「こいつだけは解きはなしたくはなかったが、しかたがない。」
ダークウォーリアとは、TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場するモンスター。
カプコンが『ダンジョンズ&ドラゴンズ・シャドーオーバーミスタラ(D&D SOM)』の際に、テキストだけで絵柄が無かった
このモンスターに目を付け、「ウチでイラスト書いていい?」ともちかけ、上のモンスターをデザイン。
それを見たTSR社の担当も、「これはいいデザインだ。ぜひこれを使わせてくれ。」と絶賛したという。
これっぽっちも似てないじゃないですか!やだー!
ダークウォーリア「2」がいるということは、当然1番目のダークウォーリアもいる。そちらも後述する。
シャドーオーバーミスタラにおけるダークウォーリア
ダークウォーリア2
SOMの終盤面ボスとして登場。
暗黒地竜
シン直属の「四天王」の内の一体で、巨大な体躯から繰り出される高威力かつリーチの長い攻撃に加え、
暗黒魔法やスケルトン召喚といった小技も使いこなす。
さらにテレポートで画面中を飛び回るためなかなか動きを捉えきれず、体力が減ると自分に魔法「ヘイスト」をかけて
スピードがアップする、と直接的な戦闘力では四天王最強。
普通に戦えば間違いなくこのゲーム中最強のボスである。
テレポートにさまざまな攻撃手段がいやらしく、一発食らえばごっそり体力を持っていかれる。
中途半端に瀕死状態にしてしまうとヘイストでスピードがさらにアップし、こうなるともはや手が付けられなくなる。
……のだが、大抵はプレイヤーの無慈悲な「大オイルハメ」ですぐに倒される運命。
※大オイルハメ:ダウンしている敵に大オイルを投げつけるとダウン追い討ちになる。
さらに、大オイルから大オイルが連続で入るため、
この状態をタイミングよく続ければ相手は死ぬ。終わり。
もっとも、大オイルハメをする前に危ない状況に持ってかれないよう、開幕時は細心の注意を払わなければならない。
きっちり大オイルハメを入れられれば体力満タンからでもダークウォーリアをハメ殺せるが、大オイルハメに失敗した場合は
大変なことになる。そうならないようにある程度減らしてから大オイルハメに移行する、倒しきれなかった場合は
手持ちのアイテムや魔法も駆使してとにかく相手に行動させずに倒す、といったフォローも必要になる。
こいつを倒してもその後にまだボスが2体待ち構えていることも考えると、大オイルハメできっちり殺したいところ。
「あわわわわっ!!!!四天王最強といわれたダークウォーリアが…。」
なお、ゲーム中での表記は「ダークウォーリア2」なのだが、四天王のナグパはダークウォーリア2を
「ダークウォーリア」と呼んでいた。恐らくダークウォーリアというのは個体ではなく種族名を指し、
ダークウォーリア2は何らかの形で強化された上級個体なのだろう。
ダークウォーリア
序盤ステージでもダークウォーリアがボスとして登場する。
こちら(一番目)の方はダークウォーリアよりも弱いが、序盤の能力やステージの特徴を考えると、
ダークウォーリアと戦うルートはハードモードだと言える。
というのも、ステージ分岐でもう一つのルートを選べるのだが、そちらの方がお金が大量に獲得できる上に
ボスも弱めというお得なルートになっているのである。
ゲームに慣れていない初心者はそちらのルートを進むのがおすすめ。
ちなみにこの戦いも、大オイルハメとは別の「オイルハメ」が使える。
※オイルハメ:ダウンしている敵の上にオイルを投げてダメージを与える。更にダウン追い討ちをする。
オイルの食らい判定復活。オイルを投げる。
繰り返す。終わり。
ただしオイルハメだけでは倒しきれないので、うまく背後にまわり攻撃してダウンを奪う、全方位攻撃の雷撃を
避けて攻撃する覚悟がいる。
もちろん、やり込んだ上級プレイヤーならばアイテムなしでも倒せる。
MUGENにおけるダークウォーリア2
MUGENでは原作をベースとしてprocyon氏が製作していた。
AIも搭載済み。
現在はonedriveの消失により入手不可。
しゃがみガード不能の剣攻撃や、
飛び道具、自分の周りと相手の足元に火柱を発生させる技を使う。
ジャンプはジャンプ殴り以外のときはできないが、ワープを持っている。
また、体力が50%以下になると、火柱の性能が強化しスピードが上がる「へイスト」というモードになる。
その圧倒的なパワーでガッツンガッツン攻めてくる。
しゃがみガード不能の攻撃をしてくるが、逆にいえばしゃがみ攻撃はしてこないので立ちガード安定。
原作ゲームのように
軸で回避ができないので、落ち着いて戦おう。
出場大会
削除済み
出演ストーリー
その他