfigで各種仕様の使用可否を設定できるオレ-ISMの4種類から選択可能。
AIもデフォルトで搭載されており、オレ-ISMを選んで各種設定を全開にすればかなり手強くなる。
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『ロックマンゼロ』シリーズ
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気ままな黒猫氏製作 |
デフォルトで優秀なAIが搭載されており、セイバー、バスター、ロッド、シールド、EXスキルを駆使し
トキや DIOなどのキャラをも倒す事がある。
前述のmisobon_ism氏パッチ搭載のN64Mario氏のゼロと互角の勝負を見せてくれる。
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N64Mario氏製作 |
上のドット絵で オメガを再現している。
AI使用時は原作(『ZX』版)のアルゴリズムで行動し、またスーパーアーマーが付与される。
尚、動画使用には
「動画内か説明文に作者の名前を載せる事」
「ストーリー系で出演させる時はできるだけ原作のイメージを壊さない事」
という条件がある。
特に後者を無視して、うっかりキャラ崩壊ストーリーに出さないよう注意。
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RedLine氏製作 |
7P以降カラーごとに性能が変化する。
10Pは『蒼き雷霆ガンヴォルト』を連想させる性能であり、11Pは「オメガ」に変形する。
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井の底の陸亀氏製作 |
コンフィグから装備するサイバーエルフやチップを変更する事により、
空中ダッシュの使用可否など性能を変化させる事が可能。
AIもデフォルトで搭載されている。
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『ロックマンX』シリーズ
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漆黒氏製作 |
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は正規入手不可。
『X4』仕様で、連続斬り、各種必殺技、壁蹴りなどもきちんと再現。
ダメージを受けた時の無敵時間も再現されているため、コンボを食らわない。まともに戦うと狂クラスの強さ。
同作者のカーネルとアイリスそれぞれに専用の 特殊イントロも搭載されており、勝利時の決めポーズもしない。
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Z Sabre User氏製作 |
『X4』~『X6』の3タイプが製作されているが、未実装技が多い。
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。
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シグムンド・E・ワイリー氏製作 |
一時期入手不可となっていたが、現在は再公開されている。
『X4』以降のドットながら、『X3』時代のバスターが完全復活しているのが特徴。
ちなみにカラーによってはエックスのコスプレ *7したり オメガになったりと忙しいお方である。
その他『X3』の性能に戻ったり『X8』に似た性能にもなったり、アルティメットモードになる。
ただし、11Pカラーではチャージ不可、連続斬り、必殺技全般使用不可など、ハードモードのような性能になる。
2022年4月の更新で OISも実装された。
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アルティメットモード(12P)の性能 |
- 基本はオメガの強化版
- 攻撃力及び防御力の更なる強化
- 通常バスターが常時2段階(モデルOXのOIS以上)
- 各チャージ攻撃がコマンドで出せる
- 幻夢零・改が1度に4発出るようになる。
- ダッシュがシャドウダッシュ(ダッシュ中無敵)に変化
- 放っておくと一定時間毎に体力が回復する
- 光幻刃の飛距離が無制限になる(OXの真空刃)
- 真・滅閃光、X6版裂光覇追加
- ジャンプボタンをしばらく溜めることで、一定時間無敵になる。
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その他
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DarkCipherLucius氏製作 MVC2仕様 |
- DarkCipherLucius氏製作 MVC2仕様
DarkCipherLucius氏による『MVC2』仕様のゼロ。ただし、声は置鮎氏ではなく英語である。
セイバーやバスターよりも『X4』のシグマ戦よろしく体術が主体で、原作では唯一使った事が無い 波動拳をビーム状に発射する。
強力なAIもデフォルトで搭載されている。
置鮎氏になるボイスパッチも公開されているが、一部のセリフが不自然な事になる。
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Ranzaneko氏 & Mr.Karate氏製作 |
- Ranzaneko氏 & Mr.Karate氏製作
Ranzaneko氏とMr.Karate氏による手描きドットのゼロ。見た目は『ロックマンX』シリーズに準拠。
『CVS2』や『KOF』など、色々な作品のシステムを取り入れており、 ブロッキングや回避移動を搭載。
置鮎氏の日本語ボイスで喋る(一部のセリフが不自然だが)。
裂光覇や幻夢零といったお馴染みの技を持ち、雷光ループも可能。かなり完成度の高いキャラである。
ホルン氏による外部AIも公開されている。
本来は新MUGEN用のキャラらしいが、一部のファイルの名前や記述をいじる事でWinMUGENでも使用可能。詳しくはホルン氏のreadmeを参照。
公開先は見付けにくいが、作者両名の名と「zero wipz」というフレーズで検索すれば見付かる(公開先はmediafireである)。
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Enzo25氏製作 |
WinMUGENでも使用可能。
Ranzaneko氏 & Mr.Karate氏製作版を改変したもの。
相手を画面端に運ぶ必殺技が複数搭載されており、機動力は元キャラより若干高め。
デフォルトAIは搭載されていない。
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Mr.Giang氏製作 |
