「女の価値は顔じゃねぇよ…オシャレかどうかだ!!!」
見えざる帝国の幹部格「
星十字騎士団」所属の
滅却師にして、
ユーハバッハの直属精鋭部隊
「神赦親衛隊」の一人に抜擢される程の実力者。
「致命的」という口癖がある他、親指と人差指を立てた両手ポーズを決める癖がある。
人格破綻者の多い星十字騎士団の中では比較的穏健な感性の持ち主な一方で、
普段から飄々とした掴みどころの無い態度を崩さない男で、
衝突しかけた
ユーグラム・ハッシュヴァルトと
バズビーを「喧嘩は良くない」と毒入りボールを投げ込み止めるなど、
仲間の内輪揉めを嫌う常識人的な価値観と、星十字騎士団屈指の実力者である上記2名にすらも警戒・用心させる戦闘力を併せ持つ。
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戦闘能力 |
飄々とした言動とは裏腹に非常に頭が切れる。
後述の能力の特性もあるが、真っ向から戦闘を仕掛けることは可能な限り避けており、
相手から隠れて身を潜めたり、敵と遭遇しても下手に手を出さず交戦を避けつつ、
追ってきたら隙を突いて罠に嵌めたりカウンターで仕留めるような戦い方を用いる。
策と後述の聖文字を主体にして戦う戦闘スタイルだが、直接戦闘力も低くはなく、
とりわけ機動力は グリムジョー・ジャガージャック相手に長時間逃げ続けられたり 四楓院夜一に肉薄する程。
親衛隊の他メンバーはユーハバッハが最初に聖文字を与えた滅却師と聖文字の能力をユーハバッハから与えられていない逸脱した自前の特性を備えた、
いずれも滅却師の常識外の実力者ばかりであるが、特殊な来歴を持たないまま彼らと同列に扱われているアスキンも大概な存在と言える。
聖文字「D」の能力で、生物が物体をどのくらい摂取すれば死亡するかの値「致死量」を自在に操作できる。
「操作したい物質を事前に体内に大量に取り込む必要がある」という発動条件があるが、
これを用いれば100kg摂取しなければ人体に影響を及ぼさないような物質も1mg摂取しただけで死亡する有害な毒物に変えてしまうことが可能であり、
その対象は生物の体内にある物質だけでなく大気中の霊子や霊魂の霊圧などにも効果を及ぼせる。
劇中では、「血液」の致死量を極端に下げることで、対象が失血レベルで血液を身体から抜かなければまもなく死亡する状態にするという、
生物学的に反した現象を起こす芸当を見せている(対象の血液そのものを摂取する必要は無く、劇中では自身の血液を摂取して敵の致死量を操作していた)。
また、この応用で、能力を自身に行使して特定の物質に対する致死量を逆に極端に上げることで、
その物質に対する耐性を身に着ける=「免疫」を獲得することが可能で、これにより敵の攻撃を無効化してしまい、
星十字騎士団メンバーの中でも上位に入る不死性を備えている。
毒を使う敵は『BLEACH』には複数存在するが、
アスキンは有毒物を扱うのではなく、本来無害な物なども有毒にしてしまうという、
一風変わったタイプである。
作者によれば親衛隊のモデルはいずれも各時代の戦争とのことで、アスキンのモデルは恐らく化学兵器と思われる。
操作したい物質を大量に取り込まないといけない=少なくとも一度は攻撃を受け切らなければないため初見殺しに弱いなど、
癖が強い能力でアスキン自身も少し使いにくいとは思っているようだが、搦め手を用いない相手には極端に強く、
実際にこの能力で 黒崎一護を一度行動不能に追い込んでいる。
上記の描写から、ユーグラムの「 世界調和」にも対抗できる可能性が示唆されている
(「致死量」のダメージを跳ね返したところで使い手であるアスキンには耐性を獲得されてまず無害と思われる)。
ただし、滅却師の魂魄にとって「致命的」な虚の因子や霊圧などに対してもこの能力を以てしても免疫や耐性を獲得するのが不可能らしく、
グリムジョーに襲われた際は普段以上に敵の攻撃圏内に入らないように逃げながら戦っていた。
なお、本人の美学からあくまでこの能力を用いて殺すことに拘っており、
致死量を操作して動けなくなった相手に追い打ちを喰らわせるなどの戦術は好んでいない。
(劇中で追撃を掛けたのは、いずれも何らかの対抗策を備えていた相手である)。
- 完聖体「神の毒見」
アスキンの完聖体。
発動すると分子のような羽が展開される。
この形態になると摂取した物質が秒単位で変化する特性を持っていても、
ベースを瞬時に演算して変化に対応することができる。
また、範囲内の自分以外の対象をアスキンが設定・操作可能なあらゆる物への致死量を極端に下げる状態にする、
いわば周囲が猛毒だらけになる結界「猛毒領域」を展開できる。
この技は平時でも強力だが普段は自身も能力で死なないよう無意識に手加減・セーブしているらしく、
使い手の本人が致命傷を負って能力が制御不能と化したなどの場合、使い手のアスキンですら耐えられない程に毒の致死量が上昇する。
切り札は、嵌めている腕輪を敵に向けて投げつける「猛毒の指輪」。
「致死量」を極限にまで一点集中させて威力を高めており、触れた部分を即死させる。
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MUGENにおけるアスキン・ナックルヴァール
Mounir氏による『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが公開中。
元々はプライベート用に作っていたキャラらしい。
スリップダメージ系の技を使用する他、超必殺技は「猛毒の指輪」で攻撃する。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2025年01月04日 02:42