- 分類:マジカルポケモン
- タイプ:ゴースト
- 身長:0.9m
- 体重:4.4kg
- 特性:ふゆう
(じめんタイプの攻撃技と「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」「フィールド」、
特性「ありじごく」を無効化する)
凶事を 祓う 呪文 唱えるゆえに 家に招く 風習あり。
ただし 機嫌を 損ねる 行いあれば 災い もたらす。
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担当声優 |
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林原めぐみ
- 『ダイヤモンド&パール』(ノゾミの手持ち)
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西村ちなみ
- 『ダイヤモンド&パール』(メリッサの手持ち)
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井上喜久子
- 『ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』(コーダイの手持ち)
- 國立幸
- 『サン&ムーン』
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任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第4世代(『ダイヤモンド・パール』)。
第2世代にて登場したムウマにやみのいしを使用することで進化する。
ウイッチハットをかぶった魔女のような見た目に違わず、呪文を唱えているかのような鳴き声を発して、
脳を刺激して幻覚等の作用を起こす、さながら呪いをかける魔法使いのような能力を持つ。
このため、古くから祟りや呪いを振り撒く存在として恐れられてきたのだが、
稀に恋愛成就など人を助けたり役に立つ用途で用いることもあるらしい。
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』ではゴーストタイプ使いのジムリーダーであるメリッサが切り札で使用する他、
『スカーレット・バイオレット』ではでんき使いのジムリーダーのナンジャモが使用する。
特にナンジャモの場合はでんきのテラスタイプである事に加え、特性はそのまま残る為に弱点のカバーを完璧としており、
かたやぶり持ちのポケモンでじめん技を使うか、なやみのタネ等のように特性を書き換える技といった特殊な手順が要される
(他にも彼女の一番手のカイデンはひこうタイプであるほか、ハッコウジムのトレーナーの使用ポケモンの中には、
ふゆう持ちの
シビシラスも居る為、じめん技が通じない局面も少なくない)。
まあ固いポケモンではないので下手に弱点にこだわらず打撃ごり押しという手もあるが、搦手を得意とするポケモンであることも頭に入れておくべき。
アニメ版ではDP編の第43(野生個体)・93話(メリッサの手持ち)・176話(ノゾミの手持ち)と、
SM編第53~54話(ルザミーネの手持ち)にそれぞれ別の個体が登場する。
唯一の野生個体として出てきたDP43話の個体は、何故か「あやしいひかり(原作の効果は混乱)で人間に理想の夢を見せて化かすいたずらをする」という、
原作の図鑑説明とも技の効果とも異なる行為を行っており、
さらに「シロナ・
レックウザ・グラードン」という
何の繋がりも無いが豪華絢爛なメンバー揃い踏みバトルまで見せてくれた。
原作中の性能
HP:60
攻撃:60
防御:60
特攻:105
特防:105
素早さ:105
合計:495
特攻・素早さに長けた特殊アタッカー向けの種族値だが、
単純な基本型にしてしまうとスペックで勝り技の範囲も似た
ゲンガーの下位互換になってしまうので、
実戦ではゲンガーが覚えない補助技や勝る特防などを活用した差別化を必須としている。
第7世代以降はゲンガーの特性が「のろわれボディ」に変更されたが、それでも技方面の差別化も必須である。
またこいつに限らず「○○の石」で進化するポケモンは進化前は覚えた技を習得できなくなることが多いので、ムウマ時代に技をあらかた決めておく必要あり。
実は『ダイヤモンド・パール』では上記のような設定でありながら、この形態で新しく覚えられる技は、
「マジカルリーフ(必中攻撃)」と「おまじない(敵の攻撃が急所にあたらなくなる)」という一応魔法っぽいが微妙な2つだけで、
さらにムウマ時代に自力で覚えられた技をほとんど再習得不可能になるという、ステータス以外は弱体化ではないかと思える代物であったのだが、
以後の作品でちょぼちょぼ覚えられる技が増加してそれなりに揃ってきた。
ORASから習得できるようになった「マジカルフレイム」は攻撃範囲もさることながら確定で特攻を下げるので使いやすい。
HP及び防御が低いのが難点だが、「おにび」や「いたみわけ」である程度ならカバーが可能。
このように居直りに関してはゲンガーよりは優れていることもあり、
戦闘では「おにび」「でんじは」&「たたりめ」のコンボが主流となっている。
「めいそう」「わるだくみ」で積むのも悪くない。
ゲンガーは「みちづれ」などを使いつつも原則アタッカー一筋で、特攻・素早さに努力値を振るのがセオリーなのに対して、
ムウマージはHPと素早さに努力値を振り、「のろい」「おにび」「いたみわけ」「まもる」などを駆使して、
じわじわと嬲り殺すような型も一定の需要がある。
ただし、補助技頼りのポケモンに共通する弱点として「ちょうはつ」を使う相手は天敵。
また、ゲンガーと異なり「きあいだま」は取得できず、ノーマル相手だと決定打に欠けることも。
加えて、ゲンガーよりはマシとはいえ補助技抜きで居直りできるような耐久値はなく、
「ふいうち」が苦手なのは勿論、「こんじょう」持ちなどのやけど状態が通じない一部の物理アタッカー相手では、
等倍のゴリ押しでも仕留められやすい。
その点、第9世代の「テラスタル」、特にナンジャモがしたようにでんきタイプにテラスタルするのは、
ノーマルへの決定打を得られ、「ふいうち」含めた弱点のダメージをカバー可能なため適正は高い。
ただし特性含めて3タイプ無効化するムウマージ本来の耐性もなくなるため考え無しに使うのは得策ではなく、
使う相手とタイミングは選んだ方が無難。
MUGENにおけるムウマージ
Pokemonboy7051氏の製作したキャラが存在。キャラ名は海外名である「Mismagius」。
現在は海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。
主に「シャドーボール」や「サイケこうせん」などの
飛び道具を得意としている他、
超必殺技ではアニメが元ネタと思われるレックウザに変身する攻撃をしたり、何故か
瞬獄殺を使ったりする。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2025年02月24日 13:12