こちらもRanzaneko氏 & Mr.Karate氏製作版の改変版。
MUGEN1.1バージョンと1.0バージョンの二種類が存在する。
現在は氏のMUGEN活動引退に伴い公開先のファイルは削除されているが、
氏の許可を得た有志の手によってMediaFireに転載されており、ギルドなどからジャンプが可能。
ボイス、エフェクト、一部技のモーションなど、細かい所で多数の追加や変更が行われている模様。
システムはキャンセルなど『UMVC3』要素を取り入れたオリジナルのものになっている。
また、UnoShe氏の「Uno Tag System」にも対応済み。
デフォルトAIは搭載されていない。
なお、このゼロにはReadmeの類が付属していない。詳しい操作方法は下記動画のページ内で確認されたし。
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かませ氏製作 アルファゼロ |
再現ゴジータや 限界突破ブロリーを作成したかませ氏よって作られた神キャラ改変。
試合中によく言う台詞「諦めろ」から、よく「アキラメロン」や「メロン」と呼ばれる。
ちなみにこの「諦めろ」は、元々『キングダムハーツ バースバイスリープ』に登場するキャラクター、ヴァニタスの台詞である。
ヴァニタスの声を担当するのは『千と千尋の神隠し』のハクなどで知られる入野自由氏。入野氏は同シリーズの主人公、ソラの声優でもある。
カラー差が少々特殊であり、強い順に11P>12P>1P>7~10P>2~6Pとなっている。そして、全カラー共通でレベルのようなものがあり、
凶悪技術などを感知して増加。レベルが上がると凶悪技術や回復、専用対策などが解禁される。
レベルが上がらない内は(特に低カラーは)そこまで酷い性能ではないが、レベル5の時点でマーキングが解禁され、
この時点で並みの狂キャラでは相手にならず、20からは神クラスの性能となる。99まで上がり切れば殺傷力最上位級、耐性準論外クラスとなる。
この特性の為、下のランクに比較的弱く、逆に上のランクに強いキャラとなっている
(但し、特に対狂キャラ想定の2~6Pと7~10Pは耐久力がそこまででもなく、即死耐性を持つ相手だとレベルが上がっても削り負けしやすい)。
11Pは特殊カラーでレベルが常時99固定。汎用殺傷力、専用数共に高い水準を誇る神キャラであり、
特に専用数は神でも随一と言われ、 最上位神でも上位の実力を持つ。
余談だが、11Pは神クラスでよくあるroundstate3が長引く現象が起きた際に、視聴者が退屈しないよう勝利台詞までの間も動き回るのだが、
その際も繰り返し「諦めろ」を連呼するため、特に相手を倒せなかった場合によく視聴者から「お前が諦めろw」と突っ込まれる。
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これらの他に、gm氏や漸氏が『X6』に登場するゼロの派生キャラクター「ゼロナイトメア」を製作している。
漸氏製作のゼロナイトメアは狂最上位~神下位並みの性能を持つ。
また、同じく漸氏による『X2』の仕様を再現したゼロも存在していたが、現在はサイト閉鎖によりゼロナイトメア共々入手不可。
「…俺は悩まない。目の前に敵が現れたなら…
叩き斬る…までだ!」
出場大会
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一覧 |
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ゼロ |
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結
非表示
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ゼロナイトメア |
【ゼロナイトメア】
更新停止中
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アルファゼロ |
【アルファゼロ】
削除済み
更新停止中
凍結
表記揺れ
削除済み
更新停止中
凍結
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出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
作品世界における自ら考え行動するロボットの総称。プログラム通りに行動する従来のロボットは「メカニロイド」と呼ばれる。
*2
『SVC』でこのような名称変更が為された理由は明言されていないが、『
KOF』の
ゼロとの混同を避けるためとも言われる。
外見も『ロックマンゼロ』シリーズのものなので、そちらからの参戦というのを強調したためかもしれない。
『
スマブラSP』のスピリットもロックマンゼロ名義だが、こちらは『X』のゼロも登場する関係で差別化するためだと思われる。
*3
唯一の例外として『鬼武者 無頼伝』へのゲスト出演時は、『ゼロ』シリーズの姿だがCVは置鮎氏。製作はカプコンなのに何故こうなったかは不明。
スタッフは誰も気付かなかったのか?いや大人の世界には色々あるのである。
というか、同作で置鮎氏は別役で出演している辺りで察して欲しいというか
ちなみに当の置鮎氏本人が自身のTwitterで「例外的に1回だけ『ゼロ』シリーズのゼロを演じた事がある」とセルフツッコミしていたりする。
*4
正確には『X2』および『X3』では「ビームサーベル」と呼ばれており、「ゼットセイバー」になったのは『X4』以降。
ちなみに『X4』以前にはボンボン版が「ビームサーヴァー」、フィギュアシリーズ「メガアーマー」が「ゼロセイバー」としていたが、
どちらもゲーム本編には不採用。
また、『X6』ではゼロのゼットセイバーをエックスが使用し、ゼロは代用品のセイバーを装備している。
こちらはその見た目及びエフェクトから俗に「千歳飴」「ポッキー」などと呼ばれる。
なお、『ゼロ』シリーズのトレーディングカードにてゼットセイバーの製作者はサーゲスである事が明言されている。
*5
『X』シリーズではレプリロイドのデータをDNAデータと呼称し、イレギュラーハンターの特殊武器を得たり、
一部のキャラクターは元のレプリロイドの復元に用いた事もある。
*6
一応プロデューサーにより、『ゼロ』のストーリーは『DASH』シリーズに帰結する事を想定している事が画集のインタビューで明言されている。
続編の『ZX』シリーズも一見子供向けで明るい雰囲気になっているが、
レプリロイドには寿命の設定、人間にはレプリロイド同様の機械化が義務付けられており、
両者の壁は薄れているものの考えようによっては恐ろしい状況になっていたりする。
ラスボスとかはちゃっかり寿命設定逃れてるし。
*7
正式にはコスプレではなく、フォームチェンジみたいなものである。
実際に『ゼロ2』にはエックスフォームがあり、そちらもバスター性能が強化されている。
最終更新:2023年05月24日 10:14