アノマロカリス

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アノマロカリス - (2011/02/26 (土) 01:57:01) のソース

&ref(anomarocaris.jpg,,title=カンブリア紀の覇者)

***&italic(){これらの化石動物が、節足動物であっても、既存の分類群に当てはまらないものが多く}
***&italic(){中には門そのものの帰属すらはっきり確定できないものが多数ある。}
***&italic(){(古生物学者ハリー・ウィッチントン談)}

**アノマロカリスとは
カンブリア紀中期の海に生息していた海棲生物の一種である。
この時代の動物としては最大かつ最強で、カンブリア紀の生態系の頂点に君臨していた。
全長は60cm程度、最大では[[2m>ヴォルフガング・クラウザー]]に達するものもいた。

身体は大きく頭部と胴体に分かれている。頭部前方にはエビのしっぽに似た2本の触手が下向きに曲がって生えている。
これで獲物を捕らえ、頭部下面にある口へと運んだ。口には放射状に開閉する歯があり、これで獲物を噛み砕いた。
どうやら三葉虫を主食にしていたものと思われ、鋭利な歯のようなものでかじられた三葉虫の化石がしばしば発見されている。
頭部上面両側には大きな眼が短い柄を介して張り出している。胴体両側には大きな鰭が13対ついていて、
これを波打たせるようにして動かす事で泳いでいたとされる。

アノマロカリスが活躍したのはカンブリア紀中期の約5億2500万年前から約5億500万年前までの約2000万年の期間であるが、その後はぷっつりと途絶えている。
当時は大きな気候変動などが起きたという証拠は無く、生態系の王者として君臨していたはずの彼らが何故絶滅したのかはわかっていない。

***発見当初
19世紀末にこの生物の化石が発見された時、古生物学者達はとても悩まされた。
発見されたのは海老の尻尾のような部位で、どこを探しても頭や普通エビならあるはずの消化管(いわゆる背わた)も見当たらないなど
エビと呼ぶには妙な特徴ばかりなこの化石に&bold(){[[奇妙な>ジョジョの奇妙な冒険]]エビ}という意味で「アノマロカリス」と学名が与えられた。
その後、ロッキー山脈中の地層から質の良い化石が多量に出土され、カンブリア紀の生物に関する研究は急速に進んだ。

古生物学者チャールズ・ウォルコットは出土された化石の中から更に真ん中に穴の開いた“[[クラゲ>メトロイド]]”、鰭のある“[[ナマコ]]”を発見する。
その後、1970年代になってハリー・ウィッチントンらがそれまで発見された化石を再検討する事になり、
その結果エビ・クラゲ・ナマコがひとつにくっついた化石が発見され、それまで別個の生物と思われていた
&bold(){エビ・クラゲ・ナマコは、実はひとつの生物のそれぞれ触手・口・胴体である}事が判明する。
そして1985年、この新発見の生物に改めて「アノマロカリス」の名が与えられた。
そう。こいつは&bold(){学術的には比較的最近になってようやく認められた存在なのだ。}

***近年の研究
このページトップのイラストやこのMUGENキャラとしてのアノマロカリスもそうだが、
海中を泳ぐ復元がなされているのは脚が無い(発見されていない)為である。
しかし、最近の研究では下記のオパビニア等、近縁とみられる種に脚をもつ種類が非常に多い事から、
泳ぐのに使われていたとされる鰭の根元に海底に着床するため(もっと言えば歩くための)の肢が見つかっていないだけで、
たくさん並んでいたのではないかとも言われている。もしかするとこんな姿だったのかもしれない……。
&ref(anomanokarisu_teisei.jpg,,width=280,title=復元の一例)
遥か五億年も前の生物、その生前の姿を体の断片だけで推測すると言う事はとても難しく、ロマンのある事なのだ。

&bold(){&italic(){(以上、ニコニコ大百科より抜粋、改変)}}

よくわかるアノマロカリス
&nicovideo(sm726772)

よくわかる?アノマロカリス(17:50~)
&nicovideo(sm5652809)

&bold(){[[どうしてこうなるまで放っておいたんだ!>ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール]]}
&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/nm5442939)

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**MUGENにおけるアノマロカリス
[[イリス]]の製作者である特異点氏によって製作された。
色んな意味で&bold(){[[何故こいつを選んだ>ギガントキプリス]]}と突っ込みたくなるチョイスである。
[[レギオン]]や[[デストロイア]]といい[[甲殻類>ミンコン蟹]][[みたいな怪物>ダリー]]がお好きですか。
・・・まあ、当時の生態系の頂点で奇怪な体構造をしており謎の絶滅を遂げたという事もあって、
それなりにロマンのある生物なので古生物マニアの間では結構人気があるのだ。 

2009年12月13日に公開。[[かなり小さいキャラ>ちびキャラ]]であり[[格ゲー補正]]で空を飛ぶ、空中[[砲台]]キャラである。
&bold(){何で海の生き物が飛ぶんだよw}と思う方も居るかもしれないが、大丈夫。&bold(){[[普通は>ドラゴンボール]][[人間も>東方萃夢想]][[飛ばない>東方緋想天]]}。
&bold()むしろ[[ダライアス>グレートシング]]的な意味で考えれば[[どこもおかしくはない。>ブロントさん]]

特徴としてはカラーによって強さのランクが大きく変わる。
1P~3Pは[[強>MUGENキャラクターのランク付け]]クラスで、浮かない。
4P~6Pは[[凶>MUGENキャラクターのランク付け]]クラスで、浮く。
7P~9Pは[[狂クラス>MUGENキャラクターのランク付け]]で、浮く上にアーマー追加。
10Pは[[神キャラ]]となっている。
11Pは論外となっており、[[鬼巫女零>鬼巫女]]の直死にも耐えたりする。
12Pも論外だが、11Pに比べると耐性面は下がり、アノマロカリスキラーが有効に成っている。

搭載されている技は、以下の通りとなっている。
-触手を伸ばして攻撃。
-何処からかアノマロカリスの口が現れ、空間に当たったら吹っ飛ぶワームホールを[[設置]]する
-2ゲージ消費で同じカンブリア紀の古代の仲間達を召喚する。同時に200匹以上存在してると&br()[[即死判定付き>即死攻撃]]の巨大なアノマロカリスが出現(ゲージ的には10ゲージ分くらい必要)
更新によって「古代の仲間達を召喚」にオパビニアとハルキゲニアが追加された。
オパビニアに当たると相手のゲージが減少する。ハルキゲニアは地面を歩いてきて、当たると相手を転倒させる。
さらに12月18日の更新によって古代の仲間達がオートストライカーとして出現するようになった。

&ref(Opabinia.jpg,,width=280,title=一応生物です。)
オパビニアは5つ目に顔に長いハサミ状の触手を持った変な形の生き物。名前の由来は「岩場のもの」。
&ref(Hallucigenia.jpg,,width=280,title=繰り返しますが生物です。)
ハルキゲニアはたくさんの足と背中にあるたくさんのトゲが特徴。名前の由来は「幻覚が生んだもの」。
[[ハルケギニア>ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール]]ではない。

公開先はマイリストにあるホームページから。
&nicovideo(sm9124320)

#region(大会ネタバレ)
冬の狂祭り!最狂キャラ決定戦において12Pで参戦。その圧倒的耐性と大量の仲間を召喚して
画面を制圧する技を駆使しどんどん強敵を打ち破り見事3位に輝いた。とくに即死耐性のおかげで普通に攻撃されていれば負ける試合でも相手が即死技を撃ちまくる間に回復してタイムアップ勝ちなどといった勝ち方が多かった。
&nicovideo(sm13593180)
#endregion


***出場大会
#list_by_tagsearch([大会],[アノマロカリス],sort=hiduke,100)
-[[色々なキャラで色々する大会]](耐久バトルアタッカー)
-[[論外前後クラスキャラランサバババロワ>神前後キャラトーナメント]](8Pカラー、決勝トナメのpart6に登場
-[[冬の狂祭り!最狂キャラ決定戦>>http://www.nicovideo.jp/watch/sm13038071]]

//***更新停止中大会
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//***凍結大会
//#list_by_tagsearch([凍結大会],[アノマロカリス],sort=hiduke,100)
//***削除済み大会
//#list_by_tagsearch([削除済み大会],[アノマロカリス],sort=hiduke,100)
//***非表示大会
//#list_by_tagsearch([非表示大会],[アノマロカリス],sort=hiduke,100)

***出演ストーリー
[[ウドン13]](File.X-5)

***プレイヤー操作
[[ゆっくりバイパーがいく!]](part3)